JP2740523B2 - 移動記録装置 - Google Patents

移動記録装置

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JP2740523B2
JP2740523B2 JP20926288A JP20926288A JP2740523B2 JP 2740523 B2 JP2740523 B2 JP 2740523B2 JP 20926288 A JP20926288 A JP 20926288A JP 20926288 A JP20926288 A JP 20926288A JP 2740523 B2 JP2740523 B2 JP 2740523B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ドアのカード式電子錠を利用して、特定
の人がカードで解錠動作させて入室し、又は複数の室の
間を移動する場合に、その入室事実及び移動事実を時刻
と共に記録する装置に関する。
[従来技術とその欠点] 通常、施錠してある室内には、無断で入室されては困
る物や、無断で室外に持ち出されては困る物が置かれて
いるので、例えば、室内清掃、あるいは、室内の各種設
備の保守・修繕などを外部業者に請負せる場合は、その
請負業者にどの室内にも解錠入室可能な鍵を貸与して入
室させることとなる。そして、その請負業者が手抜きな
く契約通りに所定の室の清掃を実施したこと、必要以外
の室内に侵入しなかったことを確認するため(契約履行
の管理、機密性保持管理のため)、当該業者の行動記録
を必要とする場合が多い。
また、人の出入りが多い建築物では、上記の外部業者
に限らず、特定の人がどの室を利用したかの行動記録を
必要とする場合もある。
従来のドアのカード式電子錠は、単にドアの開閉を制
限するだけの機能しか有していないから、上記のような
特定者の行動を記録するには、その行動者自身が記録紙
に記録して、管理者に提出していた。
従って、その記録内容の信憑性について確認の方法が
ないこと、特定者の行動に関するデータを得て、移動記
録又は行動時間(利用時間又は労働時間等)についての
統計値を得るには、他の処理手段又は計算手段を必要と
し、従って、所期の目的達成に時間がかかること、など
の欠点があった。
[解決しようとする技術課題] ドアのカード式電子錠は、室内からはノブの回動動作
により常時開扉でき、室外からは所定の情報を記録した
カードをカードリーダに読取らせ、その読取ったカード
情報が予め記憶してある解錠許容情報と一致する場合、
又は所定の条件を満す場合に限り、ロック機構を解錠す
るものである。
つまり、施錠されている室に入室するには、必ずカー
ドを使用する。
この発明は、この点に着目し、カード式電子錠の端末
装置をオンラインで中央装置と接続し、行動の追跡記録
を必要とする入室者に特定種類のカードを使用させると
ともに、各端末装置のカードリーダでその特定種類のカ
ードを読取った場合は、これを中央装置に伝送して記憶
し、処理することにより、それぞれの特定種類のカード
の使用者の行動及び移動をその時の時刻とともに自動的
に記録する移動記録装置を提供しようとするものであ
る。
[課題を解決するための手段] この発明は、上記の課題を解決するものであり、次の
ように構成されている。
すなわち、この発明による移動記録装置は、概略的に
は、入室制限をする各室に対応して設置した端末装置
と、各端末装置にオンラインで接続した中央装置とから
なっている。
そして、各端末装置は、カードリーダと、そのカード
リーダの後段に接続した制御装置と、制御装置の後段に
接続した伝送装置と、当該端末装置を設けた室のドアに
対して取付けた電気錠とを有する。
前記制御装置は、カード情報照合手段と、錠制御手段
と、通信制御手段とを有する。
a.前記カード情報照合手段は、前記カードリーダにより
読出したカード情報と予め記憶したカード種類情報及び
解錠許容情報とを照合比較して、両者の一致を判別する
ものであり、 b.前記錠制御手段は、前記カード情報照合手段よりの一
致信号に基いて、前記電気錠に解錠指令信号を出力する
ものであり、 c.前記通信制御手段は、前記カード情報照合手段よりの
特定のカード種類判定信号に基いて、その特定のカード
種類について予め定めたカード種類コードと当該端末装
置について設定した端末コードを前記伝送装置に送出さ
せるものであり、 (ニ)前記中央装置は、前記端末装置の各伝送装置と接
続した伝送装置と、入力装置と、この入力装置に接続し
た制御装置と、この制御装置の後段に接続した出力装置
とを有し、 (ホ)前記制御装置は、通信制御手段と、時計手段と、
記憶制御手段と、記憶手段と、出力制御手段とを有す
る。
d.前記通信制御手段は、前記伝送装置を介して前記端末
装置からの端末コードとカード種類コードを受信するも
のである。
e.前記記憶制御手段は、前記通信制御手段が受信した端
末コードとカード種類コードを、前記時計手段が出力し
ている時刻とともに前記記憶手段に記憶するものであ
る。
f.前記出力制御手段は、前記入力装置から入力するコマ
ンドに基いて、前記記憶手段の記憶内容を読出し、出力
装置に所定フォーマットに従って出力させるものであ
る。
[作用] 端末装置のカードリーダはカードからこれに記録され
ている情報を読取ってその端末装置に入力する。
端末装置の制御装置に含まれるカード情報照合手段
は、そのカードリーダから入力したカード情報と、予め
記憶しているカード種類情報及び解錠許容情報とを比較
照合してカードの種類を判定し、かつ、カードの有効性
を判定する。特定カードと判定した場合は、その旨の判
定信号を通信制御手段に出力する。また、カードを有効
と判定した場合は、その旨の判定信号を錠制御手段に出
力する。
通信制御手段は、カード情報照合手段からの特定カー
ド判定信号の入力に基いて、当該端末装置に設定されて
いる端末コードと一緒に、特定カードの種類を表すコー
ドを伝送装置により中央装置に伝送させる。
また、錠制御手段は、カード情報照合手段からの有効
判定信号に基いて、その端末装置を設置した室の出入口
のドアに取付けた電気錠に解錠指令信号を出力する。従
って、この特定カードの所持者はそのドアを開けて入室
することができる。
一方、中央装置では、伝送装置を経て、いずれかの端
末装置より端末コードとカード種類コードを受信する
と、制御装置の記憶制御手段が受信したデータをカード
種類別に仕分けして記憶手段に記憶させると同時に、そ
の受信した時の時刻データを時計手段から入力して記憶
させる。つまり、中央装置は、使用した特定カードにつ
いて、そのカードを使用して入室した室をその室に対応
する端末コードにより、また、入室した時刻を時計手段
からのデータにより記憶する。
また、中央装置では、入力装置より出力コマンドを入
力すると、出力制御手段が動作し、前記記憶手段に記憶
している特定カードごとの記憶内容を読出して、所定フ
ォーマットに従って出力装置に出力する。入力装置にお
いてある特定カードを指定すると、その特定カードの使
用者が入室した室に対応する端末コード及び入室時刻が
読出されて、出力装置に出力される。
[この発明の実施例] 次に、この発明の実施例を図面に基いて説明する。
この発明に係る移動記録装置は、カード式電子錠によ
り入室制限を行う各室に対して設けた端末装置A1、A2
Anと、これらの端末装置にオンラインで接続した中央装
置Bとで構成されている。
また、この発明に係る移動記録装置では、特定カード
と、一般カードの2種類のカードを使用する。特定カー
ドとは、行動追跡記録を要する特定者が使用するカード
であり、行動記録を要しない一般者が使用する一般カー
ドに対する。それぞれのカードには、その種類を表すカ
ード種類情報と、例えば、建物番号、部屋番号、個人識
別番号(IDコード)、有効期間などの解錠許容情報が記
録されている。
各端末装置は、いずれも第1図と第4図に示すような
構成を有する。すなわち、1は磁気カードなどに記録さ
れた情報を読取る既知のカードリーダである。2はドア
の開閉部分に設けた検知スイッチであり、ドアの開閉状
態を検知して、開・閉検知信号を出力する。3は電気錠
であり、常時はドアを施錠しているが、制御装置4の錠
制御手段43より解錠信号を受けると、ドアを解錠する。
伝送装置5は、通信制御手段44からの出力に基いて、所
定内容の情報を中央装置Dに送出する。
制御装置4は、カード情報照合手段41、ロック状態判
別手段42、錠制御手段43、及び通信制御手段44で構成さ
れている。この制御装置は、マイクロコンピュータを用
いて構成できる。
この制御装置の各構成手段の基本的な構成と動作を説
明する。
カード情報照合手段41は、カードリーダ1により読取
られたカード情報と、予め記憶してあるカード種類情報
及び解錠許容情報との一致、不一致を判別し、それぞれ
一致した場合に、対応するカード種類判定信号と、有効
判定信号を出力する。ロック状態判別手段42は電子錠3
の施錠、解錠状態を判別して、各状態に対応する判別信
号を錠制御手段43に出力する。錠制御手段43は、上記検
知スイッチ2、カード情報照合手段41、ロック状態判別
手段42からの出力信号に基いて、電気錠3を解錠させる
ための解錠信号を出力する。
通信制御手段44は、上記カード情報照合手段41がカー
ド種類判別において当該カードを特定カードと判別した
場合の出力を受け、その出力に基いて、そのカード種類
を表すコードと、当該端末装置について設定した端末コ
ードを伝送装置5に出力して、送信させる。
第4図は、上記端末装置Aをマイクロコンピュータを
用いて構成した場合の一実施例を示すブロック図であ
る。
制御装置4を構成するマイクロコンピュータは、CPU4
aにROM4bとRAM4c及びI/Oポートdを接続した基本構成を
有し、これにカードリーダ1により読取ったカード情報
を一時記憶するためのバッファ・メモリ4e及び時計機構
4fを備えている。I/Oポート4dにはカードリーダ1、検
知スイッチ2、時計機構4f及び電気錠3を構成する駆動
回路3aとソレノイド3bを接続してある。
ROM4bには、CPU4aの動作に必要な基本プログラムと、
カード情報と照合するためのカード種類情報及び解錠許
容情報を記憶している。CPU4aはI/Oポート4cを介して各
部より入力する信号を解読処理して、各部に必要な制御
信号を出力する。
時計機構4fは、電気錠3が解錠されるたびに、CPU4a
により参照され、CPUはこのときの参照時間に基いて解
錠状態を保持するための設定時間が経過したか否かを判
断する。
電気錠3を構成する駆動回路3aは、CPUが情報処理の
結果、I/Oポートを介して出力する解錠信号により駆動
さてソレノイド3bを励磁する。このソレノイドの励磁に
より、電気錠は解錠動作をする。
上記の制御動作は、プログラムに従って実行され、必
要な制御信号が各部に与えられる。
上記端末装置における動作手順を、第5図のフローチ
ャートで示す。
プログラムの実行開始により、カード入力の有無を判
断し(p1)、カード入力があると、カードに記録された
情報を読取ってバッファメモリに格納し、カード照合判
別処理を行う(p2)。
カード照合判別処理は、カード情報(カードから読取
った情報)が、予め記憶してある解錠許容情報のいずれ
かと一致するか否か、及びカード種類情報のいずれかと
一致するか否かを判別することにより行う。カード情報
には、カード種類を表すコード、建物番号、部屋番号、
IDコード、有効期間などが含まれる。カード種類には、
例えば、清掃請負業者、設備保守業者などに配布される
特定カードと、室を随時使用する一般者に配布される一
般カードとがある。
カード情報が解錠許容情報と一致した場合は、そのカ
ードを有効と判断し、電気錠を解錠させる(p4)。これ
に対して、カード情報が解錠許容情報と一致しない場合
は、そのカードを正しくないと判断し、バッファメモリ
の内容をクリアして(p5)、最初のステップに戻って、
次のカード入力を待機する。
電気錠を解錠した場合は、タイマーをセットし
(p5)、タイマーの設定時間の間に、ドアが開けられた
か否かを調べる(p7,p8)。この設定時間内にドアが開
けられた場合は、電気錠を施錠する(p9)。しかし、設
定時間内にドアが開けられない場合は、電気錠を施錠状
態にしてから(p10)、最初のステップに戻り、次のカ
ード入力を待機する。
また、設定時間内にドアが開けられた場合は、ステッ
プp2のカード種類判別において、そのカードを特定カー
ドと判断したか一般カードと判断したかを調べる
(p10)。特定カードと判断した場合は、通信制御手段
が、その特定カードの種類を表すコードと、当該端末装
置について予め設定した端末コードとを、伝送装置5に
出力して中央装置Bに送出させる(p11)。この送出後
に、バッファメモリの内容をクリアさせる(p12)。
一般カードと判断した場合は、送信させずにステップ
p12にジャンプしてメモリをクリアする。
ステップp9において施錠した後は、ドアが閉められた
か否かを監視する(p13)。この監視は、ドアが閉めら
れるまで継続する。室内清掃や保守修理などの作業を行
う場合は、終了時までドアを開放状態に維持されること
が多い。
ドアを閉めると、再びドアが開けられたか否かを監視
する(p14)。室内側からは電気錠が施錠されていて
も、常にドアを開けることができる。従って、一度入室
し、ドアを閉めた後、ドアを再び開けて退室する場合
は、ステップp14を経てステップp1に進み、再びステッ
プp14に循環する。室内からドアを開けた場合は、ドア
が閉められたことを確かめ(p15)た後、最初のステッ
プp1に戻る。
続いて、中央装置Bの具体的構成と動作について説明
する。
中央装置は、第2図と第6図に示すような構成を有す
る。すなわち、6は所定の指令信号を入力するための入
力装置であり、7は伝送装置であり、既知の伝送方法に
よりいずれかの端末装置から伝送されてくる端末コード
とカード種類コードを受信して、制御装置8の通信制御
手段81に入力する。9は表示装置や印刷装置などの出力
装置であり、制御装置8の出力制御手段85からの制御信
号により、所定内容をディスプレイに表示し、又は用紙
に印刷する。
制御装置8は、通信制御手段81、記憶制御手段82、時
計手段83、記憶手段84、及び出力制御手段85で構成され
ている。この制御装置8は、端末装置における制御装置
4と同様に、マイクロコンピュータを用いて構成でき
る。
この制御装置8の各構成手段の基本的な構成と動作を
説明する。
通信制御手段81は、伝送装置7がいずれかの端末装置
より送信要求を受けて受信要求を出力した場合に、その
受信要求に基いて中央装置を受信状態にするものであ
り、伝送装置が受信した端末コードとカード種類コード
を記憶制御手段82に与える。記憶制御手段82は、通信制
御手段81が受信した端末コードとカード種類コードを、
時計手段83からの参照時刻とともに記憶手段84に記憶す
る。出力制御手段85は、入力装置6から与えられたコマ
ンドに基いて、記憶手段84の記憶内容を読出し、出力装
置9に所定フォーマットに従って出力させる。
第6図は、上記中央装置Bをマイクロコンピュータを
用いて構成した場合の一実施例を示すブロック図であ
る。
制御装置8を構成するマイクロコンピュータは、CPU8
aにROM8bとRAM8c及びI/Oポート8dを接続した基本構成を
有し、これに入力装置の一例としてのキーボード6より
入力した情報を一時記憶するためのバッファ・メモリ8e
及び時計機構8fを備えている。I/Oポート8dにはバッフ
ァ・メモリを介してキーボード6、伝送装置7、時計機
構8f及び出力装置の一例として表示装置91と印刷装置92
を接続してある。
ROM8bには、CPU8aの動作に必要な基本プログラムと、
カード情報と照合するためのカード種類情報及び解錠許
容情報を記憶している。CPU8aはI/Oポート8cを介して各
部より入力する信号を解読処理して、各部に必要な制御
信号を出力する。
時計機構8fは、伝送装置7より端末装置からのデータ
を受信するたびに、CPU8aにより参照され、CPUはこのと
きの参照時刻を入室時刻として、受信した端末コード及
びカード種類コードと共に、RAM8cに記憶させる。
ROM8bには、CPU8aの動作に必要な基本プログラムを記
憶している。また、CPU8aはI/Oポート8cを介して各部よ
り入力する信号を解読処理して、各部に必要な制御信号
を出力する。
上記の制御動作は、伝送装置7からの受信に基いて、
及び入力装置であるキーボード6からのコマンド入力に
基いて、所定プログラムに従って実行され、必要な制御
信号が各部に与えられる。
上記中央装置における動作手順を、第7図及び第8図
のフローチャートで示す。第7図は端末装置との間での
伝送に関する動作を示す。通信制御手段81は伝送装置7
からの受信要求があるか否かを調べ(p16)、受信要求
があった場合は、伝送装置を受信状態にし、当該端末装
置より端末コードとカード種類コードを受信して記憶制
御手段82に与える。記憶制御手段は受信したデータをカ
ード種類別に仕分けし、かつ、時計機構8fの時刻を参照
し、その参照時刻を受信時刻として、端末装置からのデ
ータと共にRAM8cに記憶する。一つのデータ伝送に対す
る記憶を終了すると、最初ステップに戻って次の受信要
求を待機する。
第8図は、既に記録してある特定カード所持者の移動
記録を出力装置に出力させる場合の動作手順を示す。あ
る特定カードの所持者の移動記録を確認したい場合は、
キーボード6より所定のコマンドを入力する(p19)。
コマンドの入力は、出力装置の種類と、出力内容を指定
して行う。すなわち、図示の例の場合のように、出力装
置に表示装置と印刷装置がある場合は、そのいずれに出
力させるかを設定する動作が必要である。
また、どの人の移動記録を出力させるかを、特定カー
ドの番号を入力することにより指定する必要がある(p
20)。こうして、コマンドの入力を終了すると、CPU8a
の出力制御手段85がRAM8cの指定した特定カードに対応
する記憶内容を読出し(p21)、所定のフォーマットに
従って、そのデータを表示装置91又は印刷装置92に出力
する(p22)。
これにより、特定カード使用者が当該建物内における
自動錠装置を取付けた室のうち、入室した室及び入室時
刻を、記録紙上で及び/又は画面上で確認することがで
きる。
[この発明の効果] 以上のように、この発明による移動記録装置を用いれ
ば、カード式電子錠により入室制限を行っている各室に
ついて、特定カード使用者が入室した事実及び入室時刻
を、自動的に記録し、かつ、出力装置により容易に確認
することができる。従って、特定カード所持者の行動管
理を簡単、かつ、確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る端末装置の基本構成を示す機能
ブロック図、第2図はこの発明に係る中央装置の基本構
成を示す機能ブロック図、第3図はこの発明の全体的構
成を示すブロック図、第4図は端末装置をマイクロコン
ピュータで構成した場合の基本構成図、第5図は端末装
置の動作を説明するフローチャート、第6図は中央装置
をマイクロコンピュータで構成した場合の基本構成図、
第7図及び第8図は中央装置の動作を説明するフローチ
ャートである。 A1〜An……端末装置、 B……中央装置、 1……カードリーダ、 3……電気錠、 4……制御装置、 41……カード情報照合手段、 42……ロック状態判別手段、 43……錠制御手段、 44……通信制御手段、 5……伝送装置、 6……入力装置、 7……伝送装置、 8……制御装置、 81……通信制御手段、 82……記憶制御手段、 83……時計手段、 84……記憶手段、 85……出力制御手段、 9……出力装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)各室に設置した複数個の端末装置
    と、各端末装置に電気的に接続した中央装置とからな
    り、 (ロ)前記各端末装置は、カードリーダと、前記カード
    リーダの後段に接続した制御装置と、前記制御装置の後
    段に接続した伝送装置と、当該端末装置を設けた室のド
    アに対して取付けられ、前記制御装置の後段に接続した
    電気錠とを有し、 (ハ)前記制御装置は、カード情報照合手段と、錠制御
    手段と、通信制御手段とを有し、 a.前記カード情報照合手段は、前記カードリーダにより
    読出したカード情報と予め記憶したカード種類情報及び
    解錠許容情報とを照合比較して、両者の一致を判別する
    ものであり、 b.前記錠制御手段は、前記カード情報照合手段よりの一
    致信号に基いて、前記電気錠に解錠指令信号を出力する
    ものであり、 c.前記通信制御手段は、前記カード情報照合手段よりの
    特定のカード種類判定信号に基いて、その特定のカード
    種類について予め定めたカード種類コードと当該端末装
    置について設定した端末コードを前記伝送装置に送出さ
    せるものであり、 (ニ)前記中央装置は、前記端末装置の各伝送装置と接
    続した伝送装置と、入力装置と、この入力装置に接続し
    た制御装置と、この制御装置の後段に接続した出力装置
    とを有し、 (ホ)前記制御装置は、通信制御手段と、時計手段と、
    記憶制御手段と、記憶手段と、出力制御手段とを有し、 d.前記通信制御手段は、前記伝送装置を介して前記端末
    装置からの端末コードとカード種類コードを受信するも
    のであり、 e.前記記憶制御手段は、前記通信制御手段が受信した端
    末コードとカード種類コードを、前記時計手段が出力し
    ている時刻とともに前記記憶手段に記憶するものであ
    り、 f.前記出力制御手段は、前記入力装置から入力するコマ
    ンドに基いて、前記記憶手段の記憶内容を読出し、出力
    装置に所定フォーマットに従って出力させるものである
    こと、 を特徴とする移動記録装置。
JP20926288A 1988-08-23 1988-08-23 移動記録装置 Expired - Lifetime JP2740523B2 (ja)

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