JP2758760B2 - 硬度測定方法 - Google Patents

硬度測定方法

Info

Publication number
JP2758760B2
JP2758760B2 JP4006740A JP674092A JP2758760B2 JP 2758760 B2 JP2758760 B2 JP 2758760B2 JP 4006740 A JP4006740 A JP 4006740A JP 674092 A JP674092 A JP 674092A JP 2758760 B2 JP2758760 B2 JP 2758760B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
indentation
revolver
indenter
measurement sample
objective lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4006740A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05196561A (ja
Inventor
寿壮 一柳
秀幸 近藤
元 竹内
正男 矢島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP4006740A priority Critical patent/JP2758760B2/ja
Publication of JPH05196561A publication Critical patent/JPH05196561A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2758760B2 publication Critical patent/JP2758760B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Microscoopes, Condenser (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は硬度測定方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】測定試料に所定の圧力で四辺形形状の圧
痕を印し、この圧痕の対角線長を測定することにより測
定試料の硬度を特定する方法は、従来からビッカース硬
度計に関連して広く知られ、このような測定方法を実施
する装置として、従来から特公平3−34819号公報
開示の装置が知られている。
【0003】この従来装置では、圧痕の読み取りを1次
元の撮像素子を用いて行なっているため、圧痕の形成さ
れた測定試料に対物レンズのピントを合わせるオートフ
ォーカスに時間がかかり、ひいては硬度測定に長時間を
要するという問題がある。また1次元の撮像素子で読み
取った画像から圧痕の対角線長を算出すると、目視によ
る判断とのずれが生じやすく、硬度算出の目盛合わせが
容易でない。またこの従来装置では、圧痕の形成された
測定試料を手動でステージ上にセットする必要があり、
測定試料のセットにも時間がかかるという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上述した事
情に鑑みてなされたものであって、一旦、測定試料をセ
ットすると、圧痕の形成から硬度算出までのプロセスを
自動的に行ない得る新規な硬度測定方法の提供を目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の硬度測定方法
は「測定試料に所定の圧力で四辺形形状の圧痕を印し、
この圧痕の対角線長を測定することにより測定試料の硬
度を特定する方法」であって、移動ステージと、撮像素
子と、レボルバーと、照明系と、レボルバー・圧子駆動
手段と、オートフォーカス手段と、ディスプレイ装置
と、制御演算手段とを有する硬度測定装置を用いて実施
される。
【0006】「移動ステージ」は、測定試料を支持し、
互いに直交するX,Y,Z方向へ平行移動させる。この
移動ステージには必要に応じて、Z方向と平行な所定の
Z軸の周りにステージ全体を回転させる機能を付加して
も良い。「撮像素子」は、Z方向と平行に設定された所
定の「基準軸」上に配備され、2次元の撮像機能を持
つ。即ち、撮像素子は2次元エリアの画像を読み取る機
能を持つ。この2次元の撮像素子の具体例はCCDカメ
ラである。
【0007】「レボルバー」は、基準軸から所定距離離
れた回転軸の周りに回転可能で、且つ上記回転軸方向に
変位可能であり、2以上の対物レンズと圧痕形成用の圧
子を上記回転軸から上記所定距離離れた位置に配備され
る。圧子はレボルバーに2種以上を設けることもでき
る。レボルバーには複数の対物レンズが設けられ、各対
物レンズの結像倍率は互いに異なる。ここに「圧子と2
以上の対物レンズがレボルバーの回転軸から所定距離離
れた位置に配備される」とは、圧子の尖端部および各対
物レンズの光軸が、回転軸から所定距離離れていること
を意味する。この所定距離はレボルバーの回転軸と上記
基準軸との間の距離に等しいから、機械的な誤差を度外
視すれば、レボルバーの回転のみにより圧子尖端部もし
くは所望の対物レンズの光軸を上記基準軸に合致させる
ことができる。このように、圧子尖端部もしくは所望の
対物レンズ光軸を基準軸に合致させることを、圧子もし
くは所望の対物レンズを「選択する」と称する。
【0008】「照明系」は、撮像素子とレボルバーの間
に配備され、何れかの対物レンズが選択されたとき基準
軸上に設定された対物レンズを介して測定試料を照明す
る。「レボルバー・圧子駆動手段」は、レボルバーを回
転軸の周りに回転させて対物レンズと圧子の選択を行な
い、圧子が選択されたときは測定試料に圧痕を印すため
に、選択された圧子を上記回転軸方向に変位させる。
「オートフォーカス手段」は、レボルバーの、所望の対
物レンズが選択されたとき、選択された対物レンズによ
る測定試料像を撮像素子の受光面上に結像させる。
【0009】「ディスプレイ手段」は、撮像素子の受光
状態を表示する。
【0010】「制御・演算手段」は、撮像素子の出力に
応じて所定の演算により測定試料の硬度を算出するとと
もに、上記移動ステージ、撮像素子、レボルバー、照明
系、レボルバー・圧子駆動手段、ディスプレイ手段、オ
ートフォーカス手段を制御する。この制御・演算手段は
コンピューターにより実現できる。
【0011】この発明の硬度測定方法は上記の構成の硬
度測定装置を用い、移動ステージ上に測定試料を設置
後、先ず、オートフォーカスを行ない、しかる後にレボ
ルバーを回転させて圧子を選択し、1以上の走査エリア
に圧痕の形成を行う。
【0012】測定試料に圧痕形成後、所定の走査エリア
の中央部を基準軸位置に移動させたのち、先ず低倍率の
対物レンズを選択してオートフォーカスを行なって、上
記所定の走査エリア全体を撮像素子の受光面上に合焦
後、撮像を行い、上記走査エリア内の圧痕の位置を記憶
し、次に所望の高倍率の対物レンズを選択し、記憶され
た圧痕位置に基づき所望の圧痕を基準軸上に移動させ、
撮像素子の受光面全域を対象としてオートフォーカスを
行ない、所望の圧痕の位置を決定後、所望の圧痕のみを
含む画像領域にウインドウをかけて所望の圧痕の対角線
長を測定する。
【0013】
【作用】上記のようにこの発明の硬度測定方法では、移
動ステージ上に測定試料をセットすると「圧痕の形成か
ら硬度の算出までのプロセス」が自動的に行なわれる。
圧痕は2次元的なイメージで読み取られる。移動ステー
ジ上に測定試料を設置後、先ずオートフォーカスを行な
うことにより圧子と測定試料の間に距離をあけ、しかる
後にレボルバーを回転させて圧子を選択し、圧痕の形成
を行なう。圧痕の形成は1以上の走査エリアに圧痕の形
成することにより行われる。
【0014】測定試料に圧痕形成後、所望の走査エリア
の中央部を基準軸位置に移動させたのち、先ず低倍率の
対物レンズを選択してオートフォーカスを行なって、上
記所望の走査エリア全体を撮像素子の受光面上に合焦
後、撮像を行い、走査エリア内の圧痕の位置を記憶し、
次に所望の高倍率の対物レンズを選択し、記憶された圧
痕位置に基づき所望の圧痕を基準軸上に移動させ、撮像
素子の受光面全域を対象としてオートフォーカスを行な
い、所望の圧痕の位置を決定後、所望の圧痕のみを含む
画像領域にウインドウをかけて所望の圧痕の対角線長を
測定する。
【0015】
【実施例】図1(a)は「この発明を実施するための硬
度測定装置」の1例を要部のみ略示している。図中、符
号10は移動ステージ、符号20はレボルバー、符号3
0は照明系、符号40は2次元の撮像素子としてのCC
Dカメラ、符号50は画像処理部を示す。また、符号7
0はレボルバー・圧子駆動装置、符号80はステージコ
ントローラー、符号90はコンピューターを示してい
る。これらは図示されない支持手段により全体が適宜に
支持されている。
【0016】移動ステージ10は、図1(a)の図面に
直交する方向に対応するX方向に変位するX方向ステー
ジ10X、同図左右方向に対応するY方向に変位するY
方向ステージ10Yおよび、同図上下方向に対応するZ
方向に変位するZ方向ステージ10Zを組み合わせて構
成され、且つ、全体が、Z方向に平行な所定のZ軸の周
りに回転可能となっている。
【0017】X方向ステージ10XをX方向に移動させ
るにはステップモーターMXを動作させ、Y,Z方向ス
テージ10Y,10Zを各々Y,Z方向へ変位させるに
はステップモーターMY,MZを動作させる。また、移
動ステージ10全体をZ軸の周りに回転させるには、ス
テップモーターMθを動作させる。測定試料0は、移動
ステージ10のX方向ステージ10X上に載置される。
【0018】図1(a)に符号Sで示す鎖線は硬度測定
装置における「基準軸」を示している。基準軸Sは、移
動ステージ10に置けるZ方向ステージ10Zの移動方
向であるZ方向と平行に測定装置空間に固定的に設定さ
れ、この装置例では上述のZ軸に合致している。
【0019】レボルバー20は、基準軸Sに平行な回転
軸25を有する本体21に圧子23と対物レンズ22と
を設けたものであり、回転軸25の周りに回転可能であ
り、且つ、回転軸25の方向(基準軸Sに平行な方向)
に移動可能である。回転軸25は基準軸Sから所定の距
離:Hだけ離れて設定されている。
【0020】レボルバー20の回転・移動はレボルバー
・圧子駆動装置70により行なう。レボルバー・圧子駆
動装置70は、レボルバー20を回転軸25の周りに回
転させるためのステップモーターと、レボルバー25を
回転軸25の方向に変位させるためのモーターと、圧痕
形成時に圧子23を駆動するための圧子駆動装置23A
を作動させるための手段を有する。
【0021】この実施例では、レボルバー20の本体2
1には、図2に示すように1個の圧子23と3個の対物
レンズ22A,22B,22Cとが設けられている。な
お、図示の繁雑を避けるため、図1には3個の対物レン
ズを1個の対物レンズ22として描いている。図2に示
すように、これら対物レンズ22A〜22Cと圧子23
とは、回転軸25に対して軸対称に設けられ、圧子23
の尖端部および対物レンズ22A〜22Cの光軸の、回
転軸25からの距離は、図2に回転軸25と対物レンズ
22Bの光軸との距離として例示するように、何れも距
離:Hに設定されている。勿論、レボルバーにおける対
物レンズの個数や、圧子および対物レンズの配置はこの
例に限らない。また、必要に応じ、レボルバー本体に
「2種以上の圧子」を設けても良い。圧子23の先端は
頂角90度の正4角錐状の尖端部を形成している。
【0022】図1(a)に戻ると、基準軸S上にはCC
Dカメラ40が設けられており、レボルバー20とCC
Dカメラ40との間には照明系30が配備されている。
照明系30は、ケーシング31内に光源ランプ32とコ
リメートレンズ33と半透鏡34とを配してなる。半透
鏡34は基準軸S上に位置し、基準軸Sに対して45度
傾けられている。基準軸Sが通る部分のケーシング部は
窓に形成されている。図示のように、対物レンズ22
(上記対物レンズ22A〜22Cの何れか)が選択され
て基準軸S位置にあるとき光源ランプ32を発光させる
と、光はコリメートレンズ33により平行光束化され、
半透鏡34に反射され、対物レンズ22を介して測定試
料0を照明する。測定試料0からの反射光は対物レンズ
22と半透鏡34とを介してCCDカメラ40の受光面
に入射する。
【0023】以下、図1(a)に示す装置例に即して硬
度測定を説明する。
【0024】硬度測定は、図1(b)に示すように試料
セット工程、圧痕形成工程、レボルバー回転工程、撮像
・演算工程の順に行なわれる。以下これらの各工程を説
明する。先ず「試料セット工程」であるが、この工程
は、測定試料0を移動ステージ10上に載置することに
始まり、レボルバー20における圧子23が選択されて
圧痕形成の準備完了とともに完了する。
【0025】硬度測定装置を「測定モード」にすると、
移動ステージ10とレボルバー20は基準の始動位置を
占める。移動ステージ10のX方向ステージ10Xの上
には測定試料0をセットするべき位置が印されており、
この位置は上記始動位置において基準軸SがX方向ステ
ージ10Xの測定試料載置面と交わる位置である。ま
ず、この位置に硬度を測定すべき測定試料0をセットす
る。
【0026】続いて、測定開始用スイッチ(図示され
ず)を「オン」にすると、以下の手順で圧子の選択が行
なわれる。即ち、上記基準の始動位置においてはレボル
バー20の対物レンズ22のうち「結像倍率の一番小さ
いもの」が選択され、基準軸Sの位置にあり、しかも選
択された対物レンズ22と測定試料載置面とは近接した
状態にある。
【0027】この状態を図4(b)に示す。測定試料0
は、上記の如く載置された状態では「破線で示す位置」
にある。この状態でいきなりレボルバーを回転して「圧
子の選択」を行なうと、圧子23が測定試料0の側面部
に衝突して圧子の方向が狂ったり、著しい場合には圧子
が損傷を受けたりする。そこで、圧子の選択を行なうに
先立って先ずオートフォーカスを行なう。図4(b)に
おいて測定試料0の「実線で示す位置」はオートフォー
カス後の位置であって、この状態でならレボルバーを回
転しても圧子23が測定試料0に接触することがない。
この状態で「試料セット」が完了し、レボルバー20の
回転による圧子選択が行なわれる。
【0028】即ち、図1(a)に示すレボルバー・圧子
駆動装置70のステップモーターによりレボルバー20
が回転され、圧子23が作動位置にセットされる。セッ
トされた圧子は、その尖端部が基準軸Sの位置に合致す
る。かくして「試料セット工程」が完了する。図4
(a)は上述した試料セット工程の手順をフローとして
示している。
【0029】図1に戻ると、この試料セット工程に続い
て「圧痕形成工程」が実行される。圧痕形成は、レボル
バー・圧子駆動装置70により圧子駆動装置23Aを動
作させて圧子23を測定試料0の方へ移動させ、所定の
圧力で圧子23の尖端部を測定試料0の表面に押し込む
ことにより行なわれる。この動作により、測定試料表面
には図3(a)に示すような四辺形形状の圧痕AKが形
成される。図3(b)は圧痕AKの断面形状である。圧
痕AKにおける角γは一般に90度である。
【0030】圧子23の尖端部を押し込む圧力は「所定
の圧力」で一定であるから、測定試料0の硬度が大きい
ほど形成される圧痕AKの大きさは小さくなる。従っ
て、圧痕AKの大きさを対角線L1,L2により測定す
れば、対角線L1,L2の大きさと測定試料の硬度とは
対応関係にあるので、この対応関係に応じて硬度を算出
することができる。なお、圧子を押し込む圧力を複数段
階用意し、測定試料の固さに応じて押し込み圧力を選択
して、適当な圧痕を形成して良いことは言うまでもな
い。
【0031】上記圧子選択のためのレボルバー20の回
転と、圧痕形成のために圧子駆動装置23Aにより圧子
を移動させるためのレボルバー・圧子駆動装置70の動
作はコンピューター90により制御される。従って、レ
ボルバー・圧子駆動装置70と圧子駆動手段23Aと、
これらを制御するコンピューター90とはレボルバー・
圧子駆動手段を構成する。
【0032】上記のようにして圧痕が形成されると圧子
23はレボルバー方向へ戻される。レボルバー20が回
転し、対物レンズ22の選択が行なわれる。この選択に
より対物レンズ22の光軸が基準軸Sに合致させられ
る。これが「レボルバー回転工程」である。
【0033】続いて「撮像・演算工程」が行なわれる。
この工程の手順は図4(c)に示すように、オートフォ
ーカス動作により始まる。対物レンズ22の選択に伴い
結像倍率は選択された対物レンズに応じて1義的に定ま
る。従ってコンピューター90(図1(a))は、先ず
レボルバー・圧子駆動装置70によりレボルバー20を
回転軸25に沿って移動させて上記結像倍率に応じた位
置(これは、CCDカメラ40との相対的な位置関係で
定まる)へ配備する。続いてコンピューター90の制御
に基づき、ステージコントローラー80により移動ステ
ージ90のZ方向ステージ10Zを駆動し、測定試料0
もろとも移動ステージ10をZ方向へ所定ステップで移
動させる。このとき照明系30により照明を行ない、C
CDカメラ40からの出力をコンピューター内に取り込
みオートフォーカスプログラムを実行する。
【0034】オートフォーカスは種々の方式が知られて
おり、具体的には公知の適宜のものを利用すれば良い。
例えば、CCDカメラ40の全画素の出力の最大と最小
を求め、Z方向ステージ10Zにより測定試料0が1ス
テップ、Z方向へ移動するたびに上記最大と最小の差を
演算し、この演算結果が最大となる位置を探すようにZ
方向ステージ10Zを制御する方法でもよい。
【0035】このようにして、オートフォーカス動作が
完了すると、CCDカメラ40の受光面には、測定試料
0に印された圧痕の拡大像が結像している。従って、レ
ボルバー・圧子駆動装置70とステージコントローラー
80とZ方向ステージ10ZとCCDカメラ40とコン
ピューター90とが、オートフォーカス手段を構成する
ことになる。
【0036】この状態で圧痕は基準軸Sの上にあり、従
って圧痕の拡大像はCCDカメラ40の受光面の中央部
に結像するはずであるが、実際には機械的な誤差や、振
動等の外部要因等により測定試料0が移動ステージ上で
動くこともあり、圧痕像が必ずしもCCDカメラ40の
受光面上の最適の位置からずれている場合もある。この
ように、圧痕像が最適位置にない場合にもコンピュータ
ー90は、入力情報に基づき、移動ステージ10のステ
ップモーターMX,MY,Mθを制御して圧痕の位置を
基準軸S上に自動的に修正する。
【0037】続いて、CCDカメラ40の出力により圧
痕の対角線長を算出し、それに基づき測定試料10の硬
度を演算算出する。対角線長から硬度を算出する算出演
算は従来から知られた演算を用いる。かくして演算され
た硬度を測定試料の硬度として出力する。従って、制御
・演算手段はコンピューター90である。以上が、硬度
測定の基本的なプロセスである。
【0038】測定試料0の圧痕の形成された面は、必ず
しも基準軸Sに対して直交的でなく基準軸Sに対して傾
いている場合もある。このような場合、従来の測定装置
のように1次元の撮像素子で圧痕像の読み取りを行なう
場合だと、圧痕形成面が対物レンズ光軸に対して傾いて
いる場合、オートフォーカスが極めて難しくなるが、こ
の発明では2次元の撮像素子を用いてオートフォーカス
を行なうので上記の如き場合にも適切なオートフォーカ
スを実行できる。また1次元の撮像素子で読取を行なう
と、圧痕形成面の傷等がノイズとして影響し易いが、2
次元の撮像素子を用いると情報量が大きいので、上記の
如きノイズの影響が少ない。
【0039】上には、対物レンズ22における対物レン
ズの選択以後を簡単に説明した。実際には、以下のよう
に行われる。
【0040】前述のように、レボルバー20の本体21
には、図2に示すように1個の圧子23と3個の対物レ
ンズ22A,22B,22Cとが設けられているが、こ
れら対物レンズは互いに結像倍率が異なる。
【0041】高い倍率の対物レンズは「硬度の大きい測
定試料」の測定に特に有用である。即ち測定試料の硬度
が大きくなると、圧子により形成される圧痕の大きさ
(対角線長)が小さくなるので、圧痕の対角線長を正確
に測定するには、CCDカメラの受光面に結像させる圧
痕像の結像倍率を大きくする必要がある。
【0042】この場合、圧痕形成後、直ちに結像倍率の
高い対物レンズを選択すると、以下の如き問題が生じ
る。即ち、この場合、選択された対物レンズの結像倍率
が大きいので、基準軸、圧痕位置、対物レンズの光軸の
3者に機械的な誤差があると、この誤差が対物レンズの
高倍率で拡大されるため、CCDカメラの受光面に対す
る圧痕像の位置が適正な位置から大きく離れる場合があ
り、圧痕の対角線長の測定の妨げとなる場合があるのは
勿論、それ以前の段階でオートフォーカスが精度良く行
なわれない等の問題がある。
【0043】この発明においては、測定試料の硬度の如
何に拘らず、「圧痕形成後、先ず低倍率の対物レンズ
(例えば、対物レンズ22A)を選択してオートフォー
カスを行ない、合焦後、圧痕の位置をコンピュータ90
に記憶し、次に所望の高倍率の対物レンズ(対物レンズ
22Bあるいは対物レンズ22C)を選択し、上記記憶
した圧痕位置のデータに基づき、移動ステージ10によ
り、圧痕の位置を基準軸上に移動させ、選択された高倍
率の対物レンズを用いて再度オートフォーカスを行な
う」ことにより、良好な測定を実現する。圧痕は、1以
上の走査エリアに対して行う。
【0044】説明を一般的にするために、測定試料の検
査面領域(圧痕を形成する領域)が図5(b)のよう
に、複数の走査エリアD1,D2,D3..,Dm,..に
分割され、各走査エリアに1以上の圧痕が形成されるも
のとする。硬度測定に際しては、全ての圧痕を測定試料
に形成したのち、各圧痕の対角線長を測定し、圧痕ごと
に硬度を演算算出する。図5(a)のフロー図を参照す
ると、「m」とあるのは、一般に、走査エリアDm を表
す指標であり、「n」とあるのは各走査エリアにおける
圧痕を表す指標である。圧痕形成は、圧子を選択した状
態において移動ステージをX,Y方向へ変位させて「圧
痕形成位置」を選択し、各位置毎に圧痕の形成を行な
う。圧痕形成位置は、予め選択されてコンピューター9
0に記憶される。従って、圧痕形成が終了した状態にお
いて各圧痕の位置はコンピューター90に記憶されてい
る。しかし圧痕形成の途上で測定試料が動いたりするこ
とがあるため、コンピュータ90に記憶されている圧痕
位置は、実際の圧痕位置に対して近似的なものである。
【0045】全ての圧痕が形成されたら、図5(a)に
示すように、先ず走査エリアD1 を基準軸位置に移動さ
せる。即ち、基準軸位置が「走査エリアD1 の略中央
部」に位置するようにする。この移動は移動ステージ1
0により行なう。この状態で、先ず低結像倍率の対物レ
ンズ(図2の対物レンズ22A)を選択してオートフォ
ーカスを行なう。すると対物レンズ22Aの倍率が低
く、且つ、走査エリアD1 の大きさも比較的小さいた
め、オートフォーカスが終了した状態では、走査エリア
1 の全域が「CCDカメラの受光面」上に結像する。
この状態で、走査エリアD1 内の各圧痕の位置を測定し
(各圧痕の位置をディスプレイ上で指定し、指定位置の
座標を求める)この測定値により、コンピュータ90内
に記憶された走査エリアD1 内の各圧痕の位置を修正す
る。
【0046】次に、高倍率の対物レンズ(対物レンズ2
2Bもしくは対物レンズ22C、圧痕の大きさに応じて
適当な方を選択する)を選択してレンズ交換を行ない、
走査エリアD1 内にある最初の圧痕(n=1)を基準軸
の位置に移動させる。この移動は、上記の、低倍率の対
物レンズ22Aを用いた圧痕位置の測定結果に基づき、
コンピューター90により移動ステージの移動量を決定
して行なう。
【0047】続いて、選択された「高倍率の対物レン
ズ」に対するオートフォーカスを行なうと、上記最初の
圧痕の拡大像がCCDカメラ40の受光面内の略適切な
位置に結像することになる。この状態において今一度
「最初の圧痕の位置」を測定し、この圧痕のみを含むよ
うにウインドウをかける。この「ウインドウがけ」は、
図1(a)における画像処理部50において「CCDカ
メラ40の出力領域を制限する」ことにより行なわれ
る。ウインドウの設定はディスプレイ画面上で行なう。
このようにウインドウをかけた状態で圧痕の対角線長を
測定し、硬度の算出を行なう。続いて、走査エリアD1
内の第2の圧痕を基準軸位置へ持ち来し、オートフォー
カスから硬度の算出にいたるプロセスを繰り返す。同様
のプロセスを走査エリアD1 内の全ての圧痕に就いて行
なったら、第2の走査エリアD2 領域に就いて上記のプ
ロセスを行ない、同様にして全ての走査エリアに対して
上記プロセスを繰り返して全ての圧痕に就いて硬度の算
出を行なう。ところで、上記のように圧痕の形成から硬
度の算出に到る一連のプロセスを自動的に行なう場合に
は、硬度測定装置の「目盛合わせ」を予め十分に調整し
て置かないと正確な硬度測定はできず、硬度測定値が熟
練者による測定値と一致しない。またオートフォーカス
は測定試料の表面の状態(研磨された状態や錆びを生じ
た状態)等によっても影響を受ける。従って、迅速・的
確な測定のためには、測定試料の表面状態を入力し、そ
れに応じて適切なオートフォーカスを行なうようにする
のが望ましい。
【0048】以下、このような測定試料に応じたオート
フォーカスと目盛合わせに就いて簡単に説明する。図6
は、上記オートフォーカスと目盛合わせの適正化を行な
う手順を示している。先ず、移動ステージ10上に「基
準試料」をセットする。この基準試料は予め正確に硬度
を測定された試料である。この状態でオートフォーカス
のプログラムにおける各種のパラメータを適当に与えて
オートフォーカスを行なう。
【0049】硬度測定装置により「自動的に実現された
合焦状態」をディスプレイにより確認し、上記「合焦状
態」が正しい状態であるか否かをチェックする。もし、
実現された合焦状態が、正しい状態、即ち対物レンズに
よるピントがあった状態を与えないときは、上記パラメ
ータを適宜変更して、ディスプレイ上に得られる適正な
合焦状態を装置が自動的に与えるようになるまで上記プ
ロセスを繰り返してパラメーターの調整を行なう。
【0050】さらに、このような適正なオートフォーカ
スが可及的に短時間で実現されるように、パラメーター
の調整を行なう。オートフォーカスのパラメーターとし
ては、対物レンズの焦点深度の1/5ないし1/10の
精細ピッチ:J、Z方向ステージの移動速度をステップ
モーターMZが脱調しない範囲でなるべく早く動作する
ようにするパラメーター:TH,TL,AP、Z方向ス
テージのバックラッシュを補正するパラメーター:B等
がある。これらパラメーターを最適に調整したら、その
ときの基準試料の表面状態(研磨されているか、表面が
粗いか、錆びが生じているか等)とともにコンピュータ
ーに記憶させる。
【0051】続いて、前述の如き手順で硬度測定を行な
い、測定された硬度が正しく基準試料の硬度を与えるか
否かをチェックする。測定硬度が基準試料の硬度と一致
しないときは、測定用のパラメーター(閾値等)を調整
して、測定硬度と基準試料の硬度が一致するようにす
る。このとき必要とあれば、先に決定したオートフォー
カス用のパラメーターの再調整も行なう。このようなプ
ロセスを、多くの基準試料に就き行なうことにより、測
定試料に応じて迅速・的確な硬度測定を行なうことが可
能となる。
【0052】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば新規な
硬度測定方法を提供できる。この発明の硬度測定方法
は、一旦測定試料をセットした後は、圧痕の形成から硬
度の算出まで、測定工程が自動的に行なわれるので、熟
練者に依らずに正確な硬度測定が可能である。また、圧
痕の像の読取に2次元の撮像素子を用いているので、圧
痕形成面が基準軸に対して傾いているような場合にも適
正なオートフォーカスが可能で、圧痕形成面の傷等のノ
イズの影響を受けにくく正確な硬度測定が可能である。
【0053】また、互いに結像倍率の異なる対物レンズ
を選択的に使用し、測定試料に圧痕を形成し、低倍率の
対物レンズによりオートフォーカスを行い、所望の圧痕
を含む走査エリアにおける圧痕の位置を記憶し、所望の
高倍率の対物レンズ選択後、所望の圧痕を基準軸上に移
動させ、撮像素子の受光面全域を対象としてオートフォ
ーカスを行ない、所望の圧痕の位置を決定後、所望の圧
痕のみを含む画像領域にウインドウをかけて、所望の圧
痕の対角線長を測定することにより、比較的多数の圧痕
を形成する場合に、所望の圧痕に対する測定を他の圧痕
に影響されずに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施に用いる硬度測定装置の1例
と、この装置によるこの発明の硬度測定方法の測定手順
を示す図である。
【図2】図1(a)の例におけるレボルバーを説明する
ための図である。
【図3】圧子により印される圧痕を説明するための図で
ある。
【図4】硬度測定の手順の概略を説明するための図であ
る。
【図5】この発明の実施例を説明するためのフロー図で
ある。
【図6】この発明の硬度測定方法の実施に用いる装置に
おける、オートフォーカス調整と目盛合わせを説明する
ためのフロー図である。
【符号の説明】
10 移動ステージ 20 レボルバー 22 対物レンズ 23 圧子 30 照明系 S 基準軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 元 長野県諏訪郡下諏訪町5329番地・株式会 社三協精機製作所内 (72)発明者 矢島 正男 長野県諏訪郡下諏訪町5329番地・株式会 社三協精機製作所内 (56)参考文献 特開 昭59−216038(JP,A) 特開 平1−267437(JP,A) 特開 昭51−8986(JP,A) 特開 昭63−106539(JP,A) 実開 昭59−40839(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 3/40 - 3/54

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定試料に所定の圧力で四辺形形状の圧痕
    を印し、この圧痕の対角線長を測定することにより測定
    試料の硬度を特定する方法であって、 測定試料を支持し、互いに直交するX,Y,Z方向へ平
    行移動させるための移動ステージと、 上記Z方向と平行に設定された所定の基準軸上に配備さ
    れた2次元の撮像素子と、 上記基準軸から所定距離離れた回転軸の周りに回転可能
    で、且つ上記回転軸方向に変位可能であり、結像倍率が
    互いに異なる2以上の対物レンズと圧痕形成用の圧子と
    を上記回転軸から上記所定距離離れた位置に配備された
    レボルバーと、 上記撮像素子とレボルバーの間に配備され、上記基準軸
    上に設定された所望の対物レンズを介して、測定試料を
    照明する照明系と、 上記レボルバーを回転軸の周りに回転させて、対物レン
    ズと圧子の選択を行ない、上記圧子が選択されたとき、
    選択された圧子を上記回転軸方向に変位させて測定試料
    に圧痕を印すためのレボルバー・圧子駆動手段と、 上記レボルバーの対物レンズが選択されたとき、選択さ
    れた対物レンズによる測定試料像を撮像素子の受光面上
    に結像させるためのオートフォーカス手段と、 上記撮像素子の受光状態を表示するディスプレイ手段
    と、 上記撮像素子の出力に応じて所定の演算により測定試料
    の硬度を算出するとともに、上記移動ステージ、撮像素
    子、レボルバー、照明系、レボルバー・圧子駆動手段、
    ディスプレイ手段およびオートフォーカス手段を制御す
    る制御・演算手段とを有する硬度測定装置を用い、 移動ステージ上に測定試料を設置後、先ず、オートフォ
    ーカスを行ない、しかる後にレボルバーを回転させて圧
    子を選択し、1以上の走査エリアに圧痕の形成を行い、 測定試料に圧痕形成後、所定の走査エリアの中央部を上
    記基準軸位置に移動さ せたのち、先ず低倍率の対物レン
    ズを選択してオートフォーカスを行なって、上記所定の
    走査エリア全体を上記撮像素子の受光面上に合焦後、撮
    像を行い、上記走査エリア内の圧痕の位置を記憶し、次
    に所望の高倍率の対物レンズを選択し、記憶された圧痕
    位置に基づき所望の圧痕を基準軸上に移動させ、撮像素
    子の受光面全域を対象としてオートフォーカスを行な
    い、上記所望の圧痕の位置を決定後、所望の圧痕のみを
    含む画像領域にウインドウをかけて、上記所望の圧痕の
    対角線長を測定することを特徴とする 硬度測定方法。
JP4006740A 1992-01-17 1992-01-17 硬度測定方法 Expired - Fee Related JP2758760B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4006740A JP2758760B2 (ja) 1992-01-17 1992-01-17 硬度測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4006740A JP2758760B2 (ja) 1992-01-17 1992-01-17 硬度測定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05196561A JPH05196561A (ja) 1993-08-06
JP2758760B2 true JP2758760B2 (ja) 1998-05-28

Family

ID=11646612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4006740A Expired - Fee Related JP2758760B2 (ja) 1992-01-17 1992-01-17 硬度測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2758760B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4519353B2 (ja) * 2001-04-19 2010-08-04 株式会社ミツトヨ 硬さ試験機
JP5573734B2 (ja) * 2011-03-14 2014-08-20 株式会社島津製作所 硬度試験機
JP5977557B2 (ja) * 2012-03-27 2016-08-24 株式会社ミツトヨ 硬さ試験機
JP6003269B2 (ja) * 2012-06-14 2016-10-05 株式会社島津製作所 硬さ試験機
JP5962286B2 (ja) * 2012-07-19 2016-08-03 株式会社島津製作所 硬さ試験機
JP6040816B2 (ja) * 2013-03-19 2016-12-07 株式会社島津製作所 硬さ試験機
GB2525857B (en) * 2014-05-05 2017-09-27 Indentec Hardness Testing Machines Ltd Apparatus for testing the indentation hardness of a material
JP6468134B2 (ja) * 2015-09-08 2019-02-13 株式会社島津製作所 硬さ試験機

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS518986A (ja) * 1974-07-10 1976-01-24 Akashi Seisakusho Kk Kodokei
JPS57136431A (en) * 1981-02-18 1982-08-23 Olympus Optical Co Endoscope
JPS59216038A (ja) * 1983-05-23 1984-12-06 Shimadzu Corp 自動硬度計における自動焦点装置
JPS63106539A (ja) * 1986-04-11 1988-05-11 Kubota Ltd ブリネル硬度検査における凹み表面積の測定方法及び測定装置
JPH0638063B2 (ja) * 1988-04-19 1994-05-18 新日本製鐵株式会社 押込型硬度計

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05196561A (ja) 1993-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5389774A (en) Method and means for calibrating the magnification of zoom optical systems using reticle images
US20100014099A1 (en) Coordinate measuring device and method for measuring with a coordinate measuring device
TWI292033B (ja)
US8711365B2 (en) Coordinate measuring device and method for measuring with a coordinate measuring device
US10120163B2 (en) Auto-focus method for a coordinate-measuring apparatus
JP3055836B2 (ja) レンズメ−タ
JP2758760B2 (ja) 硬度測定方法
JP3435019B2 (ja) レンズ特性測定装置及びレンズ特性測定方法
JPH027020B2 (ja)
JP2771546B2 (ja) 孔内面測定装置
JP4328671B2 (ja) 硬さ試験機
JPH0323856B2 (ja)
JP2008014646A (ja) 基板検査方法
JP2695338B2 (ja) 硬度測定方法
JP2637329B2 (ja) 硬度測定装置
JP2695337B2 (ja) 硬度測定方法
JP4684646B2 (ja) オートフォーカス方法
JP3396676B2 (ja) レンズメ−タ
JP2828145B2 (ja) 光切断顕微鏡装置及びその光学手段の位置合わせ方法
JP3429109B2 (ja) レンズメ−タ
JP3011742B2 (ja) 自動レンズメーター
JPH10325705A (ja) 測長方法及びこれを用いたテーブル型測長装置
JP4875354B2 (ja) オートフォーカス装置及びオートフォーカス方法
JP3207822B2 (ja) レンズメータ
JPH08233545A (ja) 穴形状測定方法および測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees