JP2789557B2 - 誘電体バリア放電を使った光源装置 - Google Patents

誘電体バリア放電を使った光源装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は誘電体バリア放電
を使った光源装置に関する。特に、インクや塗料の硬
化、半導体ウエハなどの表面洗浄、殺菌等に使われる真
空紫外線の光源に関する。
【0002】
【従来の技術】誘電体バリア放電については、例えば、
公開平1−144560号等に説明されるが、放電容器
にエキシマ分子を形成する放電用ガスを充填し、誘電体
バリア放電によってエキシマ分子を作り、このエキシマ
分子から紫外光を放射するものである。ここで、誘電体
バリア放電とは別名オゾナイザ放電あるいは無声放電と
いい、電気学会発行改定新版「放電ハンドブック」(平
成1年6月再版7刷発行第263ページ参照)にも説明
される。
【0003】誘電体バリア放電を利用した光源は、従来
の低圧水銀ランプや高圧水銀ランプにない以下のような
利点を有する。 (1).波長200nm以下の光、すなわち、真空紫外光が
高効率で得られる。例えば、放電用ガスとしてキセノン
を封入すれば、波長172nmにおいて半値幅12nm
程度の真空紫外光を得ることができる。 (2).放射光は、連続光ではなく単一波長が得られる。例
えば、前述のごとく、放電用ガスとしてキセノンを封入
すれば、波長100〜800nmの間ではほぼ波長17
2nmのみを発光させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】誘電体バリア放電を利
用した光源は、このような利点がある反面、その放射光
を人間が視覚で認識できないため、光源からの放射状態
を容易に識別できないという問題がある。そしてまた、
誘電体バリア放電は数10kHzの高周波、数kVの高
電圧で動作するもので、作業者が誤って触れてしまうな
ど安全性に問題があった。
【0005】このような問題に対して、電気的な検出手
段を設けることも考えられるが、誘電体バリア放電は、
前述の如く、高周波高電圧で動作するため、放電ランプ
の高電圧側に検知器を設けることは困難であり、低圧側
(アース側)に検知器を設けるのでは、放電ランプ自身
がアースされず、危険であるという問題があった。
【0006】さらに、このような電気的な検出手段、例
えば、ランプ電流の電気的な特性を検知する方法では、
いずれかの放電ランプにおいて、誘電体バリア放電の動
作不良が生じた場合に、当該放電ランプと電源を接続し
ている電線間などの絶縁破壊を招き、誘電体バリア放電
は正常に行われていないにもかかわらず、電流は流れて
しまうことになる。つまり、誘電体バリア放電が正常に
起こり、当該放電ランプが正常に点灯しているのと疑似
的に同様な状態を検出器は判断してしまうわけである。
そして、このような状態が続くと、かかる放電ランプだ
けが破損するに止まらず、光源装置全体の焼損を招くな
どのに到りかねない。
【0007】また、誘電体バリア放電を使った放電ラン
プを複数使う場合は、各々の放電ランプに均等に高周波
高電圧を供給する必要があり、その各々の放電ランプに
電気的特性を検知する手段を設けることはさらに困難な
ことである。
【0008】本発明は、以上のような事情に基づくもの
であり、複数の放電ランプのうち1本でも点灯状態が不
良になると、その状態を容易に、確実に識別することが
できる誘電体バリア放電を使った光源装置を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、誘電体バリア放電によって、主に200nm以下の
紫外光を放射する複数の放電ランプと、この複数の放電
ランプの各々に対して設けられた放射光検出器と、この
放射光検出器による検出値から各々の放電ランプの点灯
状態を判断する手段と、少なくとも1本の放電ランプに
おいて点灯状態が不良と判断されたときに、装置全体と
して点灯状態の不良を表示する手段とを有することを特
徴とする。
【0011】本発明の請求項2の発明は、少なくとも1
本の放電ランプにおいて点灯状態が不良と判断されたと
きに、装置全体として点灯状態の不良を表示する代わり
に、または当該表示とともに、全ての放電ランプへの電
力供給を自動的に遮断する手段を有することを特徴とす
る。
【0012】本発明の請求項3の発明は、前記放射光検
出器は、シリコンフォトダイオードであることを特徴と
する。
【0013】本発明の請求項4の発明は、前記誘電体バ
リア放電を使った光源装置は、全体が略箱型の形状であ
って、その内部に複数の放電ランプを有するとともに、
各々の放電ランプはその外壁の一部が、当該光源装置の
壁部を構成する冷却ブロックの窪み部に近接して配置さ
れ、この窪み部には、放電ランプからの放射光を導く光
導入路が光源装置の外面まで連通されるとともに、冷却
ブロックの外部に放射光検出器を配置したことを特徴と
する。
【0014】本発明の請求項5の発明は、前記放電ラン
プは、外側管と内側管が同軸に配置された全体が概略円
筒状の二重管構造であって、外側管と内側管の間に放電
ガスが充填された放電空間が形成され、内側管の内壁と
外側管の外壁にそれぞれ電極が配置され、この電極に電
力を供給すると内側管、および外側管を誘電体として、
前記放電空間内において生じる放電によってエキシマ分
子を作り、外側管の外表面から紫外線を放射することを
特徴とする。
【0015】
【実施例】図1は、この発明にかかる誘電体バリア放電
を使った光源装置を示し、図2はかかる光源装置内に配
置された放電ランプを示す。
【0016】放電ランプ1a、1b、1c、1d(以
下、放電ランプを全体をして表すときは単に「放電ラン
プ1」と称する)は、合成石英ガラスよりなり、内側管
2と外側管3が同軸に配置された二重管型の構造をな
す。かかる放電ランプ1は、例えば、全長300mmで
あって、内側管2は、例えば、外径が16mm、肉厚1
mmであり、外側管3は、例えば、内径が約24.5m
m、肉厚1mmである。内側管2と外側管3は、その両
端が閉じられ、その間に中空円筒状の放電空間8が形成
される。この放電空間8には、放電用ガスとして、25
0torrのキセノンガスが封入され、この空間内にお
いて誘電体バリア放電が発生する。以下、この発明にお
ける放電ランプとは、誘電体バリア放電を使った放電ラ
ンプを示す。
【0017】外側管3は、誘電体バリア放電を起こすた
めの誘電体としての機能と、かかる誘電体バリア放電に
よって生じた放射光の光取り出し窓としての機能を併せ
て持っている。そして、外側管3の外壁には放射光が通
過できる導電性網からなる外部電極4が設けられる。外
部電極は、例えば、長さ250mmのものである。内側
管2も、外側管3と同様に誘電体バリア放電のための誘
電体としての機能を持ち、その内壁には放射光の反射板
としての機能も併せて持つ内側電極5が設けられてい
る。内側電極5の外径Rは、例えば、7mmである。外
側電極4と内側電極5は電源9に接続されて、所定の電
力が供給されることで放電空間8に誘電体バリア放電を
起こす。そして、放電空間8において誘電体バリア放電
が生じると、その内部に充填されるキセノンガスが励起
されエキシマ分子を生成し、かかるエキシマ分子から紫
外光を放射する。また放電空間8の一端には、ゲッタ6
を収納するゲッタ室7が設けられる。ゲッタ6は放電空
間8における不純ガス(例えばH2 O等)を除去し、放
電を安定にする機能を持つ。
【0018】図1にもどり、光源装置は、光取り出し窓
部31、冷却ブロック34、側板35a、35b、およ
び光取り出し窓部31の両端部側にある不図示の側板に
よって気密に構成され、全体が略箱型の形状をなし、そ
の内部に放電ランプ1を有する。光取り出し窓部31
は、放電ランプ1からの放射光を透過するもので、例え
ば合成石英ガラスからなる。また、有効な光取り出し領
域は、例えば、240mm×240mmである。放電ラ
ンプ1は、光取り出し窓部31と対面して、かつ各放電
ランプ1が平行に位置するように、不図示の手段によっ
て支持される。また、放電ランプ1は、例えば、放電ラ
ンプ1a,1bは電源9aに並列に接続され、放電ラン
プ1c,1dは電源9bに並列に接続される。これは、
個々に電源を接続すると装置が大型で高価になる一方、
全体で1つの電源とすると各ランプに供給する電力の制
御が困難だからである。しかしながら、このような放電
ランプの接続は、本発明を制限するものではなく、個々
に電源を接続する方法や、1つの電源に接続する方法
や、さらにはその他の接続方法であってもよいことは言
うまでもない。
【0019】冷却ブロック34の内側には、窪み部38
(38a,38b,38c,38d)が形成され、各窪
み部に放電ランプ1a,1b,1c,1dの外壁が近接
して配置される。冷却ブロック34は、熱伝達の点から
アルミニウムなどが適用される。冷却ブロック34に
は、各窪み部38と繋がった光導入路37(37a,3
7b,37c,37d)設けられ、光源装置の外部と連
通している。光導入孔37は、例えば、直径4mm、長
さ20mmの貫通孔である。また、冷却ブロック34に
は冷却水を流す孔30が設けられる。
【0020】光導入路37の末路には外部連通口39
(39a,39b,39c,39d)が設けられる。各
外部連通口39は放射光検出器14(14a,14b,
14c,14d)が取り付けやすいように窪み形状にな
っている。放射光検出器14としては、例えば、シリコ
ンフォトダイオード14が適用され、硼硅酸ガラスを窓
部として、放電ランプ1からの放射光が光導入路37を
介して入射される。
【0021】ここで、シリコンフォトダイオード14の
窓部と、放電ランプ1の内側電極5の最短距離Lは、例
えば、39.5mmである。そして、シリコンフォトダ
イオード14の光軸は、放電ランプ1の中心軸に、それ
ぞれ直交している。
【0022】シリコンフォトダイオード14には、放電
ランプ1の点灯状態を判断する手段10(10a,10
b,10c,10d)が接続される。この放電ランプ1
の点灯状態を判断する手段10は、例えば、シリコンフ
ォトダイオード14の出力と予め設定した値を比較する
比較器より構成される。
【0023】そして、点灯状態を判断する手段10は表
示手段40に接続される。この表示手段40は、例え
ば、発光ダイオードからなる表示部材と、いずれか一つ
の比較器10が、「放電ランプの点灯状態を不良」と判
断したときに発光ダイオードの点灯をさせる演算手段な
どで構成される。
【0024】以上が本発明にかかる誘電体バリア放電を
使った光源装置の構成であるが、次に、かかる光源装置
の動作について説明する。放電ランプ1の点灯を開始す
る前に、ガス導入口32から窒素ガスを導入し、装置内
部36に存在した空気を不活性ガス排出口33から排出
する。光導入孔37は、窪み部38と放電ランプ1との
隙間を介して空間36と接続されているので、時間が経
てば、光導入孔37に存在する空気も窒素ガスで置換さ
れる。
【0025】次に、電源9(9a,9b)から各放電ラ
ンプ1に電圧を印加する。ここで、一例をあげると、電
源9から各放電ランプ1へ供給する電圧は、9.4KV
であり、各放電ランプの管壁負荷は0.25W/cm2
である。そして、このような電力供給によって、波長1
72nmに最大値を有する波長160nmから波長18
0nmの波長範囲の真空紫外光が高効率で放出された。
ここで、管壁負荷とは、各放電ランプへの入力電力値を
外側管3が電極4と対接している部分の面積で除した値
をいう。
【0026】各放電ランプ1は平行に設置されるので、
光源装置全体としては、実質的に平板状の発光が得られ
る。また、各放電ランプより放出された真空紫外光は窒
素ガスが充満した空間36では吸収されることがないの
で、損失の少ない高効率の発光となる。
【0027】次に、放電ランプ1a,1b,1c,1d
のうちの一本でも不点灯になると、シリコンフォトダイ
オード14a,14b,14c,14dのうちの一つの
シリコンフォトダイオードの出力値が予め設定した値よ
りも小さくなり、この状態が表示部材40に伝達され表
示部材40が発光する。なお、放電ランプの不点灯でな
くても、比較器10に予め設定した値より小さい場合で
あれば、「点灯状態が不良」として表示手段40を発光
させる。
【0028】なお、放電ランプ1a,1b,1c,1d
のうちの一本でも不点灯になったとき、表示部材40を
点灯させる方法以外に、放電ランプ1a,1b,1c,
1dのすべてが点灯しているときに表示部材40を点灯
させる方法でも良い。
【0029】図3に本発明の他の実施例を示す。図に示
す光源装置は、乾式洗浄用の誘電体バリア放電を使った
光源装置であり、例えば、試料として液晶用ガラスの洗
浄を行うものである。
【0030】図3に示す光源装置は、図1に示す光源装
置に比較して、表示部材40の代わりに自動遮断部材5
0が設けられている。この自動遮断部材50は比較器1
0および電源9に接続されて、電源9に信号を送信する
ことにより、電源9から放電ランプ1への印加電圧を自
動的に遮断する機能を有する。その他、本実施例は、光
取り出し窓部31の代わりに試料搬送部材42を設けた
点において図1に示すものと異なり、図1と同じ符号を
有する構成要素は、図1と同様の構成要素を意味する。
【0031】この乾式洗浄用の誘電体バリア放電を使っ
た光源装置においては、ガス導入口32から空気が導入
される。第1の実施例と同様な動作条件で動作させるこ
とにより、放電ランプ1から、波長172nmに最大値
を有する波長160nmから波長180nmの波長範囲
の真空紫外光が高効率で放出された。この真空紫外光に
よって、空間36に存在する空気中の酸素からオゾンが
生成され、このオゾンによってガラス41の表面の有機
物を分解・除去することができた。
【0032】この光源装置においては、シリコンフォト
ダイオード14は、空気中で動作することになる。
【0033】そして、放電ランプ1のなかの一本でも不
点灯になると、シリコンフォトダイオード14のなかの
一つのシリコンフォトダイオードの出力値が、比較器1
0において予め設定した値よりも小さくなる。
【0034】放電ランプ1の不点灯を判断する比較器1
0は、不点灯信号を自動遮断部材50へ送信する。信号
を受信した自動遮断部材50は、電源9に停止信号を送
信することで電源9から放電ランプ1への印加電圧は自
動的に遮断される。
【0035】したがって、視覚による点灯識別が困難で
あった放電ランプの点灯中に、作業者が誤って触れてし
まうこともなくなり、作業者に対して安全な誘電体バリ
ア放電を使った光源装置が得られた。なお、第1の実施
例と同様の表示部材も設けてることも可能である。
【0036】
【発明の効果】この発明の誘電体バリア放電を使った光
源装置では、複数の放電ランプの内、1本でも点灯状態
が不良になると、当該状態を容易に、確実に認識するこ
とができ装置全体としてかかる状態を表示することが可
能となる。従って、視覚による点灯識別が困難であった
誘電体バリア放電を使った光源装置の動作中に、作業者
が誤って触れてしまうこともなくなり、安全な光源装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の誘電体バリア放電を使った光源装置を
示す。
【図2】本発明に使用する誘電体バリア放電を使った放
電ランプを示す。
【図3】本発明の誘電体バリア放電を使った光源装置を
示す。
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d 放電ランプ 8 放電空間 9,9a,9b 電源 10a,10b,10c,10d 比較部材 14a,14b,14c,14d フォトダイオード 30a,30b 孔 31 光取り出し窓部 34 冷却ブロック 37a,37b,37c,37d 光導入孔 38a,38b,38c,38d 窪み部 39a,39b,39c,39d 外部連通口 40 表示部材 50 自動遮断部材
フロントページの続き (72)発明者 竹本 史敏 兵庫県姫路市別所町佐土1194番地 ウシ オ電機株式会社内 審査官 小川 浩史 (56)参考文献 特開 平8−96769(JP,A) 特開 平7−220688(JP,A) 特開 平8−124536(JP,A) 特開 平3−201358(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01J 65/00 G21K 5/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘電体バリア放電によって主に200nm
    以下の紫外光を放射する複数の放電ランプと、 この複数の放電ランプの各々に対して設けられた放射光
    検出器と、 この放射光検出器によって各々の放電ランプの点灯状態
    を判断する手段と、 少なくとも1本の放電ランプにおいて点灯状態が不良と
    判断されたときに、装置全体として点灯状態の不良を表
    示する手段と、 を有することを特徴とする誘電体バリア放電を使った光
    源装置。
  2. 【請求項2】少なくとも1本の放電ランプにおいて点灯
    状態が不良と判断されたときに、装置全体として点灯状
    態の不良を表示する代わりに、または当該表示ととも
    に、全ての放電ランプへの電力供給を自動的に遮断する
    手段を有することを特徴とする請求項1に記載の誘電体
    バリア放電を使った光源装置。
  3. 【請求項3】前記放射光検出器は、シリコンフォトダイ
    オードであることを特徴とする請求項1に記載の誘電体
    バリア放電を使った光源装置。
  4. 【請求項4】前記誘電体バリア放電を使った光源装置
    は、全体が略箱型の形状であって、その内部に複数の放
    電ランプを有するとともに、 各々の放電ランプはその外壁の一部が、当該光源装置の
    壁部を構成する冷却ブロックの窪み部に近接して配置さ
    れ、 この窪み部には、放電ランプからの放射光を導く光導入
    路が光源装置の外面まで連通されるとともに、冷却ブロ
    ックの外部に放射光検出器を配置したことを特徴とする
    請求項1に記載の誘電体バリア放電を使った光源装置。
  5. 【請求項5】前記放電ランプは、外側管と内側管が同軸
    に配置された全体が概略円筒状の二重管構造であって、 外側管と内側管の間に放電ガスが充填された放電空間が
    形成され、 内側管の内壁と外側管の外壁にそれぞれ電極が配置さ
    れ、 この電極に電力を供給すると内側管、および外側管を誘
    電体として、前記放電空間内において生じる放電によっ
    てエキシマ分子を作り、 外側管の外表面から紫外線を放射することを特徴とする
    請求項1に記載の誘電体バリア放電を使った光源装置。
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