JP2758323B2 - ストリップの巻取方法および装置 - Google Patents

ストリップの巻取方法および装置

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JP2758323B2
JP2758323B2 JP4293586A JP29358692A JP2758323B2 JP 2758323 B2 JP2758323 B2 JP 2758323B2 JP 4293586 A JP4293586 A JP 4293586A JP 29358692 A JP29358692 A JP 29358692A JP 2758323 B2 JP2758323 B2 JP 2758323B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼帯などの金属帯体で
あるストリップを巻取リールに巻取るための方法および
装置に関し、特にコイル内径部に発生するトップマーク
疵を軽減するストリップの巻取方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】典型的な先行技術は特開昭62−295
853に開示されている。この先行技術では、図6
(1)に示されるようにストリップの巻取開始時には、
巻取張力を高い値TA1に設定して巻取り、これによっ
てコイルの内径部の変形およびバックリングを防止して
いる。バックリングというのはキンク現象とも呼ばれ、
コイル内径部が座屈を生じる現象である。こうして巻初
めでは、巻取張力を高い値TA1とし、その後には、巻
取張力を巻数の増加に伴って、予め定める一定の傾斜を
もたせて低下しつつストリップを巻取リールに巻取る。
この巻取開始後から予め定める巻数m1まで巻取るまで
は、図6(2)に示されるように巻取リールの直径を最
大径D0よりもわずかに縮径した状態D1とし、ストリ
ップがその所定の巻数m1だけ巻取られた時点で、巻取
リールを最大径に拡径して巻取る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような先行技術で
は、ストリップの巻初めの巻取張力が高い状態におい
て、巻取リールの直径を最大径よりもわずかに縮径した
状態で巻取り、その後、最大径に拡径すると、ストリッ
プの巻取リールに巻取られている先端部の押付圧がさら
に高くなり、そのコイルの巻初め部に腰折れ状の疵であ
るトップマーク疵が複数層にわたって形成されてしま
う。
【0004】本発明の目的は、トップマーク疵の発生を
防止することができるようにしたストリップの巻取方法
および装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、巻取軸の外周
に周方向に間隔をあけて複数のセグメントを配置し、こ
れらのセグメントを外囲する弾性材料から成るスリーブ
を設けた巻取リールに、ストリップを巻取る方法におい
て、セグメントを最大径位置よりも小さい位置に設定し
たままで、ストリップを、予め定める第1巻取張力TA
で、予め定める巻数m、巻取り、次に、セグメントを最
大径位置に設定したままで、予め定める第2巻取張力T
Bで、予め定める巻数n、巻取り、第1および第2巻取
張力TA,TBは、 0.5TA≦TB≦0.8TA に選び、その後、セグメントを最大径位置に設定したま
まで、前記第1巻取張力TAまで上昇して巻取ることを
特徴とするストリップの巻取方法である。
【0006】また本発明は、巻取軸の外周に周方向に間
隔をあけて複数のセグメントを配置し、これらのセグメ
ントを外囲する弾性材料から成るスリーブを設けた巻取
リールと、セグメントの半径方向の位置を設定するセグ
メント位置設定手段と、巻取リールを駆動するモータ
と、ストリップの張力を検出する張力検出手段と、巻取
リールの回転数を検出する回転数検出手段と、巻取張力
を設定する巻取張力設定手段と、張力検出手段によって
検出される張力が、巻取張力設定手段によって設定され
る巻取張力になるように、モータを駆動する制御手段
と、回転数検出手段の出力に応答し、巻初めから予め定
める巻数mまで、セグメント位置設定手段によってセグ
メント位置を最大径位置よりもわずか小さい位置に設定
して、巻取張力設定手段によって予め定める第1巻取張
力TAに設定し、巻数m後には、予め定める巻数nま
で、セグメント位置設定手段によってセグメント位置を
最大径位置に設定し、巻取張力設定手段によって予め定
める第2巻取張力TBに設定し、ここで 0.5TA≦TB≦0.8TA であり、巻数n後には、セグメント位置設定手段によっ
てセグメント位置を最大径位置に設定したままで、巻取
張力設定手段によって第1巻取張力TAに設定する処理
手段とを含むことを特徴とするストリップの巻取装置で
ある。
【0007】また本発明は、処理手段は、巻数n後に巻
取張力設定手段によって第1巻取張力TAに設定した
後、巻数が増大するにつれて巻取張力を徐々に低下する
ように設定することを特徴とする。m,nは、整数でな
くてもよく、1以上の数である。
【0008】
【作用】本発明に従えば、直径を拡縮可能な巻取リール
に、巻初めから巻数mまでは、セグメント最大径位置よ
りも小さい位置に設定したままで、第1巻取張力TAで
巻取り、次に、セグメントを最大径位置に設定したまま
で、第1巻取張力よりも小さい第2巻取張力TBで、巻
数n、巻取り、その後、巻取張力を巻初めの巻取張力T
Aまで上昇させる。このように巻取張力を第2巻取張力
TBに一旦下げることによって、トップマーク疵を軽減
ないしは零とすることができる。ストリップの巻数mま
では、セグメントを最大径位置よりもわずかに小さい位
置に設定し、m巻、巻付けた後、最大径に拡径するた
め、ストリップの先端部が弾性材料のスリーブに食込
み、ストリップの先端部の段差による第2層目以降に疵
が生じるとしても、その先端部から疵が生じるまでの部
分を、できるだけ短くすることができる。
【0009】また本発明に従えば、第2巻取張力TB
は、0.5TA以上、0.8TA以下に選び、これによ
ってその第2巻取張力TBで巻取られる巻数n分によっ
て、それよりも内径部の巻数mの部分に作用する圧縮応
力を低減させて、いわばクッション機能を達成すること
ができる。
【0010】第2巻取張力TBが、0.5TA未満であ
るときには、ストリップを正常に巻取ることができなく
なってしまい、また第2巻取張力TBが0.8TAを超
えると、トップマーク疵が発生してしまう。
【0011】前述の巻数mが大きすぎると、そのコイル
の巻締力が大きくなり、巻取リールが拡径できなくなっ
てしまい、その逆に、巻数mが小さすぎると、コイルが
巻取リールから外れてしまう。巻数nが小さいと、前述
のクッション機能が充分に達成されず、またその巻数n
が大きすぎると、コイルを巻取リールから取外したと
き、コイルの内径部が変形して真円にならず偏平な円な
どになって歪む。このため前記m,nは、たとえば2〜
3の範囲の値に選ばれてもよい。
【0012】また本発明に従えば、巻取リールをモータ
によって駆動し、これによって生じるストリップの張力
を、張力検出手段によって検出し、また巻取リールの回
転数を回転数検出手段によって検出し、この検出張力が
巻取張力設定手段によって設定された巻取張力となるよ
うにモータを制御手段によって駆動し、回転数検出手段
の出力に応答する処理手段は、巻初めから予め定める巻
数mまで、セグメント位置を最大径位置よりも小さい位
置にセグメント位置設定手段によって設定し、そのとき
の張力を予め定める第1巻取張力TAに設定し、巻数m
後には、セグメント位置を最大径位置に設定したままと
する。この巻数m後には、予め定める巻数nまで、前述
の第2巻取張力TBに設定しておき、この巻数n後に
は、一旦、第1巻取張力TAに設定し、その後、巻数が
増大するにつれて巻取張力を徐々に低下し、あるいはま
た巻数が増大してもその第1巻取張力TAに保つ。
【0013】ストリップの張力を検出する張力検出手段
は、モータの負荷電流を検出する構成であっもよく、あ
るいはまた一対の間隔をあけて配置されたプーリ間を走
行するストリップの表面に垂直方向に押圧したときの反
力を検出して張力を検出する構成であってもよく、ある
いはまたその他の構成であっもよい。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例の動作を説明するた
めの図であり、このような動作は、図2に示される本発
明の一実施例のストリップの巻取装置1によって実現さ
れる。調質圧延機2によって圧延された鋼帯であるスト
リップ3は、ブライドルロール4に巻掛けられ、その
後、参照符5で示されるストリップは巻取リール6に巻
付けられて巻回される。ブライドルロール4にはモータ
7,8が連結され、圧延機2とブライドルロール4との
ストリップ3に作用する張力と、このブライドルロール
4と巻取リール6との間のストリップ5に作用する張力
とは、相互に無関係となるようにされる。巻取リール6
はモータ9によって回転駆動され、その回転数は、回転
数検出手段10によって検出される。ストリップ5の張
力は、モータ9の負荷電流に対応しており、この負荷電
流、したがってストリップ5の張力は、張力検出手段1
1によって検出される。張力検出手段11の出力は減算
器12に与えられる。巻取張力を設定する巻取張力設定
手段13の出力は減算器12に与えられる。減算器12
は、設定された巻取張力と検出された巻取張力との差を
表す電気信号を、モータ9のための駆動手段14に与
え、これによってモータ9は、ストリップ5に巻取張力
設定手段13によって設定された巻取張力となるよう
に、張力を作用させる。
【0015】図3を参照して、巻取リール6は、巻取軸
15の外周に周方向に間隔をあけて4つのセグメント1
6が配置され、これらのセグメント16を外囲して弾性
材料、たとえばゴムなどから成る円筒状のスリーブ17
が設けられて構成され、このスリーブ17には、ストリ
ップ5が参照符18で示されるようにコイル状に巻付け
られる。巻取軸15は、軸線方向に外径が変化して円錐
台状に形成され、この巻取軸15が複動シリンダ19に
よって軸線方向20の方向に変位されることによって、
セグメント16の周方向の位置が変化される。この巻取
軸15には、スプライン21が形成され、このスプライ
ン21には歯車22が噛合され、この歯車22は、モー
タ9に歯車23を介して回転駆動される。
【0016】図4は、図3のIV−IVから見た断面図
である。シリンダ19によって巻取軸15が図3の右方
に変位されている状態では、図4(1)に示されるよう
にセグメント16は半径方向内方の位置にあり、スリー
ブ17の外径は小さい。シリンダ19によって巻取軸1
5が図3の左方に変位されることによってセグメント1
6は半径方向外方に変位され、図4(2)に示されるよ
うに、スリーブ17の外径が大きくなる。スリーブ17
の働きによって図4(3)に示されるようにストリップ
5が巻付けられたとき、そのストリップ5の先端部5a
は、スリーブ17内に吸収されて食い込み、これによっ
て第2層目のストリップ5bには、先端部5a上でトッ
プマーク疵24が発生することが可及的に抑制される。
もしも仮に、スリーブ17が設けられないとすれば、セ
グメント16相互間の凹凸が、ストリップ5に転写され
てしまい、セグメントマークが形成され、製品の品質が
低下してしまう。スリーブ17はこのようなセグメント
マークがストリップ5に発生しない働きをも果たす。
【0017】図5は、図2に示される処理回路25の動
作を説明するためのフローチャートである。処理回路2
5は、回転数検出手段10の出力に応答し、巻取張力設
定手段13の巻取張力を設定して前述の図1(1)に示
されるストリップ5の巻取張力を達成し、またシリンダ
19を駆動制御し、巻取リール6のセグメント16の径
の位置を、図1(2)に示されるように制御する。ステ
ップa1からステップa2に移り、セグメント16の半
径方向の位置、したがって巻取リールの外径を、最大径
D0の位置よりもわずかに小さい位置に設定し、セグメ
ント16による巻取外径を、D1とするように、シリン
ダ19を駆動する。次のステップa3では、張力設定手
段13によって、予め定める巻取張力TAに設定する。
こうしてモータ9を回転駆動し、ステップa4において
回転数検出手段10によって検出される巻取リール6に
よるストリップ5の巻取数が、巻数mであるかどうかを
判断し、巻数mでないときには、ステップa2に戻る。
【0018】巻取リール6に、前述の巻数m、ストリッ
プ5が巻回されて巻付けられたときには、ステップa4
からステップa5に移り、処理回路25はシリンダ19
を駆動して、セグメント16を、最大径D0の拡径位置
に設定する。このときステップa6では、処理回路25
は張力設定手段13において、予め定める第2の巻取張
力TBに設定する。この状態で、巻取リール6には、ス
テップa7における巻数n、ストリップ5がさらに巻回
されたかどうかが判断される。第2の巻取張力TBは、
次の数式1が満たされるように、選ばれる。
【0019】
【数1】 0.5TA≦TB≦08TA …(1) 第2の巻取張力TBが、0.5TA未満であるときに
は、ストリップ5を巻取リール6に正常に巻取ることが
できず、ストリップ5がリール6から滑ってしまう。第
2巻取張力TBが、0.8TAを超えるときには、トッ
プマーク疵を防ぐことができず、またコイルの内径変形
を防ぐことができず、バックリングを生じやすくなって
しまう。
【0020】ステップa7において、ストリップ5が巻
数n、巻取リール6に巻回されたことが判断されると、
ステップa8に移り、巻取張力設定手段13には、巻初
めの第1巻取張力TAに再び戻し、次のステップa9で
は、回転数の増大に伴い、巻取張力を、徐々に低下して
いく。本発明の他の実施例として、ステップa9におい
て巻取張力は、回転数にかかわらず、一定の値TAに保
たれてもよい。
【0021】本件発明者の実験結果を述べる。図2にお
いてストリップ3,5は、板厚1.4mm、幅1219
mmであり、張力TA=1.95kg/mm2、TB=
1.36kg/mm2に選び、したがってTB=0.7
TAである。m=2、n=3に選んだ。巻取初期のセグ
メント16の拡径した位置から少し縮径したときの外径
D1=460mmφ、セグメント16の拡径時の最大径
D0=468mmφ、したがってΔD(図1(2)参
照)=8mmφ、スリーブ17の厚みは20mmであ
る。このときの実験結果を表1に示す。比較例は、図6
に示されるとおりであり、m1=mに選び、TA1=T
Aに選ぶ。
【0022】
【表1】
【0023】このことから、本発明の実験結果によれ
ば、ストリップ5のトップマーク疵が、比較例に比べて
1/3程度に減少することができることが確認され、こ
れによってストリップ5の歩留りが向上した。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、巻取リー
ルのセグメントの拡縮機能を2段階とし、巻数m、予め
定める第1巻取張力TAで巻取り、その後巻取張力を第
2巻取張力TBに一旦、下げ、再度、巻取張力を巻初め
の張力TAまで上昇させ、これによってトップマーク疵
が転写されないようにして、ストリップをリールに巻付
けることが可能となる。
【0025】またストリップの巻取開始後、巻数mを行
った時点で、セグメントを最大径位置に設定して巻取リ
ールを最大径にまで拡径することによって、ストリップ
巻初めの先端部が弾性材料から成るスリーブに吸収され
てめり込むと同時に、巻取張力を一旦、下げることによ
って、コイルの内径部に作用する圧縮応力を低減させて
いわゆるクッション機能が働き、それらの相乗効果によ
って、トップマーク疵を一層、軽減することができるよ
うになる。このようにしてトップマーク疵を軽減するこ
とができることによって、ストリップの歩留りの向上を
図ることができる。
【0026】さらにまたコイルを巻取リールから離脱し
た後に、コイルの内径部の変形が生じたり、コイル内径
部が座屈してバックリングが生じたりすることを、防ぐ
ことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の動作を説明するためのグラ
フである。
【図2】本発明の一実施例の全体の構成を示すブロック
図である。
【図3】巻取リール6の構成を示す断面図である。
【図4】図3における切断面線IV−IVから見た断面
図である。
【図5】図2に示される処理回路25の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図6】先行技術の動作を説明するためのグラフであ
る。
【符号の説明】
1 ストリップの巻取装置 2 調質圧延機 3,5 ストリップ 4 ブライドルロール 6 巻取リール 7,8,9 モータ 10 回転数検出手段 11 巻取張力検出手段 12 減算器 13 巻取張力設定手段 14 駆動手段 15 巻取軸 16 セグメント 17 スリーブ 18 コイル 19 複動シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21C 47/00 - 47/34

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻取軸の外周に周方向に間隔をあけて複
    数のセグメントを配置し、これらのセグメントを外囲す
    る弾性材料から成るスリーブを設けた巻取リールに、ス
    トリップを巻取る方法において、 セグメントを最大径位置よりも小さい位置に設定したま
    まで、ストリップを、予め定める第1巻取張力TAで、
    予め定める巻数m、巻取り、 次に、セグメントを最大径位置に設定したままで、予め
    定める第2巻取張力TBで、予め定める巻数n、巻取
    り、 第1および第2巻取張力TA,TBは、 0.5TA≦TB≦0.8TA に選び、 その後、セグメントを最大径位置に設定したままで、前
    記第1巻取張力TAまで上昇して巻取ることを特徴とす
    るストリップの巻取方法。
  2. 【請求項2】 巻取軸の外周に周方向に間隔をあけて複
    数のセグメントを配置し、これらのセグメントを外囲す
    る弾性材料から成るスリーブを設けた巻取リールと、 セグメントの半径方向の位置を設定するセグメント位置
    設定手段と、 巻取リールを駆動するモータと、 ストリップの張力を検出する張力検出手段と、 巻取リールの回転数を検出する回転数検出手段と、 巻取張力を設定する巻取張力設定手段と、 張力検出手段によって検出される張力が、巻取張力設定
    手段によって設定される巻取張力になるように、モータ
    を駆動する制御手段と、 回転数検出手段の出力に応答し、巻初めから予め定める
    巻数mまで、セグメント位置設定手段によってセグメン
    ト位置を最大径位置よりもわずか小さい位置に設定し
    て、巻取張力設定手段によって予め定める第1巻取張力
    TAに設定し、巻数m後には、予め定める巻数nまで、
    セグメント位置設定手段によってセグメント位置を最大
    径位置に設定し、巻取張力設定手段によって予め定める
    第2巻取張力TBに設定し、ここで 0.5TA≦TB≦0.8TA であり、巻数n後には、セグメント位置設定手段によっ
    てセグメント位置を最大径位置に設定したままで、巻取
    張力設定手段によって第1巻取張力TAに設定する処理
    手段とを含むことを特徴とするストリップの巻取装置。
  3. 【請求項3】 処理手段は、巻数n後に巻取張力設定手
    段によって第1巻取張力TAに設定した後、巻数が増大
    するにつれて巻取張力を徐々に低下するように設定する
    ことを特徴とする請求項2記載のストリップの巻取装
    置。
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