JP2755583B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JP2755583B2
JP2755583B2 JP63000185A JP18588A JP2755583B2 JP 2755583 B2 JP2755583 B2 JP 2755583B2 JP 63000185 A JP63000185 A JP 63000185A JP 18588 A JP18588 A JP 18588A JP 2755583 B2 JP2755583 B2 JP 2755583B2
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washing
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water
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雅宏 今井
尚生 巽
常夫 日比
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、水を食器に噴射して洗浄する食器洗浄機に
関する。
(従来の技術) 従来より、食器洗浄機は、食器篭内に収容された食器
に水を短時間(例えば6分程度)噴射して前洗いを行
い、然る後食器に洗剤を溶かし込んだ水(以下洗剤液と
称する)を噴射する本洗いを行う構成になっている。
ところで、一般の家庭では、例えば、仕事に出掛けた
父親の帰宅が遅くなり、そのために父親が他の家庭より
遅れて夕食を取る場合等、家族の全員が一度に食事をす
ることができない場合がある。このような場合、先に食
事を済ませた人と、後で食事をした人の食器を一度にま
とめて洗おうとすると、先に食事を済ませた人の食器が
長時間汚れたまま放置されることとなり、そのため、で
んぷん質等の汚れが乾燥して食器に強固に付着するよう
になる。このようになると、上記の予洗い及び本洗いの
実行だけでは、その強固に付着した汚れを落とすことが
でき難くなる。このため、家族の食事時刻が相違した場
合には、食事を済ませた度毎に食器を洗わねばならず、
無駄が多い。
この問題を解消するものとして、本出願人は先に特願
昭55−166987号を出願した。この食器洗浄機は、水を1
分間噴射した後10分間休止するサイクルを6回繰返すこ
と(予洗い運転)によって、食器に強固に付着した汚れ
に水を浸透させてその汚れが落ち易い状態にし、その後
の本洗いで汚れを確実に落とすことができるようにした
もので、従って家族一人一人の食事時刻が相違しても、
それらの食器を一度にまとめて洗うことができるもので
ある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記特願昭55−166987号の食器洗浄機
では、一度運転を開始させると、予め設定された所定時
間の予洗い運転を実行した後、本洗いに移行するもので
あるから、最後の人の食事が終わるのを待って運転を開
始せねばならない。
即ち、この食器洗浄機では、先に食事を済ませた人の
食器はそのままにしておき、後に食事を取った人が食べ
終わってから、先に食事を済ませた人の食器と後から食
事をした人の食器とをまとめて洗浄槽内に収容し、そし
て運転を行う。すると、この運転開始当初の予洗い運転
により、先に食事を済ませた人の食器に乾燥状態になっ
て強固に付着している汚れに水がしみこんで本洗い運転
時に落ち易い状態にされるというものである。
これを換言すれば、でんぷん質等の汚れが乾燥して食
器に強固に付着することが分っていながら、先に食事を
済ませた人の食器をそのまま放置しておくのであるか
ら、不合理である。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目
的は、例えば家族の食事時刻が相違しても、これをまと
めて洗い得ることは勿論、先に食事を済ませた人の食器
の汚れを乾燥させることなく、常に湿潤した状態に保つ
ことができる食器洗浄機を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明の食器洗浄機は、
洗浄槽内に収容された食器に水を噴射して該食器を洗浄
する本洗い運転を実行するものにおいて、長時間後に前
記本洗い運転に自動的に移行するようにし、その長時間
経過中一定時間毎に水を食器に噴射する湿潤行程を繰り
返す構成としたことを特徴とするものである。
(作用) 例えば家族の食事時刻が相違する場合、先に食事を済
ませは人の食器を洗浄槽内に収容し、長時間後に本洗い
運転が実行されるようにする。すると、本洗い運転まで
の長時間経過中一定時間毎に水を食器に噴射する湿潤行
程が繰り返し行われ、この湿潤行程により食器に付着し
ている汚れが湿潤されて乾燥しないようにされる。そし
て、最後の人が食事を終えた後、その人の食器を洗浄槽
内に収容する。すると、その後、前記長時間が経過した
ところで自動的に本洗い運転に移行し、食器を洗浄す
る。
このように、本洗い運転が長時間後に実行され、その
長時間経過中一定時間毎に水を食器に噴射する湿潤行程
を繰り返すようにしたので、先に食事を済ませた人の食
器は、後で食事をした人の食器を洗う時期まで間欠的に
行われる湿潤行程により汚れが乾燥することのないよう
にされる。また、後で食事をした人の食器については、
無駄な湿潤行程を行わずとも済み、先に食事を済ませた
人の食器と一緒に本洗い運転することができる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず第4図において、1は外箱で、これの内部には扉
2によって開閉される洗浄槽3が配設されている。この
洗浄槽3の底部は水貯留部3aとされ、この水貯留部3a内
には給水弁4により水道水が供給されるようになってい
ると共に、この水貯留部3a内の水は排水ポンプ5により
機外に排出されるようになっている。6は水貯留部3a内
の水を吸引してこれを噴射塔7及び噴射アーム8から食
器篭9内に収容された食器に噴射する洗いポンプであ
る。
次にこの食器洗浄機の電気的構成を示す第3図におい
て、10は運転制御手段たるマイクロコンピュータであ
り、これはドライバ11を介して給水弁4、洗いポンプ駆
動モータ12、排水ポンプ駆動モータ13、ヒータ14及び乾
燥用ファン駆動モータ15を通断電制御して、湿潤運転、
本洗い運転、すすぎ運転及び乾燥運転を予め設定された
プログラムに従って実行するようになっている。尚、上
記乾燥用ファン駆動モータ15は、乾燥運転時に図示しな
いファン装置を駆動し、ヒータ14により加熱された空気
を洗浄槽3内に供給して食器に付着している水分を蒸発
させるための所謂食器乾燥用のものである。また、16は
扉2の閉鎖により作動するドアスイッチであり、運転中
に扉2を開くことにより、このドアスイッチ16がオフす
ると運転が一時停止され、扉2の閉鎖によりオンすると
運転が再開されるようになっている。17は水貯留部3a内
に所定水位まで給水されたことを検出して給水弁4の給
水動作を停止させるための水位スイッチ、18は洗浄槽3
内の温度を検出してヒータ14を通断電させるための温度
検出手段たるサーミスタ、19はドライバ20を介して駆動
されるLEDからなる表示器である。
而して、前記湿潤運転は、第1図に示すように、排水
ポンプ駆動モータ13を1分間通電する「排水」行程及び
給水弁4に通電して水道水を水貯留部3a内に供給する
「給水」行程を実行した後、洗いポンプ駆動モータ12を
1分間通電する「湿潤」行程及び洗いポンプ駆動モータ
12を9分間断電する「休止」行程を湿潤運転の終了まで
交互に繰返すようになっている。また、本洗い運転は、
上記と同様の「排水」行程、「給水」行程を実行した
後、洗いポンプ駆動モータ12を20分間連続して通電する
「洗浄」行程を実行するようになっている。残る第1回
及び第2回の各すすぎ運転は、「排水」、「給水」、
「給水排水」、「休止」、「排水」、「給水」及び「す
すぎ」の各行程を順に実行し、乾燥運転では、「排
水」、「休止」及び「乾燥」の各行程を順に実行するよ
うになっており、それら各行程における給水弁4、洗い
ポンプ駆動モータ12、排水ポンプ駆動モータ13、ヒータ
14及び乾燥用ファン駆動モータ15の通断電関係は、第1
図に通電時期を斜線で、断電期間を空白で示したことか
ら理解される。
さて、第3図において、21は湿潤運転の実行時間の設
定操作を行うための湿潤運転時間設定用スイッチ、22は
運転を開始させるためのスタート用スイッチ、23は運転
を停止させるためのストップ用スイッチであり、マイク
ロコンピュータ10は、湿潤運転時間設定用スイッチ21が
1回押圧される毎に、湿潤運転時間を所定の長時間例え
ば1〜12時間の範囲で1時間間隔で変化させるようにな
っている。従って、マイクロコンピュータ10は湿潤運転
時間設定手段としても機能する。而して、マイクロコン
ピュータ10は、湿潤運転時間設定用スイッチ21が1回も
押圧されることなく(湿潤運転時間「0」)、スタート
用スイッチ22が押圧された場合には、第1図(a)に示
す通常洗いコースを実行し、本洗い運転、第1回すすぎ
運転、第2回すすぎ運転及び乾燥運転を順に自動的に進
行させるようになっており、また湿潤運転時間が1〜12
時間の範囲のいずれかに設定された場合には、第1図
(b)に示す湿潤追加コースを実行し、湿潤運転、本洗
い運転、第1回すすぎ運転、第2回すすぎ運転及び乾燥
運転を順に自動的に進行させるようになっている(但
し、本洗い運転の排水行程及び給水行程は省略され
る)。そして、上記の湿潤運転中に、スタート用スイッ
チ22が押圧された場合には、第1図(c)に示すよう
に、湿潤運転を中止し、残りの湿潤運転を省略して本洗
い運転へと移行するようになっている(この場合も本洗
い運転の「排水」行程及び「給水」行程は省略され
る)。従って、スタート用スイッチ22は湿潤運転を途中
で停止させる停止操作手段としても機能する。尚、第1
図(a)〜(c)では、各コースにおいて実行される行
程を斜線で示した。
次に上記構成の作用を第1図のタイムチャート及び第
2図のフローチャートを参照しながら説明する。扉2を
開いて食器篭9を洗浄槽3内から引出し、該食器篭9内
に食器を収容して洗浄槽3内に押し入れる。そして、水
貯留部3a内に洗剤を入れ、扉2を閉鎖する。この後、湿
潤運転時間設定用スイッチ21を操作することなく、スタ
ート用スイッチ22を操作すると、第1図(a)に示す通
常洗いコースが選択され(以上第2図のステップ1,
2)、第2図のステップ3以降の本洗い運転が開始され
る。この本洗い運転は、「排水」行程から行われて排水
ポンプ駆動モータ13が通電されるため、水貯留部3a内に
水が残っている場合は、その水が排水ポンプ5により機
外に排出される。この「排水」行程が終了すると、次に
給水弁4が通電されて水貯留部3a内への給水が行われ、
その水が先に投入された洗剤を溶かし込んで洗剤液とな
る。そして、水貯留部3a内に所定水位まで給水される
と、水位スイッチ17がオン動作し、これにて給水弁4が
断電されて給水停止すると共に洗いポンプ駆動モータ12
が通電される。この洗いポンプ駆動モータ12の通電によ
り、洗いポンプ6が起動するため、該ポンプ6が水貯留
部3a内の洗剤液を吸引し且つこれを噴射塔7及び噴射ア
ーム8から食器篭9内の食器に噴射し、該食器を洗浄す
る。このような洗浄が20分間連続して行われると、本洗
い運転が終了し(第2図のステップ8)、次に第1回す
すぎ運転が行われる。このすすぎ運転では、まず上記し
たと同様の「排水」行程が実行されるため、本洗い運転
時に使用された洗剤液が機外に排出され、続く「給水」
及び「排水」の各行程により、水貯留部3a内が洗浄さ
れ、そして次の「給水」行程により、水貯留部3a内に清
浄な水が貯留される。そして、その後の「すすぎ」行程
により水貯留部3a内に貯留された水が食器に噴射され、
すすがれる。この第1回すすぎ運転の終了後、第2回す
すぎ運転が上記第1回すすぎ運転と同様にして行われ、
その後、乾燥運転に移行する。この乾燥運転では、まず
第2回すすぎ運転時の水が「排水」行程によって機外に
排出され、次いでヒータ14及び乾燥用ファン駆動モータ
15が共に通電される「乾燥」行程が行われ、これにて食
器が乾燥され、以上により一連の運転が終了する。
さて、例えば仕事に出掛けた父親の帰宅時間が遅くな
る等の理由で、家族の全員が一度に食事をすることがで
きず、食事が2度にわたることがある。このような場合
には、先に食事を済ませた人の食器を上記したと同様に
して洗浄槽3内に入れ、扉2の図示しない凹部内に洗剤
を入れ、該扉2を閉鎖する。そして、所望の長時間後に
本洗い運転が実行されるように、湿潤運転時間設定用ス
イッチ21を操作して、帰宅が遅くなる人の食事が終了す
るであろう時刻に応じて、湿潤運転の実行時間を所望の
長時間に設定し、スタート用スイッチ22を操作する。す
ると、第1図(b)に示す湿潤追加コースが選択され
(以上第2図のステップ1,2)、第2図のステップ9以
降の湿潤運転が開始される。この湿潤運転では、まず前
述したと同様に「排水」及び「給水」の各行程が実行さ
れるため、水貯留部3a内に洗剤を溶かし込んだ水が貯留
される。そして、「給水」行程が終了すると、洗いポン
プ駆動モータ12が1分間通電され9分間断電されるとい
う「湿潤」及び「休止」の両行程が繰返し実行される
(湿潤運転)。斯かる湿潤運転において、「湿潤」行程
で食器に洗剤液が噴射されるため、その洗剤液が食器に
付着している汚れに浸し込むようになる。そして、「休
止」行程で食器の汚れが略自然乾燥する状態に至る少し
前の状態になると、再び「湿潤」行程が実行されて洗剤
液が食器に噴射されるため、結局、汚れが乾燥して食器
に強固に付着することが防止される。
さて、帰宅の遅れた人が食事を終わったら、扉2を開
き、その人の食器を食器篭9内に収容する。この場合、
「湿潤」行程中に扉2が開かれても、ドアスイッチ16の
オフ動作により、その「湿潤」行程が一時停止されるの
で、洗浄液が外に飛出るようなことはない。そして、扉
2を閉じ(湿潤運転の再開)、然る後にスタート用スイ
ッチ22を操作する。すると、第1図(c)に示すように
湿潤運転が途中で停止され(第2図のステップ15)、残
りの湿潤運転が省略されて本洗い運転の「洗浄」行程
(第2図のステップ7)に直接移行する。そして、前述
したと同様に洗いポンプ駆動モータ12を連続的に通電し
て食器に洗浄液を連続的に食器に噴射する「洗浄」行程
が20分間行われ、その後前述したと同様にして第1回及
び第2回のすすぎ運転並びに乾燥運転が順に自動的に実
行され、以上により一連の運転を終了する。
また、帰宅の遅れた人の食器を食器篭9内に収容して
扉2を閉じた際、上述のスタート用スイッチ22を操作し
なかった場合には、当初、湿潤運転時間設定用スイッチ
21により設定した湿潤運転時間が経過すると、その時点
で自動的に本洗い運転に移行する。このため、仮に、ス
タート用スイッチ22を操作し忘れたとしても、いつまで
も湿潤運転が行われ、本洗い運転に移行しないという事
態の発生を効果的に防止できる。
このように本実施例によれば、長時間経過後に本洗い
運転が実行されるようにしたので、食事が2度にわたっ
た場合、先に食事を済ませた人の食器と後で食事をした
人の食器とをまとめて一度に本洗いすることができる。
この場合に、先に食事をした人の食器は、本洗い運転が
実行されるまでの長時間経過中に間欠的に行われる「湿
潤」行程での洗浄液の噴射により、その洗浄液が汚れに
浸み込んだ湿潤状態に維持されるので、乾燥して汚れが
強固に食器に付着することのないようにされる。このた
め、汚れは常に水分を含んでいて、洗剤液の連続的な噴
射により洗い落とされ易い状態に保たれているので、後
で食事を済ませて未だ汚れの落ち易い未乾燥状態にある
食器とまとめて洗う場合、直ちに本洗いを実行させるこ
とができ、このようにしても全部の食器の汚れを良好に
落とすことができ、きれいに洗浄できるものである。
また、本実施例では、特に湿潤運転を、洗剤を含んだ
水の間欠噴射により行うようにしたので、その洗剤中に
含まれる酵素が十分に汚れ中に浸透してその汚れに効果
的に作用するので、本洗い運転時における洗浄をより効
果的に行うことができる。
また、本実施例では、湿潤運転時間を所望の長時間に
設定することができるので、2度にわたる食事の時間間
隔に合せて、その湿潤運転の実行時間を設定できる。そ
れ故、後で食事をした人の食器を洗う段階になったとき
に、既に先に食事を済ませた人の食器の湿潤運転が終了
して本洗い運転に移行していた、という事態の発生を防
止することができる。また、本実施例では、湿潤運転時
間を最高12時間に設定することができるので、例えば朝
食時に使用した食器と昼食時に使用した食器とをまとめ
て洗うことも十分可能である。
尚、湿潤追加コースの使用形態は、上述したように、
食事が2度にわたる場合に、食器をまとめて洗う場合の
他、食器を長く放置しておいたために、汚れが乾燥して
強固に付着した食器を洗う場合に使用しても良く、この
場合には、湿潤運転時間を例えば1時間に設定し、湿潤
運転を途中で停止させることなく、そまま乾燥運転終了
まで行わせるようにすれば良い。
また、上記実施例では、湿潤運転時においても、洗浄
液を噴射するようにしたが、これは水のみを噴射するよ
うにし、本洗い運転時に洗剤自動投入装置により洗浄槽
3内に洗剤を投入するように構成しても良い。また、上
記実施例では、長時間行う湿潤運転の設定時間を最短1
時間としたが、これは30分程度でも良い。
その他、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定
されるものではなく、例えば湿潤運転の実行時間は12時
間に固定的に設定しておいても良い等、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更して実施することができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、長時間経過後に
本洗い運転に自動的に移行するようにし、その長時間経
過中一定時間毎に水を食器に噴射する湿潤行程を繰り返
す構成としたことにより、例えば家族の食事時刻が相違
した場合でも、食器をまとめて一度に洗うことができる
と共に、先に食事した人の食器の汚れが乾燥することを
防止して、常に汚れが水分を含んで洗い落とされ易い湿
潤状態に維持できる。
また、長時間経過すると、自動的に本洗い運転に移行
するので、食器が洗われることなく、いつまでも湿潤行
程だけが繰り返し行われるという事態の発生を防止でき
る、という優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はタイム
チャート、第2図はフローチャート、第3図は電気的構
成の概略を示すブロック図、第4図は食器洗浄機の概略
構成を示す縦断側面図である。 図中、3は洗浄槽、4は給水弁、5は排水ポンプ、6は
洗いポンプ、7は噴射塔、8は噴射アーム、10はマイク
ロコンピュータ、12は洗いポンプ駆動モータ、21は湿潤
運転時間設定用スイッチ、22はスタート用スイッチであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−132535(JP,A) 特開 昭57−89838(JP,A) 実開 昭63−139526(JP,U) 実開 平1−101476(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄槽内に収容された食器に水を噴射して
    該食器を洗浄する本洗い運転を実行するものにおいて、
    長時間後に前記本洗い運転に自動的に移行するように
    し、その長時間経過中一定時間毎に水を食器に噴射する
    湿潤行程を繰り返す構成としたことを特徴とする食器洗
    浄機。
JP63000185A 1988-01-04 1988-01-04 食器洗浄機 Expired - Lifetime JP2755583B2 (ja)

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JPH01178226A JPH01178226A (ja) 1989-07-14
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