JP2777453B2 - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2777453B2
JP2777453B2 JP2071046A JP7104690A JP2777453B2 JP 2777453 B2 JP2777453 B2 JP 2777453B2 JP 2071046 A JP2071046 A JP 2071046A JP 7104690 A JP7104690 A JP 7104690A JP 2777453 B2 JP2777453 B2 JP 2777453B2
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ink ribbon
paper
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printing
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慶文 岡内
幸洋 伊藤
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
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Mita Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複写機、ファクシミリ、印字装置などに設
けられたプリンタであって、特に、インクリボンとプラ
テンローラとの間に用紙を通過させながら、インクリボ
ンの背後からプリンタヘッドを当接してプリントし、非
プリント時には前記プリンタヘッドを後退させるプリン
タに関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のプリンタとして、第6図、第7図に示
すようなプリンタが知られている。
すなわち、第6図はそのプリンタの非プリント時の略
示断面図であるが、インクリボンカセット4のボディ42
の内部には、インクリボン41、回動可能なサーマルヘッ
ド5、送り出しリール43、巻取りリール44等の部材が内
接されている。
第7図は、そのプリンタのプリント中の略示断面図で
あって、用紙Pがプランテンローラ90の上へ送り込ま
れ、他方サーマルヘッド5が下方へ回転して、インクリ
ボン41を、インクリボンカセット4の前壁49に形成され
た開口42bを通して、カセット外へ突き出し、インクリ
ボン41を用紙Pに押してけている。この状態で、サーマ
ルヘッド5の加熱素子に適宜通電されて、印字が行われ
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、インクリボン41はPETフィルムをベー
スとしているため、このようにしてプリントを行って行
く際、インクリボン41や用紙Pに摩擦による静電気が発
生し、印字後のインクリボン41の用紙Pとがくっついた
まま搬送され、インクリボン41が、第8図に示すよう
に、用紙Pに引きずられて排出口へ向かってしまうとい
う課題があった。
本発明は、このような従来のプリンタの課題を考慮
し、インクリボン41が用紙Pからスムーズに分離するプ
リンタを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、インクリボンとプランテンローラとの間に
用紙を通過させながら、前記インクリボンの背後からプ
リンタヘッドを当接してプリントし、非プリント時には
前記プリンタヘッドを後退させるプリンタにおいて、前
記インクリボンに発生する静電気と前記用紙に発生する
静電気とを除電するための導電性のブラシを有し、前記
インクリボンを収納するケーシングの外側であって、前
記インクリボンと前記用紙との接触場所近傍に配置され
た、前記ケーシングの外面に取り付けられた除電手段を
備え、前記ブラシの先端が前記接触場所を基準として前
記用紙の排出側であって、前記インクリボンと前記用紙
との間に配設されており、前記接触場所における前記用
紙の搬送方向と前記インクリボンの送り方向とが実質上
同一であるプリンタである。
[作用] 本発明では、インクリボンとプラテンローラとの間に
用紙を通過させながら、前記インクリボンの背後からプ
リンタヘッドを当接してプリントする際、除電手段によ
って、前記インクリボン、前記用紙に発生する静電気を
除電する。又、前記除電手段は、導電性材料からなるブ
ラシによって、発生した静電気を除電出来る。また、除
電手段は、前記用紙の排出側であって、前記インクリボ
ンと前記用紙との間に配設されているので、インクリボ
ンに直接接触して効率がよく静電気を除電でき、しかも
用紙がインクリボンに引きずられて上の方へ移動するこ
とを防止することもできる。
[実施例] 以下に本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例としてのプリンタが複写
機に使用されている状態を示す概略側面図であり、複写
機本体としてのハウジング1内に、原稿像に応じた静電
潜像を感光体12a上に形成する光学系11と、上記静電潜
像をトナー像に現像し、手差し給紙部14、給紙カセット
15aあるいは給紙カセット15bから送出した用紙上に転写
する画像処理部12と、複写紙上の画像を加熱、定着させ
る定着装置17と、プリンタ2と、穿孔装置18とを順次経
由させて、排出トレイ19上に排出する用紙搬送部13とを
有している。
次に、上記プリンタ2の詳細を説明する。
第2図は、そのプリンタ2の概略斜視図であり、第3
図は、そのプリンタ2を中心とする複写機の内部を示す
略示断面図である。プリンタ2は、ケーシング3と、こ
のケーシング3に取り外し可能に取り付けられ、後述す
る帯状のインクリボン41を収納したインクリボンカセッ
ト4と、ケーシング3に回動自在に取り付けられ、プリ
ンタヘッドの一例としてのサーマルヘッド5を支持した
ヘッド支持部材6とを有している。支持部材6は支軸61
に固定され、カム82の回動によって、支軸61の一端に取
り付けられた操作片86を介して、回動出来るようになっ
ている。
ケーシング3は、上面を開放した箱体31と、この箱体
31の両端部にそれぞれ固着された側板32a、32bとを備え
ている。側板32a、32bは、ほぼ三角形形状をしており、
下端の支軸34によって複写機本体のハウジング1に直接
又は間接的に取り付けられている。このように、ケーシ
ング3は、支軸34を中心として回動自在になっている。
インクリボンカセット4は、インクリボン41、ボディ
42、このボディ42に平行した取り付けられた送り出しリ
ール43及び巻取りリール44を備え、送り出しリール43か
ら送り出されたインクリボン41を、巻取りリール44によ
って巻取る様になっている。また、その前壁49には開口
42bが形成され、ケーシング3の底板31aは、開口33を有
している。上記ヘッド5及びインクリボン41の一部は、
この開口42b、33を通じて、カセット外部へ突出し、プ
ランテンローラ90上の用紙Pに当接する事が出来るよう
になっている。
ケーシング3の箱体31内には、上記インクリボンカセ
ット4と、このインクリボンカセット4の巻取りリール
44を駆動してインクリボン41を巻取らせる駆動手段7
と、インクリボンカセット4のケーシング3への取り付
け状態を保持するロック部材9が設けられている。
サーマルヘッド5は、複数の微小な抵抗体に、通電し
てこれらの発熱させ、用紙Pに、印字パターンを形成す
るものである。サーマルヘッド5は、定着装置17のハウ
ジングにバネ88によって、持ち上げ得るようになってい
る。
第4図は、ケーシング3の箱体31から、インクリボン
カセット4を取り除いた状態を示す斜視図である。前記
ケーシング3の底板31aの前記開口33の前方(用紙Pの
搬送方向を基準とする。第4図上では、左下方向)縁部
には除電手段200が取り付けられている。この除電手段2
00の取り付け位置は、前記インクリボン41と前記用紙P
との接触場所近傍であれば、特に図示実施例の位置に限
られない。例えば、用紙Pの下側であってもよい。ま
た、この除電手段に200は、SUS系ステンレス等の金属材
料、炭素系材料等静電気を除電しうる導電性材料を利用
したものであればどのようなものでもよい。また、その
形状も、図示実施例のような、ブラシ状部材に限らず、
平板状、櫛歯状部材等任意の形状でよい。
第3図において、用紙Pは定着装置17の定着ローラ17
1、172で定着された後は、搬送ローラ100、101を通過し
て、プラテンローラ90の上を通り、排出ガイド102から
複写機外部へ排出されるようになっている。
次に、上記実施例の動作を説明する。
第3図に示すように、非プリント時は、サーマルヘッ
ド5は、インクリボンカセット4の内に納まっている。
また、インクリボン41も巻取りリール44に巻取られイン
クリボンカセット4内に納まっている。
プリント時には、第5図に示すように、用紙Pが転
写、定着が終了して送り出されると、用紙Pは定着装置
17の出口のリミットスイッチ17bを倒して、搬送ローラ1
00、101を通じて、プラテンローラ90上に送り込まれ
る。そのリミットスイッチ17bからの信号に基づいて、
排出ローラ48とプラテンローラ90が、用紙Pの搬送スピ
ードを、プリンタ2がプリントできる程度のスピードま
で遅くする。他方、サーマルヘッド5は、カム82の回転
によって、操作片86、支持部材6を介して、下方へ回動
する。それにつれて、インクリボン41が図に示すよう
に、下方に引き出される。そして、サーマルヘッド5の
力によって、インクリボン41は用紙Pを介してプラテン
ローラ90に押圧される。この状態で、サーマルヘッド5
に通電されプリントが行われる。そして、この押圧され
た用紙Pとインクリボン41はプラテンローラ90の場所を
離れていく。その際、静電気が発生しても、その接触場
所の近傍に除電手段200があるため、そのブラシを通じ
て静電気は除電される。従って、静電気が発生しても、
直ちに除電されるので、用紙Pとインクリボン41が静電
気の働きによって、密着したまま、排出されて行くよう
な心配がなく、直ちに、両者は分離されてインクリボン
41は巻取りリール44へ巻取られていく。また、用紙Pも
スムーズに排出されていく。なお、除電手段200のブラ
シが、インクリボン41あるいは用紙Pに直接触れなくて
も、近傍にあるので、十分静電気を除電することが出来
る。また、直接触れる場合は、除電する効果の他に、用
紙Pが浮き上ったり、インクリボン41が用紙Pにより引
っ張られることを物理的に防止することが出来る。
なお、本発明にかかるプリンタのインクリボンとプリ
ンタヘッドは、熱転写方式に限らず、インパクト型など
任意の方式でもよい。
また、本発明にかかるプリンタは、複写機に限らず、
ファクシミリ、あるいはコンピュータプリンタなどどの
様なプリンタにも適用できる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明にかかるプリンタは、除
電手段を備えて静電気を除去するので、インクリボンと
用紙とがスムーズに分離する。したがって、インクリボ
ンが用紙に密着して排出口側へ引っ張り出されるような
不都合を防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかるプリンタの一実施例が用いら
れた複写機の略示断面図、第2図は、同実施例の斜視
図、第3図は同実施例を中心とする略示断面図、第4図
は、同実施例の略示斜視図、第5図は、同実施例の動作
を説明するための断面図、第6図〜第8図は、従来のプ
リンタの動作を説明するための略示断面図である。 4……インクリボンカセット、41……インクリボン、5
……プリンタヘッド(サーマルヘッド)、90……プラテ
ンローラ、200……除電手段、P……用紙。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−231182(JP,A) 特開 昭64−56580(JP,A) 特開 昭63−262270(JP,A) 特開 昭59−199279(JP,A) 実開 昭61−87955(JP,U) 実開 昭63−19798(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 35/00 B41J 29/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクリボンとプラテンローラとの間に用
    紙を通過させながら、前記インクリボンの背後からプリ
    ンタヘッドを当接してプリントし、非プリント時には前
    記プリンタヘッドを後退させるプリンタにおいて、 前記インクリボンに発生する静電気と前記用紙に発生す
    る静電気とを除電するための導電性のブラシを有し、前
    記インクリボンを収納するケーシングの外側であって、
    前記インクリボンと前記用紙との接触場所近傍に配置さ
    れた、前記ケーシングの外面に取り付けられた除電手段
    を備え、前記ブラシの先端が前記接触場所を基準として
    前記用紙の排出側であって、前記インクリボンと前記用
    紙との間に配設されており、前記接触場所における前記
    用紙の搬送方向と前記インクリボンの送り方向とが実質
    上同一であることを特徴とするプリンタ。
JP2071046A 1990-03-20 1990-03-20 プリンタ Expired - Lifetime JP2777453B2 (ja)

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