JP2770444B2 - ばっ気用ブロワの運転制御方法 - Google Patents
ばっ気用ブロワの運転制御方法Info
- Publication number
- JP2770444B2 JP2770444B2 JP1181319A JP18131989A JP2770444B2 JP 2770444 B2 JP2770444 B2 JP 2770444B2 JP 1181319 A JP1181319 A JP 1181319A JP 18131989 A JP18131989 A JP 18131989A JP 2770444 B2 JP2770444 B2 JP 2770444B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blower
- aeration
- rotation speed
- waste pump
- turned
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Activated Sludge Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は、浄化槽におけるばっ気用ブロワの運転制御
方法に関する。
方法に関する。
《従来の技術》 従来、ばっ気用ブロワの運転制御方法としては、タイ
マ等によりブロワをON,OFFする間欠運転方式、あるいは
DO（溶存酸素）センサにより、槽内のDOに見合ったばっ
気をするために、適当な回転数でブロワを運転するフィ
ードバック制御方式がある。
マ等によりブロワをON,OFFする間欠運転方式、あるいは
DO（溶存酸素）センサにより、槽内のDOに見合ったばっ
気をするために、適当な回転数でブロワを運転するフィ
ードバック制御方式がある。
《発明が解決しようとする問題点》 しかし、このような従来方法のうち、前者は汚水の流
入の有無に関係なく行われるため、水質が悪化するおそ
れがあり、後者においてはDOセンサの保守が困難である
ため、そのメンテナンスに問題がある。
入の有無に関係なく行われるため、水質が悪化するおそ
れがあり、後者においてはDOセンサの保守が困難である
ため、そのメンテナンスに問題がある。
また、全くブロワの制御を行わない場合には、大部分
の浄化槽は実際使用上必要な空気量を上回る吐出量をも
ったブロワが設置されているため、汚水の流入がないと
きなどに、ばっ気液が過ばっ気状態となる。その結果、
硝化作用によりpHが低下し、処理水が悪化することもあ
り、そのうえ無駄な電力の消費が余儀なくされるという
問題があった。
の浄化槽は実際使用上必要な空気量を上回る吐出量をも
ったブロワが設置されているため、汚水の流入がないと
きなどに、ばっ気液が過ばっ気状態となる。その結果、
硝化作用によりpHが低下し、処理水が悪化することもあ
り、そのうえ無駄な電力の消費が余儀なくされるという
問題があった。
本発明は、上記問題点に注目してなされたもので、少
ない消費電力で処理水を良好にし、かつメンテナンスが
容易になるばっ気用ブロワの運転制御方法を提供しよう
とするものである。
ない消費電力で処理水を良好にし、かつメンテナンスが
容易になるばっ気用ブロワの運転制御方法を提供しよう
とするものである。
《問題点を解決するための手段》 以上の問題を解決すべく、本発明にあっては、インバ
ータより出力されるブロワを制御するための周波数が、
少なくとも３段階に自動的に切替わるようにしたもの
で、流量調整用の汚物ポンプがONの場合には、汚物ポン
プがONになってから一定時間経過後に、前記ブロワの回
転数を汚物ポンプがOFFの場合の回転数とは異なり、且
つ、汚物ポンプがONになった直後の回転数とも異なる回
転数に変更させることを特徴とする。汚物ポンプがONに
なってから一定時間経過後にブロワの回転数を変更する
のは、水の汚濁度に応じて必要なばっ気を行うためであ
る。
ータより出力されるブロワを制御するための周波数が、
少なくとも３段階に自動的に切替わるようにしたもの
で、流量調整用の汚物ポンプがONの場合には、汚物ポン
プがONになってから一定時間経過後に、前記ブロワの回
転数を汚物ポンプがOFFの場合の回転数とは異なり、且
つ、汚物ポンプがONになった直後の回転数とも異なる回
転数に変更させることを特徴とする。汚物ポンプがONに
なってから一定時間経過後にブロワの回転数を変更する
のは、水の汚濁度に応じて必要なばっ気を行うためであ
る。
《作用》 したがって、本発明方法によれば、ばっ気槽への汚水
の流入の有無を検知するために、汚物ポンプのON・OFF
信号を利用し、ブロワの回転数を制御するためのインバ
ータと連動させることにより、メンテナンスが容易にな
る。
の流入の有無を検知するために、汚物ポンプのON・OFF
信号を利用し、ブロワの回転数を制御するためのインバ
ータと連動させることにより、メンテナンスが容易にな
る。
また、インバータ出力周波数は自由に設定できるの
で、ばっ気槽の状態に適した空気量を送り込めるような
回転数でブロワを制御でき、過ばっ気状態となるのを防
止することができる。
で、ばっ気槽の状態に適した空気量を送り込めるような
回転数でブロワを制御でき、過ばっ気状態となるのを防
止することができる。
《実施例》 以下、実施例に基づき、本発明の説明を行う。
第１図は本発明が採用される浄化槽の全体構成例の一
部分を示したもので、第２図はそのタイムチャートを示
したものである。
部分を示したもので、第２図はそのタイムチャートを示
したものである。
第１図に示される汚物ポンプ２は、流量調整槽８内に
取り付けられているレベルスイッチ１のON・OFF信号に
より運転・停止が行われる。同時に、レベルスイッチの
ON・OFF信号は、制御盤３の内部に取り付けられたイン
バータにも送られる。そして、汚物ポンプ２がOFFの場
合には、インバータ４は、予め設定された周波数X1Hzで
ブロワ５を制御する。
取り付けられているレベルスイッチ１のON・OFF信号に
より運転・停止が行われる。同時に、レベルスイッチの
ON・OFF信号は、制御盤３の内部に取り付けられたイン
バータにも送られる。そして、汚物ポンプ２がOFFの場
合には、インバータ４は、予め設定された周波数X1Hzで
ブロワ５を制御する。
しかして、導入管６より流量調整槽８内に汚水が流入
し規定の水位に達すると、レベルスイッチ１が入り、汚
物ポンプ２はONとなり、汚水が汚物ポンプ２によって調
整マスク７に汲み上げられ、散気筒９を備えたばっ気槽
10に送られる。これと同時に、インバータ４の周波数
は、第２図に示すようにX1HzからX3Hzに切替わり、さら
に、T1時間経過後にX2Hzに切替わる。これにより、ブロ
ワ５は汚物ポンプ２がOFFになるまでのT2時間は周波数X
2Hzで運転されるが、OFFになれば再び周波数X3Hzにて運
転が行われる。
し規定の水位に達すると、レベルスイッチ１が入り、汚
物ポンプ２はONとなり、汚水が汚物ポンプ２によって調
整マスク７に汲み上げられ、散気筒９を備えたばっ気槽
10に送られる。これと同時に、インバータ４の周波数
は、第２図に示すようにX1HzからX3Hzに切替わり、さら
に、T1時間経過後にX2Hzに切替わる。これにより、ブロ
ワ５は汚物ポンプ２がOFFになるまでのT2時間は周波数X
2Hzで運転されるが、OFFになれば再び周波数X3Hzにて運
転が行われる。
ここで、周波数X1〜X3Hz,時間T1は固定された値であ
るが、現地の状況により簡単に変更できるものとなって
いる。また、本実施例では切替周波数X3,X2をX3＞X2と
したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例え
ばX3＜X2としてもよい。
るが、現地の状況により簡単に変更できるものとなって
いる。また、本実施例では切替周波数X3,X2をX3＞X2と
したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例え
ばX3＜X2としてもよい。
《発明の効果》 以上の説明により明らかなように、本発明によるブロ
ワの回転数制御には、汚物ポンプのON,OFF信号に基づい
て適時出力周波数を切替えるようインバータが使用され
るため、無駄な運転をなくして消費電力を削減すること
ができる効果がある。
ワの回転数制御には、汚物ポンプのON,OFF信号に基づい
て適時出力周波数を切替えるようインバータが使用され
るため、無駄な運転をなくして消費電力を削減すること
ができる効果がある。
また、ばっ気槽を自由に調整することができるため、
過ばっ気状態が改善され、従来のように硝化が進み過ぎ
るようなことがなく、したがって適度に脱窒が起こり、
処理水も良好になる。
過ばっ気状態が改善され、従来のように硝化が進み過ぎ
るようなことがなく、したがって適度に脱窒が起こり、
処理水も良好になる。
第１図は本発明に係る実施例を模式的に示した全体構成
図、第２図は第１図の汚物ポンプの稼動とインバータ出
力周波数との関係を示すタイムチャートである。 １……レベルスイッチ ２……汚物ポンプ ３……制御盤 ４……インバータ ５……ブロワ ６……流入管 ７……調整マス ８……流量調整槽 ９……散気筒 10……ばっ気槽
図、第２図は第１図の汚物ポンプの稼動とインバータ出
力周波数との関係を示すタイムチャートである。 １……レベルスイッチ ２……汚物ポンプ ３……制御盤 ４……インバータ ５……ブロワ ６……流入管 ７……調整マス ８……流量調整槽 ９……散気筒 10……ばっ気槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野崎 聡 茨城県下館市大字下江連1250番地 日立 化成工業株式会社結城工場内 (56)参考文献 特開 昭63−69594（ＪＰ，Ａ) 特開 昭53−123830（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) C02F 3/12
Claims (1)
- 【請求項１】インバータにより出力される周波数によっ
て浄化槽のばっ気用ブロワを運転制御する方法におい
て、前記周波数は、流量調整用の汚物ポンプがOFFのと
きとONのときの２つの場合に連動して、少なくとも３段
階に切替設定可能であり、前記流量調整用の汚物ポンプ
がONの場合には、汚物ポンプがONになってから一定時間
経過後に、前記ブロワの回転数を汚物ポンプがOFFの場
合の回転数とは異なり、且つ、汚物ポンプがONになった
直後の回転数とも異なる回転数に変更させることを特徴
とするばっ気用ブロワの運転制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1181319A JP2770444B2 (ja) | 1989-07-13 | 1989-07-13 | ばっ気用ブロワの運転制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1181319A JP2770444B2 (ja) | 1989-07-13 | 1989-07-13 | ばっ気用ブロワの運転制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0347598A JPH0347598A (ja) | 1991-02-28 |
| JP2770444B2 true JP2770444B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=16098603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1181319A Expired - Lifetime JP2770444B2 (ja) | 1989-07-13 | 1989-07-13 | ばっ気用ブロワの運転制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2770444B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001212588A (ja) * | 2000-02-03 | 2001-08-07 | Hitachi Chem Co Ltd | 好気処理槽の曝気方法 |
| JP3563033B2 (ja) * | 2000-12-20 | 2004-09-08 | 日東工器株式会社 | 浄化槽用ブロワ |
| CN110182977A (zh) * | 2019-06-26 | 2019-08-30 | 中国科学院电工研究所无锡分所 | 一种智能污水处理曝气设备 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53123830A (en) * | 1977-04-05 | 1978-10-28 | Mitsubishi Electric Corp | Control system by current type inverter driver induction motors |
| JPS6369594A (ja) * | 1986-09-10 | 1988-03-29 | Nishihara Environ Sanit Res Corp | 曝気槽の運転制御方法 |
-
1989
- 1989-07-13 JP JP1181319A patent/JP2770444B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0347598A (ja) | 1991-02-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5888394A (en) | Method and apparatus for sewage water treatment | |
| JP2770444B2 (ja) | ばっ気用ブロワの運転制御方法 | |
| JP4579450B2 (ja) | オキシデーションディッチの運転制御方法 | |
| JPH0352696A (ja) | ばっ気用ブロワの運転制御方法 | |
| JPH10156386A (ja) | 浄化槽 | |
| JPS631920B2 (ja) | ||
| JPS5775190A (en) | Method and device for automatic control of sewage treatment by activated sludge method | |
| JPH0461716B2 (ja) | ||
| KR100423813B1 (ko) | 생물학적 소형 폐수처리장치 | |
| JPS63294997A (ja) | 曝気装置の運転方法 | |
| JPH04193399A (ja) | 単槽式嫌気好気活性汚泥法における曝気撹拌装置の運転方法 | |
| KR200251855Y1 (ko) | 생물학적 소형 폐수 처리장치 | |
| JPS6310876Y2 (ja) | ||
| JPS63294995A (ja) | ビル用排水槽等における悪臭防止方法 | |
| JP2001000989A (ja) | 汚水浄化機能を有する流量調整装置 | |
| JPS6327077B2 (ja) | ||
| JPH03202200A (ja) | ディープシャフトの運転方法 | |
| KR200261739Y1 (ko) | 생물학적 소형 폐수 처리장치 | |
| JPH06296829A (ja) | 透過膜による無動力ろ過装置 | |
| JPS6369594A (ja) | 曝気槽の運転制御方法 | |
| JPS6271595A (ja) | 水中攪拌曝気装置におけるｄｏ制御方法 | |
| JPH06304590A (ja) | 回分式活性汚泥処理方法 | |
| JPH06142688A (ja) | 間欠曝気式の汚水の浄化方法における間欠曝気の制御方法 | |
| JPS61160102A (ja) | プロセス制御装置 | |
| JPH05277481A (ja) | 廃水処理装置の制御装置 |