JP2739867B2 - ケーブルプラグコネクタ用の差込み接触素子 - Google Patents
ケーブルプラグコネクタ用の差込み接触素子Info
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/24—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands
- H01R4/2416—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type
- H01R4/242—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members being plates having a single slot
- H01R4/2425—Flat plates, e.g. multi-layered flat plates
- H01R4/2429—Flat plates, e.g. multi-layered flat plates mounted in an insulating base
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/66—Structural association with built-in electrical component
- H01R13/6608—Structural association with built-in electrical component with built-in single component
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- H01R13/665—Structural association with built-in electrical component with built-in electronic circuit
- H01R13/6691—Structural association with built-in electrical component with built-in electronic circuit with built-in signalling means
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、特許請求の範囲第１項
の上位概念に記載の形式の差込み接触素子に関する。
の上位概念に記載の形式の差込み接触素子に関する。
【０００２】
【従来の技術】このような差込み接触素子は例えば、近
接スイッチに接続するために使用されるようなセンサ技
術用のケーブルプラグコネクタによって公知である。ア
ングル型プラグコネクタとして構成されたこのようなケ
ーブルプラグコネクタは（例えば本出願人のタイプ”Ｅ
ＬＷＩＫＡ”）、第２図で概略的に図示されている。
接スイッチに接続するために使用されるようなセンサ技
術用のケーブルプラグコネクタによって公知である。ア
ングル型プラグコネクタとして構成されたこのようなケ
ーブルプラグコネクタは（例えば本出願人のタイプ”Ｅ
ＬＷＩＫＡ”）、第２図で概略的に図示されている。
【０００３】第２図において絶縁材料から成る接点支持
体１内に固定された差込みブシュ２は半径方向の孔３を
有している。所属のケーブル芯線５の心線（素線）４の
絶縁体を剥がされた端片は、接触接続のために半径方向
の孔３を介して案内されて、それぞれの差込みブシュ２
にろう接される。
体１内に固定された差込みブシュ２は半径方向の孔３を
有している。所属のケーブル芯線５の心線（素線）４の
絶縁体を剥がされた端片は、接触接続のために半径方向
の孔３を介して案内されて、それぞれの差込みブシュ２
にろう接される。
【０００４】差込みブシュ２の小径の端部区分６は配線
板７の孔を貫通しかつ対向面でろう接８により接点個所
に導電接続される。
板７の孔を貫通しかつ対向面でろう接８により接点個所
に導電接続される。
【０００５】公知のケーブルプラグコネクタの場合ケー
ブル接続形式は、それぞれのケーブル芯線のために必要
な一連の作業過程に基づき、即ちケーブル芯線の絶縁体
剥ぎ取り、心線の撚り、心線の錫メッキ、半径方向孔内
への錫メッキされた心線の押し込み及び差込み接触素子
とのろう接に基づき、極めて費用がかかる。
ブル接続形式は、それぞれのケーブル芯線のために必要
な一連の作業過程に基づき、即ちケーブル芯線の絶縁体
剥ぎ取り、心線の撚り、心線の錫メッキ、半径方向孔内
への錫メッキされた心線の押し込み及び差込み接触素子
とのろう接に基づき、極めて費用がかかる。
【０００６】特に多極のケーブルプラグコネクタの場
合、この費用は特にこのような大量生産品の場合に必要
とされる算定額によって最早購うことができない。
合、この費用は特にこのような大量生産品の場合に必要
とされる算定額によって最早購うことができない。
【０００７】更に、前記接続技術の場合、従来の切断圧
接の場合と同様に、一方では接続個所から突出する所要
の端片及び他方では通常極めて制限されて与えられた所
要のスペースに基づいて、完全に規定された接触素子配
置形式（極パターン）が可能にされるに過ぎない。
接の場合と同様に、一方では接続個所から突出する所要
の端片及び他方では通常極めて制限されて与えられた所
要のスペースに基づいて、完全に規定された接触素子配
置形式（極パターン）が可能にされるに過ぎない。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、でき
るだけ簡単かつ経済的に、差込み接触素子を電気的にケ
ーブル芯線に接続するための費用が最小で済むようにか
つ極めて狭いスペースで差込み接触素子を任意に配置で
きるように、冒頭に述べた形式の差込み接触素子を改良
することにある。
るだけ簡単かつ経済的に、差込み接触素子を電気的にケ
ーブル芯線に接続するための費用が最小で済むようにか
つ極めて狭いスペースで差込み接触素子を任意に配置で
きるように、冒頭に述べた形式の差込み接触素子を改良
することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明によれ
ば、特許請求の範囲第１項の特徴部分に記載の本発明の
構成によって解決された。
ば、特許請求の範囲第１項の特徴部分に記載の本発明の
構成によって解決された。
【００１０】ケーブル接続のために、それぞれの絶縁さ
れたケーブル芯線端片が、まず所属の差込み接触素子の
袋孔内に差し込まれて、９０度だけスリットの案内区分
内に曲げ込まれる。この場合ケーブル芯線端片は、ほぼ
スリットの切断圧接区分の長さだけ袋孔底部の上方に位
置する。当然選択的に、差し込む前にケーブル芯線端片
を既に９０度だけ折り曲げることができる。
れたケーブル芯線端片が、まず所属の差込み接触素子の
袋孔内に差し込まれて、９０度だけスリットの案内区分
内に曲げ込まれる。この場合ケーブル芯線端片は、ほぼ
スリットの切断圧接区分の長さだけ袋孔底部の上方に位
置する。当然選択的に、差し込む前にケーブル芯線端片
を既に９０度だけ折り曲げることができる。
【００１１】次いで個々のケーブル芯線又は全てのケー
ブル芯線が同時にスリットの切断圧接区分内に圧入さ
れ、この場合それぞれの絶縁被覆が突切られかつケーブ
ル心線が圧力下で横断面を変形されて切断圧接区分の縁
部に接触する。
ブル芯線が同時にスリットの切断圧接区分内に圧入さ
れ、この場合それぞれの絶縁被覆が突切られかつケーブ
ル心線が圧力下で横断面を変形されて切断圧接区分の縁
部に接触する。
【００１２】これによって、製作費用がほぼ同じであれ
ば従来に比して著しく僅かな接続費用で極めて簡単な形
式で、ケーブル芯線と差込み接触素子との間でろう接接
続に匹敵する接触接続が得られかつ同時にケーブル芯線
のろう接接続に匹敵する引張り負荷軽減作用及び保持作
用が得られる。従来の切断圧接の場合、引張り負荷軽減
作用及び保持作用は極めて悪い。
ば従来に比して著しく僅かな接続費用で極めて簡単な形
式で、ケーブル芯線と差込み接触素子との間でろう接接
続に匹敵する接触接続が得られかつ同時にケーブル芯線
のろう接接続に匹敵する引張り負荷軽減作用及び保持作
用が得られる。従来の切断圧接の場合、引張り負荷軽減
作用及び保持作用は極めて悪い。
【００１３】更に、個々の差込み接触素子をその都度の
極パターンに応じて調整して極めて簡単に装置内に配置
できかつこれに次いで全ての差込み接触素子を同時に接
点支持体内に圧入することができる。このことは、半径
方向孔を備えた公知の差込み接触素子の場合（第２図参
照）、簡単に行なうことはできない。
極パターンに応じて調整して極めて簡単に装置内に配置
できかつこれに次いで全ての差込み接触素子を同時に接
点支持体内に圧入することができる。このことは、半径
方向孔を備えた公知の差込み接触素子の場合（第２図参
照）、簡単に行なうことはできない。
【００１４】更に有利には、ケーブル芯線の高い引張り
強度に基づいて補助手段を用いることなしに直接的な射
出成形を行なうことができるのに対して、公知の切断圧
接の場合、射出成形時に生ずる大きな力に基づいて接点
が解離されるという危険が生ずる。これによって本発明
では費用が一層減少される。
強度に基づいて補助手段を用いることなしに直接的な射
出成形を行なうことができるのに対して、公知の切断圧
接の場合、射出成形時に生ずる大きな力に基づいて接点
が解離されるという危険が生ずる。これによって本発明
では費用が一層減少される。
【００１５】更に本発明による差込み接触素子は特に、
任意に配置された接点を極めて狭いスペースで単一芯線
に接触接続させるのに用いられる。それというのも公知
のものとは異なって芯線端片は接続個所から突出しない
からである。
任意に配置された接点を極めて狭いスペースで単一芯線
に接触接続させるのに用いられる。それというのも公知
のものとは異なって芯線端片は接続個所から突出しない
からである。
【００１６】更に袋孔内にまだ絶縁されているケーブル
芯線が突入させられることによって、従来とは異なっ
て、漏電する単一素線によってエヤーギャップ及び沿面
距離が変化するという危険も生じない。それというもの
単一素線の折損又は剪断が回避されるからである。
芯線が突入させられることによって、従来とは異なっ
て、漏電する単一素線によってエヤーギャップ及び沿面
距離が変化するという危険も生じない。それというもの
単一素線の折損又は剪断が回避されるからである。
【００１７】請求の範囲第１項の差込み接触素子の有利
な構成は、その他の請求項に記載されている。
な構成は、その他の請求項に記載されている。
【００１８】請求項第２項によるスリットの構成によっ
て、ケーブル芯線の軽い締付けひいては前固定が得ら
れ、この前固定によって、次いで切断圧接区分内への全
てのケーブル芯線の同時の押し込みが行なわれる場合
に、極めて簡単な装置を使用できるようになりかつこの
場合このプロセスは案内区分の異なる個所に設けられる
ケーブル芯線又は脱落するケーブル芯線により複雑化さ
れることなしに行なうことができる。
て、ケーブル芯線の軽い締付けひいては前固定が得ら
れ、この前固定によって、次いで切断圧接区分内への全
てのケーブル芯線の同時の押し込みが行なわれる場合
に、極めて簡単な装置を使用できるようになりかつこの
場合このプロセスは案内区分の異なる個所に設けられる
ケーブル芯線又は脱落するケーブル芯線により複雑化さ
れることなしに行なうことができる。
【００１９】請求項第３項による袋孔の構成によって得
られる狭幅な環状つばによって、次いで行なわれる切断
圧接区分内へのケーブル芯線の押し込みに際してケーブ
ル芯線端片が過度に据え込みもしくは圧縮されないよう
しなかも逆圧によって切断圧接接続部の安全性に不都合
な作用が及ぼされないような十分なスペースを袋孔内で
有するように、予め折り曲げられていないケーブル芯線
端片を超過費用をかけることなしに所属の袋孔内に挿入
することができる。これによって何等かの補助手段を用
いることなしに組立てを著しく簡単にすることができ
る。
られる狭幅な環状つばによって、次いで行なわれる切断
圧接区分内へのケーブル芯線の押し込みに際してケーブ
ル芯線端片が過度に据え込みもしくは圧縮されないよう
しなかも逆圧によって切断圧接接続部の安全性に不都合
な作用が及ぼされないような十分なスペースを袋孔内で
有するように、予め折り曲げられていないケーブル芯線
端片を超過費用をかけることなしに所属の袋孔内に挿入
することができる。これによって何等かの補助手段を用
いることなしに組立てを著しく簡単にすることができ
る。
【００２０】理論的にはこのような作用は、差込み側の
端部に向けて狭められたテーパ状の袋孔によっても得る
ことができる。しかしこの場合、一方では不可避な直径
誤差に基づきかつ他方ではケーブル芯線を所定の長さに
切断した場合通常楕円形である端部横断面に基づき、所
望の差込み深さが確実に得られなくなる。
端部に向けて狭められたテーパ状の袋孔によっても得る
ことができる。しかしこの場合、一方では不可避な直径
誤差に基づきかつ他方ではケーブル芯線を所定の長さに
切断した場合通常楕円形である端部横断面に基づき、所
望の差込み深さが確実に得られなくなる。
【００２１】これに対して請求項第４項によるように、
袋孔の接続側の範囲が狭幅な環状つばまでテーパ状に形
成されていると、有利である。それというのもこれによ
って極めて簡単な形式で環状つばまで袋孔内にそれぞれ
のケーブル芯線を簡単にひいては製作中迅速に挿入でき
るからである。
袋孔の接続側の範囲が狭幅な環状つばまでテーパ状に形
成されていると、有利である。それというのもこれによ
って極めて簡単な形式で環状つばまで袋孔内にそれぞれ
のケーブル芯線を簡単にひいては製作中迅速に挿入でき
るからである。
【００２２】第２図で図示の構成による公知のケーブル
プラグコネクタでは、既に冒頭に述べたように、電気的
な構成部材（例えば抵抗）及びオプトエレクトロニック
な構成部材（例えばＬＥＤｓ）を備えた配線板７を有し
ていて、この配線板７は差込みブシュ２の小径の端部区
分６によって形成されたつばに載置している。この構成
も、製作（小径の端部区分６）の点で並びに組立て（ろ
う接接続）に関し費用がかかる。
プラグコネクタでは、既に冒頭に述べたように、電気的
な構成部材（例えば抵抗）及びオプトエレクトロニック
な構成部材（例えばＬＥＤｓ）を備えた配線板７を有し
ていて、この配線板７は差込みブシュ２の小径の端部区
分６によって形成されたつばに載置している。この構成
も、製作（小径の端部区分６）の点で並びに組立て（ろ
う接接続）に関し費用がかかる。
【００２３】請求項第５項で記載された本発明の有利な
構成によって、配線板のスルーホールメッキされた切欠
き内に圧入される直径を減少されない差込み接触素子の
端部部分の極めて安価な接続部が得られ、かつ、配線板
は同時に、付加的な補助手段を用いることなしに全ての
ケーブル芯線を同時にスリットの切断圧接区分内に押し
込みかつこの区分内で保持するために利用される。
構成によって、配線板のスルーホールメッキされた切欠
き内に圧入される直径を減少されない差込み接触素子の
端部部分の極めて安価な接続部が得られ、かつ、配線板
は同時に、付加的な補助手段を用いることなしに全ての
ケーブル芯線を同時にスリットの切断圧接区分内に押し
込みかつこの区分内で保持するために利用される。
【００２４】一方は配線板及び他方はケーブル芯線と差
込み接触素子との接触接続は同じ作業過程で行なわれひ
いては最小の組立て費用を必要とするに過ぎない。
込み接触素子との接触接続は同じ作業過程で行なわれひ
いては最小の組立て費用を必要とするに過ぎない。
【００２５】請求項第５項の構成によって、スリットの
高さで横断面をＣ字形に形成された、配線板内に位置す
る差込み接触素子の接続側の端部部分の範囲は、ばね弾
性的に構成されかつこれによって圧力下で配線板のスル
ーホールメッキされた切欠きの内壁全体に接触でき、こ
れにより、（Ｃ・プレス嵌め）ひいては効果的な電気的
な接触が生ぜしめられるばかりでなく、同時に配線板用
の申し分のない保持作用が生ぜしめられる。
高さで横断面をＣ字形に形成された、配線板内に位置す
る差込み接触素子の接続側の端部部分の範囲は、ばね弾
性的に構成されかつこれによって圧力下で配線板のスル
ーホールメッキされた切欠きの内壁全体に接触でき、こ
れにより、（Ｃ・プレス嵌め）ひいては効果的な電気的
な接触が生ぜしめられるばかりでなく、同時に配線板用
の申し分のない保持作用が生ぜしめられる。
【００２６】直線的な差込み接触素子の場合、接続され
るケーブルは差込み接触素子の軸線方向に対して９０度
の角度を成して配置されひいてはアングル型プラグコネ
クタが得られる。
るケーブルは差込み接触素子の軸線方向に対して９０度
の角度を成して配置されひいてはアングル型プラグコネ
クタが得られる。
【００２７】
【実施例】第１図では近接スイッチ用の多極のアングル
型プラグコネクタにおける本発明による差込み接触素子
の一実施例を部分断面図で図示している。
型プラグコネクタにおける本発明による差込み接触素子
の一実施例を部分断面図で図示している。
【００２８】アングル型プラグコネクタ１０は接点支持
体１１と、この接点支持体１１内に圧入された、差込み
接触素子としての円筒状の差込みブシュ１２と、プリン
ト配線板１３とを有していて、このプリント配線板１３
は、切換え状態を表示するために、電気的な構成部材、
例えば抵抗１４及びオプトエレクトロニックな構成部
材、例えばＬＥＤｓ１５に接続されている。
体１１と、この接点支持体１１内に圧入された、差込み
接触素子としての円筒状の差込みブシュ１２と、プリン
ト配線板１３とを有していて、このプリント配線板１３
は、切換え状態を表示するために、電気的な構成部材、
例えば抵抗１４及びオプトエレクトロニックな構成部
材、例えばＬＥＤｓ１５に接続されている。
【００２９】差込みブシュ１２は、近接スイッチ（図示
せず）の差込みピン並びにプリント配線板１３の所属の
接点に接続するために、多線のケーブル１８の絶縁され
たケーブル芯線１７の素線１６として形成された心線に
導電接続するために設けられている。
せず）の差込みピン並びにプリント配線板１３の所属の
接点に接続するために、多線のケーブル１８の絶縁され
たケーブル芯線１７の素線１６として形成された心線に
導電接続するために設けられている。
【００３０】差込みブシュ１２をプリント配線板１３の
所属の接点に接続するために、差込みブシュ１２はプリ
ント配線板１３のスルーホールメッキされた切欠き１９
内に圧入される。このことはろう接による接続又は接続
導線を介した接続に較べて特に安価な解決策を成す。
所属の接点に接続するために、差込みブシュ１２はプリ
ント配線板１３のスルーホールメッキされた切欠き１９
内に圧入される。このことはろう接による接続又は接続
導線を介した接続に較べて特に安価な解決策を成す。
【００３１】近接スイッチの差込み接続部にアングル型
プラグコネクタ１０を固定するために、ローレット目を
付けられたグリップ２１を備えた押えナット２０が設け
られていて、この押えナット２０はつば２２によって接
点支持体１１の環状つば２３の背後に係合している。
プラグコネクタ１０を固定するために、ローレット目を
付けられたグリップ２１を備えた押えナット２０が設け
られていて、この押えナット２０はつば２２によって接
点支持体１１の環状つば２３の背後に係合している。
【００３２】差込みブシュ１２はそれぞれ、差込み側の
ブシュ部分２４と接続側の端部部分２５とを有してい
て、この端部部分内には軸方向の袋孔２６及び孔壁２８
内のスリット２７が設けられている。
ブシュ部分２４と接続側の端部部分２５とを有してい
て、この端部部分内には軸方向の袋孔２６及び孔壁２８
内のスリット２７が設けられている。
【００３３】長さを袋孔２６の長さよりも短く形成され
たスリット２７は、接続側の案内区分２９と、これに続
く切断区分３０と、これに続く切断圧接区分３１とを有
している。案内区分２９の幅はケーブル芯線１７の外径
よりも僅かに狭く形成されていて、切断圧接区分３１の
幅は素線１６の直径よりも狭く形成されている。
たスリット２７は、接続側の案内区分２９と、これに続
く切断区分３０と、これに続く切断圧接区分３１とを有
している。案内区分２９の幅はケーブル芯線１７の外径
よりも僅かに狭く形成されていて、切断圧接区分３１の
幅は素線１６の直径よりも狭く形成されている。
【００３４】袋孔２６は差込み側の範囲３２と接続側の
範囲３３とを有していて、この場合接続側の範囲３３は
直径の点で差込み側の範囲３２よりも僅かに大きく形成
されていてかつスリット範囲でのケーブル挿入を容易に
するために差込みブシュ１２の自由端部に向けてテーパ
状に拡大している（テーパ状のケーブル挿入部）。範囲
３２及び３３の直径が異なることによって狭幅な環状つ
ば３４が得られる。
範囲３３とを有していて、この場合接続側の範囲３３は
直径の点で差込み側の範囲３２よりも僅かに大きく形成
されていてかつスリット範囲でのケーブル挿入を容易に
するために差込みブシュ１２の自由端部に向けてテーパ
状に拡大している（テーパ状のケーブル挿入部）。範囲
３２及び３３の直径が異なることによって狭幅な環状つ
ば３４が得られる。
【００３５】絶縁されたケーブル芯線１７の接続形式及
び同時にケーブル芯線１７の引張り負荷軽減作用は、差
込みブシュ１２の記述の本発明の構成によって次ぎの形
式で特に簡単かつ安価に得られる。
び同時にケーブル芯線１７の引張り負荷軽減作用は、差
込みブシュ１２の記述の本発明の構成によって次ぎの形
式で特に簡単かつ安価に得られる。
【００３６】それぞれのケーブル芯線１７はまず環状つ
ば３４まで袋孔２６内に挿入される。このことはテーパ
状のケーブル挿入部によって特に簡単かつ迅速に行なう
ことができ、このケーブル挿入部の（袋孔２６の接続側
の範囲の後続の円筒状の部分の直径に相応する）最小の
直径は芯線直径よりも僅かに大きい。
ば３４まで袋孔２６内に挿入される。このことはテーパ
状のケーブル挿入部によって特に簡単かつ迅速に行なう
ことができ、このケーブル挿入部の（袋孔２６の接続側
の範囲の後続の円筒状の部分の直径に相応する）最小の
直径は芯線直径よりも僅かに大きい。
【００３７】次いでケーブル芯線がほぼ９０度だけスリ
ット２７の案内区分２９内に曲げ込まれかつ記述の寸法
に基づき案内区分内で軽く締め付けられる（前固定され
る）。次いでプリント配線板１３がスルーホールメッキ
された切欠き１９によって差込みブシュ１２の接続側の
端部部分２５に被せられる。
ット２７の案内区分２９内に曲げ込まれかつ記述の寸法
に基づき案内区分内で軽く締め付けられる（前固定され
る）。次いでプリント配線板１３がスルーホールメッキ
された切欠き１９によって差込みブシュ１２の接続側の
端部部分２５に被せられる。
【００３８】この場合一面では、スリット２７の範囲で
横断面をＣ字形に形成された接続側の端部部分２５のば
ね圧によって、いわゆるＣ・プレス嵌めにより不変な確
実な接触が得られ、しかも、プリント配線板１３の不動
な保持作用が得られる。
横断面をＣ字形に形成された接続側の端部部分２５のば
ね圧によって、いわゆるＣ・プレス嵌めにより不変な確
実な接触が得られ、しかも、プリント配線板１３の不動
な保持作用が得られる。
【００３９】他面ではこの場合、プリント配線板１３の
差込み側の面３５によって全てのケーブル芯線１７が同
時にスリット内に押し込まれ、この場合、まず切断区分
３０においてケーブル芯線１７の絶縁被覆が突切られ、
次いで、素線１６が切断圧接区分３１内に圧入されて、
大きな面で圧力下で切断圧接区分の側縁に接触しひいて
は不変な確実な接触接続が得られる。
差込み側の面３５によって全てのケーブル芯線１７が同
時にスリット内に押し込まれ、この場合、まず切断区分
３０においてケーブル芯線１７の絶縁被覆が突切られ、
次いで、素線１６が切断圧接区分３１内に圧入されて、
大きな面で圧力下で切断圧接区分の側縁に接触しひいて
は不変な確実な接触接続が得られる。
【００４０】同時にこの過程においてケーブル芯線１７
の自由端部はほぼ完全に袋孔２６内に挿入される。従っ
て、何等かの補助装置を用いることなしに又は特別な作
業過程を行なうことなしに極めて簡単な取付けを行なう
ことができる。
の自由端部はほぼ完全に袋孔２６内に挿入される。従っ
て、何等かの補助装置を用いることなしに又は特別な作
業過程を行なうことなしに極めて簡単な取付けを行なう
ことができる。
【００４１】折り曲げられた芯線端片はスリット２７内
に保持されるケーブル芯線１７と共に高い引張り負荷軽
減作用を生ぜしめ、この引張り負荷軽減作用は従来の切
断圧接の場合には得られない。この高い引張り強度に基
づき公知の切断圧接形式とは異なって、著しい力が発生
するにも拘らずプラスチック３６を直接射出することが
できる。
に保持されるケーブル芯線１７と共に高い引張り負荷軽
減作用を生ぜしめ、この引張り負荷軽減作用は従来の切
断圧接の場合には得られない。この高い引張り強度に基
づき公知の切断圧接形式とは異なって、著しい力が発生
するにも拘らずプラスチック３６を直接射出することが
できる。
【００４２】実施例ではプラスチック３６は同じ作業過
程で接点支持体１１内の通路を介しても案内されかつこ
の際シール３７を形成する。これによって有利には別個
のシールリングを準備して取付けることが不要になる。
程で接点支持体１１内の通路を介しても案内されかつこ
の際シール３７を形成する。これによって有利には別個
のシールリングを準備して取付けることが不要になる。
【００４３】更に、従来の切断圧接形式とは異なって突
出した芯線端片が存在しないため、差込みブシュ１２を
極めて狭いスペースで任意に配置でき、このとは、常時
できるだけ小さく形成されねばならない差込み接続体の
場合に特に有利である。
出した芯線端片が存在しないため、差込みブシュ１２を
極めて狭いスペースで任意に配置でき、このとは、常時
できるだけ小さく形成されねばならない差込み接続体の
場合に特に有利である。
【００４４】更に、差込み接触素子の本発明の構成では
公知の構成とは異なって何等かの特別な措置を講ずるこ
となしに、漏電する素線、ひいては電圧を案内する構成
部分間の記述のエヤーギャップ及び沿面区間の短絡又は
変化が生じないようにすることができる。
公知の構成とは異なって何等かの特別な措置を講ずるこ
となしに、漏電する素線、ひいては電圧を案内する構成
部分間の記述のエヤーギャップ及び沿面区間の短絡又は
変化が生じないようにすることができる。
【００４５】全体として本発明により構成された差込み
ブシュによって、構造が極めて簡単でかつ極めて安価に
製作されるばかりでなく、プラグコネクタのような大量
生産品のために特に重要である（記述のような）一連の
利点を有するケーブルプラグコネクタが得られる。
ブシュによって、構造が極めて簡単でかつ極めて安価に
製作されるばかりでなく、プラグコネクタのような大量
生産品のために特に重要である（記述のような）一連の
利点を有するケーブルプラグコネクタが得られる。
【図１】近接スイッチ用の多極のアングル型プラグコネ
クタにおける本発明による差込み接触素子の一実施例の
部分断面図。
クタにおける本発明による差込み接触素子の一実施例の
部分断面図。
【図２】公知のケーブルプラグコネクタの概略的な部分
断面図。
断面図。
１０ アングル型プラグコネクタ １１ 接点支持体 １２ 差込みブシュ １３ プリント配線板 １４ 抵抗 １５ 構成部材 １６ 素線 １７ ケーブル芯線 １８ ケーブル １９ 切欠き ２０ 押えナット ２１ グリップ ２２ つば ２３ 環状つば ２４ ブシュ部分 ２５ 端部部分 ２６ 袋孔 ２７ スリット ２８ 孔壁 ２９ 案内区分 ３０ 切断区分 ３１ 切断圧接区分 ３２，３３ 範囲 ３４ 環状つば ３５ 面 ３６ プラスチック ３７ シール
Claims (5)
- 【請求項１】 ケーブル芯線を電気的に接続しかつ機械
的に保持するために差込み側のブシュ部分（２４）と接
続側の端部部分（２５）とを備えたケーブルプラグコネ
クタ用の差込み接触素子において、接続側の端部部分
（２５）内に、ケーブル芯線（１７）の端片を挿入する
ための軸方向の袋孔（２６）、並びに、前記端片に対し
て９０゜の角度を成して折り曲げられたケーブル芯線
（１７）を挿入するための、接続側の端部から出発して
袋孔壁（２８）内に設けられたスリット（２７）が設け
られていて、該スリット（２７）の長さが袋孔（２６）
の長さよりも短く形成されていてかつ前記スリット（２
７）が接続側の端部から出発して順次、案内区分（２
９）と、ケーブル芯線（１７）の絶縁被覆を突切る切断
区分（３０）と、ケーブル芯線（１７）の導電性の心線
（１６）に圧接する切断圧接区分（３１）とを有してお
り、案内区分（２９）の幅が絶縁されたケーブル芯線
（１７）の外径にほぼ等しく形成されかつ切断圧接区分
（３１）の幅がケーブル芯線（１７）の導電性の心線
（１６）の直径よりも狭く形成されていることを特徴と
する、ケーブルプラグコネクタ用の差込み接触素子。 - 【請求項２】 案内区分（２９）の幅が、絶縁されたケ
ーブル芯線（１７）の外径よりも僅かに狭く形成されて
いる、請求項１記載の差込み接触素子。 - 【請求項３】 袋孔（２６）が、差込み側の範囲（３
２）と、接続側の範囲（３３）とを有していて、差込み
側の範囲（３２）の直径が、接続側の範囲（３３）の直
径よりも僅かに小さく形成されていて、差込み側の範囲
（３２）の長さが、スリット（２７）の切断圧接区分
（３１）の長さにほぼ等しく形成されている、請求項１
又は２記載の差込み接触素子。 - 【請求項４】 袋孔（２６）の接続側の範囲（３３）の
少なくとも一部が内向きにテーパ状に狭められていてか
つ袋孔の直径が開放端部で絶縁されたケーブル芯線（１
７）の外径よりも大きく形成されている、請求項１から
３までのいずれか１項記載の差込み接触素子。 - 【請求項５】 切断圧接区分（３１）内にケーブル芯線
（１７）を圧入した場合に接続側の端部部分の自由長さ
がケーブルプラグコネクタ内に配置されるプリント配線
板（１３）の厚さに少なくとも等しいように、スリット
（２７）の長さが設計されていて、前記プリント配線板
（１３）が差込み側の面（３５）によって、ケーブル芯
線（１７）に接触するようになっており、接続側の端部
部分（２５）の外部寸法が配線板（１３）のスルーホー
ルメッキされた切欠き（１９）の内部輪郭に適合して形
成されている、請求項１から４までのいずれか１項記載
の差込み接触素子。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4222685.6 | 1992-07-10 | ||
| DE4222685A DE4222685C2 (de) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | Steckkontaktelement |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06168747A JPH06168747A (ja) | 1994-06-14 |
| JP2739867B2 true JP2739867B2 (ja) | 1998-04-15 |
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Family Applications (1)
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| JP5170165A Expired - Fee Related JP2739867B2 (ja) | 1992-07-10 | 1993-07-09 | ケーブルプラグコネクタ用の差込み接触素子 |
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1992
- 1992-07-10 DE DE4222685A patent/DE4222685C2/de not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-06-30 DE DE59307532T patent/DE59307532D1/de not_active Expired - Fee Related
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