JP2778269B2 - 半導体メモリ装置 - Google Patents

半導体メモリ装置

Info

Publication number
JP2778269B2
JP2778269B2 JP3038212A JP3821291A JP2778269B2 JP 2778269 B2 JP2778269 B2 JP 2778269B2 JP 3038212 A JP3038212 A JP 3038212A JP 3821291 A JP3821291 A JP 3821291A JP 2778269 B2 JP2778269 B2 JP 2778269B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
bit line
simultaneous
memory device
semiconductor memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3038212A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04212777A (ja
Inventor
眞由 宮宇地
勝太郎 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP3038212A priority Critical patent/JP2778269B2/ja
Publication of JPH04212777A publication Critical patent/JPH04212777A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2778269B2 publication Critical patent/JP2778269B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Dram (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体メモリ装置に関
し、特に画像用の半導体メモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体メモリ装置は、パーソナル
コンピュータなどのオフイース・オートメイション(O
FFICE・AUTOMATION)機器に幅広く用い
られている。このような半導体メモリ装置のうち、MO
Sランダム・アクセス・メモリ(RAM)は、パーソナ
ルコンピュータ等の表示装置上にイメージをディスプレ
イするための画像用メモリとして使用することができ
る。
【0003】すなわち、メモリ装置をパーソナルコンピ
ュータ内のCPUと表示装置間に設け、画像のイメージ
データをCPUとランダム・アクセスする構成となって
いる。このような半導体メモリ装置では、メモリ領域の
各アドレスは表示装置の画素(ピクセル:pixel)
に対応して設定されている。例えば、表示装置の各水平
走査線がロウアドレスに対応し、各水平走査線のビット
(ピクセル)がカラムアドレスに対応するように設定さ
れている。
【0004】画像処理動作において、表示画面のクリア
等により1つの水平走査線上のビットをすべて0又は1
の同じデータとする場合がある。この場合、各水平走査
線上の全ビットに対して同一データを書込まなければな
らない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に従来は、半導体メモリ装置に対してランダムアクセス
をしているので、データの書込みは水平走査線の1ビッ
ト毎に行なう。いいかえれば、0又は1の同一データ
を、対応するメモリ装置内の同一ワード線下の複数のメ
モリセルに対して1つ1つ別サイクルで書込まなければ
ならない。従って、クリアのような1本の水平走査線上
の全ビットに対してアクセスしなければいけない命令が
発生した場合、その処理に非常に時間がかかってしまう
問題点があった。
【0006】したがって、本発明の目的は、同一ワード
線下の複数のメモリセルに対して同一データーを書込む
動作が発生した場合に、その一連動作の時間を短縮する
ことができる半導体メモリ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体メモリ装
置は、アレイ状に設けられた複数のメモリセルとそれら
にそれぞれ接続した複数のビット線およびワード線を含
んだメモリセルアレイと、一斉書込用データが供給され
る一斉書込データバスと、制御信号に応じて一斉書込デ
ータバスとメモリセルアレイの同一ワード線下に接続さ
れているメモリセルと接続されているビット線とを一斉
に接続させる一斉データ書込回路とを有している。一斉
書込データバスは一つのメモリセルアレイに対し2本ま
たは1本のみを設ける。
【0008】このメモリセルアルイは、ビット線2本に
対して1つのセンスアンプを設けセンスアンプが活性状
態の時には2本のビット線のレベルが相補的関係となる
複数のビット線対を有するのが好ましい。
【0009】本発明は、メモリセルアレイの同一ワード
線下に接続されているメモリセルと接続されているビッ
ト線とスイッチ回路を介して接続されているデータレジ
スタを有する場合にも適用できる。
【0010】
【実施例】まず、第1の実施例による半導体メモリ装置
全体の構成について図1を用いて説明する。メモリセル
アレイ10は、1つのNチヤネル型MOSトランジスタ
および1つの容量素子からセルが構成された、いわゆる
1トランジスター1キャパシタ型セル101をアレイ状
に配置して形成されている。ロウデコーダ12は複数の
ワード線のうち1本を,カラムデコーダ13はセンスア
ンプ回路1つに対してそれぞれ2本ビット線が接続さ
れた複数のビット線対のうち一対をそれぞれアドレスバ
ッファ11から供給されるアドレス信号に応じて選択す
る。これらのアドレス信号はアドレスライン20からア
ドレスバッファ11に対して時分割に供給される。クロ
ックジェネレータ19は外部から供給されるRAS信
号、CAS信号そして一斉データ書込モード信号FWE
等を入力とし、これらの信号に応じて制御信号φ0,φ
1、…φ4等を発生させる回路である。センスアンプ1
6は、信号φ4により活性化され、入力されたアドレス
信号に応じて選択されたワード線WL下の全メモリセル
から選択されたビット線の電位を知増幅する。データ
バスライン14は、カラムデコーダ13により選択され
たビット線対をRAMI/Oポート18と接続し、デー
タの読出し・書込みを行なう。一斉データ書込回路FW
Dは、RAMI/Oポート18内に設けられたバッファ
17から供給される一斉書込データFDを、メモリセル
アレイ10内の同一ワード線WL下の全メモリセルに対
して信号φ3に応答して一斉書込を行なうための回路で
ある。
【0011】次に、図1に示す半導体メモリ装置のうち
本発明に関係する部分の構成について図2を参照して更
に詳細に説明する。図2は図1に示したメモリセルアレ
イ10、データバスライン14、一斉データ書込回路F
WDの回路構成例を示す回路図である。
【0012】図2に示すように、メモリセルアレイ10
内のワード線WL1、WL2…にそれぞれ所定の数のメ
モリセル(例えばワード線WL1に対してメモリセルC
11、C12、…C1n−1、C1n)が接続されてい
る。センスアンプ16−1、16−2、…16−n−
1、16−nには、それぞれ対となる2本のビット線B
L−1AとBL−1B、BL−2AとBL−2B、…B
L−n−1AとBL−n−1B、BL−nAとBL−n
Bが接続されている。
【0013】データバスライン14は供給されるデータ
のレベルが相補的関係にあるデータバスDBa、DBb
およびこれらDBa、DBbとビット線対との接続を制
御するスイッチ回路DSL1、DSL2、…DSLnか
ら構成されている。データバスDBaとDBbはRAM
I/Oポート18内に設けられたバッファ17(図1)
に読出しデータを相補的に送り、又はバッファ17がデ
ータを相補的に受ける。スイッチ回路DSL1、DSL
2、…DSLnはそれぞれゲートにカラムデコーダ13
からの選択信号CS1、CS2、…CSnを受け、ソー
ス・ドレイン路がDBaとビット線BL−1A、BL−
2A、…BL−nA間に接続されたトランジスタQ1及
び、ソース・ドレイン路がDBbとビット線BL−1
B、BL−2B、…BL−nB間に接続されたトランジ
スタQ2とからそれぞれ構成されている。
【0014】一方、一斉データ書込回路FWDは、RA
MI/Oポート18内に設けられたバッファ17(図
1)から供給される一斉書込用データFDを相補的に供
給するデータバスFDa、FDb、およびこれらFD
a、FDbとビット線対との接続を制御するスイッチ回
路FSLから構成されている。スイッチ回路FSLはそ
れぞれゲートにφ3の信号線が接続され、ソース・ドレ
イン路がFDaとビット線BL−1A、BL−2A、…
BL−nA間に接続されたトランジスタQ3及び、ソー
ス・ドレイン路がFDbとビット線BL−1B、BL−
2B、…BL−nB間に接続されたトランジスタQ4と
からそれぞれ構成されている。
【0015】次に、図3を参照して図1、図2に示す半
導体メモリ装置におけるデータ読出し・書込み動作につ
いて説明する。まず、通常のランダムアクセスモードを
行う期間TRにおいては、ロウアクティブのRAS信号
が入力されると(図2(a)参照)、クロックジェネレ
ータ19はφ0をアドレスバッファ11に供給し(図3
(e)参照)、ロウアドレスRが外部からアドレスバッ
ファ11に供給される(図3(c)参照)。アドレスバ
ッファ11からロウアドレス信号がロウデコーダ12に
加えられ、ワード線を駆動するための信号φ1がクロッ
クジェネレータ19からロウデコーダ12に供給され
(図3(f)参照)、ロウアドレス信号によって選択さ
れた1本のワード線がハイレベルとなる(図3(g)参
照)。次いでセンスアンプ活性信号φ4がハイレベルと
なり、(図3(h)参照)、選択されたワード線に接続
されたメモリセルに格納された0又は1の情報に応じて
センスアンプ16はビット線をハイレベル又はロウレベ
ルに感知増幅する(図3(j)参照)。この時、ビット
線対のもう一方のビット線は、同じセンスアンプ回路に
よりこの選択されたビット線のレベルとは相補的関係に
増幅、いいかえれば逆の電圧レベルに増幅される。
【0016】次に、ロウアクティブのCAS信号が入力
され(図3(b)参照)、カラムアドレスCがアドレス
バッファ11に供給され(図3(c)参照)、カラムデ
コーダ13に送られる。次にカラムデコーダ13を活性
化するための信号φ2がクロックジェネレータからカラ
ムデコーダ13に供給され(図3(i)参照)、カラム
デコーダ13からの選択信号CS1、CS2、…CSn
のうち1つがハイレベルとなるため、スイッチ回路DS
L1、DSL2、…DSLnのいずれかが活性状態とな
り、複数のビット線対のうち一組が選択される。
【0017】以上の動作により、入力されたアドレスに
対応した1つのセルのビット線と、そのビット線のつく
るビット線対の他方のビット線とがデータバスDBa、
DBbに接続された状態となる。
【0018】ここで、読出し動作の場合であれば、選択
されたセルの情報は、選択されたビット線対のハイ又は
ロウレベル状態に対応しているため、このビット線対の
レベルをデータバスライン14を介してRAMI/Oポ
ート18の出力端OUTから出力する(図3(d)参
照)。一方、書込動作であれば、RAMI/Oポート1
8の入力端INから入力されたデータをバッファ17よ
りデータバスライン14を介して、選択されたビット線
のレベルを強制的にハイレベル又はロウレベルにし、セ
ルにそのデータを書込むことになる。
【0019】読出し又は書込みの動作が終了すると、R
ASおよびCAS信号がハイレベル、すなわちノンアク
ティブとなり、それに対応して、φ0、φ1、φ2が順
次ロウレベルとなり、半導体メモリ装置に対する1回の
書込み又は読み出し動作のサイクルが終了する。
【0020】以上の動作において、一斉データ書込モー
ド信号FWEはロウレベル状態であり(図3(k)参
照)、信号φ3もロウレベル状態を維持している(図3
(l)参照)。従って、一斉データ書込回路FWDは書
込み又は読み出し動作のサイクル期間中は不活性状態と
なる。
【0021】次に、メモリセルアレイ10内の同一ワー
ド線下の全メモリセルに対して、同じデータを一斉書込
する動作(期間TF)について図1及び図3を参照して
説明する。外部から一斉データ書込モード信号FWEが
クロックジェネレータ19に入力されると(図3(k)
参照)、この半導体メモリ装置は、一斉データ書込モー
ド状態となる。
【0022】このモード状態において、まずRAS信号
が入力されると(図3(a)参照)、クロックジェネレ
ータ19はφ0をアドレスバッファ11に供給し(図3
(e)参照)、一斉書込をするワード線を指定するロウ
アドレスが外部からアドレスバッファ11に供給される
(図3(c)参照)。アドレスバッファ11からロウア
ドレス信号がロウデコーダ12に加えられ、ワード線を
駆動するための信号φ1がクロックジェネレータ19か
らロウデコーダ12に供給され(図3(f)参照)、ロ
ウアドレス信号によって選択された一本のワード線がハ
イレベルとなる(図3(g)参照)。
【0023】この時点までに、RAMI/Oポート18
へのデータ入力端子INに一斉書込用データが入力さ
れ、バッファ17(図1)が相補の一斉書込用データF
Dを作成してデータバスFDa及びFDbに供給され
る。
【0024】FWEが入力されたことによって信号φ3
がクロックジェネレータ19で作成され(図3(l)参
照)、一斉書込回路FWDのスイッチ回路FSLに供給
される。その結果、スイッチ回路FSLが活性状態とな
り、データバスFDaにすべてのビット線BL−1A、
BL−2A、…BL−nAFDbとが接続され、同様に
データバスFDbと、それに対応するすべてのビット線
BL−1B、BL−2B、…BL−nBとが接続される
(図3(j)参照)。
【0025】その後、センスアンプ活性信号φ4がハイ
レベルとなるため(図3(h)参照)、センスアンプ1
6はビット線をハイレベル又はロウレベルに感知増幅す
る(図3(j)参照)。
【0026】以上の動作により、同一ワード線下の全メ
モリセルに接続されるビット線がすべて一斉書込用デー
タFDの電圧レベルとなり、これら全メモリセルに一斉
書込用データFDが書込まれる。
【0027】この一斉データ書込みの動作が終了する
と、RASおよびCAS信号がハイレベル、すなわちノ
ンアクティブとなり、それに対応して、φ0、φ1、φ
3、φ4が順次ロウレベルとなり、半導体メモリ装置に
対する1回の一斉データ書込モード動作のサイクルが終
了する。
【0028】以上説明したように、本実施例によれば、
同一ワード線下の全メモリセルに対して一度のサイクル
で、同一データを書込むことができ、従来のように、カ
ラムデコーダによりすべてのビット線対を一回毎に選択
して書込む動作に比して格段のスビードアップが達成で
きた。
【0029】次に、図4を参照して、本発明の第2の実
施例について説明する。第1の実施例との違いは、一斉
書込用データFDを供給するデータバスを1本にしたこ
とにある。図2に示した第1の実施例では、このデータ
バスはFDaとFDbの2本を必要としたが、本実施例
では、図4に示すように、RAMI/Oポート18内に
設けられたバッファ17(図1)から一斉書込用データ
FDをデータバスFDB1本でそれぞれ対となるビット
線BL−1AとBL−1B、BL−2AとBL−2B、
…BL−n−1AとBL−n−1B、BL−nAとBL
−nBに供給している。この際、対となるビット線のレ
ベルが相補的となるよう、一方のビット線とデータバス
FDBとの間にインバータ回路INVを設けている。他
の回路構成、および回路動作は第1の実施例とすべて同
じである。したがって、第1の実施例と同じ構成部分に
は同じ符号を付している。
【0030】本実施例により、第1の実施例に比してデ
ータバスの数を削減することができ、メモリ装置の面積
を更に縮小することができる。
【0031】近年、画像用半導体メモリ装置として、2
種類の入出力ポートを有するものが登場してきている。
すなわち、いままで説明してきた半導体メモリ装置が通
常有する、CPUからのアクセスによりメモリセルアレ
イ内のデータを書換えるためのランダムポートと、ディ
スプレイに画像信号を切れ目なく供給するシリアルポー
トの2つのポートを有する半導体メモリ装置である。こ
のような半導体メモリ装置を一般にデュアル・ポート・
メモリという。
【0032】そこで、本発明をデュアル・ポート・メモ
リに適用した例を図5を参照して説明する。加えて、本
実施例では上述した第1および第2の実施例に比べて一
斉データ書込回路FWD等の回路構成も更に集積化に適
した構成としている。
【0033】図5に示すように,本実施例は基本的には
図1に示した半導体メモリ装置に、シリアルアクセス
ためのシりアルl/Oポート3、データレジスタ3
2、スイッチ回路31、アドレスカウンタ36が迫加さ
れた構成となっている。クロックジェネレータ19は、
スイッチ回路31の活性化のための信号φ5をも発生す
る。また、一斉書込用データFDは、そのために設けた
レジスタ35から供給される。
【0034】データレジスタ32はメモリセル10のビ
ット線対の数に対応したビット数のレジスタを格納する
nビットシフトレジスタで、スイッチ回路31を介して
メモリセルアレイ10のビット線対に接続される。この
データレジスタ32は例えぱ、n個のD−typeフリ
ップフロップから構成され、アドレスカウンタ36から
のクロック信号に応じてシリアルI/Oポート3内の
バッファ33にデータを出カする。アドレス力ウンタ3
6はサンプリング信号SCおよびアドレスバッファ11
の出カ先頭アドレスを入カとし、この出カ先頭アドレス
とサンプリング信号SCに応じたクロック信号をデータ
レジスタ32に出力する。スイッチ回路31は、データ
転送モード時にハイレベルとなる信号φ5を入カとし、
ビット線対とデータレジスタ32との間の導通を信号φ
5に応じて制御する。一斉書込用データFDは、予めレ
ジスタ35に格納され、RAMI/Oポート18内の
ッファ17からデータバスFDBに供給される。
【0035】他のシステム構成は図1と同様である。
【0036】次に、図5に示す半導体メモリ装置の構成
について図6を参照して更に詳細に説明する。図6は図
5に示したメモリセルアレイ10、データバスライン1
4、一斉データ書込回路FWD、スイッチ回路31の回
路構成例を示す回路図である。図2と同じ構成部分には
同じ番号が付してある。
【0037】図6に示すように、メモリセル10、セン
スアンプ16、カラムデコーダ13、データバスライン
14の構成は図2に示した第1の実施例の構成と同様で
あるため、説明は省略する。
【0038】データレジスタ32は上述したように、メ
モりセル10のビット線対の数に対応した数のレジスタ
からなるnビットシフトレジスタである。レジスタはD
−typeフリップフロップにより構成されているた
め、その入カは相補的信号を入カする必要がなく、1本
のビット線を接続すれぱよい。従って,これらn個のレ
ジスタはそれぞれ、スイッチ回路31を介してビット線
対の一方のビット線(本実施例の場合,ビット線BL−
1A,BL−2A、…BL−nA)に接続されている。
スイッチ回路31は、ゲートにφ5を受け、ソース・ド
レイン路がデータレジスタ32とビット線BL−1A、
BL−2A、…BL−nA間に接続されたトランジスタ
群から構成されている。
【0039】一斉書込用データFDが供給されるデータ
バスFDBは、RAMI/Oポート18(図5)内に設
けられたバッファ17(図5)から送られた一斉書込用
データFDをスイッチ回路FSLを介してビット線対の
ビット線のうちデータレジスタと接続されていない方の
ビット線(本実施例の場合、ビット線BL−1B、BL
−2B…BL−nB)に接続される。スイッチ回路FS
Lは、ゲートにφ3を受け、ソース・ドレイン路がデー
タバスFDBとビット線BL−1B、BL−2B…BL
−nB間に接続されたトランジスタ群から構成されてい
る。
【0040】本実施例によれば、一斉データ書込回路F
WDは、1本のデータバスFDBと、ビット線対1組に
つき1個のトランジスタで構成されたスイッチ回路FS
Lから構成することができる。従って、回路の構成部品
が少なくなり、半導体メモリ装置全体の面積を更に小さ
くすることができる。
【0041】次に、動作について図7を参照して説明す
る。ランダムアクセスによるデータ読出し・書込動作
は、第1および第2の実施例(図3の期間TR)と同様
なので説明は省略する。そこで、ここではまず、図7の
期間TSについて図5、図6に示す半導体メモリ装置に
おけるメモリセル10と、データレジスタ32間のデー
タ転送の動作について説明する。
【0042】まず、ロウアクティブのRAS信号が入力
されると(図7(a)参照)、クロックジェネレータ1
9はφ0をアドレスバッファ11に供給し(図7(d)
参照)、データレジスタ32へ転送すべきワード線を指
定するロウアドレスが外部からアドレスバッファ11に
供給される(図7(c)参照)。アドレスバッファ11
からロウアドレス信号がロウデコーダ12に加えられ、
ワード線を駆動するための信号φ1がクロックジェネレ
ータ19からロウデコーダ12に供給され(図7(e)
参照)、ロウアドレス信号によって選択されたワード線
がハイレベルとなる(図7(f)参照)。センスアンプ
活性信号φ4がハイレベルとなるため(図7(g)参
照)、選択されたワード線に接続されたメモリセルに格
納された0又は1の情報に応じてセンスアンプ16はビ
ット線をハイレベル又はロウレベルに感知増幅する(図
7(j)参照)。
【0043】次に、ロウアクティブのCAS信号が入力
され(図7(b)参照)、カラムアドレスがカラムデコ
ーダ13に供給される(図7(c)参照)。次にスイッ
チ回路31を活性化する信号φ5がクロックジェネレー
タ19から供給され、すべてのビット線とデータレジス
タ32が接続される(図7(k)参照)。
【0044】ここで、メモリセルアレイ10からデータ
レジスタ32へのデータ転送(読出し)動作であれば、
選択された1本のワード線下のセルの情報が、そのセル
にそれぞれ接続しているn本のビット線のハイ又はロウ
レベル状態に対応しているため、このn本のビット線の
レベルをそれに対応したn個のレジスタにそれぞれ格納
する。
【0045】一方、データレジスタ32からメモリセル
アレイ10へのデータ転送(書込み)動作であれぱ、デ
ータレジスタ32のnビットのデータをそれぞれ対応し
たビットのレベルを強制的にハイレベル又はロウレベル
にし、セルにそのデータを書込むことになる。
【0046】データ転送の動作が終了すると、RASお
よびCAS信号がハイレベル、すなわちノンアクティブ
となり、それに対応して、φ0、φ1、φ5が順次ロウ
レベルとなり、半導体メモリ装置とデータレジスタとの
間のデータ転送動作のサイクルが終了する。
【0047】以上の動作において、一斉データ書込モー
ド信号FWEはロウレベル状態である(図7(l)参
照)。従って、一斉データ書込回路FWDはデータ転送
動作のサイクル期間中は不活性状態となる。
【0048】尚、このデータレジスタ32のデータをシ
リアルI/Oポート34の出力端SOUTからシリアル
に出力する動作は、このデータ転送動作時を除いてRA
MI/Oポート18を使用する読出し・書込み動作等と
は全く非同期に動作可能となる。即ち、アドレスカウン
タ36からのクロック信号に応じてシリアルI/Oポー
ト34内のバッフア33にデータを出力することができ
る。
【0049】次に、メモリセルアレイ10内の同一ワー
ド線下の全メモリセルに対して、同じデータを一斉書込
する動作(図7の期間TF)を説明する。外部から一斉
データ書込モード信号FWEが入力されると(図7
(l)参照)、この半導体メモリ装置は、一斉データ書
込モード状態となる。
【0050】このモード状態において、まずRAS信号
が入力されると(図7(a)参照)、クロックジェネレ
ータ19はφ0をアドレスバッファ11に供給し(図7
(d)参照)、一斉書込をするワード線を指定するロウ
アドレスが外部からアドレスバッファ11に供給される
(図7(c)参照)。アドレスバッファ11からロウア
ドレス信号がロウデコーダ12に加えられ、ワード線を
駆動するための信号φ1がクロックジェネレータ19か
らロウデコーダ12に供給され(図7(e)参照)、ロ
ウアドレス信号によって選択されたワード線がハイレベ
ルとなる(図7(f)参照)。
【0051】この時点までに、RAMI/Oポート18
内に設けられたバッファ17(図1)から一斉書込用デ
ータFDがデータバスFDBに供給される。
【0052】次に信号φ3がクロックジェネレータ19
から供給され(図7(i)参照)、スイッチ回路FSL
が活性状態となり、データバスFDBと、それに対応す
るビット線対の一方のすべてのビット線BL−1B、B
L−2B、…BL−nBとが接続される(図7(j)参
照)。
【0053】その後、センスアンプ活性信号φ4がハイ
レベルとなるため(図7(g)参照)、センスアンプ1
6はビット線BL−1B、BL−2B、…BL−nBの
レベルに応じて反対側のビット線BL−1A、BL−2
A、…BL−nAをハイレベル又はロウレベルに増幅す
る(図7(j)参照)。すなわち、ビット線対のもう一
方のビット線は、データバスFDBに供給されたビット
線のレベルとは相補的関係(逆の電圧レベル)になる。
これにより、データバスFDB1本と、センスアンプ1
個に対して1つのトランジシタで構成されるスイッチ回
路FSLでも、ビット線対に対して一斉書込用データF
Dをそれぞれ供給することができる。
【0054】以上の動作により、同一ワード線下の全メ
モリセルに一斉書込用データFDが書込まれる。
【0055】尚、一斉書込用のデータを送るビット線
は、上述したビット線BL−1B、BL−2B、…BL
−nBではなく、もう一方のビット線BL−1A、BL
−2A、…BL−nAであってもよい。その場合はそれ
に応じたデータを用いればよい。
【0056】この一斉データ書込みの動作が終了する
と、RASおよびCAS信号がハイレベル、すなわちノ
ンアクティブとなり、それに対応して、φ0、φ1、φ
3、φ4が順次ロウレベルとなり、半導体メモリ装置に
対する1回の一斉データ書込モード動作のサイクルが終
了する。
【0057】以上説明したように、本実施例によれば、
第1および第2の実施例と同様に、同一ワード線下の全
メモリセルに対して一度のサイクルで、同一データを書
込むことができ、従来のように、カラムデコーダにより
すべてのビット線対を一回毎に選択して書込む動作に比
して格段のスビードアップが達成できた。しかも、本実
施例は一斉データ書込回路FWDを、1本のデータバス
FDBと、ビット線1組につき1個のトランジスタで構
成されたスイッチ回路FSLから構成することができ、
半導体メモリ装置全体の面積を更に小さくすることがで
きる。
【0058】次に、図8を参照して、本発明の第4の実
施例について説明する。第3の実施例との違いは、デー
タレジスタ32、スイッチ回路31、一斉データ書込用
のスイッチ回路FSLおよびデータバスFDBをすぺて
カラムデコーダ13の近傍に配置したことにある。ま
た、本実施例では、データバスFDBはビット線BL−
1A、BL−2A、…BL−nAと接続され、逆にデー
タレジスタ13がもう一方のビット線BL−1B、BL
−2B、…BL−nBに接続されているが、上述したよ
うに、一斉書込用等のデータをそれに応じたレベルとす
れば第3の実施例と同じである。従って、それぞれの回
路構成、動作等は図3と同様である。
【0059】このような構成とすることにより、半導体
メモリ装置全体の実体配線が短かくなり、なお一層の面
積縮小が可能となる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体メ
モリ装置は、同一ワード線下の全メモリセルに対して一
度のサイクルで、同一データを書込むことができ、従来
のように、カラムデコーダによりすべてのビット線対を
一回毎に選択して書込む動作に比して格段のスビードア
ップが達成できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における半導体メモリ装
置の全体の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す半導体メモリ装置の一部回路構成を
示す回路図である。
【図3】図1、図2に示す半導体メモリ装置の動作を説
明するための波形図である。
【図4】本発明の第2の実施例の一部回路構成を示す回
路図である。
【図5】本発明の第3の実施例における半導体メモリ装
置の全体の構成を示すブロック図である。
【図6】図5に示す半導体メモリ装置の一部回路構成を
示す回路図である。
【図7】図5、図6に示す半導体メモリ装置の動作を説
明するための波形図である。
【図8】本発明の第4の実施例の一部回路構成を示す回
路図である。
【符号の説明】
10 メモリセルアレイ 12 アドレスバッファ 13 カラムデコーダ 14 データバスライン 16 センスアンプ 17 バッファ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−29987(JP,A) 特開 昭63−241793(JP,A) 特開 昭63−266691(JP,A) 特開 平3−73489(JP,A) 特開 平3−120694(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11C 11/407

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アレイ状に設けられた複数のメモリセル
    とそれらにそれぞれ接続した複数のビット線およびワー
    ド線を含み前記ビット線は2本で一対となすように配置
    されたメモリセルアレイと、一斉書込用データが供給さ
    れる1本の一斉書込バスと、複数のビット線対のそれぞ
    れ一方のビット線と前記一斉書込データバスとに結合し
    制御信号に応じて前記一斉書込データバスを前記一方の
    ビット線に接続する第1の手段と、前記1本の一斉書込
    データバスを前記ビット線対の他方のビット線に反転回
    路を介して前記制御信号に応答して接続する第2の手段
    とを有することを特徴とする半導体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 アレイ状に設けられた複数のメモリセル
    とそれらにそれぞれ接続した複数のビット線およびワー
    ド線を含み前記ビット線は2本で一対となすように配置
    されたメモリセルアレイと、一斉書込用データが供給さ
    れる1本の一斉書込データバスと、複数のビット線対の
    それぞれ一方のビット線と前記一斉書込データバスとに
    結合し制御信号に応じて前記一斉書込データバスを前記
    一方のビット線に接続する第1の手段と、前記ビット線
    対の数と同数のビット数のレジスタを含むデータ保持手
    段と、前記ビット線対の他方のビット線と前記レジスタ
    とを他の制御信号に応じて同時に接続するスイッチ回路
    とを有することを特徴とする半導体メモリ装置。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ回路は前記ビット線対の前
    記他方のビット線と前記レジスタとの間にそれぞれ接続
    され制御端子に前記他の制御信号を受けるトランスファ
    ーゲートを含むことを特徴とする請求項2記載の半導体
    メモリ装置。
  4. 【請求項4】 前記ビット線対を選択するカラムデコー
    ダと前記制御信号および前記他の制御信号を伝送する制
    御信号線とを有し、前記第1の手段、前記データ保持手
    段及び前記制御信号線が前記カラムデコーダの近傍に配
    置されたことを特徴とする請求項2又は3記載の半導体
    メモリ装置。
JP3038212A 1990-03-12 1991-03-05 半導体メモリ装置 Expired - Lifetime JP2778269B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3038212A JP2778269B2 (ja) 1990-03-12 1991-03-05 半導体メモリ装置

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6140990 1990-03-12
JP2-61409 1990-03-12
JP8404190 1990-03-30
JP2-84041 1990-03-30
JP3038212A JP2778269B2 (ja) 1990-03-12 1991-03-05 半導体メモリ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04212777A JPH04212777A (ja) 1992-08-04
JP2778269B2 true JP2778269B2 (ja) 1998-07-23

Family

ID=27289735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3038212A Expired - Lifetime JP2778269B2 (ja) 1990-03-12 1991-03-05 半導体メモリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2778269B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0787033B2 (ja) * 1987-03-30 1995-09-20 株式会社東芝 半導体メモリ
JPH0770212B2 (ja) * 1988-07-19 1995-07-31 日本電気株式会社 半導体メモリ回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04212777A (ja) 1992-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5276642A (en) Method for performing a split read/write operation in a dynamic random access memory
US5796660A (en) Memory device and serial-parallel data transform circuit
JP3248500B2 (ja) 半導体記憶装置およびそのデータ読み出し方法
KR910009550B1 (ko) 메모리 집적회로
KR100241079B1 (ko) 병렬 데이터 초기화기능을 가진 멀티포트 메모리셀및 메모리
JP2000011640A (ja) 半導体記憶装置
JP2000030457A (ja) 半導体記憶装置
US5307314A (en) Split read/write dynamic random access memory
JP2605659B2 (ja) 半導体記憶装置
KR950014555B1 (ko) 다수의 메모리 셀 어레이 사이에 공유된 데이타 레지스터 및 포인터와 감지 증폭기를 갖는 반도체 메모리 장치
KR100225826B1 (ko) 반도체 메모리 장치
KR950003604B1 (ko) 반도체 메모리 장치
EP0454162B1 (en) Semiconductor memory device
JP2778269B2 (ja) 半導体メモリ装置
JPH05314763A (ja) 半導体記憶装置
US4710896A (en) Semiconductor memory having multiple access
KR970706577A (ko) 메모리 시스템내의 페이지 액세스 및 블록전송을 개선하는 회로, 시스템 및 방법(circuits, systems and methods for improving page accesses and block transfers in a memory system)
JP2937717B2 (ja) メモリ装置
US5854635A (en) Video storage device
JP3337616B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2629767B2 (ja) メモリ装置
JPS62133816A (ja) 遅延回路
JPH05109265A (ja) 半導体記憶装置
JPH07141885A (ja) 半導体記憶装置
JPH029082A (ja) 半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090508

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100508

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110508

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term