JP2773769B2 - 携帯電話機及び携帯電話機の盗難防止システム - Google Patents
携帯電話機及び携帯電話機の盗難防止システムInfo
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- JP2773769B2 JP2773769B2 JP7307780A JP30778095A JP2773769B2 JP 2773769 B2 JP2773769 B2 JP 2773769B2 JP 7307780 A JP7307780 A JP 7307780A JP 30778095 A JP30778095 A JP 30778095A JP 2773769 B2 JP2773769 B2 JP 2773769B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Storage Device Security (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機及びそ
の盗難防止システムに関する。
の盗難防止システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の携帯電話機の盗難防止システムと
しては、例えば、特公昭６３−６５２５０号公報に示さ
れたものがある。この盗難防止システムは、例えば、携
帯電話機を自動車に搭載して使用しているとき、この自
動車が盗難された場合に、その追跡を携帯電話機が使用
されていない場合でも行うことができるようにすること
を目的としている。
しては、例えば、特公昭６３−６５２５０号公報に示さ
れたものがある。この盗難防止システムは、例えば、携
帯電話機を自動車に搭載して使用しているとき、この自
動車が盗難された場合に、その追跡を携帯電話機が使用
されていない場合でも行うことができるようにすること
を目的としている。
【０００３】前記目的を達成するため、基地局からその
エリア内の携帯電話機に、盗難された携帯電話機の番号
を示す報知信号を送出する。
エリア内の携帯電話機に、盗難された携帯電話機の番号
を示す報知信号を送出する。
【０００４】一方、携帯電話機では、電源スイッチのオ
ン，オフに関係なく、一定周期で報知信号の番号が自己
の番号と一致するかどうかを判別するためのモニタ手段
と、このモニタ手段において報知信号の番号が自己の番
号と一致すると判断したとき送信部を起動する起動手段
とを有し、送信部から自己の番号を含む特殊信号を送信
する。
ン，オフに関係なく、一定周期で報知信号の番号が自己
の番号と一致するかどうかを判別するためのモニタ手段
と、このモニタ手段において報知信号の番号が自己の番
号と一致すると判断したとき送信部を起動する起動手段
とを有し、送信部から自己の番号を含む特殊信号を送信
する。
【０００５】基地局では、報知信号で示した番号と同じ
番号を含む特殊信号を受信したとき、その受信情報を可
視表示して追跡を可能にしている。
番号を含む特殊信号を受信したとき、その受信情報を可
視表示して追跡を可能にしている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】この従来の盗難防止シ
ステムは、電源スイッチのオン，オフに関係なく、基地
局より送られてくる報知信号を常時モニタしている。こ
れは、携帯電話機の消費電力が増え、バッテリ電圧の低
下を早めることを意味する。
ステムは、電源スイッチのオン，オフに関係なく、基地
局より送られてくる報知信号を常時モニタしている。こ
れは、携帯電話機の消費電力が増え、バッテリ電圧の低
下を早めることを意味する。
【０００７】また、通常、携帯電話機は、電源として携
帯電話機本体に着脱可能でしかも充電可能なバッテリを
使用している。これは、バッテリが携帯電話機本体から
外されてしまうと、モニタ手段によるモニタは勿論のこ
と、特殊信号の送信も不可能となり、目的の達成が不可
能となることを意味する。
帯電話機本体に着脱可能でしかも充電可能なバッテリを
使用している。これは、バッテリが携帯電話機本体から
外されてしまうと、モニタ手段によるモニタは勿論のこ
と、特殊信号の送信も不可能となり、目的の達成が不可
能となることを意味する。
【０００８】そこで、本発明の課題は、バッテリセービ
ング効率を改善しつつ盗難防止を達成することのできる
携帯電話機を提供することにある。
ング効率を改善しつつ盗難防止を達成することのできる
携帯電話機を提供することにある。
【０００９】本発明の他の課題は、携帯電話機に対して
着脱可能なバッテリが取り外されても追跡を可能とする
携帯電話機を提供することにある。
着脱可能なバッテリが取り外されても追跡を可能とする
携帯電話機を提供することにある。
【００１０】本発明の更に他の課題は、前記携帯電話機
に適した盗難防止システムを提供することにある。
に適した盗難防止システムを提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、キーボ
ードと、表示部と、主バッテリからの電源供給をオン，
オフするためのパワーキーと、受信信号を復調して復調
信号を得ると共に、送信信号を変調して出力する無線部
と、前記キーボードと前記表示部と前記パワーキーとを
制御する制御部とを含み、あらかじめ登録された番号を
有する携帯電話機において、該携帯電話機は更に、補助
バッテリと、前記主バッテリで前記補助バッテリを充電
するための充電回路と、前記補助バッテリからの電源供
給を可能とするスイッチとを含み、該携帯電話機は、位
置登録動作時に前記あらかじめ登録された番号を含む位
置登録信号を基地局に送信し、該基地局からは前記あら
かじめ登録された番号が盗難された携帯電話機の番号で
あるかどうかを示す報知信号を受信し、前記制御部は、
前記キーボードにおいて所定のキー操作が行われた時、
あるいは前記あらかじめ登録された番号が盗難された携
帯電話機の番号であることを示す前記報知信号を受信し
た時前記スイッチをオンとし、前記制御部は更に、前記
報知信号が前記あらかじめ登録された番号は前記盗難さ
れた携帯電話機の番号であることを示す時、前記キーボ
ード及び前記パワーキーの操作を無効にすると共に、前
記表示部の表示をオフとし、かつ前記基地局にアラーム
信号を送信するように制御することを特徴とする。
ードと、表示部と、主バッテリからの電源供給をオン，
オフするためのパワーキーと、受信信号を復調して復調
信号を得ると共に、送信信号を変調して出力する無線部
と、前記キーボードと前記表示部と前記パワーキーとを
制御する制御部とを含み、あらかじめ登録された番号を
有する携帯電話機において、該携帯電話機は更に、補助
バッテリと、前記主バッテリで前記補助バッテリを充電
するための充電回路と、前記補助バッテリからの電源供
給を可能とするスイッチとを含み、該携帯電話機は、位
置登録動作時に前記あらかじめ登録された番号を含む位
置登録信号を基地局に送信し、該基地局からは前記あら
かじめ登録された番号が盗難された携帯電話機の番号で
あるかどうかを示す報知信号を受信し、前記制御部は、
前記キーボードにおいて所定のキー操作が行われた時、
あるいは前記あらかじめ登録された番号が盗難された携
帯電話機の番号であることを示す前記報知信号を受信し
た時前記スイッチをオンとし、前記制御部は更に、前記
報知信号が前記あらかじめ登録された番号は前記盗難さ
れた携帯電話機の番号であることを示す時、前記キーボ
ード及び前記パワーキーの操作を無効にすると共に、前
記表示部の表示をオフとし、かつ前記基地局にアラーム
信号を送信するように制御することを特徴とする。
【００１２】
【００１３】また、前記充電回路に、前記補助バッテリ
を保護するための過電流保護回路を設けても良い。
を保護するための過電流保護回路を設けても良い。
【００１４】
【００１５】本発明によれば、更に、キーボードと、表
示部と、主バッテリからの電源供給をオン，オフするた
めのパワーキーと、受信信号を復調して復調信号を得る
と共に、送信信号を変調して出力する無線部と、前記キ
ーボードと前記表示部と前記パワーキーとを制御する制
御部と、補助バッテリと、前記主バッテリで前記補助バ
ッテリを充電するための充電回路と、前記補助バッテリ
からの電源供給を可能とするスイッチとを含み、あらか
じめ登録された番号を有する携帯電話機と、該携帯電話
機を電話交換網に接続するための基地局とから成り、前
記携帯電話機は、位置登録時に前記あらかじめ登録され
た番号を含む位置登録信号を前記基地局に送信し、該基
地局は盗難された携帯電話機の番号を記憶したメモリ
と、前記携帯電話機から送信された前記位置登録信号に
含まれる前記あらかじめ登録された番号が前記メモリに
記憶された前記盗難された携帯電話機の番号と一致する
かどうかを判定する判定手段とを有し、前記あらかじめ
登録された番号が前記盗難された携帯電話機の番号と一
致すると、前記あらかじめ登録された番号が盗難された
携帯電話機の番号であることを示す報知信号を前記携帯
電話機に送信し、前記制御部は、前記キーボードにおい
て所定のキー操作が行われた時、あるいは前記あらかじ
め登録された番号が盗難された携帯電話機の番号である
ことを示す前記報知信号を受信した時前記スイッチをオ
ンとし、前記制御部は更に、前記あらかじめ登録された
番号が盗難された携帯電話機の番号であることを示す前
記報知信号を受信すると、前記キーボード及び前記パワ
ーキーの操作を無効にすると共に、前記表示部の表示を
オフとし、かつ前記基地局にアラーム信号を送信する制
御を行い、前記基地局は前記アラーム信号を受信して前
記携帯電話機の追跡を行うことを特徴とする携帯電話機
の盗難防止システムが得られる。
示部と、主バッテリからの電源供給をオン，オフするた
めのパワーキーと、受信信号を復調して復調信号を得る
と共に、送信信号を変調して出力する無線部と、前記キ
ーボードと前記表示部と前記パワーキーとを制御する制
御部と、補助バッテリと、前記主バッテリで前記補助バ
ッテリを充電するための充電回路と、前記補助バッテリ
からの電源供給を可能とするスイッチとを含み、あらか
じめ登録された番号を有する携帯電話機と、該携帯電話
機を電話交換網に接続するための基地局とから成り、前
記携帯電話機は、位置登録時に前記あらかじめ登録され
た番号を含む位置登録信号を前記基地局に送信し、該基
地局は盗難された携帯電話機の番号を記憶したメモリ
と、前記携帯電話機から送信された前記位置登録信号に
含まれる前記あらかじめ登録された番号が前記メモリに
記憶された前記盗難された携帯電話機の番号と一致する
かどうかを判定する判定手段とを有し、前記あらかじめ
登録された番号が前記盗難された携帯電話機の番号と一
致すると、前記あらかじめ登録された番号が盗難された
携帯電話機の番号であることを示す報知信号を前記携帯
電話機に送信し、前記制御部は、前記キーボードにおい
て所定のキー操作が行われた時、あるいは前記あらかじ
め登録された番号が盗難された携帯電話機の番号である
ことを示す前記報知信号を受信した時前記スイッチをオ
ンとし、前記制御部は更に、前記あらかじめ登録された
番号が盗難された携帯電話機の番号であることを示す前
記報知信号を受信すると、前記キーボード及び前記パワ
ーキーの操作を無効にすると共に、前記表示部の表示を
オフとし、かつ前記基地局にアラーム信号を送信する制
御を行い、前記基地局は前記アラーム信号を受信して前
記携帯電話機の追跡を行うことを特徴とする携帯電話機
の盗難防止システムが得られる。
【００１６】
【００１７】
【発明の実施の形態】図１を参照して、本発明の実施の
形態について説明する。図１において、この携帯電話機
は、あらかじめ登録された番号を有し、従来の形態電話
機と同様の主バッテリ１、無線部６、キーボード８、パ
ワーキー９、表示部１０、アンテナ１１に加えて、補助
バッテリ２、過電流保護回路３、ダイオード４、５、及
びスイッチ１２と、各部を制御するための制御部７を有
することを特徴とする。
形態について説明する。図１において、この携帯電話機
は、あらかじめ登録された番号を有し、従来の形態電話
機と同様の主バッテリ１、無線部６、キーボード８、パ
ワーキー９、表示部１０、アンテナ１１に加えて、補助
バッテリ２、過電流保護回路３、ダイオード４、５、及
びスイッチ１２と、各部を制御するための制御部７を有
することを特徴とする。
【００１８】主バッテリ１は充電可能であり、携帯電話
機に電源を供給するために外部から装着するものであ
る。補助バッテリ２は携帯電話機に内蔵されるもので、
以下に詳しく述べるように、アラーム信号を、主バッテ
リ１が取り外されてしまっても、送信し続けるためのも
のである。この補助バッテリ２は主バッテリ１により充
電可能である。過電流保護回路３は補助バッテリ２が充
電されるときに流れ込む電流を制限し、補助バッテリ２
を保護するものである。ダイオード４は、補助バッテリ
２から過電流保護回路３を通っての電流流出を抑えるた
めのものである。ダイオード５については、補助バッテ
リ２から主バッテリ１側へ電流が流れないようにするた
めのものである。換言すれば、ダイオード５は、主バッ
テリ１の電力が補助バッテリ２を含むすべての負荷へ供
給できるようにするために用いる。スイッチ１２は通常
開放であり、図２で説明する位置登録の手順に従い自局
が盗難された携帯電話機であると認知したときと、この
認知の有無とは無関係に、通話や待ち受けにより主バッ
テリ１の残容量が不足してきたときにキーボード８から
の所定のキー入力により、制御部７によってオンとする
ことができる。
機に電源を供給するために外部から装着するものであ
る。補助バッテリ２は携帯電話機に内蔵されるもので、
以下に詳しく述べるように、アラーム信号を、主バッテ
リ１が取り外されてしまっても、送信し続けるためのも
のである。この補助バッテリ２は主バッテリ１により充
電可能である。過電流保護回路３は補助バッテリ２が充
電されるときに流れ込む電流を制限し、補助バッテリ２
を保護するものである。ダイオード４は、補助バッテリ
２から過電流保護回路３を通っての電流流出を抑えるた
めのものである。ダイオード５については、補助バッテ
リ２から主バッテリ１側へ電流が流れないようにするた
めのものである。換言すれば、ダイオード５は、主バッ
テリ１の電力が補助バッテリ２を含むすべての負荷へ供
給できるようにするために用いる。スイッチ１２は通常
開放であり、図２で説明する位置登録の手順に従い自局
が盗難された携帯電話機であると認知したときと、この
認知の有無とは無関係に、通話や待ち受けにより主バッ
テリ１の残容量が不足してきたときにキーボード８から
の所定のキー入力により、制御部７によってオンとする
ことができる。
【００１９】制御部７は、無線部６、キーボード８、パ
ワーキー９、表示部１０と接続し、これらを制御してい
る。無線部６は、アンテナ１１を通して受信した受信信
号を復調する。また、送信に際しては、送信信号を変調
してアンテナ１１から送信する。制御部７は、復調され
た受信信号に自己の番号と一致する番号が含まれている
と以後の通話動作のための制御を行う。更に、この種の
携帯電話機では、主バッテリ１の残容量を表示するため
の残量表示計（図示せず）を有している。
ワーキー９、表示部１０と接続し、これらを制御してい
る。無線部６は、アンテナ１１を通して受信した受信信
号を復調する。また、送信に際しては、送信信号を変調
してアンテナ１１から送信する。制御部７は、復調され
た受信信号に自己の番号と一致する番号が含まれている
と以後の通話動作のための制御を行う。更に、この種の
携帯電話機では、主バッテリ１の残容量を表示するため
の残量表示計（図示せず）を有している。
【００２０】図２をも参照して、盗難防止に伴う動作を
説明する。なお、ここで言う盗難防止は、盗難された携
帯電話機の使用、つまり盗用を防止することで携帯電話
機の盗難を防止するということを企図しており、このよ
うな盗用防止も盗難防止に含まれるものとする。また、
携帯電話機が盗難にあった時には届出にもとづいて盗難
にあった携帯電話機の番号が基地局のメモリに登録され
るものとする。
説明する。なお、ここで言う盗難防止は、盗難された携
帯電話機の使用、つまり盗用を防止することで携帯電話
機の盗難を防止するということを企図しており、このよ
うな盗用防止も盗難防止に含まれるものとする。また、
携帯電話機が盗難にあった時には届出にもとづいて盗難
にあった携帯電話機の番号が基地局のメモリに登録され
るものとする。
【００２１】図２を参照すると、携帯電話機においては
パワーキー９をオンとすると、制御が７が基地局から送
信されている信号をチャンネル・スキャンしながら電界
レベルをモニタする（Ｓ１）。
パワーキー９をオンとすると、制御が７が基地局から送
信されている信号をチャンネル・スキャンしながら電界
レベルをモニタする（Ｓ１）。
【００２２】このモニタ結果をもとに、電界の強かった
チャンネルを決定する（Ｓ２）。携帯電話機は、決定し
たチャンネル（そのチャンネルをもつ基地局）に対して
自局の番号を登録するために、その番号を含む位置登録
信号を送信する（Ｓ３）。基地局では、通話用の制御チ
ャンネルを指定する移動局（携帯電話機）制御信号を送
信すると共に、受信した位置登録信号に含まれる番号が
メモリに登録されている番号と一致するかどうかの判定
を行い、一致の有無を示す報知信号を送信する。
チャンネルを決定する（Ｓ２）。携帯電話機は、決定し
たチャンネル（そのチャンネルをもつ基地局）に対して
自局の番号を登録するために、その番号を含む位置登録
信号を送信する（Ｓ３）。基地局では、通話用の制御チ
ャンネルを指定する移動局（携帯電話機）制御信号を送
信すると共に、受信した位置登録信号に含まれる番号が
メモリに登録されている番号と一致するかどうかの判定
を行い、一致の有無を示す報知信号を送信する。
【００２３】携帯電話機では、基地局から送られてくる
移動局制御信号を受信、解析して制御チャンネルを決定
すると共に、報知信号から自局が盗難された携帯電話機
であるか否かの報知情報を取り出す（Ｓ４，Ｓ５）。そ
して、前記報知情報の内容により、自局が盗難された携
帯電話機であるか否かを判断する（Ｓ６）。
移動局制御信号を受信、解析して制御チャンネルを決定
すると共に、報知信号から自局が盗難された携帯電話機
であるか否かの報知情報を取り出す（Ｓ４，Ｓ５）。そ
して、前記報知情報の内容により、自局が盗難された携
帯電話機であるか否かを判断する（Ｓ６）。
【００２４】自局が盗難された携帯電話機であった場合
には、盗用を防止するために、パワーキー９の操作を無
効にして電源のオン，オフをできないようにした上で、
表示部１０の表示を消去し、キーボード８の入力も無視
し、携帯電話機として使えない状態にする（Ｓ７，Ｓ
８）。
には、盗用を防止するために、パワーキー９の操作を無
効にして電源のオン，オフをできないようにした上で、
表示部１０の表示を消去し、キーボード８の入力も無視
し、携帯電話機として使えない状態にする（Ｓ７，Ｓ
８）。
【００２５】携帯電話機はさらに盗難追跡のために、基
地局へアラーム信号を送信し続ける。このアラーム信号
は、自局は盗難された携帯電話機であることを認識し、
基地局に対して、使用不能の状態に設定したという連絡
と、現在の自局の位置を知らせる手段を与える目的のも
のである（Ｓ９）。
地局へアラーム信号を送信し続ける。このアラーム信号
は、自局は盗難された携帯電話機であることを認識し、
基地局に対して、使用不能の状態に設定したという連絡
と、現在の自局の位置を知らせる手段を与える目的のも
のである（Ｓ９）。
【００２６】自局が盗難された携帯電話機でなかった場
合には、制御部７は与えられた制御チャンネルをモニタ
している待ち受けの状態に入り、いつでも発着呼できる
状態におく（Ｓ１０）。
合には、制御部７は与えられた制御チャンネルをモニタ
している待ち受けの状態に入り、いつでも発着呼できる
状態におく（Ｓ１０）。
【００２７】次に、図３を参照すると、携帯電話機３０
から自局を登録するための電話番号等を含む位置登録信
号が送信されると、これを受けた基地局２０は電話番号
の情報を取り出し、メモリ２１に記憶されている盗難さ
れた携帯電話機の番号リストをチェックし、判定部２２
によりこの電話番号が盗難された携帯電話機に該当する
かどうか判定する。そして、その判定結果を報知信号に
のせ送信する。
から自局を登録するための電話番号等を含む位置登録信
号が送信されると、これを受けた基地局２０は電話番号
の情報を取り出し、メモリ２１に記憶されている盗難さ
れた携帯電話機の番号リストをチェックし、判定部２２
によりこの電話番号が盗難された携帯電話機に該当する
かどうか判定する。そして、その判定結果を報知信号に
のせ送信する。
【００２８】次に、電力供給に関する主バッテリ１と補
助バッテリ２の動作を説明する。まず主バッテリ１が接
続されているときで、かつスイッチ１２が開放のときに
は、主バッテリ１は、負荷へ電力を供給し、かつ補助バ
ッテリ２を充電する。補助バッテリ２は他へ電力を供給
することはない。
助バッテリ２の動作を説明する。まず主バッテリ１が接
続されているときで、かつスイッチ１２が開放のときに
は、主バッテリ１は、負荷へ電力を供給し、かつ補助バ
ッテリ２を充電する。補助バッテリ２は他へ電力を供給
することはない。
【００２９】ユーザは、残量表示計を見て主バッテリ１
の電池残量がなくなってきたことを知ると、上述したよ
うにキーボード８に対する所定のキー操作で制御部７は
スイッチ１２をオンとする。このことにより、補助バッ
テリ２からの電力供給が行われる。
の電池残量がなくなってきたことを知ると、上述したよ
うにキーボード８に対する所定のキー操作で制御部７は
スイッチ１２をオンとする。このことにより、補助バッ
テリ２からの電力供給が行われる。
【００３０】また、制御部７は、位置登録時に盗難され
た携帯電話機であると認知した時、すなわち基地局２０
からの報知信号が自局の番号は盗難された携帯電話機の
番号であることを示すときにも補助バッテリ２から電力
を供給するためにスイッチ１２をオンとする。この状態
で主バッテリ１が取り去られてもスイッチ１２がオンで
あるので、電力供給を続けられ、盗難追跡のためのアラ
ーム信号の送信が停止することは無い。これは、本携帯
電話機が自動車に搭載されて使用されることをも考慮し
ている。すなわち、このような場合、自動車に搭載され
ているバッテリーからシガーソケットを通して電源を得
ることにより主バッテリ１の代わりとすることが多い。
この場合に、シガーソケットに携帯電話機を接続するた
めのプラグが抜かれてしまっても、アラーム信号の送信
を続けることができる。
た携帯電話機であると認知した時、すなわち基地局２０
からの報知信号が自局の番号は盗難された携帯電話機の
番号であることを示すときにも補助バッテリ２から電力
を供給するためにスイッチ１２をオンとする。この状態
で主バッテリ１が取り去られてもスイッチ１２がオンで
あるので、電力供給を続けられ、盗難追跡のためのアラ
ーム信号の送信が停止することは無い。これは、本携帯
電話機が自動車に搭載されて使用されることをも考慮し
ている。すなわち、このような場合、自動車に搭載され
ているバッテリーからシガーソケットを通して電源を得
ることにより主バッテリ１の代わりとすることが多い。
この場合に、シガーソケットに携帯電話機を接続するた
めのプラグが抜かれてしまっても、アラーム信号の送信
を続けることができる。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による携帯
電話機は、常時、基地局からの信号に対するモニタを行
わず、一度携帯電話機に電源が投入され位置登録動作時
に基地局から盗難電話である旨を報知されると表示出
力、キーボード操作入力を停止し、その後盗難携帯電話
機であることを示すアラーム信号を送信し続け、盗難追
跡を可能とする手段を有しているので、盗難防止に効果
的であり、前記アラーム信号が送信され続けるので使用
場所の特定の手がかりとすることができる。
電話機は、常時、基地局からの信号に対するモニタを行
わず、一度携帯電話機に電源が投入され位置登録動作時
に基地局から盗難電話である旨を報知されると表示出
力、キーボード操作入力を停止し、その後盗難携帯電話
機であることを示すアラーム信号を送信し続け、盗難追
跡を可能とする手段を有しているので、盗難防止に効果
的であり、前記アラーム信号が送信され続けるので使用
場所の特定の手がかりとすることができる。
【００３２】また、携帯電話機に備えられる主バッテリ
を取り去られたときにも携帯電話機内部に補助バッテリ
を備えているので、前記アラーム信号の送信を停止する
ことがなく、これにより盗難追跡の手段を消し去るには
携帯電話機を壊すしかなく、盗難追跡を徹底できる。
を取り去られたときにも携帯電話機内部に補助バッテリ
を備えているので、前記アラーム信号の送信を停止する
ことがなく、これにより盗難追跡の手段を消し去るには
携帯電話機を壊すしかなく、盗難追跡を徹底できる。
【図１】本発明による携帯電話機の一実施例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図２】本発明の一実施例の位置登録に伴う盗難防止動
作を説明するためのフローチャート図である。
作を説明するためのフローチャート図である。
【図３】本発明による盗難防止システムの一実施例の概
略を示す構成図である。
略を示す構成図である。
１ 主バッテリ ２ 補助バッテリ ３ 過電流保護回路 ４，５ ダイオード ６ 無線部 ７ 制御部 ８ キーボード ９ パワーキー １０ 表示部 １１ アンテナ １２ スイッチ ２０ 基地局 ２１ メモリ ２２ 判定部 ３０ 携帯電話機
Claims (3)
- 【請求項１】 キーボードと、表示部と、主バッテリか
らの電源供給をオン，オフするためのパワーキーと、受
信信号を復調して復調信号を得ると共に、送信信号を変
調して出力する無線部と、前記キーボードと前記表示部
と前記パワーキーとを制御する制御部とを含み、あらか
じめ登録された番号を有する携帯電話機において、該携帯電話機は更に、補助バッテリと、前記主バッテリ
で前記補助バッテリを充電するための充電回路と、前記
補助バッテリからの電源供給を可能とするスイッチとを
含み、 該 携帯電話機は、位置登録動作時に前記あらかじめ登録
された番号を含む位置登録信号を基地局に送信し、該基
地局からは前記あらかじめ登録された番号が盗難された
携帯電話機の番号であるかどうかを示す報知信号を受信
し、前記制御部は、前記キーボードにおいて所定のキー操作
が行われた時、あるいは前記あらかじめ登録された番号
が盗難された携帯電話機の番号であることを示す前記報
知信号を受信した時前記スイッチをオンとし、 前 記制御部は更に、前記報知信号が前記あらかじめ登録
された番号は前記盗難された携帯電話機の番号であるこ
とを示す時、前記キーボード及び前記パワーキーの操作
を無効にすると共に、前記表示部の表示をオフとし、か
つ前記基地局にアラーム信号を送信するように制御する
ことを特徴とする携帯電話機。 - 【請求項２】 請求項１記載の携帯電話機において、更
に、前記充電回路に、前記補助バッテリを保護するため
の過電流保護回路を設けたことを特徴とする携帯電話
機。 - 【請求項３】 キーボードと、表示部と、主バッテリか
らの電源供給をオン，オフするためのパワーキーと、受
信信号を復調して復調信号を得ると共に、送信信号を変
調して出力する無線部と、前記キーボードと前記表示部
と前記パワーキーとを制御する制御部と、補助バッテリ
と、前記主バッテリで前記補助バッテリを充電するため
の充電回路と、前記補助バッテリからの電源供給を可能
とするスイッチとを含み、あらかじめ登録された番号を
有する携帯電話機と、該携帯電話機を電話交換網に接続
するための基地局とから成り、前記携帯電話機は、位置
登録時に前記あらかじめ登録された番号を含む位置登録
信号を前記基地局に送信し、該基地局は盗難された携帯
電話機の番号を記憶したメモリと、前記携帯電話機から
送信された前記位置登録信号に含まれる前記あらかじめ
登録された番号が前記メモリに記憶された前記盗難され
た携帯電話機の番号と一致するかどうかを判定する判定
手段とを有し、前記あらかじめ登録された番号が前記盗
難された携帯電話機の番号と一致すると、前記あらかじ
め登録された番号が盗難された携帯電話機の番号である
ことを示す報知信号を前記携帯電話機に送信し、前記制
御部は、前記キーボードにおいて所定のキー操作が行わ
れた時、あるいは前記あらかじめ登録された番号が盗難
された携帯電話機の番号であることを示す前記報知信号
を受信した時前記スイッチをオンとし、前記制御部は更
に、前記あらかじめ登録された番号が盗難された携帯電
話機の番号であることを示す前記報知信号を受信する
と、前記キーボード及び前記パワーキーの操作を無効に
すると共に、前記表示部の表示をオフとし、かつ前記基
地局にアラーム信号を送信する制御を行い、前記基地局
は前記アラーム信号を受信して前記携帯電話機の追跡を
行うことを特徴とする携帯電話機の盗難防止システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7307780A JP2773769B2 (ja) | 1994-11-29 | 1995-11-27 | 携帯電話機及び携帯電話機の盗難防止システム |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-295003 | 1994-11-29 | ||
| JP29500394 | 1994-11-29 | ||
| JP7307780A JP2773769B2 (ja) | 1994-11-29 | 1995-11-27 | 携帯電話機及び携帯電話機の盗難防止システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08214368A JPH08214368A (ja) | 1996-08-20 |
| JP2773769B2 true JP2773769B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=26560086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7307780A Expired - Fee Related JP2773769B2 (ja) | 1994-11-29 | 1995-11-27 | 携帯電話機及び携帯電話機の盗難防止システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2773769B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016190563A1 (ko) * | 2015-05-22 | 2016-12-01 | 주식회사 카우치그램 | 이미지, 메시지, 및 패턴을 통한 통화 제어 방법 및 시스템 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4682481B2 (ja) * | 2001-08-15 | 2011-05-11 | ソニー株式会社 | 移動端末に記録されたデータを保護する方法、移動端末データ保護システム、および移動端末 |
| KR100672479B1 (ko) * | 2005-05-16 | 2007-01-24 | 엘지전자 주식회사 | 이동통신 단말기 및 분실시 불법 사용 방지 방법 |
| BRPI0602085A (pt) * | 2006-05-24 | 2008-01-15 | Banco Bradesco S A | detector de anormalidade de funcionamento de módulos eletrÈnicos |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6291030A (ja) * | 1985-10-16 | 1987-04-25 | Nec Corp | 移動無線端末装置 |
| JPS6365250A (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-23 | Noritsu Co Ltd | 風呂追焚き機能付給湯装置 |
| JP2696929B2 (ja) * | 1988-05-31 | 1998-01-14 | 日本電気株式会社 | 無線電話機の盗難対策システム |
| JPH07288862A (ja) * | 1994-04-20 | 1995-10-31 | Mitsubishi Denki Bill Techno Service Kk | 移動体通信システム |
-
1995
- 1995-11-27 JP JP7307780A patent/JP2773769B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016190563A1 (ko) * | 2015-05-22 | 2016-12-01 | 주식회사 카우치그램 | 이미지, 메시지, 및 패턴을 통한 통화 제어 방법 및 시스템 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08214368A (ja) | 1996-08-20 |
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