JP2740085B2 - 打球動作練習機 - Google Patents

打球動作練習機

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JP2740085B2
JP2740085B2 JP4225385A JP22538592A JP2740085B2 JP 2740085 B2 JP2740085 B2 JP 2740085B2 JP 4225385 A JP4225385 A JP 4225385A JP 22538592 A JP22538592 A JP 22538592A JP 2740085 B2 JP2740085 B2 JP 2740085B2
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秀司 為永
信矢 森本
章 樋渡
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、打球具を把持して打球
動作する被験者を乗せるスイング台と、被験者の体全体
又は左右の足夫々の荷重又は荷重中心を測定する荷重測
定手段と、打球動作中における前記荷重測定手段の測定
結果を時系列データとして記憶し、且つ、その記憶した
測定結果を表示手段に出力する制御手段とが設けられた
打球動作練習機に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる打球動作練習機は、例えば、ゴル
フ、バッティング等の打球動作(以下スイングともい
う)の練習に用いられるものである。これらのスイング
の練習において、スイングに伴う体全体又は左右の足の
荷重又は荷重中心の移動が正しく行われているか否かが
正しいスイングフォームを形造るための重要な指標にな
ることが良く知られている。そして、スイングフォーム
の評価には、一般的に二つの側面がある。ひとつは、理
想的なフォームと比較して相違点をチェックすること。
他のひとつは、複数回スイングを行い、それらのバラツ
キの大小からスイングフォームの安定性をチェックする
ことである。後者は特に、ある程度フォームが固まって
きた段階で重要なポイントになる。そこで、複数回スイ
ングを行い、それらのバラツキの大小からスイングフォ
ームの安定性をチェックできる装置としては、例えば特
開平4−174683号に記載の打球動作練習機があ
る。 この打球動作練習機では、複数回のスイングについ
て、スイング中の体全体又は左右の足の荷重又は荷重中
心を測定し、サンプリングしたデータを記憶装置に順次
記憶しておく。そして、スイング終了後に記憶装置に記
憶された記憶情報に基づいて、複数回のスイング夫々の
荷重の経時変化や荷重中心の軌跡を重ねて表示装置に表
示させる。 よって、この打球動作練習機では、表示装置
に重ねて表示された、複数回のスイング夫々の荷重の経
時変化や荷重中心の軌跡を見て、複数回の個々のスイン
グにおける左右の足及び体全体の荷重中心のずれの様子
を数値として把握できるようになっている。 しかしなが
ら、スイングの安定性を判断するには、数値として把握
したずれ量に基づいて、感覚的に判断せざるを得なかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記従来例で
は、打球動作の安定性を判断するにおいて、複数回の個
々のスイングにおける左右の足及び体全体の荷重中心の
ずれ量に基づいて、打球動作の安定性を感覚的に判断し
ていたため、判断に個人の主観が入って判断基準が曖昧
となり、的確に打球動作の安定度を判別できないという
問題があった。本発明は上記の実情に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、打球動作の安定度を的確に判
別することのできる打球動作練習機を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の打球動作練習機
は、打球具を把持して打球動作する被験者を乗せるスイ
ング台と、被験者の体全体又は左右の足夫々の荷重又は
荷重中心を測定する荷重測定手段と、打球動作中におけ
る前記荷重測定手段の測定結果を時系列データとして記
憶し、且つ、その記憶した測定結果を表示手段に出力す
る制御手段とが設けられたものであって、その第1特徴
構成は、複数回の打球動作における前記荷重測定手段の
測定結果に基づいて、複数回の打球動作のバラツキ量を
検出するバラツキ量検出手段と、そのバラツキ量検出手
段にて検出されたバラツキ量に基づいて、バラツキ量が
少ないほど打球動作の安定度を高く判別する安定度判別
手段とが設けられ、前記制御手段が、前記安定度判別手
段の判別結果を前記表示手段に出力するように構成され
ている点にある。その第2特徴構成は、第1特徴構成の
打球動作練習機において、前記バラツキ量検出手段が、
複数回の打球動作における前記荷重測定手段の測定結果
の夫々から、各打球動作夫々についての特徴評価ポイン
トの測定結果を抽出し、この抽出した特徴評価ポイント
の測定結果のバラツキ量を検出するように構成されてい
る点にある。その第3特徴構成は、第2特徴構成の打球
動作練習機において、前記バラツキ量検出手段が、前記
荷重中心の測定結果から前記特徴評価ポイントの荷重中
心を抽出し、この抽出した前記特徴評価ポイントの複数
個の荷重中心から、それらの平均荷重中心と各荷重中心
夫々との距離を求め、この求められた複数個の距離の平
均値をバラツキ量として検出するように構成されている
点にある。その第4特徴構成は、第2特徴構成の打球動
作練習機において、前記バラツキ量検出手段が、前記荷
重中心の測定結果から前記特徴評価ポイントの荷重中心
を抽出し、この抽出した前記特徴評価ポイントの複数個
の荷重中心から、被験者の左右方向及び前後方向のバラ
ツキ量を検出するように構成されている点にある。その
第5特徴構成は、第2,第3又は第4特徴構成の打球動
作練習機において、前記バラツキ量検出手段が、複数回
の打球動作における前記荷重測定手段の測定結果の夫々
から、各打球動作夫々についての複数箇所の特徴評価ポ
イントの測定結果を抽出し、この抽出した複数箇所の特
徴評価ポイント夫々の測定結果より、複数箇所の特徴評
価ポイント夫々についてのバラツキ量を検出し、前記安
定度判別手段が、前記複数箇所の特徴評価ポイント夫々
における安定度を判別し、前記制御手段が、前記安定度
判別手段にて判別された複数箇所の判別結果のうちの最
も安定度の低い箇所の判別結果を、前記表示手段に出力
するように構成されている点にある。その第6特徴構成
は、第1特徴構成の打球動作練習機において、前記バラ
ツキ量検出手段が、複数回の打球動作における前記荷重
測定手段の測定結果に基づいて、各打球動作夫々につい
ての複数箇所の特徴評価ポイント間の経過時間を求め、
この求められた特徴評価ポイント間の経過時間のバラツ
キ量を検出するように構成されている点にある。
【0005】
【作用】第1特徴構成によれば、複数回の打球動作にお
けるバラツキ量が検出され、このバラツキ量に基づい
て、バラツキ量が少ないほど打球動作の安定度を高く判
別し、この判別された安定度が表示装置に出力される。
第2特徴構成によれば、第1特徴構成におけるバラツキ
量検出手段が、各打球動作夫々についての特徴評価ポイ
ントの測定結果より、この特徴評価ポイントにおけるバ
ラツキ量を検出する。上記特徴評価ポイントは、打球動
作を特徴的に表すポイント、言い換えれば打球動作上の
重要重要ポイントを意味し、例えば打球具が球に当たる
打球時点やバックスイングから前方へのスイングに移行
するトップ位置時点等、一又は複数のポイントが設定さ
れる。第3特徴構成によれば、第2特徴構成におけるバ
ラツキ量検出手段が、特徴評価ポイントにおける複数個
の荷重中心の平均荷重中心と各荷重中心夫々との距離を
求め、この距離の平均値よりバラツキ量を検出する。第
4特徴構成によれば、第2特徴構成におけるバラツキ量
検出手段が、特徴評価ポイントにおける荷重中心の被験
者の左右方向のバラツキ量又は前後方向のバラツキ量を
検出する。第5特徴構成によれば、第2,第3又は第4
特徴構成における制御手段が、複数箇所の特徴評価ポイ
ントのうち安定度の最も低い特徴評価ポイントの安定度
を表示装置に出力する。第6特徴構成によれば、第1特
徴構成におけるバラツキ量検出手段が、複数回の打球動
作における特徴評価ポイント間の経過時間のバラツキ量
を検出する。
【0006】
【発明の効果】第1特徴構成によれば、複数回の打球動
作におけるデータのバラツキ量が定量的に検出され、こ
のバラツキ量に基づいて打球動作の安定度が判別され
て、その判別結果が出力されるので、その出力結果に基
づいて、個人別の主観による曖昧さが無い状態で打球動
作の安定度を判別できるようになり、それによって、
球動作の安定度を的確に判別することのできる打球動作
練習機を提供することができる。 第2特徴構成によれば、特徴評価ポイントにおける打球
動作のバラツキ量が検出され、このバラツキ量に基づい
て特徴評価ポイントにおける打球動作の安定度が表示装
置に出力されるので、特徴評価ポイントにおける打球動
作の安定度を的確に判別することのできる打球動作練習
機を提供することができる。 第3特徴構成によれば、特徴評価ポイントにおける打球
動作のバラツキ量が、特徴評価ポイントにおける複数個
の荷重中心の平均荷重中心と各荷重中心夫々との距離の
平均値より検出され、この距離の平均値に基づいて特徴
評価ポイントにおける安定度が定量的に判別されるの
で、特徴評価ポイントにおける打球動作の安定度を常に
一定の基準により判別することができ、よって、特徴評
価ポイントにおける打球動作の安定度を一層的確に判別
することのできる打球動作練習機を提供することができ
る。 第4特徴構成によれば、特徴評価ポイントにおける荷重
中心の被験者の左右方向のバラツキ量又は前後方向のバ
ラツキ量が検出され、このバラツキ量に基づいて特徴評
価ポイントにおける打球動作の被験者の左右方向又は前
後方向の安定度が定量的に判別されるので、特徴評価ポ
イントにおける打球動作の被験者の左右方向又は前後方
向の安定度を的確に判別することのできる打球動作練習
機を提供することができる。 第5特徴構成によれば、複数個の特徴評価ポイントにお
ける安定度のうち、最も安定度の低い特徴評価ポイント
における安定度が表示されるため、最も安定度の低い特
徴評価ポイントを抽出して安定度を評価することがで
き、一層便利なものとなった。 第6特徴構成によれば、例えばトップ位置時点から打球
時点までというように、特徴評価ポイント間の経過時間
のバラツキ量が検出され、このバラツキ量に基づいてト
ップ位置時点から打球時点までの経過時間の安定度が定
量的に判別されるので、特徴評価ポイント間の経過時間
の安定度を的確に判別することのできる打球動作練習機
を提供することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の打球動作練習機をゴルフ練習
機に適用した実施例について図面に基づいて説明する。
図1、図2及び図3中、1はスイング台、2はティース
タンド、3は処理装置、4は表示手段としての表示装置
である。本実施例のゴルフ練習機は、スイング中に、ス
イング台1に備えられた荷重検出センサDの検出データ
を処理装置3で処理して、荷重中心を表示装置に実時間
表示すると共に、荷重又は荷重中心の時系列データとし
て一旦記憶しておき、この記憶データをスイング終了後
に表示させ、更に、過去の複数回のスイングデータより
スイングの安定度を判別して表示させるものであり、以
下、各装置毎に説明する。
【0008】スイング台1は、左右の足夫々に対応した
2つの荷重測定台10,11からなり、荷重測定台10
は荷重検出センサDとしての4個のロードセル12,1
3,14,15によって4隅を支持されており、荷重測
定台11は荷重検出センサDとしての4個のロードセル
16,17,18,19によって4隅を支持されてい
る。スイング台1上ではクラブCを把持した被験者がス
イングを行う。このとき、スイング台1にかかる荷重は
2つの荷重測定台10,11を支持している8個のロー
ドセル12〜19によって分担され、これらの出力から
後述のようにして被験者の荷重及び荷重中心、そして更
に、被験者の左右の足夫々に対応する荷重及び荷重中心
が求められる。
【0009】ティースタンド2には球24を載置する載
置具25が装着されている。そして、球24をセットす
る位置のクラブヘッド通路を挟んだ向こう側に球24の
存否を検出する球存否検出手段としての第1反射形光セ
ンサ21を備え、又、この第1反射形光センサ21のバ
ックスイング側に近接する箇所にクラブヘッドの存否を
検出するクラブヘッド検出手段としての第2反射形光セ
ンサ22が備えられている。尚、制御箱26は第1及び
第2反射形光センサ21及び22の駆動回路を内蔵して
いる。又、上記第1反射形光センサ21の検出結果が、
球存在検出状態から球不存在検出状態に変化した時点
を、打球相当時点として判別するように構成されてい
る。処理装置3は、荷重及び荷重中心を求めるための演
算処理や装置のシーケンス制御等を行う演算装置31、
各種データの受渡しを行うI/Oインターフェース3
2、荷重及び荷重中心の測定情報を記憶する記憶手段と
しての記憶装置33、装置の動作モードを選択したり各
種のコメントを入力する操作卓34、測定情報等を保存
しておく外部記憶装置35等からなっている。表示装置
4は、グラフィック表示装置41とプロッタ42からな
り、グラフィック表示装置41には荷重中心の二次元軌
跡が、プロッタ42には荷重の時間変化が表示される。
尚、記憶装置33の記憶エリアは、ソフト処理上は、打
球相当時点以前のデータが記憶される第1エリアと打球
相当時点以後のデータが記憶される第2エリアとに別れ
ている。この第1エリアと第2エリアの記憶容量は夫々
の設定容量が確保されており、第1エリアは、オーバフ
ローすると旧データから順次捨てられるように構成さ
れ、第2エリアは、オーバフローすると記憶を停止する
ように構成されている。
【0010】次に、演算装置31が、荷重及び荷重中心
を求める過程について説明する。クラブCを把持した被
験者は、スイング台1上のほぼ中央に、2つの荷重測定
台10,11に左右の足を夫々乗せる形で立ってスタン
スをとる。被験者が左足を乗せる荷重測定台10を例に
とって説明すると、荷重測定台10の4隅にあるロード
セル12,13,14,15の出力に対しては荷重変換
器100における零調整により、夫々予め台荷重を相殺
してあるから、その出力W1,W2,W3,W4の合計
WLが荷重測定台10上に乗った被験者の左足の荷重に
なる。すなわち、 WL=W1+W2+W3+W4 更にこのとき、荷重のかかる位置と4つのロードセル1
2〜15の設置位置との関係によって、夫々のロードセ
ルの分担出力が異なるのでこれらの出力から荷重測定台
10にかかる荷重の荷重中心を求めることができる。す
なわち、図1中のロードセル12を原点として表現する
荷重中心の左右方向成分Xと前後方向成分Yは、4個の
ロードセル12〜15がX方向の幅がa、Y方向の幅が
bの長方形の荷重測定台10の4隅に配置されている場
合には、 X=(W2+W3)×a/WL Y=(W3+W4)×b/WL から求めることができる。尚、ロードセル12,13,
14,15の配置が長方形の4隅にない場合でも、ロー
ドセルの幾何学的な配置に固有の補正を行うことによっ
て、荷重中心を求めることができる。又、ロードセルは
3個以上配設されておればスイング台1にかかる荷重中
心を求めることができる。被験者が右足を乗せる荷重測
定台11も、荷重測定器10と同じ構成とされており、
上記と同様にして荷重測定台11にかかる荷重の荷重中
心を求めることができる。つまり、被験者の左右の足夫
々に対応する荷重中心を求めることができるのである。
【0011】又、被験者の両足つまり体全体の荷重及び
荷重中心については、荷重測定台11にかかる荷重をW
Rとすると、上記左足の場合と同様に、ロードセル16
〜19の出力W5〜W8から、 WR=W5+W6+W7+W8 体全体の荷重WTは、 WT=WL+WR で求まり、更に荷重中心は、被験者の左足に対応する荷
重中心と右足に対応する荷重中心の間の距離をLとする
と、左右の荷重中心を結ぶ線分上で、左足に対応する荷
重中心から、 WR×L/WT 離れた位置にあり、これを演算にて求めれば良い。
【0012】図3に示す如く、8個のロードセル12〜
15及び16〜19の各出力W1〜W4及びW5〜W8
は測定ブリッジ回路とA/D変換器を備えた荷重変換器
100で、前述の如くスイング台1の重量を補償した
後、一定時間毎にサンプリングされて、デジタル量とな
る。そして、I/Oインターフェース32を介して、処
理装置3に順次取り込まれる。被験者の体全体又は左右
の足夫々の荷重又は荷重中心は、処理装置3中の演算装
置31により、前述の式に従って求められる。そして、
求められた被験者の体全体又は左右の足夫々の荷重又は
荷重中心は、表示装置4のグラフィック表示装置41に
実時間表示される。更に、第1反射形光センサ21が球
24の存在を検出してから球の不存在を検出したのち設
定時間が経過するまでの間において、求められた被験者
の体全体又は左右の足夫々の荷重又は荷重中心の時系列
データは、記憶装置33に記憶されるようになってい
る。そして、これらの時系列データと共に、第1反射形
光センサ21及び第2反射形光センサ22の検出情報の
時系列データ、アドレス時における被験者の左右の足夫
々に対応する荷重中心及び被験者の体全体に対応する荷
重中心、ボディーターン開始点における体全体に対応す
る荷重中心、トップ位置時点における体全体に対応する
荷重中心、振り下ろし点における体全体に対応する荷重
中心、打球時点における体全体に対応する荷重中心、及
び、フィニッシュ点における体全体に対応する荷重中心
も、記憶装置33に記憶される。尚、アドレス時におけ
る各荷重中心は、後述するようにして検出されたスイン
グ開始点以前の各荷重中心の位置を平均することにより
求められる。
【0013】次に、第2反射形光センサ22及び演算装
置31が、被験者のスイング開始点を検出する過程につ
いて説明する。記憶装置33には、上記の荷重及び荷重
中心のデータと共に、第2反射形光センサ22がクラブ
ヘッドの通過を検出したか否かの情報も時系列に記憶さ
れるようにしてある。演算装置31は、この記憶情報に
基づいて、打球時点直前の100mS程度の時間を除
き、打球時点から時間を遡って最初の第2反射形光セン
サ22がクラブヘッドの通過を検出した時点をスイング
開始点として検出する。
【0014】次に、演算装置31が、ボディーターン開
始点を検出する過程について説明する。演算装置31が
上述の如く求めて記憶装置33に記憶されている荷重及
び荷重中心のデータのうち、図4に示す被験者のバック
スイング方向下手側の足の荷重の時間変化、つまり、本
実施例では右打ちの被験者用の装置構成を例示している
ので右足の荷重の時間変化90において、図4中におい
て点Aで示すスイング開始点に対応するデータから検索
を開始して、最初に現れるピーク点Bの時間軸上の位置
をボディーターン開始点として検出する。
【0015】次に、演算装置31が、トップ位置時点を
検出する過程について説明する。演算装置31が上述の
如く求めて記憶装置33に記憶されている被験者の体全
体に対応する荷重中心の時系列データのうちの左右方向
すなわちX方向の成分を時間微分して、荷重中心のX方
向の移動速度の時間変化を求める。図5に例示する上記
のX方向の移動速度の時間変化において、図5中に点E
で示す球の存否を検出する第1反射形光センサ21が検
出した打球時点のデータから所定時間遡った点Wを基準
時点にして、その基準時点を示す点Fから時間を遡る方
向にデータを検索して、最初にX方向の移動速度の符号
が負から正に反転する、つまり、X方向の移動速度の方
向性が最初に反転する点Gをトップ位置時点として検出
する。尚、打球時点を示す点Vから基準時点である点W
までの時間間隔をおいているのは、打球時点の直前に移
動速度の方向がバックスイング方向を向く場合があるの
をトップ位置時点として誤検出するのを防止するため
で、この時間間隔は200mS程度が適当である。
【0016】次に、演算装置31が、振り下ろし点を検
出する過程について説明する。演算装置31が上述の如
く求めて記憶装置33に記憶されているデータのうち、
図4に示す右足荷重の時間変化90及び左足荷重の時間
変化91において、上記の如く求めたトップ位置時点を
示す点Hから、第1反射形光センサ21が検出した打球
時点を示す点Iまでがダウンスイングに相当する。この
ダウンスイング中において、被験者の左右の足の荷重が
等しくなる時点を示す点Jから、時間が経過する側に
t、時間を遡る側にt’の時間内で、ダウンスイング方
向上手側の足である右足の荷重の変化率つまり時間微分
値を求める。時間幅t及びt’は共に50mS程度が適
当である。この右足荷重の時間変化90の変化率の絶対
値が最小値となる時点を示す点Kを振り下ろし点として
検出する。
【0017】そして、第1反射形光センサ21の球存在
検出状態から球不存在検出状態への変化が適正なスイン
グによるものであれば、処理装置3は、上記記憶装置3
3に記憶されたデータを表示装置4に出力すると共に、
この記憶装置33に記憶されたデータを記憶装置33の
データ保存領域に記憶するように構成されている。従っ
て、上記の如く、処理装置3は、荷重測定手段Sの測定
結果及び記憶装置33に記憶されたデータを表示装置4
に出力する制御手段Uとして機能する。
【0018】尚、第1反射形光センサ21の球存在検出
状態から球不存在検出状態への変化が適正なスイングに
よる適正変化であるか否かを判別する判別方法は、次の
ようにして構成されている。記憶装置33に記憶された
第1反射形光センサ21及び第2反射形光センサ22の
検出情報に基づいて、第1反射形光センサ21が球存在
検出状態から球不存在検出状態へ変化したときから、適
正なスイングをした際にクラブヘッドが第2反射形光セ
ンサ22の検出範囲と球24の位置との間を通過するの
に要する通過時間(約2ms程度)を遡った時点を基準
にして、その基準時点と、適正なスイングをした際にク
ラブヘッドが前記検出範囲からバックスイング側に移行
されたのち前記検出範囲に戻ってくるのに要する時間に
基づいて設定した設定時間(100ms程度)を前記基
準時点から遡った時点との間において、第2反射形光セ
ンサ22がクラブヘッドを検出していない場合には適正
なスイングによる適正変化であると判別するように構成
されている。
【0019】次に、複数回のスイングにおける記憶装置
33のデータ保存領域に記憶されたデータに基づいて、
演算装置31が、各スイング夫々の各特徴評価ポイント
(ボディーターン開始点、トップ位置時点、振り下ろし
点、打球時点、フィニッシュ点)における荷重中心のバ
ラツキ量を検出し、その検出されたバラツキ量に基づい
て、バラツキ量が少ないほど安定度が高くなるように各
特徴評価ポイントにおけるスイングの安定度を判別す
る。従って、演算装置31は、特徴評価ポイントの測定
結果のバラツキ量を検出するバラツキ量検出手段E及び
特徴評価ポイントの安定度を判別する安定度判別手段F
として機能する。
【0020】以下、上記バラツキ量検出手段Eの判別方
法及び安定度判別手段Fの判別方法について説明する。
先ず、バラツキ量検出手段Eは、記憶装置33のデータ
保存領域に記憶された被験者の体全体の荷重中心のデー
タのうち、最新の複数回(5回程度)のデータの各スイ
ング夫々の各特徴評価ポイントの荷重中心のデータを抽
出し、この抽出した5回の荷重中心のデータの平均荷重
中心を各特徴評価ポイント毎に求め、この平均荷重中心
と各荷重中心との距離を求める。更に、この求められた
距離の平均値をバラツキ量として検出するように構成さ
れている。安定度判別手段Fは、上記バラツキ量検出手
段Eにて求められた距離の平均値を、予め設定された1
0のランクに分類する。尚、この10のランクは、上記
バラツキ量検出手段Eにて求められた距離の平均値が大
きいもの、つまりバラツキ量の大きいものほど小さい値
のランクに分類されるように構成されている。更に、上
記分類されたランクが3以下の場合は、安定度判別手段
Fは、上記の5回の荷重中心のデータのX方向(被験者
の左右方向)の偏差Δx及びY方向(被験者の前後方
向)の偏差Δyを求め、この偏差Δx及びΔyより被験
者の左右方向及び前後方向のバラツキ量を検出するよう
に構成されている。
【0021】次に、表示装置4の表示を制御する制御手
段Uとしての処理装置3は、上記複数箇所の特徴評価ポ
イントにおけるスイングの安定度のうち、最も安定度の
低い箇所の安定度を、表示装置4に出力させる。つま
り、各特徴評価ポイントのうち、上記ランクの最も小さ
い特徴評価ポイントのものを、図9の如く表示させる。
更に、この表示した特徴評価ポイントの安定度のランク
が3以下の場合には、上記偏差Δx及びΔyより、下記
数1に対応するコメントを合わせて表示させる。
【0022】
【数1】(Δy/Δx)>1.5 ………… 前後にば
らついている 1.5≧(Δy/Δx)≧0.5 ………… コメント
なし (Δy/Δx)<0.5 ………… 左右にばらついて
いる 尚、図9の体全体の荷重中心軌跡60において、安定度
を表示した特徴評価ポイントが、その他の特徴評価ポイ
ントと区別できるように、その他の特徴評価ポイントの
マークとは異なったマーク(☆印)にて表示されるよう
に構成されており、更に、上記最も安定度の低い箇所の
安定度の表示を行った後、安定度を表示する特徴評価ポ
イントを、操作卓34により変更設定できるように構成
されている。
【0023】以下に、この装置の使用状態における動作
について図6のフローチャート及び、図7乃至図10に
基づいて説明する。図6のフローチャートにおいて、図
示しない電源スイッチを投入して装置を起動させた後、
操作者が操作卓34より装置の動作モードの設定を行
う。動作モードには、参考軌跡表示モードと参考軌跡非
表示モードの二つのモードがあり、参考軌跡表示モード
では、記憶装置33に記憶されている被験者の体全体に
対応する荷重中心の二次元軌跡と、アドレス時における
被験者の左右の足夫々に対応する荷重中心及び被験者の
体全体に対応する荷重中心とを、スイング中にグラフィ
ック表示装置41に表示させ、参考軌跡非表示モードで
は、それらを表示させない。この二つのモードのうち何
れか一方を選択して動作モードの設定を終了したとき、
動作モードが参考軌跡非表示モードに設定されていれ
ば、次の載置具25上の球24の有無を検出する位置に
進む。又、参考軌跡表示モードに設定されていれば、記
憶装置33に記憶されている被験者の体全体に対応する
荷重中心の二次元軌跡の中から所望の二次元軌跡を参考
軌跡51として選択し、その参考軌跡51と共に、アド
レス時における被験者の左右の足夫々に対応する荷重中
心を参考アドレスポイント52として、アドレス時にお
ける被験者の体全体に対応する荷重中心を参考荷重中心
53として、図7に示す如くグラフィック表示装置41
に表示した後、載置具25上の球24の有無を検出する
位置に進む。
【0024】第1反射形光センサ21にて、載置具25
上に球24が置かれているかどうかを検出して、球24
が載置具25上にない場合、荷重検出センサDの検出デ
ータを取り込み、演算処理して、体全体に対応する荷重
中心及び左右の足夫々に対応する荷重中心を求め、左右
の足の荷重中心点54及び体全体の荷重中心点55とし
て夫々を図7の如くグラフィック表示装置41に表示
し、更に、左右の足夫々の荷重の全体の荷重に対する割
合(つまり、WL/WTとWR/WT)を求め、グラフ
ィック表示装置41の表示画面の左右両端に設けた表示
欄56に割合値が大きい程上方側に来るように割合表示
点57として表示する。この画面制御を行ったのち操作
卓34のモード変更スイッチが押されていれば、動作モ
ード設定前に戻り、押されていなければ球24の有無を
検出する位置に戻る。
【0025】球24が載置具25上に載置されている
と、前回のスイングに対応する記憶データ及びグラフィ
ック表示装置41への表示データをクリアする。その
後、荷重検出センサDの検出データを取り込んで、体全
体の荷重及び荷重中心、左右の足夫々に対応する荷重中
心、並びに、左右の足夫々の荷重の全体の荷重に対する
割合を演算処理によって求めて記憶装置33に記憶する
と共に、図7に示すようにその演算結果を左右の足の荷
重中心点54、体全体の荷重中心点55及び割合表示点
57として実表示モードのグラフィック表示装置41に
する。この画面制御後、スイングがまだ終了していなけ
れば、荷重検出センサDの検出データ取り込み位置に戻
る。
【0026】スイングが終了していれば、すなわち、打
球相当時点から設定時間経過していれば、上記スイング
が適正なスイングであったかどうかを前述の如く判別す
る。不適正なスイングと判断した場合は、このときのデ
ータを消去し球24の有無を検出する位置に戻り、適正
なスイングと判断した場合は、このときのデータ夫々を
記憶装置33のデータ保存領域に転送し、更に、図8に
示すように、体全体の荷重中心の二次元軌跡60、左右
の足夫々に対応する荷重中心の二次元軌跡61,62、
アドレス時における体全体の荷重中心を示すアドレスポ
イント63、アドレス時における左右の足夫々の荷重中
心を示すアドレスポイント64、前記二次元軌跡60に
おけるスイング開始時点65、前記二次元軌跡60にお
けるボディーターン開始点66、前記二次元軌跡60に
おけるトップ位置時点67、前記二次元軌跡60におけ
る振り下ろし点68、前記二次元軌跡60における打球
時点69、前記二次元軌跡60におけるフィニッシュ点
70を、既に表示している参考軌跡と共に、グラフィッ
ク表示装置41に表示する。そして、更に、図10に示
すような体全体の荷重の時間変化のデータをプロッタ4
2に表示する。この体全体の荷重の時間変化の表示にお
いては、スイング開始点65、ボディーターン開始点6
6、トップ位置時点67、振り下ろし点68、打球時点
69、フィニッシュ点70を、夫々の状態を視覚的に示
すマーク80と共に表示してある。尚、グラフィック表
示装置41での表示は、スイング開始点からフィニッシ
ュ点までの間のデータを、プロッタ42での表示は、打
球時点前後所定の時間のデータを夫々表示する。
【0027】次に、操作卓34にて安定度の表示が指示
されれば、図9に示すような体全体の荷重中心の二次元
軌跡60、アドレス時における体全体の荷重中心を示す
アドレスポイント63、アドレス時における左右の足夫
々の荷重中心を示すアドレスポイント64、前記二次元
軌跡60におけるスイング開始時点65、前記二次元軌
跡60におけるボディーターン開始点66、前記二次元
軌跡60におけるトップ位置時点67、前記二次元軌跡
60における振り下ろし点68、前記二次元軌跡60に
おける打球時点69、前記二次元軌跡60におけるフィ
ニッシュ点70を表示する。更に、ボディーターン開始
点、トップ位置時点、振り下ろし点、及び打球時点から
なる特徴評価ポイント夫々において、記憶装置33のデ
ータ保存領域に記憶された過去5回の荷重中心のデータ
を抽出し、表示する。そして、この過去5回の荷重中心
の平均荷重中心を中心とした円90を表示する。尚、こ
の円90の半径は、平均荷重中心と過去5回の荷重中心
との距離の平均値である。更に、この特徴評価ポイント
夫々において前述の如く安定度を判別し、この安定度
を、図9の如く、グラフィック表示装置41の下方に1
0のランクにて表示する。この安定度のランクが3以下
の場合には、前述のごとく被験者の左右又は前後方向に
おけるバラツキ量を求め、表示する。その後、球24の
有無を検出する位置に戻る。尚、安定度の表示が指示さ
れなければ、球24の有無を検出する位置に戻る。
【0028】〔別実施例〕上記実施例では、参考軌跡5
1として被験者の体全体に対応する荷重中心の二次元軌
跡を表示させたが、被験者の左右の足夫々に対応する荷
重中心の二次元軌跡を参考軌跡51として表示させても
良いし、その両方を表示させても良い。上記実施例で
は、荷重測定台を2つとしているが、2つ以上でも良い
し、体全体の荷重及び荷重中心を測定する荷重検出台を
別に設けて、前記荷重検出台10,11と2段重ねに配
置しても良い。上記実施例では、プロッタ42に、体全
体の荷重の時間変化を表示させているが、左右の足夫々
に対応する荷重WL,WRの時間変化を表示させても良
い。上記実施例では、荷重及び荷重中心に関する各測定
情報を記憶装置33のデータ保存領域に保存するように
しているが、外部記憶装置35に測定情報を保存してお
き、必要に応じて読み出して表示装置4に表示させるよ
うにしても良い。
【0029】上記実施例のバラツキ量検出手段は、各特
徴評価ポイント夫々における荷重中心のバラツキ量を検
出しているが、各特徴評価ポイント夫々における被験者
の体全体又は左右の足夫々の荷重のバラツキ量を検出す
るようにしても良いし、各特徴評価ポイント間の経過時
間を求め、この求めた経過時間のバラツキ量を検出する
ようにしても良いし、被験者の体全体又は左右の足夫々
の荷重中心軌跡において、被験者の前後方向又は左右方
向の偏差を求め、この求めた偏差のバラツキ量を検出す
るようにしても良い。
【0030】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したゴルフ練習機の平面図
【図2】本発明を適用したゴルフ練習機の側面図
【図3】ブロック図
【図4】ボディーターン開始点,振り下ろし点の検出を
示す図
【図5】トップ位置時点の検出を示す図
【図6】制御フローチャート
【図7】参考軌跡,荷重中心点等の表示例
【図8】荷重中心点の移動軌跡の表示例
【図9】打球動作の安定度の表示例
【図10】体全体の荷重の時間変化の表示例
【符号の説明】
1 スイング台 4 表示手段 C クラブ E バラツキ量検出手段 F 安定度判別手段 S 荷重測定手段 U 制御手段

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打球具(C)を把持して打球動作する被
    験者を乗せるスイング台(1)と、被験者の体全体又は
    左右の足夫々の荷重又は荷重中心を測定する荷重測定手
    段(S)と、打球動作中における前記荷重測定手段
    (S)の測定結果を時系列データとして記憶し、且つ、
    その記憶した測定結果を表示手段(4)に出力する制御
    手段(U)とが設けられた打球動作練習機であって、 複数回の打球動作における前記荷重測定手段(S)の測
    定結果に基づいて、複数回の打球動作のバラツキ量を検
    出するバラツキ量検出手段(E)と、 そのバラツキ量検出手段(E)にて検出されたバラツキ
    量に基づいて、バラツキ量が少ないほど打球動作の安定
    度を高く判別する安定度判別手段(F)とが設けられ、 前記制御手段(U)は、前記安定度判別手段(F)の判
    別結果を前記表示手段(4)に出力するように構成され
    ている打球動作練習機。
  2. 【請求項2】 前記バラツキ量検出手段(E)は、 複数回の打球動作における前記荷重測定手段(S)の測
    定結果の夫々から、各打球動作夫々についての特徴評価
    ポイントの測定結果を抽出し、 この抽出した特徴評価ポイントの測定結果のバラツキ量
    を検出するように構成されている請求項1記載の打球動
    作練習機。
  3. 【請求項3】 前記バラツキ量検出手段(E)は、 前記荷重中心の測定結果から前記特徴評価ポイントの荷
    重中心を抽出し、 この抽出した前記特徴評価ポイントの複数個の荷重中心
    から、それらの平均荷重中心と各荷重中心夫々との距離
    を求め、 この求められた複数個の距離の平均値をバラツキ量とし
    て検出するように構成されている請求項2記載の打球動
    作練習機。
  4. 【請求項4】 前記バラツキ量検出手段(E)は、 前記荷重中心の測定結果から前記特徴評価ポイントの荷
    重中心を抽出し、 この抽出した前記特徴評価ポイントの複数個の荷重中心
    から、被験者の左右方向及び前後方向のバラツキ量を検
    出するように構成されている請求項2記載の打球動作練
    習機。
  5. 【請求項5】 前記バラツキ量検出手段(E)は、 複数回の打球動作における前記荷重測定手段(S)の測
    定結果の夫々から、各打球動作夫々についての複数箇所
    の特徴評価ポイントの測定結果を抽出し、 この抽出した複数箇所の特徴評価ポイント夫々の測定結
    果より、複数箇所の特徴評価ポイント夫々についてのバ
    ラツキ量を検出し、 前記安定度判別手段(F)は、 前記複数箇所の特徴評価ポイント夫々における安定度を
    判別し、 前記制御手段(U)は、 前記安定度判別手段(F)にて判別された複数箇所の判
    別結果のうちの最も安定度の低い箇所の判別結果を、前
    記表示手段(4)に出力するように構成されている請求
    項2,3又は4記載の打球動作練習機。
  6. 【請求項6】 前記バラツキ量検出手段(E)は、 複数回の打球動作における前記荷重測定手段(S)の測
    定結果に基づいて、各打球動作夫々についての複数箇所
    の特徴評価ポイント間の経過時間を求め、 この求められた特徴評価ポイント間の経過時間のバラツ
    キ量を検出するように構成されている請求項1記載の打
    球動作練習機。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04174683A (ja) * 1990-11-06 1992-06-22 Sugino Mach Ltd ゴルフスイング判断システム

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