JP2745422B2 - 台紙からラベルを剥離する方法 - Google Patents
台紙からラベルを剥離する方法Info
- Publication number
- JP2745422B2 JP2745422B2 JP1166553A JP16655389A JP2745422B2 JP 2745422 B2 JP2745422 B2 JP 2745422B2 JP 1166553 A JP1166553 A JP 1166553A JP 16655389 A JP16655389 A JP 16655389A JP 2745422 B2 JP2745422 B2 JP 2745422B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- peeling
- air
- backing sheet
- suction pad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Labeling Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、長尺状の台紙に貼付されたラベルを台紙か
ら剥離する方法に関し、特に次工程で目的の箇所へ精度
良く貼り付けができるように、剥離したラベルを吸着パ
ッド等に吸着保持する時の位置ずれを防止するのに利用
するものである。
ら剥離する方法に関し、特に次工程で目的の箇所へ精度
良く貼り付けができるように、剥離したラベルを吸着パ
ッド等に吸着保持する時の位置ずれを防止するのに利用
するものである。
従来、第２図に示すように多数のラベル１が貼付され
た長尺状の台紙２を剥離台３の先端部４で鋭角に屈曲さ
せ、ラベル１自身の剛性により台紙１から剥離させて剥
離台３から片持ち状態で送り出したラベル１が下方向に
湾曲をして吸着パッド等に吸引されないということがな
いように、前記剥離台３の下部にエアー吹き付け用の穴
（図示せず）を付帯した管５を設け、ラベル１の湾曲を
エアーで押圧して防ぐラベル剥離装置が考案されてい
る。
た長尺状の台紙２を剥離台３の先端部４で鋭角に屈曲さ
せ、ラベル１自身の剛性により台紙１から剥離させて剥
離台３から片持ち状態で送り出したラベル１が下方向に
湾曲をして吸着パッド等に吸引されないということがな
いように、前記剥離台３の下部にエアー吹き付け用の穴
（図示せず）を付帯した管５を設け、ラベル１の湾曲を
エアーで押圧して防ぐラベル剥離装置が考案されてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、このものは剥離されたラベルを吸着パッド等
によって吸着して次の貼付工程で目的の箇所に貼り付け
るわけであるが、ラベルが台紙上に少し残った状態で吸
着パッド等の吸着によりラベルと台紙の結合部を剥そう
とするとラベルが台紙に引っ張られて位置がずれること
がある。また、ラベルが台紙から剥がれ終った後で吸着
しようとすると吸着のタイミングが遅れて位置がずれる
ことがある。ラベルが台紙から剥がれ終る瞬間に吸着す
るのが理想的であるが、そのセッティングが難しい。目
的の貼付箇所に対いて相対的に小さいラベルであると位
置が少しくらいずれても貼付箇所に対して影響は少ない
が、細長いラベルや貼付箇所に対して相対的に大きなラ
ベルだと左右に傾いて位置がずれたりとすると貼付箇所
に対する影響が大きく、目的の貼付箇所に対してはみ出
したり、見栄えが悪くなる等の問題を起こしていた。
によって吸着して次の貼付工程で目的の箇所に貼り付け
るわけであるが、ラベルが台紙上に少し残った状態で吸
着パッド等の吸着によりラベルと台紙の結合部を剥そう
とするとラベルが台紙に引っ張られて位置がずれること
がある。また、ラベルが台紙から剥がれ終った後で吸着
しようとすると吸着のタイミングが遅れて位置がずれる
ことがある。ラベルが台紙から剥がれ終る瞬間に吸着す
るのが理想的であるが、そのセッティングが難しい。目
的の貼付箇所に対いて相対的に小さいラベルであると位
置が少しくらいずれても貼付箇所に対して影響は少ない
が、細長いラベルや貼付箇所に対して相対的に大きなラ
ベルだと左右に傾いて位置がずれたりとすると貼付箇所
に対する影響が大きく、目的の貼付箇所に対してはみ出
したり、見栄えが悪くなる等の問題を起こしていた。
本発明は、以上のような従来の問題点を解決すべくな
されたもので目的の箇所に精度良く貼り付けできるよう
に台紙からラベルを剥離する方法を提供することを目的
とする。
されたもので目的の箇所に精度良く貼り付けできるよう
に台紙からラベルを剥離する方法を提供することを目的
とする。
本発明は、その目的を達成するため次のような構成を
採用している。
採用している。
つまり、多数のラベルが貼付された長尺状の台紙を剥
離台の先端部で屈曲搬送せしめて、ラベルを台紙から剥
離させるようにしたラベル剥離方法において、ラベル垂
れ止め用の複数の吹き出し口を有するエアーブロー管に
より、剥離台から送り出されて移動するラベル全面に向
けて下方向からエアーを吹きつけて吸着パッドに押しつ
けつつラベルを移動させていって、ラベルが台紙に少し
残った状態で吸着によりラベルの位置を保ってから、ラ
ベルと台紙の少し残った結合部に下方向からエアーを吹
きつけて分離させるようにしたものである。
離台の先端部で屈曲搬送せしめて、ラベルを台紙から剥
離させるようにしたラベル剥離方法において、ラベル垂
れ止め用の複数の吹き出し口を有するエアーブロー管に
より、剥離台から送り出されて移動するラベル全面に向
けて下方向からエアーを吹きつけて吸着パッドに押しつ
けつつラベルを移動させていって、ラベルが台紙に少し
残った状態で吸着によりラベルの位置を保ってから、ラ
ベルと台紙の少し残った結合部に下方向からエアーを吹
きつけて分離させるようにしたものである。
本発明は、以上のような構成であるから、ラベルが台
紙に少し残った状態で、すなわちラベルが左右に傾くと
いうことがない状態での吸着パッドによる吸着はラベル
の位置を保つことだけを目的とし、ラベルと台紙の少し
残った結合部にエアーを吹きつけて剥離させるものであ
るため、位置ずれが起きることなく吸着パッドに精確な
位置で吸着される。
紙に少し残った状態で、すなわちラベルが左右に傾くと
いうことがない状態での吸着パッドによる吸着はラベル
の位置を保つことだけを目的とし、ラベルと台紙の少し
残った結合部にエアーを吹きつけて剥離させるものであ
るため、位置ずれが起きることなく吸着パッドに精確な
位置で吸着される。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第１図は本発明方法実施のための装置を示す側面図で
あり、矢印はエアー吹き付けの方向を示す。図面に示し
たように、複数のラベル１が等ピッチで貼付された台紙
２を巻取ローラ（図示せず）に巻き取ることによって剥
離台３に導き、該剥離台３の先端部４で鋭角に屈曲して
引き出す。ラベル１はある程度の剛性を有しているの
で、台紙２から離れて剥離台３の先端部４から片持ち状
に送り出されてくる。台紙２の移動に伴い、送り出され
たラベル１全面に、ラベル垂れ止め用（湾曲防止用）の
複数の吹き出し口を有するエアーブロー管６より、下方
向からエアーを吹きつけてラベル１が下方向へ湾曲しな
いようにラベル１を吸着パッド７に押しつけつつ送り出
す。やがてラベル１が第１図に示したように台紙に少し
残った状態でラベル１を吸着パッド７で吸着し、位置を
保持してから、ラベル１と台紙２の少し残った結合部に
下方向から結合部引き剥がし用のエアーブロー管８より
エアーを吹きつけて引き剥がしてラベル１を台紙２から
剥し終える。
あり、矢印はエアー吹き付けの方向を示す。図面に示し
たように、複数のラベル１が等ピッチで貼付された台紙
２を巻取ローラ（図示せず）に巻き取ることによって剥
離台３に導き、該剥離台３の先端部４で鋭角に屈曲して
引き出す。ラベル１はある程度の剛性を有しているの
で、台紙２から離れて剥離台３の先端部４から片持ち状
に送り出されてくる。台紙２の移動に伴い、送り出され
たラベル１全面に、ラベル垂れ止め用（湾曲防止用）の
複数の吹き出し口を有するエアーブロー管６より、下方
向からエアーを吹きつけてラベル１が下方向へ湾曲しな
いようにラベル１を吸着パッド７に押しつけつつ送り出
す。やがてラベル１が第１図に示したように台紙に少し
残った状態でラベル１を吸着パッド７で吸着し、位置を
保持してから、ラベル１と台紙２の少し残った結合部に
下方向から結合部引き剥がし用のエアーブロー管８より
エアーを吹きつけて引き剥がしてラベル１を台紙２から
剥し終える。
台紙２から引き剥がされたラベル１は吸着パッド７に
保持されて図示されていない所定のラベル貼付位置へと
搬送される。
保持されて図示されていない所定のラベル貼付位置へと
搬送される。
上記工程中、ラベル１は台紙２に少し残った状態で吸
着パッド７に吸着され、その位置を保った状態でエアー
ブローにより少し残った結合部を引き剥がすので、位置
ずれを起こす心配がない。従って目的の貼付箇所に精度
良く貼り付けることが可能になる。
着パッド７に吸着され、その位置を保った状態でエアー
ブローにより少し残った結合部を引き剥がすので、位置
ずれを起こす心配がない。従って目的の貼付箇所に精度
良く貼り付けることが可能になる。
本発明は上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
する効果を奏する。
ラベルを台紙から剥がし終える時に、吸着パッドに対
するラベルの位置がずれることがないので、次工程で目
的の貼付箇所に精度良く貼り付けることが可能になる。
するラベルの位置がずれることがないので、次工程で目
的の貼付箇所に精度良く貼り付けることが可能になる。
また、従来技術として示したものと比較して、ラベル
が台紙に少し残った状態で吸着すれば良いから吸着のタ
イミングの幅を広くとることができるため、セッティン
グが簡単になる効果がある。
が台紙に少し残った状態で吸着すれば良いから吸着のタ
イミングの幅を広くとることができるため、セッティン
グが簡単になる効果がある。
第１図は本発明方法実施のための装置を示す側面図であ
る。第２図は従来のラベル剥離装置を示す側面図であ
る。 １はラベル、２は台紙 ３は剥離台、４は先端部 ６はラベル垂れ止め用のエアーブロー管 ７は吸着パッド ８は結合部引き剥がし用のエアーブロー管
る。第２図は従来のラベル剥離装置を示す側面図であ
る。 １はラベル、２は台紙 ３は剥離台、４は先端部 ６はラベル垂れ止め用のエアーブロー管 ７は吸着パッド ８は結合部引き剥がし用のエアーブロー管
Claims (1)
- 【請求項１】多数のラベルが貼付された長尺状の台紙を
剥離台の先端部で屈曲搬送せしめて、ラベルを台紙から
剥離させるようにしたラベル剥離方法において、ラベル
垂れ止め用の複数の吹き出し口を有するエアーブロー管
により、剥離台から送り出されて移動するラベル全面に
下方向からエアーを吹きつけて吸着パッドに押しつけつ
つラベルを移動させていって、ラベルが台紙に少し残っ
た状態で吸着によりラベルの位置を保ってから、ラベル
と台紙の少し残った結合部に下方向からエアーを吹きつ
けて分離させることを特徴とする台紙からラベルを剥離
する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1166553A JP2745422B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 台紙からラベルを剥離する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1166553A JP2745422B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 台紙からラベルを剥離する方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0343341A JPH0343341A (ja) | 1991-02-25 |
| JP2745422B2 true JP2745422B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=15833398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1166553A Expired - Lifetime JP2745422B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 台紙からラベルを剥離する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2745422B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4802213B2 (ja) * | 2008-05-29 | 2011-10-26 | ムネカタ株式会社 | 粘着シールの剥離方法 |
| CN109335821A (zh) * | 2018-11-19 | 2019-02-15 | 东莞市楷德精密机械有限公司 | 标签自动剥离装置 |
| CN115447871A (zh) * | 2022-10-25 | 2022-12-09 | 苏州德启智能科技有限公司 | 一种贴条设备 |
| CN115416906B (zh) * | 2022-11-04 | 2023-01-31 | 苏州奇达创机械有限公司 | 一种液晶面板包装设备 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5951801B2 (ja) * | 1980-12-27 | 1984-12-15 | ワイケイケイ株式会社 | 合成樹脂製連続フアスナ−エレメント列を有するスライドフアスナ− |
| JPS6265918A (ja) * | 1985-09-17 | 1987-03-25 | Kansai Coke & Chem Co Ltd | Ｃｏ分離回収用吸着剤、その製造法およびそれを用いて高純度ｃｏを分離回収する方法 |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP1166553A patent/JP2745422B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0343341A (ja) | 1991-02-25 |
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