JP2768387B2 - ロッド構造 - Google Patents

ロッド構造

Info

Publication number
JP2768387B2
JP2768387B2 JP2505900A JP50590090A JP2768387B2 JP 2768387 B2 JP2768387 B2 JP 2768387B2 JP 2505900 A JP2505900 A JP 2505900A JP 50590090 A JP50590090 A JP 50590090A JP 2768387 B2 JP2768387 B2 JP 2768387B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
members
shaped
elongate
row
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2505900A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04504503A (ja
Inventor
マクギン、ジョン・ヒュー
Original Assignee
マクギン・デザイナー・ロッズ・プロプライエタリー・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マクギン・デザイナー・ロッズ・プロプライエタリー・リミテッド filed Critical マクギン・デザイナー・ロッズ・プロプライエタリー・リミテッド
Publication of JPH04504503A publication Critical patent/JPH04504503A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2768387B2 publication Critical patent/JP2768387B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K87/00Fishing rods
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/24Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
    • Y10T428/24744Longitudinal or transverse tubular cavity or cell
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/29Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
    • Y10T428/2913Rod, strand, filament or fiber
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/29Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
    • Y10T428/2913Rod, strand, filament or fiber
    • Y10T428/2929Bicomponent, conjugate, composite or collateral fibers or filaments [i.e., coextruded sheath-core or side-by-side type]
    • Y10T428/2931Fibers or filaments nonconcentric [e.g., side-by-side or eccentric, etc.]

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Marine Sciences & Fisheries (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Reinforcement Elements For Buildings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明はロッドに関し、特に、曲げられた時に所望の
特性を有するロッドを製造できる方法によって作られた
ロッドに関する。
発明の背景 可撓性ロッドは、様々な分野、例えば釣りざおの分野
に適用され、前記ロッドは、特定の用途に適するように
仕上げられている。硬いロッド即ち硬いさおは、重い魚
に適しており、一方、非常に曲がり易いロッド即ち曲が
り易いさおは、フライ−キャスティングに使用されてい
る。多種の材料及び形状がこれらの適用において使用さ
れている。釣りざおの構造において、円形断面をなす材
料は、中空と中実の両方が使用されている。丸い材料か
らなる構造のものは、整列した一組の釣り糸ガイドを前
記部材上に取り付ける場合に問題がある。中空のカーボ
ン管のような軽くて曲がり易い材料は、不十分な破損特
性及び不十分なねじれ特性を有し、整列した一組の釣り
糸ガイドの適用には問題がある。従来の技術において
は、ワイヤ状のブラケットをロッドにしっかりと結び付
けている。あまりにも大きな圧力は、カーボン繊維の管
に損傷を与えることがある。ロッドの軸線のまわりでガ
イドを捩ることにより、前記ガイドを再整列させるよう
とすると、破損を生じることがある。上述した問題点の
ほとんどない他のロッドは、曲げ特性において望ましく
ないという不利益を受けている。テーパの付いた管状の
ロッドを構成することは容易なことではない。
ポーエル(Powell)の米国特許第1932986号には、多
数の細い棒状部材からのロッド組立体のための分割され
た棒部材の技術が示されている。このタイプのロッドに
は、組立体の構成要素の長さ方向に亙ってくさび断面寸
法を減少させることでテーパが形成されている。
ブルース(Bruce)他の米国特許第4582758号は、繊維
を利用する強化プラスチック技術の開発を示している。
くさび状の細い棒部材は、強化プラスチックで複製さ
れ、同じ方向により大量に組立てられている。
一方、多種の材料やレイアウト技術が、ロッドを構成
にするに当たって試みられたが、改良の余地がある。特
定の利用に向けて予じめ選択されたパラメータに対して
ある範囲のロッドを作り出すことのできる形成技術が望
まれている。
発明の目的 本発明は、予じめ決定された特性をもつロッドを、予
備成形された部材の組立を利用して作り出すことのでき
るロッド形成技術を提供することにある。
本発明の他の目的及び種々の利点は、以下の記載から
明らかである。
発明の概要 本発明は、各細長い部材がその隣接する細長い部材と
接触する衝合面をそれぞれ有する複数の細長い部材の組
立体であって; それらの衝合面で一緒に接合されている近接した複数
の細長い部材からなるロッドにおいて: 前記細長い部材は、垂直部分にキャップ状にかぶせた
フランジをもつ概ねT字形断面を有し; 前記組立体は、多角形断面をなすために全てのフラン
ジを互いに接合し; 前記各細長い部材の前記垂直部分が、共通の軸線方向
に延在していることを特徴とするロッドを提供すること
によって上記目的が達成される。
本発明はまた、複数の細長い部材を備え; 前記細長い部材が、隣接する前記細長い部材間に少な
くとも1つの合わせ面で中心軸線のまわりに組立てて配
置され; 前記細長い部材が前記合わせ面で接着され、前記各細
長い部材を前記中心軸線のまわりで2つの隣接する細長
い部材と接着されているロッドにおいて: 前記細長い部材は、予じめ決定されたパターンに従っ
て延在する強化材からなる繊維またはフィラメントの少
なくとも一つ強化層から形成された複合体を備え; 平坦な形の予じめ決定された前記パターンは、前記細
長い部材の長さ方向に平行に延在する繊維またはフィラ
メントの第1の列と,この第1の列を横切って配列され
た繊維またはフィラメントの第2の列と,前記第1の列
に対して前記第2の列に対向させて前記第1及び第2の
列を横切るように配列された繊維またはフィラメントの
第3の列とを備え; 前記強化層が、前記中心軸線であって前記第1の列の
軸線に平行な軸線のまわりの折曲げ又は湾曲されている
ことを特徴とするロッドを提供することにある。
図面の簡単な説明 本発明は、添付された図面に示される好適な実施例を
参照して以下説明される。
図1は、本発明に利用される補強列を示す。
図2は、本発明による基本をなす細長いユニットを構
成するために、図1のように配列された繊維層をいかに
使用するかを示している。
図3は、図2のユニットを組立て,形成された細長い
部材を示している。
図4は、図2のユニットから形成された他の細長い部
材を示している。
図5は、本発明による図3の細長い部材の組立体を示
している。
図6は、本発明による図4の細長い部材の組立体を示
していいる。
図7は、図3の細長い部材の発展型を示している。
図8は、図4の細長い部材の発展型を示している。
好適な実施例 本発明に係るロッドの構造において、繊維で補強され
たプラスチックのような強化材の特性から利点が得られ
る。材料の配置において、繊維またはフィラメントの指
向性が関係し、図1は有効な特別のパターンを示してい
る。
図1に関して、三軸方向のパターンは、集合体10に属
する長手方向に延在する繊維またはフィラメントの列11
をもって開発され、使用に際して、フィラメントの列11
はロッドの長手方向軸線に平行な方向に延在している。
他の2つの繊維またはフィラメントの列は、フィラメ
ントの列11を横切るように延在し、一方のフィラメント
の列12は左上がりで、他方のフィラメントの列13は右上
がりである。フィラメントの列12,13は、フィラメント
の列11の方向に対して鋭角で延在すると共に、互いに対
しても鋭角をなしている。図1に示した補強のパターン
を作るに際し、集合体10は、図示されたような三軸織り
からなる生地の補強により、若しくは、ほぼ平行な繊維
またはフィラメントからなっている層の各々を、3層重
ね合わせることにより、もたらされている。後者を利用
する場合、配列は、フィラメントの列11の方向に指向さ
せた第1の層の上に、フィラメントの列12,13の方向に
各々指向している第2,第3の層を配置することにより構
成される。好適には、前記ロッドの長手方向軸線となる
ところに沿って指向された2つの平行な層の間に、交差
した繊維の列12,13をサンドイッチするために、3つの
層の上に、列11と同じ方向性をもった第4の列に被着す
る。望むならば、ロッドの長手方向軸線に平行に指向さ
れた多層の間にサンドイッチされた,交差した層の連続
となるように、前記パターンを繰り返してもよい。代案
として、例えば、列12を2つの列11の間にサンドイッチ
してもよく、5層構造を提供するために、列11のような
他の列によって重ね合わされ且つかぶせられた列13を付
け加えてもよい。
上記構造を作る場合、その目指すところは、図1の部
材を含み且つ長手方向軸線に対して所定の角度をもって
対称をなすような繊維またはフィラメントのパターンを
配列内に有することにある。
後述するようなロッドを作るにあたって、図1に示す
ような繊維又はフィラメントの組立体の配列は、図2に
示されるようなタイプの形状、この場合、細長い部材、
すなわち本発明によるロッドの基本ユニットを作ること
により行われる。
細長い部材14には、長手方向軸線15の回りに湾曲部が
設けられ、この湾曲部は、選択された曲率半径に基づ
く、U字状又は概ねV字状の部材を構成している。細長
い部材14の実際の形状は、断面に関する限り、完成され
るロッドに望まれる特性によって決定される。細長い部
材の配置において、図1のパターン10は、部材の長手方
向軸線15に沿って延在する繊維またはフィラメントの列
11をもって、部材14内に存在している。この形状におい
て、繊維すなわちフィラメントは、部材のU字状又はV
字状の湾曲部の回りに湾曲または曲げられている。
図2の細長い部材を作るにあたって、繊維すなわちフ
ィラメントの列は、図示した形状をもつ中実の部材を作
り出すように適切な材料内にセットされる。
図3において、図2の2つの部材16,17の組立体から
なる細長い複合部材20が示されており、この複合部材20
はT字形部材の脚部を形成し、この脚部には、強化層18
によってキャップされるようにかぶせられ、この強化層
18は、好適には、複合部材20の長手方向に沿って、図1
に示すような列11と同じ方向に指向させられている。複
合部材20の中空中心部19は、部材16〜18に対して選択さ
れた材料に適合する特性をもった含浸材で満たしてもよ
い。望むならば、湾曲された2つの部材におけるフィラ
メントのパターンは、他方に鏡面対称形を形成するよう
に互いに配置してもよい。
図4は、アーム部42,43を60度の角度に配置して概ね
V字状をなす細長い部材24を示し、図6を参照して後述
されるような組立体を得ることができる。V字の先端部
分は、マンドレル,機械加工等により製造されることが
できる。
図5は、図3の部材を6つ組合わせた組立体であるロ
ッド22を示し、図示されるような6角形を形成するため
に、各T字形の部材すなわち前記部材23〜28の脚部を、
ロッドの中心に向けて延ばし、T字形のキャップ部すな
わちフランジ部を接合する。この形状は、特に釣りざお
の製造に適している。他の適用においては、前記部材の
数を変えて、別の多角形の組立体を製造することもでき
る。
図5の組立体の製造において、図3に示すような前記
T字形の部材のキャップ部すなわちフランジ部の縁端
は、必要な多角形構造を作り出すように、適切な角度で
機械加工されて、合せ面を提供し、有効に接着されてい
る。前記T字形の部材の脚部が中心まで延在するものを
選択した場合にも、この脚部を所定の角度で機械加工
し、接着するための合せ面を提供する。
図6は、多角形を提供するために、図4の部材をいか
にして組立てたかを示している。図6の組立体29は、互
いに接合し、接着されたアーム部をもって組立られた6
つの部材30〜35からなっている。6角形以外の他の多角
形を作る場合には、図4の部材を、選択する形状に適切
な別の角度をもってアーム42,43を作ることが必要であ
る。平坦な外面をもつために、前記組立体は外周に糸な
どの巻回を有してもよい。
図5,6の組立体を作るにあたっては、十分な自由空間
が存在し、図7,8は、前記自由空間を有効に利用するた
めの図3,4の部材の応用例を示している。
図7は、充填物37,38を添加した部材36を示し、T字
形部材は、選択する多角形状をつくるために必要とされ
る部材の数により決定されたくさび角を持つくさび形に
変えられる。前記充填物38,37は、脚部44を包囲するの
に役立っている。前記脚部44を圧縮するように、脚部44
を通る面内で前記ロッドを曲げると、脚部の歪みが座屈
する傾向がある。前記脚部44に対する前記充填物37,38
の加圧力はこれとは反対で、ロッドに弾性を加えるもの
となっている。部材16,17の曲率半径を大きくすること
によって、脚部44の座屈傾向に抵抗させることができ
る。ロッドの一端に負荷が加えられた場合、その強度
は、寸法の大きさに比例するかも知れないが、前記脚部
の長さのみが増加した場合には、座屈傾向はより大きく
なる。寸法を大きくした場合、後者の効果は、部材16,1
7の曲率半径を増加させることによって補われる。
図8において、部材39のV字状の開口内の充填物41は
平坦な外面を提供し、図6のロッド29をつくるような部
材の組立においては、釣りざおの釣り糸ガイドのような
部分の取付けに便利な取付面をなす平坦な外面をもった
多角形体を構成している。さらに中実の外面は、前記ロ
ッドの周囲に巻回線を施すことによって構成させること
ができる。円筒形のロッドを作る際に調整や困難も必要
とせず、平坦な面を与えるもとにより、適切な直線的整
列を構成する複数のガイドを前記ロッドに沿って取付け
ることができる。
上述した技術を利用することで、前記ロッドに沿って
テーパをもったロッドを提供することできる。素子例え
ば図4に示した部材は、溝が深さにおいて徐々に変化す
るように機械加工さ,浅い溝で先端を低く配置すること
により、テーパを形成することができ、平らな溝上に突
出してテーパをつけられた長さの材料で部材を形成し、
平らな溝にまで研削を行った場合には、テーパをなす前
記溝がテーパをなしているところで部材24の長さは終わ
るものである。必要な数の前記要素すなわち部材を組付
けることにより、テーパ状の分割型の細いロッドの製造
に多く利用されるようなテーパ状ロッドを作り出すこと
ができる。同様に、図7の部材36は、その長さ方向に亙
って機械加工し、その縁部領域(くさび部)を減少させ
てテーパを形成する。
上述した生産技術に関するロッドを準備するにあた
り、ロッドの物理的特性は、様々なパラメータのうちか
ら選び出される。T字断面の要素すなわち部材の準備に
おいて、例えば、アール部45(図1参照)は重要な要因
である。このアール部の増加は、ロッドを曲げられた状
態から復帰させる場合、ゆっくりとした復帰動作を作り
だすことができる。アール部の減少は、きびきびした動
作が生まれ、この動作は、釣りざおの場合、フライ−キ
ャスティング用のさおに望まれる動作を提供する。
繊維またはフィラメントの列を準備する場合、曲率半
径に加えて、材料の選択,繊維の径,層に対する繊維の
数,層の数がロッドの質に影響を与える。充填物の特性
を引出すために、接着の材料又はその技術は組立体を一
体化するのに使用されている。しかしながら、ロッドの
構成において、ロッドの特性に関して最も重要な要因
は、三軸方向の強化パターンであると共に、ロッドを構
成するのに利用される概ねT字形及びV字形断面の製品
にいてパターン内で、ロッドの曲率半径を加工形成する
ことにある。
釣りざおの製作にあたって、ロッドの質は、組立に供
するT字形又はV字形の要素すなわち部材を選択するこ
とによって影響される。T字形の前記要素は、ゲーム用
釣りざおに最も有益であり、これに対して、V字形の要
素は軽量型の釣りざおに最も有益である。
上記方法により製造されるロッドは、最も破損しにく
い構造をもったガラス繊維,炭素繊維などの変わった繊
維の経済的な利用によりなされる。曲がり方において、
本発明のロッドは、釣り人が所有したいと要求する感覚
が増すような魅力を提供している。本発明のロッドは、
軽い中実構造を可能にし、ロッドにテーパを付けた場
合、この構造により、ロッドの曲がり動作を、テーパに
沿った領域まで移動させることができ、特別な目的のた
めのロッドを作り出すことができる。緩やかなテーパ
は、ロッドの曲がり動作を中間部に移動させることがで
き、これに対して、急なテーパは先端にその動作を移動
させることができる。本発明のロッドの好適な形状にお
いて、ロッドは、接着されたカーボン繊維構造を備え、
ロッドの要素すなわち部材は、接着剤例えば、高い機械
的及び力学的強度をもった樹脂製の接着剤によって互い
に接着されている。プレプレグ材を与えて、T字形断面
の中空部分を満たすしてもよい。また、発泡材で組立体
の中空部分を満たしてもよい。当業者は、本発明による
ロッドの形成に供される材料の種類の範囲にも気付くだ
ろう。材料の現実的な組合わせは、耐えなければならな
い環境にロッドがおかれた場合の使用状況並びに、材料
の重量,コスト,有益性等の要因に依存している。
好適な形成において、カーボン繊維が、エポキシ樹脂
により接着される。また、ポリウレタン又は塩化ビニー
ル発泡材を充填材として利用してもよい。ガラス繊維及
びカーボン繊維の巻回を、外面の回りに施し、エポキシ
樹脂で接着してもよい。使用及び荷重によっては、大き
な範囲から繊維,接着剤,充填材及び巻回のいずれも
が、本発明の性能を引出すのに利用されることは明らか
である。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−112405(JP,U) 実開 昭60−131164(JP,U) 実公 昭33−3788(JP,Y1) 実公 昭9−15321(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01K 87/00 - 87/02

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各細長い部材がその隣接する細長い部材と
    接触する衝合面をそれぞれ有する複数の細長い部材の組
    立体であって; それらの衝合面で一緒に接合されている近接した複数の
    細長い部材からなるロッドにおいて: 前記細長い部材は、垂直部分にキャップ状にかぶせたフ
    ランジをもつ概ねT字形断面を有し; 前記組立体は、多角形断面をなすために全てのフランジ
    を互いに接合し; 前記各細長い部材の前記垂直部分が、共通の軸線方向に
    延在していることを特徴とするロッド。
  2. 【請求項2】前記T字形の細長い部分は、T字形の脚部
    で接合され且つ平坦な部材がT字形の前記フランジで架
    け渡された外方へ湾曲する2つの部材からなり、この2
    つの部材の間の空間部が充填材により満たされているこ
    とを特徴とする請求項1記載のロッド。
  3. 【請求項3】前記T字形の細長い部材は、一端に向けて
    断面において減少させられ、前記細長い部材の組立体が
    前記端に向けてテーパ付けられていることを特徴とする
    請求項2記載のロッド。
  4. 【請求項4】前記T字形の細長い部材は、前記キャップ
    部の下方で充填材で満たされるそれぞれの空間部を有
    し、各傾斜面が端でつながっている、断面においてくさ
    び形の部材をつくることを特徴とする請求項1〜3の何
    れか1項に記載のロッド。
  5. 【請求項5】複数の細長い部材を備え; 前記細長い部材が、隣接する前記細長い部材間に少なく
    とも1つの合わせ面で中心軸線のまわりに組立てて配置
    され; 前記細長い部材が前記合わせ面で接着され、前記各細長
    い部材を前記中心軸線のまわりで2つの隣接する細長い
    部材と接着されているロッドにおいて: 前記細長い部材は、予じめ決定されたパターンに従って
    延在する強化材からなる繊維またはフィラメントの少な
    くとも一つ強化層から形成された複合体を備え; 平坦な形の予じめ決定された前記パターンは、前記細長
    い部材の長さ方向に平行に延在する繊維またはフィラメ
    ントの第1の列と,この第1の列を横切って配列された
    繊維またはフィラメントの第2の列と,前記第1の列に
    対して前記第2の列に対向させて前記第1及び第2の列
    を横切るように配列された繊維またはフィラメントの第
    3の列とを備え; 前記強化層が、前記中心軸線であって前記第1の列の軸
    線に平行な軸線のまわりの折曲げ又は湾曲されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のロッド。
  6. 【請求項6】前記細長い部材をほぼV字形であって、こ
    のV字形の基部で折曲げ又は湾曲され、複数の前記部材
    を中心軸線のまわりに互いに接着し、前記ロッドを構成
    するために、前記V字形部分に隣接する平坦な外表面を
    互いに接着してなることを特徴とする請求項5記載のロ
    ッド。
  7. 【請求項7】前記V字形の中空部分には頂部まで充填材
    が満され、平坦な外表面を形成することを特徴とする請
    求項6記載のロッド。
  8. 【請求項8】折曲げられた2つの前記複合体を外方に開
    放された形状に形成して、前記細長い部材をT字形と
    し、平坦なシート状のキャップ部をかぶせて前記T字形
    を仕上げることを特徴とする請求項5記載のロッド。
  9. 【請求項9】折曲げられた2つの前記複合体と平坦な前
    記キャップ部との間の空間部を充填材により満たしたこ
    とを特徴とする請求項8記載のロッド。
  10. 【請求項10】T字形のアーム部の下方の空間部を充填
    材により満たして、断面くさび状に形成してなることを
    特徴とする請求項9記載のロッド。
  11. 【請求項11】前記細長い部材の断面を、一端に向けて
    減少させ、それらの部材の組立体が、一端に向けてテー
    パ状をなすロッドを形成することを特徴とする請求項5
    〜10の何れか1項記載のロッド。
JP2505900A 1989-04-10 1990-04-05 ロッド構造 Expired - Lifetime JP2768387B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AUPJ362189 1989-04-10
AU3621 1989-04-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04504503A JPH04504503A (ja) 1992-08-13
JP2768387B2 true JP2768387B2 (ja) 1998-06-25

Family

ID=3773839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2505900A Expired - Lifetime JP2768387B2 (ja) 1989-04-10 1990-04-05 ロッド構造

Country Status (10)

Country Link
US (1) US5229187A (ja)
EP (1) EP0473606B1 (ja)
JP (1) JP2768387B2 (ja)
AT (1) ATE143219T1 (ja)
AU (1) AU642870B2 (ja)
CA (1) CA2051412A1 (ja)
DE (1) DE69028701T2 (ja)
DK (1) DK0473606T3 (ja)
ES (1) ES2095250T3 (ja)
WO (1) WO1990011683A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5470243A (en) * 1994-02-17 1995-11-28 The Whitaker Corporation Electrical connector with snorting switch
US6497532B1 (en) * 1998-01-23 2002-12-24 Mcginn John Structural member for composite assembly device and method for erosion control and sediment retention
US6277473B1 (en) * 1998-01-23 2001-08-21 Mcginn John Structural member assembly
WO2004105469A2 (en) * 2003-05-23 2004-12-09 Maca Wayne J Fishing rod and method of manufacture
US7584571B2 (en) * 2004-03-05 2009-09-08 Eric Thomas Ryan One piece polygonal carbon fiber rod with integral spine
US20070294932A1 (en) * 2006-06-26 2007-12-27 Swee Leong Loke Bladder-molded fishing rod and method of manufacturing same
US20080168699A1 (en) * 2007-01-08 2008-07-17 Roberto Gazzara Fishing Rod Having A Single Main Tube
US20090188149A1 (en) * 2008-01-25 2009-07-30 Smith Robert D Fishing Rod
JP5124427B2 (ja) * 2008-11-25 2013-01-23 眞規 竹本 多角竿
US20110238116A1 (en) * 2010-03-24 2011-09-29 Masaki Takemoto Polygonal rod

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB143998A (en) * 1919-03-19 1920-06-10 William Frederick Grafton Improvements in and relating to fishing rods
GB287979A (en) * 1927-01-11 1928-04-05 George Waddington Improvements in fishing rods
US1811419A (en) * 1929-05-29 1931-06-23 Calvin M Anderson Fishing rod construction
US1932986A (en) * 1931-05-12 1933-10-31 Edwin C Powell Split bamboo fishing rod
US2364849A (en) * 1943-07-16 1944-12-12 Horrocks Ibbotson Co Process of making fishing rods
US2537488A (en) * 1946-12-16 1951-01-09 R L Winston Rod Co Fly casting rod
US4083140A (en) * 1975-08-13 1978-04-11 Exxon Research & Engineering Co. Fishing rod ferrule
US4048398A (en) * 1976-09-02 1977-09-13 Aktiebolaget Tudor Battery electrode sheaths
FR2481575A1 (fr) * 1980-04-30 1981-11-06 Pezon Et Michel Ste Nle Perfectionnements aux cannes a peche
EP0139542A3 (en) * 1983-10-27 1986-05-28 James Bruce Rod material for fishing rods
IT1187392B (it) * 1985-12-03 1987-12-23 Reglass Spa Struttura mulistrato per la realizzazione di elementi tubolari estremamente leggeri e resistenti,in particolare per la costruzione di canne da pesca
JPH0718206B2 (ja) * 1989-09-14 1995-03-01 帝人株式会社 構造用ロッドの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE69028701T2 (de) 1997-04-30
ES2095250T3 (es) 1997-02-16
EP0473606B1 (en) 1996-09-25
AU642870B2 (en) 1993-11-04
US5229187A (en) 1993-07-20
ATE143219T1 (de) 1996-10-15
WO1990011683A1 (en) 1990-10-18
JPH04504503A (ja) 1992-08-13
EP0473606A4 (en) 1992-05-06
DK0473606T3 (ja) 1997-03-03
AU5427690A (en) 1990-11-05
CA2051412A1 (en) 1990-10-11
DE69028701D1 (de) 1996-10-31
EP0473606A1 (en) 1992-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4902548A (en) Reinforcing member
JP2768387B2 (ja) ロッド構造
JPH0523079A (ja) 釣り竿及びその製造方法
US6270426B1 (en) Golf club shaft
US5556081A (en) Suspension arm made of fiber reinforced plastic and manufacturing method thereof
JPH114640A (ja) ロッド構造およびその形成方法
JP3243050B2 (ja) 弾性製品のための強化用コード
JP3529009B2 (ja) 炭素繊維強化複合材
US10316443B2 (en) Composite braided open structure without inter-yarn bonding, and structures made therefrom
JPS6112467A (ja) 回転モ−メントを伝達するための構造体およびこの構造体を巻取り成形するための芯
JPH049158Y2 (ja)
JPH0829037B2 (ja) 釣り竿を形成すべく互いに嵌合される熱硬化性樹脂含浸補強繊維において管状要素を具現化する管状要素具現化方法
JPS6341882Y2 (ja)
JPH08127939A (ja) フィッティング材用三次元織物及びその製織方法
JP3025034B2 (ja) 穂先竿及びその製造方法
JPH039652Y2 (ja)
CN2450233Y (zh) 多向编织纤维复材
JPH036421Y2 (ja)
JPH01121450A (ja) コンクリート補強部材
JP2548940B2 (ja) 継 竿
JPH036420Y2 (ja)
JPH06297617A (ja) ファイバー含有ハニカム構造素材とその製造方法
GB2250412A (en) Fishing rods
JPS609441A (ja) 継ぎ竿の加工方法
JPS63120925A (ja) Frpテ−パ板ばね