JP2790074B2 - プローブ装置 - Google Patents

プローブ装置

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JP2790074B2
JP2790074B2 JP7076771A JP7677195A JP2790074B2 JP 2790074 B2 JP2790074 B2 JP 2790074B2 JP 7076771 A JP7076771 A JP 7076771A JP 7677195 A JP7677195 A JP 7677195A JP 2790074 B2 JP2790074 B2 JP 2790074B2
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光男 飯塚
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プローブ装置に関し、
特に高密度に検査端子が配置された印刷配線板の電気的
検査に用いられるプローブ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプローブ装置、例えば実開平4−
30480号に開示された従来のプローブ装置におい
て、プローブピン1は図6に示すように、特殊鋼線の表
面に絶縁用の特殊コーティングを施し、被検査物である
プリント配線板との接触をよくするために先端形状を鋭
角に処理したプローブピンを用いている。図6に示す
ローブピン1は、図7に示すようにチェッカー2からガ
イド4及びガイド5を利用し被検査物6の所定の位置に
誘導されており、またチェッカー2とガイド4内にカラ
ー3を配置することによりピン圧の調整を行い、ガイド
4及びガイド5間に置いてピン圧を発生させ、プローブ
ピン1の反発力(しなり)を利用してプローブピン1を
プリント配線板6に確実に接触させるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すプローブ装
置では、プローブピン1を被検査物であるプリント配線
板6の所定の位置に正確に配置するため、プローブピン
1を固定するガイド孔をガイド4に設ける必要がある。
【0004】しかしながら、プリント配線板6上への実
装形態が半導体のベアチップ状態に近い0.12mmピ
ッチのような狭ピッチになるにつれて、ガイド孔及び間
隔が小さくなるため穴あけ加工は、難しくなってくる。
【0005】例えば0.12mmピッチ対応のガイド孔
加工を行うとすれば、ガイド孔間隔を考えると、0.0
8mmのキリ径にて孔あけを行う必要がある。しかし、
ドリルの強度を考えれば、このキリ径をもって通常5m
m程度のガイド4に穴あけ加工を行うことは、かなり困
難となる。従って、プローブピンの製造限界もあるが、
ガイド孔の加工限界により、プローブピン相互間のピッ
チが限定されてしまうという問題があった。
【0006】また、穴加工時の穴位置精度及び仕上がり
具合によりプローブピン1がプリント配線板6に接触す
る精度も決まってしまう。また加圧時にプローブピン
体の反発力(しなり)を利用するため、過度の加圧によ
プローブピンが曲がってしまうという恐れがあった。
【0007】本発明の目的は、ガイドをなくすことによ
プローブピンの配線の自由度を増すとともに、プロー
ブピンの直径を変更することにより各ピッチに対応可能
としたプローブ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るプローブ装置は、プローブユニット
と、圧下部とを有するプローブ装置であって、プローブ
ユニットは、複数本のプローブピンからなり、 複数のプ
ローブユニットは、同一の固定ベースに取り付けられ、
部品ごとに検査端子にピン先端を接触させるようにした
ものであり、 前記プロ−ブピンは、検査端子に接触させ
るピンの先端部を除いて絶縁コート層で被覆したもので
あり、前記複数のプローブユニットは、プロ−ブピン先
端部を同一高さに揃え、かつ相互間を前記絶縁コート層
により絶縁して束ねられたものであり、圧下部は、前記
プローブユニットを圧下して各プローブピンのピン先端
部を検査端子に接触させるものである。
【0009】
【作用】コンタクトプローブは、検査端子に接触させる
ピンの先端部を除いて絶縁コート層で被覆し、その絶縁
コート層で相互間を絶縁して束ねた構造であり、その束
ねられた複数本のプローブピンの先端部を検査端子に接
触させ、特性試験を行う。従って複数本のプローブピン
相互間を隔離するガイドが不要となり、しかも検査端子
が狭くなったとしても、プロ−ブピンの直径或いは絶縁
コート層の膜厚を調整することにより対処することが可
能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図により説明する。
図1(a)は本発明に係るコンタクトプローブを示す正
面図、(b)は図1(a)のI部拡大図、図3は本発明
に係るプローブ装置を示す構成図である。
【0011】図において本発明に係るプローブ装置は基
本的構成として、プローブユニット7と、圧下部8とを
有するものである。プローブユニットは、複数本のプロ
ーブピン7a,7a,…からなるものであり,プローブ
ピン7aは、検査端子に接触させるピン先端部7bを除
いて絶縁コート層7cで被覆したものであり、複数の
ローブピン7aは、ピン先端部7bを同一高さに揃え、
かつ相互間を絶縁コート層7cで絶縁して束ねられたも
のである。
【0012】また圧下部は、プローブユニット7を圧下
して各プローブピン7aのピン先端部7bを検査端子に
接触させるようになっている。
【0013】次に具体例を用いて説明する。図1
(a),(b)に示すようにプローブユニット7を構成
するプローブピン7aは、検査対象のプリント配線板の
検査端子に接触するピン先端部7bとピン後端部7dに
配線されたリード線7eとからなっている。プローブピ
ン7aは、プリント配線板と接触するピン先端部7b
除き絶縁膜コート層7cで被覆され、隣接するプローブ
ピン7aの接触を防止するため、ピン先端部7bの形状
は針状となっている。またプローブピン7aの材質とし
ては、Be−Cu材またはFe系の特殊鋼材を使用す
る。また絶縁コート層7cとしては、レジンコート材を
用いており、その膜厚は10μm程度になっている。
【0014】次にプローブユニット7を図2を用いて説
明する。図1で説明したようにプローブピン7aのピン
先端部7bを除いて絶縁コート層7cで被覆しているた
め、プローブピン7a間のクリアランスを考えずにプロ
ーブピン7aの絶縁コート層7c同士を接触させて配列
が可能となる。そこで本発明では、複数のプローブピン
7aのピン先端部7bを同一高さに揃え、かつ相互間を
絶縁コート層7cにより絶縁して束ね、それによりプロ
ーブユニット7を構成している。またプローブピン7a
間を封止樹脂により接合することにより、プローブピン
7aの配列ズレを防止する。本発明においてプローブピ
7aを束ねるにあたっては、図2(a)に示すように
直線状に配列したり(正方配置)、或いは図2(b)に
示すように千鳥状に配列してもよく、その配列形状は図
示のものに限られるものではない。またプローブピン
aのピン先端部7bのピッチPは、絶縁コート層7cの
膜厚或いはプローブピン7aの直径により調整する。た
とえば、パッドピッチが0.12mmの場合は、正方配
置でピン配列を行うときに絶縁コート処理後のプロ ーブ
ピンの径を0.12mmとすればよい。また、検査対象
のパッドが長方形の場合、パッドの長さによっては千鳥
配列を行うことにより、パッドピッチとプローブピン
径を同じにする必要はない。たとえば、2列の千鳥配列
を行う場合、パッドピッチが0.12mmであれば、絶
縁コート処理後のプローブピンの径を0.24mmとす
ればよい。
【0015】またプローブピン7aを束ねるにあたって
は、プローブピン7a間をあらかじめ接着剤にて仮止め
した後、ピン先端部7bとリード線7eとの部分とをマ
スキングし、封止樹脂9によりピン先端部7bとリード
線7eとの部分との部分を除いた部分を封止する。この
ようにすることにより、プローブピン7aを千鳥形状に
3段以上に配置した場合でも、仮止めの接着剤により封
止後のプローブピン相互間にズレが生じることを防止で
きる。
【0016】次に本発明に係るプローブユニット7を用
いたプローブ装置を図3を用いて説明する。本発明に係
るプローブ装置は、プローブユニット7と、圧下部8と
からなっている。圧下部8は、プローブ固定ベース1
0、板バネ11及び治具固定ベース12から構成され
る。前記プローブユニット7は、プローブ固定ベース1
0の下面に取り付けられる。またプローブ固定ベース1
0と治具ベース12間に板バネ11を設け、プロ−ブピ
7aと被検査物であるプリント配線板6との接触圧を
軽減し、プリント配線板6へのプローブピン7aによる
打痕の発生を低減する。例えば打痕を防止するため、
ロ−ブピン7aのコンタクト圧を約10g以下、プロ−
ブユニット7全体としては300ピン/cm2,2.5
kg/cm2前後の加圧となるように板バネ11の圧力
を調節する。
【0017】図4(a),(b)に本発明のプローブ装
置に使用するプローブユニット7を示す。本発明に係る
プローブユニット7は、検査対象の部品に対応したピン
先端部のピッチをもつユニットとして構成し、これらを
部品ごとにユニット化して予め作成しておき、部品に対
応したプローブユニット7を選択して用いるようになっ
ている。また図5に示すようプローブ固定ベース13は
図4に示すプローブユニット7を複数組交換可能に取付
けられるようになっている。検査時にプローブ固定ベー
ス13上に予め作成したプローブユニット7を配置し組
み上げることにより治具を作成する。これにより、短時
間にて治具の作成が行え、かつ作成した治具を解体する
ことにより、プロ−ブユニット7を再利用できる。ま
た、簡単に治具を解体して保管できるため、治具の保管
スペースを最小限に抑えることができる。また、使用時
には図3に示した場合と同様に治具固定ベース12にプ
ローブ固定ベース13を取り付けることにより使用す
る。
【0018】
【発明の効果】以上の説明したように本発明は、プロー
ブピンの絶縁コート層により相互間を絶縁し束ねてプロ
ーブユニットを構成することにより、従来プローブピン
間に必要であったクリアランスを皆無にすることがで
き、プローブピンの配置に対する自由度を向上すること
ができる。またプローブピンを使用しプローブ装置を作
成することにより、現状では対応できない狭ピッチパッ
ト対応のプローブ装置を提供できる。
【0019】また検査端子が狭くなったとしても、プロ
ーブピンの直径或いは絶縁コート層の膜厚を調整するこ
とにより対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に使用するプローブピンを示す
正面図、(b)は図1(a)のI部拡大図である。
【図2】(a),(b)は本発明に係るプローブピン
配置形状を示す図である。
【図3】本発明に係るプローブ装置を示す構成図であ
る。
【図4】(a),(b)は本発明に係るプローブユニッ
トを示す図である。
【図5】(a),(b)は、本発明に係る圧下部のプロ
ーブ固定ベースを示す図である。
【図6】従来例のプローブピンを示す図である。
【図7】従来例のプローブピンの配置を示す図である。
【符号の説明】
プローブピン 2 チェッカー 3 カラー 4 ガイド 5 ガイド 6 プリント配線板 7 プロ−ビユニット 7a プローブピン 7c 絶縁コート層 9 封止樹脂

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プローブユニットと、圧下部とを有する
    プローブ装置であって、プローブユニットは、複数本のプローブピンからなり、 複数のプローブユニットは、同一の固定ベースに取り付
    けられ、部品ごとに検査端子にピン先端を接触させるよ
    うにしたものであり、 前記プロ−ブピンは、 検査端子に接触させるピンの先端
    部を除いて絶縁コート層で被覆したものであり、前記複
    数のプローブユニットは、プロ−ブピン先端部を同一高
    さに揃え、かつ相互間を前記絶縁コート層により絶縁し
    て束ねられたものであり、 圧下部は、前記プローブユニットを圧下して各プローブ
    ピンのピン先端部を検査端子に接触させるものであるこ
    とを特徴とするプローブ装置。
JP7076771A 1995-03-31 1995-03-31 プローブ装置 Expired - Lifetime JP2790074B2 (ja)

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US9535093B2 (en) 2013-07-23 2017-01-03 Mpi Corporation High frequency probe card for probing photoelectric device

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