JP2750411B2 - 製版処理装置 - Google Patents

製版処理装置

Info

Publication number
JP2750411B2
JP2750411B2 JP35032592A JP35032592A JP2750411B2 JP 2750411 B2 JP2750411 B2 JP 2750411B2 JP 35032592 A JP35032592 A JP 35032592A JP 35032592 A JP35032592 A JP 35032592A JP 2750411 B2 JP2750411 B2 JP 2750411B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
designation information
plate making
data
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP35032592A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06175342A (ja
Inventor
実一 伊達
浩司 畠田
憲彦 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP35032592A priority Critical patent/JP2750411B2/ja
Priority to US08/157,704 priority patent/US5473748A/en
Priority to DE69331776T priority patent/DE69331776T2/de
Priority to EP93119374A priority patent/EP0600472B1/en
Publication of JPH06175342A publication Critical patent/JPH06175342A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2750411B2 publication Critical patent/JP2750411B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41BMACHINES OR ACCESSORIES FOR MAKING, SETTING, OR DISTRIBUTING TYPE; TYPE; PHOTOGRAPHIC OR PHOTOELECTRIC COMPOSING DEVICES
    • B41B27/00Control, indicating, or safety devices or systems for composing machines of various kinds or types

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Image Input (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の画像部品から
構成される製版用のページ画像に対して製版指定の内容
を示す製版指定情報を設定する製版処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータによって製版を行な
う画像処理システムが開発されている。この画像処理シ
ステムにより、オペレータは、文字,図形および絵柄を
示す各種画像データをスキャナ等からそれぞれ入力し、
これら画像データをモニタ上に表示した上で、モニタ画
面と対話しながら、各画像データで示される画像部品を
ページに割り付けることができる。
【0003】ところで、製版においては、文字に袋文
字,白縁文字等の処理を施したり、文字と絵柄との重な
り部分に文字かぶせの処理を施したりすることで、デザ
イン的に美しい仕上がりの印刷物を得ることができるこ
とから、画像処理システムにおいても、こうしたデザイ
ン情報の設定がなされている。このデザイン情報は製版
指定情報と呼ばれており、オペレータからの指令に従い
設定される。即ち、オペレータは、製版指定情報が記さ
れた製版指示書に従い、モニタ画面と対話しつつ、マウ
ス等のポインティングデバイスを用いて、所望の画像部
品間に「かぶせ」等の製版指定情報を順に設定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術では、製版指定情報の設定に、マウス等の操作
といった人為的な作業を必要とすることから、設定に長
時間を要するといった問題があった。また、人為的な作
業は、作業者の疲労等に起因して安定した精度を得るこ
とができないことから、設定精度が不安定となり、所望
の印刷物をなかなか得ることができないといった問題も
招いた。
【0005】本発明の製版処理装置は、こうした問題点
に鑑みてなされたもので、製版指定情報の設定に際し、
効率の向上と精度の安定化とを図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
べく、前記課題を解決するための手段として、以下に示
す構成を取った。
【0007】即ち、本発明の製版処理装置の第1の構成
は、複数の画像部品から構成される製版用のページ画像
に対して製版指定の内容を示す製版指定情報を設定する
製版処理装置であって、前記ページ画像における各画像
部品に対応し、形状および配設位置を示す図形データ
と、種類,色を示す属性データとを記憶すると共に、各
画像部品の前記ページ画像における配設順位を順位デー
タとして記憶する画像部品記憶手段と、前記記憶された
各画像部品毎の図形データから任意の2つを抽出する抽
出手段と、該抽出された2つの図形データから両図形デ
ータで示される2つの画像部品間の位置関係が非離間関
係にあるか否かを判別する位置関係判別手段と、該位置
関係判別手段で前記両画像部品が非離間関係にあると判
別されたとき、前記両画像部品に関する前記属性データ
および順位データを前記画像部品記憶手段から読み出す
属性データ読出手段と、2つの画像部品における配設順
位、各画像部品の種類、および各画像部品の色を前提条
件とし、製版指定情報を結論部としたルールを予め記憶
するルール記憶手段と、前記属性データ読出手段により
読み出した前記属性データおよび順位データを前記ルー
ル記憶手段に記憶されるルールと照らし合わせることに
より製版指定情報を特定する製版指定情報決定手段と、
該特定された製版指定情報を前記両画像部品間の製版指
定情報として記憶する製版指定情報記憶手段とを備えた
ことを、その要旨としている。
【0008】前記構成の製版処理装置において、製版指
定情報記憶手段により記憶された製版指定情報が設定さ
れる図形領域を新たな画像部品として、抽出手段により
抽出された2つの図形データで示される2つの画像部品
間に生成する新画像部品生成手段を設ける構成としても
よい。
【0009】
【作用】以上のように構成された本発明の製版処理装置
は、位置関係判別手段により、2つの画像部品が非離間
関係にあるか否かを判別し、非離間関係にあると判別さ
れたとき、次のような処理を行なう。即ち、両画像部品
に関する種類,色を示す属性データと、両画像部品のペ
ージ画像における配設順位を示す順位データとを、属性
データ読出手段により、画像部品記憶手段から読み出
し、さらに、その読み出した属性データと順位データ
を、製版指定情報決定手段により、ルール記憶手段に記
憶されるルールと照らし合わせる。
【0010】ルール記憶手段には、2つの画像部品にお
ける配設位置の上下関係、各画像部品の種類、および各
画像部品の色を前提条件とし、製版指定情報を結論部と
したルールが予め記憶されていることから、前記属性デ
ータと順位データとから結論部としての製版指定情報が
特定される。製版指定情報決定手段により、その製版指
定情報の特定を行ない、その特定された製版指定情報
を、製版指定情報記憶手段により前記両画像部品間の製
版指定情報として記憶する。こうして、オペレータによ
る手入力を必要とせずに、ページ画像における2つの画
像部品間に自動的に製版指定情報を設定する。
【0011】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。図1は、本発明の一実施例としての自動製版処
理装置のブロック図である。
【0012】この自動製版処理装置は、CPU10とバ
スライン12とを備えており、バスライン12には、R
OM14とRAM16と内蔵ハードディスク装置18が
接続されている。また、バスライン12には、入力装置
としてのキーボード20とマウス22とが接続されてお
り、出力装置としてのカラーCRTディスプレイ24が
表示コントローラ26を介して接続されている。さら
に、バスライン12には、出力装置としての画像記録装
置28が接続されている。
【0013】内蔵ハードディスク装置18には、記録時
の画像をページ単位で表すページデータDpが格納され
ている。ページデータDpの1単位で、予め用意された
複数の画像部品が所定位置にレイアウトされて構成され
た1ページの画像が表され、各画像部品毎に次の2種類
のデータがペアとなって備えられている。即ち、各画像
部品は、画像部品のマスク形状およびページ画像上にお
ける配設位置を示すベクトル形式の図形データ(マスク
データ)と、これら画像部品の種類(絵柄,文字,チン
ト)や色を示す属性データとがペアとなって構成され
る。
【0014】さらに、バスライン12には、外部記憶装
置としての外部ハードディスク装置32が接続されてい
る。外部ハードディスク装置32には、2つの画像部品
間(1つの画像部品と背景との間の関係も含む)の製版
指定情報の設定ルールを定めたルールベースRBが格納
されている。このルールベースRBとデータのやり取り
を行なうCPU10によりエキスパートシステムが構築
されている。
【0015】CPU10は、ROM14に予め格納され
たプログラムを実行することにより、図形位置関係判別
部10a,製版指定情報決定部10b,ページ画像表示
部10cおよびページ画像記録部10dの機能を実現す
る。CPU10は、図形位置関係判別部10aおよび製
版指定情報決定部10bの機能の実現により、ページデ
ータDpで示されるページ画像内の画像部品間に「かぶ
せ」,「白縁」,「墨のせ」等で表される製版指定情報
を自動設定し、ページ画像表示部10cの機能の実現に
よりページ画像をその設定された製版指定情報と共にカ
ラーCRTディスプレイ24に表示し、ページ画像記録
部10dによりページ画像を画像記録装置28に出力す
る。
【0016】以下、CPU10により実行される各種の
制御処理について詳しく説明する。いま、図2に示すよ
うに、カラーCRTディスプレイ24の画面(以下、単
にCRT画面と呼ぶ)には、内蔵ハードディスク装置1
8の内容を示す第1のウィンドウW1が開かれており、
さらに内蔵ハードディスク装置18に格納された「Ma
gazine」という名のページデータDpの内容を示
す第2のウィンドウW2が開かれているとする。
【0017】この状態から、オペレータは、マウス22
を操作して、第2のウィンドウW2内に表示される各ペ
ージのアイコンICN21〜ICN24から任意のペー
ジのアイコンを選択し、そのアイコンを画面下に表示さ
れる処理タイトル欄T1,T2,T3に移動させたとす
る。この操作を受けて、CPU10は、選択されたペー
ジの画像に対する処理タイトル欄T1,T2,T3に相
当する処理を実行開始することになる。即ち、第2のウ
ィンドウW2内に表示される4ページ目のアイコンIC
N24を選択して、「自動製版」と表示された処理タイ
トル欄T1にその選択したアイコンを移動すると、その
4ページ目のページ画像に対して製版指定情報を自動設
定する自動製版処理が実行開始されることになる。以
下、CPU10により実行されるこの自動製版処理につ
いて、図3および図4のフローチャートに沿って説明す
る。
【0018】図3に示すように、処理が開始されると、
CPU10は、まず、CRT画面上の処理タイトル欄T
1に移動した所定のページ分(上記例では4ページ目)
のページデータDpを内蔵ハードディスク装置18から
取り込んで、RAM16に読み込む処理を行なう(ステ
ップS100)。次いで、そのページデータDpで示さ
れるページ画像に備えられる各画像部品間の位置関係を
求める処理を行なう(ステップS110)。ここで言う
位置関係とは、2つの画像部品間における重なり具合を
示すもので、「重なり」,「包含」,「一致」,「接
触」,「別離」のいずれかで示される。
【0019】ステップS110では、詳しくは、ページ
データDpから任意の2つの画像部品の図形データを順
に読み出し、両図形データについてBentley−Ottmann
等の重なり列挙算法などのアルゴリズムを用いて交点を
求め、その交点から2つの図形、即ち2つの画像部品間
の位置関係を求める。この求めた位置関係を、図5に示
すように、2つの画像部品のRAM16上の格納位置を
それぞれ示す第1画像部品(以下、部品Aと呼ぶ)のア
ドレス値と第2画像部品(以下、部品Bと呼ぶ)のアド
レス値と共に、RAM16上の部品間関係テーブルTB
L1に記憶する。
【0020】次いで、変数iに初期値として値1を設定
する(ステップS120)。続いて、RAM16上にあ
る部品間関係テーブルTBL1からi番目のレコードを
読み込む処理を行なう(ステップS130)。その後、
そのi番目のレコードに格納された位置関係が「別離」
でないか否かを判定し(ステップS140)、「別離」
でないと判定されると、以下の処理を実行する。即ち、
ページ画像内において、「重なり」,「包含」,「一
致」,「接触」といった非離間関係を持つ2つの画像部
品に対して以下の処理を実行する。
【0021】まず、ステップS130で読み込んだi番
目のレコードに格納されるアドレス値を基にRAM16
上から部品A(i)の属性データと部品B(i)の属性
データとを読み込み、両属性データから両部品A
(i),B(i)に関する属性テーブルTBL2を作成
する(ステップS150)。
【0022】属性データは、前述したように画像部品の
種類や色を示すもので、絵柄,文字およびチントの区別
で種類を、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シア
ン),K(墨色)の各版の網点面積率(以下、網点率と
称す)で色を示している。属性テーブルTBL2は、図
6に示すように、その種類と色とを部品A(i),B
(i)毎に示し、更に、両部品A(i),B(i)間に
おける重なりの上下関係を示すものである。なお、この
上下関係は、両画像部品A(i),B(i)のRAM1
6上の格納位置から求めることができ、格納アドレス値
が小さいほど下側に位置する。即ち、ステップS150
では、属性テーブルTBL2へのデータ書込みの際に、
両属性データと共に、両部品の格納アドレス値から上下
関係を求めて、その結果も書き込む。
【0023】続いて、外部ハードディスク装置32に格
納されたルールベースRBとデータのやり取りを行な
い、部品A(i),B(i)の色濃度値をそれぞれ算出
する処理を行なう(ステップS160)。色濃度値の算
出は、属性テーブルTBL2に格納されたY,M,C,
K版の各網点率に所定の重み付けを行なうことで求める
ことができる。詳しくは、次式(1)から求めることが
できる。
【0024】 色濃度値CD=α・RY+β・RM+・γRC+δ・RK …(1) ここで、RY,RM,RC,RKはY,M,C,K版の
各網点率であり、α,β,γ,δは定数である。但し、
α<β<γ<δである。
【0025】ルールベースRBには上記(1)式に該当
するプロダクションルールが備えられており、ルールの
適用方法としていわゆる前向き推論を用いてルールベー
スRBとデータのやり取りを行なうことで前記色濃度値
の算出は実現される。なお、以下のステップS170〜
ステップS200においても、前向き推論を用いたエキ
スパートシステムとして処理がなされている。
【0026】続いて、ルールベースRBとデータのやり
取りを行ない、ステップS160で算出された両部品A
(i),B(i)の色濃度値と、属性テーブルTBL2
に格納された両部品の種類とに基づき、両部品間におけ
る太る側を決定する(ステップS170)。ここで言う
太る側とは、両部品間に製版指定情報が設定された場合
に、どちらの部品を太らせて製版の処理をなすかを定め
るものである。例えば、図7の(a)に示すように、部
品Bの上に部品Aが重なって配置され、製版指定情報と
して「かぶせ」が両部品A,Bの間に設定され、そのか
ぶせの領域Cが部品Aの外側に「コ」の字形状に太らせ
た部分となる場合、太る側は部品Aとなる。一方、図7
の(b)に示すように、かぶせの領域Cが部品Bの外側
に「コ」の字形状に太らせた部分となる場合、太る側は
部品Bとなる。
【0027】前記太る側の部品は、両部品A,Bの種類
と、両部品A,Bの色濃度値の大小関係とから定まるこ
とから、ルールベースRBには、それら種類と色濃度値
の大小関係条件とを前提条件とし、太る側を結論部とし
たルールが予め記憶されている。ステップS170で
は、このルールベースRBとデータのやり取りを行なっ
て太る側を決定する。なお、これらルールの例を以下の
〜に示す。
【0028】 もし、両部品A,Bの種類が絵柄とチ
ントとの組み合わせならば、チント側が太る。 もし、両部品A,Bの種類が絵柄と文字との組み合
わせならば、絵柄側が太る。 もし、両部品A,Bの種類がチントと文字との組み
合わせならば、チント側が太る。 もし、両部品A,Bの種類がチントであるならば、
ステップS180で算出された各部品A,Bの色濃度値
が小さい部品側が太る。
【0029】続いて、ルールベースRBとデータのやり
取りを行ない、部品A(i),B(i)間の太る領域の
色を決定する処理を行なう(ステップS180)。この
太る領域の色は、両部品A(i),B(i)の色から求
めることができる。詳しくは、両部品A(i),B
(i)の色を示すY,M,C,K版の各網点率RYA〜
RKA,RYB〜RKBを各版毎に比較して値の大きい
方、等しい場合には何れか一方を太る領域の各版の網点
率とする。
【0030】例えば、図6の属性テーブルTBL2に示
される部品A(i),B(i)の例であれば、部品Aの
Y版の網点率RYA は0[%]、部品BのY版の網点率
RYB は0[%]であることから、等しい0[%]の値
が太る領域のY版の網点率となる。また、RMA は50
[%]、RMB は10[%]であることから、大きい方
の50[%]の値が太る領域のM版の網点率となる。R
CA は10[%]、RCB は50[%]であることか
ら、大きい方の50[%]の値が太る領域のC版の網点
率となる。RKA は0[%]、RKB は0[%]である
ことから、等しい0[%]の値が太る領域のK版の網点
率となる。したがって、太る領域の色は、Y,M,C,
K版の各網点率が0,50,50,0[%]で定まる色
となる。
【0031】ルールベースRBには、上記太る領域の色
を求める手法がルールとなって予め記憶されており、ス
テップ180では、このルールベースRBとデータのや
り取りを行なって太る領域の色を決定する。
【0032】続いて、ルールベースRBとデータのやり
取りを行ない、部品A(i),B(i)間に設定する製
版指定情報の候補を1または複数求める処理を行なう
(ステップS190)。製版指定情報は、属性テーブル
TBL2に格納される各部品A,Bの上下関係,種類,
色(色より算出される色濃度値を含む)により候補が定
まることから、ルールベースRBには、それらを前提条
件とし製版指定情報を結論部としたルールが予め記憶さ
れており、ステップS190では、このルールベースR
Bとデータのやり取りを行なって製版指定情報の候補を
求める。なお、これらルールの例を以下の〜に示
す。
【0033】 「上に位置する部品(上位部品と呼
ぶ)の種類はチントである」,「下に位置する部品(下
位部品と呼ぶ)の種類はチントである」,「下位部品の
色を示す各版の何れかが所定値(例えば30[%])よ
り大きい網点率である」,「上位部品の色を示す各版の
何れかが所定値(例えば30[%])より大きい網点率
である」,「上位部品の色濃度値が下位部品の色濃度値
より小さい」の全ての条件を満たしたとき、製版指定情
報は「かぶせ」である。
【0034】 「上位部品の種類は文字である」,
「上位部品のK版の網点率が100[%]である」,
「下位部品の種類は絵柄である」の全ての条件を満たし
たとき、製版指定情報は「白縁」である。
【0035】 「上位部品の種類は文字である」,
「上位部品のY版の網点率が0[%]である」,「上位
部品のM版の網点率が0[%]である」,「上位部品の
C版の網点率が0[%]である」,「上位部品のK版の
網点率が100[%]である」「下位部品の各版の何れ
かが0[%]より大きい網点率である」,の全ての条件
を満たしたとき、製版指定情報は「墨のせ」である。
【0036】ステップS190で製版指定情報の候補が
求められると、次いで、製版指定情報の種類の優先度に
応じてそれら候補の中から最終的な一の製版指定情報を
決定する処理を行なう(ステップS200)。製版指定
情報の種類として「かぶせ」,「白縁」,「墨のせ」が
ある場合、この順で優先度が定められており(「墨の
せ」の優先度が一番高い)、例えば、ステップS190
で候補として「かぶせ」と「白縁」とが求められると、
ここでは、優先度の高い「白縁」が最終的な製版指定情
報として決定される。なお、この製版指定情報の決定
も、ルールベースRBに格納されるルールに従ってなさ
れている。
【0037】その後、図4のステップS210に進み、
ステップS170で決定した太る側の指定、ステップS
180で決定した太る領域の色、およびステップS20
0で決定した製版指定情報等を、RAM16上の製版指
定情報格納テーブルTBL3に記憶する処理を行なう
(ステップS240)。詳しくは、RAM16上の部品
間関係テーブルTBL1から製版指定情報の設定対象と
なる部品A(i)および部品B(i)のRAM16上の
格納アドレス値を取り出し、両アドレス値と、前記太る
側の指定、太る領域の色と、製版指定情報とを、図8に
示すように、製版指定情報格納テーブルTBL3として
RAM16上に記憶する。
【0038】その後、変数iを値1だけインクリメント
し(ステップS220)、変数iが部品間関係テーブル
TBL1の格納レコード数Nより大きくなったか否かを
判定する(ステップ230)。ここで、変数iがNより
大きいと判定されると、部品間関係テーブルTBL1に
格納された全てのレコードに対し処理がなされたものと
して、ページ画像内の画像部品間に製版指定情報を自動
設定する自動製版処理が終了した旨の表示をカラーCR
Tディスプレイ24に表示する(ステップS240)。
【0039】なお、この表示はCRT画面上のどの位置
であってもよく、本実施例では、図2に示した第2のウ
ィンドウW2内の選択されたページのアイコン上に表示
している。ステップS240の実行後、本ルーチンの処
理を終える。一方、ステップS230で変数iがN以下
であると判定された場合には、処理をステップS130
に戻し、ステップS130以降の処理を繰り返し実行す
ることで、部品間関係テーブルTBL1の次のレコード
に対する処理を行なう。
【0040】なお、ステップS140で、部品間関係テ
ーブルTBL1のi番目のレコードに格納される部品間
の位置関係が「別離」であると判定された場合には、処
理をステップS220に飛ばし、その「別離」の関係に
ある部品間には製版指定情報の設定を行なわない。
【0041】以上のように構成された自動製版処理ルー
チンにより、ページ画像内に製版指定情報が自動的に設
定される。なお、自動製版処理ルーチンにおけるステッ
プS110およびS140の処理の実行により、前述し
た図形位置関係判別部10aが実現されており、また、
ステップS160〜S200の処理の実行により、前述
した製版指定情報決定部10bが実現されている。
【0042】次に、CRT画面に図2に示す画像が表示
されている状態から、オペレータが、マウス22を操作
して、第2のウィンドウW2内に表示される各ページの
アイコンICN21〜ICN24から前記自動製版処理
ルーチンで製版指定情報が自動設定されたページのアイ
コンを選択し、そのアイコンを「ページ編集」と表示さ
れた処理タイトル欄T2に移動したとする。この操作を
受けて、CPU10は、選択されたページの画像をCR
T画面に表示する処理を実行開始することになる。以
下、CPU10により実行されるこのページ画像表示処
理について、図9のフローチャートに沿って説明する。
【0043】図9に示すように、処理が開始されると、
CPU10は、まず、CRT画面上の処理タイトル欄T
2に移動した所定のページ分のページデータDpを内蔵
ハードディスク装置18から取り込んで、RAM16に
読み込む処理を行なう(ステップS300)。次いで、
そのページデータDpを表示コントローラ26に出力す
ることにより、ページデータDpで示されるページ画像
をカラーCRTディスプレイ24に表示する(ステップ
S310)。
【0044】次いで、変数jに初期値として値1を設定
する(ステップS320)。続いて、RAM16上にあ
る製版指定情報格納テーブルTBL3からj番目のレコ
ードを読み込む処理を行なう(ステップS330)。そ
の後、その読み込んだj番目のレコードに格納される製
版指定情報をステップS310で表示したページデータ
Dpに従うページ画像上に表示する処理を行なう(ステ
ップS340)。
【0045】詳しくは、製版指定情報格納テーブルTB
L3のj番目のレコードに格納される部品Aの格納アド
レス値と部品Bの格納アドレス値とから、製版指定情報
の設定対象となる2つの画像部品を特定し、図10に示
すように、CRT画面上において両画像部品に近い見易
い位置に製版指定情報表示欄EAを描画し、その内部に
製版指定情報格納テーブルTBL3のj番目のレコード
に格納される製版指定情報を表示する。さらに、その表
示欄EAから設定対象の画像部品に至る線分L1,L2
を描画する。
【0046】なお、この表示欄EAは、マウス22を用
いてCRT画面上の任意の位置に移動可能とする。ま
た、本実施例では、表示欄EAは、製版指定情報が「か
ぶせ」である場合、「Trap(Auto)」と表示さ
れ、「白縁」である場合、「Edge(Auto)」と
表示され、「墨のせ」である場合、「OverPrin
t(Auto)」と表示される。なお、Autoと表示
しているのは、製版指定情報が自動によって設定された
ことを意味している。
【0047】ステップS340の実行後、次いで、変数
jを値1だけインクリメントし(ステップS350)、
変数jが製版指定情報格納テーブルTBL3の格納レコ
ード数Mより大きくなったか否かを判定する(ステップ
360)。ここで、変数jがMより大きいと判定される
と、製版指定情報格納テーブルTBL3に格納された全
てのレコードに対して製版指定情報の設定領域の表示が
なされたものとして、本ルーチンの処理を終える。一
方、ステップS360で変数jがM以下であると判定さ
れた場合には、処理はステップS330に戻り、ステッ
プS330以降の処理を繰り返し実行して、次の画像部
品間に対して製版指定情報の表示がなされる。
【0048】以上のように構成されたページ画像表示処
理ルーチンにより、CRT画面上にページ画像が製版指
定情報と共に表示される。オペレータは、CRT画面上
のこの表示を見て、自動製版処理ルーチンにて自動設定
された製版指定情報が製版指示書の記載と一致している
ことを確認する。ここで、不一致の点が見つかると、オ
ペレータは、従来からある手動の製版指定情報の設定手
法を用いて製版指定情報の修正を行なう。
【0049】次に、CRT画面に図2に示す画像が表示
されている状態から、オペレータが、マウス22を操作
して、第2のウィンドウW2内に表示される各ページの
アイコンICN21〜ICN24から前記ページ画像表
示処理ルーチンで製版指定情報を確認表示したページの
アイコンを選択し、そのアイコンを「記録」と表示され
た処理タイトル欄T3に移動したとする。この操作を受
けて、CPU10は、選択されたページの画像を画像記
録装置28によって感光フィルム等に記録する処理を実
行開始することになる。以下、CPU10により実行さ
れるこのページ画像記録処理について、図11のフロー
チャートに沿って説明する。
【0050】図11に示すように、処理が開始される
と、CPU10は、まず、CRT画面上の処理タイトル
欄T3に移動した所定のページ分のページデータDpを
内蔵ハードディスク装置18から取り込んで、RAM1
6に読み込む処理を行なう(ステップS400)。
【0051】次いで、変数kに初期値として値1を設定
する(ステップS410)。続いて、RAM16上にあ
る製版指定情報格納テーブルTBL3からk番目のレコ
ードを読み込む処理を行なう(ステップS420)。そ
の後、その読み込んだk番目のレコードに格納される製
版指定情報の種類が「かぶせ」であるか否かを判別する
(ステップS430)。ここで、「かぶせ」であると判
別されると、製版指定情報として「かぶせ」が設定され
る部品間の領域を示す新たな画像部品Cを算出する処理
を行なう(ステップS440)。
【0052】ステップS440の処理では、重なった2
つの部品A,Bの内の上側を太らせてその領域とするの
か、下側を太らせてその領域とするのかにより、求める
画像部品Cが異なってくる。即ち、製版指定情報格納テ
ーブルTBL3から読み込んだk番目のレコードの属性
値から太る側が上位部品であると判定されると、図7の
(a)に示すように、上位部品(図中、A)の太った領
域が画像部品Cとなる。一方、属性値から太る側が下位
部品であると判定されると、図7の(b)に示すよう
に、下位部品(図中、B)の太った領域が画像部品Cと
なる。
【0053】図7の(a)に示すように上位部品が太る
側である場合、画像部品Cは次式(2)の論理計算式に
従い求める。 (上位部品の太らせ領域 xor 上位部品) and 下位部品 …(2) 即ち、まず、上位部品に対して太らせ処理を施して太ら
せ領域(太らせた上位部品)を求め、その太らせ領域と
太らせる前の上位部品との領域との排他的論理和をと
り、その結果と下位部品との論理積をとる。こうして求
めた領域を新たな画像部品Cとする。
【0054】一方、図7の(b)に示すように下位部品
が太る側である場合、画像部品Cは次式(3)の論理計
算式に従い求める。 (上位部品の細らせ領域 xor 上位部品) and 下位部品 …(3) 即ち、まず、上位部品に対して細らせ処理を施して細ら
せ領域(細らせた上位部品)を求め、その細らせ領域と
細らせる前の上位部品との領域との排他的論理和をと
り、その結果と下位部品との論理積をとる。こうして求
めた領域を新たな画像部品Cとする。
【0055】ステップS440で画像部品Cが求められ
ると、次いで、その求めた画像部品CをRAM16上の
所定位置に格納する処理を行なう(ステップS45
0)。ここで、所定位置とは、図7の(a)に示すよう
に上位部品が太る側である場合、下位部品の格納位置に
続く位置である。即ち、図8に示す製版指定情報格納テ
ーブルTBL3の1レコード目を例にあげると、図12
に示すように、部品A,部品Bの格納位置は部品Bの後
に部品Aが位置する順になっており、両部品A,Bから
求めた部品Cは部品Bの次に挿入される。
【0056】このRAM16上の格納順位は、後述する
画像記録時における各画像部品の上下関係を示し、格納
順位が若いほど下側に記録される。即ち、図7の(a)
に示す例では、図13に示すように、部品B,部品C,
部品Aの順で下側から上側に向かって各部品の位置が定
まり、記録時において、この順で各部品が重なった画像
が表示されることになる。なお、ステップS450で
は、さらに、製版指定情報格納テーブルTBL3のk番
目のレコードの属性値から太る領域の色を読み出して、
その色を画像部品Cの色データとしてRAM16上に格
納している。
【0057】一方、図7の(b)に示すように下位部品
が太る側である場合、画像部品Cの格納位置は、上位部
品の格納位置に続く位置である。即ち、図8に示す製版
指定情報格納テーブルTBL3の2レコード目を例にあ
げると、図14に示すように、部品A,部品Bの格納位
置は部品Bの後に部品Aが位置する順になっており、両
部品A,Bから求めた部品Cは部品Aの次に挿入され
る。このRAM16上の格納順位から、図15に模式す
るように、部品B,部品A,部品Cの順で下側から上側
に向かって各部品の位置が定まり、記録時において、こ
の順で各部品が重なった画像が記録されることになる。
【0058】なお、ステップS430で製版指定情報の
種類が「かぶせ」でないと判別されると、次いで、その
製版指定情報の種類が「白縁」であるか否かを判別する
(ステップS460)。ここで、「白縁」であると判別
されると、製版指定情報として「白縁」が設定される部
品間の領域を示す新たな画像部品Cを算出する処理を行
なう(ステップS470)。詳しくは、画像部品Cは次
式(4)の論理計算式に従い求める。 上位部品の太らせ領域 and 下位部品 …(4)
【0059】即ち、まず、上位部品に対して太らせ処理
を施して太らせ領域(太らせた上位部品)を求め、その
太らせ領域と下位部品との論理積をとる。こうして求め
た領域を新たな画像部品Cとする。
【0060】その後、その求めた画像部品CをRAM1
6上の所定位置に格納する処理を行なう(ステップS4
80)。ここで、所定位置とは、図8に示す製版指定情
報格納テーブルTBL3の3レコード目を例にあげる
と、図16に示すように、部品A,部品Bの格納位置は
部品Bの後に部品Aが位置する順になっており、両部品
A,Bから求めた部品Cは部品Bの次に挿入される。こ
のRAM16上の格納順位から、図17に模式するよう
に、部品B,部品C,部品Aの順で下側から上側に向か
って各部品の位置が定まり、記録時において、この順で
各部品が重なった画像が記録されることになる。なお、
ステップS480では、さらに、製版指定情報格納テー
ブルTBL3のk番目のレコードの属性値から太る領域
の色を読み出して、その色を画像部品Cの色データとし
てRAM16上に格納している。
【0061】ステップS450またはステップS480
の実行後、ステップS490に処理を移す。また、ステ
ップS460で製版指定情報の種類が「白縁」でないと
判別された場合にも、ステップS490に処理を移す。
なお、製版指定情報の種類が「白縁」でないと判別され
た場合に、処理をステップS490に進めているのは、
製版指定情報が「かぶせ」でも「白縁」でもない、即
ち、「墨のせ」の場合には、新たな画像部品Cを作成す
る必要がないためである。
【0062】ステップS490では、変数kを値1だけ
インクリメントする。次いで、変数kが製版指定情報格
納テーブルTBL3の格納レコード数Mより大きくなっ
たか否かを判定する(ステップ500)。ここで、変数
kがMより大きいと判定されると、製版指定情報格納テ
ーブルTBL3に格納された全てのレコードに対して新
たな部品Cの作成(「墨のせ」の場合は除く)がなされ
たものとして、続くステップS510に処理を進める。
一方、ステップS500で変数kがM以下であると判定
された場合には、処理をステップS420に戻し、ステ
ップS420以降の処理を繰り返し実行して、次の画像
部品間に対する新たな画像部品Cの作成がなされる。
【0063】ステップS510では、ステップS500
までに作成されたRAM16上に格納された各画像部品
で示す画像(マスク)データを取り出し、画像記録装置
28の主走査方向に1ライン(あるいは複数ライン)ず
つラスタ展開を行ないながら出力指示データを作成し、
この出力指示データに基づいて予め備えられたチントデ
ータおよび絵柄データとを合成して画像記録装置28に
出力することにより、各画像部品を含むページ画像を感
光フィルム等に記録する処理を行なう(ステップS51
0)。
【0064】なお、出力指示データ作成の際には、各画
像部品のRAM16上の格納順位を考慮して、画像部品
が重なる位置においてはその格納順位の低い方(優先順
位の高い方)の画像部品を優先して出力する。詳しく
は、図18に示すように、主走査方向xのラインLを想
定し、各画像部品I1,I2,I3との交点VP1〜V
P6を求め、各交点VP1〜VP6の内で優先順位の低
い(RAM16上の格納順位が早い)画像部品へ切り替
わる交点VP3,VP5を捨て、残りの交点VP1,V
P2,VP4,VP6から出力指示データを作成する。
ステップS510の実行後、本ルーチンを終了する。
【0065】以上のように構成されたページ画像記録処
理ルーチンにより、製版指定情報が格納される領域を示
す画像部品が新たに追加されたページ画像を画像記録装
置28から出力することができる。
【0066】以上詳述してきた本実施例によれば、自動
製版処理の実行開始の指示がなされると、ページ画像に
備えられる画像部品間の重なり具合を求め、2つの画像
部品が非離間関係にある場合に、両部品間にルールベー
スRBに従う製版指定情報が自動的に設定される。この
ため、人為的な作業を伴わないことから、製版指定情報
を効率よく設定することができ、さらには、設定精度を
安定化することができる。
【0067】また、本実施例においては、製版指定情報
格納テーブルTBL3に記憶される内容を用いて部品間
の製版指定される領域を新たな画像部品として作成する
ことができることから、ページ画像の記録までも効率よ
く行なうことができる。
【0068】なお、前記実施例では、図2に示すCRT
画面において、第2のウィンドウW2内に表示されてい
る単位ページを示すアイコンICN21〜ICN24を
処理タイトル欄T1,T2,T3に移動して、これら処
理タイトル欄T1,T2,T3で定まる処理を実行して
いたが、これに換えて、第1のウィンドウW1内に表示
されるページデータDp全体を示すアイコンICN11
〜ICN13を処理タイトル欄T1,T2,T3に移動
して処理を実行する構成としてもよい。この構成によ
り、ページデータDp内に含まれる全ページに対して各
処理を一度の指示で行なうことができる。
【0069】また、本実施例では、各画像部品のページ
画像における配設順位を示す順位データについては、各
画像部品がRAM16上で格納される位置によって間接
的に設定したが、各画像部品に対応させて順位データを
直接設定しても実施可能である。
【0070】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明はこうした実施例に何等限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明の製版処理装
置によれば、ページ画像に含まれる画像部品間に製版指
定情報を自動的に設定することができる。このため、製
版指定情報の設定を効率よく行なうことができ、さらに
は設定精度を安定化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての自動製版処理装置の
ブロック図である。
【図2】自動製版処理を実行開始する前のCRT画面の
表示の一例を示す説明図である。
【図3】CPU10により実行される自動製版処理ルー
チンの前半部を示すフローチャートである。
【図4】自動製版処理ルーチンの後半部を示すフローチ
ャートである。
【図5】部品間関係テーブルTBL1を示す説明図であ
る。
【図6】属性テーブルTBL2を示す説明図である。
【図7】2つの画像部品間における太る側を示す説明図
である。
【図8】製版指定情報格納テーブルTBL3を示す説明
図である。
【図9】CPU10により実行されるページ画像表示処
理ルーチンを示すフローチャートである。
【図10】ページ画像表示処理ルーチンの実行により表
示されるページ画像の一例を示す説明図である。
【図11】CPU10により実行されるページ画像記録
処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図12】「かぶせ」の施される部品CのRAM上の格
納位置の一例を示す説明図である。
【図13】図12に示すように格納される画像部品の記
録時における上下関係を示す説明図である。
【図14】「かぶせ」の施される部品CのRAM上の格
納位置の他の例を示す説明図である。
【図15】図14に示すように格納される画像部品の記
録時における上下関係を示す説明図である。
【図16】「白縁」の施される部品CのRAM上の格納
位置の例を示す説明図である。
【図17】図16に示すように格納される画像部品の記
録時における上下関係を示す説明図である。
【図18】記録時における出力指示データ作成の方法を
示す説明図である。
【符号の説明】
10…CPU 10a…図形位置関係判別部 10b…製版指定情報決定部 10c…ページ画像表示部 10d…ページ画像記録部 14…ROM 16…RAM 18…内蔵ハードディスク装置 20…キーボード 22…マウス 24…カラーCRTディスプレイ 26…表示コントローラ 28…画像記録装置 32…外部ハードディスク装置 Dp…ページデータ RB…ルールベース TBL1…部品間関係テーブル TBL2…属性テーブル TBL3…製版指定情報格納テーブル
フロントページの続き (72)発明者 中村 憲彦 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天 神北町1番地の1 大日本スクリーン製 造株式会社内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像部品から構成される製版用の
    ページ画像に対して製版指定の内容を示す製版指定情報
    を設定する製版処理装置であって、 前記ページ画像における各画像部品に対応し、形状およ
    び配設位置を示す図形データと、種類,色を示す属性デ
    ータとを記憶すると共に、各画像部品の前記ページ画像
    における配設順位を順位データとして記憶する画像部品
    記憶手段と、 前記記憶された各画像部品毎の図形データから任意の2
    つを抽出する抽出手段と、 該抽出された2つの図形データから両図形データで示さ
    れる2つの画像部品間の位置関係が非離間関係にあるか
    否かを判別する位置関係判別手段と、 該位置関係判別手段で前記両画像部品が非離間関係にあ
    ると判別されたとき、前記両画像部品に関する前記属性
    データおよび順位データを前記画像部品記憶手段から読
    み出す属性データ読出手段と、 2つの画像部品における配設順位、各画像部品の種類、
    および各画像部品の色を前提条件とし、製版指定情報を
    結論部としたルールを予め記憶するルール記憶手段と、 前記属性データ読出手段により読み出した前記属性デー
    タおよび順位データを前記ルール記憶手段に記憶される
    ルールと照らし合わせることにより製版指定情報を特定
    する製版指定情報決定手段と、 該特定された製版指定情報を前記両画像部品間の製版指
    定情報として記憶する製版指定情報記憶手段とを備えた
    製版処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の製版処理装置であって、 製版指定情報記憶手段により記憶された製版指定情報が
    設定される図形領域を新たな画像部品として、抽出手段
    により抽出された2つの図形データで示される2つの画
    像部品間に生成する新画像部品生成手段を設けた製版処
    理装置。
JP35032592A 1992-12-02 1992-12-02 製版処理装置 Expired - Lifetime JP2750411B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35032592A JP2750411B2 (ja) 1992-12-02 1992-12-02 製版処理装置
US08/157,704 US5473748A (en) 1992-12-02 1993-11-24 Method and apparatus for automatically selecting process information for execution during printing of a page
DE69331776T DE69331776T2 (de) 1992-12-02 1993-12-01 Verfahren und Einrichtung zur automatischen Auswahl von Prozessinformation für die Ausführung des Druckens einer Seite
EP93119374A EP0600472B1 (en) 1992-12-02 1993-12-01 Method and apparatus for automatically selecting process information for execution during printing of a page

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35032592A JP2750411B2 (ja) 1992-12-02 1992-12-02 製版処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06175342A JPH06175342A (ja) 1994-06-24
JP2750411B2 true JP2750411B2 (ja) 1998-05-13

Family

ID=18409720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35032592A Expired - Lifetime JP2750411B2 (ja) 1992-12-02 1992-12-02 製版処理装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5473748A (ja)
EP (1) EP0600472B1 (ja)
JP (1) JP2750411B2 (ja)
DE (1) DE69331776T2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4310993B2 (ja) * 2002-10-28 2009-08-12 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置
JP4156452B2 (ja) * 2002-10-29 2008-09-24 大日本スクリーン製造株式会社 印刷製版のための工程間検版
US7240305B2 (en) * 2004-06-02 2007-07-03 Lippincott George P OPC conflict identification and edge priority system
JP2007144929A (ja) 2005-11-30 2007-06-14 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置、画像処理方法、コンピュータを画像処理装置として機能させるためのプログラム製品
JP5885489B2 (ja) * 2011-12-13 2016-03-15 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム
JP2015001809A (ja) 2013-06-14 2015-01-05 株式会社Screenホールディングス 画像検査データ作成装置、画像検査データプログラム、および画像検査データ作成方法
CN117785441A (zh) * 2018-12-06 2024-03-29 华为技术有限公司 处理数据的方法和数据处理装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4686522A (en) * 1985-02-19 1987-08-11 International Business Machines Corporation Method of editing graphic objects in an interactive draw graphic system using implicit editing actions
US5191623A (en) * 1988-01-14 1993-03-02 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Image reading and processing apparatus
NL8901151A (nl) * 1989-05-08 1990-12-03 Oce Nederland Bv Documentopmaaksysteem en werkwijze voor het samenstellen van documenten.
JP2584105B2 (ja) * 1990-05-31 1997-02-19 松下電器産業株式会社 画像編集処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0600472B1 (en) 2002-04-03
DE69331776D1 (de) 2002-05-08
EP0600472A2 (en) 1994-06-08
JPH06175342A (ja) 1994-06-24
DE69331776T2 (de) 2003-02-20
EP0600472A3 (en) 1995-05-10
US5473748A (en) 1995-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2898889B2 (ja) 製版処理方法
JP2750411B2 (ja) 製版処理装置
JP3635765B2 (ja) 印刷特性表示装置
JPH11250271A (ja) レイアウト編集方法およびレイアウト編集装置、並びに、その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体
EP0648041B1 (en) Method of modifying base separation figure
JP3110919B2 (ja) 文書処理装置
JPH0698149A (ja) 画像処理装置の編集指示表示方式
JP3769823B2 (ja) 画像処理装置
JP3441089B2 (ja) 画像処理装置
JP3355265B2 (ja) 中抜け文字塗りつぶし方法及びその装置
JP4592631B2 (ja) 印刷製版用の画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JPH01259363A (ja) 画像輪郭データ作成方法
JPH06100814B2 (ja) 無地網フィルム作成装置
JP2728669B2 (ja) 外字編集装置
JPH09248894A (ja) 画像領域を指定した特色版の作成方法および装置
JPH10329398A (ja) 帳票フォームテスト装置
JPH0690497B2 (ja) 無地網フイルム作成装置
JP2983579B2 (ja) 表示制御装置
JPH06100812B2 (ja) 無地網フィルム作成装置
JPH06202306A (ja) 製版用画像記録装置
JPH02297121A (ja) 文書処理装置
JPH0758427B2 (ja) 画像処理装置
JPH0534708B2 (ja)
JPH0666871B2 (ja) 画像処理装置
JPH06266718A (ja) 文書処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227

Year of fee payment: 15