JP2786194B2 - 情報検索装置及び情報検索方法 - Google Patents

情報検索装置及び情報検索方法

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JP2786194B2
JP2786194B2 JP62297568A JP29756887A JP2786194B2 JP 2786194 B2 JP2786194 B2 JP 2786194B2 JP 62297568 A JP62297568 A JP 62297568A JP 29756887 A JP29756887 A JP 29756887A JP 2786194 B2 JP2786194 B2 JP 2786194B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は情報検索装置及び方法に係り、特に電子フア
イルにネツトワーク構造で格納された知識を、マルチウ
インドウ機能を有する計算機を利用して効率良く検索を
行う情報検索装置及び方法に関する。 〔従来の技術〕 近年、光デイスク記憶装置などの小型の大容量記憶装
置が実現されるに及んで、従来は専門家が行つていた大
量な情報の記憶,検索を可能とするデータベースの管理
や検索の処理を、エンドユーザが直接操作するオフイス
対象の文書フアイリング装置が実現されている。 知識ベースに格納されている概念の図式を第3図に示
す。第3図において、楕円は概念を、矢印は関係を表
す。知識ベースにおいて、すべての概念は、概念「UNIV
ERSAL」を最上位概念とする包摂関係で結ばれている。
包摂関係とは、「…は…の(一つ)である」という関係
を表す。この関係は、上位,下位という属性を持つてい
る。ある概念を基準として、上位の概念を上位概念、下
位の概念を下位概念と呼ぶ。例えば、「ハードウエア」
312の上位概念は、「UNIVERSAL」301,「事物」310,「人
工物」311である。また、概念は、一般関係により、一
般的な知識同志を関係付けている。二つの概念の間の関
係を言葉で言い表すとき、各々の概念のどちらの概念を
主体にするかにより異なる二つの関係名称を持つ。例え
ば、「組織・機関」307と「ハードウエア」312は“開
発"325という一般関係で結ばれているこの関係の名称
は、「組織・機関」“が開発した”「ハードウエア」
と、「ハードウエア」“を開発した”「組織・機関」と
いう二つの名称を持つ。「ハードウエア」に対して、
“組織・機関が開発した”という関係を付加するとき、
“条件付加”と呼び、“を開発した組織・機関”という
関係を付加するとき、“ルート付加”と呼ぶことにす
る。具体関係とは、具体的な知識同志を関係付けるもの
で、この関係を作るには、上位概念同志が同じ関係名称
を持つ一般関係で結ばれていなければならない。例え
ば、「日立製作所」309と「Creative WS 2050」315は、
具体関係“開発"330で結ばれている。知識ベースに格納
されている概念の中をユーザは、ブラウジング(拾い読
み)することができる。以降、ブランジングにおいて、
ユーザが現在注目している概念を注目概念と呼ぶ。ま
た、一般関係により概念を限定するための文を検索文と
呼ぶ。 特開昭61−220027号記載のように、知識ベースの検索
の一手法として、対話的に、最も重要な概念から初め
て、検索のための情報を逐次追加していく手段が提供さ
れ、意味的あいまい検索が可能となつた。この検索方式
においては、たとえば、“カリフオルニア州にある会社
で開発されたコンピユータでUXがオペレーテイングシス
テムであるものに関する記事”という検索を行うことに
する。ここでは、検索文の生成を行う命令コマンドをq
とする。この時、まずこの検索の対象となる最も重要な
概念「記事」に注目概念を移し、命令コマンドqを入力
することにより、検索文の生成を開始する。システムは
上位概念が継承され得るものを含めて、「記事」に付加
することができる一般関係のフレームを表示する。ここ
で、ユーザは、“を主題とする記事”という関係を、番
号により指定して選択する。システムは、項目の上位概
念、この場合「UNIVERSAL」へ、注目概念を移す。ユー
ザはこの時点で任意のネツトワークのブラウジング機能
(拾い読み機能)を用いることができる。部分文字列入
力,メニユー選択、あるいは、直接“COMPUTER"と入力
することにより、注目概念を「コンピユータ」に移す。
本例では、コンピユータに関する条件がさらに存在する
ので、命令qを続けて入力して、「コンピユータ」につ
いての条件を付加していく。システムが、「コンピユー
タ」に関する一般関係のフレームを表示するので、ユー
ザはその中から“組織・機関で開発された”を選択し、
“会社”と入力して“会社で開発された”という条件を
つけ加れる。「コンピユータ」に対しても更に追加すべ
き条件があるので、続けて命令qを入力して検索文生成
過程を続ける。システムが、「会社」について、一般関
係を表示するので、ユーザはその中から“場所にある”
という関係を選択し、注目概念を「カリフオルニア州」
へ移して、“カルフオルニア州にある”という条件を追
加する。条件入力の終了は“OK"と入力することにより
システムに伝えられる。「会社」に対する条件入力を終
了して、再度「コンピユータ」に対する条件入力を行
う。ここで、「同コンピユータはオペレーテイングシス
テムUXの上で動く」という情報を入力にする。以上の過
程をすべく終了してから検索を行う。 上記従来技術では、検索文を逐次的に作成し、作成後
検索を行うため、以下のような問題があり、柔軟な検索
を行うことが困難であつた。 このように、検索条件を逐次的に作成していくため、
ユーザが検索文中の概念を自由に指定してその概念を他
の概念と変更することができなかつた。すなわち、上記
検索文“カリフオルニア州にある会社で開発されたコン
ピユータでUNIXが走るものに関する記事”を作成したあ
とで、「コンピユータ」を「ワークステーシヨン」に変
えることができず、改めて“カリフオルニア州にある会
社で開発されたワークステーシヨンでUXがオペレーテイ
ングシステムであるものに関する記事”という検索文を
作成しなおさなければならなかつた。また、「コンピユ
ータ」と変更可能である概念が具体的にどの概念である
のかわからなかつた。 また、検索文を作成するときには、まず検索の対象と
する概念に注目概念を移し、そこから階層的に検索条件
を付加していくため、検索文を作成中、もしくは作成後
に検索文の対象を変更することができなかつた。従来技
術では、検索の対象となる最も重要な概念、上記検索文
において、「記事」にあたる概念に最初に注目概念を移
す必要があつた。そのため、“カリフオルニア州にある
会社で開発されたコンピユータでUXがオペレーテイング
システムであるもの”についての検索を行つたあとで、
そのコンピユータについて記述している記事を調べたい
ときも、検索文を作り直す必要があつた。 また、検索文を作成中に検索を行うことができないの
で、検索条件をつけ加えるごとに結果の確認をすること
ができなかつた。そのため、検索条件が緩すぎたり、き
つすぎたりして、検索結果が多すぎたり,少なすぎた
り,思い通りの結果を得られないことがあつた。また、
該検索条件にあてはまるものがないにもかかわらず、そ
れを知らずに条件を付加しつづけていくような、無駄な
処理をしてしまうことがあつた。 また、検索文中の概念を指示することができなかつた
ため、検索文の部分的検索ができなかつた。すなわち、
上記検索文において、“カルフオルニア州にある会
社”、“カリフオルニア州にある会社で開発されたコン
ピユータでUXがオペレーテイングシステムであるもの”
などについて検索を行いたいときも再び検索文を作成し
なければならなかつた。 〔本発明が解決しようとする問題点〕 このように、従来の検索の操作方法では、知識ベース
から検索を行うための検索条件を作成する際に、ユーザ
が必要としている情報が適切に取り出せるような検索条
件を作成するのは非常に困難であつた。 本発明の目的は、以上の問題点を解決し、検索文中の
概念の変更を容易にし、検索の対象を変更可能とし、検
索文作成中でも逐次検索可能とし、検索文の部分的検索
を可能とすることにより、ユーザが検索をしているとい
う感覚なしに探している概念を探しだすことのできる装
置及び方法を提供することである。 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的は、マルチウインドウ機能を利用して検索文
の表示とともに、検索文中の注目概念の上位概念の表
示、および、注目概念と変更可能な上位概念から注目概
念に付加されている条件を満足する下位概念までのネツ
トワーク表示を行う。かつ、検索文中の概念間の移動に
よる注目概念の移動,付加されている条件を満足する概
念内での注目概念の変更,注目概念の条件付加およびル
ート付加,付加されている条件を満足する概念の検索を
常に実行可能とすることにより達成される。 〔作用〕 以下、本発明の検索装置の原理と動作を説明する。 第1図は、概念検索時のユーザとの対話用の画面であ
る。注目概念の上位概念表示領域101,注目概念を含む検
索文表示領域102,検索文に該当する概念の包摂関係木表
示領域103,システムメツセージ表示領域104,入力領域10
5が存在する。ここで、領域とは、画面上にあるユーザ
との対話ウインドウである。注目概念は、各各の領域の
中で常に表示され、かつ、すぐにわかるようにビツトマ
ツプの白黒反転,枠組み,アンダーラインなどのポイン
ターをつけておく。第1図において、注目概念は「コン
ピユータ」である。システムは、上位概念表示領域101
に、最上位概念“UNIVERSAL"108から注目概念“コンピ
ユータ"112を包摂関係で結ぶ概念“UNIVERSAL"108“事
物"109“人工物"110“ハードウエア"111“コンピユー
タ"112を順に表示する。また、システムは、検索文表示
領域102に、現在の検索文を表示し、注目概念の文字列
“コンピユータ"113には、ポインター(四角の枠)114
をつける。さらにシステムは、包摂関係木表示領域103
に、注目概念が変更することができる最上位概念から包
摂関係において下位の概念を表示し、注目概念の文字列
“コンピユータ"115には、ポインター116につける。以
下、包摂関係木表示領域103に表示される最上位概念を
アンカーと呼ぶことにする。この場合のように、注目概
念に関係が付加されていないときは、アンカーは、“UN
IVERSAL"117となる。システムメツセージ表示領域104に
は、システムからのメツセージが表示される。入力領域
105は、キーボードからの入力された文字列が表示され
る。システムは、検索文表示領域102、および、包摂関
係木表示領域103に表示されている概念の文字列の座標
をメモリに格納しているので、マウスで概念の文字列を
クリツクしてその概念の文字列を抽出することができ
る。検索文表示領域102に表示されている検索文に関す
る情報は、LISPのS式でメモリに格納されている。例え
ば、検索文が、“コンピユータ…”であつた時、メモリ
に格納されているS式は、 (コンピユータ(UNIVERSAL UNIVERSAL)(X1 Y1)) である。ここで、(UNIVERSAL UNIVERSAL)は、ルート
として付加されている関係によるアンカーと条件として
付加されている関係によるアンカーのリストであり、包
摂関係表示のときのアンカーは両アンカーの下位概念で
ある。(X1 Y1)は、表示されている文字列“コンピユ
ータ”のX座標,Y座標である。包摂関係は、表示されて
いる概念とその一層分下位の概念のリストでメモリに格
納する。一層分上位の概念が複数個存在する概念は、表
示するときに、該概念とその一層分上位の概念のすべて
を線で結ぶ。 注目概念の変更は、検索文表示領域102および包摂関
係木表示領域103に表示されている概念のマウス選択、
または、キーボード入力により可能である。ユーザがキ
ーボード入力を行うときは、システムは、包摂関係木表
示領域103に表示されているアンカーの下位概念の中か
ら概念の検索を行う。キーボード入力により抽出された
概念が包摂関係木表示領域103に表示されていないとき
には、システムは、その上位概念を調べて包摂関係をメ
モリに格納するとともに、表示されている包摂関係木と
結び付けて表示を行う。システムは、注目概念が変更さ
れる度に、上位概念表示領域101では、新しい注目概念
の上位概念を再表示し、検索文表示領域102では、検索
文中の注目概念113を新しい注目概念に書き換え、包摂
関係木表示領域103では、注目概念のポインター116を新
しい注目概念に移す。 検索条件の付加は、ユーザが条件を付加したい概念に
注目概念を移動し、検索文表示領域102において、注目
概念の文字列113をマウスでクリツクすると、システム
はポツプアツプメニユーにより追加可能な条件の一覧表
示するので、ユーザがその中から選択することにより可
能である。第4図の401は注目概念の文字列“コンピユ
ータ"113をマウスでクリツクしたときに表示される追加
可能な条件のフレームである。第4図は、“コンピユー
タ"402または“コンピユータ"402と包摂関係において上
位の概念、すなわち、第1図の上位概念表示領域101に
おける“コンピユータ"112、“ハードウエア"111,“人
工物"110,“事物"109,“UNIVERSAL"108と一般関係で結
ぶ概念と“コンピユータ"402を主体とした関係の名称の
一覧表示である。第4図の右上の“コンピユータ"402
は、条件の付加を行う概念である。左側は、“コンピユ
ータ"402または“コンピユータ"402と包摂関係において
上位の概念と一般関係で結ばれている概念の文字列であ
る。右側は、「コンピユータ」を主体とした左側の概念
との一般関係の名称である。番号は、このフレームのス
ロット番号である。ユーザは、この中から追加したい関
係をマウスで選択する。ここで、関係項目“組織・機関
で開発された"403を選択すると、システムは、検索文
を、“組織・機関で開発されたコンピユータは…”と
し、選択された項目の上位概念「組織・機関」に注目概
念を移す。 検索文における検索の対象の変更を行うことができ
る。検索文における検索の対象とは、検索文において、
検索文の主体となる最も重要な概念である。たとえば、
検索文“会社で開発されたコンピユータは…”における
「コンピユータ」が検索の対象となる概念である。ここ
で、検索の対象の変更とは、作成してきた検索文におい
て、検索の対象となる概念と一般関係で結ばれているあ
る概念を検索の主体として、検索の対象を該概念に変更
することである。たとえば、作成してきた検索文“会社
で開発されたコンピユータは…”において検索の対象と
なる概念「コンピユータ」と関係「主題」と結ばれる
「文書」に検索の対象を変更することである。この時、
システムは、検索文を“会社で開発されたコンピユータ
を主題とする文書”とする。以後、このときの関係の名
称をルートと呼ぶことにする。検索の対象の変更は、ユ
ーザが現在の検索の対象である概念に注目概念を移動
し、検索文表示領域102において、注目概念の文字列113
をマウスでクリツクすると、システムはポツプアツプメ
ニユーにより追加可能なルートの一覧表示するので、ユ
ーザがその中から選択することにより可能である。第5
図の501は検索対象の概念の文字列“コンピユータ"113
をマウスでクリツクしたときに表示される追加可能なル
ートのフレームである。第5図は、“コンピユータ"113
または“コンピユータ"113と包摂関係において上位の概
念、すなわち、第1図の上概念表示領域101における
“コンピユータ"112,“ハードウエア"111,“人工物"11
0、“事物"109,“UNIVERSAL"108と、一般関係で結ばれ
る概念を主体とした関係の名称の一覧表示である。第5
図の左上の“コンピユータ"502は、ルートの付加を行う
概念である。左側は、“コンピユータ"502と包摂関係に
おいて上位または同位の概念と一般関係で結ばれている
概念の文字列である。右側は、左側の概念を主体とした
「コンピユータ」との一般関係の名称である。番号は、
このフレームのスロツト番号である。ユーザはこの中か
ら追加したい関係をマウスで選択することができる。た
とえば、ユーザが“コンピユータで開発された組織・機
関"502という関係を選択すると、システムは検索文を、
“コンピユータで開発された組織・機関は…”とし、選
択された項目の下位概念「組織・機関」に注目概念を移
す。このようにして、検索文における検索の対象は、
「組織・機関」となる。 このようにして、“日本にある会社で開発されたコン
ピユータは…”という検索文が作成されたとする。注目
概念が「コンピユータ」であるとき、この状態における
画面を第2図に示す。検索文表示領域202は、“日本に
ある会社で開発されたコンピユータは…”と表示する。
この時、メモリに格納されているS式は、 (コンピユータ(UNIVERSAL ハードウエア(X1 Y1)
((開発された (会社(組織・機関 組織・機関)(X2 Y2)((に
ある (日本(場所UNIVERSAL(X3,Y3)))))) となる。(X1 Y1),(X2 Y2),(X3 Y3)はそれぞ
れ検索文表示領域202に表示されている文字列“コンピ
ユータ"208,“会社"210,“日本"211のX座標,Y座標であ
る。(UNIVERSAL ハードウエア)は、ルートとして付
加されている関係が無いときのアンカー「UNIVERSAL」
と、条件として付加されている関係「開発」によるアン
カー「ハードウエア」のリストである。同様に、(組織
・機関 組織・機関)は、ルートとして付加されている
関係「開発」によるアンカー「組織・機関」と、条件と
して付加されている関係「所在地」によるアンカー「組
織・機関」のリストであり、(場所 UNIVERSAL)は、
ルートとして付加されている関係「所在地」によるアン
カー「場所」と、条件として付加されている関係ないと
きのアンカー「UNIVERSAL」のリストである。ユーザ
は、検索文表示領域202に表示されている検索文に含ま
れている概念の文字列、“日本"211,“会社"210,“コン
ピユータ"208をマウスで選択して、注目概念を移動し
て、それぞれの概念に関係をつけていくことができる。
包摂関係木表示領域203のアンカーは、注目概念または
注目概念の上位概念の中で関係(条件またはルート)で
結び付いている概念を探し、その中で最も下位の概念と
する。上記検索文において、注目概念には、条件として
関係「開発」が結び付いている。第3図に示すように、
「コンピユータ」313の上位概念「ハードウエア」312が
「会社」308の上位概念「組織・機関」307と関係「開
発」325により結ばれているので、アンカーは「ハード
ウエア」312になる。そして、概念「ハードウエア」312
以下の概念を包摂関係木表示する。 検索文が、“会社で開発されたコンピユータで、オペ
レーテイングシステムの上で動くコンピユータに関する
記事”であり、注目概念が「コンピユータ」であつたな
ら、システムは、「コンピユータ」以下の概念のうち検
索文にあてはまる概念の包摂関係木を表示する。上記検
索文において、注目概念「コンピユータ」には、関係
「開発」,「OS」,「主題」が結び付いている。第3図
に示すように、「コンピユータ」313が「オペレーテイ
ングシステム」317と関係「OS」326で結ばれ、「ハード
ウエア」312が「組織・機関」307と関係「開発」325で
結ばれ、「UNIVERSAL」301が「文書」320と関係「主
題」327で結ばれている。そこで、システムは「コンピ
ユータ」313と「ハードウエア」312と「UNIVERSAL」301
のうち下位概念である「コンピユータ」313をアンカー
とする。 また、ユーザは第2図の検索文表示領域202における
概念の文字列“日本"211,“会社"210、または“コンピ
ユータ"208にして検索結果出力メニユー206をクリツク
することにより“日本にある会社",“日本にある会社で
開発されたコンピユータ”などについての検索をするこ
とができる。 〔実施例〕 第6図は、本発明方式の一実施例である情報検索装置
を利用したフアイリングシステムの構成図である。装置
全体の構成と動作の概要を説明する。 装置は、制御装置(CPU)600、と主メモリ610,磁気デ
イスク装置群630,操作端末620,CRT622,キーボード623,
マウス625からなるデータ処理部からなる。概念の検索
は、端末620上で行う。検索対象は、登録されている概
念、および概念間の関係として記載されている事実の集
合であり、フアイル630に格納されている、さらにフア
イル630には、概念や関係を表示する自然言語に関する
知識も含まれている。端末620のウインドウの制御は、
制御装置600により行う。マウス625は、CRT622に対し
て、CRT622に表示されている概念の選択,メニユー選択
が可能である。この機能を用いて、キーボード入力にた
よらず自由にブラウジングすることができる。CRT622上
の画面の管理はCPU600で行う。 装置の主な動作を、以下に説明する。知識ベースの検
索を開始すると、知識ベースの表示で必要なウインドウ
をCRT622に表示する。この時、マウス625をクリツクし
て取りだしたい文字列の位置情報を主メモリ610に格納
しておく。マウス625がクリツクされるとその位置を調
べて主メモリ610に格納されている位置情報によりクリ
ツクされている文字列を取り出す。また、マウス625が
クリツクされる。又は、キーボード623から入力が行わ
れると、制御装置600により表示しなおすべきウインド
ウを探し、必要な情報を磁気デイスク630から探して再
表示する。 以下、本発明を具体的に、“日本にある会社で開発さ
れたコンピユータを主題とする文書”の検索を例にとつ
て、第1図,第2図、および第7図から第18図を用いて
説明する。 第7図は、検索起動開始時の初期画面である。リセツ
トメニユー707をクリツクすると、この初期画面とな
る。注目概念は、最上位概念である「UNIVERSAL」であ
る。上記概念表示領域701は、「UNIVERSAL」の文字列
“UNIVERSAL"708が表示される。検索文表示領域702で
は、文字列“UNIVERSAL"709を表示しポインター(四角
の枠)710を置く。包摂関係木表示領域703では、アンカ
ーを「UNIVERSAL」として、m層分下位の概念を枝数n
まで木表示する。文字列“UNVERSAL"711にポインター71
2を置く。m,nの値は、ユーザが自由にいつでも変更する
ことができる。以下の例では、m=1,n=2とし、包摂
関係木表示領域703において、下位概念が表示されてい
ない概念、“事物"713,“場所"714に注目概念が移動
し、該注目概念に下位概念が存在するときには、1層分
下位の概念を枝数2までの概念を追加して木表示するこ
とにする。 第1図は、第7図において、キーボードから“comput
er"と入力して、注目概念を変更したときの画面であ
る。注目概念を移動するのは、マウス選択、およびキー
ボード入力により可能である。キーボードにより、“co
mputer"と入力すると、概念検索が行われ、検索結果と
して、「コンピユータ」を得る。複数の概念が抽出され
たときは、抽出された概念が、各概念の一層分上位の概
念とともにメニユー表示されるので、その中からマウス
で選択して一意に決定することができる。ここで抽出さ
れた概念「コンピユータ」は、以前に検索されていない
ため、第7図の包摂関係木表示領域703上に表示されて
いないので、まず概念「コンピユータ」の上位概念を調
べて包摂関係木表示領域703に表示されている概念と
「コンピユータ」を包摂関係で結合する。概念「コンピ
ユータ」を、注目概念とする。注目概念が概念「コンピ
ユータ」に移動したので、上位概念表示領域101は、
「コンピユータ」の上位概念に書き換えられる。検索文
表示領域102では、検索文中の注目概念の部分113を「コ
ンピユータ」に置き換えて再表示し、文字列“コンピユ
ータ"113にポインター114を置く。包摂関係木表示領域1
03では、注目概念に条件が付加されていないので、アン
カーを「UNIVERSAL」として、「コンピユータ」までの
概念と「コンピユータ」の1層分下位の概念“ワークス
テーシヨン"117と“AIマシン"118も木表示し、文字列
“コンピユータ"115にポインター116を置く。第7図か
ら第1図の画面に移るまでの処理の流れを第19図,第20
図に示す。第19図は、どの処理に進むのかを判断する処
理の流れ図である。ステツプ1910では、キーボードから
入力されたか否かを判断する。ステツプ1920は、検索文
表示領域に表示されている概念の文字列がマウスで選択
されたか否かを判断する。ステツプ1930では、包摂関係
木表示領域に表示されている概念の文字列がマウスで選
択されたか否かを判断する。ステツプ1940では、検索結
果出力メニユーがマウスで選択された否かを判断する。
結果出力メニユーが選択されたとき、ステツプ1941で検
索結果を文章で表示する。ステツプ1950では、リセツト
メニユーがマウスで選択されたか否かを判断する。リセ
ツトメニユーが選択されたとき、ステツプ1951で包摂関
係において最上位概念「UNIVERSAL」を注目概念にす
る。第20図は、キーボードから文字列が入力されたとき
に行われる処理の流れ図である。ステツプ2000は、入力
文字列に対応する概念のマツチングを行う。ここで、部
分文字列による部分マツチングも行われる。ステツプ20
10では、マツチングした概念が複数個あるか否かを判断
する。複数個の概念とマツチングしたときには、ステツ
プ2020で、マツチングした概念と各概念の上位概念をポ
ツプアツプメニユーで一覧表示し、ステツプ2030で、該
当する概念をマウスで一つ選択するようにする。ステツ
プ2040では、マツチングした概念が包摂関係木表示領域
に表示されているか否かを判断する。表示されていない
場合には、該概念の上位概念を調べる。ステツプ2060で
は、マツチングした概念を注目概念とする。ステツプ20
70では、新しく注目概念となつた概念の上位概念を上位
概念表示領域に再表示する。ステツプ2080では、検索文
を検索文表示領域に再表示し、注目概念にポインターを
置く。包摂関係木を、包摂関係木表示領域に再表示し。
注目概念にポインターを置く。第7図から第1図の画面
に移るまでには、キーボードから入力した文字列が表す
概念に注目概念を移すために、第19図のステツプ1910、
次いで結合子1970で示すように、第20図のステツプ2000
に移り、ステツプ2010,2040,2050,2060,2070,2080,2090
の処理を順次行い、結合子1960により第19図のステツプ
1910に戻る。 検索文表示領域中の注目概念の文字列をマウスでクリ
ツクすることにより注目概念に条件を付加することがで
きる。第8図は、この過程における画面である。検索文
表示領域802の注目概念の文字列“コンピユータ"808を
マウスでクリツクすると、概念「コンピユータ」が、注
目概念であり、検索文において検索対象の概念であるた
め、注目概念に対して条件を付加するのか、ルートを付
加するのかを選択するポツプアツプメニユー809が現れ
る。ここで、“条件付加"810を選択すると、システムは
上位概念が継承されえるものを含めて、「コンピユー
タ」に付加することができる一般関係をフレーム811で
表示する。一度、注目概念に付加できる一般関係を探し
表示すると、そのデータまたは、表示したウインドウを
内部に蓄えておくので、再度同じ概念に付加できる関係
の検索を行わなくてもする。ユーザは、このなかで、該
当する関係項目“組織・機関で開発されたコンピユー
タ"812をマウスでクリツクして選択する。第9図は、マ
ウスで付加したい関係を選択した後の画面である。検索
文は該関係が追加されて“組織・機関”で開発されたコ
ンピユータ"908となり、注目概念は、関係項目“組織・
機関で開発されたコンピユータ”のなかで、上位の概念
「組織・機関」に移る。検索文表示領域902では、検索
文が再表示され、注目概念の文字列“組織・機関"909に
ポインター910を置く。包摂関係木表示領域903では、
「コンピユータ」と関係「開発」で結ばれている上位概
念である「組織・機関」をアンカーとして、“組織・機
関"911と、「組織・機関」の1層分下位の概念を枝数2
までの概念の文字列“会社"912,“教育機関"913を木表
示し、文字列“組織・機関"911にポインター914を置
く。第1図から第9図の画面に移るまでの処理の流れを
第19図,第21図に示す。第21図は、注目概念に条件また
はルートを付加するための処理の流れ図である。ステツ
プ2100は、マウスで指定されたけ検索文表示領域上の文
字列が表している概念が注目概念と同一か否かを判断す
る。同一であつたならば、ステツプ2101で、指定された
概念を注目概念にする。ステツプ2110では、注目概念が
検索文において検索の対象である概念か否かを判断す
る。検索の対象である概念であるならば、ステツプ2120
で条件を付加するか否か、ステツプ2121でルートを付加
するか否かを判断する。条件を付加を行う場合には、ス
テツプ2130で注目概念に条件として付加できる一般関係
を一覧表示し、ステツプ2140で一覧表示の中から該当す
る関係を選択し、ステツプ2150で検索文に条件を付加
し、ステツプ2160で、選択した関係項目の上位の概念を
注目概念にする。ルートを付加する場合には、ステツプ
2122で、注目概念にルートとして付加できる一般関係を
一覧表示し、ステツプ2123で一覧表示の中から該当する
関係を選択し、ステツプ2124で検索文にルートを付加
し、ステツプ2125で、選択した関係項目の下位の概念を
注目概念にする。ステツプ2170では。注目概念に付加さ
れている関係(条件とルート)を結んでいる注目概念の
上位概念を調べ、その中で最も下位な概念をアンカーと
する。第1図から第9図の画面に移るまでには、注目概
念に条件を付加するために、第19図のステツプ1910,192
0、次いで結合子1980で示すように、第21図のステツプ2
100に移り、ステツプS2110,2120,2130,2140,2150,2160,
2170を順次行い、さらに結合子2100で示すように、第20
図のステツプ2070,2080,2090を行い、結合子1960により
第19図のステツプ1910に戻る。 包摂関係木表示領域上の概念の文字列をマウスで選択
していくことにより注目概念を変更していくことができ
る。ここでは、“会社で開発されたコンピユータ”につ
いての調べたいので、第9図において、包摂関係表示領
域903に表示されている文字列“会社"912をマウスの左
ボタンでクリツクして注目概念を「会社」に移す。第10
図は、この状態における画面である。注目概念が概念
「会社」に移したので、上位概念表示領域1001は、「会
社」の上位概念に書き換え、図に示すように、“UNIVER
SAL"1011,“事物"1012,“人工物"1013,“組織・機関"10
14,“会社"1015となる。検索文表示領域1002では、検索
文が“会社で開発されたコンピユータ"1008と再表示さ
れ、注目概念の文字列“会社"1009にポインター1010を
置く。包摂関係木表示領域1003では、注目概念のポイン
ター1009を“会社"1008に移す。マウスの左ボタンでク
リツクした該概念「会社」が、第9図の包摂関係木表示
領域903において、最下位概念であるので、さらに1層
分下位の概念を枝数2まで検索し追加して木表示する。
この時、包摂関係木を全部、再表示しても良いし、注目
概念のポインターを“会社"1008に移して“会社"1008の
下位概念“電気メーカ"1016,“金融機関"1017を追加表
示しても良い。追加表示する際に他の概念の表示と重な
る場合は追加して表示される概念の領域、すなわち、
“電気メーカ"1016,“金融機関"1017が表示される領域
だけを消しから追加表示して良い。包摂関係木表示領域
1003においてさらに注目概念を「会社」の下位概念に移
動することもまた上位又は同位の概念に移動することも
できる。移動していくうちに、包摂関係木表示領域1003
に表示される概念は増していき、ユーザがたどつた概念
を見ることができる。また、一度表示した概念を覚えて
いるので、再度検索する必要はない。第9図から第10図
の画面に移るまでの処理を第19図,第22図に示す。第22
図は、包摂関係木領域に表示されている包摂関係木を利
用して、注目概念を移動するための処理の流れ図であ
る。ステツプ2200は、包摂関係木領域に表示されている
文字列をマウスの左ボタンでクリツクしたか否かを判断
する。マウスの左ボタンでクリツクした場合には、ステ
ツプ2201でクリツクされた概念を注目概念とし、ステツ
プ2202でクリツクされた概念の下位概念が表示されてい
るか否かを判断する。表示されていない場合には、ステ
ツプ2203で一層分下位の概念を調べる。ステツプ2210
は、包摂関係木領域に表示されている文字列をマウスの
右ボタンでクリツクしたか否かを判断する。マウスの右
ボタンでクリツクした場合には、ステツプ2220でクリツ
クされた概念の一層分下位の概念をメニユー表示し、ス
テツプ2230で該当する概念をその中からマウスで選択す
ると、ステツプ2240で該概念を注目概念とする。第9図
から第10図の画面に移るまでには、下位概念を表示して
いない概念に注目概念を移すために第19図のステツプ19
10,1920,1930を行い、結合子1990により、第22図のステ
ツプ2200に移り、ステツプS2201,2202,2203を順次行
い、さらに結合子2100に示すように、第20図のステツプ
2070に移り、ステツプ2080,2090を行い、結合子1960に
より第19図のステツプ1910に戻る。 さらに、注目概念「会社」について付加する条件があ
るので、上記と同様な処理を行う。第11図がこの過程に
おける画面である。注目概念の文字列“会社"1108をク
リツクすると、一般関係のフレーム1109を表示する。こ
のなかで、該当する関係項目“場所にある会社"1110を
マウスで選択する。第12図は、付加したい関係を選択し
たあとの画面である。検索文に該関係が追加され、注目
概念は、関係項目“場所にある会社”のなかで、上位の
概念「場所」に移る。注目概念が概念「場所」に移動し
たので、上記概念表示領域1101は、「場所」の上位概念
に書き換えられる。検索文表示領域1202では、検索文が
“場所にある会社で開発されたコンピユータ"1209と再
表示され、注目概念の文字列“場所"1208にポインター1
210を置く。包摂関係木表示領域1203では、「コンピユ
ータ」と関係「開発」で結ばれている概念「場所」をア
ンカーとして、「場所」の1層分下位の概念を深さ2ま
でを木表示し、文字列“場所"1211にポインター1212を
置く。第10図から第12図の画面に移るまでの処理のなが
れを第19図,第21図に示す。第10図から第12図の画面に
移るまでには、概念の対象でない概念に条件を付加する
ために、第19図のステツプ1910,1920を行い、結合子198
0で示すように、第21図のステツプ2100に移り、ステツ
プ2110,2130,2140,2150,2160,2170を順次行い、さらに
結合子2100で示すように、第20図のステツプ2070に移
り、ステツプ2080,2090を行い、結合子1960より、第19
図のステツプ1910に戻る。 包摂関係木表示領域上の概念をマウスで選択していく
ことにより注目概念を変更することができるが、包摂関
係木表示領域に表示されている概念は包摂関係の一部で
ある。第13図は、第12図の包摂関係木表示領域1203のア
ンカー以下の概念で、包摂関係木表示領域1203に表示さ
れていない概念をマウスにより捜しだす過程を表す。包
摂関係木表示領域1303上の概念をマウスの右ボタンで選
択することにより該概念の下位概念をすべて表示するこ
とができる。ここでは、“日本にある会社で開発された
コンピユータ”についての調べたいので、包摂関係木表
示領域1303の文字列“国家"1308をマウスの右ボタンで
クリツクすると、概念「国家」の一層分下位概念がメニ
ユー1309で表示される。この中で、該当する概念“日
本"1310をクリツクすると、注目概念が、該概念「日
本」に移動する。メニユー領域の外でクリツクすると、
注目概念は、概念「国家」に移動する。第14図は、注目
概念が「日本」に移動したあとの画面である。注目概念
が概念「日本」に移動したので、上位概念表示領域1401
は、「日本」の上位概念に書き換えられる。検索文表示
領域1402では、検索文が“日本にある会社で開発された
コンピユータ"1408と再表示され、注目概念の文字列
“日本"1409にポインター1410を置く。包摂関係木表示
領域1403では、“国家"1411の下位に“日本"1412を追加
して再表示し、注目概念“日本"1412にポインター1413
を移す。包摂関係木表示領域1403に表示されている関係
木の途中の概念をマウスの中ボタンでクリツクして下位
概念を表示し、その中の概念に注目概念を移すときも該
概念を追加して表示する。第12図から第14図の画面に移
るまでの処理の流れを第19図,第22図に移す。第12図か
ら第14図の画面に移るまでには、包摂関係木表示領域に
表示されている概念に注目概念を移動するため、第19図
のステツプ1910,1920,1930を行い、結合子1990で示すよ
うに、第22図のステツプ2200に移り、ステツプ2210,222
0,2230,2240を順次行い、さらに結合子2100で示すよう
に、第20図のステツプ2070に移り、ステツプ2080,2090
を行い、結合子1960により第19図のステツプ1910に戻
る。 検索文表示領域の概念の文字列をマウスでクリツクし
て注目概念を移し、概念を変更したり関係を付加したり
することができる。ここでは、作成してきた検索文“日
本にある会社で開発されたコンピユータ”についての記
事を調べたいとする。第14図の検索文表示領域1402で、
文字列“コンピユータ"1414をマウスでクリツクして注
目概念を「コンピユータ」に移動する。第2図は、この
状態における画面である。注目概念が概念「コンピユー
タ」に移動したので、上位概念表示領域201は、「コン
ピユータ」の上位概念に書き換えられる。検索文表示領
域202では、注目概念の文字列“コンピユータ"208にポ
インター209を置く。包摂関係木表示領域203では、「会
社」の上位概念「組織・関係」と関係「開発」で結ばれ
ている「コンピユータ」の上位概念である「ハードウエ
ア」をアンカーとして“ハードウエア"204以下を木表示
し、文字列“コンピユータ"210にポインター211を置
く。この時、「ハードウエア」以下の概念のうち“日本
にある会社で開発されたもの”だけを表示するようにし
ても良い。または、「ハードウエア」204以下の概念の
うち“日本にある会社で開発されたもの”を満足する概
念の数を表示するようにしても良い。第14図から第2図
の画面に移るまでの処理の流えを第19図,第21図に示
す。第14図から第2図の画面に移るまでには、検索文中
の概念に注目概念を移動するので、第19図のステツプ19
10,1920を行い、結合子1980で示すように、第21図のス
テツプ2100に移り、ステツプ2101,2170を行い、さらに
結合子2100で示すように、第20図のステツプ2070に移
り、ステツプ2080,2090を行い、結合子1960により第19
図のステツプ1910に戻る。 第15図は、概念「コンピユータ」について、ルートを
付加する過程を示す。検索文表示領域1502で、文字列
“コンピユータ"1508をマウスでクリツクするとポツプ
アツプメニユー1509が現れる。ここで、“ルート付加"1
510を選択すると、「コンピユータ」にルートとして付
加することができる一般関係のメニユー1511が表示され
る。ここで、“コンピユータを主題とする文書"1512と
いう関係項目を選択すると、検索文に該関係が追加さ
れ、注目概念は、関係項目“コンピユータを主題とする
文書”のなかで、下位の概念「文書」に移る。第16図
は、この状態における画面である。注目概念が概念「文
書」に移動したので、上位概念表示領域1601は、「文
書」の上位概念に書き換えられる。検索文表示領域1602
では、注目概念の文字列“文書"1608にポインター1609
を置く。包摂関係木表示領域1603では、「コンピユー
タ」と関係「開発」で結ばれている「文書」をアンカー
として“文書"1611以下を木表示し、文字列“文書"1610
にポインター1611に置く。第15図から第16図の画面に移
るまでの処理の流れを第19図,第21図に示す。第15図か
ら第16図の画面に移るまでに、第19図のステツプ1910,1
920を行い、結合子1980で示すように、第21図のステツ
プ2100に移り、ステツプ2110,2120,2121,2122,2123,212
4,2125,2170を順次行い、さらに結合子2100に示すよう
に、第20図のステツプ2070に移り、ステツプ2080,2090
を行い、結合子1960により第19図のステツプ1910に戻
る。 第17図は、“日本にある会社で開発されたコンピユー
タに関する文書”に該当する結果を出力たものである。
これは、注目概念が、「文書」であるときに、結果出力
メニユー1706をマウスでグリツクすることにより可能で
ある。検索結果は、ポツプアツプメニユー1708で表示さ
れる。この時の処理のながれを第19図に示す。第19図の
ステツプ1910,1920,1930,1940,1941を順次行い、結合子
1860で示すように、第19図のステツプ1910に戻る。 第18図は、“日本にある会社”についての検索を実行
したものである。これは、注目概念が、「会社」である
ときに、結果出力メニユー1806をマウスでクリツクする
ことにより可能である。検索結果は、ポツプアツプメニ
ユー1808で表示される。 以上、説明をわかりやすくするために、具体例を用い
ながら実施例を述べたが、本発明方式は、具体例に限定
されるものではなく、更にいろいろな機能を付加しても
良い。例えば、注目概念を移動する度に付加されている
条件を満足する概念の数、または検索の結果を表示して
もよい。 また、付加されている条件を満足する概念だけを包摂
関係木表示してもよい。 更にまた、包摂関係木表示の中で条件を満足しない概
念は、その文字列の上に線分などを引いて、表示しても
良い。 また、上記に示した表示に限らず注目概念についてい
る具体関係などの概念も逐次表示しても良い。 また、ポツプアツプメニユーによる選択は、複数個同
時に行つても良い。 〔効果〕 以上説明したごとく、本発明によれば、注目している
概念に関する多面的な情報を見ながら、検索文中の概念
を変更して、検索文を作成していくことができるので、
検索結果が得られる矛盾のない検索文を作成することが
できる。検索の対象を変更することができるので、検索
開始時の検索の対象にしばられることがない。また、検
索文を作成しながら情報を検索することができるので非
常に検索の効率が向上する。さらに、検索文の部分的検
索ができるので、同じような検索文を何回も作る必要が
なくなる。
【図面の簡単な説明】 第1図と第2図は、概念検索を行うときの画面を示す
図、第3図は、データベースに格納されている概念と関
係知識を表現する図、第4図は、条件を付加するときに
表示される表の一例を示す図、第5図は、ルートを追加
するときに表示される表の一例を示す図、第6図は、本
発明のシステム構成図、第7図から第18図までは、情報
検索の一過程に現れる画面を示す図、第19図から第22図
までは、本発明の処理のながれを示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−220027(JP,A) 特開 昭56−168280(JP,A) 特開 昭62−263530(JP,A) 情報処理学会第34回(昭和62年前期) 全国大会講演論文集 (▲I▼) P P.573−574 情報処理学会第30回(昭和60年前期) 全国大会講演論文集 (▲II▼) P P.887−888 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 17/30

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.概念と関係の組み合わせで表現する抽象的概念表現
    を検索条件として検索する情報検索装置において、検索
    文を表示する対話ウィンドウと、上記検索文の中の注目
    概念に付加されている関係を満たす概念の集合の相互関
    係を表す概念のネットワークを表示する対話ウィンドウ
    を表示する手段を有し、上記検索文を表示する対話ウィ
    ンドウの表示の変更に応じて、上記ネットワークを表示
    する対話ウィンドウを書き換え、上記ネットワークを表
    示する対話ウィンドウにより表示されているある概念に
    注目概念を変更するのに応じて、上記検索文中の注目概
    念を上記ある概念に置き換えて検索文の表示を書き換え
    る手段を有することを特徴とする情報検索装置。 2.特許請求の範囲第1項記載の情報検索装置におい
    て、上記書き換え手段は、注目概念と包摂関係で結ばれ
    ている概念の中で、検索文において注目概念に付加して
    いる一般関係で結ばれている概念を探し、それらの概念
    の中で、包摂関係で最も下位の概念以下の概念を表示
    し、該表示範囲内の概念に、該注目概念を変更する手段
    を有することを特徴とする情報検索装置。 3.特許請求の範囲第1項記載の情報検索装置におい
    て、上記書き換え手段は、検索文中の概念間を注目概念
    が自由に移動して、検索文中の概念に、条件を付加して
    いく手段を有することを特徴とする情報検索装置。 4.特許請求の範囲第1項記載の情報検索装置におい
    て、上記書き換え手段は、検索文における検索の対象と
    なる概念にルートを付加して、検索の対象となる概念を
    変更する手段を有することを特徴とする情報検索装置。 5.特許請求の範囲第1項記載の情報検索装置におい
    て、上記書き換え手段は、検索文中の条件が付加されて
    いる概念の検索を逐次可能とする手段を有することを特
    徴とする情報検索装置。 6.概念と関係の組み合わせで表現する抽象的概念表現
    を検索条件として検索する情報検索装置において、 検索文の表示と変更を対話的に行う検索文編集ウィンド
    ウ表示手段と、 上記検索文の中の注目概念に付加されている関係を満た
    す概念の集合の相互関係を表す概念のネットワークを表
    示する概念ネットワークウィンドウ表示手段とを具備
    し、 上記概念ネットワークウィンドウ表示手段は上記検索文
    編集ウィンドウ表示手段で変更された内容に応答して、
    表示される上記ネットワークの内容を変更し、 上記検索文編集ウィンドウ表示手段は上記概念ネットワ
    ークウィンドウ表示手段に表示されている注目概念の変
    更に応答して、表示される上記検索文の中の該当概念を
    変更することを特徴とする情報検索装置。 7.注目概念の文字列または上記注目概念の文字列と包
    摂関係において上位の概念と一般関係で結ばれた文字列
    と上記注目概念の文字列を主体とした上記一般関係の名
    称文字列を表示し、該表示された文字列から選択された
    文字列を検索条件として上記注目概念の文字列に追加す
    るとともに、該選択された文字列または上記選択された
    文字列と包摂関係において上位の概念と上記一般関係で
    結ばれた文字列と上記選択された文字列を主体とした上
    記一般関係の名称文字列を表示する検索文編集ウィンド
    ウ表示手段を具備することを特徴とする情報検索装置。 8.概念と関係の組み合わせで表現する抽象的概念表現
    を検索条件として検索する情報検索方法において、検索
    文を検索編集ウィンドウに表示し、上記検索文の中の注
    目概念に付加されている関係を満たす概念の集合の相互
    関係を表す概念のネットワークを概念ネットワークウィ
    ンドウに表示し、上記検索編集ウィンドウで上記検索文
    が変更されるのに応じて、上記概念ネットワークウィン
    ドウの表示を変更し、上記概念ネットワークウィンドウ
    に表示されているある概念を注目概念が変更されるのに
    応じて、上記検索文中の注目概念を上記ある概念に置き
    換えて検索文の表示を書き換えることを特徴とする情報
    検索方法。 9.概念と関係の組み合わせで表現する抽象的概念表現
    を検索条件として検索する情報検索方法において、 検索文の表示と変更を検索文編集ウィンドウにおいて対
    話的に行い、 上記検索文の中の注目概念に付加されている関係を満た
    す概念の集合の相互関係を表す概念のネットワークを概
    念ネットワークウィンドウに表示し、 上記検索文編集ウィンドウで変更された内容に応答し
    て、上記概念ネットワークウィンドウに表示される上記
    ネットワークの内容を変更し、 上記概念ネットワークウィンドウに表示されている注目
    概念の変更に応答して、上記検索文編集ウィンドウに表
    示される上記検索文の中の該当概念を変更することを特
    徴とする情報検索方法。 10.注目概念の文字列または上記注目概念の文字列と
    包摂関係において上位の概念と一般関係で結ばれた文字
    列と上記注目概念の文字列を主体とした上記一般関係の
    名称文字列を表示し、該表示された文字列から選択され
    た文字列を検索条件として上記注目概念の文字列に追加
    するとともに、該選択された文字列または上記選択され
    た文字列と包摂関係において上位の概念と上記一般関係
    で結ばれた文字列と上記選択された文字列を主体とした
    上記一般関係の名称文字列を検索文編集ウィンドウに表
    示することを特徴とする情報検索方法。
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