JP3435019B2 - レンズ特性測定装置及びレンズ特性測定方法 - Google Patents
レンズ特性測定装置及びレンズ特性測定方法Info
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Description
ンズの光学的特性評価に好適なレンズ特性測定装置及び
レンズ特性測定方法に関する。
過光の軌跡を受光素子により検出し、その検出結果に基
づいて被検レンズの光学特性を測定する、いわゆるレン
ズメータが知られている。測定は測定光軸上に被検レン
ズの測定点を持っていき、その測定点での屈折力を得
る。
置で、累進レンズ等の単一のレンズ上で度数が変化する
ような被検レンズの屈折力分布を得ようするときには、
多数の測定点で測定を繰り返し、測定した多数のデータ
を測定点と対応させて記録して集計するという作業が必
要であった。このため、測定に時間がかかり、測定作業
や集計作業も非常に手間であるという問題があった。ま
た、測定結果に対応した測定点を記録することは容易で
はなく、不正確になりやすい。
を迅速に、また正確に行える装置及び測定方法を提供す
ることを技術課題とする。
に、本発明は次のような構成を有することを特徴として
いる。
るレンズ特性測定装置において、被検レンズを透過した
第1測定光束を第1グレーティング及び第2グレーティ
ングを通してモアレ縞を形成し、形成されたモアレ縞を
撮像する第1測定光学系と、撮像されたモアレ縞を解析
し基準点に対する相対的な主点屈折力分布を求める第1
演算手段と、被検レンズの後頂点屈折力を測定するため
に、被検レンズを透過した第2測定光束が形成する測定
用指標を検出する第2測定光学系と、該第2測定光学系
による検出結果に基づいて被検レンズの後頂点屈折力を
求める第2演算手段と、該第2演算手段により得られた
後頂点屈折力に基づいて前記第1演算手段の主点屈折力
を後頂点屈折力に変換し、後頂点屈折力の分布を得る第
3演算手段と、を備えることを特徴とする。
において、前記第2測定光学系は累進レンズの遠用部又
は近用部の後頂点屈折力を測定し、前記相対的な主点屈
折力分布に基づいて測定された後頂点屈折力の位置を特
定することを特徴とする。
は、さらに屈折力分布をカラーマップするディスプレイ
手段と、カラーマップの色分けの度数ステップを複数の
ステップに切り換える切換え手段を有することを特徴と
する。
るレンズ特性測定方法において、被検レンズを透過した
第1測定光束を第1グレーティング及び第2グレーティ
ングを通してモアレ縞を形成し、形成されたモアレ縞を
撮像する過程と、撮像されたモアレ縞を解析し基準点に
対する相対的な主点屈折力分布を求める過程と、被検レ
ンズの後頂点屈折力を測定するために、被検レンズを透
過した第2測定光束が形成する測定用指標を検出する過
程と、該測定用指標による検出結果に基づいて被検レン
ズの後頂点屈折力を求める過程と、該後頂点屈折力に基
づいて前記主点屈折力を後頂点屈折力に変換し、後頂点
屈折力の分布を得る過程と、を有することを特徴とす
る。
明する。図1は装置の光学系の概略配置を示す図であ
り、広範囲にわたる屈折力分布を測定する第1測定光学
系1と被検レンズの屈折力を測定する第2測定光学系1
0を持つ。第1測定光学系1及び第2測定光学系10は
一体に構成されていても良いし、分離していても良い。
体レーザの測定光源2、対物レンズ3、所定のピッチ間
隔の格子線を持つ第1グレ−ティング4、第1グレ−テ
ィング4と所定距離離れて配置され所定のピッチ間隔の
格子線を持つ第2グレ−ティング5、モアレ縞観測用の
スクリーン6、撮影レンズ7、CCDカメラ8を備え、
被検レンズLEはホルダ9により所定の基準位置に位置
決めされる。なお、測定光源2と対物レンズ3は共に後
述する移動装置により光軸方向に移動可能である。ま
た、第1グレ−ティング4と第2グレ−ティング5は互
いの格子線が相対的に所定の微小角度だけ傾くように配
置されており、測定時には後述する回転装置により共に
回転するようになっている。
3により一旦収束した後発散し、被検レンズLEの所定
の範囲を一様に照明して透過する。その透過光は、被検
レンズLEの屈折力分布に応じて屈折されて第1グレ−
ティング4、第2グレ−ティング5を順次照明し、各グ
レ−ティング4、5の格子線はスクリーン6上に投影さ
れてモアレ縞が形成される。スクリーン6上のモアレ縞
は、測定光源2と対物レンズ3の移動にともないその傾
き角が変化する。スクリーン6上に形成されたモアレ縞
は撮影レンズ7によりCCDカメラ8の撮像素子面に結
像する。
を解析して、屈折力分布を得る方法を説明する。
が第1グレ−ティング4を照明することにより、第1グ
レ−ティング4のピッチp1 の格子線の影が第2グレ−
ティング5上に投影されて疑似的にピッチp1'(x,y;s1)
となり、これと第2グレ−ティング5のピッチp2 (>
p1 )の格子線の重なりによってモアレ縞が生じる。図
2に示すように、ピッチp1 とピッチp1'の間の関係
は、近軸近似の下では被検レンズの屈折力と光源の位
置、第1グレ−ティング4(G1)と第2グレ−ティン
グ5(G2)間の距離Δ、及び被検レンズと第1グレ−
ティング4(G1)間の距離δによって、次のように定
式化することができる。
(対物レンズ3による測定光源2からの光の集光位置)
までの距離、s2 は基準位置Oから被検レンズLEによ
る像点位置までの距離、Dpζ(x,y) は第1グレ−ティ
ング4の格子線に垂直な方向の屈折力とする。
レ−ティング4の格子線と第2グレ−ティング5の格子
線は、図3に示すように、相対的に微小角度θだけ傾け
て配置されているとすると、この場合に生じるモアレ縞
の角度α(x,y;s1)(グレ−ティング4、5の各格子線を
2等分する直線ξに対するモアレ縞の角度)及びその間
隔C(x,y;s1)は、次式で表されることが一般に知られて
いる。
レ縞がグレ−ティング4、5の各格子線を2等分する直
線と垂直に、またモアレ縞の間隔が最大になる。このと
きのモアレ縞の角度α及び間隔Cmax は、
方程式を屈折力Dpζ(x,y) について解いた式は、
態から垂直になる状態の光源の位置を代入すれば、その
点(基準点)の屈折力が求められる。
り一定であれば、光源の位置調整によりモアレ縞は一様
に等間隔で垂直な縞直線となる。したがって、垂直な縞
直線となる基準点でのモアレ縞間隔に対し、他の点での
モアレ縞間隔の逸脱量を空間周波数解析(必要なら、
「OPTICAL ENGINEERING/August 1988/vol.27 No.8 」p6
50〜p656参照)により算出することにより、前記基準点
における屈折力から測った周辺部の相対的屈折力に変換
することができる。
は主点屈折力の第1グレ−ティング4の格子線方向に垂
直な成分であるが、θが十分に小さいときにはモアレ画
像の垂直成分、すなわちDpζ(x,y) と見なしても精度
的には問題ない。また、これはモアレ縞検出面のy軸が
ζ軸に一致したときのy軸方向の屈折力成分とすれば、
主点屈折力を求めるには、グレ−ティング4、5を共に
90°回転させてζ、ξ軸を共に回転することにより、
先の方向と垂直なx軸方向の屈折力成分、すなわちD
pξ(x,y) を同様に求める。よって、主点屈折力D
p(x,y) は、次式で求められる。
対的な屈折力分布を得ることができる。
(Back Vertex Power) として定義されているので、上記
で求められる主点屈折力を後頂点屈折力に変換する必要
がある。これには、まず一旦各点の屈折力を逆数である
焦点距離に変換する。次に、任意の点について別途与え
られる被検レンズの屈折力(後頂点屈折力)の逆数から
の差を求め、その値を各点の焦点距離から減じ、もう一
度各点の逆数をとって屈折力に変換する処理を行う。こ
れにより眼鏡レンズの屈折力測定に対応した屈折力(後
頂点屈折力)が求められる。
源で、対物レンズ12の焦点付近に光軸に直交して4個
配置され、順次点灯するようになっている。13はミラ
ー、14は直交するスリットを有するターゲット板で、
対物レンズ12及びコリメーティングレンズ15の焦点
付近に固定又は移動可能に配置されている。16は被検
レンズLEを載せるノーズピース、コリメーティングレ
ンズ15及び結像レンズ17の焦点付近に配置されてい
る。18はミラーである。19はハーフプリズム、20
は光軸に直交する平面に設けられ、互いに検出方向が直
交するように配置される2個のイメージセンサである。
21は2個の円柱レンズでそれぞれの強主経線焦点位置
にイメージセンサ20が配置される。測定光源11から
の光は、対物レンズ11を介してターゲット板14を照
明する。ターゲット板14を通過した光束は、コリメー
ティングレンズ15、被検レンズLE、結像レンズ1
7、円柱レンズ21等を介して2つのイメージセンサ2
0上にそれぞれ像を形成する。
体の外観の一部を示す図である。収納部30側には測定
光源11〜ターゲット板14が収納され、収納部31側
には結像レンズ17〜イメージセンサ20が収納されて
いる。32はレンズ受け台であり、装置に対して前後移
動可能に保持されている。33はレンズ押さえであり、
これを下げることによりノーズピース16との間で被検
レンズLEを保持する。34は印点装置であり、レンズ
受け台に平行に3つの印点が可能で、その中央の印点は
ノーズピース16の中心に施すようになっている。印点
作業は図示なきレバーを操作することにより行う。
測定を説明する。各測定光源11の順次点灯によりター
ゲット板14は個別に照明される。被検レンズがない場
合には、各測定光源11の順次点灯によってイメージセ
ンサ20上にできるターゲット像はすべて重なる。被検
レンズLEが屈折力のみを持っている場合、イメージセ
ンサ20上のターゲット像の位置は球面度数に相当した
分だけ移動する。被検レンズLEが柱面屈折力のみを持
っている場合、円柱レンズ21に入射する平行な光束
は、強主経線に直交する方向(又は同方向)に屈折力が
働く。従って各測定光源11の点灯によるターゲット像
の中心座標に基づいて、球面度数、柱面度数、乱視軸角
度、プリズム量を知ることができる。この算出について
は、本出願人による特開昭60-17335号と基本的に同様で
ある。
ク図である。50は演算制御回路であり、各装置の制
御、第1及び2測定光学系による測定の演算処理を行
う。51はカラー表示可能なディスプレイであり、第2
測定光学系による測定時でのアライメントのためのター
ゲットや測定結果の表示、第1測定光学系による屈折力
分布のカラーマップ表示、その他各種の情報を表示す
る。52は装置への指令を行う各種スイッチを持つ入力
部である。この入力部52のスイッチは、ディスプレイ
の所定位置に表示されるスイッチ表示に対応した位置に
設け、各表示モードでのスイッチ表示に対応して各スイ
ッチにそれぞれの役割を持たすことにより、少ない数の
スイッチで様々な指令を行うようにすることができる。
53はディスプレイ51の表示回路である。
はA/D回路61によりデジタル化されて画像メモリ6
2に取り込まれる。取り込まれた画像データは画像処理
回路63により画像処理され、演算制御回路50は前述
の測定の演算を行い屈折力に関する測定結果を得る。演
算制御回路50には、イメージセンサ20による信号に
所定の処理を施す信号処理回路64、測定光源2と対物
レンズ3を光軸方向に移動する移動装置65a、第1及
び第2グレーティング4、5を回転する回転装置65
b、得られた測定情報等を記憶するメモリ66、第2測
定光学系10による測定時に被検レンズLEの測定値の
読み込みを行うためのREADスイッチ54、測定結果を印
字出力するプリンタ55等が接続されている。67は他
の装置とデータの送受信を行うための通信回路である。
モードを入力部52の測定モードスイッチにより測定光
学系2による累進レンズの測定モードにする。ディスプ
レイ51には、図6(a)に示す累進レンズを模した2
本の曲線を持つアライメントサ−クル80と、ガイド8
1が表示される。測定者は累進レンズの遠用部をノーズ
ピ−ス16の上に載せる。測定光軸上にレンズが位置す
ると、画面上のアライメントサークル80には、プログ
ターゲット82がガイド81の左右どちらかに表示され
る。演算制御回路50は、各測定点でのプリズム値に基
づきプログターゲット82のガイド81に対する相対位
置を求め、その位置を制御する。
ット82がガイド81の中心に重なるようになると、図
6(b)のように、レンズを装置に向って奥側に移動さ
せる旨を意味する「PUSH ↑」表示83が表示される。
測定者はこの表示の誘導に従い、レンズを移動する。装
置は所定の間隔で連続的に測定値を得ており、移動に伴
う加入度数(球面度数)の変化がなければ、ガイド81
を大十字の表示にして測定点が遠用部にあることを測定
者に知らせる。READスイッチ54を押すと、このときの
測定値(球面度数、柱面度数)がメモリ66に記憶され
る。
4により遠用部の測定位置に印点を施しておく。印点作
業が終了したら、第1測定光学系による測定に移行して
もよいが、引き続き近用部の測定を行って加入度数を得
るようにしても良い。近用部の測定については、本出願
人による特開平9-43101 号等を参照されたい。
測定点の位置が得られるので、その測定は任意の位置で
行っても良いが、累進レンズの場合は遠用部が最も屈折
力が安定しているため、上記のように遠用部で測定した
方が高精度の測定結果が得られる。
測定モードスイッチにより第1測定光学系1による累進
レンズの測定モードにし、被検レンズを第1測定光学系
1の光軸上に移す。被検レンズをホルダ9に載せ、被検
レンズが基準位置にセットされるようにする。ディスプ
レイ51には、CCDカメラ8により撮影されるモアレ
縞の画像が表示される。
2の測定開始スイッチを押して測定を開始する。演算制
御回路50は、画像処理回路63により処理されるモア
レ縞の画像に基づき、光軸中心部のモアレ縞が装置のx
y平面のx軸に対して垂直になるように、移動装置65
aを動作させて光源11の位置を移動する。光軸中心部
のモアレ縞が所定の関係になったら、このときのCCD
カメラ8からの画像を画像メモリ62に記憶する。その
後、演算制御回路50は、画像メモリ62に記憶された
画像から被検レンズに施された中央の印点の位置を画像
処理回路63により抽出処理して、メモリに記憶した測
定度数に対応した測定点の位置を得る。続いて、得られ
た測定点での度数(球面度数、乱視度数)とモアレ縞の
画像解析に基づき、前述した方法により屈折力分布デー
タ(球面度数分布データ、柱面度数分布データ)を得
る。
ても屈折力の相対的な分布情報を得ることもできるの
で、この情報から遠用部を自動的に判定し、メモリ66
に記憶されている被検レンズの遠用部の度数情報を当て
はめた後に屈折力分布データを求めるようにしても良
い。この場合には、印点とその抽出処理が不要になる。
レ縞の画面上で被検レンズの度数の測定位置を指定し
て、印点とその抽出処理を省くこともできる。
レイー51にはそれぞれの度数分布がカラーマップで表
示される。図7はその表示例である。左側のサークル1
00には球面度数分布のカラーマップが表示され、カラ
ーバ−101には球面度数の色分けが表示される。右側
のサークル102には柱面度数分布のカラーマップが表
示され、カラーバ−103には柱面度数の色分けが表示
される。カラーマップの色分けの度数ステップは、0.12
D、0.25D、0.50Dのように複数のステップに切換える
ことができる。また、画面上には遠用部の球面度数と柱
面度数、分布情報から判定される近用部の加入度数が表
示される。
屈折力分布状態、累進帯の様子を容易に知ることができ
る。また、素性の不明な累進レンズのタイプを判断する
ことにも役立ち、眼鏡店では同じタイプの累進レンズを
眼鏡使用者に提供することができる。
ント)を指定することにより、その範囲の平均度数が求
められて表示されるようになっている。平均度数表示用
のスイッチを押すと、カラーマップ上には範囲を指定す
るためのマーク110が表れる(図8)。このマーク1
10を入力部のスイッチ(又はマウス)により所望する
位置へ移動し、さらにその範囲の大きさを変更する。マ
ーク110はサークル100、102上で移動可能で、
演算制御回路50は画面上でのマーク110の大きさ基
づきその範囲の平均度数を算出し、その結果を表示部1
11に表示する。なお、これはポイント指定にして、そ
の位置における度数を表示するようにもできる。
ドを単焦点レンズの測定モードにし、まず第2測定光学
系10により測定を行う。屈折力分布のカラーマップ表
示のためには任意の位置での測定でよいが、光学中心で
測定を行っても良い。光学中心で測定するときは、図9
のように表示されるレチクル140とクロスターゲット
142が一致するようにアライメントし、READスイッチ
54を押すことにより、測定値が記憶される。測定がで
きたら、その位置に印点を施す。次に、測定モードを第
1測定光学系1による単焦点レンズ用のモードに切換
え、被検レンズを移して累進レンズのときと同様に測定
を実行することにより、ディスプレイ51上にはカラー
マップが表示される。単焦点レンズの場合でも、カラー
マップの色分けステップ幅を小さく設定すると、度数の
変化状態が表れるようになる。
備える第2測定光学系10により被検レンズを測定する
ものとしたが、別の装置により測定された被検レンズを
用いて第1測定光学系1で屈折力分布の測定しても良
い。その度数データは、データ通信によりメモリ66に
入力ができる。また、入力部52のスイッチ操作で入力
しても良い。被検レンズの度数データの位置は、印点を
施しておくことにより上記のように画像処理して得るこ
とができる。
屈折力分布の測定に際し、測定時間を短くして正確な測
定が行える。
共通部分を多くして同一の装置で行える。このため製造
コストが安価になる。
示す図である。
例を示す図である。
る。
る。
す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 被検レンズの光学的特性を測定するレン
ズ特性測定装置において、被検レンズを透過した第1測
定光束を第1グレーティング及び第2グレーティングを
通してモアレ縞を形成し、形成されたモアレ縞を撮像す
る第1測定光学系と、撮像されたモアレ縞を解析し基準
点に対する相対的な主点屈折力分布を求める第1演算手
段と、被検レンズの後頂点屈折力を測定するために、被
検レンズを透過した第2測定光束が形成する測定用指標
を検出する第2測定光学系と、該第2測定光学系による
検出結果に基づいて被検レンズの後頂点屈折力を求める
第2演算手段と、該第2演算手段により得られた後頂点
屈折力に基づいて前記第1演算手段の主点屈折力を後頂
点屈折力に変換し、後頂点屈折力の分布を得る第3演算
手段と、を備えることを特徴とするレンズ特性測定装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載のレンズ特性測定装置にお
いて、前記第2測定光学系は累進レンズの遠用部又は近
用部の後頂点屈折力を測定し、前記相対的な主点屈折力
分布に基づいて測定された後頂点屈折力の位置を特定す
ることを特徴とするレンズ特性測定装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のレンズ特性測定装置は、
さらに屈折力分布をカラーマップするディスプレイ手段
と、カラーマップの色分けの度数ステップを複数のステ
ップに切り換える切換え手段を有することを特徴とする
レンズ特性測定装置。 - 【請求項4】 被検レンズの光学的特性を測定するレン
ズ特性測定方法において、被検レンズを透過した第1測
定光束を第1グレーティング及び第2グレーティングを
通してモアレ縞を形成し、形成されたモアレ縞を撮像す
る過程と、撮像されたモアレ縞を解析し基準点に対する
相対的な主点屈折力分布を求める過程と、被検レンズの
後頂点屈折力を測定するために、被検レンズを透過した
第2測定光束が形成する測定用指標を検出する過程と、
該測定用指標による検出結果に基づいて被検レンズの後
頂点屈折力を求める過程と、該後頂点屈折力に基づいて
前記主点屈折力を後頂点屈折力に変換し、後頂点屈折力
の分布を得る過程と、を有することを特徴とするレンズ
特性測定方法。
Priority Applications (5)
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