JP2786282B2 - 6―アミノカプロン酸エステルの製造方法 - Google Patents

6―アミノカプロン酸エステルの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は5−ホルミル吉草酸エステルから6−アミノ
カプロン酸エステルを製造する方法に関するものであ
る。
(従来技術) 米国特許2 777 873号により公知の方法によれば、5
−ホルミル吉草酸エステルを、水素添加触媒ならびに溶
媒としてのアルカノールの存在下、100℃をこえる温
度、高圧下において、アンモニア及び水素と反応させて
6−アミノカプロン酸エステルが得られる。しかしなが
ら、これにより達成される収率は、工業的実施を可能な
らしめるためには不充分であって、さらに改善されねば
ならない。また、この方法は、5−ホルミル吉草酸イソ
プロピルエステルを使用した場合のアミン化水素添加収
率が70%程度であるのに、メタノールのような1級アル
カノールと5−ホルミル吉草酸のエステルを使用すると
きには著しく低下する欠点を有する。
***特許出願公開3602378号公報に記載されている他
の方法は、水素添加触媒及びアルカノール溶媒の存在
下、40乃至95℃において5−ホルミル吉草酸をアンモニ
ア及び水素と反応させて、6−アミノカプロン酸エステ
ルを製造する。この方法はたしかに良好な収率をもたら
すが、6−アミノカプロン酸エステル単離の前にアルカ
ノールを分離する必要があり、この6−アミノカプロン
酸エステルは熱安定性が低いために蒸留処理が困難であ
るという欠点を有する。さらに時空収率は工業的実施の
ためには依然として低く、改善が必要である。
そこで、本発明の目的は、時空収率が高く、さらに蒸
留除去されねばならないアルカノール溶媒を使用する必
要がない、5−ホルミル吉草酸エステルから6−アミノ
カプロン酸エステルを製造する方法を提供することであ
る。
(発明を要約) しかるに、上述の目的は、5−ホルミル吉草酸エステ
ルを、水素添加触媒の存在下、過剰量のアンモニア及び
水素と加熱加圧下において反応させて6−アミノカプロ
ン酸エステルを製造する方法において、反応をルテニウ
ム触媒の存在下に反応触媒としての液状アンモニア中で
行なうことを特徴とする方法により達成され得ることが
見出された。
この新規方法は、アルカノールを使用する必要がな
く、従ってアルカノール分離の必要がないという利点を
有する。さらに時空収率が高く、副生成物形成量が少な
いという利点を有する。さらに触媒寿命の改善が認めら
れることも有利である。
(発明の構成) 好ましい出発材料、5−ホルミル吉草酸エステルは、
アルキル、ことにC1乃至C4アルカノールのエステルであ
る。具体的にはエチル、プロピル、イソプロピル及びn
−ブチルのホルミル吉草酸エステルが好ましい。
反応は、単に反応干与体としてではなく溶媒作用をも
果たす液状アンモニア中において行なわれる。5−ホル
ミル吉草酸エステル1kgに対して、一般的に1乃至6kgの
アンモニアが使用される。5−ホルミル吉草酸エステル
1kgに対して、アンモニアを1.2乃至3.6kg、ことに1.2乃
至2.4kg使用するとき、ことに有利な結果がもたらされ
る。
反応は高温、一般的には80乃至140℃において、好ま
しくは100乃至135℃、ことに110乃至130℃の温度で行な
われる。
反応は、加圧下、40乃至1000バール、好ましくは50乃
至500バール、ことに70乃至200バールの水素分圧を維持
して、5−ホルミル吉草酸エステル1モルに対して1乃
至20モルの水素を使用して行なうのが有利である。
本発明方法において使用される触媒はルテニウムであ
る。ルテニウムは微細粉懸濁液として使用することがで
きる。しかしながら、担体上に支持されたルテニウムを
使用するのが好ましい。適当な担体は例えば酸化アルミ
ニウム、シリカゲル、二酸化チタン、二酸化ジルコニウ
ム、酸化アルミニウムマグネシウム、珪酸マグネシウム
である。好ましい担体は酸化アルミニウム及び酸化アル
ミニウムマグネシウム、ことにα−アルミナである。ル
テニウムは慣用の方法によりこの担体をルテニウム塩、
例えば塩化ルテニウム或は硝酸ルテニウムの水溶液で含
浸させ、次いで乾燥し、焼結し或は焼結することなく、
担体に被着させる。担体上のルテニウム量割合は、一般
的に0.1乃至10重量%、好ましくは0.5乃至5重量%、こ
とに1乃至3重量%である。このルテニウム担持触媒
は、180乃至250℃、ことに190乃至230℃で水素流中にお
いて1乃至20時間、ことに1.5乃至10時間活性化処理す
るのが好ましい。
この触媒上の容量時空間速度は、一般的に触媒1kgに
対し毎時5−ホルミル吉草酸エステル0.1乃至15kgであ
る。1乃至10kg/kg/h、ことに4乃至10kg/kg/hが好まし
い。
反応は例えば高圧容器中においてバッチ式に行なうこ
とができる。しかしながら、例えば2乃至4個の反応器
を連結した撹拌反応器ガスケットで連続的に反応させる
のが好ましい。反応中バックミキシングを回避すること
が重要である。従って、5−ホルミル吉草酸エステルと
アンモニアの混合物は、水素と共に、筒状反応圏中の固
定床触媒を流過せしめられるのが有利である。この目的
のため液相を使用するのがことに好ましい。すなわち、
触媒固定床を配設したほぼ直立筒状反応圏(長さ対直径
比8:1乃至50:1)の下方から5−ホルミル吉草酸エステ
ル、液状アンモニア及び水素を給送し、この反応圏頂部
から6−アミノカプロン酸エステル、アンモニア及び過
剰量水素を排出させる。
有利な連続製造法において、滞留時間は触媒の空間速
度及びアンモニア供給量に応じて相違する。一般に0.5
乃至20分、好ましくは1乃至10分、ことに2乃至6分で
ある。
過剰量のアンモニアが、例えば蒸留或は不活性ガス例
えば窒素によるストリッピングで分離された後、反応混
合物は6−アミノカプロン酸エステルと反応水とを混合
含有する。
この6−アミノカプロン酸エステルはカプロラクタム
を製造するのに適する。
本発明方法を以下の実施例によりさらに具体的に説明
する。
実施例1 堅型反応器(直径16mm、充填高さ15cm、油加熱ジャケ
ット)に、1.5mmの押出し成形体に1.08%のルテニウム
を被着された触媒(塩化ルテニウム溶液をアルミナに拡
散含浸させ、70℃で乾燥して調製)を充填した。温度を
100℃から220℃に段階的に上げ、10:1の窒素/水素混合
ガスを毎時50の割合で80分間、水素を毎時20の割合
で120分間通過させ、220℃で触媒を還元した。次いで毎
時78.0ml(79.9g、0.555モル)の5−ホルミル吉草酸メ
チルエステル及び280ml(168g、9.9モル)の液状アンモ
ニアを、毎時68(3.0モル)の水素流と共に、98バー
ル、127℃の反応器に上方へ向けてポンプ給送した。
排出口流を大気圧に放圧し、15cm高さのカラム(5mm
ガラスリングを充填)中を40℃において流下させ、窒素
を毎時20の割合で向流給送した。毎時82.2gの割合で
カラム底部において捕集された水分含有排出流は、ガス
クロマトグラフィーによる定量分析の結果、80.3%の6
−アミノカプロン酸メチルエステル及びカプロラクタム
を含有することが確認されたが、これは5−ホルミル吉
草酸メチルエステルに対して6−アミノカプロン酸メチ
ルエステル88.0%、カプロラクタム5.8%の収率に相当
する。
実施例2 堅型反応器(直径9mm、充填高さ37cm、油加熱ジャケ
ット)に、実施例1における触媒(アルミナ上に1.08%
のルテニウムを被着)14.8gを充填し、次いで実施例1
におけるようにしてこれを活性化した。
しかる後、毎時120.0ml(122.9g、0.853モル)の5−
ホルミル吉草酸メチルエステル及び374.6ml(224.8g、1
3.2モル)の液状アンモニアを、水素流毎時65(2.9モ
ル)と共に、98バール、129℃の反応器中に上方へ向け
てポンプ給送した。
排出口流を大気圧に放圧し、実施例1におけると同様
に処理した。カラム底部において捕集された水分含有反
応混合物毎時135.7gは、ガスクロマトグラフィーによる
定量分析の結果、81.0%の6−アミノカプロン酸メチル
エステルと3.3%のカプロラクタムを含有することが確
認されたが、これは5−ホルミル吉草酸メチルエステル
に対してエステル88.9%、カプロラクタム4.6%の収率
に相当する。
実施例3 実施例2における筒状反応器に、実施例1と同様にし
て調製された、アルミナ上に2.78%のルテニウムを被着
させた触媒17.2g(25ml)を充填し、温度を7時間にわ
たり100℃から220℃に上げ、毎時20の割合で水素を給
送し、さらに6時間220℃に維持して触媒を活性化し
た。
129℃に冷却後、毎時、水素66(2.9モル)、5−ホ
ルミル吉草酸メチルエステル(純度98.4%)111.0ml(1
11.8g、0.776モル)及び液状アンモニア304.2ml(182.5
g、10.7モル)を98バールの圧力で反応器下方から上方
へ向けて給送した。
圧力調節弁により内容物を大気圧下に放圧し、これを
20℃において15cm長さのカラム(5mm径ガラスリングを
充填)に上方から給送し、窒素毎時20の割合で向流給
送した。カラム底部で毎時125.5gの割合で捕集される含
水反応生成物は、ガスクロマトグラフィーによる定量分
析の結果、77.1%の6−アミノカプロン酸メチルエステ
ルと3.0%のカプロラクタムを含有することが確認され
た。5−ホルミル吉草酸メチルエステルに対し、前者は
86.0%、後者は4.3%の収率に相当する。
実施例4 実施例2における筒状反応器に、1.5mmの押出成形ア
ルミナ担体上に1.08%のルテニウムを被着させた触媒1
1.0gを充填し、この触媒を、200分にわたり温度を段階
的に100℃から200℃に上げ、毎時10の割合で水素を給
送して還元し活性化した。
次いで98バール、128℃で、毎時水素52、5−ホル
ミル吉草酸メチルエステル66.0ml(67.6g、0.469モル)
及び液状アンモニア393.7ml(236.2g、13.9モル)を下
方から上方へポンプ給送した。
圧力調節弁により反応生成物を大気圧下に放圧し、実
施例1におけると同様に処理した。カラム底部において
毎時74.6gの割合で捕集される生成物は、ガスクロマト
グラフィーによる定量分析の結果、77.9%の6−アミノ
カプロン酸メチルエステル79.7%及びカプロラクタム2.
6%を含有することが確認された。これは5−ホルミル
吉草酸メチルエステルに対し、前者が87.4%、後者が3.
6%の収率に相当する。
実施例5 実施例2における反応器にアルミナ担体上に2.78%の
ルテニウムを被着させた触媒17.7gを充填し、40バール
の圧力下、7時間にわたり温度を30℃から220℃に上
げ、毎時20の割合で水素流を通し、さらに6時間220
℃に維持して触媒を活性化した。
128℃に冷却後、毎時53.5(2.4モル)の水素、108.
0ml(105.1g、0.730モル)の5−ホルミル吉草酸メチル
エステル(純度95%)及び240ml(144g、8.5モル)の液
状アンモニアを98バールの圧力下に反応器下方から上方
に向けてポンプ給送した。
反応生成物を大気圧下に放圧し、15cm長さのカラム
(5mm径ガラスリングを充填)に40℃において上方から
給送し、窒素を毎時20の割合で向流給送した。カラム
底部で毎時122.1gの割合で捕集される反応生成物は、ガ
スクロマトグラフィーによる定量分析の結果、79.6%の
6−アミノカプロン酸メチルエステル及び2.8%のカプ
ロラクタムを含有することが確認された。これは5−ホ
ルミル吉草酸メチルエステルに対し、前者が91.8%、後
者が4.2%の収率に相当する。
以下の対比例は、ニッケル触媒を使用した場合の結果
は劣悪であり、しかも水素添加触媒が損耗(ニッケル減
損)されることを実証するものである。
対比例 堅型筒状反応器(直径16mm、充填高さ25cm、油加熱ジ
ャケット)に、径1.5mmの押出し成形体としての珪酸マ
グネシウム粉末に被着された55重量%の酸化ニッケルか
ら成る市販触媒54.0gを充填した。温度を120℃から320
℃に段階的に上げて、毎時30の標準割合で1:1の窒素
/水素混合ガスを18時間にわたり給送することにより触
媒を還元活性化した。
次いで、毎時20.6ml(21.1g、0.146モル)の5−ホル
ミル吉草酸メチルエステル及び111.9ml(67.1g、3.9モ
ル)の液状アンモニウムを水素と共に、98バール、120
℃において反応器下方から上方へ向けてポンプ給送し
た。反応混合物を、冷却器を経て、分離器に導入し、毎
時11.3の排出ガスを分離した。排出流を40cm長さのス
トリッピングカラム(3mmのV2Aステンレススチール綱目
リングを充填)に40℃において下方へ向けて連続的に給
送し、毎時20の割合で窒素を向流給送した。カラム底
部において毎時23.3gの割合で捕集される生成物は、ガ
スクロマトグロフィーによる定量分析の結果、67.9%の
6−アミノカプロン酸メチルエステル及び6.8%のカプ
ロラクタムを含有することが確認されたが、これは5−
ホルミル吉草酸メチルエステルに対して前者が74.7%、
後者が9.6%の収率に相当する。排出流におけるニッケ
ル含有分は295ppmであって、毎時6.9gのニッケル損失に
相当する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフガング、ハルダー ドイツ連邦共和国、6940、ヴァインハイ ム、ベルクヴァルトシュトラーセ、16 (72)発明者 クラウス―ウルリッヒ、プリースター ドイツ連邦共和国、6700、ルートヴィヒ スハーフェン、ウングシュタイナー、シ ュトラーセ、18 (72)発明者 ウヴェ、ファグト ドイツ連邦共和国、6720、シュパイヤ ー、イム、フォーゲルゲザング、89 (56)参考文献 特開 昭62−178554(JP,A) 特開 昭62−190152(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 229/08,227/04 B01J 23/46 CAS ONLINE(STN)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】5−ホルミル吉草酸エステルを、水素添加
    触媒の存在下、過剰量のアンモニア及び水素と加熱加圧
    下において反応させて6−アミノカプロン酸エステルを
    製造する方法において、反応をルテニウム触媒の存在下
    に反応媒体としての液状アンモニア中で行うことを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】温度を80乃至140℃に維持することを特徴
    とする、請求項(1)による方法。
  3. 【請求項3】水素分圧を40乃至1000バールに維持するこ
    とを特徴とする、請求項(1)或は(2)による方法。
  4. 【請求項4】5−ホルミル吉草酸エステル1kgに対して
    液状アンモニアを1乃至6kg使用することを特徴とす
    る、請求項(1)乃至(3)のいずれかによる方法。
  5. 【請求項5】ルテニウム担持触媒を使用することを特徴
    とする、請求項(1)乃至(4)のいずれかによる方
    法。
  6. 【請求項6】ルテニウム量0.1乃至10重量%を含有する
    担持触媒を使用することを特徴とする、請求項(1)乃
    至(5)のいずれかによる方法。
  7. 【請求項7】触媒担体として酸化アルミニウムを使用す
    ることを特徴とする、請求項(1)乃至(6)のいずれ
    かによる方法。
  8. 【請求項8】触媒1kgに対し、1時間当たり5−ホルミ
    ル吉草酸エステル0.5乃至15kgの触媒負荷を維持するこ
    とを特徴とする、請求項(1)乃至(7)のいずれかに
    よる方法。
  9. 【請求項9】5−ホルミル吉草酸エステルを、本質的に
    バックミキシングをもたらさないように塔底方式で、液
    状アンモニア及び水素と共に反応圏中に固定的に配置さ
    れたルテニウム担持触媒に誘導することを特徴とする、
    請求項(1)乃至(8)のいずれかによる方法。
  10. 【請求項10】滞留時間1乃至10分間を維持することを
    特徴とする、請求項(1)乃至(9)のいずれかによる
    方法。
  11. 【請求項11】C1乃至C4アルキルの5−ホルミル吉草酸
    エステルを使用することを特徴とする、請求項(1)乃
    至(10)のいずれかによる方法。
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