JP2786211B2 - 機械翻訳装置における後編集装置 - Google Patents

機械翻訳装置における後編集装置

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JP2786211B2
JP2786211B2 JP63285350A JP28535088A JP2786211B2 JP 2786211 B2 JP2786211 B2 JP 2786211B2 JP 63285350 A JP63285350 A JP 63285350A JP 28535088 A JP28535088 A JP 28535088A JP 2786211 B2 JP2786211 B2 JP 2786211B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、別訳語処理方式による機械翻訳装置の後編
集装置に関する。
従来技術 従来の別訳語処理では、訳語を活用させて表示するあ
るいは、付属語部と一緒に表示する。あるいは、訳語の
みを表示する。また、入れ替える場合も、そのままで、
活用させる、付属語部も入れ替える等の処理を行なうと
いった違いがある。しかし、別訳語として、選択できる
のは、いずれも、対訳辞書中に訳語として登録されてい
るものであり、原語の綴りのまま訳文に入れたい等の場
合は、原文の綴りを見ながら、訳文中に挿入し、もとの
訳語を消去するといった作業が必要である。したがっ
て、綴りを間違えたりする場合もあるし、誤って必要の
ない場所を消去するような場合も起こるといった欠点が
ある。
ある言語Aから別の言語Bへ自動的に翻訳を行なうい
わゆる機械翻訳装置においては、完璧な翻訳を得ること
は困難である。したがって、現在の機械翻訳装置におい
ては、機械翻訳した結果を後編集して正確な翻訳を得る
方法をとるのが普通である。
この後編集機能の一部として、別訳語機能を具えてい
る場合が多い。これは、辞書中から(ある表現に対する
訳語が複数ある場合に)、第2順位以下の訳語をだして
きて、翻訳文中の第1訳語と入れ替える(同時に活用等
をさせるものもある)というものである。しかし、この
やり方では、メタ表現的なものを翻訳しようとする場合
に問題がある。つまり、言語Aにおける単語の説明等の
文を翻訳させた場合、 CPU means Central Processing Unit.Congress is on
e type of meeting. といった文を翻訳させると、「中央処理装置は中央処理
装置である。」「会議は会議の一種である。」といった
おかしな訳になる場合が多い。もちろん、たとえばCPU
の場合ならば、第2訳語としてCPUという訳語を入れて
おくことによって解決できるが、そのような訳語として
適当なものがない場合やまったくの同義語の様なものが
入っている場合は現在の技術では解決できない。また文
法事象の説明のように、原語の綴りのままを訳語として
出したい場合も同様の困難がある。
目的 本発明は、上記のごとき欠点を解決するためになされ
たもので、各文のメタ表現にあたる部分(CPU,Congres
s)の別訳語として、その綴りのままのCPU,Congressと
いった表現を別訳語として自動的に認めるような機械翻
訳装置の後編集装置の提供を目的としたものである。
構成 上記目的を達成するために、 請求項1の発明は、少なくとも、言語Aと言語Bの対
訳辞書と、言語Aの言語Bへの翻訳結果を、単語(熟語
や表現)単位に分割して入力する手段と、単位ごとに入
力された言語Bの訳文を表示する手段と、訳文の言語B
の各単語(各表現)に対して、対訳辞書中の該当する言
語Aの語を検索する手段と、指示された言語Bの各単語
(各表現)について、検索した対訳辞書中から、複数の
訳語をとりだしてきて別訳語として表示する手段と、そ
の訳語の中から、適当な訳語を指示する手段と、指示さ
れた訳語を訳文中の該訳語と交換して、言語Bの訳文を
再表示する手段を持つ機械翻訳装置の後編集装置におい
て、上記別訳語として表示する手段が、別訳語の一つと
して、検索した辞書中の見出し語を表示すること、 請求項2の発明は、少なくとも、言語Aと言語Bの対
訳辞書と、言語Aの言語Bへの翻訳結果を、単語(熟語
や表現)単位に分割して入力する手段と、単位ごとに入
力された言語Bの訳文を表示する手段と、訳文の言語B
の各単語(各表現)に対して、対訳辞書中の該当する他
の訳語検索する手段と、訳文の言語Bの各単語(各表
現)に対して、原文である言語Aの文中のどの表現の訳
語であるかを知る手段と、指示された言語Bの各単語
(各表現)について、検索した対訳辞書中から、該当す
る他の訳語をとりだしてきて別訳語として表示する手段
と、その訳語の中から、適当な訳語を指示する手段と、
指示された訳語を訳文中の該訳語と交換して、言語Bの
訳文を再表示する手段を持つ機械翻訳装置の後編集装置
において、上記別訳語として表示する手段が、別訳語の
一つとして、指示された訳語に対応する言語Aの文中の
表現をその綴りのまま表示すること、 請求項3の発明は、請求項1の発明において、上記検
索する手段が、言語Bの訳語に対応する原文中に出現し
た言語Aの語がどういう語のどういう活用形であるかを
検索する手段であり、上記別訳語として表示する手段
が、別訳語の一つとして、見出し語ではなく活用した後
の形を表示すること、 請求項4の発明は、請求項3の発明において、上記別
訳語として表示する手段が、別訳語として、言語Aの該
当する語の見出し語と、原文中における活用形の両方を
表示すること、 請求項5の発明は、請求項2の発明において、上記別
訳語として表示する手段が、指示された訳語に対応する
原文中の語の位置が文頭である場合には、その先頭の文
字を小文字に変換したものを別訳語の一つとして表示す
ること、 請求項6の発明は、請求項2の発明において、上記別
訳語として表示する手段が、指示された訳語に対応する
原文中の語の位置が文頭である場合には、その先頭の文
字を小文字に変換したものと、大文字のままのものの両
方を別訳語として表示すること、 請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれかの発明
において、上記別訳語として表示する手段が、別訳語の
一つとして、表示する指示された言語Bの表現に対応す
る言語Aの表現を、最も優先度の低い訳語として(最終
の別訳語として)表示すること、 請求項8の発明は、請求項1乃至6のいずれかの発明
において、上記別訳語として表示する手段が、別訳語の
一つとして、表示する言語Aの表現を、対訳辞書中に存
在する別訳語とは、区別して表示すること、 請求項9の発明は、少なくとも、言語Aと言語Bの対
訳辞書と、言語Aの言語Bへの翻訳結果を、単語(熟語
や表現)単位に分割して入力する手段と、単位ごとに入
力された言語Bの訳文を言語Aの原文と共に表示する手
段と、原文の言語Aの各単語(各表現)に対して、分割
された言語Bの各表現中のどれに対応するかの情報手段
と、言語Aの各表現を指示する手段と、指示された言語
Aの各単語(各表現)について、検索した対訳辞書中か
ら、複数の訳語をとりだしてきて別訳語として表示する
手段と、その訳語の中から、適当な訳語を指示する手段
と、指示された訳語を指示された言語Aの表現に対応す
る訳文中の該訳語と交換して、言語Bの訳文を再表示す
る手段を持つ機械翻訳装置の後編集装置において、上記
別訳語として表示する手段が、別訳語の一つとして、検
索した辞書中の見出し語を表示すること、 請求項10の発明は、請求項9の発明において、上記別
訳語として表示する手段が、別訳語の一つとして、指示
された言語Aの表現をそのまま用いること、 請求項11の発明は、請求項9の発明において、上記別
訳語として表示する手段が、別訳語の一つとして、検索
した辞書中の検索した活用形を表示すること、 請求項12の発明は、請求項9の発明において、上記別
訳語として表示する手段が、別訳語の一つとして、検索
した辞書中見出し語と検索した活用形の両方を表示する
こと、 請求項13の発明は、請求項10の発明において、上記別
訳語として表示する手段が、指示された原文中の語の位
置が文頭である場合は、その先頭の文字を小文字に変換
したものを別訳語の一つとして表示すること、 請求項14の発明は、請求項10の発明において、上記別
訳語として表示する手段が、指示されたる原文中の語の
位置が文頭である場合は、その先頭の文字を小文字に変
換したものと、大文字のままのものの両方を別訳語とと
て表示すること、 請求項15の発明は、請求項9乃至14のいずれかの発明
において、上記別訳語として表示する手段が、別訳語の
一つとして、表示する指示された言語Bの表現に対応す
る言語Aの表現を、最も優先度の低い訳語として(最終
の別訳語として)表示すること、 請求項16の発明は、請求項9乃至14のいずれかの発明
において、上記別訳語として表示する手段が、別訳語の
一つとして、表示する言語Aの表現を、対訳辞書中に存
在する別訳語とは、区別して表示すること、 を特徴としたものである。以下、本発明の実施例として
英日機械翻訳装置に応用した例について説明する。本発
明は、英日機械翻訳装置における翻訳支援エディタの一
部として実現されている。
英日機械翻訳装置の翻訳支援エディタを起動して、英
文を入力する。入力された英文は、英日機械翻訳部で翻
訳用辞書(第1表)を用いて日本語の文として翻訳され
る。
辞書は、効率のために、検索活用形辞書(第1−1
表)と対訳辞書(第1−2表)にわけているが、両方を
一つにした形でもっていても別に差し支えない。また、
辞書の配列は、アルファベット順であるが、これも、用
いる検索手段によって適宜変更することは別に問題とな
らない。なお第1−1表中には、第1−2表中の対応す
る見出し語を指示するアドレスが格納される。また、英
単語からの検索は、この検索活用掲示書を見て行なう。
このとき同時に、英語の単語と日本語の翻訳中の単語の
対応をとった形の表(第2表)も出力するように構成さ
れている。
本発明を利用した翻訳支援エディタは、第2表の対応
表を用いて、英語の単語に対する日本語の訳語に対する
英語の単語を対応して表示することができる機能を持っ
ている。各単語・表現に関して、他の言語の表の何番目
に当たるかを情報としてもっているので容易に実現可能
である。
また、各単語・訳語・付属語部の長さが簡単に分かる
ので、カーソル(あるいは他のポインテイング・デバイ
スでもよい)の指し示すものがどの表現を指しているの
かを知ることも既存技術によって容易に実現可能であ
る。
本実施例では、英日対訳表示を行ない、訳文である日
本語の単語を選んでも、原文である英語の単語を選んで
もよいように構成してある。
また、英日対訳表示を行なわず、訳文である日本語だ
けを表示し、訳語からのみの選択を行なうことも可能で
ある。
この場合、英語の英単語テーブルは不要である。対応
する単語の検索活用形辞書のアドレスを訳語テーブル中
にもっているので、そこから原文の単語は容易に検索可
能である。
第1図は、本発明の一実施例である機械翻訳における
後編集装置の全体構成図で、第2図は、その動作を説明
するためのフローチャートで、1は表示装置、2は翻訳
後処理装置、3は機械翻訳部、4は別訳語処理部、5は
英単語テーブル、6は訳語テーブル、7は入力部、8は
翻訳用辞書である。以下、第2図のフローチャートに基
づいて説明する。
本発明の別訳語選択装置が起動され、ユーザが英語の
単語あるいは、日本語の単語を選択すると(Step1)、 1.英語の単語が選択された場合は、対応表中から訳語テ
ーブルの所定の情報を得る。
日本語が選択された場合は、その日本語に対応する訳
語テーブルの情報を得ることができる(Step2,Step
3)。(画面上での表示・選択と、各テーブルの対応を
とることは、各訳語・付属語の長さとによって、各日本
語訳語の訳文中での位置を容易に知ることが可能であ
る。もちろん、長さの情報がなくとも、訳語の文字長か
らその相対位置を知ることは容易にできる。本実施例で
は、あらかじめ長さをテーブル中に設定しておき、能率
を上げている。) 2.訳語テーブル中の辞書アドレスから、必要な辞書情報
をとってくる。(訳語テーブル中に、すでにすべての別
訳語の情報が入っているように構成した場合は、その情
報を引出してくることによって同等の効果を得る)辞書
情報に応じて、画面上の所定の位置に、すべての訳語を
表示する(Step4)。(これは、たとえば、別訳語用の
ウィンドウを作る等によって実現する。これも、既存技
術で容易に実現可能である。) 3.一行の空白行を入れる。(これは、辞書に登録されて
いる別訳語と、綴りからくる別訳語を区別するためのも
のである空白行ではなく、たとえば、別のウィンドウを
表示する等の方法によって区別することももちろん可能
である。) 4.最後の訳語として、英語の綴りをそのままの形で表示
する(Step5)。
ユーザが、どれかの訳語を選択すると、テーブル中の
訳語を選択された訳語に書き換える。訳語が活用語であ
る場合、(活用情報が「なし」でないもの)活用表(第
3表)の情報にしたがって、その後を活用させる。この
時、活用が音便形の場合は、音便形表(第4表)にした
がった処理を行ない、付属語部の第1文字を決定し、書
き換えが必要な場合は書き換える。
この時、訳語の長さの情報も一緒に書き換える。書き
換えたテーブルにしたがって、翻訳エディタ中の訳文を
表示しなおす(Step6〜Step8)。
4.前記における英語の綴りは、辞書中の見出し後の綴り
を現在は用いているが、見出し語の綴りではなく、活用
形の綴りを表示するように変更することは非常に容易で
ある。また、見出し語の綴り、活用形の綴りが異なって
いる場合は、両方を表示するようにすることもまた容易
に実現可能であることはいうまでもない。
また、辞書検索を行なわずに、対応テーブルを利用し
て、原文中の綴りをそのまま表示するように変更するこ
ともまた可能である。この場合、文頭の語の場合は、先
頭の文字を小文字に変換するような処理を付け加えるこ
とも容易に実現できるし、また、大文字のままのものと
両方を表示するようにするも容易に実現可能である。
本実施例では、辞書のアドレスを情報として、辞書検
索を行なっているが、辞書検索を行なった結果を情報と
して、本後編集装置に入力することができるように変更
すれば、辞書検索を行なうことなく、入力した情報のみ
で本実施例と同等の効果を得ることができることはいう
までもない。
以下、実際の例に即して、処理の概要を述べる。
原文として、「A Congress is one type of meetin
g.」 という文が、入力され、機械翻訳部によって、第1表
のような翻訳用辞書を用いて翻訳されると、第2表のよ
うな、対訳テーブルとして、出力される。
第2−1表は、英語単語の表で、原文の順に単語(こ
こでいう単語とは、辞書における検索単位という意味で
用いており、熟語や連語である場合も当然あり得る。)
のならびを表にしたものである。翻訳支援エディタは、
この表を参照して、原文を復元することが容易にできる
し、また、表示した原文の文頭からの位置から、ポイン
トされた位置がどの単語の一部であるかを容易に検索で
きるようになっている。
第2−2表は、訳語の表で、作られた訳文の順に、文
節(単語と付属語部にわけて)のならびの表になってい
る。翻訳支援エディタは、この表を参照して、訳文を表
示することが容易にできるし、また、表示した訳文の文
頭からの位置から、ポイントされた位置がどの文節の一
部であるかを容易に検索できるようになっている。
このテーブルは、訳語と原文の対応を取るためのもの
であり、構成の方法は、これに限らない。
この訳語の表から、訳文が、 「会議は会議の一つのタイプである。」 であることが分かる。
翻訳支援エディタは、原文と、訳文とを対応づけて表
示するように構成されている。具体的には、原文を表示
した後、一行開けて、訳文を表示する。
ここで、別訳語処理装置が起動され、原文のcongress
が、ポイントされた時のことを考える。(別訳語処理装
置が起動されたときにカーソルあるいは、ポインティン
グ・デバイスの指し示している位置が自動的に別訳語処
理装置に送られるように翻訳支援装置を構成することも
また可能である。) 英語が、指されているので、その訳語テーブルの位置
の情報から、訳文の文頭にある「会議は」が指されたの
と同等の処理(以下に示す処理)をすればよいことにな
る。
訳文の先頭の「会議は」が指されたときは、訳語テー
ブルの辞書アドレスの情報から、翻訳用辞書(第1表)
を検索し、対応する訳語が「会議」「会合」の2つであ
ることを知ることができる。この時、訳語の品詞・活用
の情報も各訳語と対応づけて記憶しておく。
「会議」「会合」の二つの訳語を表示した後、一行あ
け、検索した辞書の見出し語である。congressを表示す
る。原文から取ったこの訳語に対する品詞は、名詞、活
用は「なし」であると考えることとする。(ここでは、
英文では、1byteコード系、日本文では2byteコード系の
みを用いているように限定しているために、コードの変
換を行なっている。もちろん、1byteコード系のまま
で、日本文に入れることができるように構成することも
可能である。その場合、訳語テーブルの長さの情報は、
コードのバイト長と、存在する場合はコード切り替えの
ためのコードの長さを考慮したものにする必要があるこ
とはいうまでもない。) さて、ユーザが、congressを選択した場合は、活用が
「なし」であるので、活用の処理は考える必要がない。
訳語テーブル中の、1番目の訳語の「会議」を「cong
ress」に書き替え、同時に、訳語の長さの情報も、Step
8に書き換える。
その後、表示してある訳文を書き換えた訳語テーブル
にしたがって表示しなおし、 「congressは会議の一つのタイプである。」 という正しい訳文を得ることができる。
効果 以上の説明から明らかなように、本発明によると、次
のような効果がある。
請求項1,6の後編集装置では、別訳語の一つとして、
訳語の原文中の単語の見出し語の形が得られるので、そ
の語についての説明といったようなメタ言語的な表現で
ある場合にも、別訳語の選択によって容易に訳文中に反
映させることが可能になる。
請求項2,7の後編集装置では、別訳語の一つとして、
訳語の原文中での表現そのままの形が得られるので、た
とえば、 The word meeting is the present participleof the
word“meet". (meetingという語は、「meet」という語の現在分詞で
ある。) におけるmeetingの場合のように、言語事象を取り扱う
メタ表現を容易に訳文中に反映することができる。ま
た、辞書検索を必要としないので、非常に高速の処理が
可能である。
請求項3,8の後編集装置では、請求項2に後編集装置
と同じ効果が得られる。また、請求項2の後編集装置に
おける文頭の場合は大文字から始まる表現となってしま
うという欠点も解消できる。更に、辞書検索を行なわな
いので、より高速に処理が可能である。
請求項4,9の後編集装置では、別訳語の最後の候補と
して、原文中の単語あるいは表現を表示するので、一般
の表現の場合は、あまり邪魔にならず、必要な場合のみ
利用することを可能にする。
請求項5,10の後編集装置では、一般の別訳語と原文中
の単語あるいは表現を区別して表示するので、必要以外
の場合にはほとんど意識することなく一般の別訳語を利
用可能である。
更に、請求項7乃至10の後編集装置では、原文・訳文
を同時に見ることができるので、別訳語の選択をより容
易に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例である機械翻訳における後
編集装置の全体構成図、第2図は、その動作を説明する
ためのフローチャートである。 1……表示装置、2……翻訳後処理装置、3……機械翻
訳部、4……別訳語処理部、5……英単語テーブル、6
……訳語テーブル、7……入力部、8……翻訳用辞書。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、言語Aと言語Bの対訳辞書
    と、言語Aの原文から言語Bの訳文への翻訳結果とし
    て、原文中の各単語と訳文中の各訳語との対応表を入力
    する手段と、訳文を単語ごとに表示する手段と、訳文中
    の単語を指示する手段と、指示された訳文中の単語をキ
    ーとして原文中の対応する単語を該対応表から検索する
    手段と、該対応表から検索された原文中の単語をキーと
    して言語Aの見出し語と言語Bの訳語または訳語群を該
    対訳辞書から検索する手段と、該対訳辞書から検索され
    た見出し語とその訳語または訳語群を別訳語として表示
    する手段と、表示された別訳語の中から訳語を指示する
    手段と、指示された訳語を訳文中の元の訳語と交換して
    訳文を再表示する手段を持つことを特徴とする機械翻訳
    装置における後編集装置。
  2. 【請求項2】少なくとも、言語Aと言語Bの対訳辞書
    と、言語Aの原文から言語Bの訳文への翻訳結果とし
    て、原文中の各単語と訳文中の各訳語との対応表を入力
    する手段と、訳文を単語ごとに表示する手段と、訳文中
    の単語を指示する手段と、指示された訳文中の単語をキ
    ーとして原文中の対応する単語を該対応表から検索する
    手段と、該対応表から検索された原文中の単語をキーと
    して言語Bの訳語または訳語群を該対訳辞書から検索す
    る手段と、該対応表から検索された原文中の単語と該対
    訳辞書から検索されたその訳語または訳語群を別訳語と
    して表示する手段と、表示された別訳語の中から訳語を
    指示する手段と、指示された訳語を訳文中の元の訳語と
    交換して訳文を再表示する手段を持つことを特徴とする
    機械翻訳装置における後編集装置。
  3. 【請求項3】上記別訳語として表示する手段が、指示さ
    れた訳語に対応する原文中の語の位置が文頭である場合
    には、その先頭の文字を小文字に変換したものを別訳語
    の一つとして表示することを特徴とする請求項2に記載
    の機械翻訳装置における後編集装置。
  4. 【請求項4】上記別訳語として表示する手段が、別訳語
    の一つとして、表示する指示された言語Bの表現に対応
    する言語Aの表現を、最も優先度の低い訳語として(最
    終の別訳語として)表示することを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれかに記載の機械翻訳装置における後編集
    装置。
  5. 【請求項5】上記別訳語として表示する手段が、別訳語
    の一つとして、表示する言語Aの表現を、対訳辞書中に
    存在する別訳語とは、区別して表示することを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の機械翻訳装置にお
    ける後編集装置。
  6. 【請求項6】少なくとも、言語Aと言語Bの対訳辞書
    と、言語Aの原文から言語Bの訳文への翻訳結果とし
    て、原文中の各単語と訳文中の各訳語との対応表を入力
    する手段と、単語ごとに原文と訳文を共に表示する手段
    と、原文中の単語を指示する手段と、指示された原文中
    の単語をキーとして訳文中の対応する訳語を該対応表か
    ら検索する手段と、指示された原文中の単語をキーとし
    て言語Aの見出し語と言語Bの訳語または訳語群を該対
    訳辞書から検索する手段と、該対訳辞書から検索された
    見出し語とその訳語または訳語群を別訳語として表示す
    る手段と、表示された別訳語の中から訳語を指示する手
    段と、指示され訳語を対応表から検索された訳文中の訳
    語と交換して訳文を再表示する手段を持つことを特徴と
    する機械翻訳装置における後編集装置。
  7. 【請求項7】少なくとも、言語Aと言語Bの対訳辞書
    と、言語Aの原文から言語Bの訳文への翻訳結果とし
    て、原文中の各単語と訳文中の各訳語との対応表を入力
    する手段と、単語ごとに原文と訳文を共に表示する手段
    と、原文中の単語を指示する手段と、指示された原文中
    の単語をキーとして訳文中の対応する単語を該対応表か
    ら検索する手段と、指示された原文中の単語をキーとし
    て言語Aの見出し語と言語Bの訳語または訳語群を該対
    訳辞書から検索する手段と、指示された原文中の単語と
    その訳語または訳語群を別訳語として表示する手段と、
    表示された別訳語の中から訳語を指示する手段と、指示
    された訳語を対応表から検索された訳文中の訳語と交換
    して訳文を再表示する手段を持つことを特徴とする機械
    翻訳装置における後編集装置。
  8. 【請求項8】上記別訳語として表示する手段が、指示さ
    れた原文中の語の位置が文頭である場合は、その先頭の
    文字を小文字に変換したものを別訳語の一つとして表示
    することを特徴とする請求項7に記載の機械翻訳装置に
    おける後編集装置。
  9. 【請求項9】上記別訳語として表示する手段が、別訳語
    の一つとして、表示する指示された言語Bの表現に対応
    する言語Aの表現を、最も優先度の低い訳語として(最
    終の別訳語として)表示することを特徴とする請求項6
    乃至8のいずれかに記載の機械翻訳装置における後編集
    装置。
  10. 【請求項10】上記別訳語として表示する手段が、別訳
    語の一つとして、表示する言語Aの表現を、対訳辞書中
    に存在する別訳語とは、区別して表示することを特徴と
    する請求項6乃至8のいずれかに記載の機械翻訳装置に
    おける後編集装置。
JP63285350A 1988-11-10 1988-11-10 機械翻訳装置における後編集装置 Expired - Lifetime JP2786211B2 (ja)

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JP63285350A Expired - Lifetime JP2786211B2 (ja) 1988-11-10 1988-11-10 機械翻訳装置における後編集装置

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JPH02130672A (ja) 1990-05-18

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