JP2746257B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents
ナビゲーション装置Info
- Publication number
- JP2746257B2 JP2746257B2 JP8120048A JP12004896A JP2746257B2 JP 2746257 B2 JP2746257 B2 JP 2746257B2 JP 8120048 A JP8120048 A JP 8120048A JP 12004896 A JP12004896 A JP 12004896A JP 2746257 B2 JP2746257 B2 JP 2746257B2
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- Navigation (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Instructional Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両に搭載
されて、その車両の位置を検出するようにしたナビゲー
ション装置に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】例えば車載用のナビゲーション装置にお
いては、人工衛星からの電波信号等を受信して絶対位置
を検出するもの、あるいは基準点を定めて以後の車両の
走行方位・移動距離等を積算して相対位置を検出するも
のなどの車両位置検出手段が設けられ、これによって検
出された車両位置を記憶手段からの地図等の上に配置し
て表示装置に表示するようになっている（特開昭５８−
１２９２１２号公報等参照）。 【０００３】しかしながら上述の装置において、地図等
の表示される表示装置は、一般に運転者の視野の外に置
かれ、この表示を見るためには運転者は意識的にその方
向に目を向けなければならない。従って運転者は表示の
確認を容易に行うことができず、また安全性が損われる
おそれがあるなどの問題点があった。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】この出願はこのような
点に鑑みて成されたものであって、解決しようとする問
題点は、従来の装置では表示装置が運転者の視野の外に
置かれるために、運転者が表示の確認を容易に行うこと
ができず、安全性が損われるおそれがあるというもので
ある。 【０００５】 【課題を解決するための手段】このため本発明において
は、必要に応じて情報が音声（音響）で告知されるよう
にしたものであって、これによれば、運転者が一々表示
装置を見る必要をなくすことができ、より良好なナビゲ
ーションを行うことができる。 【０００６】 【発明の実施の形態】すなわち本発明においては、自己
の位置を検出する検出手段と、地図データの収容された
記憶手段とを有し、所定時に検出手段で検出された自己
の位置に関連した情報を音響により報知すると共に画面
においても表示するナビゲーション装置において、音響
による報知と画面における表示の併用時は音響による報
知は音声以外の音響とすると共に、所定の操作が成され
たその時に音声による報知を行うものである。 【０００７】以下、図面を参照して本発明を説明する
に、図１は本発明を適用したナビゲーション装置の一例
の構成を示すブロック図である。 【０００８】この図１において、車両の進行方位を検出
するセンサ１、及び移動距離を検出するセンサ２が設け
られる。そしてこれらのセンサ１、２からの検出データ
が演算、制御を行うＣＰＵ３に供給され、このＣＰＵ３
で車両の現在地等の算出が行われる。 【０００９】また、表示モード等の設定入力手段４が設
けられ、この設定入力手段４からの信号がＣＰＵ３に供
給される。さらに、車両が走行可能な例えば道路地図の
データの収容されたＣＤ−ＲＯＭ装置等の記憶手段５が
設けられ、この記憶手段５からのデータがＣＰＵ３に供
給される。 【００１０】そしてこのＣＰＵ３においては、記憶手段
５からの地図のデータの上に、上述の算出された現在地
のデータが配置され、この算出データの位置に任意にマ
ーク等の設けられた表示信号が表示制御装置６を通じて
表示装置７に供給される。なお記憶手段５からの地図の
表示データは表示制御装置６に直接供給される。 【００１１】これによって表示装置７には、所定の道路
地図の上に車両の現在地の指示された表示が行われると
共に、上述の算出データが地図データの走行可能範囲か
らはずれた時にその算出データを可能範囲内に再配置す
る等の処理が行われる。 【００１２】さらにこの装置において、上述の記憶手段
５に収容された地図データに関連して地名情報等の属性
情報が音声データとして収容された記憶手段８が設けら
れる。そしてこの記憶手段８からの音声データがＣＰＵ
３によって呼出されて、ＣＰＵ３によって制御される音
声再生装置９を通じてアンプ及びスピーカの発声手段１
０に供給される。 【００１３】従ってこの装置において、例えば運転者が
設定入力手段４に設けられる告知釦（図示せず）を操作
することにより、ＣＰＵ３はセンサ１、２からの検出デ
ータに基く現在地のデータを記憶手段５の地図データ上
に配置し、この配置された地図データの属性情報（音声
データ）を記憶手段８から呼出し、この音声データを音
声再生装置９を通じて音声手段１０に供給することによ
って、例えば車両の現在地の地名等を発声手段１０から
告知させることができる。 【００１４】さらにこの装置において、音声による告知
の実行は上述の運転者の操作に限らず、例えば車両の所
定の走行距離、あるいは所定の時間間隔ごと、さらに車
両の進路変更等を検出して自動的に行うようにしてもよ
く、これらを並用することもできる。 【００１５】また上述の告知と同時に表示装置７に同様
の表示を行うようにしてもよい。これによって音声告知
の聞きもらしに対しても良好に対処することができる。
さらにこの表示が併用されている場合には、運転者の要
求以外の告知は表示のみとし、代わりにビープ音等を発
生して注意をうながすようにすることもできる。 【００１６】こうして上述の装置によれば、必要に応じ
て現在地等の情報が音声で告知されることにより、運転
者が一々表示装置を見る必要をなくすることができ、よ
り良好なナビゲーションを行うことができる。 【００１７】なお上述の装置において、音声による告知
は沿線の地名に限らず、次に到達する主要な交差点の名
称等でもよく、その場合に地図データ等からその交差点
までの距離を算出して同時に告知するようにしてもよ
い。 【００１８】また地図上の特異な地点（主要交差点、有
名施設前等）を判別して、これらの地点と位置検出手段
からのデータとが一致したときに告知を実行するように
してもよい。またこの場合にいわゆる事故多発地点を特
異地点の一部に加えておき、その地点が近づいたら警告
を発するようにすることもできる。 【００１９】さらに、上述の装置において記憶手段５、
８は、ＣＤ−ＲＯＭ装置等の大容量の装置を用いる場合
にはこれらを一体化して設けることもできる。また、上
述の車両の現在地の検出は、人工衛星からの電波信号を
受信してその受信データに基いて検出が行われるように
することもできる。 【００２０】すなわち上述のナビゲーション装置によれ
ば、自己の位置を検出する検出手段と、地図データの収
容された記憶手段とを有し、所定時に検出手段で検出さ
れた自己の位置に関連した情報を音響により報知すると
共に画面においても報知することにより、運転者が一々
表示装置を見る必要をなくすることができ、より良好な
ナビゲーションを行うことができるものである。 【００２１】 【発明の効果】この発明によれば、情報が音声（音響）
で告知されることにより、運転者が一々表示装置を見る
必要をなくすることができ、より良好なナビゲーション
を行うことができるようになった。
されて、その車両の位置を検出するようにしたナビゲー
ション装置に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】例えば車載用のナビゲーション装置にお
いては、人工衛星からの電波信号等を受信して絶対位置
を検出するもの、あるいは基準点を定めて以後の車両の
走行方位・移動距離等を積算して相対位置を検出するも
のなどの車両位置検出手段が設けられ、これによって検
出された車両位置を記憶手段からの地図等の上に配置し
て表示装置に表示するようになっている（特開昭５８−
１２９２１２号公報等参照）。 【０００３】しかしながら上述の装置において、地図等
の表示される表示装置は、一般に運転者の視野の外に置
かれ、この表示を見るためには運転者は意識的にその方
向に目を向けなければならない。従って運転者は表示の
確認を容易に行うことができず、また安全性が損われる
おそれがあるなどの問題点があった。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】この出願はこのような
点に鑑みて成されたものであって、解決しようとする問
題点は、従来の装置では表示装置が運転者の視野の外に
置かれるために、運転者が表示の確認を容易に行うこと
ができず、安全性が損われるおそれがあるというもので
ある。 【０００５】 【課題を解決するための手段】このため本発明において
は、必要に応じて情報が音声（音響）で告知されるよう
にしたものであって、これによれば、運転者が一々表示
装置を見る必要をなくすことができ、より良好なナビゲ
ーションを行うことができる。 【０００６】 【発明の実施の形態】すなわち本発明においては、自己
の位置を検出する検出手段と、地図データの収容された
記憶手段とを有し、所定時に検出手段で検出された自己
の位置に関連した情報を音響により報知すると共に画面
においても表示するナビゲーション装置において、音響
による報知と画面における表示の併用時は音響による報
知は音声以外の音響とすると共に、所定の操作が成され
たその時に音声による報知を行うものである。 【０００７】以下、図面を参照して本発明を説明する
に、図１は本発明を適用したナビゲーション装置の一例
の構成を示すブロック図である。 【０００８】この図１において、車両の進行方位を検出
するセンサ１、及び移動距離を検出するセンサ２が設け
られる。そしてこれらのセンサ１、２からの検出データ
が演算、制御を行うＣＰＵ３に供給され、このＣＰＵ３
で車両の現在地等の算出が行われる。 【０００９】また、表示モード等の設定入力手段４が設
けられ、この設定入力手段４からの信号がＣＰＵ３に供
給される。さらに、車両が走行可能な例えば道路地図の
データの収容されたＣＤ−ＲＯＭ装置等の記憶手段５が
設けられ、この記憶手段５からのデータがＣＰＵ３に供
給される。 【００１０】そしてこのＣＰＵ３においては、記憶手段
５からの地図のデータの上に、上述の算出された現在地
のデータが配置され、この算出データの位置に任意にマ
ーク等の設けられた表示信号が表示制御装置６を通じて
表示装置７に供給される。なお記憶手段５からの地図の
表示データは表示制御装置６に直接供給される。 【００１１】これによって表示装置７には、所定の道路
地図の上に車両の現在地の指示された表示が行われると
共に、上述の算出データが地図データの走行可能範囲か
らはずれた時にその算出データを可能範囲内に再配置す
る等の処理が行われる。 【００１２】さらにこの装置において、上述の記憶手段
５に収容された地図データに関連して地名情報等の属性
情報が音声データとして収容された記憶手段８が設けら
れる。そしてこの記憶手段８からの音声データがＣＰＵ
３によって呼出されて、ＣＰＵ３によって制御される音
声再生装置９を通じてアンプ及びスピーカの発声手段１
０に供給される。 【００１３】従ってこの装置において、例えば運転者が
設定入力手段４に設けられる告知釦（図示せず）を操作
することにより、ＣＰＵ３はセンサ１、２からの検出デ
ータに基く現在地のデータを記憶手段５の地図データ上
に配置し、この配置された地図データの属性情報（音声
データ）を記憶手段８から呼出し、この音声データを音
声再生装置９を通じて音声手段１０に供給することによ
って、例えば車両の現在地の地名等を発声手段１０から
告知させることができる。 【００１４】さらにこの装置において、音声による告知
の実行は上述の運転者の操作に限らず、例えば車両の所
定の走行距離、あるいは所定の時間間隔ごと、さらに車
両の進路変更等を検出して自動的に行うようにしてもよ
く、これらを並用することもできる。 【００１５】また上述の告知と同時に表示装置７に同様
の表示を行うようにしてもよい。これによって音声告知
の聞きもらしに対しても良好に対処することができる。
さらにこの表示が併用されている場合には、運転者の要
求以外の告知は表示のみとし、代わりにビープ音等を発
生して注意をうながすようにすることもできる。 【００１６】こうして上述の装置によれば、必要に応じ
て現在地等の情報が音声で告知されることにより、運転
者が一々表示装置を見る必要をなくすることができ、よ
り良好なナビゲーションを行うことができる。 【００１７】なお上述の装置において、音声による告知
は沿線の地名に限らず、次に到達する主要な交差点の名
称等でもよく、その場合に地図データ等からその交差点
までの距離を算出して同時に告知するようにしてもよ
い。 【００１８】また地図上の特異な地点（主要交差点、有
名施設前等）を判別して、これらの地点と位置検出手段
からのデータとが一致したときに告知を実行するように
してもよい。またこの場合にいわゆる事故多発地点を特
異地点の一部に加えておき、その地点が近づいたら警告
を発するようにすることもできる。 【００１９】さらに、上述の装置において記憶手段５、
８は、ＣＤ−ＲＯＭ装置等の大容量の装置を用いる場合
にはこれらを一体化して設けることもできる。また、上
述の車両の現在地の検出は、人工衛星からの電波信号を
受信してその受信データに基いて検出が行われるように
することもできる。 【００２０】すなわち上述のナビゲーション装置によれ
ば、自己の位置を検出する検出手段と、地図データの収
容された記憶手段とを有し、所定時に検出手段で検出さ
れた自己の位置に関連した情報を音響により報知すると
共に画面においても報知することにより、運転者が一々
表示装置を見る必要をなくすることができ、より良好な
ナビゲーションを行うことができるものである。 【００２１】 【発明の効果】この発明によれば、情報が音声（音響）
で告知されることにより、運転者が一々表示装置を見る
必要をなくすることができ、より良好なナビゲーション
を行うことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の適用されるナビゲーション装置の一例
の構成図である。 【符号の説明】 １，２ センサ、３ ＣＰＵ、４ 設定入力手段、５
記憶手段、６ 表示制御装置、７ 表示装置、８ 属性
情報記憶手段、９ 音声再生装置、１０ 発声手段
の構成図である。 【符号の説明】 １，２ センサ、３ ＣＰＵ、４ 設定入力手段、５
記憶手段、６ 表示制御装置、７ 表示装置、８ 属性
情報記憶手段、９ 音声再生装置、１０ 発声手段
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 佐古 曜一郎
東京都品川区北品川６丁目７番35号 ソ
ニー株式会社内
(72)発明者 渡辺 貴彦
東京都品川区北品川６丁目７番35号 ソ
ニー株式会社内
(56)参考文献 特開 昭58−70117（ＪＰ，Ａ)
特開 昭60−252217（ＪＰ，Ａ)
特開 昭58−75021（ＪＰ，Ａ)
特開 昭61−216100（ＪＰ，Ａ)
特開 昭58−5611（ＪＰ，Ａ)
特開 昭61−96407（ＪＰ，Ａ)
特開 昭58−137706（ＪＰ，Ａ)
特開 昭61−290476（ＪＰ，Ａ)
特開 昭61−290473（ＪＰ，Ａ)
特開 昭54−27137（ＪＰ，Ａ)
特開 昭64−16917（ＪＰ，Ａ)
特開 昭54−36465（ＪＰ，Ａ)
実開 昭64−30408（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．自己の位置を検出する検出手段と、 地図データの収容された記憶手段とを有し、 所定時に上記検出手段で検出された上記自己の位置に関
連した情報を音響により報知すると共に画面においても
表示するナビゲーション装置において、 上記音響による報知と画面における表示の併用時は上記
音響による報知は音声以外の音響とすると共に、 所定の操作が成されたその時に上記音声による報知を行
うことを特徴とするナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8120048A JP2746257B2 (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | ナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8120048A JP2746257B2 (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | ナビゲーション装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29941087A Division JPH01141314A (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 車載用ナビゲータ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08285614A JPH08285614A (ja) | 1996-11-01 |
| JP2746257B2 true JP2746257B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=14776610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8120048A Expired - Lifetime JP2746257B2 (ja) | 1996-05-15 | 1996-05-15 | ナビゲーション装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2746257B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5870117A (ja) * | 1981-10-21 | 1983-04-26 | Toyota Motor Corp | 走行案内装置 |
| JPS5875021A (ja) * | 1981-10-29 | 1983-05-06 | Nippon Denso Co Ltd | 車載用ナビゲ−タ |
| JPS60252217A (ja) * | 1984-05-30 | 1985-12-12 | Hitachi Ltd | 進行方向指示機能付ナビゲ−シヨンシステム |
-
1996
- 1996-05-15 JP JP8120048A patent/JP2746257B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08285614A (ja) | 1996-11-01 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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