JP2761241B2 - 感放射装置を製造する方法 - Google Patents

感放射装置を製造する方法

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JP2761241B2 JP1140950A JP14095089A JP2761241B2 JP 2761241 B2 JP2761241 B2 JP 2761241B2 JP 1140950 A JP1140950 A JP 1140950A JP 14095089 A JP14095089 A JP 14095089A JP 2761241 B2 JP2761241 B2 JP 2761241B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は感放射装置の製造方法、より特定的且つ非限
定的には、平版印刷版の作製に用いる感放射版の製造方
法に係る。
このような感放射装置(放射感応装置)は知られてお
り、感放射層で被覆された基板(例えば金属シート)か
ら構成される。このような装置を平版印刷版の製版に使
用する際には、感放射層のある部分には放射が当たり、
他の部分には当たらないように透明画を使用して感放射
層を放射に暴露する。ネガティブ作動感放射層の場合、
放射が当たって領域は放射が当たらない領域よりも可溶
度が低くなる。ポジティブ作動感放射層の場合、放射が
当たった領域は放射の当たらない領域よりも可溶度が高
くなる。従って、露光層のうちで可溶度の高いほうの領
域を現像液で処理することにより、これらの領域を基板
から選択的に除去し、可溶度が低いほうの領域により構
成される像を形成することができる。この像は最終的な
印刷版の印刷像を構成し、版の非印刷領域は現像後に露
出される基板の表面により構成される。
印刷像及び非印刷版領域はほぼ同一平面上にあり、平
版印刷プロセスはインク及び水に対する印刷像及び非印
刷領域の親和性の相違に依存する。印刷像はインクを受
け入れ易く且つ撥水性であり、非印刷領域は水を受け入
れ易く且つ入に反発する。印刷中、版に水を与えると、
水は非印刷領域により受容され、印刷像によりはね返さ
れる。次に、インクが与えられると、インクは湿った非
印刷領域によりはねか返され、印刷像により受容され
る。次にインクは印刷像から印刷すべき紙等に転写され
る。
平版印刷版の製造において感放射層を画像通り露光す
る際には、版を露光するために使用される透明画と版自
体の感放射層との間に良好な接触が生じるようにするこ
とが不可欠である。接触は焼枠(printing down fram
e)を使用し、可撓性バッキング部材とガラスシートの
間に版及び透明画を配置することにより得られる。バッ
キング部材とガラスシートとの間の空気は排気され、版
及び透明体は同時に締め付けられる。プロセスは一般に
真空密着(vacuum drawdown)と呼称されている。
しかしながら、版の感放射層の平滑面と透明画との間
にエアポケットが残置され、必要な接触が得られなくな
るか、あるいは少なくともそのために必要な時間が長く
なる可能性がある。この問題を解決するためには、感放
射層に粗面を与えて通路を形成し、この通路を通ってこ
のようなエアポケットを排気することができる。
粗面の形成方法については多数の提案がなされてお
り、この点では英国特許第1495361、1512080、2046461
及び2075702号、並びにヨーロッパ特許第21428号を参照
されたい。
特開昭51−98505号は、吹き付けた粒子が表面に残る
ように感放射層の表面に溶媒液体からワックス状又は微
粉末状樹脂を吹き付ける方法を開示している。
英国特許第2043285号は、感放射層に粉末を吹き付け
る方法を開示しており、英国特許第2081919号は、感放
射層に水溶液から水溶性樹脂を吹き付ける方法を開示し
ている。
これらの提案はいずれも真空密着を改良するものであ
るが、吹き付けた粒子が感放射層に対して接着性を欠
き、あるいは吹き付けた材料が感放射層、もしくは露光
後に感放射層を現像するために通常使用される現像液に
対して不適合性であるといったような欠点がある。
これらの欠点を解決するために、ヨーロッパ特許第17
4588号は、感放射層と同一の成分を含有する溶液を感放
射層に吹き付けることにより、感放射層と同一の組成を
有する被覆層を感放射層の表面に設ける方法を開示して
いる。このアプローチは改良を与えるが、WO 87/03706
に詳細に記載されているような欠点は依然として残り、
後者の方法では感放射層よりも感放射度の高い不連続被
覆層を感放射層に吹き付けている。
しかしながら、被覆層の性質に関係なく、不連続層を
付設するために従来の吹き付け方法を使用する場合には
固有の問題がある。従来の吹き付け方法では、吹き付け
るべき液体を機械的な力により液滴に***(霧状化)さ
せる。機械的な力とは、乱流、機械的剪断(回転ディス
ク/ベル)、あるいは小さいオリフィスを通して高圧で
ポンプ吸引(エアレス吹き付け)することなどによる流
体の膨張であり得る。従来の静電吹き付けは、吹き付け
るべき液体を霧状化するためにこれらの方法の一種を使
用しており、こうして形成された霧状液滴を静電的に帯
電させ、吹き付けるべき加工物を接地してこれを吸着さ
せ、堆積効率を改良する。これらの機械的吹き付け方法
の問題は、こうして形成された霧状液滴の寸法のばらつ
きが大きいことである。例えば空気圧で霧状化した吹き
付け用の霧では、液滴の直径は5〜100μmの範囲であ
ることが測定されている。
空中に浮揚する液滴からの溶媒の蒸発速度は、表面積
と体積即ち液滴寸法との比に依存する。直径(球形の液
滴であると仮定する)が2倍になると、この比は50%減
少する。従って、10μmの直径を有する液滴中の溶媒
は、5μmの直径を有する液滴の速度の2分の1、及び
80μmの直径を有する液滴の8倍の速度で蒸発する。従
って、典型的な吹き付け霧では、溶媒が最小の液滴から
蒸発するのにかかる時間と溶媒が最大の液滴から蒸発す
るのにかかる時間との間には非常に大きな差がある。
溶媒の蒸発は当然周囲温度及び液滴の通過時間にも依
存する。小さい液滴が装置の表面に到達したときにまだ
該表面に接着するほどに十分な湿潤状態であるようにこ
れらのパラメーターを選択するならば、大きい液滴の湿
潤度は著しく大きいであろう。他方、大きいほうの粒子
が表面に接着するにちょうど十分な湿潤状態となるよう
に条件を選択するならば、小さい液滴では完全に乾燥
し、表面に全く接着しなくなってしまう。
これらの状況のどちらでも問題が生じる。大きいほう
の液滴が過度に湿潤し、使用された溶媒が感放射層の溶
媒を兼ねるように吹き付け条件を選択するならば、液滴
はコーティングに浸透し得るだろう。感放射層を溶解し
ない溶媒を使用することによりこの問題を解決すること
ができるるが、液滴に溶解した材料と層中の材料との適
合性、また従って層のための現像液との適合性を制限す
ることにより別の問題が生じる。
小さいほうの液滴が完全に乾燥するように吹き付け条
件を選択するならば、ダスト処理の問題が生じ、条件に
よってはこのダストは爆発の危険を生じかねない。
本発明は、感放射装置の製造方法を提供するものであ
り、この製造方法は、 (i)感放射層を支持する基板を準備する段階と、 (ii)不連続層を形成するための材料を、103〜109pSm
-1(好ましくは103〜108pSm-1)の導電率を有する液体
を生成するための溶媒に溶解させ、液体が液体に作用す
る他のあらゆる破壊力の不在下で液滴を形成し、該液滴
がその後、感放射層に堆積されるように、基板に対して
いずれかの極性の少なくとも5kVの電位を該液体に直接
印加するか又は間接的に誘導しながら、該液体を感放射
層に向かって導くことにより、感放射層の表面に不連続
被覆層を付設する段階とを含む。
本製造方法の過程において、液体は1つ以上の液条に
引き伸ばされ、液条は実質的に等しい寸法の液的に***
し、電位差により感放射層の表面に吸引される。液的は
実質的に同一寸法を有するので、溶媒の蒸発は、全液的
が同様の湿潤状態で感放射層の表面に到達するように制
御され得る。
本発明の好適態様によると、印加又は誘導電位は基板
に対していずれか一方の極性の5(好ましくは10)〜35
kVである。所与の液体供給量で電位が低過ぎると、液体
を適正に霧状化するに十分な力を生じることができず、
液滴寸法のばらつきが大きくなる。電位が高過ぎると、
液条の先端からコロナ放電が生じ、この場合も液滴寸法
のばらつきが大きくなる。典型的には、液体供給量は液
条あたり0.05〜2.0cc/minである。
形成される液滴の寸法は、液体供給量、液体の導電率
又は印加電位といったパラメーターを調節することによ
り変えることができる。液体流量を減少し、液体導電率
を増加又は印加電位を増加すると、液滴寸法は減少す
る。パラメーターの2つ以上を同時に変化させることに
より、液滴寸法を更に大幅に変えることができる。
不連続被覆層は感放射材料から形成してもよいし、そ
うでなくてもよい。前者の場合、層を形成するために使
用される流体は、例えばナフトキノンジアジドエステル
のようなキノンジアジドや、本出願人名義のヨーロッパ
特許第0030862号に記載されているようなネガティブ動
作ジアゾ樹脂の有機溶媒溶液であり得る。後者の場合、
液体は酢酸ビニル、ビニールベルサテート(vinyl vers
atate)、及びマレイン酸半エステルのような樹脂の有
機溶媒溶液であり得る。
不連続被覆層を被覆される感放射層は、ノボラック樹
脂及びナフトキノンジアジドエステルを含有する組成物
のようなポジティブ動作材料、又はヨーロッパ特許第00
30862号に記載されている組成物のようなネガティブ動
作材料であり得る。
以下、本発明の内容及び実施方法を更によく理解でき
るように、添付図面を参考に本発明の実施例を説明す
る。
尚、図面中、対応する部分には同様の参照番号を付け
た。
まず第1図中、装置は吹き付けるべき液体のための第
1の入口2及び圧縮空気のための第2の入口3を含むス
プレーヘッド1を備えている。入口2及び3は夫々導管
4及び5に連通しており、該導管の端部は夫々同心円状
に配置された出口6及び7を形成する。ヘッドは、高圧
源に連結された帯電用針8を含む。
使用中、液体及び圧縮空気は入口2及び3を通ってヘ
ッドに供給され、出口6及び7を通って排出される。圧
縮空気は出口6及び7の近傍に乱流ゾーンを形成し、液
体を***させ、液滴を形成する。針8により液滴中に静
電荷が誘導され、従って、液滴はこうして静電力により
吹き付けるべき加工物(図示せず)に吸引される。
第2図中、ヘッド1は圧縮空気のための入口を含まな
い。この場合、液体は高圧下で入口2に導入され、出口
6は小さい。加圧液体が出口6を通って放出されると、
液体は液滴に***する。液滴は針8により静電荷を与え
られ、静電力により加工物に吸引される。
第3図でも同様に、ヘッド1は圧縮空気の入口を含ま
ない。しかしながらこの場合、ヘッドは回転式に装着さ
れ、液体出口6はベル9の中心に配置される。ヘッド1
は高圧電源に連結されており、液体が入口2に導入され
る間に高速度(例えば30000RPM)で回転される。液体は
ベル9の縁部に向かって流れ、遠心力により高剪断作用
を受ける。こうして液体は液滴に***し、帯電したベル
9と接触することにより静電的に帯電され、帯電した液
滴は静電力により加工物に吸引される。
第4図中、装置は吹き付けるべき液体の入口22を有す
る単一の管21から構成される。管21は高圧電源に連結さ
れている。使用中、液体は管を通って落下し、管21に印
加さる電位の結果として出口23の周囲に配置された複数
の液条24を形成する。これらの液条は電位差の影響下で
***し、実質的に同様の寸法の帯電液滴の雲を形成し、
これらの液滴は静電力により加工物(図示せず)に吸引
される。
第5図の装置は、液体用入口32及び細管針33の形態の
複数の出口管を含むヘッド31を備える。ヘッド31は高圧
電源に連結されており、液体は入口32を通って導入され
る。電位が印加されると、針33を通って落下する液体は
各針の端部に1本ずつ液条34を形成し、次いでこれらの
液条は***し、実質的に均一の寸法の帯電した液滴の雲
を形成し、該液滴は加工物に吸引される。
第6図中、装置は液体の入口42を含むヘッド41を備え
る。入口42は導管43と連通しており、該導管の端部には
出口44が配置され、高圧電源に連結されたブレード45が
該出口に隣接して配置されている。
使用中、ヘッド41に導入された液体は出口44からブレ
ード45に沿って流出する。ブレードに電位が印加される
と、液体からブレード縁部に沿って等間隔に複数の液条
46を形成する。これらの液条46は次に電位により***
し、実質的に均一の寸法の帯電液滴の雲を形成し、該液
滴は次に加工物に吸引される。
以上の説明から明らかなように、従来の静電吹き付け
法は液体を液滴に分割するために何らかの機械的な力に
依存し、単に液滴を加工物に吸引させるために静電力を
使用したが、本発明の方法は、液滴を加工物に吸引させ
るのはもちろん、液体を液滴に分割するためにも静電力
を必要とする。こうして実質的に均一な液滴寸法が得ら
れる。
以下、実施例を説明する。
実施例1: ナフトキノンジアジドエステル及びクレゾールノボラ
ック樹脂を含有する感放射組成物をアルミニウム基板に
被覆することにより、感放射版を作製した。
外径3.9mm及び内径2.0mmを有する細管を含む静電噴霧
装置(第4図に概略的に示す型)を準備し、感放射層が
管の下に配置されるように版を配置した。(版基板に対
して)−26kVの電位を管に印加し、ナフトキノンジアジ
ドエステル3.5%、クレゾールノボラック樹脂31.5%及
び2−エトキシエタノールアセテート65%から構成され
る溶液を管に供給した。溶液の導電率は1.2×107pSm-1
であった。周囲温度は35℃であり、管の先端と版の距離
は300mmとした。総流量は0.75cc/minとし、管の端部に
6本の液条が形成された。
試験の結果、処理済みの版は、30〜40μmの直径を有
する感放射粒子から成る不連続被覆層を有しており、感
放射粒子は感放射層に全く浸透していないことが判明し
た。また、被覆層による版の重量増加は使用した材料の
重量に実質的に等しく、ダストは全く堆積されなかっ
た。
真空露光フレームに配置すると、密着時間は未処理版
の半分であることが判明した。
比較例として、空気圧式噴霧スプレーガンを使用して
同一の溶液を別の版に吹き付けた。流量は8cc/min、噴
霧空気圧力は35psi、周囲温度は35℃、スプレーガンか
ら版までの距離は300mmとした。
密着時間は同様に未処理版の半分であり、感放射層の
浸透も認められなかったが、粒子の直径は30〜140μm
の範囲であり、吹き付け材料固体の20%しか版上に存在
していないことが判明した。材料の残余は微細なダスト
として分布された。
周囲温度を20℃とし、ガンと版との距離を200mmに減
少することにより蒸発速度を減少させた以外で、同様の
比較試験を行った。
密着時間は満足であることが認められ、吹き付けた材
料固体の80%が版上に堆積された。しかしながら、粒子
の直径は15〜200μmであり、大きい粒子は感放射層に
浸透していることが判明した。
別の比較例として、複数の版に同一溶液を吹き付け
た。しかしながら、噴霧システムは第1図に概略的に示
した型の空気圧噴霧静電スプレーガンを使用した。スプ
レーガンの条件は、液体供給量8cc/min、噴霧圧力25psi
及び電圧35kVとした。版は20及び35℃の周囲温度で作製
した。どちらの場合も密着時間は未処理版の半分であ
り、被覆層による版の重量増加は吹き付けた材料固体の
重量と実質的に同様であった。
20℃で作製した版は15〜170μmの直径の粒子を有し
ており、最大の粒子は感放射層に浸透していた。
35℃で作製した版は30〜110μmの直径の粒子を有し
ており、材料の残余は微細なダストとして版表面に静電
的にゆるく接着していた。このダストはその後、版の処
理中にフィルム及び露光フレームに転移し、許容できな
い汚れの問題を生じた。
実施例2: スチレン及びアリルアルコールの無水マレイン酸エス
テル化コポリマー(酸価20)90部、EP−B−0030862号
に記載されているような4−(N−エチル−N−ヒドロ
キシエチルアミノ)アセトアニリド及びジフェニルメタ
ン4,4′−ジイソシアネートをアニオンとしてのスルホ
ン酸メシチレンと反応させることにより得られる生成物
から誘導されるジアゾ化合物30部、及び4.3部のVictori
a Pure Blue FGAを、4200重量部のエチレングリコール
モノメチルエーテルに溶解させた。電気化学的に表面を
粒状処理し、陽極酸化したアルミニウムシートに、得ら
れた溶液を被覆し、乾燥し、感放射版を形成した。マニ
フォルドに連結された5本の細管針(各針は1.7mmの内
径を有する)を含む第5図に概略的に示した型の静電噴
霧装置を準備した。感放射層が針の下に配置されるよう
に感放射版を配置した。(アルミニウムシートに対し
て)+30kVの電位を針に印加し、9%のNational 28−2
965と91%のメチルイソブチルケトンから構成され且つ
8.5×106pSm-1の導電率を有する溶液を針に供給した。N
ational 28−2965はNational Adhesives & Resins Lt
d.から市販されている酢酸ビニル、ビニールベルサテー
ト(vinyl versatate)、及びマレイン酸半エステルで
ある。各針の流量は0.225cc/minとし、周囲温度は20℃
とした。
試験の結果、処理済み版は50〜80μmの直径を有する
粒子から成る不連続被覆層を有することが判明した。被
覆層による版の重量増加は吹き付けた溶液の固体含有量
の重量に実質的に等しいことが判明した。
実施例3: 4−トルエンスルホニルイソシアネートと反応させる
ことにより修飾したポリ(ビニルブチラル)樹脂(Mons
anto製Butvar B98)(酸価70)30部、EP−B−0030862
号に記載されているような4(N−エチル−N−ヒドロ
キシエチルアミノ)アセトアニリド及びイソホロンジイ
ソシアネートをアニオンとしての2−ヒドロキシ−4−
メトキシベンゾフェノン−5−スルホネートと反応させ
ることにより得られる生成物から誘導されるジアゾ化合
物60部、及び7.0部のWaxoline Red 0を、3500重量部の
エチレングリコールモノメチルエーテルに溶解させた。
電気化学的に表面を粒状処理し、陽極酸化したアルミニ
ウムシートに、得られた溶液を被覆し、温風で乾燥し、
感放射版を形成した。金属ブレードを備える静電噴霧装
置(第6図に概略的に示す型)を準備し、感放射層がブ
レードの下に配置されるように感放射版を配置した。
(アルミニウムシートに対して)−17kVの電位をブレー
ドに印加し、液体の薄膜をブレードの上に通した。液体
は25%のNational 28−2930及び75%のエチル3−エト
キシプロピオネートから構成し、0.9×105pSM-1の導電
率を有するものとした。National 28−3930は酢酸ビニ
ル、ベルサン酸ビニル、及びクロトン酸から誘導され、
1.16Me/gの酸価を有するアクリル酸ターポリマーであ
り、National Adhesives & Resins Ltd.から市販され
ている。流量はブレード1cmあたり0.125cc/minとし、周
囲温度は35℃とした。ブレード縁部に沿って6mm間隔で
液条が形成された。
試験の結果、処理済み版は140〜170μmの直径を有す
る粒子から構成される不連続被覆層を有していた。被覆
層による版の重量増加は吹き付けた固体材料の重量に実
質的に等しいことが判明した。
実施例4: アクリル樹脂(Resinous Chemicals,Ltd製Macrynal S
N510)30部、EP−B−0030862号に記載されているよう
な4(N−エチル−N−ヒドロキシエチルアミノ)アセ
トアニリド及びイソホロンジイソシアネートをアニオン
としての2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン
−5−スルホネートと反応させることにより得られる生
成物から誘導されるジアゾ化合物60部、及び3.5部のVic
toria Pure Blue FGAを、3500重量部のエチレングリコ
ールモノメチルエーテルに溶解させた。電気化学的に表
面を粒状処理し、陽極酸化したアルミニウムシートに、
得られた溶液を被覆し、温風で乾燥し、感放射版を作製
した。感放射層が実施例2に記載した静電噴霧装置の下
に配置されるように感放射版を配置した。(アルミニウ
ムシートに対して)+23kVの電位を細管針に印加し、25
%のNational 28−2930、37.5%のエチル3−エトキシ
プロピオネート及び37.5%のアセトンから構成されるコ
ーティング溶液を針に供給した。溶液は、0.6×107pSm
-1の導電率を有しており、各針の流量は0.15cc/minであ
った。周囲温度は20℃とした。
試験の結果、処理済み版は80〜95μmの直径を有する
粒子から構成される不連続被覆層を有することが判明し
た。被覆層による版の重量増加は吹き付けた固体材料の
重量に実質的に等しいことが判明した。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の空気圧式静電噴霧装置の概略断面図、第
2図は従来のエアレス静電噴霧装置の概略断面図、第3
図は従来の静電回転ベル噴霧装置の概略断面図、第4図
は本発明の方法を実施する際に使用するのに適当な第1
の装置の概略断面図、第5図は本発明の方法を実施する
際に使用するのに適当な第2の装置の概略断面図、第6
図は本発明の方法を実施する際に使用するのに適当な第
3の装置の概略断面図である。 1,31,41……スプレーヘッド、2,3,22,32,42……入口、
4,5,43……導管、6,7,23,44……出口、8,33……針、9
……ベル、24,46……液条、45……ブレード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−219751(JP,A) 特開 昭61−77053(JP,A) 特開 昭62−5237(JP,A) 特表 昭63−502141(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03F 7/115 G03F 7/16 B05D 1/04

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感放射層を支持する基板を準備して該感放
    射層の表面に不連続被覆層を付加することにより感放射
    装置を製造する方法であって、 前記不連続被覆層は、不連続層を形成すべき材料を溶媒
    に溶解して103〜109pSm-1の導電率を有する液体を生成
    すると共に、該液体が、液滴に***して前記感放射層上
    に付着する一つあるいは複数の液条を形成するように、
    基板に対して正負いずれかの極性をもつ少なくとも5kV
    の電位を前記液体に直接的に印加又は間接的に誘導しな
    がら、該液体を感放射層の方へ向かわせることによって
    付加されており、前記電位が前記液体に作用する唯一の
    ***生起力であることを特徴とする、感放射装置を製造
    する方法。
  2. 【請求項2】前記液体の導電率が108pSm-1以下であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記電位が5〜35kVであることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記電位が10kV以上であることを特徴とす
    る請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】一つあるいは複数の管を通過させることに
    よって前記液体を前記感放射層の方へ向かわせることを
    特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】ブレード上を通過させることによって前記
    液体を前記感放射層の方へ向かわせることを特徴とする
    請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】前記液条あたりの流量が0.05〜2.00cc/min
    であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項
    に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記液体が感放射材料の溶液であることを
    特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】前記感放射材料がキノンジアジドであるこ
    とを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記液体が樹脂の溶液であることを特徴
    とする請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
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