JP2776816B2 - 土の中に存在する有害生物を抑制するための無毒化された有害生物防除樹脂組成物およびそれを調製する方法 - Google Patents

土の中に存在する有害生物を抑制するための無毒化された有害生物防除樹脂組成物およびそれを調製する方法

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、従来、活性な有害生物防除剤(pesticid
e)の毒性皮膚作用を示した、無毒化された固体の有害
生物防除樹脂組成物(safened solid pesticidal re
sin composition)に関する。本発明の組成物において
無毒化される活性成分の種類の例は、O,O−ジエチルS
−[[(1,1−ジメチルエチル)チオ]メチル]ホスホ
ロジチオエート、またテルブフォス(terbufos)として
知られている、およびO,O−ジエチルS−(エチルチオ
メチル)ホスホロジチオエート、またホレート(phorat
e)として知られている、を包含する。フック(Hook)
に対して1952年2月19日に発行された米国特許第2,586,
655号は、一般に、これらの化合物を開示しており、フ
ック(Hook)に対して1952年5月6日に発行された米国
特許第2,596,076号はテルブフォスを開示しており、そ
してロウレンズ(Lorenz)に対して1956年8月14日に発
行された米国特許第2,759,010号はホレートを開示して
いる。 テルブフォスおよびホレートの両者は、有効な固体お
よび浸透性の殺昆虫剤−殺線虫剤であり、そして世界中
で商業的に使用されている。不都合なことには、これら
の化合物は、消化、吸入または皮膚の吸収を通して哺乳
動物の循環系に入ると、哺乳動物に対して毒性である。
この毒性は、これらの化合物のLD50値によって一層明ら
かである。ラットにおける急性経口的LD50値は、ホレー
トについて1.6〜3.7mgの工業銘柄/kgであり、そしてテ
ルブフォスについて1.6mgの工業銘柄/kgである。ラット
における急性皮膚毒性は、2.5〜6.2mgび工業銘柄のホレ
ート/kgおよび7.4mgの工業銘柄テルブフォス/kg動物で
ある。同様に、ウサギへの急性皮膚毒性は、3.1〜6.4mg
び工業銘柄のホレート/kg動物および1.0mgの工業銘柄テ
ルブフォス/kg動物である。 したがって、有害生物防除剤、例えば、テルブフォス
およびホレート、ならびに約50mg/kgより低い急性経口
および/または急性皮膚の毒性をもつ他のこのような有
害生物防除剤の取扱い曝露される個体について、潜在的
な危険が存在することが理解できるであろう。このよう
な有害生物防除剤の製造、包装、取扱い、輸送または使
用に参加する個体は、このような毒性化学物質への暴露
に対して高い危険をもつ。これらの有害生物防除剤に関
連する潜在的な健康の安全の問題は、前記有害生物防除
剤のLC50値を改良し、かつ本来利用可能であるより安全
のより優れた限界を示す組成物を提供する試みを促進し
た。リンドセイ(Lindsay)に対して1977年11月22日に
発行された米国特許第4,059,700号は、テルブフォスの
安全性を改良する方法に関する。モントモリロナイト粘
土がテルブフォスおよびホレートのための担体として使
用されている。この組成物は、約27〜37mg/kgのLD50皮
膚毒性を有する生成物を提供する。こうして、皮膚毒性
は、この米国特許第4,059,700号以前に入手可能であっ
た組成物よりも2〜3倍毒性が低い。パサレラ(Pasare
la)に対して、それぞれ、1984年10月27日および1982年
8月10日に発行された米国特許第4,485,103号および米
国特許第4,343,790号は、また、テルブフォスまたはホ
レートを含有する殺昆虫剤−殺線虫剤組成物の安全性の
限界を改良している。テルブフォスまたはホレートで含
浸した、不活性の収着的または非収着的粒状担体を、微
細な収着的基剤およびアクリルポリマーで被覆して、約
40〜80mg/kgのウサギ皮膚LD50値で証明されるような、
より安全な組成物を提供している。 これらの発明は、有害生物防除剤、例えば、テルブフ
ォスおよびホレートの皮膚毒性を改良したが、残留活性
およびすぐれた生物学的活性を有する、毒性が減少した
有効な樹脂型有害生物防除組成物が、なお、必要とされ
た。アラン(Allan)らに対して1985年11月19日に発行
された米国特許第4,554,155号は、広範な種類の列挙さ
れた、ホレートを包含する、有害生物防除剤を含有でき
る、放出が調節された組成物を開示している。これらの
放出が調節された組成物は、特定的には、クラフトリグ
ニンおよび、外側表面の構造的崩壊によって有害生物防
除剤を放出する、生物分解性水不溶性有機ポリマーを含
有する。それら自体として、これらの組成物は、有害生
物防除剤の放出を調節するマトリックスの侵食に基づ
く。これらの組成物の表面を環境に暴露すると、ポリマ
ーの構造的一体性の損失および/または破裂が生ずる。
したがって、生物学的に活性な物質−ポリマーの新しい
表面が、成分のそれ以上の放出のために環境に暴露され
る。 樹脂は、また、種々の体外寄生生物を抑制するため
の、動物の首輪および標識中に使用される。例えば、デ
ィック(Dick)らに対して1979年4月17日に発行された
米国特許第4,150,109号は、ジアジノンまたはジアゾキ
ソン、ならびに個体のビニルおよびビニリデンの物質か
ら選択される個体の高分子物質および可塑剤を含有す
る、動物の有害生物防除首輪を開示している。約40種類
の有機ホスフェート類が、これらの動物の首輪の中に混
入可能なものとして列挙されているが、テルブフォスお
よびホレートは列挙された有害生物防除剤の中に含まれ
ていない。しかしながら、これは、まったく、驚くべき
ことはではない。なぜなら、テルブフォスおよびホレー
トは土壌および植物の浸透性殺昆虫剤であり、そして哺
乳動物に対して極めて毒性であるからである。 有害生物防除剤を含有する他の動物の首輪は、グリー
ンバーグ(Greenberg)に対して、それぞれ、1979年1
月16日および1979年6月12に発行された米国特許第4,13
4,977号および米国特許第4,158,051号に開示されてい
る。グリーンバーグの首輪は、次の化合物を使用して調
製される:ジメチル1,2−ジブロモ−2,2−ジクロロエチ
ルホスフェート、普通ネイルド(naled)と呼ばれてい
る。可塑化ポリ塩化ビニル、実質的に非揮発性のカルバ
メートおよび表面多孔度調節剤、例えば、クロロ−アセ
トアルデヒド、クロラール、ブロモアセトアルデヒド、
ブロマールなど。それらの組成物は、殺昆虫剤を動物の
まわりに蒸気とした、そして動物に外被の上を移動する
粉末として、調節して解放する。 キドンレウス(Kydonleus)に対して1980年4月22日
に発行された米国特許第4,198,782号は、非多孔質シー
ト材料、ホレートまたは他の殺昆虫剤を含有するポリマ
ーのコアフィルムおよび前記殺昆虫剤含有ポリマーのコ
ア材料に付着した第2固体非多孔質ポリマーシートを含
んでなる、積層シート材料を造粒することによって、ポ
リマー調節放出性有害生物防除剤を調製する方法を開示
している。次いで、このように調製したサンドイッチを
細断して、粒状化粒子にする。昆虫の抑制は、記載され
たように調製された造粒殺昆虫剤組成物を使用して達成
される。しかしながら、不都合なことには、積層材料を
現場における使用に必要な大きさに切断するとき、持続
された活性は失われ、そして安全性はほとんど、あるい
はまったく達成されない。 他の樹脂組成物は、ミリオニス(Millionis)に対し
て1977年8月9日に発行された米国特許第4,041,151号
およびパセレラ(Paserela)に対して1979年3月20日に
発行された米国特許第4,145,409号に開示されている。
昆虫およびダニによる攻撃および/または感染に対して
動物を保護するために、動物に取付るための柔軟な首輪
に成形された殺昆虫剤および殺ダニ剤組成物の調製は、
前記2件の米国特許において、比較的低い哺乳動物への
毒性を有する殺昆虫剤または殺ダニ剤を、動物の外被お
よび体の上に放出するように設計されいる。哺乳動物へ
の毒性が高い有害生物防除剤は樹脂中への混入のために
記載されておらず、その上、このような混入が、安全性
が顕著に改良された濃厚物または組成物を提供できるで
あろうことは示唆されていない。 こうして、前述の参考文献は、皮膚の毒性が低下され
および/または残留活性が延長された、ホレート、テル
ブフォスおよび/または他の有害生物防除組成物を提供
するが、開示された技術は前記有害生物防除剤を危険な
有害生物防除剤のカテゴリーから排除するあめに十分に
低く、安全性の限界、すなわち、経口および/または皮
膚のLD50値を低下するために不十分であると思われる。 潜在的問題に加えて、高度に毒性の有害生物防除剤を
含有するPVC(ポリ塩化ビニル)組成物は製造がとくに
簡単ではなく、そして有害生物防除剤を単にPVC中に混
入することによって調製することはできない。指示され
た用途のための嵩密度に欠け、そして有効な延長され
た、すなわち、成長シーズンを通じた、昆虫の抑制、プ
ラス仕上げられた製品の取扱いにおける必要な安全性は
存在しない。 本発明は、新規な乾式配合された押出可能な有害生物
防除樹脂組成物およびペレット化された樹脂組成物を、
濃厚物または仕上げられた製品の形態で提供することに
よって、この技術状態によって必然的に解答されなかっ
た、これらの問題への解決を提供し、前記組成物は増大
した安全性、製品の有効な残留活性、および仕上げられ
た製品中の有害生物防除剤の改良された化学的安全性を
兼備する。 したがって、本発明の1つの目的は、有害生物防除組
成物およびそれを調製する方法を提供することであり、
前記組成物は高度に毒性の有害生物防除剤、適当な物理
的および化学的特性を有する選択されたポリ塩化ビニル
樹脂、選択された可塑剤、選択された樹脂安定剤、潤滑
剤および鉱物添加剤を含有する。驚くべきことには、こ
れらの組成物は、ダスチンクせず、哺乳動物に対する毒
性が顕著に低く、嵩密度が有意に増加しており、残留活
性が延長されておること、および改良された有害生物防
除剤の安定性によって特徴づけられる、耕種学的に有用
な製品を提供する。 本発明の追加の目的は、有害生物防除組成物、とくに
低いLD50を有する毒性有害生物防除剤を含有する組成物
を提供すること、および有意に改良された皮膚の哺乳動
物毒性、改良された殺昆虫−殺線虫活性および延長され
た残留有効性を有する形態で、このような有害生物防除
剤を提供することである。 本発明のそれ以上の目的は、前記有害生物防除剤を含
有する、従来入手可能であった組成物において、そうで
なければ、見出さない安全性の限界を提供する、有害生
物防除組成物を提供することである。 また、本発明の目的は、改良された皮膚の哺乳動物毒
性を有しかつ、処理の場所に対して異なるのタイプの生
物学的活性を付与する、複数の有害生物防除剤を含有す
る、有害生物防除組成物を提供することである。 これらの目的および他の目的は、以下の本発明の詳細
な説明によって、いっそう明らかとなるであろう。 本発明は、土の中に存在する有害生物(soil borne
pest)を抑制する無毒化された有害生物防除樹脂組成
物およびそれを製造する方法に関する。本発明の新規な
無毒化された樹脂組成物は、乾式配合された、押出可能
な樹脂組成物、押出された有害生物防除樹脂組成物およ
びペレット化された有害生物防除組成物であり、これら
の組成物は有害生物防除剤、すなわち、ラットまたはウ
サギについて測定して、50mg/kgより低い皮膚のLD50を
有する前記有害生物防除剤の工業銘柄を含む。本発明
は、また、本発明の無毒化された有害生物防除組成物を
調製する独特の方法に関する。 本発明の組成物は、濃厚物または仕上げられた製品と
して調製される。濃厚物は、約4.0〜65重量%、好まし
くは約4.0〜50重量%の、ラットまたはウサギについて
測定して、50mg/kgより低い皮膚のLD50を有する有害生
物防除剤;および5.0〜60重量%の約41,000〜130,000、
好ましくは約50,000〜69,000の重量平均分子量を有する
ポリビニル樹脂を乾式配合することによって調製され
る。ポリ塩化ビニル懸濁物樹脂は、このような樹脂の1
つの例である。さらに、本発明の組成物の樹脂の他の例
は、ポリ酢酸ビニルまたはポリビニルアルコールの樹脂
を包含する。さらに、0.2〜2.0重量%の安定剤または安
定剤の混合物および約0.0〜2.0重量%の潤滑剤を含む。
二酸化ケイ素または他の収着剤を必要に応じて濃厚物に
約0.0〜10.0重量%、好ましくは0.0〜2.0重量%のレベ
ルで添加する。 本発明の濃厚物および仕上げられた製品において有用
な有害生物防除剤は、次のものを包含するが、これらに
限定されない:O,O−ジエチルS−[[(1,1−ジメチル
エチル)チオ]メチル]ホスホロジチオエート、(テル
ブフォス);O,O−ジエチルS−(エチルチオメチル)ホ
スホロジチオエート、(ホレート);(±)−O−エチ
ルS−フェニルエチルホスホロジチオエート、[フォノ
フォス(fonofos)];ジエチル1,3−ジチオラン−2−
イリデンホスホルアミデート、[ホスホラン(phosfola
n)];2−メチル−2−(メチルチオ)プロピオンアル
デヒドO−メチルカルバモイルオキシン、[アルジカー
ブ(aldicarb);O,O−ジエチル2−エチルチオエチルホ
スホロチオエート、[デメトン(demeton)];O−エチ
ルS,S−ジプロピルホスホロジチオエート、[エトプロ
ホス(ethoprophos)];O,O−ジエチルO−2−ピラジ
ニルホスホロチオエート、[チオナジン(thionazi
n)];2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ベンゾフラ
ニルメチルカルバメート、[カーボフラン(carbofura
n)];1−メチルエチル−2−[[エトキシ[(1−メ
チルエチル)アミノ]ホスフィノチオイル]オキシ]ベ
ンゾエート、[イソフェンホス(isofenphos)];O,O−
ジエチルS−2−エチルチオエチルホスホロジチオエー
ト、[ジスルフォトン(disulfoton)];O,O−ジエチル
O−4−(メチルスルフィニル)フェニルホスホロチオ
エート、[フェンスルフォチオン(fensulfothion)]
など。テルブフォスおよびホレートは、極めてすぐれた
可塑剤であり、ならびに優秀な土壌および浸透性の有害
生物防除剤であるので、濃縮物および仕上げられた組成
物においてことに好ましい。 これらの2種類の化合物は、植物の根系を攻撃する土
の中に存在する昆虫および線虫に対して高度に有効であ
る。それらは、また、植物の葉または流体に食べる、か
み砕くおよび刺す昆虫および線虫を抑制するために有効
である。 本発明は、ラットまたはウサギについて測定して、50
mg/kg以下の急性の経口または皮膚のLD50を有する前述
の非常に毒性の化学物質の取扱いにおける安全性を改良
するために殊に有用であるが、本発明は、また、非常に
毒性であるが、50mg/kgのLD50をもたない、他の化学物
質の取扱いにおける安全性を改良するために使用でき
る。例えば、約50mg/kg〜約300mg/kg、またはさらには5
00mg/kgの急性の経口または急性の皮膚の毒性を有する
化合物は、本発明の方法に従い、増大した安全性および
取扱いの容易さという利益を伴なって調製することがで
きる。このカテゴリーにおける化学物質は、クロルピリ
フォス(chlorpyrifos)、ブフェンカーブ(bufencar
b)、フェンチオン(fenthion)などである。 さらに、本発明の有害生物防除組成物は、増大した延
長した生物学的活性を提供し、これによって農業経営者
にって適用を容易にする。 驚くべきことには、本発明の組成物中の有害生物防除
剤、とくにホスフェート有害生物防除剤は、従来の粒状
の有害生物防除組成物に比較して、顕著に改良された化
学的安全性を示す。 有利には、本発明の組成物は、約0.25〜10kg/ヘクタ
ールで、植え付けの時、植物の増殖器官に密接して土
に、例えば、すき道(furrow)に適用したとき、植物の
根系および葉を食べる昆虫、線虫およびクモガタ網の動
物を抑制するために有効である。 また、本発明の組成物から誘導される前述の利益に加
えて、1または2種以上の追加の有害生物防除剤を使用
して、前記組成物の鉱物添加剤および第2可塑剤の一部
を置換し、これによって複数のおよび/または混合した
生物学的効能を有する無毒化された有害生物防除樹脂組
成物を提供できることが、今回、発見された。 こうして、本発明の組成物は、次のものを包含する複
数の生物学的活性剤を供給することができる:土の中に
存在する有害生物、植物栄養素、植物浸透性殺昆虫剤お
よび殺ダニ剤、除草剤、植物成長調節剤など。 本発明の濃厚な組成物は、高度に毒性の有害生物防除
剤、すなわち、ラットまたはウサギについて測定して、
50mg/kgより低い経口および/または皮膚のLD50を有す
る有害生物防除剤を移送する、有効な、危険の少ない方
法を提供する。本発明において有用な有害生物防除剤
は、土壌中の昆虫、クモガタ網の動物および線虫を抑制
するために最も有効な剤のなかのものであるが、とくに
テルブフォスおよびホレートは、ラットまたはウサギに
ついて測定して、約1/0〜50.0mgの工業銘柄/kg LD50を
有し、これによって、これらの製品の製造、取扱い、輸
送および使用を潜在的に危険とする。したがって、有害
生物防除剤の接触または吸入を回避するために極端な注
意を常に必要とした。 本発明の濃厚物は有用な製品であり、そして農業工業
に有意な衝撃を与えるとことができる。これらの濃厚物
はダスチングおよび吸入の問題を減少する有効な手段を
提供し、そしてそれらの調製に使用する工業銘柄の有害
生物防除剤よりも約5〜10倍の安全性の限界を提供す
る。本発明の濃縮物は、また、前記有害生物防除剤を含
有する現在市販されている組成物よりも約2〜2.5倍の
安全性の限界を提供する。これらの濃厚物は、本発明の
押出されおよび/またはペレット化された仕上げられた
組成物の調製において使用した鉱物添加剤を含有しない
ので、運搬のコストを増大を回避するという追加の利点
を有し、この利点は仕上げられた製品における重量の増
加および鉱物添加剤の嵩に対して評価されるであろう。 本発明の濃厚物は有用であり、かつ工業銘柄の有害生
物防除剤に比較して製品の取扱いにおける安全性を改良
するが、仕上げられた組成物は農業製品にディストリビ
ューター、農業者などへの分配のための望ましい。これ
らの仕上げられた組成物は、押出されたストリップ、ス
トランド、ロッド、シートの形態で、あるいは自由流動
性の均一な粒状組成物として調製され、ここで粒状材料
はダスト不含ビーズ、細粒、ペレット、粒体などとして
特徴づけることができる。 前述の濃厚物から仕上げられた製品を調製するため、
濃厚物を、高い強度のミキサー内に、約0.0〜50重量
%、好ましくは0.2〜25.0重量%の第2可塑剤および約2
0.0〜80.0重量%、好ましくは約20.0〜55.0重量%の鉱
物添加剤と一緒に導入する。この混合物を高温において
配合し、冷却し、押出機に通し、ここでそれを約160℃
の温度に加熱し、押出し、次いでペレット化する。 乾式配合を本発明の方法において必要とするとき、濃
厚物、鉱物添加剤および第2可塑剤を高い強度のミキサ
ー−冷却器により配合し、約75〜110℃において実施す
る。配合が完結したとき、混合物を約70℃に冷却し、押
出機または溶融ポンプに入れる。次いで、これは混合物
を約150〜180℃、好ましくは約155〜160℃の温度に加熱
する。押出機は溶融したポリマー混合物を、1系列の
孔、好ましくは円形のパターンを有するダイに強制通過
させる。ポリマーがダイの孔を出ると、それを回転ブレ
ードによってペレットに切断し、そしてペレットは切断
室を通過するとき、固化させる。ペレットを水の流れに
よって切断室内に取り上げ、この水の流れはペレットを
調質した水系に輸送し、ここでペレットは乾燥され、そ
して乾燥器から排出される。次いで、ペレットの水は
過され、加圧され、冷却され、そして調質した水系によ
ってペレット化器へ再循環する。 本発明の組成物を調製するこの系の使用は、毒性の有
害生物防除物質を取扱うための本質的に閉じた系を提供
するので、重要である。この系はダスチングの問題を排
除し、そしてペレット化組成物の表面に付着しうる、毒
性の工業的有害生物防除剤を補足する。こうして、従来
法による従来の有害生物防除剤配合物の製造において直
面する潜在的な環境汚染の問題が回避される。 本発明の組成物は、まず、濃厚物として調製し、次い
でさらに処理して仕上げられた組成物を生成することが
できるが、好ましい方法は、仕上げられた製品の重量に
基づいて、約5〜60重量%のポリビニル樹脂を、約20〜
80重量%、好ましくは、約20〜55重量%の鉱物添加剤、
約0.2〜約1.5重量%、好ましくは0.2〜1.0重量%の前記
樹脂のための安定剤または安定剤の混合物および約0.1
〜約1.0重量%の潤滑剤を乾式配合することを包含す
る。樹脂、鉱物添加剤、安定剤および潤滑剤の混合物を
乾式配合した後、配合した混合物を高い強度のミキサー
中に導入し、ここで約1〜30重量%の有害生物防除剤、
0.0〜50重量%、好ましくは0.2〜25.0重量%の第2可塑
剤および約0.2〜1.5重量%の安定剤と混合する。有害生
物防除剤、第2可塑剤および安定剤、好ましくはエポキ
シ化大豆油は一般に液体である。 次いで、この混合物を高度に強く混合し、そしてこの
混合物を約75〜110℃に加熱する。次いで、この混合物
を急冷し、そして押出機に供給し、ここでそれを約150
〜180℃に加熱し、そしてリボン、ストリップ、ロッ
ド、ストランドなどに押出す。次いで、押出したリボン
またはストリップをペレット化装置に導入し、ここでそ
れを小さい球、ペレットまたはビーズの成形する。 好ましい方法において、毒性の有害生物防除剤が粒子
の表面に付着している場合、次いでペレットを水輸送系
に導入する。こうして、水輸送系は粒子の外表面を洗浄
し、粒子に付着する毒性物質を捕捉し、そして毒性有害
生物防除剤が大気中に逃げるのを防止する。次いで、水
をペレット化生成物から分離し、ペレットを乾燥し、ふ
るいがけして、所望の大きさの生成物を得る。 本発明の新規な組成物において使用する有害生物防除
剤の例は、テルブフォス、ホレート、フォノフォス、ホ
スフォラン、アルジカーブ、デメトン、エトプロホス、
チオナジン、カーボフラン、イソフェンホス、ジスルフ
ォトンまたはフェンスルフォチオンであり、テルブフォ
スおよびホレートは好ましい。 本発明の組成物において有用なポリマーは、ポリ塩化
ビニル樹脂、とくにポリ塩化ビニルの懸濁物樹脂、ポリ
酢酸ビニルおよびポリビニルアルコールを包含する。こ
れらのポリマーは約41,000〜130,000、好ましくは50,00
0〜69,000の重量平均分子量を有する。本発明のポリマ
ーは、種々の製造会社、例えば、ゲロルジア・ガルフ・
コーポレーション(Gerorgia Gulf Corporation)か
ら入手可能であり、前記会社は次のPVC樹脂を提供す
る:樹脂の番号 分子量 PVC 1055 41,000 PVC 1060 50,000 PVC 1070 66,000 PVC 1073 69,000樹脂の番号 分子量 PVC 2073 69,000 PVC 1079 75,000 PVC 1082 89,000 PVC 1091 102,000 PVC 1095 110,000 PVC 1010 123,000 PVC 1110 130,000 本発明の組成物の調製において有用な第2可塑剤は、
有機フタレート、例えば、ブチルベンジルフタレート、
オクチルエポキシタレートおよびジイソノニルフタレー
ト、有機ホスフェート、例えば、トリクレシルホスフェ
ート、エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油、タル油
のエポキシ化ブチルエステル、有機トリメリテート、例
えば、アセチルトリブチルシトレート、またはそれらの
混合物である。 樹脂を安定化するために有効な、有用な安定剤は、ス
テアレート、例えば、亜鉛/カルシウムステアレート、
アルカリ土類金属のステアレート、エポキシ化大豆油、
第二オクチル錫およびホスフェートおよび有機バリウム
およびカドミウムの錯塩、またはそれらの混合物を包含
する。 本発明の組成物において使用する典型的な鉱物添加剤
は、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、
粘土、カオリン、ベントナイト、アタパルジャイトおよ
びモントモリロナイト、セルロース生成物、雲母、ウォ
ラストナイトおよび肥料、例えば、リン酸二カルシウ
ム、リン酸三カルシウムなど、またはそれらの混合物を
包含する。 これらの鉱物添加剤、ことにアルカリ土類金属の硫酸
塩および炭酸塩は、本発明の押出および押出−ペレット
化生成物の必須成分である。理論に限定されたくない
が、これらの鉱物添加剤は押出物に嵩密度を付与し、こ
れによって保護すべき植え付けられた作物の側面または
すじ道への指示された適用を可能とし、これによって押
出物が風または雨によって適用場所から動くのを阻止す
るものと信じられる。これらの鉱物添加剤は、また、押
出物からを有害生物防除剤を比較的均一にかつ持続して
放出すること、および成長シーズンが終了するとき、土
壌中の押出物の分解を助けることにおいて役立つと信じ
られる。 組成物の押出可能性を改良するために本発明において
有用な潤滑剤は、ステアリン酸カルシウム、ステアリン
酸マグネシウム、ステアリン酸アルミニウムおよびグリ
セロールモノステアレート、ステアリン酸、パラフィン
ワックス、低分子量ポリエチレンなどを包含する。 本発明の組成物中に使用する前述の有害生物防除剤の
いくつかは、有害生物防除剤であると同時に可塑剤であ
ることが今回発見されたので、有害生物防除剤−可塑剤
を含有する本発明のポリビニル樹脂の組成物を調製する
とき、押出可能な組成物のために要求される第2可塑剤
の量を、しばしば、仕上げられた押出製品の2〜10重量
%程度に少なく限定できる。また、ある数の他の有害生
物防除剤、例えば、除草剤、殺昆虫剤および殺線虫剤、
例えば、2−クロロ−N−(2,6−ジエチル−フェニ
ル)−N−(メトキシメチル)アセトアミド[アラクロ
ール(alachlor)およびO,O−ジメチルS−メチルカル
バモイルメチルホスホロジチオエート[ジメトエート
(dimethoate)]を後述しかつ本発明の押出組成物およ
び押出可能な組成物の調製において使用する。慣用の第
2可塑性の代わりに使用できることが発見された。それ
自体、得られる押出物は、処理する場所に、土壌の昆虫
および線虫の抑制を付与するばかりでなく、かつまた、
第2可塑剤の代わりに使用した有害生物防除剤に依存し
て、雑草の抑制、葉を食べる昆虫からの植物の浸透的保
護、または広いスペクトルの昆虫の抑制を提供できる。 フローダイヤグラムIは、前述の製造法をグラフ的に
例示する。 本発明の方法の乾式配合の面において有用な装置は、
高いトルクの強力ミキサーおよび低いトルクの連続リボ
ン装置を包含し、両者は加熱−冷却の能力をもつ。乾式
配合物は、ビニル樹脂、乾燥安定剤(Ca/Znステアレー
ト)および充填剤を70℃に加熱したミキサーに供給する
ことによって調製される。この配合物を5分間予備混合
する。液体の部分を秤量し、そして約70℃に加熱された
ミリポア(millipore)圧力容器に供給する。(この液
体部分は可塑剤、活性成分および液状肥料から成る)。
乾式配合物を適度な速度で混転し、液体部分を5分にわ
って添加する。次いで、全体の塊を約100℃に加熱す
る。液体を添加した後、配合物は自由流動性であろう。
そうでない場合、少量、すなわち、約10.0%まで、一般
に1.0〜2.0%の量のSiO2を添加する。全体の混合物を冷
却し、そして特別の密閉可能なドラムの中に注ぎ入れる
か、あるいは押出機中にポンピングし、ここで組成物を
圧縮しかつ押してスパゲッティ様(すなわち、ストラン
ドまたはロッド様)シート様またはリボン様の形態にす
る。次いで、これを水面下(under water)ペレット化
システムによりペレット化する。熱面空気冷却システム
を、もちろん、水面下ペレット化システムの代わりに使
用できる。 前述のように調製された仕上げられた製品は、商業的
に入手可能なテルブフォスまたはホレートの粘土の細粒
の49.7〜64.1kg/m3(31〜40ポンド/立方フィート)に
比較して、72.1〜160kg/m3(45〜100ポンド/立方フィ
ート)、一般に80.1〜128kg/m3(50〜80ポンド/立方フ
ィート)の増大した嵩密度を有するので、大きい利点を
提供する。これにより、農業者は、製品が従来の細粒と
して配合された場合運搬できる荷重当り、より多くの製
品を運ぶことができる。したがって、トラック、トラク
ターまたは空気送出しにより荷重当り、より多くの活性
成分の輸送は、本発明の新規な配合物によって促進され
る。 本発明の製品は、また、摩耗に対してより安定であ
る。テルブフォスおよびホレートの両者は、35mg/kg体
重のLD50を有し、潜在的に重大な吸入の危険を付与する
ので、製品のダスチングおよび/または毒性有害生物防
除剤蒸気の放出の減少または排除は、安全の面において
有利である。さらに、ダストの粒子は、本発明の方法の
間において形成した場合でさえ、それらの改良された皮
膚の性質のために、危険性が低い。 さらに、本発明の処理技術は、この分野の技術状態を
用いて、連続の閉じたシステムの方法の押出技術を利用
し、これによって多くの製造の安全および取扱いの問題
を排除する。 本発明を、例示的であが、限定的でない次の実施例に
よって例示する。 実施例1 リンギ−リトルフォード(Lindgi−Littleford)高強度
ミキサーおよび標準PVC/過疎化技術を用いるプラシーボ
研究技術に従う、無毒化されたテルブフォスのペレット
を調製するポリ塩化ビニル懸濁物樹脂 これらの試験において、可塑剤トリクレシルホスフェ
ートをテルブフォス、O,O−ジエチルS−[[(1,1−ジ
メチルエチル)チオ]メチル]ホスホロジチオエートの
代わりに使用する。 110℃の温度において、約5分間、18重量%のゲロル
ジア・ガルフ(Gerorgia Gulf)PVC 1060、重量平均
分子量50,000、55重量%の硫酸バリウムおよび1.0重量
%の硫酸カルシウム/ステアリン酸亜鉛樹脂安定剤を乾
式混合することによって、組成物を調製する。この混合
物に、テルブフォスのプラシーボ代替物であるトリクレ
シスホスフェートの9.0重量%を添加する。トリクレシ
ルホスフェートは、テルブフォスに類似して、可塑化剤
であるので、テルブフォスの代替物として選択する。ま
た、15重量%の第2可塑剤のブチルベンジルフタレー
ト、および2重量%の安定剤のエポキシ化大豆油を添加
する。この混合物を100℃において約5分間撹拌する。
次いで、二酸化ケイ素(0.5重量%)を添加し、そして
この混合物を約1分間撹拌する。これにより、平均粒子
サイズが約10〜30メッシュである、自由流動性の粒状組
成物が生成する。 また、上の手順を用いて、18重量%のゲロルジア・ガ
ルフ(Gerorgia Gulf)PVC 1060、55重量%の硫酸バ
リウムおよび1.0重量%の硫酸カルシウム/ステアリン
酸亜鉛樹脂安定剤を、一緒に、約110℃の温度において
約8分間配合し、次いで18重量%のトリクレシルホスフ
ェート、6重量%のブチルベンジルフタレートおよび2.
0重量%のエポキシ化大豆油とゆっくり混合する。この
手順は、押差に適当な自由流動性の粒状組成物を提供す
る。 同一方法で調製し、次いで押出した他の組成物を下に
報告する。押出は約130〜140℃の温度において実施し
た。押出生成物は平滑な、ダスト不含の均一なストラン
ドの形態である。 成分 重量% PVC−分子量50,000 25 Ca/Znステアレート 1 CaSO4 49 トリクレシルホスフェート 3 ブチルベンジルフタレート 20 エポキシ化大豆油 100% 長いストランドの形態の押出生成物は本質的にダスト
不含であった。 成分 重量% PVC−分子量50,000 14 BaSO4 58 Ca/Znステアレート 1 トリクレシルホスフェート 8 ブチルベンジルフタレート 18 エポキシ化大豆油 100% 押出のための乾式配合物 成分 重量% PVC−分子量50,000 25 Ca/Znステアレート 1 BaSO4 49 トリクレシルホスフェート 3 ブチルベンジルフタレート 20 エポキシ化大豆油 100% 押出物は、長い均一なストランドの形態である。 実施例2 テルブフォスを含有する無毒化されたポリ塩化ビニル懸
濁物樹脂組成物および実施例1による手順による調製 ポリ塩化ビニル、Ca/ZnステアレートおよびCaSO4を上
の実施例1に記載するように配合するが、配合した組成
物を70℃に加温する。次いで、テルブフォス、ブチルベ
ンジルフタレートおよびエポキシ化大豆油をゆっくり添
加し、そして70℃において配合する。配合した混合物に
0.05重量%のSiO2を添加すると、自由流動性の組成物が
生成し、これは140℃で容易に押出されて所望生成物が
得られる。 成分 重量% PVC−分子量50,000 25 Ca/Znステアレート 1 CaSO4 49 テルブフォス 17 ブチルベンジルフタレート 7 エポキシ化大豆油 100% 実施例3 無毒化されたテルブフォスのポリ塩化ビニル懸濁物樹脂 実施例1の手順に従い、約50,000の重量平均分子量の
ポリ塩化ビニルを約110℃の温度において硫酸バリウム
と配合する。次いで、この混合物にジイソノニルフタレ
ートの可塑剤およびテルブフォス、O,O−ジエチルS−
[[(1,1−ジメチルエチル)チオ]メチル]ホスホロ
ジチオエートを添加する。配合後、この混合物を冷却
し、そして押出機に通し、ここで混合物を125℃に8分
間加熱し、次いで押出す。押出物は、皮膚の毒性につい
て評価すると、ウサギについて測定して、160mg/kgのLD
50皮膚毒性を有する。 上に記載する組成物は次の成分を含有する: 配合物A 成分 重量% PVC−分子量50,000 14 BaSO4 60 テルブフォス 18 ジイソノニルフタレート 100% 上の手順を反復するが、ただし配合物Bに示す成分を
使用して次の組成物を形成する。 配合物B 成分 重量% PVC−分子量50,000 14 BaSO4 60 テルブフォス 18 トリクレシルホスフェート 100% この組成物を、前述のように、配合し、混合し、冷却
し、加熱し、そして押出し、そして押出物は、ウサギに
ついて測定して、180mg/kgのLD50皮膚毒性を有する。そ
れ自体、上の組成物は、ウサギについて測定して、35〜
40mg/kgのLD50を有する商業的に入手可能なテルブフォ
ス細粒製品よりも、安全性の限界が約4倍改良されてい
る。 実施例4 無毒化されたテルブフォスのポリ塩化ビニル懸濁物樹脂 これらの評価において、重量平均分子量50,000のポリ
塩化ビニル懸濁物樹脂を硫酸バリウムと室温(25℃)に
おいて乾式配合する。この混合物に、テルブフォスおよ
びブチルベンジルフタレートを添加する。その後、この
ように調製した混合物を135℃で炉硬化し、そしてこの
組成物のウサギ皮膚毒性を決定する。評価した組成物は
次の通りである: 成分 重量% PVC−分子量50,000 14 BaSO4 60 テルブフォス 18 ブチルベンジルフタレート 100% この組成物のウサギ皮膚LD50は320mg/kgである。 実施例5 無毒化されたテルブフォスのポリ塩化ビニル懸濁物樹脂
の18〜48メッシュの粒子サイズへのペレット化物 上の実施例1〜3の手順に従うが、押出された組成物
をペレット化すると、17〜23重量%のテルブフォスを含
有しかつウサギについて測定して、約130〜500mg/kgのL
D50皮膚毒性を有する、ダスチングしない、弾力性の18
〜48メッシュのペレットが得られる。ペレット化生成物
の密度は96.1〜144kg/m3(60〜80ポンド/立方フィー
ト)である。 評価した組成物を、次に記載する。 サウザーン・アーミイワーム(southern armyworm)
に対して評価した組成物1および2の生物学的評価は、
これらの有害生物に100%の抑制を10週間示す。 本発明の組成物の皮膚毒性は、試験動物として雄のシ
ロウサギを使用して次の手順によって決定する。 材料 体重がほぼ2.3〜3.5kgの5匹のシロウサギを、各投与
レベルについて選択する。幅30.5cm(12インチ)、厚さ
0.04mmおよびウサギのまわりに適合する適当な長さのサ
ラン(Saran)のチューブまたは「ビニライト(Vinylin
e)」フィルム、UV 1900を使用する。ほぼ22.9cm×45.
7cm(9×18インチ)の1枚のフェルトクロスの包帯を
使用し、そして長さ35.6cm(14インチ)の4片の3.8cm
(1.5インチ)の接着テープを使用する。 固体の材料についての手順 処理すべき細粒の組成物をプラスチックフィルムの中
央に配置し、そして水で湿潤化する。ウサギの下側を水
で湿潤化し、そして動物を脇腹を下にして材料上に配置
する。次いで、プラスチックフィルムを持上げ、動物の
まわりに配置し、そして各端を接着テープのストリップ
で固定する。次いで、フェルトクロスを脇腹の下に配置
し、持上げ、動物のまわりに配置し、そして残りの接着
テープの2つのストリップで体に固定する。 液体の材料についての手順 動物をプラスチックフィルム上に配置し、包装し、そ
してフィルムを接着テープで固定する。次いで、試験動
物をプラスチックフィルムの下において適当な大きさの
針および注射器で注射する。次いで、フェルトクロスを
脇腹の下に配置し、持上げて、動物のまわりに配置し、
残りの接着テープの2つのストリップで固定する。これ
は「カフス(cuff)」を形成する。 評価 投与後24時間で、「カフス」を除去し、そして残留す
る物質をブラシで除去する。この物質を除去できない場
合、動物に繊維の首輪を取付け、動物が処置区域をなめ
るのを防止する。投与後14日間、動物を観察し、毒性お
よび皮膚の刺激および致死の微喉を記録する。14日の終
りにおいて、動物を殺し、そして秤量する。 上の手順によって、上の実施例3〜5に記載する組成
物の皮膚の毒性を決定する。 実施例6 押出し、ペレット化したPVCテルブフォス組成物の生物
学的評価 次の研究は、標準の15の配合物と比較して、テルブフ
ォスの種々のタイプのPVC細粒状配合物について、第3
中間形態のジアブロチカ・ウンデシムプンクタタ・ホワ
ルジ(Diabrotica undecimpunctata howardi)の幼虫
に対する初期および残留性能を比較するために実施し
た。 すべての研究において、毒性有害生物防除剤の投与量
は、うねの上の17.8cm(7インチ)の帯で細粒をバンデ
ィング(banding)する畑の実施を基準にして計算す
る。残留の研究は、トウモロコシの成長シーズンを通じ
て土壌の上部の7.6cm(3インチ)中にテルブフォスが
残ることを示す。テルブフォスの15G浸透性殺昆虫剤−
殺線虫剤のための投与量は、305m(100フィート)につ
き227g(8オンス)の配合物である。したがって、305m
(1000フィート)×17.8cm(7インチ)×7.6cm(3イ
ンチ)の土壌の体積を計算し、そしてリットルに変換す
る。その体積中の活性有害生物防除剤の量を決定し、次
いで1リットルの土のために要求される量に換算する。
最後に、すべての投与量をkg/ヘクタールの同値に変換
する。 この研究のための土は、準サンプリングして湿気の決
定を行う。最初に、試料を炉乾燥し、そしてそれらを秤
量することによって決定を行う。後の研究において、ア
クアテスト(Aquatest)IIホトボルト(Photrvolt)8
ニューヨーク州ニューヨーク市)を使用して、土の湿気
を測定する。15%の湿気は幼虫の生存のために最適であ
るので、そのレベルをバイオアッセイの間に維持する試
みを行う。 4mlのポリエチレン袋中に入れてある1リットルの土
に、最適量の配合物を添加する。次いで、この袋を混転
器に入れ、そして30分間混転して、土と毒性有害生物防
除剤との均一な混合物を調製する。土をそれらのポリエ
チレン袋の中に実験の期間の間貯蔵し、そして27℃に保
持する。研究において使用した異なる土を、下において
識別する。 バイオアッセイは、25mlの処置した土を30mlの広口の
ねじ付き頂部のガラスびんの中に入れることによって構
成する。約1ccのキビの種子を土へ昆虫の食物として添
加する。びんに蓋をし、そして土および種子を渦ミキサ
ーでよく混合する。混合後、生後6〜8日の10匹のサウ
ザーン・コーン・ルートワーム(southern corn root
worm)をびんの中に入れる。このびんに蓋をゆるくし、
そして7日間27℃に保持する。7化後、土をびんから取
り出し、そして生きている幼虫について検査する。失わ
れた幼虫は死んだと推定する。なぜなら死んだ幼虫は非
常に急速に分解するからである。 この試験において使用したアトラチック、アイオアワ
(Atlantic,Iowa)の土は、トウモロコシ地帯において
普通に見出されるプレーリー(prairie)土を模擬す
る。可能ならば、この土は配合物の生物学的活性におけ
る破壊(break)を検出するために要する時間を減少す
る。この土は滅菌されていない。結果を表IIに記載す
る。 標準を包含する配合物のすべては、研究の第1週の間
よく放出し、ただし実施例3−Aは完全に有効であるた
めに2週を要する。標準15G配合物は、研究の第15週ま
で劣った性能を示す(90%より低い死亡率)押出された
細粒配合物のすべては、18週を通じて94〜100%有効で
ある。こうして、実験の配合物のすべては、この研究に
おいて標準のそれよりすぐれた残留抵抗を与える。 研究2は、土を除外した以外、研究1の二重反復実験
である。この目的は、滅菌した土対滅菌しない土を使用
して、配合物の生物学的活性における破壊に要する時間
を比較することである。 滅菌した土において、実施例3−Bは100%の死亡率
を生成するために3週を要した。しかしながら、それは
20週間高度に有効にとどまる。実施例3−Aは最初に1
週の遅延した放出を有するが、14週を通じて100%の抑
制を提供し、その時間においてその活性は許容されうる
レベルに低下する。標準の15Gの配合物は、この研究に
おける処置後第20週まで、有効である。実施例5−2は
標準より長く続いたが、最後のサンプリングにおいて処
理した土の消耗は反復実験の数を1/2だけ減少すること
に注意しなくてはならない。こうして、実施例5−2は
滅菌した土における標準に等しいか、あるいはそれより
すぐれるという結論は、この場合を正当化しないであろ
う。実施例7 押出し、ペレット化したPVC土壌殺昆虫剤組成物の調製 これらの試験において、約15〜17重量部の毒性土壌殺
昆虫剤を約1部のエポキシ化大豆油および11〜16部のブ
チルベンジルフタレートと混合することによって調製す
る。この混合物を45〜50℃に加熱し、そして連続的に撹
拌する。これは混合物中の活性成分の真の溶液を生成す
る。Ca/Znステアレート安定剤0.9〜1.0部、PVC 2073重
量平均分子量69,000、22.47〜23部および無水硫酸カル
シウム44〜49部の均一は配合物を配合して、そして有害
生物防除剤、エポキシ化大豆油およびブチルベンジルフ
タレートの前もって調製した溶液に添加し、そして均一
なペーストに混合する。この混合物を65〜75℃に加熱
し、そして均一な自由流動性乾燥粉末が生成するまで、
撹拌する。 これらの調製において、カーボフランおよびアルジカ
ーブは完全には溶解しない。したがって、塩化メチレン
を添加して真の溶液を生成する。その後、Ca/Znステア
レート、PVCおよび硫酸カルシウムの配合物を有害生物
防除剤溶液に添加し、そしてこの混合物を撹拌する。こ
れらの塩化メチレンとの混合物を加熱して塩化メチレン
を蒸発させる。得られる混合物を65〜75℃に加熱し、そ
して乾燥した自由流動性の粉末が形成するまで撹拌す
る。 次いで、このようにして調製した組成物は、155〜160
℃に予熱したメルトインデックス装置に導入する。10g
の増分で直径2mmのストランドの形態で押出す。ストラ
ンドをビーカー内の水中に押出し、次いで取り出し、そ
して乾燥する。次いで、押出されたストランドを2.54cm
(1インチ)のセクレント(sequrent)に切断し、次い
でクラップス・コーヒー・ミル(krups coffee mil
l)内で粉砕し、そして篩がけして20/50メッシュの粒子
を得る。こうして調製した組成物を下表IVに報告する。
篩がけした粒子の粒子サイズの分布を表Vに報告する。
このようにして調製した押された組成物を、急性の経口
および/または皮膚毒性について決定する。 *IUPAC化学名は次の通りである: 1A:2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベンゾフラン−7−
イル メチルカルバメート 1b:2−メチル−2−(メチルチオ)プロピオンアルデヒ
ド O−メチルカルバモイルオキシム 1c:O,O−ジエチル O−3,5,6−トリクロロ−2−ピリ
ジル ホスホロチオエート 1d:(RS)−a−シアノ−3−フェノキシベンジル (R
S)−2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチレ
ート 1e:O−エチル S,S−ジプロピル ホスホロジチオエー
ト 1f:O−エチル S−フェニル(RS)−エチルホスホノジ
チオエート。 実施例8 PVC組成物ノテルブフォスおよびアラクロールおよび/
またはアトラジンの組み合わせ 土の中に存在する有害生物および望ましくない雑草種
を同時に抑制するための無毒化された有害生物防除樹脂
組成物を、実施例7の手順によって生成するが、ただし
第2有害生物防除剤、すなわち、アラクロールおよび/
またはアトラジンを、テルブフォスを混合物に添加する
前に、テルブフォス中に溶解または分散する。 実施例7の手順に従い組成物を調製しそして押出す。
この組成物は、下表VIIに報告する濃度%を有する。 アラクトールは、2−クロロ−2′,6′−ジエチル−
N−(メトキシメチル)アセトニトリル(IUPAC命名
法)である。 アトラジンは、2−クロロ−2−エチルアミノ−6−
イソプロピルアミノ−1,3,5−トリアジン(IUPAC命名
法)である。 組成物DおよびEは、アラクロールおよび/またはア
トラジンが、本発明のPVC組成物中で単独でおよび/ま
たはテルブフォスの存在下に利用するとき、除草的に有
効であるどうかを決定するための対照として使用する。 アラクロールはテルブフォス中で非常に溶解であり、
そして組成物中の第2可塑剤の少なくとも一部の代わり
に使用できることが、今回、観察された。 アトラジンはテルブフォス中にアラクロールより溶解
性に劣る。これは組成物Eによって証明され、ここで満
足すべき押出物を提供するために32%のブチルベンジル
フタレートが要求される。11.5%w/wのテルブフォスお
よび21%w/wのアトラジンを含有する組成物Bは、わず
かに19.5%w/wの第2可塑剤のブチルベンジルフタレー
トを必要とした。押出物B(顕微鏡によって断面を見
る)は、輝いた可塑化または融合した表面を現したが、
内部はそれほどよく溶融していない。 組成物A〜Eの除草評価は、すべて、望ましくない植
物種の制御された除草活性を示す。 実施例9 テルブフォスの15%の細粒組成物(実施例12参照)、15
%のPVC細粒樹脂組成物および20%のPVC細粒樹脂組成物
の調製および評価 上の実施例1〜3の手順に従い次いで得られる組成物
をフローダイヤグラムIに例示する方法によってペレッ
ト化して、押出した15%および20%のテルブフォスのPV
C細粒樹脂組成物および20%のホレートのPVC細粒樹脂組
成物を調製する。これらの組成物は下表VIIIに報告する
濃度を有する。 前述のテルブフォスおよびホレートのPVC樹脂組成物
を評価するため、現地の研究を商業的に入手可能なテル
ブフォスおよびホレートの組成物を標準として使用して
実施する。 1系うねの現地試験を農場および大学において実施し
て、コーン・ルートワーム(corn rootworm)の抑制に
ついて前述の組成物を評価し、そして穀物のモロコシへ
の植物毒性について組成物を評価する。 植物毒性の評価において、穀物のモロコシを0.9mの間
隔および15mの長さのうねで植え付ける。4うね/プロ
ットを使用し、各処置は3回反復実験する。試験組成物
を、植え付け時にすじ密に1.12〜2.24kg/ヘクタールの
割合で導入する。植え付け後14〜72日の間隔で、プロッ
トを検査し、そして各プロットにおいて発芽した植物の
数および/または成長する植物の数を係数する。植え付
け後72日に、処理したプロットにおける植物上に示す花
の%を決定する。得られたデータを下表IXに報告する。実施例10 コーン・ルートワームの抑制についてのテルブフォスの
PVC細粒組成物の評価 標準のテルブフォスの15G 24/48メッシュの生成物
は、2.54cm(1ポンド)につき本発明の20%のPVC細粒
組成物より4.7×106多い、すなわち、0.92×106の粒子
を含有する。この基準で、テルブフォス15Gの生成物は
適用時によりすぐれた分布を有すること、それゆえ、20
%のPVC細粒生成物よりすぐれた生物学的効能をより大
きい可能性を有することが期待されるであろう。しかし
ながら、驚くべきことには、20%のテルブフォスのPVC
生成物は、現地の試験において標準のテルブフォスの15
G生成物りも性能がすぐれる。さらに、ホレートの20%
のPVC細粒生成物は、標準のホレートの20%の細粒生成
物よりもすぐれたコーン・ルートワームの抑制を提供す
る。 試験組成物を評価するために使用した根等級系は、次
の通りである: 根等級付け系 1、 食べず、 2、 可視の食べたあと、 3、 少なくとも3つの根は、植物の1.27cm(1/2イン
チ)以内にそしゃくされている、 4、 根の1つの節全体が破壊されている、 5、 2つの節が破壊されている、 6、 3以上の節が破壊されている、 コーン・ルートワームの抑制をこれらの試験において
決定する。テルブフォス15Gの標準の細粒、ホレートの2
0G標準の細粒またはホレートの25%のPVC細粒を使用す
る処置を、プレス車の前の植え付け装置に取り付けられ
た17.8cm(7インチ)のバンダー(bander)により適用
する。すじ道の処置は、バンダーを除去し、そして細粒
が供給管を通して種子のすじ道の中に直接流れるように
して適用する。 長さ15mの2つのうねを各処置に使用し、そして各処
置を2〜4回反復実験する。試験の結果を平均し、そし
て下に報告する。 これらの試験において、根の等級球が低いほど、適用
した処置により根系に与えられる保護はより効果的であ
る。 実施例11 テルブフォス、アルジカーブおよびカーボフランのPVC
細粒樹脂組成物の浸透活性についての試験組成物の評価 これらの試験において、テルブフォス、アルジカーブ
およびカーボフランの普通の15%の細粒組成物を、未処
置対照標準と一緒に対照として使用する。上に同定する
土壌殺昆虫剤を含有する、本発明の15%NOPVC細粒組成
物を実施例7の手順によって調製し、そして評価する組
成物は次の通りである: 評価は次のようにして実施する: シルトロームプライリエ(slit loam prairie)土
を、幅20.3cm(8インチ)×深さ10.2cm(4インチ)の
ポットに配置する。土の深さはほぼ7.6cm(3インチ)
である。長さ15.2cm(6インチ)および2.54cm(1イン
チ)のすじ道を各ポットの中央に作る。ラディッシュ、
ラファヌス・サチブス(Raphanus sativus)L.,var.チ
ュリー・ベル(Cherry Bell)の4つの種子を、各すじ
道に5.1cm(2インチ)の間隔で配置する。細粒の処置
は、すじ道中の種子よりうえに直接手で分配する。すじ
道を閉じる。最初の2つの真の葉が直径ほぼ2.54cm(1
インチ)になったとき(植え付け後11日)、反復実験に
つき2つのポットノ各々中のラディッシュに10匹のグリ
ーンピーチ(green peach)のアブラムシ、ミズス・ペ
ルシカエ(Myzus persicae)を感染させ、そして底を
除去しそしてナイロンのスクリーンで置換した10.2cm
(4インチ)の透明なプラスチック飲料カップで覆う。
死亡数を感染後24時間に計数する。 処置した植物の葉に24時間暴露した後の死亡率%を下
に示す: はじめから植え付けたラディッシュ植物を処置したす
じ道から除去し、そして新しい種子を処置後7週に植え
付ける。この手順は、浸透性殺昆虫剤の吸収等の老朽の
作用を回避するように設計する。 アブラムシの死亡の計数は、最初の植え付けの67日後
および試験組成物のすじの処置において、ラディッシュ
植物について行った。得られたデータを下表Xに報告
し、ここで本発明のPVC細粒組成物は、すべての評価に
おいて、従来の配合物のいずれよりも、再び植え付けた
ラディッシュ植物へのアブラムシのすぐれた浸透的抑制
を提供したことが理解できる。 実施例12 従来の細粒有害生物防除剤配合物および本発明のPVC樹
脂組成物における有害生物防除剤の化学的安定性の評価 この評価において、テルブフォスの安定性を、実施例
9において配合物Aについて記載したように調製した15
%のPVC細粒組成物および、18.0%のテルブフォス(86
%実際)、4.0%のポリプロピレングリコール失活剤お
よび78%の24/40メッシュのモントモリロナイト粘土細
粒を含む商業的実験からの標準15G生成物の並列のスト
レス試験において決定する。 テルブフォス15G(24/48メッシュ)標準生成物および
15G PVC細粒(24/48メッシュ)生成物の各々からの試
料を、37℃および75%の相対湿度において3か月間貯蔵
する。生成物を試験期間の開始および終においてアッセ
イする。得られたデータを下に報告する。 これらのデータから理解できるように、標準15Gのテ
ルブフォス配合物は、37℃および75%の相対湿度におい
て3か月貯蔵するとき、95.2%のテルブフォスをアッセ
イするが、これに対して、本発明のPVC細粒生成物は、3
7℃および75%の相対湿度において3か月間貯蔵した
後、99.5%をアッセイする。 以上のデータから理解できるように、失活剤を含有す
る置換基のテルブフォス生成物は90日の貯蔵のとき活性
の有意な量を失い、これに対して、失活剤を含有しな
い、本発明のPVCGテルブフォス生成物は、同一期間にわ
たって本質的に安定であり、そして生成物をほとんど、
あるいはまったく損失しない。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01N 25/32,25/10,57/12

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.約1〜30重量%のテルブフオスまたはホレート、約
    5〜60重量%の重量平均分子量約50,000〜69,000を示す
    ポリ塩化ビニル懸濁物樹脂、約0.2〜2重量%のステア
    リン酸金属塩およびエポキシ化植物油から選ばれる前記
    樹脂の熱安定化剤または熱安定化剤混合物、約0〜2重
    量%のステアリン酸アルカリ土類金属塩、約0〜50重量
    %の有機フタレート、約20〜80重量%の硫酸カルシウム
    または硫酸バリウム、ならびに約0〜10重量%の二酸化
    ケイ素を含んでなり、かつ固体であることを特徴とする
    有害生物防除組成物。 2.前記固体組成物がペレツト化されたものである特許
    請求の範囲第1項記載の有害生物防除組成物。 3.約1〜30重量%のテルブフオスまたはホレート、約
    5〜60重量%の重量平均分子量約50,000〜69,000を示す
    ポリ塩化ビニル懸濁物樹脂、約0.2〜2重量%のステア
    リン酸金属塩およびエポキシ化植物油から選ばれる前記
    樹脂の熱安定化剤または熱安定化剤混合物、約0〜2重
    量%のステアリン酸アルカリ土類金属塩、約0〜50重量
    %の有機フタレート、約20〜80重量%の硫酸カルシウム
    または硫酸バリウム、ならびに約0〜10重量%の二酸化
    ケイ素を含んでなり、かつ固体である有害生物防除組成
    物の製造方法であって、 強力ミキサーで、1〜30重量%のテルブフオスまたはホ
    レート、5〜60重量%の前記ポリ塩化ビニル懸濁物樹
    脂、0.2〜2重量%の前記安定化剤および0〜2重量%
    のステアリン酸アルカリ土類金属塩の混合物を約90℃〜
    110℃で乾式混合し、得られた混合物を冷却して、約0
    〜50重量%の有機フタレート、20〜80重量%の硫酸カル
    シウムまたは硫酸バリウムおよび0〜10重量%の二酸化
    ケイ素と混合し、こうして調製した混合物を押出機また
    は溶融ポンプに導入し、前記混合物を約150℃〜180℃に
    加熱し、加熱した混合物をダイを通して押出し、押出物
    をペレツト状に切断し、こうして形成されたペレツト
    を、水をペレツトから分離するフイルターにそれらを輸
    送する水流中に導入し、次いで前記ペレツトを乾燥する
    ことを特徴とする前記製造方法。 4.植物の根系および葉を食べる昆虫、線虫およびクモ
    ガタ網の動物による攻撃から成長シーズンを通じて前記
    植物を保護する方法であって、植え付けの時に、前記植
    物の増殖器官に密接した土に、有害生物防除的に有効量
    の有害生物防除組成物を適用することを含んでなり、前
    記有害生物防除組成物が、約1〜30重量%のテルブフオ
    スまたはホレート、約5〜60重量%の重量平均分子量約
    50,000〜69,000を示すポリ塩化ビニル懸濁物樹脂、約0.
    2〜2重量%のステアリン酸金属塩およびエポキシ化植
    物油から選ばれる前記樹脂の熱安定化剤または熱安定化
    剤混合物、約0〜2重量%のステアリン酸アルカリ土類
    金属塩、約0〜50重量%の有機フタレート、約20〜80重
    量%の硫酸カルシウムまたは硫酸バリウム、ならびに約
    0〜10重量%の二酸化ケイ素を含んでなり、かつ固体で
    あることを特徴とする前記方法。 5.前記有害生物防除樹脂組成物を、植え付けられてい
    る植物の増殖器官を含む道すじに、約0.25〜10.0kg/ヘ
    クタールの割合で適用する特許請求の範囲第4項記載の
    方法。 6.前記有害生物防除樹脂組成物を、植え付けの時に、
    植物の増殖器官より上の土上に、約0.25〜10.0kg/ヘク
    タールの割合で帯状に適用するかあるいは散布する特許
    請求の範囲第4項記載の方法。
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