JP2003298733A - 携帯電話 - Google Patents

携帯電話

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JP2003298733A
JP2003298733A JP2002095523A JP2002095523A JP2003298733A JP 2003298733 A JP2003298733 A JP 2003298733A JP 2002095523 A JP2002095523 A JP 2002095523A JP 2002095523 A JP2002095523 A JP 2002095523A JP 2003298733 A JP2003298733 A JP 2003298733A
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JP
Japan
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battery
communication unit
mobile phone
additional communication
power
Prior art date
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Application number
JP2002095523A
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English (en)
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Toshihiro Hosoi
俊宏 細井
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話Kにおいて、可能な限り、キーレス
通信部20の稼働可能時間を長期化できる。 【解決手段】 メインバッテリ40の残容量が所定レベ
ル未満であることを判定したとき、キーレス通信部20
に対して給電するバッテリをメインバッテリ40からサ
ブバッテリ50に切り換える。従って、メインバッテリ
40の残容量が少なくなっても、キーレス通信部20は
サブバッテリ50から給電されて動作を継続させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話網の基地
局と通信する携帯電話に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、携帯電話においては、本来の電話機能以外に、キー
レスエントリーシステムなどのように車両の盗難防止を
計るセキュリティ機能(付加機能)が追加されることが
提案されている。
【0003】このようなセキュリティ機能は、内蔵バッ
テリの残容量が少なくなっても、その機能を果たすよう
にすることが望まれている。このため、電話機能のため
のメインバッテリ以外に、セキュリティ機能の専用のサ
ブバッテリを設けることが考えられる。
【0004】しかし、セキュリティ機能の稼働可能時間
を長くするには、その稼働可能時間の長期化に伴ってサ
ブバッテリの容量を大きくすることが必要である。これ
に伴い、外形寸法の大きなサブバッテリを搭載すること
が必要になり、携帯電話の外形寸法が大きくなってしま
うといった問題が生じる。
【0005】本発明は、上記点に鑑み、バッテリの大型
化を抑えつつ、可能な限り、付加機能の稼働可能時間を
長期化できるようにした携帯電話を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、第1及び第
2のバッテリ(40、50)と、第1のバッテリから給
電されて、携帯電話網の基地局と通信する主通信部(1
0)と、第1及び第2のバッテリのうちいずれか一方の
バッテリから給電されて、基地局との通信以外の付加機
能のために通信する付加通信部(20)と、第1のバッ
テリの残容量が所定レベル以上のとき付加通信部に給電
するための一方のバッテリとして第1のバッテリを設定
し、かつ第1のバッテリの残容量が所定レベル未満のと
き一方のバッテリを第1のバッテリから第2のバッテリ
から切り換えるバッテリ切換手段(SW1、220、2
40)と、を有することを特徴とする。
【0007】これにより、第1のバッテリの残容量が所
定レベル以上のとき、付加通信部は、第1のバッテリか
ら給電されて、第1のバッテリの残容量が所定レベル未
満になると、付加通信部は、第1のバッテリではなく、
第2のバッテリから給電される。従って、第1及び第2
のバッテリの大型化を抑えつつ、可能な限り、付加機能
の稼働可能時間を長期化できる。
【0008】ここで、具体的には、請求項2に記載の発
明のように、バッテリ切換手段は、第1及び第2のバッ
テリのうち一方のバッテリを付加通信部と接続させると
ともに、他方のバッテリと付加通信部との間を遮断させ
る切換スイッチ手段(SW2)と、第1のバッテリの残
容量が所定レベル以上のとき第1のバッテリを一方のバ
ッテリとして付加通信部に接続させ、かつ、他方のバッ
テリとしての第2のバッテリと付加通信部との間を遮断
させるために切換スイッチ手段を制御する第1の切換ス
イッチ制御手段(220)と、第1のバッテリの残容量
が所定レベル未満のとき第2のバッテリを一方のバッテ
リとして付加通信部に接続させ、かつ、他方のバッテリ
としての第1のバッテリと付加通信部との間を遮断させ
るために切換スイッチ手段を制御する第2の切換スイッ
チ制御手段(240)とを有するように構成してもよ
い。
【0009】請求項3に記載の発明では、第2のバッテ
リは、充電可能に構成された二次電池であって、第1の
バッテリと第2のバッテリとの間で接続及び遮断の一方
を行うことにより、第1のバッテリによる第2のバッテ
リへの充電及びその充電停止の一方を行うための充電ス
イッチ手段(SW1)と、第1のバッテリの残容量が所
定レベル以上のとき、第1のバッテリによる第2のバッ
テリへの充電を行うために、第1のバッテリと第2のバ
ッテリとの間を接続させるように充電スイッチ手段を制
御する第1の充電スイッチ制御手段(210)と、を有
することを特徴とする。
【0010】このように、第2のバッテリは、第1のバ
ッテリから充電されるので、第2のバッテリによる付加
通信部への給電可能時間を長期化できる。また、第1の
バッテリのための充電回路だけを設ければ、付加通信部
ためだけの充電回路を設ける必要がなくなる。
【0011】ここで、請求項4に記載の発明のように、
第1のバッテリの残容量が所定レベル未満のとき、第1
のバッテリによる第2のバッテリへの充電停止を行うた
めに、第1のバッテリと第2のバッテリとの間を遮断さ
せるように充電スイッチ手段を制御する第2の充電スイ
ッチ制御手段(230)とを有するように構成すること
が好適である。
【0012】請求項5に記載の発明では、第1及び第2
のバッテリ(40、50)と、第1のバッテリから給電
されて、携帯電話網の基地局と通信する主通信部(1
0)と、第1及び第2のバッテリのうちいずれか一方の
バッテリから給電されて、基地局との通信以外の付加機
能のために通信する付加通信部(20)と、第1及び第
2のバッテリの間に配設されて、第2のバッテリから第
1のバッテリへの給電を制限する給電制限手段(D1)
を備え、第1のバッテリの正極端子の第1の発生電圧が
第2のバッテリの正極端子の第2の発生電圧に比べて大
きいとき、第1のバッテリが一方のバッテリとして給電
制限手段を通して付加通信部を給電し、かつ第1の発生
電圧が第2の発生電圧に比べて小さいとき、第2のバッ
テリが一方のバッテリとして付加通信部を給電するよう
になっていることを特徴とする。
【0013】これにより、第1のバッテリの残容量が所
定レベル以上のとき、付加通信部は給電制限手段を通し
て第1のバッテリから給電される一方、第1のバッテリ
の残容量が所定レベル未満になると、給電制限手段によ
り、第2のバッテリから第1のバッテリへの給電を制限
されて、付加通信部は、第1のバッテリではなく、第2
のバッテリから給電される。従って、請求項1に記載の
発明と実質的同様にバッテリの大型化を抑えつつ、可能
な限り、付加機能の稼働可能時間を長期化できる。
【0014】ここで、請求項6に記載の発明のように、
給電制限手段としては、第2のバッテリから第1のバッ
テリへの給電を制限するためのダイオードを適用するこ
とが好ましい。
【0015】ここで、請求項7に記載の発明のように、
第2のバッテリは、充電可能に構成された二次電池であ
って、第1のバッテリの正極端子の第1の発生電圧が第
2のバッテリの正極端子の第2の発生電圧に比べて大き
いとき、第2のバッテリが給電制限手段を通して付加通
信部から充電されるように構成してもよい。
【0016】これにより、請求項3に記載の発明と同様
に、第2のバッテリは、第1のバッテリから充電される
ので、第2のバッテリによる付加通信部への給電可能時
間を長期化できる。また、第1のバッテリのための充電
回路だけを設ければ、付加通信部ためだけの充電回路を
設ける必要がなくなる。
【0017】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1に本発明の
携帯電話Kが適用された車載無線通信システムを示す。
図1は、車載無線通信システムの概略電気回路構成を示
すブロック図である。
【0019】車載無線通信システムは、携帯電話K及び
車載無線通信器Sを有する。車載無線通信器Sは、携帯
電話Kから送信されるリモートコントロール信号を受信
してこのリモートコントロール信号に基づきドアロック
装置Dを制御する。これにより、ユーザが携帯電話Kに
よりドアロック装置Dを介して車両ドアをロック或いは
アンロックできる。
【0020】なお、携帯電話Kにより車両ドアをロック
或いはアンロックを行うことにより、機械的な鍵を差し
込むキーシリンダをドアから削除でき、車の盗難防止を
計るセキュリティ機能を果たすことになる。
【0021】また、携帯電話Kは、主通信部10、メイ
ンアンテナ11、音声処理部12、キー操作部13、キ
ーレス通信部20、電源制御部30、メインバッテリ4
0、サブバッテリ50、及びコントロール部60を有す
る。
【0022】主通信部10は、メインアンテナ11を介
して携帯通信網の基地局100からの下り通信信号を受
信し復調信号を出力する。この主通信部10は、送信信
号を変調して上り通信信号をメインアンテナ11を介し
て携帯通信網の基地局100に送信する。この主通信部
10の通信方式としては、CDMA、PDC方式が用い
られる。
【0023】音声処理部12は、マイクからの送話信号
をアナログ−デジタル変換して送信信号を主通信部10
に出力するとともに、主通信部10からの復調信号をデ
ジタル−アナログ変換して受話信号をスピーカに出力す
る。また、キー操作部13は、通話、メール、車両ドア
のロック、アンロックなどの各種機能が割り付けられた
キーを有している。
【0024】キーレス通信部20は、アンテナを含んで
構成されて、車両ドアロック或いはアンロックするため
のリモートコントロール信号を、アンテナから車載無線
通信器Sに送信させる。このキーレス通信部20では、
無線方式として、例えば、ブルートゥース方式が採用さ
れている。
【0025】電源制御部30は、キーレス通信部20に
給電するバッテリを切り換えるために、リレースイッチ
SW1、SW2を有する。リレースイッチSW1は、メ
インバッテリ40の正極端子(+)とサブバッテリ50
の正極端子(+)との間に配設されて、メインバッテリ
40の正極端子(+)とサブバッテリ50の正極端子
(+)との間で接続、或いは遮断を行う。
【0026】リレースイッチSW2は、メインバッテリ
40及びサブバッテリ50のいずれか一方の正極端子
(+)とキーレス通信部20と電源端子とを接続する一
方、他方のバッテリの正極端子(+)とキーレス通信部
20と電源端子との間を遮断する。
【0027】メインバッテリ40は、充電可能に構成さ
れた二次電池であって、主通信部10、音声処理部1
2、コントロール部60、及びキーレス通信部20など
に給電する。また、サブバッテリ50は、充電可能に構
成された二次電池であって、キーレス通信部20に給電
するコントロール部60は、マイクロコンピュータ及び
メモリを有する。マイクロコンピュータは、主通信部1
0と基地局100との無線通信を介して通話を行った
り、キー操作部13へのアンロック操作(或いは、ロッ
ク操作)に基づき、キーレス通信部20及び車載無線通
信器S間で無線通信させて車両ドアの開錠、施錠のリモ
ートコントロールを行うため処理を実行する。さらに、
マイクロコンピュータは、後述するように、キーレス通
信部20に対して給電を行うバッテリを切り換えるため
の給電切換処理を実行する。
【0028】メモリは、ROMやRAMから構成され
て、ROMは、フラッシュROMであって、コンピュー
タプログラムを記憶するとともに、マイクロコンピュー
タの処理に伴うデータを記憶する。また、RAMは、D
RAM、SRAMから構成されて、マイクロコンピュー
タの処理に伴うデータを記憶する。
【0029】次に、本実施形態の作動について説明す
る。マイクロコンピュータは、図2に示すフローチャー
とに従って、コンピュータプログラムを実行する。この
コンピュータプログラムは、所定時間毎に繰り返し実行
される。
【0030】先ず、メインバッテリ40の正極端子
(+)の発生電圧に基づいて、メインバッテリ40の残
容量が所定レベル以上であるか否かを判定する(ステッ
プ200)。メインバッテリ40の正極端子(+)の発
生電圧が所定電圧レベル以上のとき、メインバッテリ4
0の残容量が所定レベル以上であることを判定する。こ
れに伴い、リレースイッチSW1をオンさせて、メイン
バッテリ40の正極端子(+)とサブバッテリ50の正
極端子(+)との間を接続させる(ステップ210)。
【0031】このことにより、メインバッテリ40の正
極端子(+)の発生電圧の方が、サブバッテリ50の正
極端子(+)の発生電圧に比べて高いとき、メインバッ
テリ40の正極端子(+)からリレースイッチSW1を
介してサブバッテリ50の正極端子(+)に電流が流れ
込む。このため、サブバッテリ50はメインバッテリ4
0から充電されることになる。
【0032】次に、リレースイッチSW2によって、メ
インバッテリ40の正極端子(+)とキーレス通信部2
0と電源端子とを接続させる一方、サブバッテリ50の
正極端子(+)とキーレス通信部20と電源端子との間
を遮断させる(ステップ220)。このことにより、キ
ーレス通信部20は、リレースイッチSW2を介してメ
インバッテリ40から給電されることになる。
【0033】また、ステップ200において、メインバ
ッテリ40の正極端子(+)の発生電圧が所定電圧レベ
ル未満のとき、メインバッテリ40の残容量が所定レベ
ル未満であることを判定する。これに伴い、リレースイ
ッチSW1をオフさせて、メインバッテリ40の正極端
子(+)とサブバッテリ50の正極端子(+)との間を
遮断させる(ステップ230)。このことにより、メイ
ンバッテリ40からサブバッテリ50への充電が停止さ
れるとともに、サブバッテリ50からメインバッテリ4
0に電流が流れ込むことを防止できる。さらに、サブバ
ッテリ50から主通信部10、音声処理部12、及びコ
ントロール部60に給電されることが防止される。
【0034】次に、リレースイッチSW2によって、サ
ブバッテリ50の正極端子(+)とキーレス通信部20
と電源端子とを接続させる一方、メインバッテリ40の
正極端子(+)とキーレス通信部20と電源端子との間
を遮断させる(ステップ240)。このことにより、キ
ーレス通信部20は、リレースイッチSW2を介してサ
ブバッテリ50から給電されることになる。
【0035】以上説明したように本実施形態によれば、
メインバッテリ40の残容量が所定レベル以上であるこ
とを判定したとき、キーレス通信部20がメインバッテ
リ40から給電される一方、メインバッテリ40の残容
量が所定レベル未満であることを判定したとき、キーレ
ス通信部20がサブバッテリ50から給電される。従っ
て、メインバッテリ40の残容量が少なくなった状態で
あっても、メインバッテリ40の残容量が、コントロー
ル部60が動作状態を保持できるレベルならば、キーレ
ス通信部20はサブバッテリ50から給電されて動作を
継続させることができる。このため、メインバッテリ4
0、サブバッテリ50の大型化を抑えつつ、可能な限
り、キーレス通信部20の稼働可能時間を長期化でき
る。
【0036】また、メインバッテリ40の残容量が所定
レベル以上であることを判定したとき、サブバッテリ5
0は、メインバッテリ40から給電されるため、サブバ
ッテリ50によるキーレス通信部20への給電可能時間
を長期化できる。さらに、サブバッテリ50は、上述の
ごとく、メインバッテリ40から充電されるので、メイ
ンバッテリ40を外部から充電するための充電回路を設
けるだけで、サブバッテリ50を外部から充電するため
の充電回路を設ける必要がない。
【0037】また、メインバッテリ40の残容量が所定
レベル未満であることを判定したとき、リレースイッチ
SW1をオフさせて、サブバッテリ50からメインバッ
テリ40、音声処理部12、及びコントロール部60に
電流が流れ込むことを防止しているので、サブバッテリ
50からキーレス通信部20への給電可能時間を、よ
り、一層、長期化できる。
【0038】なお、上記第1実施形態では、充電スイッ
チ手段としてリレースイッチを適用した例について説明
したが、これに限らず、トランジスタ等のスイッチ素子
を適用してもよい。
【0039】さらに、上記第2実施形態では、切換スイ
ッチ手段としてリレースイッチを適用した例について説
明したが、これに限らず、トランジスタ等のスイッチ素
子を適用してもよい。
【0040】(第2実施形態)上記第1実施形態では、
リレースイッチSW1、SW2を用いて電源制御部30
を構成した例について説明したが、本第2実施形態で
は、ダイオードD1を用いて電源制御部30Aを構成す
る。この場合の構成を図3に示す。
【0041】電源制御部30Aは、ダイオードD1及び
制限抵抗素子R1、R2を備えており、ダイオードD1
のアノード端子が、メインバッテリ40の正極端子
(+)に接続されるとともに、音声処理部12及びコン
トロール部60の双方の電源端子に接続されている。ま
た、ダイオードD1のカソード端子は、キーレス通信部
20の電源端子に接続されるとともに、制限抵抗素子R
1を介してサブバッテリ50の正極端子(+)に接続さ
れている。なお、制限抵抗素子R2は、外部充電器から
メインバッテリ40を充電する際に、外部充電器からメ
インバッテリ40に流れ込む電流を制限する。
【0042】以上のように構成された本実施形態では、
メインバッテリ40の正極端子(+)からコントロール
部60及び音声処理部12の双方の電源端子に電流が流
れ込むことにより、メインバッテリ40からコントロー
ル部60及び音声処理部12の双方に給電する。
【0043】ここで、メインバッテリ40の正極端子
(+)の発生電圧が、サブバッテリ50の正極端子の発
生電圧(+)に比べて大きいとき、メインバッテリ40
の正極端子(+)からダイオードD1を通してキーレス
通信部20の電源端子に電流が流れ込む。このことによ
り、キーレス通信部20は、メインバッテリ40から給
電されることになる。
【0044】これと同時に、メインバッテリ40の正極
端子(+)からダイオードD1を通して制限抵抗素子R
1を経てサブバッテリ50の正極端子(+)に電流が流
れ込む。このため、サブバッテリ50はメインバッテリ
40から充電されることになる。
【0045】次に、メインバッテリ40の正極端子
(+)の発生電圧が、サブバッテリ50の正極端子
(+)の発生電圧に比べて小さくなると、メインバッテ
リ40の正極端子(+)からダイオードD1を通してキ
ーレス通信部20の電源端子に電流が流れ込まなくな
る。
【0046】これに伴い、サブバッテリ50の正極端子
(+)から制限抵抗素子R1を通してキーレス通信部2
0の電源端子に電流が流れ込む。このことにより、キー
レス通信部20は、サブバッテリ40から給電されるこ
とになる。ここで、ダイオードD1は、サブバッテリ5
0の正極端子(+)から制限抵抗素子R2を通してメイ
ンバッテリ40の正極端子(+)、主通信部10、音声
処理部12に電流が流れ込むことを制限する。
【0047】以上説明したように本実施形態によれば、
メインバッテリ40の正極端子(+)の発生電圧が、サ
ブバッテリ50の正極端子(+)の発生電圧に比べて小
さくなると、キーレス通信部20に対して給電するバッ
テリをメインバッテリ40からサブバッテリ50に切り
換える。従って、上記実施形態と同様に、メインバッテ
リ40の残容量が少なくなっても、キーレス通信部20
はサブバッテリ50から給電されて動作を継続させるこ
とができる。
【0048】また、メインバッテリ40の正極端子
(+)の発生電圧が、サブバッテリ50の正極端子
(+)の発生電圧に比べて大きいとき、サブバッテリ5
0は、上述のごとく、メインバッテリ40から充電され
る。従って、サブバッテリ50によるキーレス通信部2
0への給電可能時間を長期化でき、上記第1実施形態と
同様に、メインバッテリ40を外部から充電するための
充電回路を設けるだけで、サブバッテリ50外部から充
電するための充電回路を設ける必要がない。
【0049】さらに、メインバッテリ40の正極端子
(+)の発生電圧が、サブバッテリ50の正極端子
(+)の発生電圧に比べて小さくなると、ダイオードD
1によってサブバッテリ50からメインバッテリ40に
給電されることを防止しているので、上記第1実施形態
と同様に、キーレス通信部20の稼働可能時間を、よ
り、一層、長期化できる。
【0050】また、上記第2実施形態では、給電制限手
段としてダイオードを適用した例について説明したが、
これに限らず、各種の半導体素子を適用してもよい。
【0051】また、上記各実施形態では、付加機能とし
てセキュリティ機能を適用した例について説明したが、
これに限らず、電話機能以外に機能で有れば、あらゆる
機能を適用してもよい。
【0052】さらに、上記各実施形態では、セキュリテ
ィ機能として、キー操作部13へのロック操作(或い
は、アンロック操作)に基づき、キーレス通信部20及
び車載無線通信器S間で無線通信させて車両ドアの開
錠、施錠のリモートコントロールを行って、車両の盗難
防止を計る機能(すなわち、キーレスエントリシステム
の携帯機として機能)を適用した例について説明した
が、これに限らず、以下のようにしてもよい。
【0053】すなわち、キー操作部13へのロック操作
(或いは、アンロック操作)を行うことなく、車載無線
機(キーレス通信部20)及び車載無線通信器Sの間に
て無線通信させて車両ドアの開錠、施錠を行うキーフリ
ーシステムの携帯機としての機能を適用してもよい。ま
た、セキュリティ機能として、身分証明や電子マネーの
決裁に用いる個人のIDコードを携帯電話D内の内蔵メ
モリに記憶させて、このIDコードが外部に漏れること
を防止する機能を適用してもよい。
【0054】以下、上記実施形態と特許請求項の範囲の
構成との対応関係について説明すると、メインバッテリ
40が第1のバッテリに相当し、サブバッテリ50が第
2のバッテリに相当し、キーレス通信部20が付加通信
部に相当し、ステップ220が第1の切換スイッチ制御
手段に相当し、リレースイッチSW2が切換スイッチ手
段に相当し、ステップ240が第2の切換スイッチ制御
手段に相当し、リレースイッチSW1が充電スイッチ手
段に相当し、ステップ210が充電スイッチ制御手段に
相当し、ステップ230が第2の充電スイッチ制御手段
に相当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車載無線通信システムの第1実施
形態を示す図である。
【図2】図1に示すマイクロコンピュータの処理を示す
フローチャートである。
【図3】本発明に係る第2実施形態の概略電気回路構成
を示す図である。
【符号の説明】
K…携帯電話、20…キーレス通信部、40…メインバ
ッテリ、50…サブバッテリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 301 H04B 7/26 V

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2のバッテリ(40、50)
    と、 前記第1のバッテリから給電されて、携帯電話網の基地
    局と通信する主通信部(10)と、 前記第1及び第2のバッテリのうちいずれか一方のバッ
    テリから給電されて、前記基地局との通信以外の付加機
    能のために通信する付加通信部(20)と、 前記第1のバッテリの残容量が所定レベル以上のとき前
    記付加通信部に給電するための前記一方のバッテリとし
    て前記第1のバッテリを設定し、かつ前記第1のバッテ
    リの残容量が所定レベル未満のとき前記一方のバッテリ
    を前記第1のバッテリから前記第2のバッテリから切り
    換えるバッテリ切換手段(SW1、220、240)
    と、を有することを特徴とする携帯電話。
  2. 【請求項2】 前記バッテリ切換手段は、 前記第1及び第2のバッテリのうち前記一方のバッテリ
    を前記付加通信部と接続させるとともに、他方のバッテ
    リと前記付加通信部との間を遮断させる切換スイッチ手
    段(SW2)と、 前記第1のバッテリの残容量が所定レベル以上のとき前
    記第1のバッテリを前記一方のバッテリとして前記付加
    通信部に接続させ、かつ、前記他方のバッテリとしての
    前記第2のバッテリと前記付加通信部との間を遮断させ
    るために前記切換スイッチ手段を制御する第1の切換ス
    イッチ制御手段(220)と、 前記第1のバッテリの残容量が所定レベル未満のとき前
    記第2のバッテリを前記一方のバッテリとして前記付加
    通信部に接続させ、かつ、前記他方のバッテリとしての
    前記第1のバッテリと前記付加通信部との間を遮断させ
    るために前記切換スイッチ手段を制御する第2の切換ス
    イッチ制御手段(240)と、を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の携帯電話。
  3. 【請求項3】 前記第2のバッテリは、充電可能に構成
    された二次電池であって、 前記第1のバッテリと前記第2のバッテリとの間で接続
    及び遮断の一方を行うことにより、前記第1のバッテリ
    による前記第2のバッテリへの充電及びその充電停止の
    一方を行うための充電スイッチ手段(SW1)と、 前記第1のバッテリの残容量が所定レベル以上のとき、
    前記第1のバッテリによる前記第2のバッテリへの充電
    を行うために、前記第1のバッテリと前記第2のバッテ
    リとの間を接続させるように前記充電スイッチ手段を制
    御する第1の充電スイッチ制御手段(210)と、を有
    することを特徴とする請求項1または2に記載の携帯電
    話。
  4. 【請求項4】 前記第1のバッテリの残容量が所定レベ
    ル未満のとき、前記第1のバッテリによる前記第2のバ
    ッテリへの充電停止を行うために、前記第1のバッテリ
    と前記第2のバッテリとの間を遮断させるように前記充
    電スイッチ手段を制御する第2の充電スイッチ制御手段
    (230)と、を有することを特徴とする請求項3に記
    載の携帯電話。
  5. 【請求項5】 第1及び第2のバッテリ(40、50)
    と、 前記第1のバッテリから給電されて、携帯電話網の基地
    局と通信する主通信部(10)と、 前記第1及び第2のバッテリのうちいずれか一方のバッ
    テリから給電されて、前記基地局との通信以外の付加機
    能のために通信する付加通信部(20)と、 前記第1及び第2のバッテリの間に配設されて、前記第
    2のバッテリから前記第1のバッテリへの給電を制限す
    る給電制限手段(D1)を備え、 前記第1のバッテリの正極端子の第1の発生電圧が前記
    第2のバッテリの正極端子の第2の発生電圧に比べて大
    きいとき、前記第1のバッテリが前記一方のバッテリと
    して前記給電制限手段を通して前記付加通信部を給電
    し、かつ前記第1の発生電圧が前記第2の発生電圧に比
    べて小さいとき、前記第2のバッテリが前記一方のバッ
    テリとして前記付加通信部を給電するようになっている
    ことを特徴とする携帯電話。
  6. 【請求項6】 前記給電制限手段は、前記第2のバッテ
    リから前記第1のバッテリへの給電を制限するためのダ
    イオードであることを特徴とする請求項5に記載の携帯
    電話。
  7. 【請求項7】 前記第2のバッテリは、充電可能に構成
    された二次電池であって、 前記第1のバッテリの正極端子の第1の発生電圧が前記
    第2のバッテリの正極端子の第2の発生電圧に比べて大
    きいとき、前記第2のバッテリが前記給電制限手段を通
    して前記付加通信部から充電されるようになっているこ
    とを特徴とする請求項4に記載の携帯電話。
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