JP2782772B2 - マルチディスクプレーヤ - Google Patents

マルチディスクプレーヤ

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JP2782772B2
JP2782772B2 JP1097106A JP9710689A JP2782772B2 JP 2782772 B2 JP2782772 B2 JP 2782772B2 JP 1097106 A JP1097106 A JP 1097106A JP 9710689 A JP9710689 A JP 9710689A JP 2782772 B2 JP2782772 B2 JP 2782772B2
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幸生 森岡
壮一 木村
周二 坂本
清三 三好
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数枚のディスクを装着して、そのディス
クを連続して演奏したり、ディスク及び曲を任意に選択
して演奏したりすることが可能なマルチディスクプレー
ヤに関するものである。
従来の技術 近年、ディスクの普及に伴いマルチディスクプレーヤ
も各種発売されているが、より便利性の高いものが求め
られている。
以下図面を参照しながら、従来のマルチディスクプレ
ーヤの一例について説明する。
第7図は従来のマルチディスクプレーヤの全体を示す
斜視図、第8図はその分解図である。第7図及び第8図
において、ローディングキャビネット100はパネルシャ
ーシ101の開口部101a内に収納され、パネルシャーシ101
に設けられたリブ101bにローディングキャビネット100
のガイド部100aがかん合して、イ−ロ方向に移動自在に
なっている。また、100bはローディングキャビネット10
0のイ方向への抜け止め用の突起である。
102はトレイで、ローディングキャビネット100に取り
付けられた軸103に、ハ−ニ方向に回転自在に取り付け
られており、5ケ所のディスク載置部102aの中央には穴
102bが設けられている。
ローディングキャビネット100に取り付けられたモー
タ104は、モータプーリ105、ベルト106、プーリギヤ10
7、駆動ギヤ108からなる減速機構を介して、トレイ102
の外周部の歯部102cを、駆動ギヤ108の歯部108aが駆動
することによって、トレイ102をハ−ニ方向に回転させ
るようになっている。
パネルシャーシ101に取り付けられたモータ109は、モ
ータプーリ110、ベルト111、プーリギヤ112、中間ギヤ1
13、駆動ギヤ114からなる減速機構を介して、ローディ
ングキャビネット100の下面にイ−ロ方向に延びたラッ
ク100cを、駆動ギヤ114の歯部114aが駆動することによ
って、ローディングキャビネット100をイ−ロ方向に移
動させるようになっている。
115はディスク演奏部であり、115aはトレイ102に載置
されたディスク116を担持するターンテーブルで、イ−
ロ方向に延びた軸部115bはパネルシャーシ101の支持部1
01cに、ディスク演奏部115がホ−ヘ方向に回動自在なよ
うに取り付けられている。また他端のピン115cは、駆動
ギヤ117のカム部117aと系合しており、駆動ギヤ117の回
転によってディスク演奏部115がホ−ヘ方向に回動する
ようになっている。
モータ118は、モータプーリ119、ベルト120、プーリ
ギヤ121、中間ギヤ122からなる減速機構を介して、駆動
ギヤ117を回転させるようになっている。
123はトレイ102の穴102bを通過する、ディスク演奏部
115のターンテーブル115aとの間にディスク116を担持す
るクランパーであり、ローディングキャビネット100に
固設されたクランパー取り付け板124に、回転自在に取
り付けられている。
125はパネルシャーシ101に設けられた操作ツマミであ
り、126は表示部、127は電気回路部、128は外装ケース
である。
以上のように構成されたマルチディスクプレーヤにつ
いて、以下その動作を説明する。まず、ディスク116を
トレイ102に載置する為、トレイ102をパネルシャーシ10
1の外部に出すべく操作ツマミ125を押すと、電気回路部
127の指令によりモータ109が回転し、モータプーリ11
0、ベルト111、プーリギヤ112、中間ギヤ113からなる減
速機構を介して駆動ギヤ114がト方向に回転する。する
と駆動ギヤ114の歯部114aが、系合しているローディン
グキャビネット100のラック100cをイ方向に駆動するの
で、ローディングキャビネット100はリブ100bがパネル
シャーシ101に当たる所までイ方向に移動して止まり、
第7図(B)に示すようにトレイ102ののディスク載
置部102aがパネルシャーシ101の外部に出た状態にな
る。
そしてディスク116をトレイ102ののディスク載置部
に載置し、次に2枚目のディスク116を載置する時は、
操作ツマミ125を押すと電気回路部127の指令によりモー
タ104が回転し、モータプーリ105、ベルト106、プーリ
ギヤ107からなる減速機構を介して駆動ギヤ108が回転す
るので、駆動ギヤ108の歯部108aが、系合しているトレ
イ102の歯部102cを駆動し、トレイ102はニ方向に回転す
る。そして、のディスク載置部102aが手前に来た所で
停止するので、ディスク116をのディスク載置部102a
に載置できる。同様に3枚目,4枚目,5枚目のディスク11
6をトレイ102に載置できる。
次に、ディスク116を演奏させるべく、操作ツマミ125
を押すと電気回路部127の指令により、まずモータ109が
前記とは逆方向に回転し、ローディングキャビネット10
0はロ方向に移動してパネルシャーシ101内に収納された
状態で止まる。そして次に、演奏したいディスク116を
演奏位置まで移動させるべくモータ104が回転するの
で、トレイ102はハ−ニ方向に回転し、演奏位置である
クランパー123の下に指定のディスク116が来た所で止ま
る。
次にモータ118が回転し、モータプーリ119、ベルト12
0、プーリギヤ121、中間ギヤ122からなる減速機構を介
して、駆動ギヤ117を回転させるので、駆動ギヤ117のカ
ム部117aの回転によって、系合しているディスク演奏部
115のピン115cが移動し、ディスク演奏部115はホ方向に
回動して、ターンテーブル115aとクランパー123との間
にディスク116を担持して演奏が開始される。
そして演奏が終了し、次の別のディスク116を演奏す
る時は、まずモータ118が前記と逆に回転してディスク
演奏部115をヘ方向に回動させた後、モータ104の回転に
よってトレイ102をハ−ニ方向に回転させ、次の別のデ
ィスク116を演奏位置に移動させて、前記同様にディス
ク116を演奏する。
次にディスク116を交換する時は、モータ118の回転に
よってディスク演奏部115をヘ方向に回動させて演奏を
停止させた後、モータ109の回転によってローディング
キャビネット100をイ方向に移動させ第7図(B)に示
す状態にして、モータ104の回転によってトレイ102をハ
−ニ方向に回転させながら、トレイ102に載置されてい
るディスク116を順次交換する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら前記のような構成では、ディスク演奏部
115をヘ方向に回動させて演奏を停止してからでない
と、ローディングキャビネット100上のトレイ102をパネ
ルシャーシ101の外部に移動させることができない為、
ディスク116を演奏しながら、トレイ102上の別のディス
ク116を交換したり、補充したりすることができないと
いう課題を有していた。
本発明は前記課題に鑑み、複数枚のディスクが載置可
能なトレイを設け、前後方向に移動自在なローディング
キャビネット上にディスク演奏手段を設けたことによっ
て、ディスク演奏中でも演奏が途切れることなく、ディ
スクの変換や補充ができるマルチディスクプレーヤを提
供するものである。
課題を解決するための手段 そして、前記課題を解決する本発明の技術的手段は、
複数枚のディスクが載置可能なトレイを設け、前後方向
に移動自在なローディングキャビネット上にディスク演
奏手段を設けたことである。
作用 この技術的手段による作用は、次のようになる。
即ち、複数枚のディスクが載置可能なトレイを設け、
前後方向に移動自在なローディングキャビネット上にデ
ィスク演奏手段を設けたことにより、ディスク演奏中で
も演奏が途切れることなく、ディスクの交換や補充がで
きることである。
実 施 例 以下本発明の実施例のマルチディスクプレーヤについ
て、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第一の実施例におけるマルチディス
クプレーヤの全体を示す斜視図である。第1図におい
て、1はイ−ロ方向に移動自在なローディングキャビネ
ットで、前面パネル2の開口部2a内に収納されるように
なっている。
3はトレイで、軸4を中心に回転自在にローディング
キャビネット1に取り付けられており、5ヵ所のディス
ク載置部3aを有し、その中央には穴3bが設けられてい
る。
5は前面パネル2を固設したシャーシである。
また、6はローディングキャビネット1に取り付けら
れたトレイ駆動メカニズム及びディスク演奏部、7はロ
ーディング駆動部、8は電気回路部であり、9は操作ツ
マミ、49は外装ケース、50は表示部で、51は第1図
(B)に示すように、前面パネル2の外部に突出してい
る部分の、トレイ3のディスク載置部3aにディスク26が
載置されているかどうかを検出する為の光センサーであ
る。
次に第2図は、本発明の実施例におけるマルチディス
クプレーヤの分解図であり、10は前記トレイ駆動メカニ
ズム6のメカベースで、軸4が固設されている。11はモ
ータ、12はモータプーリであり、13は軸14に回転自在に
取り付けられたプーリギヤ15と、モータプーリ12との間
に掛けられた、動力伝達のためのベルトである。
16は中間ギヤであり、第3図にその詳細を示すよう
に、軸17を中心に回転自在でプーリギヤ14及び遊星ギヤ
18と噛み合っている。また遊星ギヤ18は、軸17に回転自
在に取り付けられた遊星アーム19上の、軸20に回転自在
に取り付けられており、圧縮バネ21によってバネ圧を付
勢されている。なお、この遊星アーム19は圧縮バネ21の
バネ圧が遊星ギヤ18に付勢されることにより、モータ11
がハ方向に回転すればホ方向、ニ方向に回転すればヘ方
向に回動するようになっている。
22は、軸23に回転自在に取り付けられた昇降カムであ
り、歯部22aは遊星ギヤ18と噛み合うようになってい
る。
25はディスク演奏部で、25aはディスク26を担持する
ターンテーブル、25bは光信号を読み取る光ピックアッ
プであり、メカベース10に設けられた横軸24を中心にト
ーチ方向に回動自在に取り付けられている。また、他端
のピン25cは昇降カム22の傾斜カム部22bと系合してお
り、昇降カム22の回転によってディスク演奏部25がトー
チ方向に回動するようになっている。
27は昇降カム22のカム部22cと系合しているスイッチ
であり、昇降カム22の回転によってON−OFFするように
なっている。
28は軸29に回転自在に取り付けられたトレイ駆動ギヤ
であり、歯部28aは遊星ギヤ18と、歯部28bはトレイ3の
外周の内面に設けられた歯部3cと噛み合うようになって
いる。またトレイ3の下面にはリブ3dが設けられてお
り、ローディングキャビネット1に取り付けられた光セ
ンサー47と系合してトレイ3の回転方向における位置を
検出するようになっている。
30は前記ローディング駆動部7の基板で、31はモー
タ、32はモータプーリであり、33は軸35に回転自在に取
り付けられたプーリギヤ34とモータプーリ32との間に掛
けられた、動力伝達のためのベルトである。
36は軸37に回転自在に取り付けられたローディング駆
動ギヤで、歯部36aはプーリギヤ34と、歯部36bはシャー
シ5に固設されたラック板38のラック部38aと噛み合う
ようになっている。また36cはラック板38の案内部38bと
系合しており、歯部36bとラック板38のラック部38aとの
ピッチが一定になるようになっている。
39はスイッチで、ラック板38のカム板38cと系合して
おり、ローディングキャビネット1のイ−ロ方向への移
動によってON−OFFするようになっている。
またこのローディング駆動部7は、第4図に第2図の
x−x断面を示すように、ローディングキャビネット1
のボス1a及び1bを段付きにして、基板30の30aは丸穴、3
0bは長穴をネジ40で取り付けている為、ローディングキ
ャビネット1のボス1aを中心に矢印方向に回動できるよ
うになっている。
41は、ローディングキャビネット1に回転自在に取り
付けられた2個のローラーであり、シャーシ5の突起部
5aの上を回転しながらイ−ロ方向に移動するようになっ
ている。
42は両端にタイミングギヤ(A)43,タイミングギヤ
(B)44を固設し、前面パネル2に平行な、シャーシ5
に回転自在に取り付けられたタイミングギヤ軸で、タイ
ミングギヤ(A)43はローディングキャビネット1の右
側面下部のラック部1cと、タイミングギヤ(B)44はロ
ーディングキャビネット1の左側面下部のラック部1dと
噛み合うようになっている。なお、タイミングギヤ
(A)43とタイミングギヤ(B)44の歯の位置は、お互
いの歯先を結んだ線がタイミングギヤ軸に対して必ず平
行になるようになっている。同様に、ローディングキャ
ビネット1のラック部1cとラック部1dの歯の位置も、お
互いの歯先を結んだ線がローディングキャビネット1の
前面部1eに対して必ず平行になるようになっている。
また第5図の詳細に示すようにタイミングギヤ(A)
43のローラー部43aはローディングキャビネット1のリ
ブ1eを、タイミングギヤ(B)44のローラー部44aはロ
ーディングキャビネット1のリブ1fを受けるようになっ
ており、さらにタイミングギヤ(B)44のローラー部44
aのガイド部44bはローディングキャビネット1のリブ1f
の副を支持しており、ローディングキャビネット1が左
右にずれないようになっている。
45は、ディスク演奏部25のターンテーブル25aとの間
にディスク26を担持する為のクランパーであり、ローデ
ィングキャビネット1に固定されたクランプ板46の穴46
aに回転自在に取り付けられている。
48は、メカベース10とディスク演奏部25との間に掛け
られた、ディスク演奏部25を常時チ方向に回動させる為
の引きバネである。
以上のように構成されたマルチディスクプレーヤにつ
いて、以下第1図〜第5図を用いてその動作を説明す
る。
ディスク26を演奏するには、トレイ3のディスク載置
部3aにディスク26を載置する必要がある為、まずトレイ
3を前面パネル2の開口部2aから外部へ出すべく操作ツ
マミ9を押すと、電気回路部8の指令によりローディン
グ駆動部7のモータ31が回転し、モータプーリ32、ベル
ト33、プーリギヤ34からなる減速機構を介してローディ
ング駆動ギヤ36をリ方向に回転させる。
すると、ローディング駆動ギヤ36の歯部36bと噛み合
っているラック板38のラック部38aにより、ローディン
グ駆動ギヤ36はイ方向に移動するよう駆動され、ローデ
ィングキャビネット1はイ方向に移動する。
この時ローディング駆動ギヤ36の先端部36cは、ラッ
ク板38の案内部38bに沿って案内され、イ方向に移動し
ても歯飛び等を起こさないよう歯部36bとラック板38の
ラック部38aとのピッチが一定になっている。また、ロ
ーディングキャビネット1に回転自在に取り付けられた
2個のローラー41は、シャーシ5の突起部5aの上をロー
ディングキャビネット1等の重量を支えつつ回転しなが
らイ方向に移動する。
そして、ローディングキャビネット1がイ方向に移動
することによって、ローディングキャビネット1のラッ
ク部1cがタイミングギヤ(A)43と、ラック部1dがタイ
ミングギヤ(B)44と噛み合っている為、タイミングギ
ヤ(A)43,タイミングギヤ(B)44及びタイミングギ
ヤ軸42が回転するが、タイミングギヤ(A)43,タイミ
ングギヤ(B)44とタイミングギヤ軸42は固設されてい
るので同時に回転する為、ローディングキャビネット1
のラック部1cとラック部1dの移動量は同じになり、ロー
ディングキャビネット1はタイミングギヤ軸42と平行、
即ち前面パネル2と平行にイ方向に移動する。
また第5図に示すようにタイミングギヤ(A)43のロ
ーラー部43aはローディングキャビネット1のリブ1e
で、タイミングギヤ(B)44のローラー部44aはローデ
ィングキャビネット1のリブ1fで、ローディングキャビ
ネット1等の重量を支えつつ回転していると共に、タイ
ミングギヤ(B)44のガイド部44bでローディングキャ
ビネット1のリブ1fの幅を支持してローディングキャビ
ネット1の左右方向への移動を規制しており、ローディ
ングキャビネット1を前面パネル2の開口部2a内に収納
したときの前面パネル2の開口部2aとローディングキャ
ビネット1の前面部1eの左右のすきまが、不均衡になら
ないようになっている。
そしてローディングキャビネット1がイ方向に移動し
てきて、第1図(B)の位置まで来るとスイッチ39が系
合しているラック板38のカム部38cによってOFF状態にな
り、モータ31の回転が止まりローディングキャビネット
1のイ方向への移動は停止する。
そして、ディスク26をトレイ3ののディスク載置部
3aに載置する。
すると、光センサー51がディスク26が載置されたこと
を検出して、トレイ3ののディスク載置部3aに2枚目
のディスク26を載置するべく、トレイ3をル方向に回転
させるよう電気回路部8から指令が出て、トレイ駆動メ
カニズム6のモータ11がニ方向に回転し、モータプーリ
12、ベルト13、プーリギヤ15からなる減速機構を介して
中間ギヤ16を回転させる。
すると、第3図に示すように中間ギヤ16は回動自在な
遊星アーム19に取り付けられている遊星ギヤ18を回転さ
せようとするが、遊星ギヤ18は圧縮バネ21によってバネ
圧が付勢されて回動自在な遊星アーム19よりは回転しに
くい為、遊星アーム19は遊星ギヤ18がトレイ駆動ギヤ28
の歯部28aと噛み合うまでヘ方向に回動するので、トレ
イ駆動ギヤ28が回転し歯部28bが噛み合っているトレイ
3の歯部3cを駆動してトレイ3はル方向に回転する。
そして、トレイ3ののディスク載置部3aが以前に
のディスク載置部3aが合った位置まで来ると、トレイ3
の下面に設けられたリブ3dが光センサー47の光を遮る
為、モータ11の回転が止まりトレイ3のル方向への回転
は停止する。そしてディスク26をトレイ3ののディス
ク載置部3aに載置する。さらに3枚目,4枚目,5枚目のデ
ィスク26も同様にトレイ3に載置することができる。
また、ディスク26を載置しない箇所のディスク載置部
3aは、操作ツマミ9を押して指令することにより次のデ
ィスク載置部3aへ通過させることもできる。
次に、ディスク26を演奏させるべく操作ツマミ9を押
すとトレイ駆動メカニズム6のモータ11がニ方向に回転
し、前記と同じ動作でトレイ3をル方向に回転させる。
そして、ディスク26が載置されたトレイ3ののディス
ク載置部3aが、演奏位置であるクランパー45の下にくる
と、トレイ3の下面のリブ3dが光センサー47の光を遮る
為、モータ11の回転が止まりトレイ3のル方向への回転
が停止する。
そして次に、モータ11が前記と逆のハ方向に回転する
ので、前記と逆の動作で遊星アーム19は遊星ギヤ18が昇
降カム22の歯部22aと噛み合うまでホ方向に回動し、昇
降カム22を回転させる。すると、昇降カム22の傾斜カム
部22bが回転し、系合しているディスク演奏部25のピン2
5cの位置が変わるので、横軸24を中心に引きバネ48のバ
ネ力によってディスク演奏部25がチ方向に回動する。そ
してディスク演奏部25のターンテーブル25aは、トレイ
3のディスク載置部3aの穴3bを貫通してクランパー45と
共にディスク26を担持する。この時、スイッチ27は系合
している昇降カム22のカム部22cによってON状態になる
ので、モータ11の回転は止まりディスク演奏部25のチ方
向への回動も停止する。
そして、ディスク演奏部25が作動してディスク26の演
奏を開始する。
次に、別のディスク26を演奏する時は操作ツマミ9を
押すと、電気回路部8の指令によりモータ11がさらにハ
方向に回転して、前記同様昇降カム22を回転させるの
で、昇降カム22の傾斜カム部22bが系合しているディス
ク演奏部25のピン25cを押すので、ディスク演奏部25は
横軸24を中心にト方向に回動する。すると、ディスク演
奏部25のターンテーブル25aとクランパー45とのディス
ク26の担持が解除され、ディスク26はトレイ3ののデ
ィスク載置部3aに載置される。この時、スイッチ27は系
合している昇降カム22のカム部22cによってOFF状態にな
るので、モータ11の回転は止まり、ディスク演奏部25の
ト方向への回動も停止する。
そして今度は、モータ11がニ方向に回転するので、前
記のように遊星アーム19はヘ方向に回動してトレイ駆動
ギヤ28を回転させ、トレイ3ののディスク載置部3aが
演奏位置にくるまでトレイ3をル方向に回転させる。す
ると次に、モータ11がまたハ方向に回転し前記のように
ディスク演奏部25がチ方向に回動して、ディスクを担持
しディスク26の演奏を開始する。同様に3枚目,4枚目,5
枚目のディスク26も演奏できるので、その都度操作ツマ
ミ9を押さなくてもそれぞれのディスク26の演奏が終了
すれば自動的に次のディスク26を移動させるので、連続
して演奏することができる。
また、ディスク26の演奏中でもトレイ3は前面パネル
2の開口部2aの外部に出ているので、トレイ3の演奏位
置以外で外部に出ているディスク載置部3a(第1図
(B)の状態だとか)のディスク26を別のディスク
26と交換したり、もしそこにディスク26が載置されてい
なければ、ディスク26を補充したりすることができる。
さらに、ディスク26を演奏している状態のままでロー
ディングキャビネット1を前面パネル2の開口部2a内に
収納したい時は、操作ツマミ9を押すと電気回路部8の
指令により、ローディング駆動部7のモータ31が前記と
は逆に回転し、ローディング駆動ギヤ36をヌ方向に回転
させるので、ローディング駆動ギヤ36はラック板38のラ
ック部38aによってロ方向に移動するよう駆動され、ロ
ーディングキャビネット1はロ方向に移動する。そして
前面パネル2の開口部2a内にローディングキャビネット
1が収納される位置にくると、スイッチ39が係合してい
るラック板38のカム部38cによってOFF状態になり、モー
タ31の回転が止まりローディングキャビネット1のロ方
向への移動は停止する。
なお、以上はトレイ3にディスク26を載置してディス
ク26を演奏状態にしてローディングキャビネット1をロ
方向に移動させる動作を説明したが、、もちろんトレイ
3にディスク26を載置した後、ローディングキャビネッ
ト1をロ方向に移動させて前面パネル2の開口部2a内に
収納してからディスク26を演奏させることもできるし、
その演奏状態のままローディングキャビネット1をイ方
向に移動させてローディングキャビネット1を前面パネ
ル2の開口部2aの外部に出すこともできる。
すなわち、ディスク26の演奏を中断することなくロー
ディングキャビネット1をイまたはロ方向に移動させ
て、ディスク26の交換,補充を任意に行うことができ
る。
以上のように本実施例によれば、5枚のディスク26が
載置可能なトレイ3を設け、イ−ロ方向に移動自在なロ
ーディングキャビネット1上にディスク演奏部25を設け
たことにより、ディスク26の演奏中でも演奏が途切れる
ことなく、ディスク26の交換や補充をすることができ
る。
また、ローディングキャビネット1がイ方向に移動し
た時に前面パネル2の開口部2aの外部に突出する部分
の、トレイ3のディスク載置部3aの位置のローディング
キャビネット1上に、ディスク26の載置の有無を検出す
る光センサー47を設けたことにより、トレイ3のディス
ク載置部3aにディスク26を載置すれば、その都度手で操
作ツマミ9を押して指令を出さなくても、自動的にトレ
イ3が回転するので連続してトレイ3のディスク載置部
にディスク26を載置することができる。
第6図は、本発明の第二の実施例におけるマルチディ
スクプレーヤの全体を示す斜視図である。
第6図において、ローディングキャビネット1のイ方
向への移動は、図に示すようにトレイ3の複数箇所のデ
ィスク載置部3aがすべて、前面パネル2の開口部2aの外
部に突出するまで可能な構成になっている。なお、構成
部品は第一の実施例と同一の為、名前等説明は省略す
る。
また、動作についても第一の実施例とほぼ同一の為説
明は省略するが、ローディングキャビネット1をイ方向
に移動させた時は、図に示すようにトレイ3の複数箇所
のディスク載置部3aがすべて、前面パネル2の開口部2a
の外部に突出するまで移動して停止するので、ディスク
26のトレイ3のディスク載置部3aへの載置は、トレイ3
の〜のディスク載置部3aに同時に4枚行うことがで
きる。また、ディスク26の演奏中でも演奏中以外のディ
スク26を同時に4枚交換することができ、さらにトレイ
3に載置されているディスク26を目視で確認することも
できる。
すなわち、トレイ3を回転させることなしに、演奏位
置にあるもの以外の複数枚のディスク26を同時に交換や
補充をすることができる。
以上のように本実施例によれば、ローディングキャビ
ネット1がイ方向に移動した時に、トレイ3の複数箇所
のディスク載置部3aがすべて、前面パネル2の開口部2a
の外部に突出するように構成したことによって、トレイ
3を回転させることなしに、演奏位置にあるもの言外の
複数枚のディスク26を同時に交換や補充をすることがで
きる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、前後方向に移動自在な
ローディングキャビネットと、前記ローディングキャビ
ネット上に設けられ、複数枚のディスクが載置可能で該
ディスクと共に移動自在なトレイと、前記ローディング
キャビネット上に設けられ、前記トレイ上のディスクを
演奏するディスク演奏手段と、前記ローディングキャビ
ネットを移動せしめるローディングキャビネット移動手
段と、前記トレイを前記ローディングキャビネットの移
動とは独立して移動せしめるトレイ駆動手段とを備え、
前記ローディングキャビネットの移動位置にかかわりな
くディスクの演奏を行うことができるように構成したの
で、ディスク演奏中でも演奏が途切れることなく、他の
ディスクの交換や補充をすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例におけるマルチディスク
プレーヤの全体を示す斜視図、第2図はその分解図、第
3図は遊星ギヤの動作を説明する為の詳細図、第4図は
ローディング駆動部の取り付け構造の説明の為の第2図
のx−x断面図、第5図はタイミングギヤの動作を説明
する為の詳細図、第6図は本発明の第二の実施例におけ
るマルチディスクプレーヤの全体を示す斜視図で、第7
図は従来のマルチディスクプレーヤの全体を示す斜視
図、第8図はその分解図である。 1……ローディングキャビネット、2……前面パネル、
3……トレイ、4……軸、5……シャーシ、6……トレ
イ駆動メカニズム及びディスク演奏部、7……ローディ
ング駆動部、8……電気回路部、9……操作ツマミ、10
……メカベース、11……モータ、12……モータプーリ、
13……ベルト、14……軸、15……プーリギヤ、16……中
間ギヤ、17……軸、18……遊星ギヤ、18……遊星アー
ム、20……軸、21……圧縮バネ、22……昇降カム、23…
…軸、24……横軸、25……ディスク演奏部、26……ディ
スク、27……スイッチ、28……トレイ駆動ギヤ、29……
軸、30……基板、31……モータ、32……モータプーリ、
33……ベルト、34……プーリギヤ、35……軸、36……ロ
ーディング駆動ギヤ、37……軸、38……ラック板、39…
…スイッチ、40……ネジ、41……ローラー、42……タイ
ミングギヤ軸、43……タイミングギヤ(A)、44……タ
イミングギヤ(B)、45……クランパー、46……クラン
プ板、47……光センサー、48……引きバネ、49……外装
ケース、50……表示部、51……光センサー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三好 清三 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 15/68 G11B 17/22 - 17/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後方向に移動自在なローディングキャビ
    ネットと、 前記ローディングキャビネット上に設けられ、複数枚の
    ディスクが載置可能で該ディスクと共に移動自在なトレ
    イと、 前記ローディングキャビネット上に設けられ、前記トレ
    イ上のディスクを演奏するディスク演奏手段と、 前記ローディングキャビネットを移動せしめるローディ
    ングキャビネット移動手段と、 前記トレイを前記ローディングキャビネットの移動とは
    独立して移動せしめるトレイ駆動手段とを備え、 前記ローディングキャビネットの移動位置にかかわりな
    くディスクの演奏を行うことができるように構成したこ
    とを特徴とするマルチディスクプレーヤ。
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