JP2759185B2 - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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JP2759185B2
JP2759185B2 JP4237003A JP23700392A JP2759185B2 JP 2759185 B2 JP2759185 B2 JP 2759185B2 JP 4237003 A JP4237003 A JP 4237003A JP 23700392 A JP23700392 A JP 23700392A JP 2759185 B2 JP2759185 B2 JP 2759185B2
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茂 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気共鳴イメージング
装置に係り、特に、被検体の挿入される計測空間内に静
磁場を形成する磁気回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴イメージング装置は、いわゆる
核磁気共鳴(NMR)現象を利用して被検体の検査部位
における断層豫を得る装置である。
【0003】そして、被検体の検査部位に該NMR現象
を生じさせる一手段として、該被検体の挿入される計測
空間内に静磁場を形成する磁気回路を備えている。
【0004】この磁気回路としては、従来次のようにし
て構成されていた。
【0005】たとえば、図9に示すように、計測空間9
1を間にして互に対向配置された第1継鉄92A、92
Bがあり、これら各第1継鉄92A、92Bは、図中矢
印α方向から挿入される被検体の両脇に相当する部分
(第1継鉄の各角部)にて第2継鉄93A、93B、9
3C、93Dによって支持され、前記第1継鉄92A、
92Bの前記計測空間91側の面のほぼ中央部にそれぞ
れ円板状の永久磁石94A(図示されてない)、94B
が固定されたものとなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された磁気回路は、被検体の計測空間91への
挿入口が、第1継鉄92A、92Bと前方に位置付けら
れた第2継鉄93A、93Bによって決定され、比較的
間口の狭いものとなっていた。
【0007】このため、被検体が該計測空間91に挿入
された場合に、いわゆる圧迫感を生じさせることは免れ
ず、例えば、閉所恐怖症の被検体にとって大きな不安感
を与える原因になっていた。
【0008】また、近年では、被検体における特殊な部
位を診断することが往々にしてあり、この場合、計測空
間91への挿入口の間口が狭いと、医師等が被検体に直
接触れながら被検体における特殊な部位を自由に診断す
ることが困難になるという問題が残されていた。
【0009】それ故、本発明はこのような事情に基づい
てなされたものであり、その目的とするところのもの
は、被検体に圧迫感を与えず、しかも、医師等が被検体
に直接触れながら被検体における特殊な部位を自由に診
断することができる磁気共鳴イメージング装置を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による磁気共鳴イメージング装置は、
被検体を挿入し得る空間を挟んで垂直方向に対向して配
置され、前記空間内に計測空間となる所定の強度と空間
的な大きさを有した均一磁場を発生させる1組の磁場発
生源と、これらの各磁場発生源を前記空間に対する背後
で支持する1組の第1継鉄と、前記第1継鉄間に配置さ
れ、前記1組の磁場発生源の間隔を所定値に保持すると
ともに前記磁場発生源と前記第1継鉄とで磁気回路を構
成する第2継鉄とを有した静磁場発生装置と、前記計測
空間へ前記被検体を位置させる移動を行う寝台とを備え
た磁気共鳴イメージング装置において、前記各第1継鉄
は、静磁場発生装置を平面視したときに、前記磁場発生
源の径より大きな外形平面を有すとともに前記磁場発生
源を挟んで前記磁場発生源の径より小さい幅を有す突出
部が両端に形成され、前記第2継鉄は、前記各第1継鉄
の垂直方向にて対向した各突出部間であって、前記磁場
発生源の外側に各1本対向して立設され、前記計測空間
は第2継鉄部の対向方向に直交する両側方が外部空間に
対し開放されているようにしたものである。(請求項
1)
【0011】また、本発明は上記目的を達成するため
に、被検体を挿入し得る空間を挟んで垂直方向に対向し
て配置され、前記空間内に計測空間となる所定の強度と
空間的な大きさを有した均一磁場を発生させる1組の磁
場発生源と、これらの各磁場発生源を前記空間に対する
背後で支持する1組の第1継鉄と、前記第1継鉄間に配
置され、前記1組の磁場発生源の間隔を所定値に保持す
るとともに前記磁場発生源と前記第1継鉄とで磁気回路
を構成する第2継鉄とを有した静磁場発生装置と、前記
計測空間へ前記被検体を位置させる移動を行う寝台とを
備えた磁気共鳴イメージング装置において、前記各第1
継鉄は、静磁場発生装置を平面視したときに、前記磁場
発生源の径より大きな外形平面を有すとともに前記磁場
発生源の中心を通る直線上に前記磁場発生源の径より小
さい幅を有す突出部が両端に形成され、前記第2継鉄
は、前記各第1継鉄の垂直方向にて対向した各突出部間
であって、前記磁場発生源の外側に各1本対向して立設
され、前記計測空間は第2継鉄部の対向方向に直交する
両側方が外部空間に対し開放されているようにしたもの
である。(請求項2)
【0012】更に、本発明は上記目的を達成するため
に、被検体を挿入し得る空間を挟んで垂直方向に対向し
て配置され、前記空間内に計測空間となる所定の強度と
空間的な大きさを有した均一磁場を発生させる1組の磁
場発生源と、これらの各磁場発生源を前記空間に対する
背後で支持する1組の第1継鉄と、前記第1継鉄間に配
置され、前記1組の磁場発生源の間隔を所定値に保持す
るとともに前記磁場発生源と前記第1継鉄とで磁気回路
を構成する第2継鉄とを有した静磁場発生装置と、前記
計測空間へ前記被検体を位置させる移動を行う寝台とを
備えた磁気共鳴イメージング装置において、前記各第1
継鉄は、静磁場発生装置を平面視したときに、前記磁場
発生源の径より大きな外形平面を有すとともに前記磁場
発生源の中心点を通る第1の直線によって分割された領
域の一つ内に前記磁場発生源の径より小さい幅を有す突
出部が前記第1の直線に直交し前記磁場発生源の中心を
通る第2の直線に対し対称に形成され、前記第2継鉄
は、前記各第1継鉄の垂直方向にて対向した各突出部間
であって、前記磁場発生源の外側に各1本立設され、前
記計測空間は第2継鉄部の対向方向に直交する両側方が
外部空間に対し開放されているようにしたものである。
(請求項3)
【0013】そして、本発明では、前記寝台のベッドは
長手方向に移動可能とされ、この移動方向が前記第2継
鉄の対向方向に直交する直線に沿うように前記寝台を設
置したことを特徴とするものであり、(請求項4)
【0014】前記寝台のベッドが、その長手方向が前記
第2継鉄の対向方向に直交しない方向に、移動して前記
被検体が前記計測空間に挿入されることを特徴としたも
のであり、(請求項5)
【0015】また、前記静磁場発生装置の第1継鉄の突
出部は平面視したときに、端部より磁場発生源の中心部
へ向かって幅が広く形成されていることを特徴とするも
のであり、(請求項6)
【0016】更に、請求項4に記載の磁気共鳴イメージ
ング装置では、前記静磁場発生装置は外囲器にて覆わ
れ、静磁場発生装置を平面視したときに、前記外囲記の
外周には前記第2継鉄の対向方向に沿った平面部が設け
られ、この平面部に前記寝台のベッドの長手方向の一端
部が位置合わせされていることを特徴とするものであ
る。(請求項7)
【0017】
【作用】このように構成した磁気共鳴イメージング装置
は、磁気回路における第1継鉄の両側の端部が磁場発生
源から突出して、かつ磁場発生源の径より小さい幅で形
成され、第2継鉄が磁場発生源を間に挟んで前記第1継
鉄の突出部間に立設され、計測空間が2本の第2継鉄の
対向方向の両側方が開放されているので、計測空間に被
検者が入れられても、被検者は従来装置と比較し良好な
開放感を感ずる。そして、また、医師等は開口部から被
検者に直接触れながら診断することができるようにな
る。
【0018】また、装置を平面視したときに、第2継鉄
が磁場発生源の中心を通る直線で分割された領域の一つ
の側に、前記磁場発生源の中心を通り前記中心線に直交
する直線に対称に設けることにより、開口の一方が他方
より広くでき、このため、被検者が感ずる開放感が更に
増し、ベッドの両側から医師等が計測空間の中心部へア
クセスし易くなる。
【0019】
【実施例】図1は、本発明による磁気共鳴イメージング
装置に具備される磁気回路の一実施例を示す斜視構成図
である。
【0020】同図において、該磁気回路10は、図中、
矢印α方向から図示しない被検体が挿入される計測空間
11を有する。そして、該計測空間11を間にして互に
対向配置される第1継鉄12A、12Bと、これら各第
1継鉄12A、12Bを挿入される被検体の両脇に相当
する部分にて支持する第2継鉄13A、13Bと、前記
第1継鉄12A、12Bの前記計測空間11側の面のほ
ぼ中央部にそれぞれ固定された永久磁石14A(図示さ
れていない)、14B、とからなっている。
【0021】図2は、図1のII−II線における断面
を示す図で、しかも計測空間11を横切る磁路を示して
いる。同図において、対向配置される永久磁石14A、
14Bのうち一方の永久磁石14Bにて発生する磁束
は、磁極片15B、計測空間11を通過し、磁極片15
A、永久磁石14A、第1継鉄12Aを通り、さらに第
2継鉄13A、13B、第1継鉄12Bを通って、永久
磁石14Bに戻る2つの閉ループを形成する磁気回路を
構成するようになっている。
【0022】以下、前記第1継鉄12A、12B、第2
継鉄13A、13B、永久磁石14A、14B等につい
てさらに詳述する。
【0023】第1継鉄12A、12B それぞれの第1継鉄12A、12Bは、その平面形状
が、ほぼ長方形の各角部が切り欠かれた形状をなしてい
る。そして、各第1継鉄12A、12Bは前記計測空間
11を間にして互に対向配置され、それら各長軸方向は
被検体の挿入方向(図中α方向)に直交するように位置
付けられている。
【0024】これにより、各第1継鉄12A、12Bの
被検体の挿入方向αに沿った幅が、挿入される被検体の
両脇において小さくなるようになっている。
【0025】第2継鉄13A、13B 互に対向配置された第1継鉄12A、12Bを相互的に
支持するように、挿入される被検体の両脇の部分におい
て第2継鉄13A、13Bが配置されている。
【0026】この第2継鉄13A、13Bは、その被検
体の挿入方向αに沿った幅が、後述する永久磁石14の
同方向における幅よりも小さく構成されている。
【0027】すなわち、前記第1継鉄12A、12Bの
長軸方向の端部において、換言すれば、挿入される被検
体の両脇における該被検体の挿入方向αに沿った幅が小
さく形成された部分において、前記第1継鉄12A、1
2Bが第2継鉄13A、13Bによって支持されている
ことになる。
【0028】そして、第2継鉄13A、13Bは、平面
視で永久磁石14の中心を通りかつ該被検体挿入方向α
に直交する仮想線上であって、この仮想線に直交し永久
磁石14の中心を通る直線に対し対称に位置付けられて
いる。
【0029】永久磁石14A(図示されていない)、1
4B 永久磁石14A、14Bは、それぞれ、円板状からな
り、前記第1継鉄12A、12Bの計測空間11側の面
に固定されている。
【0030】この永久磁石14A、14Bのそれぞれの
直径は等しく、前記第1継鉄12A、12Bよりはみ出
すことなく充分大きいものとなっている。
【0031】なお、ここで、図3を用いて、第1継鉄1
2A、永久磁石14A、第2継鉄13A、13Bの断面
のそれぞれの大きさについて説明する。同図において、
第2継鉄13A、13Bにおける被検体の挿入方向αに
沿った幅L1は、第1継鉄12Aの同方向の幅(永久磁
石14Aの直径よりやや大きい)L2の略50%となっ
ている。そして、第2継鉄13A、13Bにおける被検
体の挿入方向αと直交する方向の幅Tをとり、T×L1
×2(2を乗算しているのは2本あるため)で決定され
る面積を図9に示す4本の第2継鉄を持つ装置の第2継
鉄の合計横断面積と同程度として磁気特性を従来装置と
同程度としているものである。このために、第1継鉄1
2Aの被検体の挿入方向αと直交する方向の幅L3が従
来よりも大きくなる場合があるが、特に、このことによ
って弊害がもたらすことになるものではない。
【0032】なお、各永久磁石14A、14Bの計測空
間11側の面には、それぞれ磁極片15A(図示されて
いない)、15Bが配置され、また前記計測空間に傾斜
磁場を形成するための傾斜磁場コイル16A(図示され
ていない)、16Bが配置されている。
【0033】なお、図4において、この磁気回路10を
内包する外囲器40を示しており、この外囲器40にお
ける計測空間への挿入口41は、該磁気回路10のそれ
に応じて形成され、やはり挿入される被検体の両脇部4
1A、41Bにおいて中央部に比べて後方にひっこんだ
形状とすることができ、このことから該挿入口の間口を
従来と比べて実質的に大きくすることができる。なお、
図4には該挿入口41の前方に被検体を載置するための
ベッド42が配置されている。ベッド42はその長手方
向に移動可能であって、図4に示す位置で被検体をベッ
ド42の上に横たえ、その後ベッド42を開口内に進入
させ、被検体の患部を計測空間へ位置させる。なお、図
4における配置では、磁気回路10の外囲器40には、
平面視で、第2継鉄の対向方向に沿った平面部が形成さ
れ、その平面部に対してベッド42の長手方向の一端部
が位置合せされている。
【0034】上述した実施例による磁気回路10によれ
ば、その第2継鉄13A、13Bにおいて、その被検体
挿入方向αに沿った幅を小さくし、かつ永久磁石14
A、14Bの中心を通りかつ被検体挿入方向αに直交す
る仮想線上に位置付けている。そして、第1継鉄12
A、12Bは、その被検体挿入方向αに沿った幅を前記
第2継鉄13A、13Bにより支持される箇所において
小さくしている。
【0035】このため、計測空間11への挿入口は、そ
の両脇側が中央部に比べてひっこんだ形状とすることが
できる。このことから該挿入口の間口が実質的に大きく
なり、計測空間11に挿入された被検体に圧迫感を生じ
させるようなことはなくなると同時に、第1継鉄12
A、12Bのひっこんだ部分に医師等が立って、計測空
間に位置する被検体の患部へアクセスすることが容易に
できるようになる。
【0036】また、計測空間11の挿入口が両脇側にお
いてやや側面方向に大きくなるような形状となることか
ら、該側面方向からも被検体を挿入することができ、換
言すればベッドの配置方向の自由度を増すことができる
とともに、被検体における特殊な部位を自由に診断する
ことができるようになる。
【0037】なお、上述した第1継鉄12A、12Bと
第2継鉄13A、13Bのそれぞれの形状は、図1に示
したものに限定されず、図5ないし図8に示すように種
々の変形をもたらすことができることはいうまでもな
い。
【0038】上述した各実施例では、第1継鉄12A、
12Bの平面形状は、ほぼ八角形としたものであるが、
必ずしもこれに限定されるものではなく、それぞれの角
部を削り滑らかな弧状となるように形成するようにして
も良いことはいうまでもない。要は、その被検体の挿入
方向αに沿った幅が、第2継鉄を支持する箇所において
小さくなっていれば良い。
【0039】また、上述した実施例では、第2継鉄13
A、13Bは、永久磁石14A、14Bの中心を通りか
つ被検体挿入方向αに直交する仮想線上に位置付けるよ
うにしたものである。しかし、これに限定されることは
なく、該仮想線の後方にそのまま移動して位置付けるよ
うにしても良いことはいうまでもない。この場合におい
ても被検体の計測空間11への挿入口の間口を充分大き
くとれるからである。そしてこの場合の開口はベッドが
配置される前方が後方より大きくなり、前方側のベッド
サイドから医師等が計測空間中心の患部へアクセスを容
易にすることができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明による磁気共鳴イメージング装置によれば、被検
体に圧迫感を与えず、しかも医師等が被検体に直接触れ
ながら被検体における特殊な部位を自由に診断すること
ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気共鳴イメージング装置に具備
される磁気回路の一実施例を示す斜視構成図である。
【図2】図1のII−II線における断面図で、かつ計
測空間を横切る磁路を示した説明図である。
【図3】図1に示す磁気回路における第1継鉄、第2継
鉄、永久磁石のそれぞれの大きさを説明するための説明
図である。
【図4】本発明による磁気共鳴イメージング装置に具備
される磁気回路を内包する外囲器の一実施例を示す斜視
構成図である。
【図5】本発明による磁気共鳴イメージング装置に具備
される磁気回路の他の実施例を示す平面構成図である。
【図6】本発明による磁気共鳴イメージング装置に具備
される磁気回路の他の実施例を示す平面構成図である。
【図7】本発明による磁気共鳴イメージング装置に具備
される磁気回路の他の実施例を示す平面構成図である。
【図8】本発明による磁気共鳴イメージング装置に具備
される磁気回路の他の実施例を示す平面構成図である。
【図9】従来の磁気共鳴イメージング装置に具備される
磁気回路の一例を示す斜視構成図である。
【符号の説明】
11 計測空間 12 第1継鉄 13 第2継鉄 14 永久磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 5/055 G01N 24/08

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体を挿入し得る空間を挟んで垂直方
    向に対向して配置され、前記空間内に計測空間となる所
    定の強度と空間的な大きさを有した均一磁場を発生させ
    る1組の磁場発生源と、これらの各磁場発生源を前記空
    間に対する背後で支持する1組の第1継鉄と、前記第1
    継鉄間に配置され、前記1組の磁場発生源の間隔を所定
    値に保持するとともに前記磁場発生源と前記第1継鉄と
    で磁気回路を構成する第2継鉄とを有した静磁場発生装
    置と、前記計測空間へ前記被検体を位置させる移動を行
    う寝台とを備えた磁気共鳴イメージング装置において、
    前記各第1継鉄は、静磁場発生装置を平面視したとき
    に、前記磁場発生源の径より大きな外形平面を有すとと
    もに前記磁場発生源を挟んで前記磁場発生源の径より小
    さい幅を有す突出部が両端に形成され、前記第2継鉄
    は、前記各第1継鉄の垂直方向にて対向した各突出部間
    であって、前記磁場発生源の外側に各1本対向して立設
    され、前記計測空間は第2継鉄部の対向方向に直交する
    両側方が外部空間に対し開放されていることを特徴とす
    る磁気共鳴イメージング装置。
  2. 【請求項2】 被検体を挿入し得る空間を挟んで垂直方
    向に対向して配置され、前記空間内に計測空間となる所
    定の強度と空間的な大きさを有した均一磁場を発生させ
    る1組の磁場発生源と、これらの各磁場発生源を前記空
    間に対する背後で支持する1組の第1継鉄と、前記第1
    継鉄間に配置され、前記1組の磁場発生源の間隔を所定
    値に保持するとともに前記磁場発生源と前記第1継鉄と
    で磁気回路を構成する第2継鉄とを有した静磁場発生装
    置と、前記計測空間へ前記被検体を位置させる移動を行
    う寝台とを備えた磁気共鳴イメージング装置において、
    前記各第1継鉄は、静磁場発生装置を平面視したとき
    に、前記磁場発生源の径より大きな外形平面を有すとと
    もに前記磁場発生源の中心を通る直線上に前記磁場発生
    源の径より小さい幅を有す突出部が両端に形成され、前
    記第2継鉄は、前記各第1継鉄の垂直方向にて対向した
    各突出部間であって、前記磁場発生源の外側に各1本対
    向して立設され、前記計測空間は第2継鉄部の対向方向
    に直交する両側方が外部空間に対し開放されていること
    を特徴とする磁気共鳴イメージング 装置。
  3. 【請求項3】 被検体を挿入し得る空間を挟んで垂直方
    向に対向して配置され、前記空間内に計測空間となる所
    定の強度と空間的な大きさを有した均一磁場を発生させ
    る1組の磁場発生源と、これらの各磁場発生源を前記空
    間に対する背後で支持する1組の第1継鉄と、前記第1
    継鉄間に配置され、前記1組の磁場発生源の間隔を所定
    値に保持するとともに前記磁場発生源と前記第1継鉄と
    で磁気回路を構成する第2継鉄とを有した静磁場発生装
    置と、前記計測空間へ前記被検体を位置させる移動を行
    う寝台とを備えた磁気共鳴イメージング装置において、
    前記各第1継鉄は、静磁場発生装置を平面視したとき
    に、前記磁場発生源の径より大きな外形平面を有すとと
    もに前記磁場発生源の中心点を通る第1の直線によって
    分割された領域の一つ内に前記磁場発生源の径より小さ
    い幅を有す突出部が前記第1の直線に直交し前記磁場発
    生源の中心を通る第2の直線に対し対称に形成され、前
    記第2継鉄は、前記各第1継鉄の垂直方向にて対向した
    各突出部間であって、前記磁場発生源の外側に各1本立
    設され、前記計測空間は第2継鉄部の対向方向に直交す
    る両側方が外部空間に対し開放されていることを特徴と
    する磁気共鳴イメージング装置。
  4. 【請求項4】 前記寝台のベッドは長手方向に移動可能
    とされ、この移動方向が前記第2継鉄の対向方向直交す
    る直線に沿うように前記寝台が設置されたことを特徴と
    する請求項1乃至3に記載の磁気共鳴イメージング装
    置。
  5. 【請求項5】 前記寝台のベッドが、その長手方向が前
    記第2継鉄の対向方向に直交しない方向に、移動して前
    記被検体が前記計測空間に挿入されることを特徴とする
    請求項1乃至3に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  6. 【請求項6】 前記静磁場発生装置の第1継鉄の突出部
    は平面視したときに、端部より磁場発生源の中心部へ向
    かって幅が広く形成されていることを特徴とする請求項
    1乃至3に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  7. 【請求項7】 前記静磁場発生装置は外囲器にて覆わ
    れ、静磁場発生装置を平面視したときに、前記外囲記の
    外周には前記第2継鉄の対向方向に沿った平面部が設け
    られ、この平面部に前記寝台のベッドの長手方向の一端
    部が位置合わせされていることを特徴とする請求項4に
    記載の磁気共鳴イメージング装置。
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