JP2741259B2 - 多機能作業床を用いた逆打ち工法及び多機能作業床 - Google Patents

多機能作業床を用いた逆打ち工法及び多機能作業床

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は逆打ち工法、及び同工法に使用される多機能
作業床に係るものである。
(従来の技術) 逆打ち工法は、地下掘削の安全性や工期の短縮などの
面で合理的な工法である。
逆打ち工法の施工の概要は以下の通りである。
先ず、山留壁及び逆打ち工法によって構築される地下
の躯体を支える構真柱を施工する。
次いで所定の深さまで一次掘削を行ない、掘削面に土
間コンクリートを打設する。
この面から支保工を建て一階の床部分の型枠をセット
し、コンクリートを打設して一階床部分の躯体を構築す
る。
打設コンクリートの養生を待って、支保工・型枠を撤
去する。
次いで二次掘削を行う。
二次掘削は地下一階床面の構築ができる深さまで掘削
し、掘削後一階床施工と同様に型枠・支保工をセット
し、地下一階床及び、地下一階の躯体を構築する。
以後、同様に(掘削)→(型枠セット)→(躯体構
築:コンクリート打設)→(養生)→(型枠撤去)を繰
り返しながら、所定の地下躯体を構築するものである。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来の逆打ち工法には次ぎのような問題点があ
る。
一つは、床面の構築に際し、掘削面から型枠の支保工
をセットするため、支保工を撤去するまで次の掘削を開
始できない。
従って(型枠セット)→(コンクリート打設)→(養
生)→(型枠撤去)の期間、次の掘削を待つことになり
工期の面で問題がある。
更に逆打ち工法では山留壁を支える支持点は、構築し
た各階の床と掘削面の土である。
そのため階高が大きく、掘削床面とその上にある躯体
面の距離が大きくなった場合、山留璧の応力が大きくな
る。
そこで大きな耐力のある山留壁を用いるか、または切
梁などの補助支保工を架設するなどの対策が必要であ
る。
本発明は前記従来の逆打ち工法における問題点に鑑み
て提案されたもので、その目的とする処は、山留壁の経
済的設計が可能で、工期が大幅に節減できる逆打ち工法
を提供する点にある。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を達成するため、本発明に係る逆打ち工法
は、構真柱に作業床を昇降自在に装架し、前記作業床を
所定の位置まで下降させ、山留壁に圧着させて同山留壁
の切梁を兼用させ、前記作業床上で地下躯体構築用型枠
を組立て支持し、躯体コンクリートを打設するととも
に、前記作業床の下部を掘削し、前記躯体の打設コンク
リートの硬化を待って、前記作業床上の型枠を撤去し、
前記作業床を次位の地下躯体の構築位置まで下降させ、
以下前記の工程を反復するように構成されている。
請求項2の発明は、構真柱に二段の作業床を昇降自在
に装架し、上段作業床面上で地下床躯体構築用型枠を組
立て支持し、躯体コンクリートを打設するとともに、下
段作業床の下部を掘削し、前記下段作業床を所定位置ま
で下降させ、山留壁に圧着させて同山留壁の切梁を兼用
させ、次いで前記躯体の打設コンクリートの硬化を待っ
て、前記上段作業床上の型枠を撤去し、前記上段作業床
を次位の地下床躯体構築位置まで移動させたのち、前記
山留壁に圧着して同山留壁の切梁を兼用させ、前記上段
作業床上で次位の地下床躯体構築用型枠を組立て支持
し、以下前記の工程を反復するように構成されている。
請求項3の発明は、前記工法に使用される多機能作業
床があり、構真柱に昇降自在に装架され、周縁部に前記
山留壁に対する圧着用ジャッキを有し、作業床底面に掘
削機走行レールを具え、切梁、作業床及び掘削機走行基
盤としての機能を兼用させて構成している。
請求項4の発明は、前記多機能作業床を基盤梁等の地
下躯体より構成したものである。
請求項5の発明は、前記掘削機走行レールを自走する
掘削機等による自動掘削を可能とするよう構成したもの
である。
(作用) 本発明によれば、構真柱に昇降自在に設置した作業床
を所定位置まで下降して山留壁に圧着させることによ
り、前記作業床に山留壁側圧を支持する切梁としての機
能させる。
これにより前記作業床の下部では、直ちに掘削が可能
となる。
さらに前記作業床の上部では、地下躯体構築用型枠を
組立て支持し、躯体コンクリートを打設することによっ
て、前記作業床に切梁としての機能と、地下躯体構築用
の作業床の機能とを兼用させる。
かくして地下躯体のコンクリート打設と併行して作業
床下部を掘削し、前記躯体の打設コンクリートの硬化を
待って、前記作業台上の型枠を撤去し、同作業床を次位
の地下躯体の構築位置まで下降させる。
以下、(構造物地下躯体の構築、掘削)→(作業床移
動)→(山留壁支持)→(次位の地下躯体の構築、掘
削)を反復して地下構造体躯体全体を構築する。
請求項2の発明によれば、構真柱には上下二段の作業
床を昇降自在に設置する。
この際上段作業床上では、地下床躯体の型枠を組立て
・支持し、コンクリートを打設して前記地下床躯体の構
築を行なう。
一方下段作業床下では、前記躯体の構築と平行して前
記下段作業床下部の掘削を行ない、前記下段作業床を下
降させ、所定の深度に達すると前記下段作業床を山留壁
に圧着させて、前記下段作業床を山留壁に作用する側圧
を支持する切梁として使用する。
前記上段作業床上の打設コンクリートの養生期間を待
って、前記上段作業床上で型枠の撤去を行なったのち、
前記上段作業床を次位の床躯体の構築位置まで移動さ
せ、前記上段作業床を山留壁に圧着し、前記山留壁の支
保工として機能させる。
しかるのち前記上段作業床上で、前記床躯体構築と同
様な手順で次位の床躯体の構築を行なう。
以下、(構造物地下床躯体の構築、掘削)→(作業床
移動)→(山留壁支持)→(次位の構造物地下躯体の構
築、掘削)を反復して、地下構造物躯体全体を構築す
る。
請求項3の発明は、前記作業床を構真柱に昇降自在に
装架するとともに、周縁に山留壁圧着用のジャッキを有
し、作業床底面に掘削機走行用レールを装着する。
これによって前記作業床に、切梁及び地下床躯体の型
枠組立、支保、コンクリート打設の作業床及び掘削機の
走行基盤の各機能を兼用させ、前記逆打工法を円滑に遂
行させる。
請求項4の発明は、前記作業床を基礎梁等の地下躯体
より構成し、最終工程において作業床を引揚げることな
く、地下の所定位置に設置するものである。
請求項5の発明は、前記掘削機走行レールを自走する
掘削機等による自動掘削を可能とするためのものであ
る。
(実施例・1) 以下、本発明を図示の実施例について説明する。
<イ>一次掘削及び作業床の設置 所要の地盤(A)に山留壁(1)を施工し、(第1図
参照)構真柱(2)を施工する。
次いで第3図の(3)に示すように一次掘削を終了し
たのち、第4図に示すように、前記構真柱(2)に作業
床(4)を昇降ロッド、またはセルフクライミング装置
(図示せず)等によって昇降自在に支持する。
前記作業床(4)は一階床型枠設置位置において、前
記作業床周縁に設けたジャッキ(図示せず)を前記山留
壁(1)に圧着して、前記山留壁(1)に作用する側圧
を支持する切梁として使用する。
<ロ>一階床の構築および二次掘削 第5図に示すように前記作業床(4)上で一階床型枠
(5)を組立て支持する。
従来工法によれば、前記一階床型枠は地盤面に配設さ
れた支保工によって支承されるため、前記型枠にコンク
リートを打設し、前記打設コンクリートの硬化後、脱型
するまで地盤面の掘削は不可能であった。
しかしながら本実施例によれば山留壁(1)の切梁と
して機能する作業床(4)上に型枠が支保されるので、
前記作業床(4)の設置と同時に、前記作業床下部の掘
削が可能となる。
次いで第6図に示すように前記型枠(5)にコンクリ
ート(6)を打設すると同時に、第7図に示すように前
記作業床(4)の下部の二次掘削を行なう。(第7図参
照) 前記打設コンクリート(6)の養生期間を待って、前
記作業床(4)上の型枠(5)の脱型を行ない一階床を
構築するとともに、前記ジャッキによる山留壁(1)に
対する圧着を解除して、作業床(4)を地下一階躯体の
施工位置まで下降させ、前記ジャッキを介して山留壁
(1)に圧着して、前記山留壁(1)の切梁として機能
させる(第9図参照) <ハ>地下一階床以下の構築 次いで作業床(4)上で、地下一階床型枠(5)及び
地下一階柱型枠(図示せず)を組立て支持し、(第10図
参照)前記各型枠にコンクリート(6)を打設して地下
一階躯体を施工する。(第11図参照) 次いで前記作業床(4)下部の三次掘削を行ない、
(第12図参照)前記打設コンクリート(6)の養生期間
を待って作業床(4)の前記型枠を脱型し、(第13図参
照)前記作業床(4)を地下二階躯体の施工位置まで下
降させ、ジャッキによって山留を圧着し、作業床(4)
を前記山留壁(1)の切梁として機能させ、(第14図参
照)前記作業床(4)上において前記と同様にして地下
二階躯体を構築する。(第15図及び第16図参照) なお以上の工程において、作業床(4)の下方の掘削
は、ブルトーザ等による通常の掘削でもよいが、前記作
業床(4)の底面に掘削機走行レール等を装備し、前記
掘削機走行レールを自走する掘削機による自動掘削を可
能とする。
掘削された土砂は連続的にベルトコンベアなどにより
地上まで垂直運搬される。
以下、(躯体構築、掘削)→(作業床移動)→(山留
壁支持)→(躯体構築、掘削)を反復して第17図に示す
ように、前記作業床(4)下部の最終掘削が完了する
と、前記掘削部下部に基礎梁(7)を施工する。(第18
図参照) そののち作業床(4)を撤去し、(第19図参照)最終
躯体(8)を構築する。(第20図参照) (実施例・2) 第21図は本発明の他の実施例を示し、前記作業床
(4)とし基礎梁を使用したもので、前記基礎梁を作業
床として使用したのち、撤去することなく、そのまま地
下躯体として設置するものである。
図中、(8)はジャッキ、(9)は作業床昇降ロッド
でその他図中前記実施例と均等部分には同一符号が附さ
れている。
(実施例・3) 第22図乃至第37図は本発明の更に他の実施例を示す。
所要の地盤(A)に山留壁(1)を施工し、(第22図
参照)構真柱(2)を施工する。(第23図参照) 次いで第3図の(3)に示すように一次掘削を終了し
たのち、第25図に示すように地下部分において、前記構
真柱(2)に上段作業床(4A)及び下段作業床(4B)を
昇降ロッドまたはセルフクライミング装置(図示せず)
等によって、昇降自在に支持する。
次いで上段作業床(4A)上に一階床型枠(5)を組立
て、前記作業床面上に配設された支保工によって同型枠
(5)を支持する。(第26図参照) 次いで前記型枠(5)にコンクリート(6)を打設し
て一階床面の躯体を構築する。(第27図参照) 一方、これと同時に下段作業床(4B)の下方には第28
図に示すように二次掘削を行なう。
なお下段作業床(4B)の下方の掘削は、ブルドーザ等
による通常の掘削でもよいが、前記下段作業床(4B)の
底面に掘削機走行レール等を装備し、前記掘削機走行レ
ールを自走する掘削機による自動掘削を可能とする。
前記二次掘削作業の進号に伴って、下段作業床(4B)
を下降させ、所定の深度まで掘削したのち、前記下段作
業床(4B)に装備されたジャッキ(図示せず)によっ
て、前記作業床(4B)を山留壁(1)に圧着させ、下段
作業床(4B)を前記山留壁(1)に作用する側圧を支持
する切梁として使用する。(第29図参照) 次いで前記一階床面の躯体(6)コンクリートの養生
期間を待って上段作業床(4A)上での型枠の撤収を行な
い、(第30図参照)前記上段作業圧(4B)を次位の地下
一床面の構築位置まで移動する。(第31図参照) 前記上段作業床(4A)の移動後、同作業床(4A)を山
留壁(1)に圧着させ、山留壁(1)の切梁として機能
させ、次いで上段の作業床上で、一階躯体の構築と同様
な手順で、地下一階躯体の構築を行なう。
以下、(躯体構築、掘削)→(作業床移動)→(山留
壁支持)→(躯体構造、掘削)を反復して地下の躯体全
体を構築する。
第32図乃至第37図はこの一サイクルの工程を示す。
第32図及び第33図は掘削工程を、第34図は躯体構築型
枠の脱型工程を、第35図は作業床の移動工程を、第36図
は躯体の型枠の位置、第37図は躯体の構築工程を示す。
(発明の効果) 本発明によれば前記したように、構造物躯体のコンク
リート打設用型枠の組立、及び支持機能と、掘削機械を
操作するための基盤としての機能、及び山留壁を支持す
る支保工としての機能を装備する作業床を構真柱に昇降
自在に装架し、同作業床によって逆打ち工法を行なうも
のであって、前記従来の逆打ち工法の基本的な施工サイ
クルが、(掘削工期)+(躯体構築工期)であるのに反
して、本発明の方法では掘削と躯体構築とが同時に行な
われるので、基本的施工サイクルは掘削工期と躯体構築
工期とのうち長いものとなり、従って仮に両者の工期が
同一工期とすると、本発明における基本的施工サイクル
は、前記従来工法の半分となる。
また本発明によれば、前記作業床が山留壁を支持する
支保工として機能することによって、同山留壁の経済的
設計、工期の短縮が図られる。
また掘削状況によって、前記作業床を適当な位置に移
動することによって、山留壁に生じる応力を過大になら
ないようにすることができ、従って山留壁を経済的に設
計できる。
請求項2の発明は前記作業床を上下二段の作業床より
構成したものであって、一般の逆打ち工法においては、
床面が山留壁を支承する切梁として機能するものであ
る。
従って、床面コンクリートの強度が発現するまで掘削
ができないという欠点があったが、請求項2の発明によ
れば上段の作業床も切梁として働くので、打設コンクリ
ートの養生に関係なく掘削ができ、工期の短縮が図られ
る。
請求項3の発明は前記構真柱に昇降自在に装架された
作業床の周縁に、前記山留壁に対する圧着用ジャッキを
装着し、同ジャッキを作動することによって作動床を山
留壁の切梁として機能させるとともに、地下構造物躯体
のコンクリート打設用型枠の組立、及び同型枠の支持機
能とを有する。
また、作業床底面に掘削機走行レールを装着すること
によって掘削機械を操作するための基盤としての機能と
を兼備する多機能多業床を構成し、前記逆打ち工法が円
滑に遂行されるようにしたものである。
請求項4の発明は前記作業台を基礎梁等の地下躯体よ
り構成し、同地下躯体を作業床として使用したのち、撤
去することなく、そのまま地下躯体として設置し、施工
をより簡略化するものである。
請求項5の発明は前記掘削機走行レールを自走する掘
削機などにより、作業床の下部の自動掘削を可能とす
る。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第20図は本発明に係る多機能床を用いた逆打
ち工法の一実施例の工程を示す縦断面図、第21図は本発
明の他の実施例の実施状況を示す縦断面図、第22図乃至
第37図は本発明の更に他の実施例の工程を示す縦断面図
である。 (A)……地盤、(1)……山留壁、 (2)……構真柱、(4)……作業床、 (4A)……上段作業床、(4B)……下段作業床、 (5)……床型枠、(6)……コンクリート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塚 晴久 東京都新宿区西新宿1丁目25番1号 大 成建設株式会社内 (72)発明者 山口 明彦 東京都新宿区西新宿1丁目25番1号 大 成建設株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−312438(JP,A) 特開 平3−47322(JP,A) 特開 昭61−109827(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】構真柱に作業床を昇降自在に装架し、 前記作業床を所定の位置まで下降させ、山留壁に圧着さ
    せて同山留壁の切梁を兼用させ、 前記作業床上で地下躯体構築用型枠を組立て支持し、 躯体コンクリートを打設するとともに、前記作業床の下
    部を掘削し、 前記躯体の打設コンクリートの硬化を待って、前記作業
    床上の型枠を撤去し、 前記作業床を次位の地下躯体の構築位置まで下降させ、
    以下前記の工程を反復することを特徴とする、 多機能作業床を用いた逆打ち工法。
  2. 【請求項2】構真柱に二段の作業床を昇降自在に装架
    し、 上段作業床面上で地下床躯体構築用型枠を組立て支持
    し、 躯体コンクリートを打設するとともに、下段作業床の下
    部を掘削し、 前記下段作業床を所定位置まで下降させ、山留壁に圧着
    させて同山留壁の切梁を兼用させ、 次いで前記躯体の打設コンクリートの硬化を待って、前
    記上段作業床上の型枠を撤去し、 前記上段作業床を次位の地下床躯体構築位置まで移動さ
    せたのち、前記山留壁に圧着して同山留壁の切梁を兼用
    させ、 前記上段作業床上で次位の地下床躯体構築用型枠を組立
    て支持し、以下前記の工程を反復することを特徴とす
    る、 多機能作業床を用いた逆打ち工法。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載された多機
    能作業床を用いた逆打ち工法に用いられる作業床におい
    て、 前記構真柱に昇降自在に装架され、 周縁部に前記山留壁に対する圧着用ジャッキを有し、作
    業床底面に掘削機走行レールを具え、 切梁、作業床及び掘削機走行基盤としての機能を兼用さ
    せたことを特徴とする、多機能作業床。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の多機能作業床において、
    前記作業床を基礎梁等の地下躯体より構成したことを特
    徴とする、多機能作業床。
  5. 【請求項5】請求項3または請求項4に記載された多機
    能作業床において、前記掘削機走行レールに装備した掘
    削機を自動掘削可能に構成したことを特徴とする、多機
    能作業床。
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