JP2760119B2 - コイルボックス用の冷却防止装置 - Google Patents

コイルボックス用の冷却防止装置

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茂樹 成島
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B45/00Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B45/004Heating the product
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、熱間圧延ライン中に設けられ、保温のた
めコイルを巻き取った後、後端から巻き戻して送り出す
コイルボック内のコイルの冷却防止装置に関し、コイル
の内周一層及び両側端部の冷却を防止し、板長手方向お
よび幅方向の板厚の変動を防止できるようにしたもので
ある。
[従来の技術] 鋼材などの熱間圧延ラインにおいては、加熱炉で加熱
された材料が粗ミルに送られて粗圧延され、この後仕上
ミルに送られて仕上圧延が行われる。
この場合、粗ミルから送り出されたバーなどを直接仕
上ミルに送ると、先端部に比べ、送り込まれるまでに時
間がかかる後端部の温度が低下し、仕上ミルにおいての
板厚の制御が難しいという問題がある。
このため第5図に示すように、炉1を経て粗ミル2か
ら送り出されたバーなどを一旦コイルに巻き取って後端
から巻き戻しながら仕上ミル3に送り込むようにするコ
イルボックス4が設置されている。
このコイルボックス4を設けることで、加熱されたバ
ーなどが互いに接触するため保温され、仕上ミル3に送
り込まれる材料の温度変化を少なくすることができる。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このようなコイルボックス4では、巻取先
端部は、内側に接触するバーなどの材料がないため保温
効果が少なく、しかも中空となっているため、第4図
(a)中に破線で示すように、コイル内周一層だけが冷
却されてしまい、仕上圧延された製品の板厚が厚くなっ
てオフゲージとなったり、温度外れとなってしまい、歩
留まりが悪いという問題がある。
また、コイルボックス4内に巻き取られたコイルの両
側端部(エッジ)についても、第4図(b)中に破線で
示すように、空気の対流による温度低下があり、仕上圧
延された製品の板幅方向に板厚偏差が生じてしまうとい
う問題がある。
この発明はかかる従来技術の課題に鑑みてなされたも
ので、コイルの内周部や両側端部の冷却を防止すること
ができ、板厚の変動のない製品を得ることができるコイ
ルボックス用の冷却防止装置を提供しようとするもので
ある。
[課題を解決するための手段] 上記従来技術が有する課題を解決するため、この発明
のコイルボックス用の冷却防止装置は、巻き取ったコイ
ルの両側端面全体と隙間を明けて対向し対流を減少して
冷却を防止する円板状のスタビライザを往復動可能に設
けるとともに、巻き取ったコイルの内周部に挿入設置さ
れるマンドレルにコイル内周の冷却を防止する加熱手段
を設けたことを特徴とするものである。
また、この発明のコイルボックス用の冷却防止装置
は、前記円板状のスタビライザにも巻き取ったコイルの
両側端部の冷却を防止する加熱手段を設けるようにする
ことを特徴とするものである。
[作 用] このコイルボックス用の冷却防止装置によれば、円板
状のスタビライザを往復動可能に設けて巻き取ったコイ
ルの両側端面全体を隙間を明けて覆うようにしており、
これによって空気の対流を減少してコイル両側端部の冷
却を防止するとともに、巻き取ったコイルの内周部に挿
入設置されるマンドレルにバーナや誘導加熱装置などの
加熱手段を設けてコイル内周を加熱するようにしてお
り、これによってコイル内周一層の冷却を防止するよう
にしている。
また、円板状のスタビライザにもバーナや誘導加熱装
置などの加熱手段を設けるようにすることで、コイル両
側端部の冷却を防止するだけでなく、積極的な加熱によ
ってコイル幅方向の温度を一定にできるようにしてい
る。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面に基づき詳細に説明
する。
第1図および第2図はこの発明の発明のコイルボック
ス用の冷却防止装置の一実施例にかかり、第1図は縦断
面図、第2図は加熱手段の配置図である。
このコイルボックス用の冷却防止装置10は、コイルボ
ックスに設置される。
このコイルボックス内には、巻き取られたコイル11の
テレスコープの修正やコイル11自体をライン中心に合わ
せるため、コイル11の両側端面に押し当てることができ
るスタビライザ12,12がコイル11の側面の両側に設けら
れ、図示しない油圧シリンダのロッド13,13が連結され
て往復駆動できるようになっている。これらスタビライ
ザ12,12は、巻き取られたコイル11の外形に対応した円
板状になっており、コイル11の側面に押付けてコイル11
の形状や位置を調整するスタビライザとして機能させる
だけでなく、コイル11の側面とわずかな隙間を明けて対
向させた位置に移動設置できるようになっている。
したがって、コイル11両側のスタビライザ12,12をコ
イル11の側面とわずかな隙間を明けた位置に設置してお
くと、加熱されたコイル11による空気の対流が阻害さ
れ、コイル11の両側端部の冷却が防止され、幅方向端部
の温度変化を少なくすることができる。
さらに、このスタビライザ12,12には、その外周の上
部分及び内周部分に複数の加熱手段としてのバーナ14用
のバーナ取付孔15が形成され、それぞれにバーナ14が取
付けてある。そして、これらバーナ14には、気体燃料や
液体燃料等が供給され、コイル11の側面端部を火炎や燃
焼ガスなどで加熱できるようにしてあり、また、対流に
よる熱の逃げをより少なくするようにしてある。
したがって、スタビライザ12,12に設けた加熱手段で
あるバーナ14を用いることで、コイル11の両側端部の冷
却を防止するだけでなく、積極的に加熱し、所定の温度
に保持することもでき、さらにコイル11の板幅方向の温
度偏差を少なくすることができる。
また、スタビライザ12,12の内周部分に設けるバーナ1
4をコイル11の中空部に向くようにしておくことで、コ
イル11内周部の冷却防止と加熱とに利用することができ
る。
次に、コイル11の内周部の加熱を行うため、第1図に
示すように、コイル11の巻き戻し時にコイル11の中空部
に入れられるマンドレル16,16に加熱手段として電気ヒ
ータ17が取付けてある。
このような電気ヒータ17をマンドレル16,16に取付け
るようにすることで、巻き取られたコイル11の内周部を
加熱することができ、内周部一層の温度低下を防止する
ことができる。
また、コイル11の内周部の加熱を行なうための加熱手
段としては、第3図に示すように、マンドレル16,16の
中心部に可燃ガス供給部18を形成し、それぞれのマンド
レル16,16の先端部に可燃ガス供給部18に連通するバー
ナ19を放射状に複数個取付けるようにする。
このような可燃ガス供給部18とバーナ19とによっても
巻き取られたコイル11の内周部を加熱することができ、
内周部一層の温度低下を防止することができる。
なお、このマンドレル16,16に電気ヒータ17および可
燃ガス供給路18とバーナ19とでなるバーナ装置など加熱
手段を設けているので、スタビライザ12,12に取付ける
バーナ14を、第3図に示すように、コイル11の中空部に
向けるようにせず、コイル11の側端部分に向けるものだ
けで構成しても良い。
このように構成したコイルボックス用の冷却防止装置
10によれば、スタビライザ12,12をコイル11の最大径に
対応した円板状としてコイル11の側端部とわずかな隙間
を明けて対向させることができるようにしているので、
加熱されたコイル11による空気の対流を抑制してコイル
11の側端部分の冷却を防止することができる。
また、スタビライザ12,12にバーナ14などの加熱手段
を設けるようにすることで、コイル11の側面部分を加熱
することができ、第4図(b)中に実線で示すように、
板幅方向の温度偏差を無くすことができる。
一方、マンドレル16,16に電気ヒータ17またはスタビ
ライザーに内面加熱用バーナ19などの加熱手段を設けて
いるので、巻き取られたコイル11の内周一層の加熱を行
うことができ、第4図(a)中に実線で示すように、コ
イル11の巻き戻し時の後端部の温度低下を防止して所定
の温度に保持することができる。
したがって、仕上ミルで圧延された製品にオフゲージ
や所定温度からの温度外れが生じたり、板幅方向の板厚
の変動が生じることが防止でき、製品の品質向上が図れ
るとともに、歩留りが向上する。
なお、上記実施例では、加熱手段としてバーナや電気
ヒータのほか、誘導加熱コイルなどを用いるようにして
も良く、これらに限るものでなく、加熱できるものであ
ればその形式は問わない。
[発明の効果] 以上、一実施例とともに具体的に説明したようにこの
発明のコイルボックス用の冷却防止装置によれば、円板
状のスタビライザを往復動可能に設けて巻き取ったコイ
ルの両側端面全体と隙間を明けて対向させることができ
るので、この隙間によって空気の対流を減少してコイル
両側端部の冷却を防止するとともに、巻き取ったコイル
の内周部に挿入設置されるマンドレルに加熱手段を設け
ているので、これによってコイル内周一層の冷却を防止
すると同時に、積極的にコイル内周を加熱することがで
きる。
また、円板状のスタビライザにもバーナや誘導加熱装
置などの加熱手段を設けるようにすることで、コイル両
側端部の冷却を防止するだけでなく、積極的な加熱によ
ってコイル幅方向の温度を一定に保持することができ
る。
したがって、コイル後端の温度低下を防ぎ、オフゲー
ジや温度外れによる歩留まり低下を防止できる。
また、コイルエッジの温度低下を防ぎ、板幅方向の板
厚偏差を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明のコイルボックス用の冷
却防止装置の一実施例にかかり、第1図は縦断面図、第
2図は加熱手段の配置図である。 第3図はこの発明のコイルボックス用の冷却防止装置の
他の一実施例にかかる縦断面図である。 第4図はこの発明のコイルボックス用の冷却防止装置に
よるコイルの温度分布の説明図である。 第5図は熱間圧延ラインの概略構成図である。 10:コイルボックス用の冷却防止装置、11:コイル、12:
スタビライザ、13:ロッド、14:バーナ(加熱手段)、1
5:バーナ取付孔、16:マンドレル、17:電気ヒータ(加熱
手段)18:可燃ガス供給路、19:バーナ(加熱手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬場 晴三 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石川島播磨重工業株式会社横浜第二工場 内 (56)参考文献 特開 昭60−33820(JP,A) 実開 昭61−72316(JP,U) 特公 昭63−15328(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21C 47/00 - 47/34 B21B 45/00 C21D 9/52

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻き取ったコイルの両側端面全体と隙間を
    明けて対向し対流を減少して冷却を防止する円板状のス
    タビライザを往復動可能に設けるとともに、巻き取った
    コイルの内周部に挿入設置されるマンドレルにコイル内
    周の冷却を防止する加熱手段を設けたことを特徴とする
    コイルボックス用の冷却防止装置。
  2. 【請求項2】前記円板状のスタビライザに、巻き取った
    コイルの両側端部の冷却を防止する加熱手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のコイルボックス用の冷却
    防止装置。
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JP3817723B2 (ja) * 1996-07-19 2006-09-06 石川島播磨重工業株式会社 コイルの巻取り・巻戻し装置
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