JP2751019B2 - 自動混合水栓 - Google Patents

自動混合水栓

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JP2751019B2
JP2751019B2 JP6338852A JP33885294A JP2751019B2 JP 2751019 B2 JP2751019 B2 JP 2751019B2 JP 6338852 A JP6338852 A JP 6338852A JP 33885294 A JP33885294 A JP 33885294A JP 2751019 B2 JP2751019 B2 JP 2751019B2
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滋 岩井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湯と水とを所望に調整
した割合に混合して、所望の温度の混合水として吐出す
るように使用する自動混合水栓についての改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動混合水栓は、ボイラー等の給湯機で
沸して給湯配管を経て供給されてくる比較的高温の湯
と、水道栓等の給水源から給水配管を経て供給されてく
る水とを、所望に選択する設定温度に対応する混合割合
で混合して、所望の設定温度の混合水として吐出するよ
うに構成することから、それのボディ内には、湯を導く
通路と水を導く通路と混合水を導く通路との三つの通路
が形成され、またボディの外面側には、前記三つの通路
にそれぞれ対応する配管を接続するための接続口が装設
される。
【0003】さらに、ボディには、湯と水とを混合させ
る混合機能部およびこの混合機能部における湯と水との
混合比を設定温度に対応させて自動的に調節するための
自動温度調節機構部が組込まれ、さらに、取出す混合水
の吐出と止水とを行なわす止水栓および取出す混合水を
シャワーと蛇口とに切換えるための切換弁が組付けられ
るようになる。
【0004】自動混合水栓は、通常、それのボディの左
右の一端側に温度調節用の温調ダイヤルを組付け、取出
す混合水をシャワーとカランとに切換える作動およびそ
れの止水を行なわす切換・止水用のダイヤルは、ボディ
に設けた混合水取出用の接続口に接続する給湯配管の側
に設けるようにしている。
【0005】これは、ボディ内に組込んだ混合弁機構を
介して取り出される混合水を、ボディ内に組込んだ止水
・切換弁機構を経て外部に取出すようにすると、混合弁
機構から止水・切換弁機構に、混合水を導く流路を、ボ
ディ内に形成するのがむづかしいことによる。
【0006】ところで、自動混合水栓には、それのボデ
ィを、外筒とそれの内部に嵌装される内筒ハウジングに
より二重管状に形成して、それの内筒ハウジング内の一
方の端部側に、混合弁機構を組込み、他方の端部側に止
水・切換弁機構を組込み、それらを外筒と内筒ハウジン
グとの間に形成されるジャケット状の空間を利用する流
路で連通させることで、ボディの左右の一方の端部に、
温度調節用のダイヤルを配設し、他方の端部に、止水・
切換用のダイヤルを配設するようにする技術が、特開平
6−307567号公報により提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の特開平6−30
7567号公報にある手段は、内筒ハウジングの内腔の
一方の端部側に装入した混合弁ユニットの混合水取出用
の流路を、内筒ハウジングの他方の端部側に装入した止
水・切換弁機構の弁室に水密を保持せしめて連通させる
ことがむづかしい問題がある。また、混合弁ユニットと
止水・切換弁機構とを、内筒ハウジングに対して組付け
固定するのがむづかしく、特に、外筒の外周面に設けて
おく接続口に対して、混合弁ユニットの湯取入口・水取
入口と、止水・切換弁機構を経た混合水の取出口とが、
正しく連通した状態として、混合弁ユニットおよび止水
・切換弁機構を内筒ハウジングに組付けることがむづか
しい問題がある。また、このことから、接続口を内筒ハ
ウジング側に装設しておいて、外筒に設けておく透孔か
ら外部に突出させるようにすると、工作が面倒になり、
しかも、この接続部位の水密の保持が困難になる別の問
題が生じてくる。
【0008】本発明は、従前手段に生じているこの問題
を解消せしめるためになされたものであって、外筒内に
内筒を嵌挿して構成するボディの内腔に対し、それの左
右の一方の端部側には、混合弁ユニットを装入し、他方
の端部側には止水・切換弁機構を装入するようにして、
ボディの一方の端部に温度調節用のダイヤルが位置し反
対側の端部に止水・切換用のダイヤルが位置するように
しながら、混合弁ユニットと止水・切換弁機構との、ボ
ディに対する組付けが簡単に行なえ、かつ、混合弁ユニ
ットと切換弁機構との間を混合水の流路で接続するの
が、水密の保持を確実にして簡単に行なえるようにする
手段を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そして、本発明において
は、上述の目的を達成するための手段として、軸方向の
両端を開放し、筒壁に、湯・水・混合水の各配管に接続
する接続口a・b・cの組付口10・11・12とシャ
ワー用の組付口17とを設けた外筒1内に、一端側には
内筒ハウジング2を装入し、他端側には第2内筒ハウジ
ング5を装入してボディを形成し、前記内筒ハウジング
2の内端側には、該内筒ハウジング2内に収蔵せしめる
混合弁ユニットuの混合水の流出口37と連通さす混合
水取出用の流路2cの先端を管路状の継手管wに形成し
て装設し、前記第2内筒ハウジング5の内端側には、該
第2内筒ハウジング5内に収蔵せしめる止水・切換弁機
構6の弁室60と連通する管路状の接続管yを装設し、
その接続管yと前記継手管wとの接続嵌合により、混合
弁ユニットuの混合水取出用の流路2cを外筒1内にお
いて止水・切換弁機構6の弁室60に連通させることを
特徴とする自動混合水栓を提起するとともに、軸方向の
両端を開放し、筒壁に、湯・水・混合水の各配管と接続
する接続口a・b・cの組付口10・11・12とシャ
ワー用の組付口17とを設けた外筒1内の一端側に、混
合弁ユニットuを収蔵せしめる内筒ハウジング2の主体
部2aを、外筒1の組付口10に連通口21が接合する
湯取入用の流路2bと混合水取出用の流路2cとを一体
に連続成形せしめて装入して、それの連通口21と外筒
1の組付口10との接続により外筒1に組付け、外筒1
内の他端側には、止水・切換弁機構6を収蔵せしめる第
2内筒ハウジング5を、外筒1の組付口17と組付口1
2とに連通口54と連通口55とがそれぞれ接合する分
岐流路5aと分岐流路5bとを一体に連続成形せしめて
装入して、それの連通口54・55と外筒1の組付口1
7・12との接続により外筒1に組付け、かつ、前記内
筒ハウジング2の主体部2aの内端側には、混合水取出
用の流路2cに通ずる管路状の継手管wを装設し、第2
内筒ハウジング5の内端側には止水・切換弁機構6の弁
室60と連通する管路状の接続管yを装設し、その接続
管yと前記継手管wとの接続嵌合により、混合弁ユニッ
トuの混合水取出用の流路2cを外筒1内において止水
・切換弁機構6の弁室60に連通させることを特徴とす
る自動混合水栓を提起し、さらに、自動混合水栓Aのボ
ディを、筒壁に、湯・水・混合水の各配管と接続する接
続口a・b・cの組付口10・11・12とシャワー用
の接続口dの組付口17とを設け、軸方向の両端の各開
放口に嵌合部13・15をそれぞれ形成した外筒1と、
混合弁ユニットuを収蔵する内筒ハウジング2と、止水
・切換弁機構6を収蔵する第2内筒ハウジング5との三
者に分けて、それぞれ別体に形成し、内筒ハウジング2
には、混合弁ユニットuを収蔵する主体部2aと湯取入
用の管路状の流路2bと混合水取出用の管路状の流路2
cとを一体に成形し、それの流路2bには外筒1の組付
口10と接続金具4を介して接続連結する連通口21を
設け、混合水取出用の流路2cにはそれの先端側の端部
に主体部2aの内端側の外面部位に位置する管路状の継
手管wを装設し、第2内筒ハウジング5は、それの内端
側に、前記継手管wと嵌合する管路状の接続管yを、上
水・切換弁機構6の弁室60と連通させて装設し、外周
側に、混合水を弁室60を経て外筒1の混合水取出用の
組付口12に導く分岐流路5bとシャワー接続用の組付
口17に導く分岐流路5aとを一体に連続させて形成
し、それら分岐流路5a・5bに、外筒1の組付口17
・12に接続金具4・4を介して接続連通する連通口5
4・55を装設したことを特徴とする自動混合水栓を提
起するものである。
【0010】
【作用】この手段によれば、混合弁ユニットuおよび止
水・切換弁機構6は、外筒1内の一端側に装入する内筒
ハウジング2の内腔と、外筒1内の他端側に装入する第
2内筒ハウジング5の内腔とに、それぞれカセット状に
装填していくことで組付けられる。そして、混合弁ユニ
ットuの混合水取出用の流路2cは、内筒ハウジング2
の内端側に設けた管路状の継手管wと第2内筒ハウジン
グ5の内端側に設けた管路状の接続管yとが、互いに嵌
合して接続することで、止水・切換弁機構6の弁室60
と連通するようになるので、この混合水取出用の流路2
cを止水・切換弁機構6の弁室60に対する連通が、水
密の保持を確実にして、簡略な構成で得られるようにな
る。
【0011】
【実施例】次に実施例を図面に従い詳述する。図1は本
発明による自動混合水栓Aの横断平面図で、同図におい
て、1は外筒、2は外筒1内の一端側(図面にて左端
側)に装入される内筒ハウジング、uは混合弁機構およ
びサーモ機構をケース3内に組込むことでカセット状に
組立てられる混合弁ユニット、4は接続金具、5は外筒
1内の他端側(図面にて右端側)に装入される第2内筒
ハウジング、6は第2内筒ハウジング5内に収蔵される
止水・切換弁機構、Dは外筒1の一端部に装設せる温度
調節用の温調ダイヤル、D’は外筒1の他端部に装設せ
る止水・切換用のダイヤルを示す。
【0012】外筒1は、鋳物または金属製管材により図
2にあるよう軸方向の両端が開放するパイプ状に形成し
てある。該外筒1の筒壁の背面側で左右の各端部に寄る
部位には、湯取入用の接続口aを組付けるための組付口
10と水取入用の接続口bを組付けるための組付口11
とが短く突出する筒状部に形成して、左右に対称するよ
うにそれぞれ形設してあり、それら組付口10・11の
中間で、組付口11側に寄る部位には、シャワー用の接
続口dを組付けるための組付口17が形設してある。ま
た、筒壁の前面側で右端側に寄る部位には、混合水取出
用の接続口cを組付けるための組付口12が同様の筒状
に形成して装設してある。また、該外筒1の左端側の端
部には、混合弁ユニットuを収蔵さす内筒ハウジング2
の組付用の嵌合部13が形成してあり、右端側の端部に
は止水・切換弁機構6に収蔵さす第2内筒ハウジング5
の組付用の嵌合部15が前記嵌合部13と同形に形設し
てある。
【0013】内筒ハウジング2は、図1および図3に示
しているように、混合弁ユニットuを収蔵する筒状の主
体部2aと、湯取入用の接続口aに対して連通させる湯
取入用の管路状の流路2bと、混合水取出用の接続口c
に対して連通させる混合水取出用の管路状の流路2c
と、混合弁ユニットuの調節ネジ部30を収蔵して前記
内筒ハウジング2の主体部2aの基端側に螺合するキャ
ップ部2dとからなる。
【0014】そして、主体部2aと湯用の流路2bと混
合水用の流路2cとは鋳物または合成樹脂材等による成
形により一体に連続させて形成してあり、また、キャッ
プ部2dは主体部2aらとは別に鋳物により成形してあ
る。
【0015】主体部2aには、それの内部に挿し込む混
合弁ユニットuの水流入口31と対応する部位に、連通
口20が窓穴状に形成される。
【0016】主体部2aと一体に連続させて成形する管
路状の流路2b・2cには、流路2bにあっては、外端
側に寄せた部位に連通口21を装設し(図4)、その連
通口21に接続口aを組付ける接続金具4と螺合するね
じ部23が形設してある。そして、混合水取出用の流路
2cにあっては、それの先端側(下流側)を、主体部2
aの内端側の外面に導き、そこに管路状の継手管wを形
設して、その継手管wを介し混合水が取り出されるよう
にする。
【0017】主体部2aと螺合するキャップ部2dは、
混合弁ユニットuの調節ネジ部30を内腔に嵌装して、
それの調節軸32を該キャップ部2dの外端に設けた透
孔から突出させ、そこに温調ダイヤルDを組付けた状態
として、該キャップ部2dの内端側を、内筒ハウジング
2の主体部2aの外端側に設けてある開放口25に嵌挿
して螺合することで、主体部2aに一体に組付けられ
る。このとき、主体部2a内には、カートリッジ状に組
立てられた混合弁ユニットuを、それから前記調節ネジ
部30を外して、混合弁を作動させる作動ロット33が
突出する状態として嵌装しておき、キャップ部2dを嵌
装することで、それの内腔に組込んでおく前記調節ネジ
部30に装設してある作動ロッド受け34が、作動ロッ
ド33と嵌り合って、混合弁ユニットuを組立てるよう
になり、これにより混合弁ユニットuを組立てる。
【0018】前記混合弁ユニットuは、内筒ハウジング
2の主体部2a内に対し、水密保持部材35…により水
密を保持せしめて嵌挿するよう形成した筒状のケース3
内に、混合弁機構MVおよびサーモ機構THを組込み、
そのケース3に湯の流入口36と水の流入口31と混合
水の流出口37とを開設し、サーモ機構THの作動によ
り出入りする作動ロッド33をケース3の一端から突出
させる。そして、この作動ロッド33の先端を支える支
点位置を変更させて、設定温度を調節するための調節ネ
ジ部30は、前記ケース3とは別体に形成した筒状体3
8とそれの内周側に螺合する調節軸32と一体の調節ネ
ジ39と前記筒状体38の外端側に組付ける前述の作動
ロッド33の受け34等を組合わせて構成し、この調節
ネジ部30を前述のキャップ部2d内に嵌装して、その
キャップ部2dを主体部2aに螺合することで、主体部
2a内に嵌装しておく前述のケース3内の混合弁機構M
Vおよびサーモ機構THと組合って、混合弁ユニットu
に組立てられる。
【0019】混合弁ユニットuを収蔵せしめる内筒ハウ
ジング2の外筒1に対する組付けは、内筒ハウジング2
の主体部2aを、外筒1の一方の開放口から、内筒ハウ
ジング2に形成した湯用の流路2bの側を先にして挿し
込み、その流路2bの先端の連通口21を、外筒1の湯
取入用の組付口10と接合させて、その外筒1の組付口
10に接続口aを接合し、接続金具4を挿通して、前記
連通口21のねじ部23に螺合し外筒1と内筒2とを結
合する状態に接続口aを接続することで行なう。この組
付けにより、内筒ハウジング2の内端側に装設した混合
水取出用の流路2cの先端の継手管wは、外筒1内の軸
心部位において、右方に突出する状態となる。
【0020】この状態において、外筒1の左端側の開放
口の側に設けた嵌合部13には、外側から止めビス13
0を螺じ込んで、内筒ハウジング2の主体部2aの外端
側を外筒1に螺子止めする。この螺子止めは、外筒1と
内筒ハウジング2との結合が、接続口aを接続する接続
金具4で行なわれ、嵌合部13における外筒1と内筒ハ
ウジング2との嵌合が、Oリング41により水密を保持
することで外筒1に対し、内筒2が回転しないようにす
る回わり止めで足りる。
【0021】外筒1内の他端側(図において右端側)に
装入する第2内筒ハウジング5は、鋳物または合成樹脂
材の成形により、図3および図4に示している如く、止
水・切換弁機構6を収蔵する筒状に形成してあり、それ
の内端側には、前述の内筒ハウジング2の内端側に装設
した継手管wと嵌合して接続する接続管yを装設してお
き、かつ、この接続管yを、該第2内筒ハウジング5内
に形成する前記止水・切換弁機構6の弁室60に連通口
51を介して連通させておく。
【0022】そしてこれにより、外筒1内に、それの左
端側から混合弁ユニットuを収蔵さす内筒ハウジング2
を嵌挿して所定位置において外筒1に組付け固定した状
態とし、その状態で外筒1の右端側から止水・切換弁機
構6を収蔵さす第2内筒ハウジング5を嵌挿して所定位
置において外筒1に組付け固定していくことで、継手管
wと接続管yとが嵌り合って、混合弁ユニットuの混合
水取出用の流路2cが、止水・切換弁機構6の弁室60
に連通するようにしてある。この継手管wと接続管yと
の嵌合は、水密保持部材zの介装により水密が保持され
る。
【0023】止水・切換弁機構6は、図4に示している
ように、第2内筒ハウジング5内に螺合して組付ける軸
筒状の取付筒部61の筒壁に、シャワー用の吐出口62
とカラン用の吐出口63とを、周方向と軸方向とに変位
させて開設し、この取付筒部61の内腔に、円筒状に形
成した弁体64を、それと一体に形成した弁軸65によ
り、自在に回転するよう嵌挿し、この筒状の弁体64の
筒壁に、該弁体64の回転により、前記吐出口62およ
び吐出口63に対して、交互に切換わって連通するよう
に位置させた弁口66・67をそれぞれ開設することで
構成してある。
【0024】これにより、弁軸65の外端側に設けた止
水・切換ダイヤルD’を回転させて、弁口66を吐出口
62に重合させることで、弁室60内に導いた混合水が
吐出口62に流れ、弁口67を吐出口63に重合させる
ことで弁室60に導いた混合水が吐出口63に流れ、弁
口66・67の何れもが吐出口62・63から外れた回
動位置において、弁体64の周壁により止水するように
してある。
【0025】また、この止水・切換弁機構6を収蔵する
前述の第2内筒ハウジング5の外周には、前記吐出口6
2に基端側が連通口52を介して連通するシャワー用の
管状の分岐流路5aと、前記吐出口63に基端側が連通
口53を介して連通するカラン用の管状の分岐流路5b
とが、一体に連続して装設してあり、それら流路5a・
5bの各先端側には、シャワー用の接続口dおよび蛇口
用の接続口bを組付ける連通口54・55が開設してあ
る。
【0026】そして、第2内筒ハウジング5は、外筒1
内に装入した状態で、それに形設したシャワー用の分岐
流路5aの先端の連通口54および蛇口用の分岐流路5
bの先端の連通口55を、外筒1に設ける組付口12・
17に接合して、その接合部位に、接続金具4…を挿通
して螺合することにより、外筒1に対する組付け固定が
行なわれる。接続金具4は、シャワー用の組付口17に
組付けたもののように、接続口dを兼ねたものとする場
合がある。
【0027】このように組立てられた自動混合水栓A
は、湯取入用の接続口aから流入する湯にあっては、流
路2bを経て、混合弁ユニットuのケース3に設けた湯
の流入口36からケース3内に流入し、そこで混合弁機
構MVを流過して、ケース3に設けた混合水の流出口3
7から流路2cに流出し、その流路2cを経て混合水取
出用の接続口cに流れるようになる。
【0028】また、水取入用の接続口bから流入する水
にあっては、外筒1と主体部2aの外面との間に形成さ
れる流路2eを経て、主体部2aに設けた窓穴状の連通
口20から混合水ユニットuのケース3の回わりに流入
し、その連通口20に臨むようケース3に開設してある
水流入口31からケース3内の混合弁機構MVに流れ込
み、それを経て混合水の流出口37に向い、その流出口
37から流路2cを経て混合水取出用の接続口cに流れ
るようになる。
【0029】このとき、湯の流入口36および水流入口
31から混合水ユニットuの混合弁機構MVに流れ込ん
で、混合水の流出口37に流れる湯と水との混合割合
が、サーモ機構THにより自動制御される混合弁機構M
Vの作動によって、所定の設定温度となるように自動調
節される。そして、その設定温度は、ボディの左端側に
設けた温調ダイヤルDを回動することで所望の温度に調
節される。
【0030】また、混合水取出用の接続口Cから取出さ
れる混合水は、ボディの右端側に設けた上水・切換用の
ダイヤルD’を回動操作することで止水と、シャワー用
の接続口dへの切換えが行なわれるようになる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による自動
混合水栓Aは、ボディの一方の端部に温度調整用の温調
ダイヤルDが位置し、他方の端部に止水・切換用のダイ
ヤルD’が位置する形態とするために、ボディの内腔の
一端側に混合弁ユニットuを組込み、他端側に止水・切
換弁機構6を組込むようにして、混合弁ユニットuの混
合水取出口37に通ずる混合水の流路2cを、止水・切
換弁機構6の弁室60に対して連通させる際に、そのボ
ディは、軸方向の両端を開放し筒壁に湯・水・混合水の
各配管に接続する接続口a・b・cの各組付口10・1
1・12とシャワー用の組付口17とを設けた外筒1内
に、一端側には混合弁ユニットuを収蔵さす内筒ハウジ
ング2を装入し、他端側には止水・切換弁機構6を収蔵
さす第2内筒ハウジング5を装入して形成しておき、そ
れの内筒ハウジング2の内端側に、混合弁ユニットuの
流出口37と連通さす混合水取出用の流路2cの先端を
管路状の継手管wに形成して装設し、第2内筒ハウジン
グ5の内端側には、止水・切換弁機構6の弁室60と連
通する管路状の接続管yを装設しておいて、これら継手
管wと接続管yとの嵌合による連結で、混合弁ユニット
uの混合水の流出口37から取出される混合水が流路2
cを経て止水・切換弁機構6の弁室60に導かれるよう
にしているのだから、混合弁ユニットuの混合水の流出
口37から止水・切換弁機構6の弁室60に至る混合水
の流路の水密の保持が、著しく簡略な構成で確実に行な
えるようになる。
【0032】従って、外筒1とそれの内腔の一端側に装
入する内筒ハウジング2と他端側に装入する第2内筒ハ
ウジング5とで形成するボディに対し、それの一方の端
部に温度調節用のダイヤルDが位置し、反対側の端部に
止水・切換用のダイヤルD’が位置するように、それら
ダイヤルD・D’を組付けるようにしながら、混合弁ユ
ニットuと止水・切換弁機構6とのボディ内に対する組
付けが簡単に行なえ、かつ、混合弁ユニットuの混合水
の流出口37と止水・切換弁機構6との間を混合水の流
路で接続するのが、水密の保持を確実にして簡略な機構
で行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施せる自動混合水栓の横断平面図で
ある。
【図2】同上自動混合水栓の外筒の横断平面図である。
【図3】同上自動混合水栓の内筒ハウジングおよび第2
内筒ハウジングの横断平面図である。
【図4】同上自動混合水栓の止水・切換弁機構の横断平
面図である。
【図5】混合弁ユニットの縦断面図である。
【図6】内筒ハウジングの斜視図である。
【符号の説明】
A…自動混合水栓、a・b・c・d…接続口、u…混合
弁ユニット、w…継手管、y…接続管、z…水密保持部
材、D…温調ダイヤル、D’…止水・切換用ダイヤル、
MV…混合弁機構、TH…サーモ機構、1…外筒、10
・11・12…組付口、13…嵌合部、130…止めビ
ス、15…嵌合部、17…組付口、2…内筒ハウジン
グ、2a…主体部、2b・2c…流路、2d…キャップ
部、2e…流路、20・21…連通口、23…ねじ部、
25…開放口、3…ケース、30…調節ネジ部、31…
水流入口、32…調節軸、33…作動ロッド、34…作
動ロッド受け、35…水密保持部材、36…湯流入口、
37…混合水流出口、38…筒状体、39…調節ネジ、
4…接続金具、41…Oリング、5…第2内筒ハウジン
グ、5a・5b…分岐流路、51・52・53・54・
55…連通口、6…止水・切換弁機構、60…弁室、6
1…取付筒部、62・63…吐出口、64…弁体、65
…弁軸、66・67…弁口。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向の両端を開放し、筒壁に、湯・水
    ・混合水の各配管に接続する接続口a・b・cの組付口
    10・11・12とシャワー用の組付口17とを設けた
    外筒1内に、一端側には内筒ハウジング2を装入し、他
    端側には第2内筒ハウジング5を装入してボディを形成
    し、前記内筒ハウジング2の内端側には、該内筒ハウジ
    ング2内に収蔵せしめる混合弁ユニットuの混合水の流
    出口37と連通さす混合水取出用の流路2cの先端を管
    路状の継手管wに形成して装設し、前記第2内筒ハウジ
    ング5の内端側には、該第2内筒ハウジング5内に収蔵
    せしめる止水・切換弁機構6の弁室60と連通する管路
    状の接続管yを装設し、その接続管yと前記継手管wと
    の接続嵌合により、混合弁ユニットuの混合水取出用の
    流路2cを外筒1内において止水・切換弁機構6の弁室
    60に連通させることを特徴とする自動混合水栓。
  2. 【請求項2】 軸方向の両端を開放し、筒壁に、湯・水
    ・混合水の各配管と接続する接続口a・b・cの組付口
    10・11・12とシャワー用の組付口17とを設けた
    外筒1内の一端側に、混合弁ユニットuを収蔵せしめる
    内筒ハウジング2の主体部2aを、外筒1の組付口10
    に連通口21が接合する湯取入用の流路2bと混合水取
    出用の流路2cとを一体に連続成形せしめて装入して、
    それの連通口21と外筒1の組付口10との接続により
    外筒1に組付け、外筒1内の他端側には、止水・切換弁
    機構6を収蔵せしめる第2内筒ハウジング5を、外筒1
    の組付口17と組付口12とに連通口54と連通口55
    とがそれぞれ接合する分岐流路5aと分岐流路5bとを
    一体に連続成形せしめて装入して、それの連通口54・
    55と外筒1の組付口17・12との接続により外筒1
    に組付け、かつ、前記内筒ハウジング2の主体部2aの
    内端側には混合水取出用の流路2cに通ずる管路状の
    継手管wを装設し、第2内筒ハウジング5の内端側には
    止水・切換弁機構6の弁室60と連通する管路状の接続
    管yを装設し、その接続管yと前記継手管wとの接続嵌
    合により、混合弁ユニットuの混合水取出用の流路2c
    を外筒1内において止水・切換弁機構6の弁室60に連
    通させることを特徴とする自動混合水栓。
  3. 【請求項3】 自動混合水栓Aのボディを、筒壁に、湯
    ・水・混合水の各配管と接続する接続口a・b・cの組
    付口10・11・12とシャワー用の接続口dの組付口
    17とを設け、軸方向の両端の各開放口に嵌合部13・
    15をそれぞれ形成した外筒1と、混合弁ユニットuを
    収蔵する内筒ハウジング2と、止水・切換弁機構6を収
    蔵する第2内筒ハウジング5との三者に分けて、それぞ
    れ別体に形成し、内筒ハウジング2は、混合弁ユニッ
    トuを収蔵する主体部2aと湯取入用の管路状の流路2
    bと混合水取出用の管路状の流路2cとを一体に成形
    し、それの流路2bには外筒1の組付口10と接続金具
    4を介して接続連結する連通口21を設け、混合水取出
    用の流路2cにはそれの先端側の端部に主体部2aの内
    端側の外面部位に位置する管路状の継手管wを装設し、
    第2内筒ハウジング5は、それの内端側に、前記継手管
    wと嵌合する管路状の接続管yを、止水・切換弁機構6
    の弁室60と連通させて装設し、外周側に、混合水を弁
    室60を経て外筒1の混合水取出用の組付口12に導く
    分岐流路5bとシャワー接続用の組付口17に導く分岐
    流路5aとを一体に連続させて形成し、それら分岐流路
    5a・5bに、外筒1の組付口17・12に接続金具4
    ・4を介して接続連通する連通口54・55を装設し
    た、ことを特徴とする自動混合水栓。
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