JP2738854B2 - 船外機のカウリング - Google Patents

船外機のカウリング

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JP2738854B2 JP1011569A JP1156989A JP2738854B2 JP 2738854 B2 JP2738854 B2 JP 2738854B2 JP 1011569 A JP1011569 A JP 1011569A JP 1156989 A JP1156989 A JP 1156989A JP 2738854 B2 JP2738854 B2 JP 2738854B2
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直樹 加藤
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は船外機のカウリングに係り、特にボトムカウ
ルの下端から推進ユニットの外壁に延びるエプロンの構
造に関する。
[従来の技術] 従来、ボトムカウルとトップカウルを係脱する係脱機
構が前後に配置されている関係上、この係止機構を解除
するクランプレバーがボトムカウルから突出して前後に
2つ設けられていた。ここで船外機のカウリングとし
て、近年、外面に凹凸のないものがデザイン上好まれる
ようになり、凹凸をなくすためにカウリングの前方にの
みクランプレバーを設け、後方の係脱機構は前方のクラ
ンプレバーにワイヤなどを介して連動させるように構成
することが考えられている。しかし、腐食やその他の不
可抗力によって連動用のワイヤなどが破損する場合があ
り、この場合には前方のクランプレバーを操作してもト
ップカウルをボトムカウルから取外すことは不可能とな
る。
[発明が解決しようとする課題] そこで、カウリングの後部に後部側の係脱機構に近接
して穴を設け、この穴を利用して上記ワイヤの破損など
の異常事態の発生時に後方側の係脱止機構を解除するこ
とも考えられるが、カウリングに穴を形成することはデ
ザイン上好ましくなく、また通常はこの穴を閉じるよう
にしても凹凸が生じるために好適ではない。
そこで、ボトムカウルの下端から推進ユニットの外壁
にまで装着されるエプロンを取外し、推進ユニットの上
端部とボトムカウルの後部底面との間に存在する穴を利
用して、後方側の係脱機構をドライバー等で解除するこ
とが考えられる。しかし、エプロンをボトムカウルに取
付けるために取付けボルトなどの係止手段が必要である
が、このエプロンを取外すにはこの係止手段を外側から
解除しなければならず、そのための座グリや係止手段の
ボルト頭などが外表面に見え、やはりデザイン上好まし
くない。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、その
目的とするところは、ボトムカウルに上下方向に係止さ
れるエプロンを取外すにあたり、該エプロンの外表面に
何ら凹凸などのデザイン上好ましくない部分を存在させ
ることなく、容易に該エプロンを取外すことができる船
外機のカウリングを提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明はこのような目的を達成するために、ボトムカ
ウルにトップカウルを装着することにより、推進ユニッ
ト上部に位置するエンジンを覆うとともに、ボトムカウ
ルに対し、該ボトムカウルの下端から前記推進ユニット
の外壁に至るエプロンを取付けてある船外機のカウリン
グにおいて、エプロンは推進ユニットの前方部を覆う前
側エプロンと後方部を覆う後側エプロンに前後に分割可
能とされ、後側エプロンはボトムカウルに対して係止手
段を介して上下方向に係止され、かつ該係止手段は後側
エプロンを一定の方向にボトムカウルに対して移動させ
ることにより係止状態を解放するよう構成したものであ
る。
[作用] この構成により、まず前側エプロンを取外し、後側エ
プロンを一定の方向に動かすことにより係止手段の係止
状態を解放し、これによって後側エプロンをボトムカウ
ルから取外すことができる。よって、前後部の係脱機構
の連動が機能しなくなった場合、前記エプロンを取外し
てボトムカウル下面の後側に存在する穴を利用し、ドラ
イバーや手などを利用して後方の係脱機構を解除するこ
とができ、カウリング等を破壊することなく異常事態の
発生に対処できる。
[実施例] 以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。
第1図において符号10で示すのは船外機であり、その
推進ユニット12は船体の船尾板14にクランプブラケット
16およびスイベルブラケット18を介して上下、左右に回
動可能に取付けられている。13はスイベルブラケット18
をクランプブラケット16に対して上下に回動可能に支持
するチルトピン、15はステアリングブラケットである。
推進ユニット12の上部にエンジン20が位置し、このエン
ジン20がボトムカウル22とこのボトムカウル22上にシー
ル部材24を介して装着されるトップカウル26とにより覆
われている。この実施例では、凹凸のないカウリングを
達成するため、ボトムカウル22の前面位置の凹所28内
に、ボトムカウル22とトップカウル26との係脱機構を解
除する時に操作されるクランプレバー30が配置されてい
る。
符号32はカウリングの前部および後部にそれぞれ設け
られたいわゆるラッチアンドストライク方式の係脱機構
であり、ボトムカウル22にトップカウル26を装着してト
ップカウル26の天面前後部分を手で押えるだけでトップ
カウル26から垂下する略L字型のフック34がボトムカウ
ル22側のラッチ式の係止部材に係止され、この係止を解
除する際には、クランプレバー30を回動操作することに
より係止部材が弾発的に前記フック34を解放するもので
ある。クランプレバー30の操作により後部側の係脱機構
32を連動させてフック34の係止を解除すべく、前後部の
係脱機構はワイヤ36を介して互いに連結されている。
第2、3図をも参照し、符号38はボトムカウル22の下
端部から推進ユニット12の略中央外壁に至るエプロンで
ある。このエプロン38は推進ユニット12の前方部を覆う
前側エプロン40と、後方部を覆う後側エプロン42とに前
後に分割可能とされ、両者は前方から後方に向けて螺着
される一対の取付ボルト44によって互いに連結される。
この取付ボルト44の頭部は外部に露出するが、スイベル
ブラケット18などの存在により外部からは目につきにく
く、デザイン上大きな支障を来さない。後側エプロン42
はその前方上端部分において、一対の取付ボルト46によ
りボトムカウル22の取付ボス48に連結され、取付ボルト
46は外部からは見えない。
さらに後側エプロン42はその後部において一対の係止
手段50によりボトムカウル22に上下に係止されている。
この係止手段50は、主としてボトムカウル22に形成され
る略だるま穴形状の取付孔52を介し、上方より取付ボル
ト54が後側エプロン42のボス部56に螺着されることによ
り構成される。なお58はカラー、60はゴムダンパー、62
はワッシャであり、ゴムダンパー60はその中央部に小径
の胴部60Aと上下端部に大径の頭部60Bを有する構造とな
っている。通常は前記だるま形状の取付孔52の小径部52
Aに略同径の胴部60Aが嵌まる状態で固定される。ゴムダ
ンパー60の頭部60Bが取付孔52の大径部52Bよりもやや小
径とされることにより、後側エプロン42自体とともにこ
の係止手段50が第2図の後方に移動されることにより、
係止手段50による後側エプロン42とボトムカウル22との
上下方向の係止は解除され、係止手段50とともに後側エ
プロン42がボトムカウル22から下方に取外すことができ
るようになっている。
なおボトムカウル22は、特に第3図に示すように、そ
の底面の後部中央部に大きな切欠き64を有しており、従
って後側エプロン42を取外すことにより、推進ユニット
12の後壁とボトムカウル22の間に切欠き64が開口する。
従ってこの切欠き64を介して後部側の係脱機構32に手な
どが届くような空間が形成される。
なお符号66はボトムカウル22と後側エプロン42との間
に介装されるエギゾーストガイドである。
この構成により、ワイヤ36などが破損してクランプレ
バー30を操作しても後部側の係脱機構32が作動しない場
合は、まず取付ボルト44を取外すことによってエプロン
38の前側エプロン40を推進ユニット12から取外す。これ
により取付ボルト46が外部に露呈するため、この取付ボ
ルト46を取外し、次に後側エプロン42を水平方向後方に
引っ張る。これにより、今まで取付孔52の小径部52Aに
係止していたゴムダンパー60が取付孔52の大径部52Bに
移動し、ゴムダンパー60の頭部60Bがこの大径部52Bより
も小径であるため、係止手段50全体は下方に抜け出るこ
とができ、これによって後側エプロン42を取外すことが
できる。これにより、ボトムカウル22の後部に切欠き64
が露呈し、この切欠き64を介してドライバーや手をもっ
て係脱機構32のフック34に対する係止状態を解除し、ト
ップカウル26を取外すことができる。
なお、クランプレバー30の操作によって前部側の係脱
機構32が解除できないことも考えられるが、この場合に
おいてもエプロン38の後側エプロン42を外して後部側の
係脱機構32を解除し、トップカウル26を後方より押し開
いて長尺の工具などを利用して前部側の係脱機構32を解
放することが可能となる。
[効果] 以上説明したように本発明によれば、ボトムカウルと
トップカウルとの係脱機構に支障が生じた場合でも、両
カウルを破壊することもなく、またカウル自体に凹凸や
穴を設ける必要なく、前後部に設けられた両カウルの係
脱機構を手操作できるようになり、係脱機構の非常事態
に対処できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る船外機のカウリングの全体を示す
切欠き側面図、第2図は第1図の要部を拡大して示す切
欠き側面図、第3図は同分解斜視図である。 10……船外機 12……推進ユニット 20……エンジン 22……ボトムカウル 38……エプロン 40……前側エプロン 42……後側エプロン 50……係止手段 52……取付孔 54……取付ボルト

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボトムカウルにトップカウルを装着するこ
    とにより、推進ユニット上部に位置するエンジンを覆う
    とともに、ボトムカウルに対し、上記ボトムカウルの下
    端から上記推進ユニットの外壁に至るエプロンを取り付
    けてある船外機のカウリングにおいて、 上記エプロンは上記推進ユニットの前方部を覆う前側エ
    プロンと後方部を覆う後ろ側エプロンに前後に分割可能
    とされ、上記前側エプロンは上記後ろ側エプロンに対し
    て第1の係脱機構で係脱可能であり、上記後ろ側エプロ
    ンは上記ボトムカウルに対して第2の係脱機構を介して
    上下方向に係止され、この第2の係脱機構は後ろ側エプ
    ロンを一定の方向に上記ボトムカウルに対して移動させ
    ることにより係止状態が解除されるとともに、上記ボト
    ムカウルの底面には手動操作で上記ボトムカウルと上記
    後ろ側エプロンの係止状態を解除できる孔が形成されて
    いることを特徴とする船外機のカウリング。
  2. 【請求項2】上記トップカウルは、上記トップカウルと
    上記ボトムカウルを、互いに連動して係脱する連結手段
    を介して配置された第3の係脱機構と第4の係脱機構を
    それぞれその前後部に備え、上記第3の係脱機構と第4
    の係脱機構は上記ボトムカウルに配置された係止解除手
    段により上記連結手段を介してその係止状態が解除され
    るものであることを特徴とする請求項1記載の船外機の
    カウリング。
  3. 【請求項3】上記ボトムカウルはその底面において小孔
    と大孔を備える略達磨形状の孔を備え、上記第2の係脱
    機構は上記小孔の位置から上記大孔の位置に移動すると
    によって上記ボトムカウルと上記後ろ側エプロンの係止
    状態が解除されることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の船外機のカウリング。
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