JP2762326B2 - 自動原稿搬送装置 - Google Patents

自動原稿搬送装置

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JP2762326B2
JP2762326B2 JP4151955A JP15195592A JP2762326B2 JP 2762326 B2 JP2762326 B2 JP 2762326B2 JP 4151955 A JP4151955 A JP 4151955A JP 15195592 A JP15195592 A JP 15195592A JP 2762326 B2 JP2762326 B2 JP 2762326B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電複写機あるいは画
像読取機のような画像処理機に適用される自動原稿搬送
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理機、例えば静電複写機における
ハウジング本体の上面には、プラテンガラスが設けられ
ている。ハウジング本体の上面には更に、自動原稿搬送
装置(automatic document fee
der 以下ADFと略称する)が装着されている。原
稿処理操作の自動化のために、近時においては、複写す
べきあるいは読み取るべき原稿をプラテンガラス上の所
要位置に搬入し、そして更にプラテンガラス上から搬出
するための、種々の形態のADFが提案され、実用化さ
れている。ADFの典型例を開示している先行文献とし
ては、例えば特開昭61−229744号公報及び特開
昭63−295334号公報を挙げることができる。
【0003】ADFの典型例においては、主枠体が、閉
位置と開位置との間を主枠体旋回軸線を中心として旋回
自在に、静電複写機(以下単に複写機と略称する)のハ
ウジングに装着されている。主枠体旋回軸線は、複写機
の奥側(後側)におけるプラテンガラスの片縁に沿って
延びるよう位置付けられている。主枠体は、通常その上
面及び側面が合成樹脂製のカバーにより覆われ、下面が
開放された略箱形状のユニット体である。主枠体が閉位
置に位置付けられるとプラテンガラスを覆い、開位置に
位置付けられるとプラテンガラスの上面を開放する。原
稿を手動でプラテンガラス上に載置する場合には、主枠
体を開閉操作することが必要である。また、主枠体の一
端側(複写機の左側)には給紙ユニットが設けられ、他
端側(複写機の右側)には排紙ユニットが設けられてい
る。主枠体には、原稿載置テーブルと原稿排出トレイが
設けられている。原稿載置テーブルは給紙ユニットに設
けられ、原稿排出トレイは給紙ユニットと排紙ユニット
との間におけるカバーの上面に形成されている。給紙ユ
ニットは、原稿載置テーブルからプラテンガラス上に至
る原稿搬入路を含み、排紙ユニットは、プラテンガラス
上から原稿排出トレイに至る原稿搬出路を含んでいる。
給紙ユニットの原稿搬入路入口側に前記原稿載置テーブ
ルが装着されている。給紙ユニットと排紙ユニットとの
間におけるカバーの上面は前記原稿排出トレイとなって
いる。そして、原稿搬入路、プラテンガラス上面及び原
稿搬出路を通して原稿を搬送する原稿搬送手段が配設さ
れている。この原稿搬送手段は、原稿搬入路を通して原
稿を搬送するための原稿搬入手段、プラテンガラス上面
に沿って原稿を搬送するための搬送ベルト機構、及び原
稿搬出路を通して原稿を搬送するための原稿搬出手段を
含んでいる。搬送ベルト機構は、給紙ユニットと排紙ユ
ニットとの間に設けられている。より具体的には、給紙
ユニットと排紙ユニットとの間におけるカバーの下側、
すなわち原稿排出トレイの下側に位置付けられている。
主枠体が閉位置に位置付けられると、搬送ベルト機構は
プラテンガラスに対向して位置する。
【0004】給紙ユニットは、上記主枠体旋回軸線に対
して実質上垂直に延びる開閉枠体旋回軸線を中心として
旋回自在に支持された開閉枠体を含んでいる。主枠体に
は、開閉枠体旋回軸線方向に間隔をおいて配置された直
立前側板及び直立後側板が設けられ、また開閉枠体に
は、同軸線方向に前記間隔より狭い間隔をおいて配置さ
れた前側壁板及び後側壁板が設けられている。開閉枠体
の前側壁板及び後側壁板が、前記直立前側板及び直立後
側板に軸受手段を介して回転自在に支持されることによ
り、開閉枠体は主枠体に対して前記の通り旋回自在に支
持される。主枠体には第一の搬入路規定手段が設けら
れ、開閉枠体には第二の搬入路規定手段が設けられてい
る。第一の搬入路規定手段と第二の搬入路規定手段とに
よって上記原稿搬入路の一部が規定される。この原稿搬
入路の前記部分は開閉枠体を閉位置から開位置に旋回さ
せることによって開放される。原稿搬入路を通して原稿
を搬送するための上記原稿搬入手段は、原稿搬入路の最
上流側に位置する搬入ローラ及びその下流側に位置する
供給ローラ、開閉枠体に装着されて供給ローラに接離す
る分離ローラ等を含んでいる。また排紙ユニットの原稿
排出路を通して原稿を排出する原稿搬出手段は、排出ロ
ーラ等を含んでいる。排出ローラからの原稿は排紙ユニ
ットの排出口から原稿排出トレイ上に排出されてスタッ
クされる。給紙ユニットに設けられた前記原稿載置テー
ブルは、原稿排出トレイ上に張り出した形態で位置付け
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】複写機を例に説明した
従来のADFは、概ね以上のように構成されているが、
幾つかの解決すべき課題を有している。ここでは複写機
に装着されるADFを例に、3つの解決すべき課題につ
いて説明する。
【0006】第1の解決すべき課題は、複写機本体の光
軸(複写機本体の幅方向すなわち前後方向の中心線)と
ADFの前後方向における中心線とのズレの調整に関す
るものである。従来は、ADFを複写機本体に組み付け
るに際して、前記ズレを調整するために、複写機本体に
対して、ADF全体の前後方向位置が調整自在であるよ
う構成されていた。しかしながら使用される原稿の最大
サイズが、例えばJISのA2サイズである大型の複写
機においては、前記光軸の調整のためADF全体を前後
に移動させる作業は、作業者の負担が大きく、作業性が
著しく悪くなる。一方、給紙ユニットを前後に移動する
ことにより、前記光軸の調整を行なうよう構成すること
も考えられるが、給紙ユニットを移動すると、ADFの
カバーとの嵌合性という面で問題が生じ、前記課題を十
分解決するには到らない。
【0007】第2の解決すべき課題は、主枠体とこれに
開閉自在に装着された開閉枠体とを連結する電線の配線
に関するものである。すなわち、開閉枠体には種々の検
出器等の電気的素子が設けられており、これら電気的素
子と電源とを連結するために、電線が主枠体から開閉枠
体に通されている。したがってこの電線は、開閉枠体の
開閉作動に支障がないように、かつ、開閉作動によって
それ自体が損傷されないように、配線されなければなら
ない。このため従来においては、開閉枠体の旋回軸部を
外した位置における開閉枠体の一方の側壁板部に孔を形
成し、この孔に電線を通すような構成、あるいは開閉枠
体の軸部を中空の軸受により支持し、この軸受の孔に電
線を通すような構成が施されていた。しかしながら前者
においては、開閉作動時における電線の移動を調整する
機構が必要である上、開閉作動による電線の劣化、損傷
のおそれが多分にある。また後者においては、電線の開
閉枠体側の部分には軸受の孔を貫通し得ない大きさのコ
ネクタが連結されていることから、軸受を組み付ける前
に予め電線を軸受の孔に通しておき、その後、コネクタ
を電線に接続しなければならない。その結果、配線及び
開閉枠体の組付け作業が煩雑となり、作業効率が著しく
低下する。
【0008】
【0009】本発明は上記事実に基づいてなされたもの
であり、その第1の技術的課題は、画像生成機本体の光
軸とADFの前後方向中心線とのズレの調整を、ADF
全体を移動させることなく、きわめて容易に行なうこと
ができる、改良されたADFを提供することである。
【0010】本発明の第2の技術的課題は、主枠体とこ
れに開閉自在に装着された開閉枠体とを連結する電線
が、開閉枠体の軸受の孔を貫通して設けられているにも
かかわらず、組付け作業性がきわめて良好な、改良され
たADFを提供することである。
【0011】
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の技術的課題を
達成するために、本発明の第1の局面においては、給紙
ユニットに設けられたテーブル支持手段に対して、原稿
載置テーブルを、画像生成機本体の前後方向に移動して
その位置を調整できるように装着する。
【0013】すなわち本発明の第1の局面によれば、上
記第1の技術的課題を達成するために、主枠体が画像生
成機のハウジング上に設けられたプラテンガラスに対し
て閉位置及び開位置間を旋回自在に装着され、該主枠体
の一端側には給紙ユニットが設けられ、他端側には排紙
ユニットが設けられ、該給紙ユニット及び該排紙ユニッ
ト間には、搬送ベルト機構が、該主枠体の該閉位置にお
いて該プラテンガラスに対向して位置付けられるよう配
置され、該給紙ユニットには原稿載置テーブルが装着さ
れた自動原稿搬送装置において、該給紙ユニットにはテ
ーブル支持手段が設けられ、該原稿載置テーブルは、該
テーブル支持手段に対し、該画像生成機の前後方向に移
動してその位置を調整できるよう装着されたことを特徴
とする自動原稿搬送装置、が提供される。
【0014】上記第2の技術的課題を達成するために、
本発明の第2の局面においては、互いに隣接する主枠体
の直立側板の一方と開閉枠体の側壁板の一方とに形成さ
れた支持孔の各々に、各板の端部から電線を該支持孔に
通せるような切欠きを設け、支持孔の各々を貫通する中
空軸受を直立側板に固定し、この中空軸受をその軸線方
向に延びる一つの分割面に関して2分割して形成する。
【0015】すなわち本発明の第2の局面によれば、上
記第2の技術的課題を達成するために、主枠体が画像生
成機のハウジング上に設けられたプラテンガラスに対し
て閉位置及び開位置間を旋回自在に装着され、該主枠体
の一端側には給紙ユニットが設けられ、他端側には排紙
ユニットが設けられ、該給紙ユニット及び該排紙ユニッ
ト間には、搬送ベルト機構が、該主枠体の該閉位置にお
いて該プラテンガラスに対向して位置付けられるよう配
置され、該給紙ユニットは一対の側壁板を有する開閉枠
体を含み、該主枠体には、該開閉枠体の該側壁板の各々
の外側に隣接して位置付けられた一対の直立側板が設け
られ、該側壁板の各々が該直立側板の各々に軸受手段を
介して支持されることにより、該開閉枠体は該主枠体に
対して閉位置及び開位置間を旋回自在に装着され、該軸
受手段は少なくとも1個の中空軸受を含み、該主枠体と
該開閉枠体とを連結する電線が該中空軸受の孔を貫通し
て配線される自動原稿搬送装置において、該側壁板の一
方及びこれに隣接する該直立側板の一方には、それぞれ
共通の軸心を有する支持孔が形成され、該側壁板の該一
方及び該直立側板の該一方には、各々の端部から該支持
孔の各々に至る切欠きが形成され、該切欠きの各々は、
該開閉枠体の該閉位置において該軸受の軸方向に整合す
るよう位置付けられると共に該電線が通過しうる幅を有
し、該中空軸受は該直立側板の該一方に固定されると共
に該支持孔の各々を貫通するよう位置付けられ、該側壁
板の該一方の該支持孔は該中空軸受の外周面に対して旋
回自在であり、該中空軸受はその軸線方向に延びる一つ
の分割面に関して2分割して形成されたことを特徴とす
る自動原稿搬送装置、が提供される。
【0016】
【0017】
【0018】
【作用】本発明の第1の局面に従って構成されたADF
においては、画像生成機本体の光軸とADFの前後方向
中心線とのズレの調整は、原稿載置テーブルをテーブル
支持手段に対して画像生成機の前後方向に移動させるこ
とにより行なうことができる。その結果、前記ズレの調
整は、ADF全体、あるいは給紙ユニットを移動させる
ことなく、きわめて容易に行なうことができる。大型の
画像生成機に装着される大型のADFにおいても作業者
の負担は軽減され、作業性が著しく向上する。
【0019】本発明の第2の局面に従って構成されたA
DFにおいては、互いに隣接する主枠体の直立側板と開
閉枠体の側壁板とに形成された切欠きの各々の位置を軸
方向に整合した状態で、各切欠きから各支持孔内に電線
を挿入することができる。すなわち主枠体と開閉枠体と
の間を連結する電線は、コネクタを装着した状態で、中
空軸受が装着される前に、各支持孔を通して予め配線さ
れる。その後、2分割された中空軸受は、その孔の中に
前記電線が通るようにして分割面が合わせられ、各支持
孔に貫通させた状態で主枠体の直立側板に固定される。
したがって、軸受の孔に予め電線を通しておく必要がな
くなり、配線作業が容易となり、作業効率が著しく向上
する。電線が軸部を通っているので、開閉枠体の開閉作
動に伴う電線の移動を調整する機構が不要であり、構成
が簡略化され、コストも低減される。また体裁もよくな
る。更に電線に不要な力が作用しないので、その劣化、
損傷も防止される。
【0020】
【0021】
【実施例】以下、本発明を、本発明に従って構成された
ADFの好適実施例を図示している添付図面を参照し
て、更に詳細に説明する。
【0022】図1ないし図3を参照して説明すると、図
示の実施例においては、全体を番号2で示すADFは複
写機4に適用されている。なおこの明細書において前側
とは図1で示す複写機4の手前側、後側とは同奥側、右
側とは同右側、左側とは同左側を意味するものとする。
複写機4は略直方体形状のハウジング6を有し、このハ
ウジング6の上面にはプラテンガラス8(図2)が設け
られている。複写すべき原稿はこのプラテンガラス8上
の所要位置に位置付けられる。複写機4自体は周知の形
態のものでよいので、それについての説明は省略する。
ADF2は、ハウジング6に設けられたプラテンガラス
8に対して閉位置及び開位置の間を旋回自在に装着され
た主枠体10を有している。主枠体10の旋回軸線(図
示せず)は、複写機4の後側におけるプラテンガラス8
の片縁に沿って延びるよう位置付けられている。主枠体
10は、その上面及び側面が合成樹脂製のカバーにより
覆われ、下面が開放された略箱形状のユニット体であ
る。主枠体10が閉位置に位置付けられるとプラテンガ
ラス8を覆い、開位置に位置付けられるとプラテンガラ
ス8の上面を開放する。主枠体10の一端側(複写機の
左側)には給紙ユニット12が設けられ、他端側(複写
機の右側)には排紙ユニット14が設けられている。主
枠体10には、また原稿載置テーブル16と原稿排出ト
レイ18が設けられている。原稿載置テーブル16は給
紙ユニット12に設けられ、原稿排出トレイ18は給紙
ユニット12と排紙ユニット14との間におけるカバー
の上面に形成されている。給紙ユニット12は、原稿載
置テーブル16からプラテンガラス8上に至る原稿搬入
路20を含み、排紙ユニット14は、プラテンガラス8
上から原稿排出トレイ18に至る原稿搬出路22を含ん
でいる。給紙ユニット12の原稿搬入路20の入口側に
前記原稿載置テーブル16が装着されている。給紙ユニ
ット12と排紙ユニット14との間における前記カバー
の下側すなわち原稿排出トレイ18の下側には、搬送ベ
ルト機構17が設けられている。
【0023】原稿搬入路20、プラテンガラス8上面及
び原稿搬出路22を通して原稿を搬送する原稿搬送手段
が配設されている。この原稿搬送手段は、原稿搬入路2
0を通して原稿を搬送するための原稿搬入手段、プラテ
ンガラス8上面に沿って原稿を搬送するための前記搬送
ベルト機構17、及び原稿搬出路22を通して原稿を搬
送するための原稿搬出手段を含んでいる。
【0024】給紙ユニット12には原稿搬入路20を規
定するガイド板24とこれに向き合って配置されたガイ
ド板26及び28が設けられている。前記原稿搬入手段
は給紙ユニット12に設けられている。原稿搬入手段
は、原稿搬入路20に沿って配置された搬入ローラ3
0、分離ローラ対32及びレジストローラ対34を含ん
でいる。給紙ユニット12の原稿搬入路20の最上流位
置には、搬入口21(図2参照)が形成されている。給
紙ユニット12は、また、主枠体10に対して旋回軸線
36を中心として旋回自在に支持された開閉枠体38を
含んでいる。旋回軸線36は、前記した主枠体10の旋
回軸線に対して実質上垂直に延びるよう位置付けられて
いる。開閉枠体38は、旋回軸線36上に配置された軸
受手段を介して主枠体10に対し旋回自在に支持されて
いるが、これについては後に詳述する。前記ガイド板2
6及び分離ローラ対32の一方は、開閉枠体38側に設
けられている。開閉枠体38が開位置に位置付けられる
と、ガイド板26は対向するガイド板24から離れ、ま
た分離ローラ対32の一方は他方から離れることによ
り、給紙ユニット12には原稿搬入路20の多くの部分
が開放される。
【0025】搬送ベルト機構17は、搬送方向(図2の
左右方向)に間隔をおいて配置された被駆動ローラ40
と、従動ローラ42と、これらの各ローラに巻き掛けら
れた無端ベルト44と、複数個の押圧ローラ46とを含
んでいる。主枠体10が閉位置に位置付けられると、搬
送ベルト機構17はプラテンガラス8の上面に対向して
位置付けられる。そして無端ベルト44の作用走行部す
なわち下側走行部は、押圧ローラ46の作用によりプラ
テンガラス8の上面に押圧される。図示しない回転駆動
源により無端ベルト44が回転駆動されると、プラテン
ガラス8の上面に沿って原稿を左から右へ搬送すること
ができる。排紙ユニット14は、原稿搬出路22を規定
するガイド板対48を含んでいる。前記原稿搬出手段は
排紙ユニット14に設けられている。原稿搬出手段は、
原稿搬出路22に沿って配置された搬出ローラ対50及
び排出ローラ対52等を含んでいる。排紙ユニット14
の排出ローラ対52の下流側には、原稿の排出口54が
形成されている。
【0026】原稿載置テーブル16に積層状態で載置さ
れた原稿は、給紙ユニット12の各ローラ30、32及
び34等により搬入口21から原稿搬入路20を通っ
て、一枚づつ搬送ベルト機構17に向けて搬送される。
原稿は搬送ベルト機構17の作用でプラテンガラス8の
上面の所定に位置に位置付けられる。次いで複写機4に
おいて所定の複写工程が行なわれる。複写工程が終了す
ると、原稿は、搬送ベルト機構17により排紙ユニット
14に向けて搬送される。この原稿は、排紙ユニット1
4の各ローラ50及び52等により原稿搬出路22を通
って、排出口54から原稿排出トレイ18上に排出され
る。ADF2における前記構成及び作用の基本となるも
のは、本出願人により平成3年9月30日付けで出願さ
れた特願平3−276388号出願明細書に開示されて
いる。本発明においては、給紙ユニット12、排紙ユニ
ット14及び搬送ベルト機構17それ自体の基本的構成
及び機能は周知の形態でよく、したがってこれ以上の説
明は省略する。
【0027】次に、原稿載置テーブル16の、給紙ユニ
ット12に対する装着機構について説明する。図3及び
図4を参照して、給紙ユニット12にはテーブル支持手
段が設けられ、原稿載置テーブル16は、テーブル支持
手段に対し、複写機4の前後方向に移動してその位置を
調整できるよう装着されている。図4に示すように、テ
ーブル支持手段は、実質上同一の構成を有する一対のテ
ーブル支持部材56から構成されている。テーブル支持
部材56の各々は、複写機4の前後方向に所定の間隔を
置いて給紙ユニット12から突出するよう、給紙ユニッ
ト12に設けられたステー58に固定されている。
【0028】ステー58は、給紙ユニット12の搬入口
21の下方に固定される。図4ないし図6を参照して、
ステー58は、側面から見て略L形に折り曲げ形成され
た金属板から構成されている。すなわちステー58は水
平部60と、水平部60の一端部から側方上方に傾斜し
て延びた傾斜部62と、傾斜部62の端部から上方にか
つ鉛直方向から水平部60側にやや傾斜して延びた装着
部64とを有している。水平部60及び装着部64の各
々の両端部には、給紙ユニット12への取付けフランジ
66及び68が設けられている。取付けフランジ66及
び68にはそれぞれ2個のビス孔66a、1個のビス孔
68aがそれぞれ形成されている。装着部64の両端部
付近には、実質上同一のスリット70が形成され、スリ
ット70の各々の下側には2個のビス孔64aが形成さ
れている。ステー58は、給紙ユニット12の搬入口2
1の下方に、それに沿って形成された開口部23(図4
参照)を塞ぐように挿入され、給紙ユニット12の両側
部における主枠体に設けられた後述する一対の直立側板
72及び74(図19参照)に、取付けフランジ66及
び68を利用して固定される。
【0029】テーブル支持部材56の各々は、実質上同
一の構成を有するので、ここではその一方について説明
する。図7ないし図9を参照して、テーブル支持部材5
6は、金属板を折り曲げて形成されたもので、上部に形
成された実質上矩形の平坦な受け面76を有している。
受け面76の中央部には斜め下方に突出する装着部78
が打抜き形成されている。装着部78には1個の装着孔
78aが形成されている。受け面76の両側部には下方
に延びるフランジ80及び82が形成され、それらの一
端部には、互いに向き合う方向に折り曲げられた取付け
フランジ84及び86が設けられている。取付けフラン
ジ84及び86にはそれぞれ1個の装着孔84a及び8
6aが形成されている。装着孔84aは長孔となってい
る。受け面76の一端部には上方に折り曲げられた引っ
掛け用のフランジ88が設けられている。テーブル支持
部材56をステー58に装着するにあたっては、テーブ
ル支持部材56のフランジ88が、ステー58のスリッ
ト70内に挿入される(引っ掛けられる)。テーブル支
持部材56の取付けフランジ84及び86の装着孔84
a及び86aの位置と、ステー58のビス孔64aの各
々の位置とを整合させ、図示しないビスにより固定する
(図16参照)。テーブル支持部材56の各々は、以上
のようにしてステー58のスリット70の部位に装着さ
れる。
【0030】次にテーブル支持部材56の各々に装着さ
れる原稿載置テーブル16について説明する。図10な
いし図12を参照して、原稿載置テーブル16は、周囲
にフランジを有し、かつ下方が開放された実質上箱形の
合成樹脂部材から形成されている。原稿載置テーブル1
6は、平面から見て矩形の一部が切り欠かれたような形
状をなし、上面には、幅方向に直線状に延びる2本のガ
イド用のスリット90及び92が形成されている。各ス
リット90及び92には、図4に示すような、原稿の幅
を規定する幅規定部材94及び96が移動自在に装着さ
れる。原稿載置テーブル16の一端部側に形成されたフ
ランジ98には、下方が開放された2つの凹部100及
び102が形成されている。図16に示すように、原稿
載置テーブル16の一端部側の下側には、所定の間隔を
おいて底板104が装着される。
【0031】図13ないし図15に示すように、底板1
04は、平面から見て実質上矩形をなす金属板から構成
され、水平部106及び108とこれらの間の傾斜部1
10とを有する。取付け用の孔112が水平部106に
2個、水平部108に3個形成されている。各取付け用
の孔112は、底板104から上方に向かって形成され
た皿状の突出部に設けられている。底板104の一端及
び他端には上方に延びるフランジ114及び116が形
成されている。傾斜部110には、その長手方向に間隔
を置いて2つの取付け部118が打抜き形成されてい
る。取付け部118は各々斜め上方に延び、それぞれ取
付け長孔118aが形成されている。原稿載置テーブル
16の下面には、下方に突出する5個のボス部120
(図10及び図16参照)が形成されている。ボス部1
20にはそれぞれねじ孔が形成されている。ボス部12
0の配列は、底板104の各取付け用の孔112の配列
と実質上同一である。底板104は、原稿載置テーブル
16の下面に対し、底板104の各取付け用の孔112
とボス部120のねじ孔とを整合させた状態で、図示し
ないビスにより固定される。
【0032】図16に示すように、底板104が原稿載
置テーブル16に装着された状態において、底板104
のフランジ114は、原稿載置テーブル16のフランジ
98の下側に位置付けられる。したがって、底板104
のフランジ114と原稿載置テーブル16のフランジ9
8の前記凹部100及び102との間に開口部122及
び124が形成される。開口部122及び124は実質
上同一の構成を有し、テーブル支持部材56の各々に差
し込まれうる実質上矩形をなしている。開口部122及
び124の各々の幅はテーブル支持部材56の各々の幅
より広く形成されている。開口部122及び124の各
々の内側における原稿載置テーブル16の下部には、テ
ーブル支持部材56の各々の受け面76上に当接しうる
載置部126が設けられている。載置部126は、開口
部122及び124の各々の内側から奥方向に延びる2
本のリブの各々の下面により構成される。図16を参照
して、原稿載置テーブル16の開口部122及び124
の各々がテーブル支持部材56の各々に差し込まれたと
き、原稿載置テーブル16の載置部126の各々がテー
ブル支持部材56の各々の受け面76上に載置される。
また、原稿載置テーブル16の底板104に設けられた
取付け部118の各々がテーブル支持部材56の各々の
装着部78に当接してその差し込み位置が規定される。
更に取付け部118の取付け長孔118aと装着部78
の装着孔78aとが整合する。そして装着孔78aに対
して取付け長孔118aを幅方向(複写機4の前後方
向)に移動させることにより、テーブル支持部材56に
対する原稿載置テーブル16の装着位置を調整して、ビ
ス119により固定される。
【0033】原稿載置テーブル16は給紙ユニット12
に対して以上のように支持されているので、複写機4の
光軸とADF2の前後方向中心線とのズレの調整は、原
稿載置テーブル16をテーブル支持部材56に対して、
複写機4の前後方向に移動させることにより行なうこと
ができる。その結果、前記ズレの調整は、ADF2全
体、あるいは給紙ユニット12を移動させることなく、
きわめて容易に行なうことができる。大型の複写機に装
着される大型のADFにおいても作業者の負担は軽減さ
れ、作業性が著しく向上する。
【0034】次に給紙ユニット12の開閉枠体38の軸
受部の構成について説明する。図1、及び図17ないし
図19を参照して、給紙ユニット12は一対の側壁板1
30及び132を有する前記開閉枠体38を含んでい
る。側壁板130及び132は、複写機4の前後方向に
所定の間隔を置いて配置されている。主枠体10には、
開閉枠体38の側壁板130及び132の各々の外側に
隣接して位置付けられた一対の直立側板72及び74が
設けられている。側壁板130及び132の各々が直立
側板72及び74の各々に軸受手段を介して支持される
ことにより、開閉枠体38は主枠体10に対して閉位置
及び開位置間を旋回自在に装着される。軸受手段は少な
くとも1個の中空軸受134を含んでいる。すなわちこ
の実施例において軸受手段は、直立側板74に固定され
た短軸136と直立側板72に固定された中空軸受13
4とから構成されている。更に具体的に説明すると、図
19に示すように、直立側板72及び74の各々には互
いに同径の支持孔72a及び74aが形成され、側壁板
130及び132の各々には互いに同径の支持孔130
a及び132aが形成されている。これらの各支持孔
は、開閉枠体38の装着状態において共通の軸心を有す
る。短軸136の一端部にはそれに直交する取付けフラ
ンジ138が固定されている。短軸136を支持孔74
a及び132aに挿入し、取付けフランジ138をビス
140により直立側板74に固定することにより、短軸
136は直立側板74に固定される。側壁板132の支
持孔132aは短軸136に旋回自在に支持される。
【0035】側壁板130及び直立側板72には、各々
の上端部から支持孔130a及び72aの各々に至る切
欠き130b及び72bが形成されている。図19に示
すように、切欠き130b及び72bの各々は、開閉枠
体38の閉位置において軸方向に整合するよう位置付け
られると共に電線142が通過しうる幅を有している。
中空軸受134は所定の軸方向長さを有する中空円筒部
144と、中空円筒部144の一端側の外周面から半径
方向外方に延びる取付けフランジ部146とを含んでい
る。中空円筒部144を支持孔72a及び130aに挿
入し、取付けフランジ部146をビス148により直立
側板72に固定することにより、中空軸受134は直立
側板72に固定される。側壁板130の支持孔130a
は短軸136に旋回自在に支持される。図17及び図1
8に示すように、中空軸受134はその軸線方向に延び
る一つの分割面に関して2分割して形成されている。分
割面はこの実施例では中空軸受134の軸心に沿った面
である。この分割面はまた、中空円筒部144及び取付
けフランジ部146を含むよう形成されている。したが
って中空円筒部144は、部分144a及び144bに
2分割され、取付けフランジ部146は、部分146a
及び146bに2分割される。
【0036】開閉枠体38の軸受部は以上のように構成
されているので、前記切欠き130b及び72bの各々
の位置を軸方向に整合した状態で、各切欠きから各支持
孔130a及び72a内に電線を挿入することができ
る。すなわち主枠体10と開閉枠体38との間を連結す
る電線142は、図示しないコネクタを装着した状態
で、中空軸受134が装着される前に、各支持孔130
a及び72aを通して予め配線される。その後、2分割
された中空軸受134は、その孔の中に前記電線142
が通るようにして分割面が合わせられ、各支持孔130
a及び72aに貫通させた状態で主枠体10の直立側板
72に固定される。したがって、軸受の孔に予め電線を
通しておく必要がなくなり、配線作業が容易となり、作
業効率が著しく向上する。電線142が軸部を通ってい
るので、開閉枠体38の開閉作動に伴う電線142の移
動を調整する機構が不要であり、構成が簡略化され、コ
ストも低減される。また体裁もよくなる。更に電線14
2に不要な力が作用しないので、その劣化、損傷も防止
される。
【0037】次に、原稿排出トレイ18について説明す
る。図1ないし図3を参照して、主枠体10の給紙ユニ
ット12と排紙ユニット14との間のカバー上面には、
排紙ユニット14の排出口54から排出される原稿をス
タックするための原稿排出トレイ18が設けられてい
る。給紙ユニット12には、前記の通り、原稿載置テー
ブル16が原稿排出トレイ18の上方に張り出すように
装着されている。原稿排出トレイ18上には、原稿排出
方向(図1ないし図3の右から左方向)に向かって高く
なる上り傾斜18aと、上り傾斜18aに続いて原稿排
出方向に向かって低くなる下り傾斜18bとが設けられ
ている。原稿排出トレイ18の各傾斜18a及び18b
によって形成される頂点18cは、排紙ユニット14の
排出口54から原稿排出方向に向かって、使用される最
大原稿サイズの1/2以上離れた位置に設けられてい
る。この実施例における最大原稿サイズはA2/であ
り、排紙ユニット14の排出口54と給紙ユニット12
の内部とによりその両端が規定される原稿排出トレイ1
8の全長は、A2の長手方向長さ以上の長さを有する。
前記頂点の位置18cは、排紙ユニット14の排出口5
4から左方に向かって、A2の長手方向長さの1/2以
上離れた位置に設けられている。
【0038】原稿排出トレイ18は以上のように構成さ
れているので、A2サイズのような大サイズの原稿が排
出されても、また小サイズの原稿が排出されても、原稿
の後端が排出ユニット14の排出口54から所定の距離
以上離れることが防止される。その結果、原稿のサイズ
にかかわらず、原稿の後端の位置が大きく乱れることな
く、略正確に位置合わせされるので、後の原稿が前の原
稿の下にもぐり込んだり、丸まったりすることが防止さ
れ、常に良好な原稿のスタックが保証される。
【0039】
【発明の効果】本発明の第1の局面に従って構成された
ADFにおいては、画像生成機本体の光軸とADFの前
後方向中心線とのズレの調整は、原稿載置テーブルを前
後方向に移動することにより行なうことができるので、
従来のようにADF全体あるいは給紙ユニットを移動さ
せることなく、きわめて容易に行なうことができる。大
型の画像生成機に装着される大型のADFにおいては特
に作業者の負担は軽減され、作業性が著しく向上する。
【0040】本発明の第2の局面に従って構成されたA
DFにおいては、従来のように軸受の孔に予め電線を通
した後、その電線にコネクタを装着するといった煩雑な
作業の必要がなくなるので、配線及び開閉枠体の組付け
作業が容易となり、作業効率が著しく向上する。電線が
軸部を通っているので、開閉枠体の開閉作動に伴う電線
の移動を調整する機構が不要であり、構成が簡略化さ
れ、コストも低減される。また体裁もよくなる。更に電
線に不要な力が作用しないので、その劣化、損傷も防止
される。
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された自動原稿搬送装置の
好適実施例が静電複写機に装備されている状態を示す斜
視図。
【図2】図1の自動原稿搬送装置を示す断面概略図。
【図3】図1の自動原稿搬送装置を示す斜視図。
【図4】図3の自動原稿搬送装置の一部を分解して示す
斜視図。
【図5】図4のステーを部分的に示す正面図。
【図6】図5の左側面図。
【図7】図4のテーブル支持部材の上面図。
【図8】図7を下から見た側面図。
【図9】図7を左から見た図。
【図10】図4の原稿載置テーブルの要部を示す平面
図。
【図11】図10を下から見た側面図。
【図12】図10を左から見た図。
【図13】図4の底板を示す平面図。
【図14】図13を下から見た側面拡大図。
【図15】図14のA矢視図。
【図16】原稿載置テーブルを給紙ユニットに装着した
状態を示す側面図。
【図17】図1の自動原稿搬送装置における開閉枠体の
軸受部一方を分解して部分的に示す斜視図。
【図18】図17の組付け状態を示す斜視図。
【図19】図1の自動原稿搬送装置における開閉枠体の
軸受部を示す平面概略図。
【符号の説明】
2 自動原稿搬送装置 4 静電複写機 6 静電複写機のハウジング 8 プラテンガラス 10 主枠体 12 給紙ユニット 14 排紙ユニット 16 原稿載置テーブル 17 搬送ベルト機構 18 原稿排出トレイ 18a 上り傾斜 18b 下り傾斜 18c 頂点 38 開閉枠体 54 排出口 56 テーブル支持部材 72及び74 側壁板 72a 支持孔 72b 切欠き 104 底板 130及び132 直立側板 130a 支持孔 130b 切欠き 134 中空軸受 142 電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角田 昌之 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (72)発明者 長尾 剛 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−100939(JP,A) 特開 昭53−105232(JP,A) 特開 昭53−137150(JP,A) 特開 昭53−66236(JP,A) 実開 昭62−96637(JP,U) 実開 昭60−122946(JP,U) 実開 昭61−29354(JP,U) 実開 平2−48943(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/00 107 G03G 15/00 550 G03G 15/00,510 - 530 G03G 21/00,370 - 512 B65H 31/00 - 31/40 B65H 1/00-3/68

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主枠体が画像生成機のハウジング上に設
    けられたプラテンガラスに対して閉位置及び開位置間を
    旋回自在に装着され、該主枠体の一端側には給紙ユニッ
    トが設けられ、他端側には排紙ユニットが設けられ、該
    給紙ユニット及び該排紙ユニット間には、搬送ベルト機
    構が、該主枠体の該閉位置において該プラテンガラスに
    対向して位置付けられるよう配置され、該給紙ユニット
    には原稿載置テーブルが装着された自動原稿搬送装置に
    おいて、 該給紙ユニットにはテーブル支持手段が設けられ、該原
    稿載置テーブルは、該テーブル支持手段に対し、該画像
    生成機の前後方向に移動してその位置を調整できるよう
    装着されたことを特徴とする自動原稿搬送装置。
  2. 【請求項2】 該テーブル支持手段は、実質上同一の構
    成を有する一対のテーブル支持部材から構成され、該テ
    ーブル支持部材の各々は、所定の間隔を置いて該給紙ユ
    ニットから突出するよう該給紙ユニットに固定されると
    共に、上部に形成された受け面と、下方に突出しかつ装
    着孔が形成された装着部とを有し、 該原稿載置テーブルの一端部側には、該テーブル支持部
    材の各々に差し込まれうる実質上同一の構成を有する開
    口部が形成され、該開口部の各々の幅は該テーブル支持
    部材の各々の幅より広く形成され、該開口部の各々の内
    側における該原稿載置テーブルの下部には、該テーブル
    支持部材の各々の該受け面上に当接しうる載置部と、該
    前後方向に延びる取付け長孔が形成された取付け部とが
    設けられ、 該原稿載置テーブルの該開口部の各々が該テーブル支持
    部材の各々に差し込まれたとき、該原稿載置テーブルの
    該載置部の各々が該テーブル支持部材の各々の該受け面
    上に載置されると共に、該原稿載置テーブルの該取付け
    部の各々が該テーブル支持部材の各々の該装着部に当接
    してその差し込み位置が規定され、更に該取付け部の該
    取付け長孔と該装着部の該装着孔とが整合し、該装着孔
    に対して該取付け長孔を該前後方向に移動させることに
    より、該テーブル支持部材に対する該原稿載置テーブル
    の装着位置を調整して、ビスにより固定できるよう構成
    されたことを特徴とする請求項1記載の自動原稿搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 該原稿載置テーブルは周囲にフランジを
    有し、かつ下方が開放された実質上箱型の合成樹脂部材
    から構成され、該原稿載置テーブルの該一端部側のフラ
    ンジに該開口部の各々が形成され、該原稿載置テーブル
    の該一端部側の下側には、該載置部と所定の間隔を置い
    て底板が装着され、該底板は該開口部の底部を規定し、
    該取付け部は該底板に形成されたことを特徴とする請求
    項2記載の自動原稿搬送装置。
  4. 【請求項4】 主枠体が画像生成機のハウジング上に設
    けられたプラテンガラスに対して閉位置及び開位置間を
    旋回自在に装着され、該主枠体の一端側には給紙ユニッ
    トが設けられ、他端側には排紙ユニットが設けられ、該
    給紙ユニット及び該排紙ユニット間には、搬送ベルト機
    構が、該主枠体の該閉位置において該プラテンガラスに
    対向して位置付けられるよう配置され、該給紙ユニット
    は一対の側壁板を有する開閉枠体を含み、該主枠体に
    は、該開閉枠体の該側壁板の各々の外側に隣接して位置
    付けられた一対の直立側板が設けられ、該側壁板の各々
    が該直立側板の各々に軸受手段を介して支持されること
    により、該開閉枠体は該主枠体に対して閉位置及び開位
    置間を旋回自在に装着され、該軸受手段は少なくとも1
    個の中空軸受を含み、該主枠体と該開閉枠体とを連結す
    る電線が該中空軸受の孔を貫通して配線される自動原稿
    搬送装置において、 該側壁板の一方及びこれに隣接する該直立側板の一方に
    は、それぞれ共通の軸心を有する支持孔が形成され、該
    側壁板の該一方及び該直立側板の該一方には、各々の端
    部から該支持孔の各々に至る切欠きが形成され、該切欠
    きの各々は、該開閉枠体の該閉位置において該軸受の軸
    方向に整合するよう位置付けられると共に該電線が通過
    しうる幅を有し、 該中空軸受は該直立側板の該一方に固定されると共に該
    支持孔の各々を貫通するよう位置付けられ、該側壁板の
    該一方の該支持孔は該中空軸受の外周面に対して旋回自
    在であり、該中空軸受はその軸線方向に延びる一つの分
    割面に関して2分割して形成されたことを特徴とする自
    動原稿搬送装置。
  5. 【請求項5】 該中空軸受は、所定の軸方向長さを有す
    る中空円筒部と、該中空円筒部の一端側の外周面から半
    径方向外方に延びる取付けフランジ部とを含み、該分割
    面は該中空円筒部及び該取付けフランジ部を含むよう形
    成されたことを特徴とする請求項4記載の自動原稿搬送
    装置。
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