JP2778285B2 - 倣いセンサロボットシステム - Google Patents

倣いセンサロボットシステム

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JP2778285B2 JP3128994A JP12899491A JP2778285B2 JP 2778285 B2 JP2778285 B2 JP 2778285B2 JP 3128994 A JP3128994 A JP 3128994A JP 12899491 A JP12899491 A JP 12899491A JP 2778285 B2 JP2778285 B2 JP 2778285B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は溶接,切断,研磨などに
用いられる倣い式のセンサロボットシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】倣いセンサロボットシステムは、ロボッ
トの作業点に対する作業対象のずれを倣いセンサで検出
し、これをロボットの軌跡演算にフィードバックするこ
とにより、実時間で位置修正を行い、作業品質の向上を
図るものである。
【0003】ロボットの作業点に対する作業対象のずれ
は、通常ロボット先端のツールによって定まる座標系で
得られる。このずれはロボットの直交座標に変換され、
一定時間ごとにロボットの位置を算出する補間演算にお
いて、次に計算される目標位置に対して修正が行われ
る。修正が行われた目標位置がロボット各軸の位置に変
換され倣いを実現している。
【0004】従来の、倣いセンサロボットシステムにお
ける、ロボット制御装置の軌跡演算制御の流れを図3の
ブロック構成図により説明する。
【0005】図3において、軌跡演算部3は教示され図
示されていない記憶部に記憶されたプログラムを参照し
て、ロボット11の一定時間ごとの位置を算出する。座
標変換部A4は軌跡演算部3の出力をロボット11の各
動作軸の位置に変換する。サーボ制御部9は座標変換部
A4の出力に従い、サーボアンプ10を介してロボット
11の各動作軸の位置制御を行う。また、軌跡修正部8
は座標変換部B6より得られた倣いセンサ1の出力を軌
跡演算部3にフィードバックして倣いを実現している。
なお、5は倣いセンサ1の出力からロボット11の手首
座標系における位置修正量を出力するセンサ制御部、6
はセンサ制御部5の出力をロボットの基準座標系に変換
する座標変換部B、15はロボット制御装置を示してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】例えば6軸垂直多間接
ロボットの場合、現在のマイクロコンピュータの能力で
は、通常補間計算は数10msec程度であるから、倣
いセンサからのずれに大して軌跡計算が修正されるまで
に、最大数10msecを要する。さらに、緩加減速、
サーボ制御、通信のオーバヘッド等の応答の遅れを含め
ると、実際にロボットの位置修正が行われる迄の応答時
間は100msec程度かかることになる。すなわち、
倣いセンサの出力に対してロボットが反応しない無駄時
間が100msec程度となる。
【0007】倣いセンサの出力に対してロボットの応答
が遅れると、作業点と認識している位置とのずれが大き
くなる。このため、作業が高速になるにつれて、倣い精
度の低下や、軌跡の蛇行などの作業品質の劣化を生じ
る。したがって、ロボットの応答時間は、倣いセンサロ
ボットシステムにおける作業の高速化に大きな影響を及
ぼす要因の1つである。倣いセンサロボットに対して、
高速性を要求されている状況下にあって、倣いセンサ応
答の高速化は大きな課題である。
【0008】本発明は、ロボットの倣い制御の応答時間
を大幅に短縮し、高速運転時においても倣い精度の低下
や軌跡の蛇行のない倣いセンサロボットシステムを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、従来倣いセンサの出力を座標変換部Bに
よりロボットの基準座標系に変換し、その座標変換部B
の出力を軌跡修正部に入力し、軌跡修正部により動作軌
跡の修正を行い、その軌跡修正部の出力データを軌跡演
算部にフィードバックしていたのに対し、軌跡演算部の
出力を座標変換部Aでロボットの各動作軸の位置に変換
して、座標変換部Aの出力をサーボ制御部に入力するの
と同時に、前記軌跡修正部の出力データを軌跡演算部の
出力とは独立させてサーボ制御部に直接フィードバック
するようにロボット制御装置を構成したものである。
【0010】
【作用】図3から明らかなように、従来は、軌跡演算部
の周期に同期して位置修正を行うため、応答時間を短縮
にするには、軌跡演算部の処理を高速にする必要があっ
た。しかし、これはマイクロコンピュータの性能で決定
されるため、高速化には限界がある。
【0011】これに対して本発明では、図1から明らか
なように、位置修正が軌跡演算とは独立し、非同期に実
行している。したがって、位置修正の処理の高速化(処
理の優先度を高くする、近似アルゴリズムにより処理時
間を短縮する等)により応答時間を短縮することが可能
となる。
【0012】
【実施例】本発明の倣いセンサロボットシステムの一実
施例として、6軸多関節型アーク溶接ロボットのアーク
センサシステムへの適用について説明する。
【0013】アークセンサとは、溶接作業において、ア
ーク溶接機の溶接信号(溶接電流、アーク電圧等)に基
づいて、溶接継手の開先の位置情報を得るものであり、
アーク溶接ロボットシステムにおいては、現在もっとも
実用的な溶接線倣いセンサである。図2に本システムの
構成を示す。
【0014】アーク溶接ロボット14はロボット制御装
置2により制御される。ロボット制御装置2内におい
て、軌跡演算部3は図示されていない記憶部にある動作
プログラムを参照して、直交座標系におけるアーク溶接
ロボット14の一定時間ごとの位置を算出する。座標変
換部A4は、軌跡演算部3の直交座標系出力をアーク溶
接ロボット14の各動作軸の位置に変換する。サーボ制
御部9は座標変換部A4の出力に従いアーク溶接ロボッ
ト14の各動作軸の位置制御を行う。サーボ制御部9の
出力はサーボアンプ10を介してアーク溶接ロボット1
4へ送られる。
【0015】倣い制御に関しては、アークセンサ13
は、アーク溶接機12の溶接信号を検出し、センサ制御
部5で手首座標系における溶接線の位置を認識する。座
標変換部B6はセンサ制御部5の手首座標系出力を直交
座標系に、また座標変換部C7は座標変換部B6の直交
座標系出力を関節座標系にそれぞれ変換する。軌跡修正
部8は座標変換部C7の出力をサーボ制御部9に送る。
以上の構成により、アークセンサを用いた倣いセンサロ
ボットシステムによる溶接線倣いを実現している。
【0016】図1は倣いセンサ1をアークセンサ13
に、またロボット11をアーク溶接ロボット14にそれ
ぞれ限定しない、一般の倣いセンサロボットシステムの
構成を示すブロック図である。図1においてセンサ1と
ロボット11を除いては図2の構成と同一であり、その
機能も同一である。
【0017】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明によれば、通常の軌跡制御とは独立して倣いセンサに
よる位置修正を行うので、倣い制御の応答時間の短縮が
実現できる。これにより、ロボットの高速運転時におけ
る倣い精度が向上し、作業性が向上すると同時に作業品
質を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の倣いセンサロボットシステムの一般的
な実施例の構成を示すブロック図
【図2】本発明の倣いセンサロボットシステムにアーク
センサを用いた実施例の構成を示すブロック図
【図3】従来の倣いセンサロボットシステムの構成を示
すブロック図
【符号の説明】
1 倣いセンサ 2 ロボット制御装置 3 軌跡演算部 4 座標変換部A 5 センサ制御部 6 座標変換部B 7 座標変換部C 8 軌跡修正部 9 サーボ制御部 10 サーボアンプ 11 ロボット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の動作軸を有するロボットと、そのロ
    ボットの作業点に対する作業対象の位置情報を出力する
    倣いセンサと、ロボット制御装置とによって構成され、
    ロボット制御装置が、ロボットの基本座標系における動
    作軌跡を演算する軌跡演算部と、その軌跡演算部の出力
    をロボット各動作軸の位置に変換する座標変換部Aと、
    その座標変換部Aの出力を基にロボットの各動作軸を制
    御するサーボ制御部と、そのサーボ制御部の出力を基に
    ロボットの各動作軸を駆動するサーボモータを制御する
    サーボアンプと、前記倣いセンサの出力よりロボットの
    手首座標系における位置修正量を出力するセンサ制御部
    と、そのセンサ制御部の出力をロボットの基準座標系に
    変換する座標変換部Bと、その座標変換部Bの出力をロ
    ボットの各動作軸の位置に変換する座標変換部Cと、そ
    の座標変換部Cの出力を基に動作軌跡の修正を行う軌跡
    修正部とを有し、軌跡修正部の出力を前記軌跡演算部の
    出力とは独立させて前記サーボ制御部にフィードバック
    して位置修正を行う倣いセンサロボットシステム。
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JP2698660B2 (ja) * 1989-06-12 1998-01-19 株式会社日立製作所 マニピュレータの制御方法及び制御装置並びにマニピュレータ装置

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