JP2764627B2 - ミシンの着脱可能な外部メモリの離脱安全装置 - Google Patents

ミシンの着脱可能な外部メモリの離脱安全装置

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JP2764627B2 JP4922690A JP4922690A JP2764627B2 JP 2764627 B2 JP2764627 B2 JP 2764627B2 JP 4922690 A JP4922690 A JP 4922690A JP 4922690 A JP4922690 A JP 4922690A JP 2764627 B2 JP2764627 B2 JP 2764627B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は模様縫い可能なミシンに関し、特には、着脱
可能な外部メモリを用いて内部縫いデータ記憶手段以外
の模様縫いを可能にしたミシンの外部メモリの離脱安全
装置に関する。
(従来の技術) 内蔵された第1の模様群とは別の模様を縫製可能とす
るために、第2の模様群を記憶した外部メモリをミシン
本体に着脱可能に構成したものとしては、特開昭53-753
他が提案されている。
これら従来の提案では第2の模様群の縫目を形成中
に、外部メモリを誤って離脱した場合、制御データの欠
落により暴走する。該離脱に対して、直ちに内蔵の第1
の模様群の模様データに移行させて暴走を防止させるも
のも提案されている。
(発明が解決しようとする課題) 前記暴走を防止するために別の模様データ或は他の制
御データで直ちに制御するもので、停止信号を指令して
も周知の如くミシンモータが直ちに停止できずに惰性回
転による、離脱後数針の模様縫目とは無意味な縫目が形
成される。
再び前記外部メモリを装着して本発明の如く、離脱時
の模様の種類及び形成した縫目データを記憶した記憶手
段の記憶データによって、離脱時の縫目から模様縫いを
再開しても、布には無意味な縫目が残り仕上がりが好ま
しくない。
(課題を解決するための手段) このため本発明においては、ミシン本体に設けられ、
あらかじめ定められた複数の模様からなる第1の模様群
を形成する縫いデータを記憶する内部縫いデータ記憶手
段と、ミシン本体に着脱可能に構成され、前記第1の模
様群とは個となる模様からなる第2の模様群を形成する
縫いデータを記憶する外部縫いデータ記憶手段を含む外
部メモリと、前記両縫いデータ記憶手段に記憶された模
様から所望の模様を選択する模様選択手段と、その選択
された模様の縫目を形成するミシンにおいて、前記模様
選択手段により選択された模様が前記第1の模様群と第
2の模様群のいずれに属する模様かを判別する外部メモ
リ模様判別手段と、前記外部メモリのミシン本体への着
脱状態を検出する外部メモリ着脱検出手段と、前記第2
の模様群が選択され外部メモリのミシン本体への装着が
検出された時に、少なくともミシンモータが自動停止す
るのに必要な運針数の形成済み縫目座標を縫目が形成さ
れる毎に順次更新記録する縫目座標記憶手段と、前記第
2の模様群の縫目形成中に前記外部メモリの離脱を検出
したときにミシンモータを自動停止させるための指令信
号を出力するモータ自動停止指令手段とを備え、該指令
手段からの指令信号出力以降ミシンモータが停止するま
では前記縫目座標記憶手段に記憶の最新の縫目座標から
順次読み出して縫目形成を行うことで無意味な縫目の形
成は行わずに停止する。外部メモリの再装着による縫い
再開に対しては、前記の縫目座標記憶手段に記憶の離脱
時の模様の種類と縫目形成時の縫目データとを読み出し
て前記選択した模様の縫目形成を続行する。
(実施例) 次に本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。
第1の実施例として、外部メモリに記憶された模様を
形成中に外部メモリが離脱した場合について、第1図の
ミシンの制御ブロック図、第2図の動作説明図、第3図
の外部メモリ離脱後の縫目軌跡説明図及び第4図の縫目
座標記憶手段の構成説明図を参照して説明する。尚、模
様縫い可能なミシンの構成については、第8図に示す如
く、先に本出願人が出願した特開昭55-73287号と同一で
あるので詳細な説明は省略する。
第8図において、5は模様選択手段であって、模様表
示と模様番号とが表示されており、0〜9の数字キー5
の操作により、所望の模様を選択するものである。この
選択された番号を模様表示手段6に表示する。なお模様
表示はLCDなどにより、模様自体を表示するものであっ
ても良い。
ミシン本体31には駆動源(図示せず)に連結して回転
を伝達される駆動軸32が回転可能に支承されており、該
駆動軸に連結する針棒33がミシン本体31に上下動可能に
支承されている。
該針棒33の先端に針37を固着している。
針棒33を保持する針棒支持体34はミシン本体31に固着
の針棒振幅用ステッピングモータ9の出力軸9aに固着の
腕35と連結ロッド36を介して連結している。
39は送り歯であって、針板38に設けた送り歯溝38bか
ら出没して布押え40と協働してその間に保持する布を針
37の上下動に同期して移動せしめる。
送り歯39の送り運動の運動量の伝達量を調節はミシン
本体31に固着の送り調節用ステッピングモータ10によ
る。
7は回転位相の検出手段であって、第9図に示す如
く、駆動軸32に固着の回転板50とミシン本体31に固着の
フォトインタラプタ51とにより構成されている。回転位
相の検出手段7による位相検出については先に本出願人
が出願した特開昭55-73287号と同一であるので説明は省
略する。
第1図の制御ブロック図において、模様選択手段5及
び模様表示手段、回転位相の検出手段7は中央演算装置
11と接続されている。
針棒振幅用ステッピングモータ9及び送り調節用ステ
ッピングモータ10はステッピングモータ駆動回路8を介
して中央演算装置11と接続されている。
13は駆動源のミシンモータであって、ミシン本体31内
に装着され、ミシンモータ駆動回路12を介して中央演算
装置11と接続されている。
3は内部縫いデータ記憶手段(内部ROM)であって、
前記ミシン本体31内に装着され、縫いデータ選択手段4
を介して中央演算装置11と接続されている。
2は外部縫いデータ記憶手段を含む外部メモリであっ
て、ミシン本体31に着脱可能に形成され、縫いデータ選
択手段4を介して中央演算装置11と接続されている。
1は選択模様記憶手段であって、模様選択手段5で選
択された模様の種類を含む情報を前記外部縫いデータ記
憶手段2或は前記内部縫いデータ記憶手段3から読み出
して記憶する如く、前記中央演算装置11と接続されてい
る。
18は外部メモリ模様判別手段であって、選択模様記憶
手段1に記憶された模様情報に基づき、いずれの縫いデ
ータ記憶手段に属する模様かを判別し、第1の模様群に
属する時に“0"を、第2の模様群に属する時に“1"を出
力する如く、中央演算装置11と選択模様記憶手段1に接
続されている。
17は外部メモリ着脱検出手段であって、ミシン本体31
への装着時に外部縫いデータ記憶手段2の一部と当接す
るマイクロスイッチMSで構成され、装着時に“1"、離脱
時に“0"を出力する如く、中央演算装置11に接続されて
いる。
15はアンド回路であって、前記外部メモリ模様判別手
段18の出力が“1"で外部メモリ着脱検出手段17の出力が
“0"の場合に“1"を出力し、それ以外の場合に“0"を出
力する如く、夫々接続されている。
16はアンド回路であって、前記外部メモリ模様判別手
段18の出力が“1"で外部メモリ着脱検出手段17の出力が
“1"の場合に“1"を出力し、それ以外の場合に“0"を出
力する如く、夫々接続されている。
14はモータ自動停止指令手段であって、前記アンド回
路15の出力が“1"の場合にミシンモータ13を停止させる
指令信号を出力する如く、前記ミシンモータ駆動回路12
と接続されている。
前記縫いデータ選択手段4はアンド回路16の出力が
“1"の場合に前記外部メモリ内の外部データ記憶手段2
から模様情報を選択し、“0"の場合はミシン本体31内に
設けられた内部データ記憶手段3から該当する模様の模
様情報を選択する。
19は縫目座標記憶手段であって、ミシンモータ13が自
動停止信号を受けてから停止するのに必要とする、惰性
による駆動軸回転数以上の数について、形成済みの縫目
座標を縫目形成毎に更新記憶するための記憶手段であ
り、第4図の例では5針分の縫目座標が記憶できる如く
構成され、中央演算装置11及びアンド回路15,16が接続
されている。
該アンド回路16の出力が“1"の場合は、縫目が形成さ
れる毎に順次第4図のメモリ(RAM)アドレスのR4からR
0に縫目座標をシフトして記憶し、常にR4に新しい縫目
座標を記憶させる如く動作する。
一方、前記アンド回路16の出力が“0"の場合は、逆に
メモリ(RAM)アドレスのR0からR4に順にシフトさせな
がらR4の縫目座標を順次読み出してミシンが停止するま
で縫目を形成する如く、構成されている。
次に第2図の動作説明図を参照して縫い動作を説明す
る。
模様選択手段5が操作されて所望の模様が選択される
と、(a)のステップでは前記外部メモリ模様判別手段
18は外部メモリの模様群か否かを判別し、外部メモリに
属する模様に対し信号“1"を出力し、(b)のステップ
で外部メモリ装着状態か否かを判別する。
外部メモリがミシン本体31に装着されていると判別さ
れると、前記外部メモリ着脱検出手段17は外部メモリの
装着信号“1"を出力する。
該出力信号により、(c)のステップで縫いデータ選
択手段4は外部メモリの外部縫いデータ記憶手段2から
の選択された模様の縫い情報を外部縫いデータ記憶手段
2から読み出して模様表示手段6に表示し、選択模様記
憶手段1に記憶すると共に、該模様の先頭アドレス値を
アドレスカウンタにセットする。
次に(d)のステップでは再び外部メモリが装着状態
か否かを判別する。装着状態である場合は、(e)のス
テップでアドレスカウンタに基づき、外部縫いデータ記
憶手段2から第1針目の縫いデータを読み取り、(f)
のステップでは縫いデータアドレスを更新して第2針目
の縫いデータのアドレス値がアドレスカウンタにセット
される。
次に(g)のステップでは縫いデータは終了したか否
かを判別する。終了は前述の(f)のステップで更新し
た縫いデータアドレスが先頭アドレスとなるか、又は最
終アドレスとなるかによって判別する。
終了でない場合は、(h)のステップで読み取った縫
いデータを用いて縫目座標を(X1,Y1)を求めて、前記
針棒振幅用ステッピングモータ9及び送り調節用スッテ
ッピングモータ10を駆動し、縫目座標に第1針目の縫目
を形成する。
次に(i)のステップでは内部メモリの形成済み縫目
座標のセットを行う。即ち、縫目座標記憶手段(RAM)1
9のアドレスのR4からR0に記憶されている縫目座標を順
にシフトさせて、次の(j)のステップではアドレスR4
に、形成した縫目座標(X1,Y1)を記憶することで最新
の5針分の縫目座標を常時記憶させる。第1針目ではア
ドレスR4からR0は空白であるので、単にR4に縫目座標
(X1,Y1)を記憶して、次に前述の(d)のステップの
入力側にジャンプする。
再び外部メモリが装着状態か否かを判別する。装着状
態である場合は、(e)のステップでアドレスカウンタ
に基づき、第2針目の縫いデータを読み取り、(f)の
ステップでは縫いデータアドレスを更新して第3針目の
縫いデータのアドレス値がアドレスカウンタにセットさ
れる。
次に(g)のステップでは縫いデータは終了したか否
かを判別する。
終了でない場合は、(h)のステップで読み取った縫
いデータを用いて縫目座標を(X2,Y2)を求めて、前記
針棒振幅用ステッピングモータ9及び送り調節用ステッ
ピングモータ10を駆動し、縫目座標に第2針目の縫目を
形成する。
次に(i)のステップでは、縫目座標記憶手段(RA
M)19のアドレスのR4に記憶されている縫目座標(X1,Y
1)をR3にシフトさせて、次の(j)のステップではア
ドレスR4に、形成した縫目座標(X2,Y2)を記憶する。
同様にして、外部メモリが装着状態においては、順次
縫目データを読み出して縫目を形成すると共に、縫目座
標記憶手段(RAM)19のアドレスのR4からR0に記憶され
ている縫目座標を順にシフトさせて、最新の5針分の縫
目座標を常時記憶させる。
縫目形成中(縫目座標Xn,Yn)に前記外部メモリ着脱
検出手段18が外部メモリの離脱を検出して、信号“0"が
出力されると、前述の(d)のステップではモータの自
動停止処理を実行する。
即ち、前記外部メモリ模様判別手段18からの出力信号
が“1"であって、前記外部メモリ着脱検出手段18の出力
信号が“0"となると、アンド回路15は信号“1"を出力す
る。
これにより、モータ自動停止指令手段14は停止指令信
号をミシンモータ駆動回路12に出力してミシンモータ13
を停止させる。
(k)のステップではモータが停止したか否かを前記
回転位相の検出手段7からの信号によって判別し、モー
タが回転中であるとの検出結果に対して、(l)のステ
ップで縫目座標記憶手段19のアドレスR4から形成済み縫
目座標(Xn,Yn)を読み出し、(m)のステップで該縫
目座標に従って縫目を形成する。
次に(n)のステップでは、内部メモリの形成済み縫
目座標を逆シフトする。即ち、縫目座標記憶手段(RA
M)19のアドレスのR3からR0に記憶されている縫目座標
を夫々R4からR1逆順にシフトさせて繰り下げる。従って
R3の縫目座標(Xn−1,Yn−1)がR4の位置となる。
次に前述の(k)のステップの入力側にジャンプして
モータが停止したか否かを判別し、停止していない場合
は、(l)のステップで更新されたR4の縫目座標(Xn−
1,Yn−1)を読み出して、(m)のステップで縫目を形
成する。
次に(n)のステップで、再び縫目座標記憶手段(RA
M)19のアドレスのR3からR0に記憶されている縫目座標
を夫々R4からR1逆順にシフトさせて繰り下げる。従って
R3の縫目座標(Xn−2,Yn−2)がR4の位置となる。
前述の(k)のステップでモータ停止が検出されるま
で逆の順序の縫目形成を実行する。
次に本発明の第2の実施例について第5図から第7図
について説明する。
本実施例は外部メモリに属する模様を形成中に外部メ
モリが離脱され、再び外部メモリが装着された場合の制
御について示すものである。
第5図は本実施例のミシンの制御ブロック図であり、
第1の実施例の第1図と同様であるので、異なる部分に
ついて説明する。
20はミシンモータの停止検出手段であって、前記ミシ
ンモータの回転子の回転を公知のフォトインタラプタを
用いて検出するもので、停止状態では信号“1"を出力
し、回転状態では信号“0"を出力する。尚、前述の第1
の実施例の如く、前記回転位相の検出手段7の出力信号
を用いて検出するものであっても良い。
21はアンド回路であって、ミシンモータの停止検出手
段20からの信号が“1"でアンド回路15からの信号が“1"
の場合に信号“1"を出力し、それ以外の場合に信号“0"
を出力する如く、接続されている。
22は外部メモリ種類識別手段であって、外部メモリ内
のデータ領域に設定されている外部メモリ毎の識別コー
ドを用いて、ミシン本体31に接続されている外部メモリ
を識別コードの種類により識別する。
23は同一外部メモリ判別手段であって、常に更新する
ことによって、1つの外部メモリの種類の識別信号を記
憶保持可能な識別信号保持部(RAM)23aと判別部23bと
を備え、前記外部メモリ種類識別手段22で識別したメモ
リ種類と前回の識別信号保持部23aで保持しているメモ
リ種類とが同一か否かを判別するものである。
同一の場合には信号“1"を出力し、異なる場合は信号
“0"を出力する。
24はアンド回路であって、同一外部メモリ判別手段23
の出力信号“1"でアンド回路16の出力信号“1"の場合に
信号“1"を出力し、それ以外は“0"を出力する如く、接
続されている。
25は縫いデータアドレス記憶手段であって、前記アン
ド回路21の出力信号が“1"の場合、その形成縫目に該当
する、縫いデータのアドレスを記憶するものであり、前
記アンド回路24の出力信号が“1"になった時に先に記憶
した縫いデータのアドレスを読み出し、そこから縫いデ
ータの読み取りを続行する。
次に離脱時の制御動作について第6図を、又、再装着
時の制御動作について第7図を参照して説明する。
第6図において主要部は第2図と同一であるので異な
る箇所について説明する。
前述の(b)のステップで外部メモリ装着状態が判別
され、続く(c)のステップで縫いデータの先頭アドレ
スをセットすると共に、該外部メモリの種類の識別デー
タを読み出して前記外部メモリ種類識別手段22に記憶す
る。
また、(d)のステップで縫目形成中に外部メモリが
離脱したと判別され、モータの自動停止処理が実行され
ると(n)のステップで縫目座標記憶手段19に記憶され
ている座標を逆の順序に読み出し、(p)のステップで
前記縫いデータアドレス記憶手段25はPDnからPDn−4ま
での縫いデータアドレスを順次更新記憶する。
従って、モータが停止したときには、(q)のステッ
プでモータ停止時の縫いデータのアドレス値が縫いデー
タアドレス記憶手段25に記憶保持される。惰性による駆
動軸の回転が5回転の場合はPDn−4が記憶保持され
る。
引き続いて、離脱された外部メモリが再度装着された
場合について第7図を参照して説明する。
図中(a)のステップで外部メモリが装着されたか否
かを判別し、外部メモリ着脱検出手段17によって、装着
されていることが判別された場合は、(b)のステップ
で外部メモリの種類の識別データを用いて外部メモリ種
類識別手段22で種類を識別し、同一外部メモリ判別手段
23に識別信号を出力し、記憶されている前回の識別デー
タと同一か否かを判別する。
同一と判別されると、次に(c)のステップでは模様
は同一か否かを判別する。新たな模様選択が行われてい
ない場合は、(d)のステップでモータ停止時の縫いデ
ータアドレス値(本実施例ではPDn−4)を縫いデータ
アドレス記憶手段25から読み出してセットする。
次に(e)のステップで縫いデータアドレスに基づく
縫いデータを前記外部縫いデータ記憶手段2から読み取
り処理して、(f)のステップでは縫いデータのアドレ
ス値を更新する。
次に(g)のステップで縫いデータが終了したか否か
を判別し、終了でない場合は前述の縫いデータに従って
前記ステッピングモータ9,10を夫々駆動制御し、縫目を
形成処理する。
次に前述の(e)のステップの入力側にジャンプして
更新された縫いデータアドレスの縫いデータを読み取り
処理する。
次に縫いデータアドレスを更新して順次縫目を形成し
て選択した模様縫目を継続形成する。
即ち、第4図の外部メモリの離脱位置(Xn,Yn)から
縫目座標記憶手段19のメモリアドレスR4からR0に記憶さ
れた座標データを順次読み出して縫目を形成し、モータ
停止位置(例えばXn−4,Yn−4)の縫いデータアドレス
(PADn−4)を記憶保持し、再度外部メモリが接続さ
れ、同一模様の継続に対しては、記憶されている縫いデ
ータアドレス(PADn−4)に該当する値を外部縫いデー
タ記憶手段2から読み取り、該位置から順次縫いデータ
を読み出して続けて残りの縫目を形成して模様を完成す
る。
尚、この実施例ではモータ停止位置の縫いデータアド
レス(PADn−4)を用いて再開時に外部縫いデータ記憶
手段2から縫いデータを読み出して継続して縫目を形成
するものを示したが、停止位置から外部メモリ離脱位置
(Xn,Yn)までは、前記縫目座標記憶手段19に記憶され
ている形成済みの座標データを用い、それ以降は外部縫
いデータ記憶手段2から縫いデータを読み出して継続す
ることであっても良い。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、着脱可能な外部メモリ
を用いて所望の模様を選択して、縫目を形成中に、誤っ
て外部メモリを離脱した場合、直ちに停止指令信号を出
力することと共に停止までの間形成した縫目に従って縫
目を形成するようにしたから、離脱時の暴走を防止する
と共に不要な縫目形成を防止することが出来る。
又、離脱時或は停止時の縫目形成位置を記憶している
ため、同一外部メモリを装着して始動指令することで、
少なくとも、離脱時からの縫目形成を自動的に継続する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に係り、第1図は第1の実施例の
ミシンの制御ブロック図、第2図は外部メモリ離脱時の
制御動作説明図、第3図は縫目形成軌跡説明図、第4図
は縫目座標記憶手段のデータ構成の説明図、第5図は第
2の実施例のミシンの制御ブロック図、第6図は外部メ
モリ離脱時の動作説明図、第7図は外部メモリ再装着時
の動作説明図、第8図はミシンの構成説明図、第9図は
回転位相の検出手段の説明図であり、31はミシン本体、
3は内部記憶手段、2は外部縫いデータ記憶手段、5は
模様選択手段、18は外部メモリ模様判別手段、17は外部
メモリ着脱検出手段、19は縫目座標記憶手段、14はモー
タ自動停止指令手段である。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミシン駆動モータと、複数の相異なる模様
    の模様データを記憶してミシン本体に着脱自在に装着さ
    れる外部メモリと、該外部メモリから所望の模様を選択
    するための模様選択手段と、選択された模様の縫い目を
    形成する縫い目形成手段とを備えたミシンにおいて、前
    記外部メモリのミシン本体に対する着脱を検出する検出
    手段と、該検出手段が選択された模様の縫目形成中に前
    記外部メモリのミシン本体からの離脱を検出した時に動
    作して前記ミシン駆動モータを自動停止するための自動
    停止指令信号を出力するモータ自動停止指令手段と、前
    記外部メモリがミシン本体に装着されて特定の模様が選
    択された時に動作して前記ミシン駆動モータが自動停止
    するまでに要する回転数により形成される縫目の縫目座
    標を縫目が形成される毎に順次更新して記憶する縫目座
    標記憶手段と、前記モータ自動停止指令手段が自動停止
    指令信号を出力して後前記ミシン駆動モータが自動停止
    するまで前記縫目座標記憶手段に記憶された縫目座標を
    最初から順次読み出して前記縫い目形成手段を制御する
    制御手段とを備えて成ることを特徴とするミシンの着脱
    可能な外部メモリの離脱安全装置。
  2. 【請求項2】ミシン駆動モータと、ミシン本体内に設け
    られて第1の模様群を記憶している内部メモリと、第2
    の模様群の模様データを記憶してミシン本体に着脱自在
    に装着される外部メモリと、該外部メモリと前記内部メ
    モリのいずれからも所望の模様を選択することができる
    模様選択手段と、選択された模様の縫い目を形成する縫
    い目形成手段とを備えたミシンにおいて、前記外部メモ
    リのミシン本体に対する着脱を検出する検出手段と、選
    択された模様が前記第1の模様群に属するものか前記第
    2の模様群に属するものかを判別する判別手段と、前記
    第2の模様群から選択された模様の縫製中に前記検出手
    段が選択された模様の縫目形成中に前記外部メモリのミ
    シン本体からの離脱を検出した時に動作して前記ミシン
    駆動モータを自動停止するための自動停止指令信号を出
    力するモータ自動停止指令手段と、前記外部メモリがミ
    シン本体に装着されて特定の模様が選択された時に動作
    して前記ミシン駆動モータが自動停止するまでに要する
    回転数により形成される縫目の縫目座標を縫目が形成さ
    れる毎に順次更新して記憶する縫目座標記憶手段と、前
    記モータ自動停止指令手段が自動停止指令信号を出力し
    て後前記ミシン駆動モータが自動停止するまで前記縫目
    座標記憶手段に記憶された縫目座標を最初から順次読み
    出して前記縫い目形成手段を制御する制御手段とを備え
    て成ることを特徴とするミシンの着脱可能な外部メモリ
    の離脱安全装置。
  3. 【請求項3】ミシン駆動モータと、ミシン本体内に設け
    られて第1の模様群を記憶している内部メモリと、第2
    の模様群の模様データを記憶してミシン本体に着脱自在
    に装着される外部メモリと、該外部メモリと前記内部メ
    モリのいずれからも所望の模様を選択することができる
    模様選択手段と、選択された模様の縫い目を形成する縫
    い目形成手段とを備えたミシンにおいて、前記外部メモ
    リのミシン本体に対する着脱を検出する検出手段と、選
    択された模様が前記第1の模様群に属するものか前記第
    2の模様群に属するものかを判別する判別手段と、前記
    第2の模様群から選択された模様の縫製中に前記検出手
    段が選択された模様の縫目形成中に前記外部メモリのミ
    シン本体からの離脱を検出した時に動作して前記ミシン
    駆動モータを自動停止するための自動停止指令信号を出
    力するモータ自動停止指令手段と、前記外部メモリがミ
    シン本体に装着されて特定の模様が選択された時に動作
    して前記ミシン駆動モータが自動停止するまでに要する
    回転数により形成される縫目の縫目座標を縫目が形成さ
    れる毎に順次更新して記憶する縫目座標記憶手段と、外
    部メモリの離脱時或いは前記ミシン駆動モータの自動停
    止時の縫い模様の縫目座標位置を記憶する記憶手段と、
    外部メモリの種類を識別する識別手段と、前記モータ自
    動停止指令手段が自動停止指令信号を出力して後前記ミ
    シン駆動モータが自動停止するまで前記縫目座標記憶手
    段に記憶された縫目座標を最初から順次読み出して前記
    縫い目形成手段を制御する制御手段であって、前記識別
    手段が再装着された前記外部メモリを識別するとその後
    のミシン再始動において前記記憶手段から縫目座標位置
    を読出して前記縫目形成手段を制御する制御手段とを備
    えて成ることを特徴とするミシンの着脱可能な外部メモ
    リの離脱安全装置。
  4. 【請求項4】ミシン駆動モータと、ミシン本体内に設け
    られて第1の模様群を記憶している内部メモリと、第2
    の模様群の模様データを記憶してミシン本体に着脱自在
    に装着される外部メモリと、該外部メモリと前記内部メ
    モリのいずれからも所望の模様を選択することができる
    模様選択手段と、選択された模様の縫い目を形成する縫
    い目形成手段とを備えたミシンにおいて、前記外部メモ
    リのミシン本体に対する着脱を検出する検出手段と、選
    択された模様が前記第1の模様群に属するものか前記第
    2の模様群に属するものかを判別する判別手段と、前記
    第2の模様群から選択された模様の縫製中に前記検出手
    段が選択された模様の縫目形成中に前記外部メモリのミ
    シン本体からの離脱を検出した時に動作して前記ミシン
    駆動モータを自動停止するための自動停止指令信号を出
    力するモータ自動停止指令手段と、外部メモリの離脱時
    或いは前記ミシン駆動モータの自動停止時の縫い模様の
    縫目座標位置を記憶する記憶手段と、外部メモリの種類
    を識別する識別手段と、該識別手段が縫いの途中で離脱
    されて再度装着された前記外部メモリを識別しその後の
    ミシンを再始動において前記記憶手段から縫目座標位置
    を読出して前記縫目形成手段を制御する制御手段とを備
    えて成ることを特徴とするミシンの着脱可能な外部メモ
    リの離脱安全装置。
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