JP2742915B2 - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JP2742915B2 JP2159635A JP15963590A JP2742915B2 JP 2742915 B2 JP2742915 B2 JP 2742915B2 JP 2159635 A JP2159635 A JP 2159635A JP 15963590 A JP15963590 A JP 15963590A JP 2742915 B2 JP2742915 B2 JP 2742915B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光ディスク又は光カード等に光を用いて記
録再生をする情報記録再生装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、光ディスクでは、大部分が再生専用やW/Oの記
録再生装置で、信号再生レベルが割合に大きく、再生信
号に影響を与えるノイズにそれほど注意を払わなくても
十分な信号S/Nを得ることができた。一方、光磁気ディ
スクでは、再生信号レベルが低く周囲のノイズの影響を
受けやすい。
従来の情報記録再生装置について第4図の構成図によ
り説明する。同図において、半導体レーザ1から出射す
る光ビームは、コリメートレンズ2で略平行ビームとな
りビーム整形用プリズム3に入射する。
ビーム整形用プリズム3で分岐されたビーム4は、モ
ニタ用光検出器5に入射する。モニタ用光検出器5の出
力は、増幅され位相補償等の処理回路(図示せず)で処
理されてレーザ駆動用の駆動回路にフィードバックされ
る。一方、ビーム整形用プリズム3を透過するビーム
は、反射ミラー6を経て対物レンズ7で収束され情報担
体8上に入射する。
情報担体8で反射された光ビームは、再び対物レンズ
7および反射ミラー6を経由しビーム整形用プリズム3
で反射してλ/2波長板9、検出用レンズ10、偏光ビーム
スプリッタ11およびサーボ信号検出用プリズム12を順に
通過して光信号検出器13に入射する。光信号検出器13
は、検出器用基台14に取り付けられ、さらに光学台15に
ビスを用いて固定されている。
λ/2波長板9は、光磁気信号を検出するときに用いら
れ、ビーム整形用プリズム3で反射されたビームの偏光
方向を45度回転させる。光信号検出器13は、このλ2波
長板9と偏光ビームスプリッタ11の組合せで、互いに直
交する2つの偏光として取り出された信号を受け、それ
らの差動信号から光磁気信号の検出を行う。かかる原理
は公知なので、その説明は省略する。
また、検出用レンズ10とサーボ信号検出用プリズム12
の組合せでサーボ信号を検出する方法も、例えば特願平
1−12329号公報に詳述されているので、その説明も省
略される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の構成では、光信号検出器13が取
り付けられる検出器用基台14は、アルミニウム板にプリ
ント配線したアルミP板や、ガラス繊維入りエポキシ樹
脂板にプリント配線したエポキシP板を打抜き加工する
ため、厚さが0.5mmないし2mmに制限されるという問題が
あった。また、プリント基板から信号増幅器に接続する
信号線(図示せず)は、ハンダで接続する必要があり作
業性が悪いという問題もあった。この対策として、フレ
キシブルプリント基板をアルミニウム板の上に接着した
検出器用基台14が使用されているが、フレキシブルプリ
ント基板を導電性材料に接着するとフレキシブルプリン
ト基板の容量が増加し、ランダムノイズの増加により信
号のS/Nが減少し、さらに、容量が増加すると、信号の
周波数特性が劣化するという問題が生じる。
また、誘電体材料にフレキシブルプリント基板を接着
する検出器用基台14を用いれば、容量を増加させずに信
号のS/N比を良好にすることができるが、誘電体材料を
用いると、検出器用基台14と光学台15の線膨脹率の不同
差による温度歪みが発生するという問題が生じる。
光ディスクの使用環境は、0℃ないし60℃を想定すれ
ば十分であるが、もし、検出器用基台14が例えばプラス
チック材料(PPS:ポリフェニレンサルファイド)で、光
学台15がアルミニウムで出来ているとすると、PPSおよ
びアルミニウムの線膨脹率をそれぞれ3×10-5および2.
3×10-5、検出器用基台14の長さを10mmとすると、約4.2
μmの歪みが生じる。なお、PPSの線膨脹率は比較的ア
ルミニウムに近く安定しているが高価であり異方性が出
るなどの問題もある。さらに、ABS材料とか比較的安価
な材料を用いると線膨脹率差による歪みはさらに大きく
なる。この温度歪みにより光信号検出器13と光ビームと
の相対位置が変化する結果、サーボ動作を行うためのサ
ーボ信号が変化し、例えば、情報担体8上に光ビームを
一定の状態で収束させるフォーカスサーボに影響してデ
フォーカスを生じさせる。通常の光磁気ディスクに用い
られる、波長が780nm、対物レンズの開口率(NA)が0.5
3の条件では、±1μmのデフォーカスも記録再生特性
に悪影響を与える。従って線膨脹率の大きく異なる材料
を光検出器用基台14として使用することは難しい。
本発明は上記の問題を解決するもので、再生信号のC/
N劣化のない温度特性の安定した情報記録再生装置を提
供するものである。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するために、本発明は、光学台と同
一材料からなる金属基台上に予め誘電体材料を接着して
置きその上にフレキシブルプリント基板等を接着するも
のである。さらに、誘電体材料と金属基台の線膨脹率差
による歪みを軽減するために誘電体材料の厚さを制限す
るものである。
(作 用) 上記の構成により、フレキシブルプリント板の容量を
大きくせず、且つ材料の線膨脹率差による光検出器の歪
みを軽減することができる。
(実施例) 本発明の一実施例を第1図ないし第3図により説明す
る。
第1図は、本発明による情報記録再生装置の構成図、
第2図は、検出器用基台を示す斜視図である。第1図に
おいて、本実施例が第4図に示した従来例と異なる点
は、従来の単体からなる検出器用基台14に替って、複合
材からなる検出器用複合基台16を使用した点である。そ
の他は従来例と変わりがないので、同じ構成部品には同
一符号を付して、その説明を省略する。第2図におい
て、検出器用複合基台16は、金属基台16a上に誘電体基
台16bおよびフレキシブルプリント基板16cが重ねて接着
されており、その上に光信号検出器13が接着される。
誘電体基台16bは、金属基台16aの厚さよりも薄く0.2m
m以上、出来れば0.4mm以上あることが望ましい。
第3図は、光信号検出器13および信号線の全容量と再
生C/Nとの関係を実験的に求めた特性図である。同図で
判るように、検出系の全容量が1pF増加すると、信号C/N
が約1〜1.5dB劣化する。この時キャリアレベルの低下
はほとんど見られないが、ノイズレベルが増加してい
る。
一方、信号線と金属基台16aの間の容量は、簡単なモ
デルを想定すると距離の2乗に反比例する。アルミニウ
ム板の如き金属基台16aに直接フレキシブルプリント基
板16cを接着した場合の容量の増加は、約1〜2pFであ
る。この実施例に用いたフレキシブルプリント基板16c
の厚みは、約135μmであり、信号線と金属基台16aの間
隔はおよそ50μmであった。信号線間の容量増加を0.1p
F以下とするためには、およそ4〜5倍厚くすればよい
ことがわかる。即ち、誘電体基台16bの厚みを200μm以
上とすればよい。一方金属基台16aに誘電体基台16bを装
着してかつ金属基台16aの厚さを誘電体基台16bの厚さ以
上とすると、温度変化等による光信号検出器13の歪みを
軽減できる。検出器用複合基台16の線膨脹率は、プラス
チックとアルミニウムの中間値となるが、金属基台16a
が誘電体基台16bより厚ければ、ほぼアルミニウムの線
膨脹率に近い値となり、線膨脹率差による光信号検出器
13の歪みはほとんど無視しうるものとなる。従って、歪
みにより発生するサーボ動作は十分に許容値内の値とな
る。本実施例では金属基台16aとして厚さ1mmのアルミニ
ウム板を、また誘電体基台16bとして厚さ0.4mmのPPS板
を用いた。これ等をエポキシ系の接着剤で接合し、さら
にフレキシブルプリント基板16cを接着した。この検出
器用複合基台16を用いて光磁気ディスクを再生したとこ
ろ容量増加によるC/Nの低下は認められなかった。一
方、0℃なしい60℃で温度試験を行なったところ、プラ
スチックだけの検出器用基台14の場合約1μm以上のデ
フォーカスが生じていたものが、複合光検出器用複合基
台16を用いた場合には、ほぼアルミニウムだけの基台を
用いたものと同等な値となり最大見積もっても0.4μm
以下であった。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、安定した温度
特性と良好なC/N特性を有する情報記録再生装置が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による情報記録再生装置の構成図、第2
図は本発明による複合基台の分解斜視図、第3図は検出
系容量と再生C/Nの関係を示す特性図、第4図は従来の
情報記録再生装置の構成図である。 1……半導体レーザ、2……コリメートレンズ、3……
ビーム整形用プリズム、4……ビーム、5……モニタ用
光検出器、6……反射ミラー、7……対物レンズ、8…
…情報担体、9……λ/2波長板、10……検出用レンズ、
11……偏光ビームスプリッタ、12……サーボ信号検出用
プリズム、13……光信号検出器、14……検出器用基台、
15……光学台、16……検出器用複合基台、16a……金属
基台、16b……誘電体基台、16c……フレキシブルプリン
ト基板。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放射光源と、上記放射光源より出射する光
    ビームを透過および反射するビーム分岐手段と、上記ビ
    ーム分岐手段を透過した光ビームを情報担体上に収束さ
    せるビーム収束手段と、上記情報担体で反射されかつ前
    記ビーム分岐手段で分岐された光ビームを受ける光信号
    検出器と、上記の光学系を保持する導電性の筐体と、上
    記の光信号検出器を上記の筐体に固定し、且つ光信号を
    電気信号に変換する光信号変換手段を有する検出器用基
    台とからなる情報記録再生装置において、導電体基台上
    に誘電体基台および光信号変換手段を重ねて接合した上
    に光信号検出器を装着したことを特徴とする情報記録再
    生装置。
  2. 【請求項2】上記光学系を保持する導電性の筐体と上記
    導電体基台とを同一材料とし、上記誘電体基台の厚さを
    導電体基台の厚さの1/10以上ないし1以下としたことを
    特徴とする請求項(1)記載の情報記録再生装置。
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