JP2788848B2 - Ｉｓｄｎターミナルアダプタ - Google Patents
ＩｓｄｎターミナルアダプタInfo
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- JP2788848B2 JP2788848B2 JP5329694A JP32969493A JP2788848B2 JP 2788848 B2 JP2788848 B2 JP 2788848B2 JP 5329694 A JP5329694 A JP 5329694A JP 32969493 A JP32969493 A JP 32969493A JP 2788848 B2 JP2788848 B2 JP 2788848B2
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/04—Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
- H04Q11/0428—Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
- H04Q11/0435—Details
- H04Q11/0471—Terminal access circuits
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＩＳＤＮターミナルアダ
プタに関し、特にパケット交換モードによるデータ通信
及び回線交換モードによるデータ通信のどちらも選択可
能なＩＳＤＮ網（サービス総合ディジタル網）に接続さ
れるＩＳＤＮターミナルアダプタに関する。
プタに関し、特にパケット交換モードによるデータ通信
及び回線交換モードによるデータ通信のどちらも選択可
能なＩＳＤＮ網（サービス総合ディジタル網）に接続さ
れるＩＳＤＮターミナルアダプタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のＩＳＤＮターミナルアダ
プタにおいては、種々の条件に応じてパケット交換モー
ドと回線交換モードとを自動的に切替えて発信するか、
あるいは通信開始前に操作者がどちらのモードを使用す
るかを判断して発信している。
プタにおいては、種々の条件に応じてパケット交換モー
ドと回線交換モードとを自動的に切替えて発信するか、
あるいは通信開始前に操作者がどちらのモードを使用す
るかを判断して発信している。
【０００３】パケット交換モードと回線交換モードとを
自動的に切替える方法については、送信するデータ量に
応じてパケット交換モードと回線交換モードとの自動切
替えを行う方法が特開平３−１７５８５５号公報に開示
されている。
自動的に切替える方法については、送信するデータ量に
応じてパケット交換モードと回線交換モードとの自動切
替えを行う方法が特開平３−１７５８５５号公報に開示
されている。
【０００４】また、相手先が有する機能に応じてパケッ
ト交換モードと回線交換モードとの自動切替えを行う方
法が特開平３−１５９４４４号公報に開示され、送信す
るデータ量と送信距離と通信種別とに応じてパケット交
換モードと回線交換モードとの自動切替えを行う方法が
特開平３−１０１４５２号公報に開示されている。
ト交換モードと回線交換モードとの自動切替えを行う方
法が特開平３−１５９４４４号公報に開示され、送信す
るデータ量と送信距離と通信種別とに応じてパケット交
換モードと回線交換モードとの自動切替えを行う方法が
特開平３−１０１４５２号公報に開示されている。
【０００５】さらに、データ量等を基に通信料金を算出
し、その通信料金に応じてパケット交換モードと回線交
換モードとの自動切替えを行う方法が特開平３−０４５
０５３号公報に開示され、入力されたダイヤル情報が予
め登録されたダイヤル情報かどうかによってパケット交
換モードと回線交換モードとの自動切替えを行う方法が
特開平３−０４０６３３号公報に開示されている。
し、その通信料金に応じてパケット交換モードと回線交
換モードとの自動切替えを行う方法が特開平３−０４５
０５３号公報に開示され、入力されたダイヤル情報が予
め登録されたダイヤル情報かどうかによってパケット交
換モードと回線交換モードとの自動切替えを行う方法が
特開平３−０４０６３３号公報に開示されている。
【０００６】一方、操作者がモードを判断して発信する
方法では、一度決定されたモードは操作者が操作しない
限り回線の切断が行われるまで固定となっている。その
ため、パケット交換モードで発信したときにパケット交
換機の障害等によって接続できなかった場合、操作者が
手動で回線交換モードに切替えて再発信している。
方法では、一度決定されたモードは操作者が操作しない
限り回線の切断が行われるまで固定となっている。その
ため、パケット交換モードで発信したときにパケット交
換機の障害等によって接続できなかった場合、操作者が
手動で回線交換モードに切替えて再発信している。
【０００７】また、パケット交換モードでの通信中にＩ
ＳＤＮ網の状態によってデータの伝達遅延時間が大きく
なることがあるが、このときも操作者が手動で回線交換
モードに切替えなければならない。
ＳＤＮ網の状態によってデータの伝達遅延時間が大きく
なることがあるが、このときも操作者が手動で回線交換
モードに切替えなければならない。
【０００８】さらに、操作者がパケット交換モードの通
信で変動するデータ転送速度を知るためには、遅延時間
測定用のデータパケットを使用してデータ遅延時間を測
定しなければならない。
信で変動するデータ転送速度を知るためには、遅延時間
測定用のデータパケットを使用してデータ遅延時間を測
定しなければならない。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のＩＳＤ
Ｎターミナルアダプタでは、データ量等の送信時の条件
に応じてパケット交換モードと回線交換モードとを自動
的に切替えるか、あるいはパケット交換モードと回線交
換モードとを手動で切替えているので、パケット網に障
害が発生したときやデータの伝達遅延時間が大きくなっ
たときに、パケット交換モードを回線交換モードに自動
的に切替えることができない。
Ｎターミナルアダプタでは、データ量等の送信時の条件
に応じてパケット交換モードと回線交換モードとを自動
的に切替えるか、あるいはパケット交換モードと回線交
換モードとを手動で切替えているので、パケット網に障
害が発生したときやデータの伝達遅延時間が大きくなっ
たときに、パケット交換モードを回線交換モードに自動
的に切替えることができない。
【００１０】また、パケット交換モードでの通信中にＩ
ＳＤＮ網の状態によってデータ遅延時間が変動しても、
データ転送速度を遅延時間測定用のデータパケットを使
用することなく操作者が具体的に知る手段はない。
ＳＤＮ網の状態によってデータ遅延時間が変動しても、
データ転送速度を遅延時間測定用のデータパケットを使
用することなく操作者が具体的に知る手段はない。
【００１１】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、パケット網に障害が発生したときやデータの伝達
遅延時間が大きくなったときでもパケット交換モードを
回線交換モードに自動的に切替えることができ、操作者
による切替えミスを防止して切替時間を短縮することが
できるＩＳＤＮターミナルアダプタを提供することにあ
る。
消し、パケット網に障害が発生したときやデータの伝達
遅延時間が大きくなったときでもパケット交換モードを
回線交換モードに自動的に切替えることができ、操作者
による切替えミスを防止して切替時間を短縮することが
できるＩＳＤＮターミナルアダプタを提供することにあ
る。
【００１２】また、本発明の他の目的は、遅延時間測定
用のデータパケットを使用することなくデータ転送速度
を具体的に知ることができるＩＳＤＮターミナルアダプ
タを提供することにある。
用のデータパケットを使用することなくデータ転送速度
を具体的に知ることができるＩＳＤＮターミナルアダプ
タを提供することにある。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明によるＩＳＤＮタ
ーミナルアダプタは、サービス総合ディジタル網のパケ
ット交換モードによるデータ通信及び回線交換モードに
よるデータ通信を切替える切替機能を有するＩＳＤＮタ
ーミナルアダプタであって、パケット交換手順における
無応答時間及びデータ遅延時間を測定する時間測定手段
と、前記時間測定手段の測定結果に応じて前記切替機能
で前記パケット交換モードによるデータ通信を前記回線
交換モードによるデータ通信に切替えるよう制御する制
御手段とを備えている。
ーミナルアダプタは、サービス総合ディジタル網のパケ
ット交換モードによるデータ通信及び回線交換モードに
よるデータ通信を切替える切替機能を有するＩＳＤＮタ
ーミナルアダプタであって、パケット交換手順における
無応答時間及びデータ遅延時間を測定する時間測定手段
と、前記時間測定手段の測定結果に応じて前記切替機能
で前記パケット交換モードによるデータ通信を前記回線
交換モードによるデータ通信に切替えるよう制御する制
御手段とを備えている。
【００１４】本発明による他のＩＳＤＮターミナルアダ
プタは、上記の構成のほかに、前記時間測定手段で測定
された前記データ遅延時間を基に前記データ転送速度を
算出する算出手段と、前記算出手段の算出結果を表示す
る表示手段とを具備している。
プタは、上記の構成のほかに、前記時間測定手段で測定
された前記データ遅延時間を基に前記データ転送速度を
算出する算出手段と、前記算出手段の算出結果を表示す
る表示手段とを具備している。
【００１５】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【００１６】図１は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、ＩＳＤＮターミナルアダプ
タ１の端末用インタフェース部（ＤＴＥ Ｉ／Ｆ）１１
は端末装置（ＤＴＥ）２に直接接続され、端末装置２と
の間でデータの送受信を行う。
ック図である。図において、ＩＳＤＮターミナルアダプ
タ１の端末用インタフェース部（ＤＴＥ Ｉ／Ｆ）１１
は端末装置（ＤＴＥ）２に直接接続され、端末装置２と
の間でデータの送受信を行う。
【００１７】プロトコル処理切替部１２は回線交換用の
プロトコル処理部（図示せず）とパケット交換用のプロ
トコル処理部（図示せず）とを有し、これらプロトコル
処理部のどちらか一方を選択してデータの転送を行う。
プロトコル処理部（図示せず）とパケット交換用のプロ
トコル処理部（図示せず）とを有し、これらプロトコル
処理部のどちらか一方を選択してデータの転送を行う。
【００１８】パケット組立分解部（ＰＡＤ；Ｐａｃｋｅ
ｔ Ａｓｓｅｍｂｌｙ Ｄｉｓａｓｓｅｍｂｌｙ）１３
はパケットの組立及び分解を行う。タイマ１４はパケッ
ト交換手順における無応答時間とパケットデータの遅延
時間とを夫々測定する。
ｔ Ａｓｓｅｍｂｌｙ Ｄｉｓａｓｓｅｍｂｌｙ）１３
はパケットの組立及び分解を行う。タイマ１４はパケッ
ト交換手順における無応答時間とパケットデータの遅延
時間とを夫々測定する。
【００１９】ここで、タイマ１４はレイヤ２及びレイヤ
３の手順の応答時間、レイヤ３のデータパケットのエン
ドツウエンド（ｅｎｄ−ｔｏ−ｅｎｄ）送達確認を利用
して無応答時間及び遅延時間を測定している。
３の手順の応答時間、レイヤ３のデータパケットのエン
ドツウエンド（ｅｎｄ−ｔｏ−ｅｎｄ）送達確認を利用
して無応答時間及び遅延時間を測定している。
【００２０】Ｄチャネル（Ｄｃｈ）プロトコル処理部１
５はＩＳＤＮ網３のリンク接続時に使用され、速度整合
部１６は回線交換モード時に使用され、ＬＡＰＢ（Ｌｉ
ｎｋＡｃｃｅｓｓ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ Ｂａｌａｎｃｅ
ｄ）プロトコル部１７はパケット交換モード時に使用さ
れる。
５はＩＳＤＮ網３のリンク接続時に使用され、速度整合
部１６は回線交換モード時に使用され、ＬＡＰＢ（Ｌｉ
ｎｋＡｃｃｅｓｓ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ Ｂａｌａｎｃｅ
ｄ）プロトコル部１７はパケット交換モード時に使用さ
れる。
【００２１】Ｓ／Ｔバスインタフェース（Ｉ／Ｆ）部１
８はＩＳＤＮ網３に直接接続され、ＩＳＤＮ網３との間
でデータの送受信を行う。
８はＩＳＤＮ網３に直接接続され、ＩＳＤＮ網３との間
でデータの送受信を行う。
【００２２】速度計算部１９はタイマ１４からのパケッ
トデータの遅延時間を基にデータ転送速度を計算し、そ
の計算結果を表示装置２０に表示する。手動切替部２１
は操作者からの指示信号に応答して回線交換モードとパ
ケット交換モードとの切替を行う。
トデータの遅延時間を基にデータ転送速度を計算し、そ
の計算結果を表示装置２０に表示する。手動切替部２１
は操作者からの指示信号に応答して回線交換モードとパ
ケット交換モードとの切替を行う。
【００２３】図２は本発明の一実施例における正常動作
時の手順を示す図であり、図３は本発明の一実施例にお
ける異常発生時の手順を示す図であり、図４は本発明の
一実施例におけるデータ遅延時間が大きくなった時の手
順を示す図である。これら図１〜図４を用いて本発明の
一実施例の動作について説明する。
時の手順を示す図であり、図３は本発明の一実施例にお
ける異常発生時の手順を示す図であり、図４は本発明の
一実施例におけるデータ遅延時間が大きくなった時の手
順を示す図である。これら図１〜図４を用いて本発明の
一実施例の動作について説明する。
【００２４】ＩＳＤＮターミナルアダプタ１は端末装置
２から発呼されると、発呼要求パケット（ＣＲ）をＩＳ
ＤＮ網３に送出する。ＩＳＤＮ網３はＩＳＤＮターミナ
ルアダプタ１から発呼要求パケットを受取ると、送信先
側のＩＳＤＮターミナルアダプタに着呼パケット（Ｃ
Ｎ）を送出する。
２から発呼されると、発呼要求パケット（ＣＲ）をＩＳ
ＤＮ網３に送出する。ＩＳＤＮ網３はＩＳＤＮターミナ
ルアダプタ１から発呼要求パケットを受取ると、送信先
側のＩＳＤＮターミナルアダプタに着呼パケット（Ｃ
Ｎ）を送出する。
【００２５】送信先側のＩＳＤＮターミナルアダプタは
ＩＳＤＮ網３から着呼パケットを受取ると、送信先側の
端末装置に着呼表示を行う。送信先側の端末装置が着呼
表示を受けて応答を送信先側のＩＳＤＮターミナルアダ
プタに返すと、送信先側のＩＳＤＮターミナルアダプタ
は着呼受付パケット（ＣＡ）をＩＳＤＮ網３に送出す
る。
ＩＳＤＮ網３から着呼パケットを受取ると、送信先側の
端末装置に着呼表示を行う。送信先側の端末装置が着呼
表示を受けて応答を送信先側のＩＳＤＮターミナルアダ
プタに返すと、送信先側のＩＳＤＮターミナルアダプタ
は着呼受付パケット（ＣＡ）をＩＳＤＮ網３に送出す
る。
【００２６】ＩＳＤＮ網３は送信先側のＩＳＤＮターミ
ナルアダプタから着呼受付パケットを受取ると、ＩＳＤ
Ｎターミナルアダプタ１に接続完了パケット（ＣＣ）を
送出する。
ナルアダプタから着呼受付パケットを受取ると、ＩＳＤ
Ｎターミナルアダプタ１に接続完了パケット（ＣＣ）を
送出する。
【００２７】ＩＳＤＮターミナルアダプタ１はＩＳＤＮ
網３から接続完了パケットを受取ると、端末装置２に着
信表示を行う。端末装置２が着信表示を受けてデータ送
信を開始すると、ＩＳＤＮターミナルアダプタ１はその
データをデータパケット（ＤＴ）に組立てＩＳＤＮ網３
及び送信先側のＩＳＤＮターミナルアダプタを介して送
信先側の端末装置に送出する。
網３から接続完了パケットを受取ると、端末装置２に着
信表示を行う。端末装置２が着信表示を受けてデータ送
信を開始すると、ＩＳＤＮターミナルアダプタ１はその
データをデータパケット（ＤＴ）に組立てＩＳＤＮ網３
及び送信先側のＩＳＤＮターミナルアダプタを介して送
信先側の端末装置に送出する。
【００２８】一方、ＩＳＤＮターミナルアダプタ１は送
信先側の端末装置がデータ送信を開始し、送信先側のＩ
ＳＤＮターミナルアダプタからＩＳＤＮ網３を介してデ
ータパケットを受取ると、そのデータパケットを分解し
て端末装置２に送出する。よって、そのデータは端末装
置２で受信される（図２参照）。
信先側の端末装置がデータ送信を開始し、送信先側のＩ
ＳＤＮターミナルアダプタからＩＳＤＮ網３を介してデ
ータパケットを受取ると、そのデータパケットを分解し
て端末装置２に送出する。よって、そのデータは端末装
置２で受信される（図２参照）。
【００２９】ＩＳＤＮターミナルアダプタ１ではパケッ
ト組立分解部１３とＤチャネルプロトコル処理部１５と
ＬＡＰＢプロトコル部１７とによって上記のようなパケ
ット交換が行われるとき、タイマ１４が起動される。
ト組立分解部１３とＤチャネルプロトコル処理部１５と
ＬＡＰＢプロトコル部１７とによって上記のようなパケ
ット交換が行われるとき、タイマ１４が起動される。
【００３０】パケット交換手順の接続手順で障害が発生
すると、タイマ１４はＩＳＤＮ網３からの無応答の時間
を測定し、無応答時間が予め設定した時間よりも大とな
ってタイムアウトになると、プロトコル処理切替部１２
に速度整合部１６への切替要求を出力する。
すると、タイマ１４はＩＳＤＮ網３からの無応答の時間
を測定し、無応答時間が予め設定した時間よりも大とな
ってタイムアウトになると、プロトコル処理切替部１２
に速度整合部１６への切替要求を出力する。
【００３１】同時に、タイマ１４はＤチャネルプロトコ
ル処理部１５にパケット交換の通信の切断要求及び回線
交換の接続要求を出力する。これによって、送信先との
通信がパケット交換から回線交換に切替わる。
ル処理部１５にパケット交換の通信の切断要求及び回線
交換の接続要求を出力する。これによって、送信先との
通信がパケット交換から回線交換に切替わる。
【００３２】通信がパケット交換から回線交換に切替わ
ると、ＩＳＤＮターミナルアダプタ１は端末装置２に発
呼表示を行うとともに、回線交換による発呼をＩＳＤＮ
網３に行う。ＩＳＤＮ網３はＩＳＤＮターミナルアダプ
タ１からの発呼によって送信先側のＩＳＤＮターミナル
アダプタに対して回線交換による呼出を行う。
ると、ＩＳＤＮターミナルアダプタ１は端末装置２に発
呼表示を行うとともに、回線交換による発呼をＩＳＤＮ
網３に行う。ＩＳＤＮ網３はＩＳＤＮターミナルアダプ
タ１からの発呼によって送信先側のＩＳＤＮターミナル
アダプタに対して回線交換による呼出を行う。
【００３３】送信先側のＩＳＤＮターミナルアダプタは
ＩＳＤＮ網３から呼出を受けると、送信先側の端末装置
に着呼表示を行い、送信先側の端末装置が着呼表示を受
けると、送信先側の端末装置に応答表示を行うととも
に、回線交換による応答をＩＳＤＮ網３を介してＩＳＤ
Ｎターミナルアダプタ１に返す。
ＩＳＤＮ網３から呼出を受けると、送信先側の端末装置
に着呼表示を行い、送信先側の端末装置が着呼表示を受
けると、送信先側の端末装置に応答表示を行うととも
に、回線交換による応答をＩＳＤＮ網３を介してＩＳＤ
Ｎターミナルアダプタ１に返す。
【００３４】ＩＳＤＮターミナルアダプタ１はＩＳＤＮ
網３からの応答を受取ると、端末装置２に着信表示を行
う。以後、端末装置２と送信先の端末装置との間で回線
交換によるデータ通信が行われる（図３参照）。
網３からの応答を受取ると、端末装置２に着信表示を行
う。以後、端末装置２と送信先の端末装置との間で回線
交換によるデータ通信が行われる（図３参照）。
【００３５】パケット交換手順の接続手順でデータ遅延
が大きくなると、送信先側のＩＳＤＮターミナルアダプ
タへのデータパケット（ＤＴ）及び送信先側のＩＳＤＮ
ターミナルアダプタからの受信可応答パケット（ＲＲ）
にデータ遅延が生ずるため、タイマ１４はこの遅延時間
を測定する。
が大きくなると、送信先側のＩＳＤＮターミナルアダプ
タへのデータパケット（ＤＴ）及び送信先側のＩＳＤＮ
ターミナルアダプタからの受信可応答パケット（ＲＲ）
にデータ遅延が生ずるため、タイマ１４はこの遅延時間
を測定する。
【００３６】タイマ１４は測定結果が大きい場合にプロ
トコル処理切替部１２に速度整合部１６への切替要求を
出力するとともに、Ｄチャネルプロトコル処理部１５に
パケット交換の通信の切断要求及び回線交換の接続要求
を出力する。これによって、送信先との通信がパケット
交換から回線交換に切替わる。
トコル処理切替部１２に速度整合部１６への切替要求を
出力するとともに、Ｄチャネルプロトコル処理部１５に
パケット交換の通信の切断要求及び回線交換の接続要求
を出力する。これによって、送信先との通信がパケット
交換から回線交換に切替わる。
【００３７】送信先とのパケット通信が切断されると、
ＩＳＤＮターミナルアダプタ１は端末装置２に切断表示
を行うとともに、ＩＳＤＮ網３に復旧要求パケット（Ｃ
Ｑ）を送出する。
ＩＳＤＮターミナルアダプタ１は端末装置２に切断表示
を行うとともに、ＩＳＤＮ網３に復旧要求パケット（Ｃ
Ｑ）を送出する。
【００３８】ＩＳＤＮ網３はＩＳＤＮターミナルアダプ
タ１から復旧要求パケットを受取ると、送信先側のＩＳ
ＤＮターミナルアダプタに切断指示パケットを送出す
る。送信先側のＩＳＤＮターミナルアダプタはＩＳＤＮ
網３から切断指示パケットを受取ると、送信先の端末装
置に切断表示を行うとともに、パケット通信の切断及び
復旧を行い、ＩＳＤＮ網３を介してＩＳＤＮターミナル
アダプタ１に切断確認／復旧確認パケット（ＣＦ）を送
出する。
タ１から復旧要求パケットを受取ると、送信先側のＩＳ
ＤＮターミナルアダプタに切断指示パケットを送出す
る。送信先側のＩＳＤＮターミナルアダプタはＩＳＤＮ
網３から切断指示パケットを受取ると、送信先の端末装
置に切断表示を行うとともに、パケット通信の切断及び
復旧を行い、ＩＳＤＮ網３を介してＩＳＤＮターミナル
アダプタ１に切断確認／復旧確認パケット（ＣＦ）を送
出する。
【００３９】一方、通信がパケット交換から回線交換に
切替わると、ＩＳＤＮターミナルアダプタ１は端末装置
２に発呼表示を行うとともに、回線交換による発呼をＩ
ＳＤＮ網３に行う。ＩＳＤＮ網３はＩＳＤＮターミナル
アダプタ１からの発呼によって送信先側のＩＳＤＮター
ミナルアダプタに対して回線交換による呼出を行う。
切替わると、ＩＳＤＮターミナルアダプタ１は端末装置
２に発呼表示を行うとともに、回線交換による発呼をＩ
ＳＤＮ網３に行う。ＩＳＤＮ網３はＩＳＤＮターミナル
アダプタ１からの発呼によって送信先側のＩＳＤＮター
ミナルアダプタに対して回線交換による呼出を行う。
【００４０】送信先側のＩＳＤＮターミナルアダプタは
ＩＳＤＮ網３から呼出を受けると、送信先側の端末装置
に着呼表示を行い、送信先側の端末装置が着呼表示を受
けると、送信先側の端末装置に応答表示を行うととも
に、回線交換による応答をＩＳＤＮ網３を介してＩＳＤ
Ｎターミナルアダプタ１に返す。
ＩＳＤＮ網３から呼出を受けると、送信先側の端末装置
に着呼表示を行い、送信先側の端末装置が着呼表示を受
けると、送信先側の端末装置に応答表示を行うととも
に、回線交換による応答をＩＳＤＮ網３を介してＩＳＤ
Ｎターミナルアダプタ１に返す。
【００４１】ＩＳＤＮターミナルアダプタ１はＩＳＤＮ
網３からの応答を受取ると、端末装置２に着信表示を行
う。以後、端末装置２と送信先の端末装置との間で回線
交換によるデータ通信が行われる（図４参照）。
網３からの応答を受取ると、端末装置２に着信表示を行
う。以後、端末装置２と送信先の端末装置との間で回線
交換によるデータ通信が行われる（図４参照）。
【００４２】速度計算部１９はデータ通信時のタイマ１
４の測定結果を基にデータ転送速度を計算し、そのデー
タ転送速度を表示装置２０に表示している。
４の測定結果を基にデータ転送速度を計算し、そのデー
タ転送速度を表示装置２０に表示している。
【００４３】操作者が表示装置２０に表示されたデータ
転送速度によって、上記のパケット交換手順の接続手順
でデータ遅延が大きくなったことを知って手動切替部２
１に切替指示を出すと、手動切替部２１はプロトコル処
理切替部１２に速度整合部１６への切替要求を出力す
る。
転送速度によって、上記のパケット交換手順の接続手順
でデータ遅延が大きくなったことを知って手動切替部２
１に切替指示を出すと、手動切替部２１はプロトコル処
理切替部１２に速度整合部１６への切替要求を出力す
る。
【００４４】これによって、送信先との通信がパケット
交換から回線交換に切替わる。この通信のパケット交換
から回線交換への切替えは上述した処理と同様にして行
われる。
交換から回線交換に切替わる。この通信のパケット交換
から回線交換への切替えは上述した処理と同様にして行
われる。
【００４５】このように、タイマ１４でパケット交換モ
ードの手順上の無応答時間やデータ遅延時間を測定し、
その測定結果が予め設定した時間よりも大となったとき
にパケット交換モードから回線交換モードに切替えるこ
とによって、パケット網に障害が発生したときやデータ
の伝達遅延時間が大きくなったときでもパケット交換モ
ードを回線交換モードに自動的に切替えることができ、
操作者による切替えミスを防止して切替時間を短縮する
ことができる。
ードの手順上の無応答時間やデータ遅延時間を測定し、
その測定結果が予め設定した時間よりも大となったとき
にパケット交換モードから回線交換モードに切替えるこ
とによって、パケット網に障害が発生したときやデータ
の伝達遅延時間が大きくなったときでもパケット交換モ
ードを回線交換モードに自動的に切替えることができ、
操作者による切替えミスを防止して切替時間を短縮する
ことができる。
【００４６】また、タイマ１４でパケット交換モードの
手順上の無応答時間やデータ遅延時間を測定し、その測
定結果を基にデータ転送速度を速度計算部１９で計算し
て表示装置２０に表示することによって、遅延時間測定
用のデータパケットを使用することなくデータ転送速度
を具体的に知ることができる。
手順上の無応答時間やデータ遅延時間を測定し、その測
定結果を基にデータ転送速度を速度計算部１９で計算し
て表示装置２０に表示することによって、遅延時間測定
用のデータパケットを使用することなくデータ転送速度
を具体的に知ることができる。
【００４７】
【発明の効果】以上説明したように本発明のＩＳＤＮタ
ーミナルアダプタによれば、パケット交換手順における
無応答時間及びデータ遅延時間を測定し、この測定結果
に応じてパケット交換モードによるデータ通信を回線交
換モードによるデータ通信に切替えるよう制御すること
によって、パケット網に障害が発生したときやデータの
伝達遅延時間が大きくなったときでもパケット交換モー
ドを回線交換モードに自動的に切替えることができ、操
作者による切替えミスを防止して切替時間を短縮するこ
とができるという効果がある。
ーミナルアダプタによれば、パケット交換手順における
無応答時間及びデータ遅延時間を測定し、この測定結果
に応じてパケット交換モードによるデータ通信を回線交
換モードによるデータ通信に切替えるよう制御すること
によって、パケット網に障害が発生したときやデータの
伝達遅延時間が大きくなったときでもパケット交換モー
ドを回線交換モードに自動的に切替えることができ、操
作者による切替えミスを防止して切替時間を短縮するこ
とができるという効果がある。
【００４８】また、本発明の他のＩＳＤＮターミナルア
ダプタによれば、パケット交換手順における無応答時間
及びデータ遅延時間を測定し、このデータ遅延時間を基
にデータ転送速度を算出してその算出結果を表示するこ
とによって、遅延時間測定用のデータパケットを使用す
ることなくデータ転送速度を具体的に知ることができる
という効果がある。
ダプタによれば、パケット交換手順における無応答時間
及びデータ遅延時間を測定し、このデータ遅延時間を基
にデータ転送速度を算出してその算出結果を表示するこ
とによって、遅延時間測定用のデータパケットを使用す
ることなくデータ転送速度を具体的に知ることができる
という効果がある。
【図１】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図２】本発明の一実施例における正常動作時の手順を
示す図である。
示す図である。
【図３】本発明の一実施例における異常発生時の手順を
示す図である。
示す図である。
【図４】本発明の一実施例におけるデータ遅延時間が大
きくなった時の手順を示す図である。
きくなった時の手順を示す図である。
１ ＩＳＤＮターミナルアダプタ ２ 端末装置 ３ ＩＳＤＮ網 １１ 端末用インタフェース部 １２ プロトコル処理切替部 １３ パケット組立分解部 １４ タイマ １５ Ｄチャネルプロトコル処理部 １６ 速度整合部 １７ ＬＡＰＢプロトコル部 １８ Ｓ／Ｔバスインタフェース部 １９ 速度計算部 ２０ 表示装置 ２１ 手動切替部
Claims (3)
- 【請求項１】 サービス総合ディジタル網のパケット交
換モードによるデータ通信及び回線交換モードによるデ
ータ通信を切替える切替機能を有するＩＳＤＮターミナ
ルアダプタであって、パケット交換手順における無応答
時間及びデータ遅延時間を測定する時間測定手段と、前
記時間測定手段の測定結果に応じて前記切替機能で前記
パケット交換モードによるデータ通信を前記回線交換モ
ードによるデータ通信に切替えるよう制御する制御手段
とを有することを特徴とするＩＳＤＮターミナルアダプ
タ。 - 【請求項２】 前記時間測定手段で測定された前記デー
タ遅延時間を基に前記データ転送速度を算出する算出手
段と、前記算出手段の算出結果を表示する表示手段とを
含むことを特徴とする請求項１記載のＩＳＤＮターミナ
ルアダプタ。 - 【請求項３】 前記表示手段に表示された前記データ転
送速度に応じた外部からの切替指示に応答して前記切替
機能で前記パケット交換モードによるデータ通信と前記
回線交換モードによるデータ通信とを切替えるよう制御
する手動切替制御手段を含むことを特徴とする請求項１
または請求項２記載のＩＳＤＮターミナルアダプタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5329694A JP2788848B2 (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | Ｉｓｄｎターミナルアダプタ |
| US08/350,999 US5598411A (en) | 1993-12-01 | 1994-11-29 | ISDN terminal adapter capable of automatically changing from a packet switching mode to a circuit switching mode |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5329694A JP2788848B2 (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | Ｉｓｄｎターミナルアダプタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07154426A JPH07154426A (ja) | 1995-06-16 |
| JP2788848B2 true JP2788848B2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=18224229
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5329694A Expired - Fee Related JP2788848B2 (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | Ｉｓｄｎターミナルアダプタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JP2788848B2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| GB9603582D0 (en) | 1996-02-20 | 1996-04-17 | Hewlett Packard Co | Method of accessing service resource items that are for use in a telecommunications system |
| FR2748172B1 (fr) * | 1996-04-24 | 1998-10-02 | Alcatel Business Systems | Equipement d'adaptation de protocole pour poste telephonique et poste equipe d'un tel equipement |
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| SE517961C2 (sv) * | 1999-11-03 | 2002-08-06 | Ericsson Telefon Ab L M | Metod och anordning för överföring av talpaket till flera destinationer i UMTS-nät |
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| US8238538B2 (en) | 2009-05-28 | 2012-08-07 | Comcast Cable Communications, Llc | Stateful home phone service |
| EP2813977A1 (en) | 2010-08-17 | 2014-12-17 | Sigram Schindler Beteiligungsgesellschaft mbH | The FSTP expert system |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPH0340633A (ja) * | 1989-07-07 | 1991-02-21 | Toshiba Corp | ターミナルアダプタ |
| JPH0345053A (ja) * | 1989-07-13 | 1991-02-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | データ端末装置 |
| US5231631A (en) * | 1989-08-15 | 1993-07-27 | At&T Bell Laboratories | Arrangement for regulating traffic in a high speed data network |
| JPH03101452A (ja) * | 1989-09-14 | 1991-04-26 | Matsushita Graphic Commun Syst Inc | データ通信端末装置 |
| JP2930624B2 (ja) * | 1989-11-17 | 1999-08-03 | 松下電送システム株式会社 | Ｉｓｄｎ用端末装置 |
| JPH03175855A (ja) * | 1989-12-05 | 1991-07-30 | Toshiba Corp | 通信端末装置 |
| JPH03235555A (ja) * | 1990-02-13 | 1991-10-21 | Hitachi Ltd | データ通信装置及びデータ通信方式 |
| CA2035357C (en) * | 1991-01-31 | 1996-01-09 | Charles Richard Wiebe | Key telephone system with enhanced connectivity |
| US5442630A (en) * | 1991-05-24 | 1995-08-15 | Gagliardi; Ugo O. | ISDN interfacing of local area networks |
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| JPH0779226A (ja) * | 1993-09-07 | 1995-03-20 | Fujitsu Ltd | 複数チャネル送出セル帯域制御回路 |
-
1993
- 1993-12-01 JP JP5329694A patent/JP2788848B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-11-29 US US08/350,999 patent/US5598411A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5598411A (en) | 1997-01-28 |
| JPH07154426A (ja) | 1995-06-16 |
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