JP2755046B2 - 携帯小型無線機のカバー装置 - Google Patents
携帯小型無線機のカバー装置Info
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- JP2755046B2 JP2755046B2 JP4142457A JP14245792A JP2755046B2 JP 2755046 B2 JP2755046 B2 JP 2755046B2 JP 4142457 A JP4142457 A JP 4142457A JP 14245792 A JP14245792 A JP 14245792A JP 2755046 B2 JP2755046 B2 JP 2755046B2
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- JP
- Japan
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- cover body
- case
- locking
- cover
- portable small
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- Structure Of Receivers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯用小型無線機等に使
用されているキーボードのカバー装置に関する。
用されているキーボードのカバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話などの小型無線機には、
テンキーなどのキーボードが設けられているが、このキ
ーボードには携帯中誤ってキーなどに触れるのを防止し
たり、キーボードを保護する目的で開閉自在なカバーが
設けられている。
テンキーなどのキーボードが設けられているが、このキ
ーボードには携帯中誤ってキーなどに触れるのを防止し
たり、キーボードを保護する目的で開閉自在なカバーが
設けられている。
【0003】上記従来のカバーは図2に示すように、ケ
ースaに対してカバ−本体bの基部が回転軸cにより回
動自在に支承されていて、この回転軸cを中心にカバー
本体bを回動することにより、カバー本体bが開閉でき
るようになっている。
ースaに対してカバ−本体bの基部が回転軸cにより回
動自在に支承されていて、この回転軸cを中心にカバー
本体bを回動することにより、カバー本体bが開閉でき
るようになっている。
【0004】また回転軸c近傍のケースaには、圧縮ば
ねdにより回転軸c方向へ付勢されたロック爪eが設け
られていて、カバー本体bを開放すると、このロック爪
eの先端がカバー本体bの基部に形成されたロック孔f
に係合して、カバー本体bを開放位置へ係止すると共
に、カバー本体bをさらに開放すると、ケ−スaに設け
られたストッパ部gがカバー本体bに下方より当接し
て、それ以上カバー本体bが開かないように構成されて
いる。
ねdにより回転軸c方向へ付勢されたロック爪eが設け
られていて、カバー本体bを開放すると、このロック爪
eの先端がカバー本体bの基部に形成されたロック孔f
に係合して、カバー本体bを開放位置へ係止すると共
に、カバー本体bをさらに開放すると、ケ−スaに設け
られたストッパ部gがカバー本体bに下方より当接し
て、それ以上カバー本体bが開かないように構成されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来のカバ
ー装置では、カバー本体bを開放位置に係止するのにロ
ック爪e及びこれを付勢する圧縮ばねdを使用している
ため、ケースa側にこれらを設けるためのスペースを必
要として、無線機全体の小型化が難しいなどの不具合が
ある。
ー装置では、カバー本体bを開放位置に係止するのにロ
ック爪e及びこれを付勢する圧縮ばねdを使用している
ため、ケースa側にこれらを設けるためのスペースを必
要として、無線機全体の小型化が難しいなどの不具合が
ある。
【0006】またカバー本体bを開いてキーボードを操
作しているときにカバー本体bに大きな力が加わると、
カバー本体bが破損しやすいなどの不具合もある。
作しているときにカバー本体bに大きな力が加わると、
カバー本体bが破損しやすいなどの不具合もある。
【0007】本発明にかかる従来の不具合を改善するた
めになされたもので、無線機全体の小型化が可能で、し
かもカバー本体が破損することも少ない携帯用小型無線
機のカバー装置を提供することを目的とするものであ
る。
めになされたもので、無線機全体の小型化が可能で、し
かもカバー本体が破損することも少ない携帯用小型無線
機のカバー装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ケース及びケースに設けられたキーボード
を開閉自在に覆うカバー本体を弾性を有する材料により
それぞれ成形し、かつカバー本体の基部を回転軸により
ケ−スに回動自在に取付けると共に、ケース側にカバー
本体を開放位置に係止する係止突部をケースと一体に形
成し、カバー本体側にこの係止部を乗り越えるロック爪
と、係止突部が嵌入する係止溝をカバー本体と一体に形
成したものである。
するために、ケース及びケースに設けられたキーボード
を開閉自在に覆うカバー本体を弾性を有する材料により
それぞれ成形し、かつカバー本体の基部を回転軸により
ケ−スに回動自在に取付けると共に、ケース側にカバー
本体を開放位置に係止する係止突部をケースと一体に形
成し、カバー本体側にこの係止部を乗り越えるロック爪
と、係止突部が嵌入する係止溝をカバー本体と一体に形
成したものである。
【0009】
【作用】上記構成によりケース側に圧縮ばねにより付勢
されたロック爪を設ける必要がないため、無線機全体の
小型化が図れると共に、カバー本体が開放状態のときに
大きな力が加わっても、弾性変形してこれを吸収するた
め、カバー本体が破損されることもない。
されたロック爪を設ける必要がないため、無線機全体の
小型化が図れると共に、カバー本体が開放状態のときに
大きな力が加わっても、弾性変形してこれを吸収するた
め、カバー本体が破損されることもない。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1に示す図面を参
照して詳述する。
照して詳述する。
【0011】図1において1は携帯用小型無線機などの
ケースで、上面に図示しないキーボードが設けられてお
り、このキーボードは開閉自在なカバー本体2により覆
れている。
ケースで、上面に図示しないキーボードが設けられてお
り、このキーボードは開閉自在なカバー本体2により覆
れている。
【0012】上記ケース1及びカバー本体2とも、表面
が弾性に富むエラストマーで、そして内部が樹脂により
形成されていて、カバー本体2の基部2aは筒状となっ
ており、この基部2aの中心部に貫通された回転軸3に
より、ケース1に対してカバー本体2が開閉自在に取付
けられている。
が弾性に富むエラストマーで、そして内部が樹脂により
形成されていて、カバー本体2の基部2aは筒状となっ
ており、この基部2aの中心部に貫通された回転軸3に
より、ケース1に対してカバー本体2が開閉自在に取付
けられている。
【0013】また、上記カバー本体2の基部2a外周に
は、カバー本体2を開放した際ケース1側に設けられた
係止突部1aが嵌入するほぼV字形の係止溝2bと、そ
の側方にロック爪2cがカバー本体2と一体に成形され
ている。
は、カバー本体2を開放した際ケース1側に設けられた
係止突部1aが嵌入するほぼV字形の係止溝2bと、そ
の側方にロック爪2cがカバー本体2と一体に成形され
ている。
【0014】上記ロック爪2cはほぼ山形に形成されて
いて、カバー本体2を開閉する際ケース1側に形成され
た係止部1aを弾性により乗り越えるようになっている
と共に、ケース1側に係止部1aはロック爪2cが乗り
越えやすいように先端が円弧状に形成されていて、V字
形の係止溝2bにも嵌入しやすい形状となっている。
いて、カバー本体2を開閉する際ケース1側に形成され
た係止部1aを弾性により乗り越えるようになっている
と共に、ケース1側に係止部1aはロック爪2cが乗り
越えやすいように先端が円弧状に形成されていて、V字
形の係止溝2bにも嵌入しやすい形状となっている。
【0015】一方上記ケース1の側板1b上端には、カ
バー本体2の上面に下方より当接して、カバー本体2が
それ以上開くのを阻止するストッパ部1cが形成されて
いる。
バー本体2の上面に下方より当接して、カバー本体2が
それ以上開くのを阻止するストッパ部1cが形成されて
いる。
【0016】次に作用を説明すると、小型無線機などの
携帯時には、ケース1に対してカバー本体2が閉鎖され
ていて、携帯中誤ってキーボードに触れないようになっ
ている。
携帯時には、ケース1に対してカバー本体2が閉鎖され
ていて、携帯中誤ってキーボードに触れないようになっ
ている。
【0017】次に小型無線機などを使用すべく、カバー
本体2を回転軸3を中心に回動してカバー本体2を開放
すると、カバー本体2の基部2a外周に突設されたロッ
ク爪2cが弾性変形してケース1の係止突部1aを乗り
越えると共に、係止突部1aが係止溝2bに図1に示す
ように嵌合するため、カバー本体2を開放位置に係止す
ることができる。
本体2を回転軸3を中心に回動してカバー本体2を開放
すると、カバー本体2の基部2a外周に突設されたロッ
ク爪2cが弾性変形してケース1の係止突部1aを乗り
越えると共に、係止突部1aが係止溝2bに図1に示す
ように嵌合するため、カバー本体2を開放位置に係止す
ることができる。
【0018】またこの状態でカバー本体2にさらに開放
する方向へ力が加わるとケース1のストッパ部1cがカ
バー本体2の上面に下方より当接してカバー本体2がそ
れ以上開くのを阻止すると共に、カバー本体2が弾性変
形してこの外力を吸収するため、カバー本体2が大きな
外力により破損するのを防止することができる。
する方向へ力が加わるとケース1のストッパ部1cがカ
バー本体2の上面に下方より当接してカバー本体2がそ
れ以上開くのを阻止すると共に、カバー本体2が弾性変
形してこの外力を吸収するため、カバー本体2が大きな
外力により破損するのを防止することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように、ケース及
びカバー本体を弾性を有する材料で成形すると共に、ケ
ース側にカバー本体を開放位置に係止する係止突部を、
そしてカバー本体側にこの係止突部を乗り越えるロック
爪及び係止突部が嵌入する係止溝を設けたことから、従
来のような圧縮ばねにより付勢されたロック爪を設けず
にカバー本体を開放位置に係止できる。
びカバー本体を弾性を有する材料で成形すると共に、ケ
ース側にカバー本体を開放位置に係止する係止突部を、
そしてカバー本体側にこの係止突部を乗り越えるロック
爪及び係止突部が嵌入する係止溝を設けたことから、従
来のような圧縮ばねにより付勢されたロック爪を設けず
にカバー本体を開放位置に係止できる。
【0020】これによってケース側に圧縮ばねやロック
爪を設ける必要がないため、無線機全体の小型軽量化が
図れると共に、部品点数が少なくなることから、組立て
の容易化や価格低減も図れる。
爪を設ける必要がないため、無線機全体の小型軽量化が
図れると共に、部品点数が少なくなることから、組立て
の容易化や価格低減も図れる。
【0021】また、カバー本体開放中にカバー本体に大
きな力が作用しても、カバー本体が弾性変形してこれを
吸収するため、大きな外力によりカバー本体ケースのカ
バー取付け部が破損するなどの不具合も解消することが
できる。
きな力が作用しても、カバー本体が弾性変形してこれを
吸収するため、大きな外力によりカバー本体ケースのカ
バー取付け部が破損するなどの不具合も解消することが
できる。
【図1】本発明の一実施例になる携帯小型無線機のカバ
ー装置を示す断面図
ー装置を示す断面図
【図2】従来のカバー装置を示す断面図
1 ケース 1a 係止突部 2 カバー本体 2a 基部 2b 係止溝 2c ロック爪 3 回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 5/03 H04B 1/034 H04B 1/08 H04B 1/38
Claims (1)
- 【請求項1】 ケース及びケースに設けられたキーボー
ドを開閉自在に覆うカバー本体を弾性を有する材料によ
りそれぞれ成形し、かつカバー本体の基部を回転軸によ
りケースに回動自在に取付けると共に、ケース側にカバ
ー本体を開放位置に係止する係止突部をケースと一体に
形成し、カバー本体側にこの係止突部を乗り越えるロッ
ク爪と、係止突部が嵌入する係止溝をカバー本体と一体
に形成してなる携帯用小型無線機のカバー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4142457A JP2755046B2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 携帯小型無線機のカバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4142457A JP2755046B2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 携帯小型無線機のカバー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05335996A JPH05335996A (ja) | 1993-12-17 |
JP2755046B2 true JP2755046B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=15315765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4142457A Expired - Fee Related JP2755046B2 (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 携帯小型無線機のカバー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2755046B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6119019A (en) * | 1997-03-07 | 2000-09-12 | Ericsson Inc. | Flip cover assembly incorporating a cam member |
JP5049909B2 (ja) * | 2008-07-31 | 2012-10-17 | 日本電音株式会社 | 開閉可能な保護カバー付き物品 |
JP6601468B2 (ja) | 2017-09-22 | 2019-11-06 | カシオ計算機株式会社 | 飛行装置、飛行方法及びプログラム |
JP6948963B2 (ja) * | 2018-02-22 | 2021-10-13 | セイコーソリューションズ株式会社 | カバーの固定構造及び携帯端末装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60167377U (ja) * | 1984-04-16 | 1985-11-06 | 沖電気工業株式会社 | パネルカバ−のロツク機構 |
-
1992
- 1992-06-03 JP JP4142457A patent/JP2755046B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05335996A (ja) | 1993-12-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |