JP2751151B2 - カメラの合焦点装置 - Google Patents

カメラの合焦点装置

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JP2751151B2
JP2751151B2 JP61111660A JP11166086A JP2751151B2 JP 2751151 B2 JP2751151 B2 JP 2751151B2 JP 61111660 A JP61111660 A JP 61111660A JP 11166086 A JP11166086 A JP 11166086A JP 2751151 B2 JP2751151 B2 JP 2751151B2
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lens barrel
yoke
rotor
stator
thrust
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重久 丸山
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Sony Corp
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  • Focusing (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカメラの合焦点装置に関し、特にレンズを取
付けた鏡胴と、該鏡胴を取付けている鏡胴支持部材との
間のガタつきを除去することができるようにしたもので
ある。 [発明の概要] レンズを取付けた鏡胴を回転運動−スラスト運動変換
機構を介して鏡胴支持部材に取付けると共に、前記鏡胴
の外周部にはモータを配設し、該モータで前記鏡胴と鏡
胴支持部材とを相対回転させることにより、鏡胴をスラ
スト方向に移動させるカメラの合焦点装置において、 前記鏡胴と鏡胴支持部材には、互に吸引又は反撥して
鏡胴と鏡胴支持部材の間にスラスト方向の力を付与する
マグネツトとヨークを設けることにより、 前記回転運動−スラスト運動変換機構のバツクラツシ
ユが原因で起る鏡胴と鏡胴支持部材との間のガタつき等
を防止することができるようにした。 [従来の技術] レンズを取付けた鏡胴を回転運動−スラスト運動変換
機構を介して鏡胴支持部材に取付けると共に、前記鏡胴
の外周部にはモータを配設し、該モータで前記鏡胴と鏡
胴支持部材とを相対回転させることにより、鏡胴をスラ
スト方向に移動させてレンズ焦点を合わせるようにした
カメラの合焦点装置は実開昭56−14713号公報により公
知である。 このカメラの合焦点装置(自動焦点調整機構)は第5
図に示したように、撮影レンズ34を取付けた鏡胴41を、
該鏡胴41の外周面に設けたカム溝40および鏡胴41の外周
に配置した回転リング42に設けたカム係止ピン39とから
なる回転運動−スラスト運動変換機構50を介して、前記
回転リング42に取付けると共に、前記回転リング42の外
周部にはステツプモータのロータ35とステータ36を配置
し、該ステツプモータで回転リング42を回転させること
により、鏡胴41をスラスト方向に移動させて、撮影レン
ズ34の焦点距離を合わせるようになっている。38は回転
リング42を回転可能に外ケース部材44に取付けている軸
受、46は鏡胴41の回転を阻止するための回転止めピンで
あり、この実開昭56−14713号公報の合焦点装置は、前
述の如く、鏡胴41乃至回転リング42の外周部にモータを
配設することにより、装置の小型化,消費電力の低減等
を図るようになつている。 [発明が解決しようとする問題点] ところで従来の合焦点装置にあつては、前記したよう
に回転運動−スラスト運動変換機構50を、鏡胴41の外周
面に設けた傾斜状のカム溝40と、回転リング42に設けた
カム係合ピン39とで構成し、該カム係合ピン39の先端を
前記カム溝40に嵌合して、回転リング42を回転させるこ
とにより、鏡胴41をスラスト方向に移動させる構成にな
つていたために、鏡胴41と回転リング42との間にバツク
ラツシユ(遊び)が生じ、所謂ガタつきが起こつたり、
合焦点性能に悪影響を及ぼすという問題点があつた。 何故ならば回転リング42を円滑に回転させるためには
カム係合ピン39とカム溝40との間に適宜のバツクラツシ
ユ(遊び)をもたせることが必要不可欠の要素となるか
らである。 本発明は上記バツクラツシユがもたらす鏡胴と鏡胴支
持部材との間のガタつきや合焦点性能への悪影響を除去
することができるカメラの合焦点装置を提供することを
目的として為されたものである。 [問題点を解決するための手段] レンズを取り付けた鏡胴の外周に、鏡胴駆動用のステ
ップモータのロータを構成するロータヨークとロータマ
グネットを取り付け、該ロータマグネットの外周には適
宜の間隙をもたせて、前記ステツプモータのステータを
配置し、該ステータをステータハウジングによってステ
ータベースに固設し、該ステータベースの鏡胴受部の内
周面と前記鏡胴の外周面との間に回転運動−スラスト運
動変換機構を介在させるとともに、前記ロータヨークと
ステータハウジングの互いに対向する面に、スラスト方
向の移動力を前記鏡胴に付与するリング状のマグネット
とヨークを取り付けた。 [作用] マグネツトとヨークの間に生じる吸引力又は反撥力に
よつて鏡胴と鏡胴支持部材とはスラスト方向に相対移動
して、回転運動−スラスト運動変換機構のバツクラツシ
ユによるガタつき等を除去する。 [実施例] 次に本発明を第1〜4図を参照して説明する。1は本
発明のカメラの合焦点装置である。この合焦点装置1
は、レンズ2を取付けた鏡胴3の外周に鏡胴駆動用のPM
型ステツプモータ4のロータ5を固設すると共に、該ロ
ータ5の外周には適宜の隙間δをもたせた状態で、前記
ステツプモータ4のステータ6を配置し、該ステータ6
をステータハウジング7によつて、ステータベース8に
固設する一方、該ステータベース8の鏡胴受部9に雌雄
のネジからなる回転運動−スラスト運動変換機構10によ
つて鏡胴3は回転かつスラスト方向に移動可能に取付け
られている。つまり鏡胴3と鏡胴支持部材としてのステ
ータベース8の相対回転運動をスラスト運動に変換する
ようになつている。また前記ロータ5はロータヨーク5a
とロータマグネツト5bとからなつていると共に、ステー
タ6はA相極歯ヨーク6aとB相極歯ヨーク6bと、これら
A,B相極歯ヨーク6a,6b内にそれぞれ設けられたA相コイ
ル6cとB相コイル6dとからなつていて、前記ロータ5
(厳密にはロータマグネツト5b)の長さl1はステータ6
(厳密にはA,B相極歯ヨーク6a,6b)の長さl2よりも鏡胴
3のスラスト方向への移動量だけ長く形成されている。 また前記ステツプモータ4は第3図に示すように駆動
回路構成されていて、第4図のシーケンスのフローチヤ
ートに示すようなパルス信号を駆動回路に与えることに
より、パルス信号の数に応じて鏡胴3を所定の角度づつ
回転させるようになつている。 そして11と12が、鏡胴3と、鏡胴支持部材であるステ
ータベース8の間にスラスト方向の移動力を付与するマ
グネツトとヨークである。実施例においてマグネツト11
はリング状に形成されていて、ロータ5(厳密にはロー
タヨーク5a)の一端部に取付けられている一方、ヨーク
12は前記ステータハウジング7の折曲部7aに取付けられ
ていて、これらマグネツト11とヨーク12は所定の間隔d
をもつて対向し、両者間にスラスト方向の吸引力を発生
するようになつている。 実施例のカメラの合焦点装置は上記のような構成であ
つて、マグネツト11とヨーク12によつて鏡胴3と鏡胴支
持部材としてのステータベース8の間にスラスト方向の
吸引力を付与したので、これら鏡胴3とステータベース
8とは互に吸引し合つて、雌雄のネジからなる回転運動
−スラスト運動変換機構10のバツクラツシユを見掛け上
なくした状態で、鏡胴3とステータベース8との間のガ
タつきを防止し、より円滑な合焦点作用と、より精度の
高い合焦点特性を得ることを可能にするのである。 なおリング状のマグネツト11を周方向にロータマグネ
ツト5bの極数の整数倍の極数に着磁して、ロータマグネ
ツト5bと位相を等しくした状態で取付け、かつリング状
のマグネツト11とヨーク12の間にホールICやホール素子
等のセンサ(図示省略)を設けることにより、所謂オー
プンループで位置決めができるためオートフオーカスシ
ステムを簡略化することができる。 また、マグネツト11をステータベース8側に、ヨーク
12を鏡胴3側に取付けてもよく、更にマグネツト11とヨ
ーク12は吸引力でなく、スラスト方向に反撥力を生じる
ものであつてもよい。 また実施例では回転運動−スラスト運動変換機構10を
雌雄のネジで構成した場合を示したが回転運動−スラス
ト運動変換機構10は第5図に示したようなカム溝とカム
係止ピンとで構成してもよい。 [発明の効果] 以上説明したように本発明は、鏡胴と鏡胴支持部材と
してのステータベースに、互いに吸引又は反撥して、鏡
胴にスラスト方向の移動力を付与するリング状のマグネ
ットとヨークを設けたので、上記ステータベースに対し
て鏡胴を偏心させることなく、これらステータベースと
鏡胴の間に介在された回転運動−スラスト運動変換機構
のバックラッシュによる上記ステータベースと鏡胴との
間のガタつきを防止し、合焦点作用を円滑にし、かつ合
焦点性能を向上させることができる等々の効果を得るこ
とができる。また、ロータヨークとステータハウジング
に、鏡胴にスラスト方向の移動力を付与するマグネット
とヨークのホルダとしての機能もたせたので、これらマ
グネットとヨークの組付けを容易かつ簡単に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の合焦点装置の断面図、第2図は同正面
図、第3図はステツプモータの駆動回路図、第4図はモ
ータ駆動回路に与えるパルス信号のフローチヤート、第
5図は従来例を示す断面図である。 1…カメラの合焦点装置、2…レンズ、3…鏡胴、4…
ステツプモータ、8…ステータベース(鏡胴支持部
材)、10…回転運動−スラスト運動変換機構、11…マグ
ネツト、12…ヨーク。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.レンズを取り付けた鏡胴の外周に、鏡胴駆動用のス
    テップモータのロータを構成するロータヨークとロータ
    マグネットを取り付け、該ロータマグネットの外周には
    適宜の間隙をもたせて、前記ステップモータのステータ
    を配置し、該ステータをステータハウジングによってス
    テータベースに固設し、該ステータベースの鏡胴受部の
    内周面と前記鏡胴の外周面との間に回転運動−スラスト
    運動変換機構を介在させるとともに、前記ロータヨーク
    とステータハウジングの互いに対向する面に、スラスト
    方向の移動力を前記鏡胴に付与するリング状のマグネッ
    トとヨークを取り付けたことを特徴とするカメラの合焦
    点装置。
JP61111660A 1986-05-15 1986-05-15 カメラの合焦点装置 Expired - Lifetime JP2751151B2 (ja)

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JPS62267711A JPS62267711A (ja) 1987-11-20
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US7414801B2 (en) 2004-05-28 2008-08-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Lens barrel and image pickup device including lens barrel

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