JP2746295B2 - 床部昇降機構を備えたベッド - Google Patents

床部昇降機構を備えたベッド

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JP2746295B2 JP7085779A JP8577995A JP2746295B2 JP 2746295 B2 JP2746295 B2 JP 2746295B2 JP 7085779 A JP7085779 A JP 7085779A JP 8577995 A JP8577995 A JP 8577995A JP 2746295 B2 JP2746295 B2 JP 2746295B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手軽に移動できるよう
に移動用キャスタを備えた、床部昇降機構を備えたベッ
ドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、我国は、高齢化社会を向かえつつ
あり、在宅介護の必要性がますます顕著になっている。
そのために、在宅用ベッドの需要が高まっている。ま
た、かかる在宅用ベッドにおいても、通常の病院用ベッ
ド同様、多機能化が進み、電動によって背上げを初め、
脚上げ、フレームの昇降調節する機構が備えられるよう
になってきた。また在宅用ベッドは、一般家庭において
使用するものであるから、組立て式のものが望ましい。
組立て式にすると梱包しやすく、梱包体の大きさを抑え
ることができるので、屋内に簡単に運び入れることがで
きるからである。そこで、本出願人は、フレームを頭側
および脚側フレームに分割して、それぞれ上端部をフレ
ームに沿って移動可能に装着した起伏脚部材を設け、起
伏脚部材の中間部と頭側および脚側フレーム端部側とを
補助ステーにより連結して起伏脚部材の動作を規制補助
する構成とし、これら起伏脚部材の上端部に近接した箇
所に、めねじ部材を装着すると共に、これらめねじにそ
れぞれねじシャフトを螺入していずれか一方のねじシャ
フトにねじシャフトを回動させるための駆動機構を連結
し、これらねじシャフトを連動可能に連結する構成とし
た、床部昇降機構を備えたベッドを既に提案している
(特願平5−247392号)。かかる在宅ベッドによ
れば、機構の単純化と共に、組立ての際、工具も不要と
することができた。また、前記在宅ベッドは、床部を上
昇させた際、床部下方に大きな空間がもたらされるの
で、掃除がしやすいという特徴を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】反面、前記在宅ベッド
は、移動用キャスタを備えていないので簡単に移動する
ことができず、起伏脚部材と床面との接地面がどうして
も残ってしまい、全て掃除するには、在宅ベッドをずら
したり、持ち上げる労力が必要となる。本発明はこのよ
うな背景から提案されたものであって、移動用キャスタ
を設けるようにした、床部昇降機構を備えたベッドを提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、ベッドにおけるフレーム長手方向両
側近傍に、回動可能に装着した一対の起伏脚部材と、こ
れら起伏脚部材の中間部と前記フレーム両端部側とを連
結して起伏脚部材の動作を規制補助する補助ステーとを
有し、これら双方の起伏脚部材と補助ステーとを連動さ
せるための駆動機構を有する床部昇降機構を備えたベッ
ドにおいて、前記起伏脚部材の基端部に、起伏脚部材の
起伏と共に連動回動する脚パイプを取り付けると共に、
この脚パイプ両先端に床面に接地する脚キャップを回動
自在に取り付け、前記脚パイプに移動用キャスタを一体
的に取り付ける構成とし、前記駆動機構を作動させて起
伏脚部材を***させることで、前記移動用キャスタを脚
キャップより下方に突出せしめて接地させ、ベッドを移
動キャスタにより移動可能に支持するようにしたことを
特徴とする。前述の構成において、起伏脚部材の基端部
の脚パイプに、補助支柱を介して起伏脚部材と連動する
移動用キャスタを連結し、前記駆動機構を作動させて起
伏脚部材を***させることで、前記移動用キャスタを脚
パイプより下に突出させて床部の最高高さを調節可能に
構成したことを特徴とする。
【0005】
【作用】床部が低位置にある場合は、移動用キャスタは
接地してなく持ち上がった状態にある。ここで、駆動機
構を起動して、フレーム両側の起伏脚部材と補助ステー
を連動させ、床部を上昇させていくと、前記起伏脚部材
が***する一方、移動用キャスタが下降していき、移動
用キャスタが接地して、さらに起伏脚部材の基端部の脚
パイプより下方側に突出するので、ベッドは移動用キャ
スタによって支えられ、ベッドを容易に移動できる状態
となる。
【0006】
【実施例】次に、本発明にかかる床部昇降機構を備えた
ベッドについて、一実施例を挙げ、添付の図面を参照し
ながら以下説明する。図1に床部昇降機構を備えたベッ
ド1を示す。このベッド1は、フレーム2長手方向両側
近傍に、フレーム2に沿って移動可能に、且つ回動可能
に装着した起伏脚部材3を有し、起伏脚部材3の中間部
と前記フレーム2の両端部側とを補助ステー4により連
結して起伏脚部材3の動作を規制補助する構成とし、前
記起伏脚部材3に、双方の起伏脚部材3を連動起伏させ
るための駆動機構(後述)が設けられている。また、起
伏脚部材3の先端部には、起伏脚部材3の起伏と共に連
動回動する脚パイプ(後述)があり、この脚パイプ両先
端に、回動自在な脚キャップ5が取り付けられている。
そして、前記脚パイプには、移動用キャスタ6が一体的
に、例えば溶接によって取り付けられている。かかる移
動用キャスタ6は、起伏脚部材3が限界角度まで***し
た際に脚パイプにおける脚キャップ5より下方に突出す
るように溶接してある。
【0007】ここで、このベッド1の床部昇降機構につ
いて図2に模式的に示し、具体的に説明する。すなわ
ち、床部起伏機構において、起伏脚部材3を連動起伏さ
せるための駆動機構は、起伏脚部材3の上端部に近接し
た箇所に、めねじ部材7を装着すると共に、これらめね
じ部材7にそれぞれねじシャフト8を螺入していずれか
一方のねじシャフト8にモータ9を連結し、これらねじ
シャフト8を連動可能に連動棒10によって連結する構
成としたものである。前記起伏脚部材3の基端部におけ
る脚パイプ11に起伏脚部材3と連動する移動用キャス
タ6を連結し、床部を最高位置に上昇させた際に、移動
用キャスタ6を接地させる構成としたものである(図
3、図4参照)。また、以上のようなベッド1では、ヘ
ッドボード12およびフットボード13をフレーム2に
着脱可能に、そしてボトム14を分割して、図示しない
背上げ機構、膝上げ機構により、背上げ、膝上げを行う
構成としている。
【0008】以上のような構成の床部昇降機構を備えた
ベッド1において、床部昇降機構の作用を説明する。ボ
トム14が低位置にある場合は、移動用キャスタ6は接
地してなく持ち上がった状態にある。ここで、モータ9
を起動してねじシャフト8を回転させて、フレーム2両
側の起伏脚部材3と補助ステー4を連動させ、フレーム
2、すなわちボトム14を上昇させていくと、前記起伏
脚部材3が***する一方、移動用キャスタ6が下降して
いき、移動用キャスタ6が接地して、さらに起伏脚部材
3の基端部の脚パイプ11より下方側に突出するので、
ベッド1は移動用キャスタ6によって支えられ、ベッド
1を容易に移動できる状態となる。
【0009】以上説明した床部昇降機構を備えたベッド
1においては、フレーム2を最高位置に持っていったと
きに、移動用キャスタ6を接地させて、ベッド1を幅方
向に動かすようにして、ベッド1下を掃除する際に、ベ
ッド1下全面を掃除できる効果を奏することができる。
その他、前述のベッド1の昇降高さをさらに、調節する
目的で図5に示すような補助脚20を設けるようにして
もよい。ベッド1の昇降高さを、さらに調節する目的と
は、介護の際、介護者の身長が大きい場合、その介護者
にとっての介護しやすいボトム14高さがさらに高いこ
とが要求されることに対する対応策からきている。前記
補助脚20は、所定角度を持って脚パイプ11に一体的
に溶接した補助支柱21と、車輪22とによって構成し
ている。この場合の車輪22の回動方向は、ベッド1の
長手方向となっている。
【0010】以上のような補助脚20を備えた場合、ボ
トム14高さは、現行のベッドに比較して、50mm高
くボトム14を上昇させることができ、それだけ、介護
者の身長が大きくても、介護しやすいボトム14の高さ
に調節することができるのである。
【0011】以上説明した床部昇降機構を備えたベッド
1において、車輪は、首振り機能のないものについて説
明したが、旋回自在な車輪を適用することも可能であ
る。
【0012】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、床部の位
置を最高位置に持っていくことによって、移動用キャス
タを固定脚部より下方に突出させて、ベッドを移動させ
るようにすることで、ベッド下全面を簡単に掃除できる
ようになった。また、補助脚によって床部の最高高さを
増大させることにより、それだけ、身長の大きい介護者
に対しても、介護しやすい高さに調節することができる
という、大きな効果がもたらされ、使い勝手に優れたも
のとすることができる。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる床部昇降機構を備えたベッドの
一実施例を示す外観斜視説明図である。
【図2】図1に示すベッドの床部昇降機構の構成を示す
模式的機構説明図である。
【図3】図1、図2に示すベッドの要部拡大機構説明図
である。
【図4】図3に示すベッドの床部昇降機構における起伏
脚部材と、移動用キャスタとの作用を説明する要部構成
説明図である。
【図5】本発明にかかる床部昇降機構を備えたベッドの
別例を示す、要部構成説明図である。
【符号の説明】
1 ベッド 2 フレーム 3 起伏脚部材 4 補助ステー 5 脚キャップ 6 移動用キャスタ 7 めねじ部材 8 ねじシャフト 9 モータ 10 連動棒 11 脚パイプ 12 ヘッドボード 13 フットボード 14 ボトム 20 補助脚 21 補助支柱 22 車輪

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドにおけるフレーム長手方向両側
    近傍に、回動可能に装着した一対の起伏脚部材と、これ
    ら起伏脚部材の中間部と前記フレーム両端部側とを連結
    して起伏脚部材の動作を規制補助する補助ステーとを有
    し、これら双方の起伏脚部材と補助ステーとを連動させ
    るための駆動機構を有する床部昇降機構を備えたベッド
    において、前記起伏脚部材の基端部に、起伏脚部材の起
    伏と共に連動回動する脚パイプを取り付けると共に、こ
    の脚パイプ両先端に床面に接地する脚キャップを回動自
    在に取り付け、前記脚パイプに移動用キャスタを一体的
    に取り付ける構成とし、前記駆動機構を作動させて起伏
    脚部材を***させることで、前記移動用キャスタを脚キ
    ャップより下方に突出せしめて接地させ、ベッドを移動
    キャスタにより移動可能に支持するようにしたことを特
    徴とする床部昇降機構を備えたベッド。
  2. 【請求項2】 前記起伏脚部材の基端部の脚パイプ
    に、補助支柱を介して起伏脚部材と連動する移動用キャ
    スタを連結し、前記駆動機構を作動させて起伏脚部材を
    ***させることで、前記移動用キャスタを脚パイプより
    下に突出させて床部の最高高さを調節可能に構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の床部昇降機構を備えたベ
    ッド。
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