JP2737160B2 - 文章処理装置 - Google Patents

文章処理装置

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JP2737160B2
JP2737160B2 JP63191219A JP19121988A JP2737160B2 JP 2737160 B2 JP2737160 B2 JP 2737160B2 JP 63191219 A JP63191219 A JP 63191219A JP 19121988 A JP19121988 A JP 19121988A JP 2737160 B2 JP2737160 B2 JP 2737160B2
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裕 大山
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、日本語ワードプロセッサなどの文書処理装
置に関し、さらに詳細には、文章の一部分を別の表現に
書き換える際に、書換後の文章表現を提示するための類
義表現提示機能に関する。
(従来の技術) 計算機による文書処理技術の向上に伴い、日本語ワー
ドプロセッサをはじめとした文書処理装置が一般的に使
用されるようになってきた。文書処理装置の利用者は、
各種機能を使用することにより、効率よく文書を作成す
ることができる。
文書処理機能の一つに、類義語提示機能がある。これ
は、ある文章表現を別の文章表現に変更する際に、利用
者の手によって別の文章表現を作成するのではなく、別
の文章表現を装置側から提示することにより、利用者の
便宜を図るためのものである。利用者は提示された類義
語群の中から所望の候補を選択することによって、効率
よく文章の書換を行うことができる。
ここで、類義語提示処理の例を示す。第2図は従来の
類義語提示機能の一実施例を示すブロック図である。1
は、文章テキストを入力するための入力手段であり、2
は文章テキストの編集および全体の動作を制御するため
の編集制御手段であり、3は入力された文章テキストを
記憶するための記憶手段であり、4は表示手段であり、
5はある文章表現とこれの類義表現の対応を記述した類
義語辞書であり、6は該文章テキストの部分構成要素を
もとに類義語辞書5を検索する類義語辞書検索手段であ
る。入力手段1は、既存テキストの一括入力の場合には
二次記憶読取装置や文字認識装置等が使用され、テキス
トを逐次入力するためには、キーボードや音声認識装置
などが使用される。例えば、日本語ワードプロセッサで
は、フロッピーディスク装置や、キーボード(およびか
な漢字変換機構)がこれに相当する。編集制御手段2
は、全体の動作を制御しつつ各種編集機能を実行するた
めのもので、日本語ワードプロセッサにおいては編集モ
ジュールとオペレーティングシステムがこれに相当す
る。記憶手段3は、編集中の文章テキストを記憶するた
めのもので、日本語ワードプロセッサにおいては、通常
は主記憶部が使用される。表示手段4は文章編集の途中
状態や利用者へのメッセージなどを表示するためのもの
で、CRT表示装置がその代表的な実現例である。ここ
で、利用者が「文面の修正」という文章を「文面の訂
正」に書き換える場合を例にとって説明する。なお、類
義語提示などの編集指示コマンドなども、入力手段1か
ら入力されるものとする。
はじめに利用者が、文章テキストの部分構成要素であ
る「修正」を指定した上で類義語提示を指示すると、
「修正」は、編集制御手段2から類義語辞書検索手段6
に渡される。類義語辞書検索手段6は、部分構成要素
「修正」で類義語辞書5を検索する。第3図に類義語辞
書5の一具体例を示す。第3図では、「修正」の類義語
として「訂正」「校正」が、「低い」の類義語として
「小さい」が登録されていることを示している。類義語
辞書検索手段6は、「修正」をもとに「訂正」「校正」
などの類義語群を抽出し、編集制御手段2を介して表示
手段4に提示する。これら一連の処理により、類義語群
を提示することができ、利用者は提示された中から所望
のものを選択することで文章の書換を行うことができ
る。
このように、利用者がある文章表現を変更したい場合
に、それに変わる文章表現の候補を装置側から提示する
ことにより、利用者の文章作成効率を向上させることが
できる。なお、以上のような従来技術としては、特開昭
59−192923「文書作成装置」などが挙げられる。
(発明が解決しようとする課題) 以上に説明したように、類義語提示機能を駆使するこ
とによって、日本語文書作成の効率化を図ることができ
る。しかしながら、類義語辞書5を検索するためのキー
になる文章表現は、たかだか一つに限られている。この
ため、例えば、類義語辞書5に「低い」の類義語として
「小さい」が登録されていれば、前述の手順によって
「背が低い」を「背が小さい」に書き換えることができ
る。しかし、「腰が低い」のように、複数の文章表現で
ひとつの慣用表現を構成している場合には、「腰が小さ
い」となってしまい、元の意味を全く失ってしまう。こ
の問題に対処するため、類義語辞書5に、単語だけでな
く例えば「腰が低い」のように、ひとまとめになった慣
用表現も登録することもできる。しかしながら、この場
合でも、「腰が非常に低い」のように慣用表現の間に別
の文章表現を含む場合などには、類義表現を抽出するこ
とはできない。
(課題を解決するための手段) 本発明は、前述の従来技術にみられた欠点を克服し、
複数の文章表現によって構成される慣用表現に対して
も、類義表現を提供することのできる文章処理装置を提
供する。
本発明によれば、文章テキストを入力する手段と、該
文章テキストを記憶手段と、前記入力手段または記憶手
段の少なくとも一方から該文章テキストを受けて編集す
る手段と、該編集手段で編集された文章テキストの少な
くとも一部を表示する表示手段とを有する文章処理装置
において、複数の文章構成要素によって構成される慣用
表現を記述した慣用表現辞書と、該慣用表現とこれに対
応する類義表現の対応関係を記述した類義表現辞書と、
該類義表現辞書を検索するための類義表現検索手段と、
前記文章テキストの部分構成要素が該慣用表現辞書内の
文章構成要素として存在する際に該文章構成要素ととも
に慣用表現を構成する別の文章構成要素が前記文章テキ
スト内に存在するか否かを調べる慣用表現検査手段を有
し、該別の文章構成要素が存在する場合に前記類義語表
現検索手段は前記類義表現辞書を検索して該別の文章構
成要素に対応する対応類義表現が存在するか否かを調
べ、該対応類義表現が存在する場合に前記編集手段が該
対応類義表現を表示することを特徴とする文章処理装置
を得ることができる。
(実施例) 以下、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
図において、入力手段1から類義語辞書検索手段6まで
の構成要素は、第2図と同じである。また、7は慣用表
現を構成する複数の文章表現の対応関係を記述した慣用
表現辞書であり、8は与えられた文章テキストの部分構
成要素が慣用表現辞書7内の文章構成要素として存在す
るか否かを調べるとともに抽出された部分構成要素とと
もに慣用表現を構成する別の文章構成要素が文章テキス
ト内に存在するか否かを調べる慣用表現検査手段であ
り、9は慣用表現とこれに対応する類義表現の対応関係
を記述した類義表現辞書であり、10は類義表現辞書9を
検索するための類義表現検索手段である。以下、実際の
類義語および類義表現提示処理の流れを、実例によって
説明する。ただし、入力手段1から、類義語提示と類義
表現提示の指示を別の編集指示コマンドとして与えるも
のとする。
はじめに、利用者が「彼は背が低い」の「低い」に対
する別の表現を求める場合を想定する。利用者は、入力
手段1より「低い」と指定した上で類義語提示を指示す
ると、第2図を用いて説明した従来の類義語提示と同様
の手順で、「小さい」を得ることができる。
次に、利用者が「彼が腰が低い」の「腰が低い」を別
の表現に変える場合を想定する。第4図は、第1図実施
例における類義語表現の提示処理の流れの例を示した流
れ図である。第4図において、(401)〜(408)は、説
明の便宜上付与した番号である。はじめに、利用者が文
章テキストの部分構成要素の一つである「低い」を指定
した上で類義表現提示を出すと、「低い」は、編集制御
手段2から慣用表現検査手段8に渡される(401)。慣
用表現検査手段8は、部分構成要素「低い」で慣用表現
辞書7を検索する(402)。慣用表現辞書7の一実施例
を、第5図に示す。第5図の例では、「逆鱗に」と「触
れる」、「耳が」と「痛い」、「腰が」と「低い」が対
応して慣用表現を構成することを示している。第5図の
実現例では、「低い」が登録されているため、これに対
応する「腰が」を取り出し(403)、記憶手段3内の文
章テキストに「腰が」が存在するか否かを調べる(40
4)。ここで、「腰が」が存在しなかった場合には、慣
用表現が存在しないものと判断し(407)、処理を終了
する。本発明の例においては、「腰が」が「低い」の直
前に存在しているため、抽出された慣用表現「腰が低
い」の類義表現が類義表現検索手段10に渡される(40
5)。類義表現検索手段10は、渡された慣用表現をもと
に類義表現辞書9を検索する。第6図に類義表現辞書9
の一具体例を示す。第6図では、「逆鱗に触れる」の類
義表現として「激怒する」が、「馬の耳に念仏」の類義
表現として「馬耳東風」が、「腰が低い」の類義表現と
して「謙虚である」が登録されていることを示してい
る。ここで、「腰が低い」が存在しなかった場合には、
類義表現が存在しないものと判断し(408)、処理を終
了する。第6図の表現例においては、「腰が低い」が類
義表現辞書9に存在するため、対応する類義表現である
「謙虚である」が抽出され、これが編集制御手段2を介
して表示手段4に提示される(406)。これら一連の手
順により、「腰が低い」の類義表現である「謙虚であ
る」を提示することができる。
なお、本発明の実施例では、慣用表現辞書7および類
義表現辞書9に、一般に慣用句と呼ばれる表現のみ登録
してあるが、複数の文章表現要素の組合せであれば、処
理対象を制限するものではない。また、第3図の類義語
辞書5、第5図の慣用表現辞書7および第6図の類義表
現辞書9には、漢字かな混じり表記の対応のみ記述され
ているが、読み・品詞・意味分類などの情報を登録して
おき、それぞれ類義語辞書検索手段6、慣用表現検査手
段8および類義表現検索手段10の処理の際に、これらの
情報を使用することも可能である。また、本発明の実施
例では、類義語辞書5、慣用表現辞書7および類義表現
辞書9を別の装置構成としているが、一つあるいは二つ
の辞書にまとめることも可能である。また、慣用表現検
査手段7が記憶手段3内を調べる際に、調べる範囲を、
例えば「抽出した部分構成要素が含まれる文の範囲」や
「抽出した部分構成要素の位置から別途定めた距離範囲
以内」などのように、抽出した部分構成要素の近傍に限
定することで、慣用表現の構成要素が全く別の位置に偶
然存在することによる誤検出を防ぐこともできる。
(発明の効果) 本発明を用いることにより、複数の文章表現によって
構成される慣用表現に対しても、類義表現を提示するこ
とができる。なお、実施例では、漢字かな混じり文字列
を対象として説明をしていたが、英語など別の言語体系
にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
類義語提示処理を行う従来の文章処理装置の一例を示す
ブロック図、第3図は類義語辞書5の一具体例を示す概
念図、第4図は類義表現提示処理の流れの例を示した流
れ図、第5図は慣用表現辞書7の一具体例を示す概念
図、第6図は類義表現辞書9の一具体例を示す概念図で
ある。 1……入力手段、2……編集制御手段、3……記憶手
段、4……表示手段、5……類義語辞書、6……類義語
辞書検索手段、7……慣用表現辞書、8……慣用表現検
査手段、9……類義表現辞書、10……類義表現検索手
段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文章テキストを入力する手段と、該文章テ
    キストを記憶する手段と、前記入力手段または記憶手段
    の少なくとも一方から該文章テキストを受けて編集する
    手段と、該編集手段で編集された文章テキストの少なく
    とも一部を表示する表示手段とを有する文章処理装置に
    おいて、複数の文章構成要素によって構成される慣用表
    現を記述した慣用表現辞書と、該慣用表現とこれに対応
    する類義表現の対応関係を記述した類義表現辞書と、該
    類義表現辞書を検索するための類義表現検索手段と、前
    記文章テキストの部分構成要素が該慣用表現辞書内の文
    章構成要素として存在する際に該文章構成要素とともに
    慣用表現を構成する別の文章構成要素が前記文章テキス
    ト内に存在するか否かを調べる慣用表現検査手段を有
    し、該別の文章構成要素が存在する場合に前記類義語表
    現検索手段は前記類義表現辞書を検索して該別の文章構
    成要素に対応する対応類義表現が存在するか否かを調
    べ、該対応類義表現が存在する場合に前記編集手段が該
    対応類義表現を表示することを特徴とする文章処理装
    置。
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