JP2736792B2 - 1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン基を含有するトリアジン化合物の製造方法 - Google Patents

1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン基を含有するトリアジン化合物の製造方法

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JP2736792B2 JP63306794A JP30679488A JP2736792B2 JP 2736792 B2 JP2736792 B2 JP 2736792B2 JP 63306794 A JP63306794 A JP 63306794A JP 30679488 A JP30679488 A JP 30679488A JP 2736792 B2 JP2736792 B2 JP 2736792B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン基を含
有するトリアジン化合物の新規な製造方法に関する。
特に本発明は1個もしくはそれ以上のトリアジン環を
含有する1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジルア
ミノトリアジン化合物の簡単でそして便利な製法に関
し、該製法はホルムアルデヒド及びギ酸で対応する2,2,
6,6−テトラメチル−ピペリジン誘導体をメチル化する
ことを基礎とし、そして芳香族炭化水素溶媒中で作用さ
せる。
2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジルアミンのト
リアジン誘導体は合成ポリマーの光安定剤及び熱安定剤
として使用可能であり、例えば米国特許第4,086,204号
及び同第4,108,829号並びにヨーロッパ特許出願第107,6
15号中に記載されている。
更に英国特許出願第2,194,237号は1,2,2,6,6−ペンタ
メチル−4−ピペリジルアミンのあるトリアジン誘導体
もポリオレフィンの場合に注目される酸化防止特性を有
していることを示している。
それ故経済的及び工業的に利用可能な2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジルアミンのトリアジン誘導体の
メチル化方法は非常に興味深い。2,2,6,6−テトラメチ
ルピペリジンの多数の誘導体はトリアセトンアミン(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリドン)から出発して
得ることができる。
前記のピペリジン化合物の1位におけるメチル化は今
までは、使用されるメチル化剤がヨウ化メチル、硫酸メ
チル、p−トルエンスルホン酸メチル、ホルムアルデヒ
ド及びギ酸(エシュヴァイラー−クラーク反応)または
ホルムアルデヒド、水素原子及び水素添加触媒(還元的
メチル化)である、種々の方法で実施されてきている。
この最後の方法は2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
の簡単な誘導体、例えば2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジノールのメチル化に非常に有効であるが、それ
は更に複雑な化合物の製造に適当ではない。この場合、
実際に唯一利用できる方法はエッシュヴァイラー−クラ
ーク反応に基づくものである。;これは例えば米国特許
第3,898,303号、同第3,904,581号、同第3,937,711号、
同第4,107,139号、同第4,316,837号及び同第4,533,688
号並びにヨーロッパ特許出願第103,193号に記載されて
いるように、実際頻繁に種々の1,2,2,6,6−ペンタメチ
ルピペリジン化合物の製造に使用されている。
以下の反応式 で概要を示すことのできる上記の方法は、反応混合物か
らすでに単離されている2,2,6,6−テトラメチルピペリ
ジンを過剰の水性ホルムアルデヒド及びギ酸と数時間加
熱し、反応の最後で混合物をpH9より大きいアルカリ性
にしておき、そして次に過剰のアルカリを除去するため
に繰り返し洗浄した後、ろ過することによりメチル化さ
れた生成物を分離し、最後に乾燥させることよりなる。
この方法は、長時間で、そしてコストが高いので、産業
規模で使用可能な更に簡単で、そして経済的な方法を提
供する必要性がある。
1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジルアミノト
リアジン化合物の製造に特に適している、非常に有利な
メチル化方法を今見い出した。
公知の技術の状況と比較して、本発明の方法は以下の
ように要約できる種々の有利性を有する。: a) テトラメチルピペリジン誘導体を単離せずに、該
誘導体を含有する芳香族炭化水素溶媒中に塩化シアヌル
及び2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジルアミンか
ら得られた反応混合物の直接的な使用; b) より少ない過剰量のホルムアルデヒド及びギ酸の
使用; c) 短時間化された反応時間 d) 反応中に生成したCO2のほぼ完全な除去 e) 水性還流容量のかなりの減少;実際、小過剰量の
ギ酸を使用し、そして反応混合物からCO2をほとんど完
全に除去するのでメチル化された生成物を中和するため
に要求された無機塩基の量を有意に減少させることがで
き、除去すべき副生成物の量が減少する。; f) ピペリジン中のNH基の完全なメチル化が行なわ
れるので得られる生成物は高純度であり:これはメチル
化された生成物の高収量に相当する。
作業時間の相当量の減少、より少量の試薬の使用及び
より高い収量は本発明による方法を経済的に非常に興味
あるものにし、それ故工業規模で使用するのに適してい
る。
本発明は、ホルムアルデヒドおよび蟻酸の混合物を用
いて、少なくとも1個の次式(I): で表わされる基を含有する化合物をメチル化して、少な
くとも1個の次式(II): で表わされる基を含有する相当する化合物を得る方法に
おいて、前記メチル化を芳香族炭化水素溶媒中で行な
い、同時に、反応水および試薬中に含有される水を共沸
蒸留により分離することよりなり、そして、式(I)の
ピペリジン中の>NH基とホルムアルデヒドとギ酸のモル
比が1:1:1ないし1:2:2であるメチル化方法に関する。
本発明による方法中で、ホルムアルデヒドは30−50%
(重量/容量)水溶液として使用されるのが好ましく、
ギ酸は水を30%(重量/容量)まで含むことができる。
使用される芳香族炭化水素溶媒は、例えばトルエン、
キシレンもしくはトリメチルベンゼンで、好ましくはキ
シレンである。
式(I)のピペリジン中のNH基とホルムアルデヒド
とギ酸のモル比が1:1:1ないし1:2:2、好ましくは1:1:1
ないし1:1.3:1.3、特に1:1:1ないし1:1.2:1.2にあるな
かでの前記操作は特に興味深い。
反応温度は80゜ないし150℃、好ましくは90゜ないし1
30℃である。
反応が終了したとき、未反応のギ酸及び残留したCO2
は、例えば無機塩基、好ましくは水酸化ナトリウムもし
くは水酸化カリウムの水溶液で中和する。水相(未反応
ホルムアルデヒドのほかにギ酸塩及び炭酸塩を含む)を
分離した後、有機相を中性になるまで洗浄する。有機相
中に残留している水は有利に共沸的に除去され、そして
溶媒はメチル化生成物を得るために蒸発させる。
従って得られたメチル化生成物は直接使用することが
できるか、または所望により、通常の方法、例えば結晶
化により精製することができる。
メチル化反応のためのホルムアルデヒドはメタノール
を含まないのが好ましい。;これはパラホルムアルデヒ
ドから、例えば約2−3%の水酸化ナトリウムの存在下
で水中に該アルデヒドを溶解することにより得ることが
できる。30−50%に相当するCH2O濃度を得るために必要
な量で水中に懸濁したパラホルムアルデヒドを直接使用
することも可能である。
トリアジン環に直接結合したNH基が式(I)で表わ
される基を含有する化合物中にも存在するとき、これら
の基の全部もしくは一部のメチル化はこのメチル化の程
度を使用される試薬の量及び反応温度に依存させること
が可能である。;より高温はこのメチル化を容易にす
る。
1種もしくはそれ以上の式(I)で表わされる基を含
む化合物は、例えば米国特許第3,925,376号、同第4,08
6,204号、同第4,108,829号、同第4,477,615号及び同第
4,547,548号に記載されているように公知の方法、例え
ば塩化シアヌルを2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリ
ジルアミンと反応させて製造することができる。
特に式(II)で表わされる基を含有し、そして本発明
により製造できる化合物は以下のものである。: 1) 式(III): 〔式中、 X及びX1は同一もしくは異なって次式: (式中、 R1は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、
未置換もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル基で置
換された炭素原子数5ないし7のシクロアルキル基、2
位、3位もしくは4位がOH基、炭素原子数1ないし8の
アルコキシ基もしくは炭素原子数2ないし8のジアルキ
ルアミノ基で一置換された炭素原子数2ないし4のアル
キル基、ベンジル基または1,2,2,6,6−ペンタメチル−
4−ピペリジル基を表わし、 R2は炭素原子数1ないし12のアルキル基、未置換もし
くは炭素原子数1ないし4のアルキル基で置換された炭
素原子数5ないし7のシクロアルキル基、アリル基、フ
ェニル基、ベンジル基もしくは1,2,2,6,6−ペンタメチ
ル−4−ピペリジル基を表わし、並びに R3及びR4は同一または異なって水素原子、炭素原子数
1ないし12のアルキル基、未置換もしくは炭素原子数1
ないし4のアルキル基で置換された炭素原子数5ないし
7のシクロアルキル基、アリル基、2位、3位もしくは
4位がOH基、炭素原子数1ないし8のアルコキシ基もし
くは炭素原子数1ないし8のアルコキシ基もしくは炭素
原子数2ないし8のジアルキルアミノ基で一置換された
炭素原子数2ないし4のアルキル基またはベンジル基を
表わすか、または R3及びR4は、それらが結合している窒素原子と一緒に
なって5員ないし7員の複素環の部分を形成する。)で
表わされる基のうちの1種を表わし、 mは1ないし6の整数を表わし、 mが1を表わすとき、X2は上記で定義したX及びX1
同じ意味を表わすか、または塩素原子もしくは臭素原子
を表わし、並びに mが2を表わすとき、X2は次式: (式中、 R5は上記で定義したR1と同じ意味を表わし、 R6,R8及びR11は同一もしくは異なって水素原子、炭素
原子数1ないし12のアルキル基、未置換もしくは炭素原
子数1ないし4のアルキル基で置換された炭素原子数5
ないし7のシクロアルキル基、またはベンジル基もしく
は1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基を表わ
し、 R7は炭素原子数2ないし12のアルキレン基、炭素原子
数5ないし18のシクロアルキレン基、炭素原子数8ない
し18のジアルキレンシクロヘキシレン基、炭素原子数13
ないし18のアルキレンジシクロヘキシレン基、炭素原子
数14ないし18のアルキリデンジシクロヘキシレン基、キ
シリレン基、1個、2個もしくは3個の酸素原子または
N−R13基で中断された炭素原子数4ないし12のアル
キレン基を表わし、(R13は炭素原子数1ないし12のア
ルキル基もしくはシクロヘキシル基を表わす。)、 R9は炭素原子数2ないし12のアルキレン基、炭素原子
数5ないし18のシクロアルキレン基、炭素原子数8ない
し18のジアルキレンシクロヘキシレン基、炭素原子数13
ないし18のアルキレンジシクロヘキシレン基、炭素原子
数14ないし18のアルキリデンジシクロヘキシレン基、フ
ェニレン基、炭素原子数13ないし26のアルキレンジフェ
ニレン基または未置換もしくはベンゼン環で炭素原子数
1ないし4のアルキル基で置換された炭素原子数14ない
し26のアルキリデンジフェニレン基を表わし、 R10は水素原子もしくはメチル基を表わし、並びに nは2ないし6の整数を表わす。)で表わされる基の
うちの1種を表わし、そして mが3を表わすとき、X2は次式: (式中、 R14,R17,R18,R19,R20,R22,R23及びR25は同一もしくは
異なってR6及びR8で定義したものと同じ意味を表わし、 R15,R16,R21及びR24は同一もしくは異なって炭素原子
数2ないし12のアルキレン基を表わすか、または R15及びR16はN−CH3基で中断された炭素原子数4
ないし6のアルキレン基を表わし、 r及びSは同一もしくは異なって2ないし6の整数を
表わし、並びに tは0もしくは1を表わす。)で表わされる基のうち
の1種を表わし、 mが4、5もしくは6を表わすとき、X2は次式: (式中、 R26及びR29は同一または異なってR6及びR8で定義した
ものと同じ意味を表わし、 R27及びR28は同一または異なって炭素原子数2ないし
12のアルキレン基を表わし、並びに vは1、2もしくは3を表わす。)で表わされる基を
表わすか、または mが4を表わすとき、X2は更に次式: (式中、 R30及びR33は同一もしくは異なって上記で定義したR6
及びR8と同じ意味を表わし、 R31及びR32は同一もしくは異なって炭素原子数2ない
し12のアルキレン基を表わし、並びに Xは上記で定義した意味を表わす。)で表わされる基
のうちの1種を表わすか、または mが6を表わすとき、X2は更に次式: (式中、 R30,R31,R32及びR33は上記で定義した意味を表わ
す。)で表わされる基のうちの1種を表わす。〕で表わ
される化合物であるが、ただし、式(III)で表わされ
る化合物中、少なくとも1個の1,2,2,6,6−ペンタメチ
ル−4−ピペリジル基が少なくとも1種の基X,X1及びX2
中に存在している。
2) 式(V): 〔式中、 X3は上記式(IV a),(IV b),(IV c)及び(IV d)
で表わされる基のうちの1種を表わすか、または次式: (式中、 R11,R18,R19,R20,n,r,s及びtは上記で定義した意味
を表わし、 R12は上記で定義したR11と同じ意味を表わし、 pは上記で定義したnと同じ意味を表わし、並びに qは0もしくは1を表わす。)で表わされる基を表わ
し、 X4は上記で定義したX及びX1と同じ意味を表わし、並
びに wは2ないし50の数を表わし、トリアジン基に結合し
た最初の末端基が、例えばCl,ONa,OK,基X4または次式: (式中、 R6,R7,R8,R9,R10,R11,R12,R18,R19,R20,n,p,q,r,s及
びtは上記で定義した意味を表わす。)で表わされる基
のうちの1種を表わし、基X3に結合している2番目の末
端基は、例えばメチル基、OH基もしくは次式: (式中、 Aは上記で定義した最初の末端基の意味のうちの1種
を表わし、並びに X4は上記で定義した意味を表わす。)で表わされる基
を表わす。〕で表わされる化合物であるが、式(V)で
表わされる上記化合物中で少なくとも1個の1,2,2,6,6
−ペンタメチル−4−ピペリジル基が少なくとも1種の
基X3及びX4中に存在する。
3) 反復単位の式(VI)及び式(VII): を含有し、そして分子量が1,000ないし20,000の間であ
り、(VI)と(VII)のモル比は4:1ないし1:4であるポ
リトリアジン、但し上記式中、X5及びX8は同一もしくは
異なって上記で定義したX3と同じ意味を表わし、X6は上
記で定義したX及びX1と同じ意味を表わし、X7は炭素原
子数2ないし12のアルキレン基、 脂肪族炭素原子数2ないし12のジアシル基、基−CH2CO
−、基−COO−R9−OOC−(R9は上記で定義した意味を表
わす。)で表わすか、またはX7は次式: (式中、X9は上記で定義したX及びX1と同じ意味る表わ
す。)で表わされる基を表わし、ただし上記化合物中、
少なくとも1個の1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペ
リジル基が少なくとも1種の基X5,X6及びX8に存在す
る。
4) 次式(VIII): 〔式中、 X10は上記で定義したX7と同じ意味を表わし、 R34及びR35は同一もしくは異なって水素原子もしくは
炭素原子数1ないし12のアルキル基を表わすか、または R34は更に次式IX: (式中、 R35は上記で定義した意味を表わし、 R36は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル
基、シクロヘキシル基もしくはベンジル基を表わす。)
で表わされる基を表わし、並びに xは2ないし50の数を表わす。〕で表わされる化合
物。
種々の炭素原子数1ないし12のアルキル置換基は、線
状または枝分れ鎖で、例えばメチル基、エチル基、プロ
ピル基、イソプロピル基、ブチル基、2−ブチル基、イ
ソ−ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル
基、ヘプチル基、オクチル基、2−エチルヘキシル基、
ノニル基、デシル基、ウンデシル基もしくはドデシル基
である。
種々の炭素原子数5ないし7のシクロアルキル置換基
は、未置換または炭素原子数1ないし4のアルキル基、
特にメチル基で置換されたもので、例えばシクロペンチ
ル基、シクロヘキシル基、メチルシクロヘキシル基、ジ
メチルシクロヘキシル基、トリメチルシクロヘキシル基
で、好ましくはシクロヘキシル基である。
2位、3位もしくは4位がOH基で一置換された炭素原
子数2ないし4のアルキル基の例は、2−ヒドロキシエ
チル基、2−ヒドロキシプロピル基、3−ヒドロキシプ
ロピル基、2−ヒドロキシブチル基及び4−ヒドロキシ
ブチル基である。
2位、3位もしくは4位が炭素原子数1ないし8のア
ルコキシ基で一置換された炭素原子数2ないし4のアル
キル基の例は、2−メトキシエチル基、2−エトキシエ
チル基、2−ブトキシエチル基、3−メトキシプロピル
基、3−エトキシプロピル基、3−ブトキシプロピル
基、3−オクトキシプロピル基及び4−メトキシブチル
基である。
2位、3位もしくは4位が炭素原子数2ないし8のジ
アルキルアミノ基で一置換された炭素原子数2ないし4
のアルキル基の例は、2−ジエチルアミノエチル基、2
−ジブチルアミノエチル基、3−ジメチルアミノプロピ
ル基、3−ジエチルアミノプロル基及び3−ジブチルア
ミノプロピル基である。
それらが結合している窒素原子と一緒になって酸素原
子もしくは窒素原子のような他のヘテロ原子を含有でき
る5員ないし7員の複素環の部分を形成するR3及びR4
代表的な例は1−ピロリジニル基、1−ピペリジニル
基、4−モルホリニル基、4−メチル−1−ピペラジル
基及び1−ヘキサヒドロアゼピニル基である。
炭素原子数2ないし12のアルキレン基の例は、エチレ
ン基、プロピレン基、トリメチレン基、テトラメチレン
基、ペンタメチレン基、2,2−ジメチルトリメチレン
基、ヘキサメチレン基、ヘプタメチレン基、オクタメチ
レン基、トリメチルヘキサメチレン基、デカメチレン
基、ウンデカメチレン基及びドデカメチレン基である。
炭素原子数5ないし18のシクロアルキレン基の例は、
シクロヘキシレン基もしくは炭素原子数1ないし4のア
ルキル基で置換されたシクロヘキシレン基である。
炭素原子数8ないし18のジアルキレンシクロアルキレ
ン基の例は、シクロヘキシレンジメチレン基及びジメチ
ルシクロヘキシレンジメチレン基である。
炭素原子数13ないし18のアルキリデンジシクロヘキシ
レン基の例は、メチレンジシクロヘキシレン基及びメチ
レン−ビス−(ジメチルシクロヘキシレン)基である。
炭素原子数14ないし18のアルキリデンジシクロヘキシ
レン基の例は、イソプロピリデンジシクロヘキシレン基
である。
1,2もしくは3個の酸素原子で中断された炭素原子数
4ないし12のアルキレン基の例は、3−オキサペンタン
−1,5−ジイル基、4−オキサヘプタン−1,7−ジイル
基、3,6−ジオキサオクタン−1,8−ジイル−4,9−ジオ
キサドデカン−1,12−ジイル基、3,6,9−トリオキサウ
ンデカン−1,11−ジイル基及び4,7,10−トリオキサトリ
デカン−1,13−ジイル基である。
1,2−もしくは3個のN−R13基で中断された炭素原
子数4ないし12のアルキレン基R7の代表例は、3−メチ
ル−3−アザペンタン−1,5−ジイル基、4−メチル−
4−アザヘプタン−1,7−ジイル基、4−ブチル−4−
アザヘプタン−1,7−ジイル基、4−オクチル−4−ア
ザヘプタン−1,7−ジイル基、4−シクロヘキシル−4
−アザヘプタン−1,7−ジイル基、7−メチル−7−ア
ザトリデカン−1,13−ジイル基、4,7−ジメチル−4,7−
ジアザデカン−1,10−ジイル基及び3,6,9−トリアザウ
ンデカン−1,11−ジイル基である。
未置換またはベンゼン環で炭素原子数1ないし4のア
ルキル基で置換された炭素原子数13ないし26のアルキレ
ンジフェニレン基もしくは炭素原子数14ないし26のアル
キリデンジフェニレン基R9の代表例は、メチンレンジフ
ェニレン基、イソプロピリデンジフェニレン基、ブチリ
デンジフェニレン基もしくは次式: で表わされる基である。
N−CH3基で中断された炭素原子数4ないし6のア
ルキレン基R15及びR16の好ましい例は、3−メチル−3
−アザペンタン−1,5−ジイル基、3−メチル−3−ア
ザヘキサン−1,6−ジイル基及び4−メチル−4−アザ
ヘプタン−1,7−ジイル基である。
脂肪族炭素原子数2ないし12のジアシル基X7及びX10
は好ましくは炭素原子数2ないし10のアルカンジオイル
基で、特にオキサリル基、マロニル基、スクシニル基、
アジポイル基もしくはセバコイル基である。
式(III)で表わされる好ましい化合物は、次式(III
a): 〔式中、 R1は炭素原子数1ないし8のアルキル基、シクロヘキ
シル基、1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基
または2位もしくは3位がOH基、炭素原子数1ないし4
のアルコキシ基もしくは炭素原子数2ないし4のジアル
キルアミノ基で一置換された炭素原子数2ないし3のア
ルキル基を表わし、 mは1ないし4の整数を表わし、そして mが1を表わすとき、X2は塩素原子または次式: (式中、 R1は上記で定義した意味を表わし、 R2は炭素原子数1ないし8のアルキル基もしくは1,2,
2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基を表わし、並
びに R3及びR4は同一もしくは異なって水素原子、炭素原子
数1ないし8のアルキル基、シクロヘキシル基もしくは
アリル基を表わすか、または は4−モルホリニル基を表わす。) で表わされる基のうちの1種を表わし、そして mが2を表わすとき、X2は次式: (式中、 R6,R8及びR11は同一もしくは異なって水素原子、炭素
原子数1ないし4のアルキル基、シクロヘキシル基もし
くは1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基を表
わし、 R7は炭素原子数2ないし6のアルキレン基、シクロヘ
キシレン基、シクロヘキシレンジメチレン基、メチレン
ジシクロヘキシレン基、または1個もしくは2個の酸素
原子またはN−CH3基で中断された炭素原子数4ない
し12のアルキレン基を表わし、 R9は炭素原子数2ないし6のアルキレン基、シクロヘ
キシレン基、シクロヘキシレンジメチレン基、イソプロ
ピリデンジシクロヘキシレン基、フェニレン基、メチレ
ンジフェニレン基もしくはイソプロピリデンジフェニレ
ン基を表わす。)で表される基のうちの1種を表わし、
そして mが3を表わすとき、X2は次式: (式中、 R14及びR17は同一もしくは異なって水素原子、炭素原
子数1ないし4のアルキル基もしくは1,2,2,6,6−ペン
タメチル−4−ピペリジル基を表わす。)で表わされる
基を表わし、そして mが4を表わすとき、X2は次式: (式中、 R26及びR29は同一もしくは異なって水素原子、炭素原
子数1ないし4のアルキル基もしくは1,2,2,6,6−ペン
タメチル−4−ピペリジル基を表わす。)で表わされる
基を表わす。〕で表わされる化合物である。
mが2を表わすとき、式(III)で表わされる他の好
ましい化合物は、次式: (式中、 R3′及びR4′は炭素原子数1ないし4のアルキル基も
しくはアリル基を表わし、並びに R3′は更に水素原子を表わすか、または基 が4−モルホリニル基を表わす。) で表わされる化合物である。
好ましい式(V)で表わされる化合物は、次式(V
a): 〔式中、 R7は炭素原子数2ないし6のアルキレン基、シクロヘ
キシレン基、シクロヘキシレンジメチレン基、メチレン
ジシクロヘキシレン基、または1個もしくは2個の酸素
原子もしくはN−CH3基で中断された炭素原子数4な
いし12のアルキレン基を表わし、 X4は次式: (式中、 R1は炭素原子数1ないし8のアルキル基、シクロヘキ
シル基、1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基
または2位もしくは3位がOH基、炭素原子数1ないし4
のアルコキシ基もしくは炭素原子数2ないし4のジアル
キルアミノ基で一置換された炭素原子数2ないし3のア
ルキル基を表わし、 R2は炭素原子数1ないし8のアルキル基もしくは1,2,
2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基を表わし、 R3及びR4は同一もしくは異なって水素原子、炭素原子
数1ないし8のア4ルキル基、シクロヘキシル基もしく
はアリル基を表わすか、または は4−モルホリニル基を表わす。)で表わされる基のう
ちの1種を表わし、並びに wは2ないし20の数を表わし、 トリアジン環に結合する最初の末端基は、例えばONa,
OKもしくは基X4を表わし、並びに 鎖中窒素原子に結合する第2の末端基は例えばメチル
基もしくは (式中、Aは例えばONa,OKもしくは基X4を表わし、並び
にX4は上記で定義した意味を表わす。)を表わす。〕で
表わされる化合物である。
式(VI)及び(VII)で表わされる反復単位を含有す
る好ましいポリトリアジンは、分子量が1,500ないし10,
000の間であり、(VI):(VII)のモル比が3:1ないし
1:3でる化合物であって、式中、X5及びX8は次式: (式中、 R7は炭素原子数2ないし6のアルキレン基、シクロヘ
キシレン基、シクロヘキシレンジメチレン基、メチレン
ジシクロヘキシレン基または1個もしくは2個の炭素原
子またはN−CH3基で中断された炭素原子数4ないし1
2のアルキレン基を表わす。)で表わされる基を表わ
し、 X6は次式: (式中、 R1は炭素原子数1ないし8のアルキル基、シクロヘキ
シル基、1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル
基、または2位もしくは3位がOH基、炭素原子数1ない
し4のアルコキシ基または炭素原子数2ないし4のジア
ルキルアミノ基で−置換された炭素原子数2ないし3の
アルキル基を表わし、並びに R3及びR4は同一もしくは異なって水素原子、炭素原子
数1ないし8のアルキル基、シクロヘキシル基もしくは
アリル基を表わすか、または は4−モルホリニル基を表わす。) で表わされる基のうちの1種を表わし、並びに X7基−CO(CH2)yCO−(式中、yは0ないし8を表わ
す。)または基−CH2CO−を表わす化合物である。
式(VIII)で表わされる上記化合物は、X10基−CO(CH28CO−〔式中、Zは0ないし8を表わ
す。〕、基−CH2CO−または 〔式中、X9が次式: (式中、 R1は炭素原子数1ないし8のアルキル基、シクロヘキ
シル基もしくは1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリ
ジル基を表わし、 R2は炭素原子数1ないし8のアルキル基もしくは1,2,
2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基を表わし、並
びに R3及びR4が同一もしくは異なって水素原子、炭素原子
数1ないし8のアルキル基、シクロヘキシル基もしくは
アリル基を表わすか、または が4−モルホリニル基を表わす。)で表わされる基のう
ちの1種を表わす。〕を表わし、 R34及びR35が同一もしくは異なって水素原子もしくは
メチル基を表わすか、または R34が式(IX)〔式中、R35は水素原子もしくはメチル
基を表わし、R36は炭素原子数1ないし8のアルキル基
もしくはシクロヘキシル基を表わし、並びにxは2ない
し20の数を表わす。〕で表わされる基を表わすのが好ま
しい。
式(II)で表わされる基を含有し、そして本発明に従
って製造できる特に好ましい化合物は以下のものであ
る。
a)式(III a)〔式中、R1は炭素原子数1ないし8の
アルキル基、シクロヘキシル基もしくは1,2,2,6,6−ペ
ンタメチル−4−ピペリジル基を表し、mは1ないし4
の整数を表わし、並びにmが1を表わすとき、X2は塩素
原子または次式: (式中、 R1は前記で定義した意味を表わし、 R2は炭素原子数1ないし8のアルキル基もしくは1,2,
2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基を表わし、並
びに R3及びR4は同一もしくは異なって炭素原子数1ないし
8のアルキル基、シクロヘキシル基もしくはアリル基を
表わし、並びに R3は更に酸素原子を表わすか、または は4−モルホリニル基を表わす。)で表わされる基のう
ちの1種を表わし、そして mが2を表わすとき、X2は次式: (式中、 R6,R8及びR11は同一もしくは異なって水素原子、メチ
ル基もしくは1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
ル基を表わす。)で表わされる基のうちの1種を表わ
し、そして mが3を表わすとき、X2は次式: (式中、 R14及びR17は同一もしくは異なって水素原子、メチル
基もしくは1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル
基を表わす。)で表わされる基を表わし、そして mが4を表わすとき、X2は次式: (式中、 R26及びR29は同一もしくは異なって水素原子もしくは
メチル基を表わす。)で表わされる基を表わす。〕で表
わされる化合物。
b)式(V a)〔式中、R7は基−(CH22-6−を表わ
し、 X4は次式: (式中、R1は炭素原子数1ないし8のアルキル基、シク
ロヘキシル基もしくは1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−
ピペリジル基を表わし、 R3及びR4は同一もしくは異なって炭素原子数1ないし
8のアルキル基もしくはシクロヘキシル基を表わし、並
びに R3は更に水素原子を表わすか、または は4−モルホリニル基を表わす。)で表わされる基のう
ちの1種を表わし、並びに wは2ないし10の数を表わし、そして トリアジン基に結合する末端基は、例えば上記で定義
した基X4のうちの1種を表わし、並びに 鎖中窒素原子に結合する末端基は、例えばメチル基も
しくは (X4は上記で定義した意味を表わす。)を表わす。〕で
表わされる化合物。
本発明による方法は以下に示した実施例1,4,5,9及び1
1の化合物の製法のために特に有効である。
実施例1:N,N′−ビス−〔2,4−ビス−〔N−(1,2,3,6,
6−ペンタメチル−4−ピペリジル)−ブチルアミ
ノ)〕−1,3,5−トリアジン−6−イル〕−1,6−ヘキサ
ンジアミンの製造 a) 10℃に冷却したキシレン250ml中の塩化シアヌル3
6.8g(0.2モル)の溶液に、温度を10℃から15℃の間に
維持しながらN−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペ
リジル)−ブチルアミン84.9g(0.4モル)をゆっくりと
添加する。添加終了後、混合物を周囲温度で1時間撹拌
し、そして水70ml中の水酸化ナトリウム16.8g(0.42モ
ル)の溶液を添加する。
混合物を80℃で2時間加熱し、そしてその後1,6−ヘ
キサンジアミン11.6g(0.1モル)及び水酸化ナトリウム
12g(0.3モル)を添加する。
次に混合物を全還流下で3時間加熱し、続いて反応で
生じた水を分離しながら、更に16時間加熱する。そして
最後に水150mlを添加し、混合物を10分間撹拌して水相
を分離する。
b) ギ酸19.8g(0.43モル)及び2%水性NaOH溶液24.
5ml中のパラホルムアルデヒド13.5g(0.44モル)を溶解
することにより得た溶液からなる混合物を上記で得た溶
液に約2時間かけて添加し、そして110℃に加熱し、添
加された水及び反応水を共沸的に同時に分離する。
次に混合物を70−80℃に冷却して、水20ml中の水酸化
ナトリウム3gの溶液を70−80℃で添加する。
水相を分離し、そして共沸的に水を分離して混合物を
脱水する。
次に溶液を真空(26mbar)にして蒸発させると、融点
が110−114℃である生成物を得る。
元素分析C68H130N16 計算値:C=69.70%;H=11.18%;N=19.12% 測定値:C=69.10%;H=11.08%;N=18.95% 実施例2−11:実施例1と同じ反応条件下でそして適す
る試薬を使用して、実施例1に記載した操作に従うと、
次式: で表わされる以下の化合物を製造する。: 実施例12:実施例1と同じ反応条件下で、そして適当な
試薬を使用して、実施例1に記載した操作に従うと、融
点が224−226℃である次式: で表わされる化合物を製造する。
実施例13−14:実施例1のb)と同じ反応条件下で、そ
して適当な中間体を使用して、上記に記載した操作に従
うと、次式: で表わされる反復単位を含有する以下の化合物を製造す
る。: 分子量は、ヨーロッパ特許出願第255,900号に記載さ
れた方法に従って決定する。
実施例15:N,N′−ビス−〔2,4−ビス−〔N−(1,2,2,
6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)−ブチルアミ
ノ〕−1,3,5−トリアジン−6−イル〕−N,N′−ジメチ
ル−1,6−ヘキサンジアミンの製造 水30ml中に懸濁したギ酸17.4g(0.378モル)及びパラ
ホルムアルデヒド12.97g(0.432モル)を実施例1aに記
載したように製造した、キシレン90ml中のN,N′−ビス
−〔2,4−ビス−〔N−(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジル)−ブチルアミノ〕1,3,5−トリアジン−6
−イル〕−1,6−ヘキサンジアミン6.235g(0.054モル)
の溶液に添加する。
反応容器にふたをして130℃で7時間加熱する。その
後混合物を冷却し、そして水70ml中の水酸化ナトリウム
32g(0.8モル)の溶液を添加する。
混合物を撹拌しながら80℃で30分間加熱する。
キシレン溶液を分離して、2度洗浄して、真空(2mba
r)で蒸発させ、オーブンで乾燥させた後、融点が111−
114℃である生成物を得る。
元素分析C70H134N16 計算値:C=70.07%;H=11.26%;N=18.68% 測定値:C=69.94%;H=11.26%;N=18.62% 実施例16:2−クロロ−4,6−ビス〔N−(1,2,2,6,6−ペ
ンタメチル−4−ピペリジル)−ブチルアミノ〕−1,3,
5−トリアジンの製造 10℃に冷却したキシレン250ml中の塩化シアヌル36.8g
(0.2モル)の溶液に、温度を10℃から15℃の間に維持
しながらN−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)−ブチルアミン84.9g(0.4モル)をゆっくりと添加
する。添加終了後、混合物を周囲温度で1時間撹拌し、
そして水70ml中の水酸化ナトリウム16.8g(0.42モル)
の溶液を添加する。
混合物を80℃で2時間加熱し、室温に冷却して、水相
を分離する。
有機相を水で2度洗浄し、そして次に110℃に加熱す
る。ギ酸21.2g(0.46モル)及び2%NaOH水溶液27.8ml
中にパラホルムアルデヒド15.3g(0.50モル)を溶解し
て得た溶液からなる混合物を上記で得た有機溶液に2時
間かけて添加し、そして110℃に加熱して、添加した水
及び反応で生じた水を共沸的に同時に分離する。
次に混合物を70−80℃に冷却して、水22ml中の水酸化
ナトリウム3.3gの溶液を70−80℃で添加する。
水相を分離し、そして共沸的に水を分離して混合物を
脱水する。
次に溶液を真空(26mbar)にして蒸発させると、融点
が131−133℃である生成物を得る。
元素分析C31H58ClN7 計算値:Cl=6.28% 測定値:Cl=6.30%
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーチン ホラー スイス国 4312 マグデン シュールス トラーセ 11 (72)発明者 バレリオ ボルザッタ イタリー国 ボローニャ ビア ノベリ ー 2 (56)参考文献 特開 昭59−122487(JP,A) 特開 昭59−176278(JP,A) 特開 昭52−73886(JP,A) 特開 昭48−81874(JP,A) 特開 昭54−36295(JP,A)

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホルムアルデヒドおよび蟻酸の混合物を用
    いて、少なくとも1個の次式(I): で表わされる基を含有する化合物をメチル化して、少な
    くとも1個の次式(II): で表わされる基を含有する相当する化合物を得る方法に
    おいて、前記メチル化を芳香族炭化水素溶媒中で行な
    い、同時に、反応水および試薬中に含有される水を共沸
    蒸留により分離することよりなり、そして、式(I)の
    ピペリジン中の>NH基とホルムアルデヒドとギ酸のモル
    比が1:1:1ないし1:2:2であるメチル化方法。
  2. 【請求項2】芳香族炭化水素溶媒がトルエン、キシレン
    もしくはトリメチルベンゼンである請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】芳香族炭化水素溶媒がキシレンである請求
    項1記載の方法。
  4. 【請求項4】式(I)のピペリジン中の>NH基とホルム
    アルデヒドとギ酸のモル比が1:1:1ないし1:1.3:1.3であ
    る請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】式(I)のピペリジン中の>NH基とホルム
    アルデヒドとギ酸のモル比が1:1:1ないし1:1.2:1.2であ
    る請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】反応温度が80゜ないし150℃である請求項
    1記載の方法。
  7. 【請求項7】反応温度が90℃ないし130℃である請求項
    1記載の方法。
  8. 【請求項8】少なくとも1個の式(II)で表わされる基
    を含有する化合物が、次式(III): 〔式中、 X及びX1は同一もしくは異なって次式: (式中、 R1は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、未
    置換もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル基で置換
    された炭素原子数5ないし7のシクロアルキル基、2
    位、3位もしくは4位がOH基、炭素原子数1ないし8の
    アルコキシ基もしくは炭素原子数2ないし8のジアルキ
    ルアミノ基で一置換された炭素原子数2ないし4のアル
    キル基、ベンジル基または1,2,2,6,6−ペンタメチル−
    4−ピペリジル基を表わし、 R2は炭素原子数1ないし12のアルキル基、未置換もしく
    は炭素原子数1ないし4のアルキル基で置換された炭素
    原子数5ないし7のシクロアルキル基、アリル基、フェ
    ニル基、ベンジル基もしくは1,2,2,6,6−ペンタメチル
    −4−ピペリジル基を表わし、並びに R3及びR4は同一または異なって水素原子、炭素原子数1
    ないし12のアルキル基、未置換もしくは炭素原子数1な
    いし4のアルキル基で置換された炭素原子数5ないし7
    のシクロアルキル基、アリル基、2位、3位もしくは4
    位がOH基、炭素原子数1ないし8のアルコキシ基もしく
    は炭素原子数2ないし8のジアルキルアミノ基で一置換
    された炭素原子数2ないし4のアルキル基またはベンジ
    ル基を表わすか、または R3及びR4は、それらが結合している窒素原子と一緒にな
    って5員ないし7員の複素環の部分を形成する。)で表
    わされる基のうちの1種を表わし、 mは1ないし6の整数を表わし、 mが1を表わすとき、X2は上記で定義したX及びX1と同
    じ意味を表わすか、または塩素原子もしくは臭素原子を
    表わし、並びに mが2を表わすとき、X2は次式: (式中、 R5は上記で定義したR1と同じ意味を表わし、 R6、R8及びR11は同一もしくは異なって水素原子、炭素
    原子数1ないし12のアルキル基、未置換もしくは炭素原
    子数1ないし4のアルキル基で置換された炭素原子数5
    ないし7のシクロアルキル基、またはベンジル基もしく
    は1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基を表わ
    し、 R7は炭素原子数2ないし12のアルキレン基、炭素原子数
    5ないし18のシクロアルキレン基、炭素原子数8ないし
    18のジアルキレンシクロヘキシレン基、炭素原子数13な
    いし18のアルキレンジシクロヘキシレン基、炭素原子数
    14ないし18のアクキリデンジシクロヘキシレン基、キシ
    リレン基、1個、2個もしくは3個の酸素原子または>
    N−R13基(式中、R13は炭素原子数1ないし12のアルキ
    ル基もしくはシクロヘキシル基を表わす。)で中断され
    た炭素原子数4ないし12のアルキレン基を表わし、 R9は炭素原子数2ないし12のアルキレン基、炭素原子数
    5ないし18のシクロアルキレン基、炭素原子数8ないし
    18のジアルキレンシクロヘキシレン基、炭素原子数13な
    いし18のアルキレンジシクロヘキシレン基、炭素原子数
    14ないし18のアルキリデンジシクロヘキシレン基、フェ
    ニレン基、炭素原子数13ないし26のアルキレンジフェニ
    レン基または未置換もしくはベンゼン環で炭素原子数1
    ないし4のアルキル基で置換された炭素原子数14ないし
    26のアルキリデンジフェニレン基を表わし、 R10は水素原子もしくはメチル基を表わし、並びに nは2ないし6の整数を表わす。)で表わされる基のう
    ちの1種を表わし、そして、 mが3を表わすとき、X2は次式: (式中、 R14、R17、R18、R19、R20、R22、R23及びR25は同一もし
    くは異なってR6及びR8で定義したものと同じ意味を表わ
    し、 R15、R16、R21及びR24は同一もしくは異なって炭素原子
    数2ないし12のアルキレン基を表わすか、または R15及びR16は>N−CH3基で中断された炭素原子数4な
    いし6のアルキレン基を表わし、 r及びsは同一もしくは異なって2ないし6の整数を表
    わし、並びに tは0もしくは1を表わす。)で表わされる基のうちの
    1種を表わし、 mが4、5もしくは6を表わすとき、X2は次式: (式中、 R26及びR29は同一または異なってR6及びR8で定義したも
    のと同じ意味を表わし、 R27及びR28は同一または異なって炭素原子数2ないし12
    のアルキレン基を表わし、並びに vは1、2もしくは3を表わす。)で表わされる基を表
    わすか、または mが4を表わすとき、X2は更に次式: (式中、 R30及びR33は同一もしくは異なって上記で定義したR6
    びR8と同じ意味を表わし、 R31及びR32は同一もしくは異なって炭素原子数2ないし
    12のアルキレン基を表わし、並びに Xは上記で定義した意味を表わす。)で表わされる基の
    うちの1種を表わすか、または mが6を表わすとき、X2は更に次式: (式中、 R30、R31、R32及びR33は上記で定義した意味を表わ
    す。)で表わされる基のうちの1種を表わす。〕で表わ
    される化合物であるが、ただし、式(III)で表わされ
    る化合物中、少なくとも1個の1,2,2,6,6−ペンタメチ
    ル−4−ピペリジル基が少なくとも1種の基X、X1及び
    X2中に存在している請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】少なくとも1種の式(II)で表わされる基
    を含有する化合物が、次式(V): {式中、 X3が次式(IV a)、(IV b)、(IV c)、(IV d)及び
    (IV e): で表わされる基のうちの1種、または次式: で表わされる基を表わし、 〔上記式中、 R6、R8、R11、R12、R18、R19及びR20は同一もしくは異
    なって水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、
    未置換または炭素原子数1ないし4のアルキル基で置換
    された炭素原子数5ないし7のシクロアルキル基または
    ベンジル基もしくは1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピ
    ペリジル基を表わし、 R7は炭素原子数2ないし12のアルキレン基、炭素原子数
    5ないし18のシクロアルキレン基、炭素原子数8ないし
    18のジアルキレンシクロヘキシレン基、炭素原子数13な
    いし18のアルキレンジシクロヘキシレン基、炭素原子数
    14ないし18のアルキリデンジシクロヘキシレン基、キシ
    リレン基、1個、2個もしくは3個の酸素原子または>
    N−R13基(式中、R13は炭素原子数1ないし12のアルキ
    ル基もしくはシクロヘキシル基を表わす。)で中断され
    た炭素原子数4ないし12のアルキル基を表わし、 R9は炭素原子数2ないし12のアルキレン基、炭素原子数
    5ないし18のシクロアルキレン基、炭素原子数8ないし
    18のジアルキレンシクロヘキシレン基、炭素原子数13な
    いし18のアルキレンジシクロヘキシレン基、炭素原子数
    14ないし18のアルキリデンジシクロヘキシレン基、フェ
    ニレン基、炭素原子数13ないし26のアルキレンジフェニ
    レン基または未置換もしくはベンゼン環で炭素原子数1
    ないし4のアルキル基で置換された炭素原子数14ないし
    26のアルキリデンジフェニレン基を表わし、 R10は水素原子もしくはメチル基を表わし、 n、p、r及びsは同一もしくは異なって2ないし6の
    整数を表わし、並びに q及びtは0もしくは1を表わす。〕 X4が次式: 〔式中、 R1は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、未
    置換もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル基で置換
    された炭素原子数5ないし7のシクロアルキル基、2
    位、3位もしくは4位がOH基、炭素原子数1ないし8の
    アルコキシ基もしくは炭素原子数2ないし8のジアルキ
    ルアミノ基で一置換された炭素原子数2ないし4のアル
    キル基、ベンジル基または1,2,2,6,6−ペンタメチル−
    4−ピペリジル基を表わし、 R2は炭素原子数1ないし12のアルキル基、未置換もしく
    は炭素原子数1ないし4のアルキル基で置換された炭素
    原子数5ないし7のシクロアルキル基、アリル基、フェ
    ニル基、ベンジル基もしくは1,2,2,6,6−ペンタメチル
    −4−ピペリジル基を表わし、並びに R3及びR4は同一または異なって水素原子、炭素原子数1
    ないし12のアルキル基、未置換もしくは炭素原子数1な
    いし4のアルキル基で置換された炭素原子数5ないし7
    のシクロアルキル基、アリル基、2位、3位もしくは4
    位がOH基、炭素原子数1ないし8のアルコキシ基もしく
    は炭素原子数2ないし8のジアルキルアミノ基で一置換
    された炭素原子数2ないし4のアルキル基またはベンジ
    ル基を表わすか、または R3及びR4は、それらが結合している窒素原子と一緒にな
    って5員ないし7員の複素環の部分を形成する。〕で表
    わされる基のうちの1種を表わし、 wは2ないし50の数を表わす。}で表わされる化合物で
    あって、ただし、式(V)で表わされる化合物中、少な
    くとも1個の1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
    ル基が基X3及びX4のうちの少なくとも1種の中に存在す
    る請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】少なくとも1種の式(II)で表わされる
    基を含有する化合物が、反復単位の式(VI)及び式(VI
    I): を含有し、そして、分子量が1,000ないし20,000の間で
    あり、(VI):(VII)のモル比は4:1ないし1:4である
    化合物であって、そして、 上記式中、X5及びX8は同一もしくは異なって次式(IV
    a)、(IV b)、(IV c)、(IV d)及び(IV e): で表わされる基のうちの1種もしくは次式: で表わされる基(式中、R6、R8、R11、R12、R18、R19
    びR20は同一もしくは異なって水素原子、炭素原子数1
    ないし12のアルキル基、未置換もしくは炭素原子数1な
    いし4のアルキル基で置換された炭素原子数5ないし7
    のシクロアルキル基、またはベンジル基もしくは1,2,2,
    6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基を表わし、 R7は炭素原子数2ないし12のアルキレン基、炭素原子数
    5ないし18のシクロアルキレン基、炭素原子数8ないし
    18のジアルキレンシクロヘキシレン基、炭素原子数13な
    いし18のアルキレンジシクロヘキシレン基、炭素原子数
    14ないし18のアルキリデンジシクロヘキシレン基、キシ
    リレン基、1個、2個もしくは3個の酸素原子または>
    N−R13基(式中、R13は炭素原子数1ないし12のアルキ
    ル基もしくはシクロヘキシル基を表わす。)で中断され
    た炭素原子数4ないし12のアルキレン基を表わし、 R9は炭素原子数2ないし12のアルキレン基、炭素原子数
    5ないし18のシクロアルキレン基、炭素原子数8ないし
    18のジアルキレンシクロヘキシレン基、炭素原子数13な
    いし18のアルキレンジシクロヘキシレン基、炭素原子数
    14ないし18のアルキリデンジシクロヘキシレン基、フェ
    ニレン基、炭素原子数13ないし26のアルキレンジフェニ
    レン基または未置換もしくはベンゼン環で炭素原子数1
    ないし4のアルキル基で置換された炭素原子数14ないし
    26のアルキリデンジフェニレン基を表わし、 R10は水素原子もしくはメチル基を表わし、 n、p、r及びsは同一もしくは異なって2ないし6の
    整数を表わし、並びに q及びtは0もしくは1を表わす。)で表わされる基の
    うちの1種を表わし、 X6は次式: (式中、 R1は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、未
    置換もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル基で置換
    された炭素原子数5ないし7のシクロアルキル基、2
    位、3位もしくは4位がOH基、炭素原子数1ないし8の
    アルコキシ基もしくは炭素原子数2ないし8のジアルキ
    ルアミノ基で一置換された炭素原子数2ないし4のアル
    キル基、ベンジル基または1,2,2,6,6−ペンタメチル−
    4−ピペリジル基を表わし、 R2は炭素原子数1ないし12のアルキル基、未置換もしく
    は炭素原子数1ないし4のアルキル基で置換された炭素
    原子数5ないし7のシクロアルキル基、アリル基、フェ
    ニル基、ベンジル基もしくは1,2,2,6,6−ペンタメチル
    −4−ピペリジル基を表わし、並びに R3及びR4は同一または異なって水素原子、炭素原子数1
    ないし12のアルキル基、未置換もしくは炭素原子数1な
    いし4のアルキル基で置換された炭素原子数5ないし7
    のシクロアルキル基、アリル基、2位、3位もしくは4
    位がOH基、炭素原子数1ないし8のアルコキシ基もしく
    は炭素原子数2ないし8のジアルキルアミノ基で一置換
    された炭素原子数2ないし4のアルキル基またはベンジ
    ル基を表わすか、または R3及びR4は、それらが結合している窒素原子と一緒にな
    って5員ないし7員の複素環の部分を形成する。)で表
    わされる基のうちの1種を表わし、 X7は炭素原子数2ないし12のアルキレン基、 脂肪族炭素原子数2ないし12のジアシル基、基−CH2CO
    −、基−COO−R9−OOC−(式中、R9は上記で定義した意
    味を表わす。)で表わすか、またはX7は基 (式中、X9は上記で定義したX6と同じ意味を表わす。)
    を表わすが、ただし、この化合物中の少なくとも1個の
    1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基が少なく
    とも1種の基X5、X6及びX8中に存在する請求項1記載の
    方法。
  11. 【請求項11】少なくとも1個の式(II)で表わされる
    基を含有する化合物が、次式(VIII): {式中、 X10は炭素原子数2ないし12のアルキレン基、 脂肪族炭素原子数2ないし12のジアシル基、基−CH2CO
    −、基−COO−R9−OOC−(式中、R9は炭素原子数2ない
    し12のアルキレン基、炭素原子数5ないし18のシクロア
    ルキレン基、炭素原子数8ないし18のジアルキレンシク
    ロヘキシレン基、炭素原子数13ないし18のアルキレンジ
    シクロヘキシレン基、炭素原子数14ないし18のアルキリ
    デンジシクロヘキシレン基、フェニレン基、炭素原子数
    13ないし26のアルキレンジフェニレン基または未置換も
    しくはベンゼン環で炭素原子数1ないし4のアルキル基
    で置換された炭素原子数14ないし26のアルキリデンジフ
    ェニレン基を表わす。)を表わすか、または X10は次式: 〔式中、 X9は次式: (式中、 R1は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、未
    置換もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル基で置換
    された炭素原子数5ないし7のシクロアルキル基、2
    位、3位もしくは4位がOH基、炭素原子数1ないし8の
    アルコキシ基もしくは炭素原子数2ないし8のジアルキ
    ルアミノ基で一置換された炭素原子数2ないし4のアル
    キル基、ベンジル基または1,2,2,6,6−ペンタメチル−
    4−ピペリジル基を表わし、 R2は炭素原子数1ないし12のアルキル基、未置換もしく
    は炭素原子数1ないし4のアルキル基で置換された炭素
    原子数5ないし7のシクロアルキル基、アリル基、フェ
    ニル基、ベンジル基もしくは1,2,2,6,6−ペンタメチル
    −4−ピペリジル基を表わし、並びに R3及びR4は同一または異なって水素原子、炭素原子数1
    ないし12のアルキル基、未置換もしくは炭素原子数1な
    いし4のアルキル基で置換された炭素原子数5ないし7
    のシクロアルキル基、アリル基、2位、3位もしくは4
    位がOH基、炭素原子数1ないし8のアルコキシ基もしく
    は炭素原子数2ないし8のジアルキルアミノ基で一置換
    された炭素原子数2ないし4のアルキル基またはベンジ
    ル基を表わすか、または R3及びR4は、それらが結合している窒素原子と一緒にな
    って5員ないし7員の複素環の部分を形成する。)で表
    わされる基のうちの1種を表わす。〕を表わし、 R34及びR35は同一もしくは異なって水素原子もしくは炭
    素原子数1ないし12のアルキル基を表わすか、または R34は更に次式(IX): 〔式中、 R35は上記で定義した意味を表わし、 R36は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、
    シクロヘキシル基もしくはベンジル基を表わす。〕で表
    わされる基をも表わし、並びに Xは2ないし50の数を表わす。}で表わされる化合物で
    ある請求項1記載の方法。
  12. 【請求項12】少なくとも1種の式(II)で表わされる
    基を含有する化合物が、次式(III a): 〔式中、 R1は炭素原子数1ないし8のアルキル基、シクロヘキシ
    ル基、1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基ま
    たは2位もしくは3位がOH基、炭素原子数1ないし4の
    アルコキシ基もしくは炭素原子数2ないし4のジアルキ
    ルアミノ基で一置換された炭素原子数2ないし3のアル
    キル基を表わし、 mは1ないし4の整数を表わし、そして mが1を表わすとき、X2は塩素原子または次式: (式中、 R1は上記で定義した意味を表わし、 R2は炭素原子数1ないし8のアルキル基もしくは1,2,2,
    6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基を表わし、並び
    に R3及びR4は同一もしくは異なって水素原子、炭素原子数
    1ないし8のアルキル基、シクロヘキシル基もしくはア
    リル基を表わすか、または は4−モルホニリル基を表わす。) で表わされる基のうちの1種を表わし、そして mが2を表わすとき、X2は次式: (式中、 R6、R8及びR11は同一もしくは異なって水素原子、炭素
    原子数1ないし4のアルキル基、シクロヘキシル基もし
    くは1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基を表
    わし、 R7は炭素原子数2ないし6のアルキレン基、シクロヘキ
    シレン基、シクロヘキシレンジメチレン基、メチレンジ
    シクロヘキシレン基、または1個もしくは2個の酸素原
    子または>N−CH3基で中断された炭素原子数4ないし1
    2のアルキレン基を表わし、 R9は炭素原子数2ないし6のアルキレン基、シクロヘキ
    シレン基、シクロヘキシレンジメチレン基、イソプロピ
    リデンジシクロヘキシレン基、フェニレン基、メチレン
    ジフェニレン基もしくはイソプロピリデンジフェニレン
    基を表わす。)で表わされる基のうちの1種を表わし、
    そして mが3を表わすとき、X2は次式: (式中、 R14及びR17は同一もしくは異なって水素原子、炭素原子
    数1ないし4のアルキル基もしくは1,2,2,6,6−ペンタ
    メチル−4−ピペリジル基を表わす。)で表わされる基
    を表わし、そして mが4を表わすとき、X2は次式: (式中、 R26及びR29は同一もしくは異なって水素原子、炭素原子
    数1ないし4のアルキル基もしくは1,2,2,6,6−ペンタ
    メチル−4−ピペリジル基を表わす。)で表わされる基
    を表わす。〕で表わされる化合物である請求項1記載の
    方法。
  13. 【請求項13】少なくとも1種の式(II)で表わされる
    基を含有する化合物が、次式(V a): 〔式中、 R7は炭素原子数2ないし6のアルキレン基、シクロヘキ
    シレン基、シクロヘキシレンジメチレン基、メチレンジ
    シクロヘキシレン基、または1個もしくは2個の酸素原
    子もしくは>N−CH3基で中断された炭素原子数4ない
    し12のアルキレン基を表わし、 X4は次式: (式中、 R1は炭素原子数1ないし8のアルキル基、シクロヘキシ
    ル基、1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基ま
    たは2位もしくは3位がOH基、炭素原子数1ないし4の
    アルコキシ基もしくは炭素原子数2ないし4のジアルキ
    ルアミノ基で一置換された炭素原子数2ないし3のアル
    キル基を表わし、 R2は炭素原子数1ないし8のアルキル基もしくは1,2,2,
    6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基を表わし、 R3及びR4は同一もしくは異なって水素原子、炭素原子数
    1ないし8のアルキル基、シクロヘキシル基もしくはア
    リル基を表わすか、または は4−モルホリニル基を表わす。) で表わされる基のうちの1種を表わし、並びに wは2ないし20の数を表わす。〕で表わされる化合物で
    ある請求項1記載の方法。
  14. 【請求項14】少なくとも1種の式(II)で表わされる
    基を含有する化合物は、式(VI)及び式(VII)の反復
    単位を含み、そして分子量が1,500ないし10,000の間で
    あり、(VI):(VII)のモル比が3:1ないし1:3である
    化合物であって、上記式中、X5及びX8は次式: (式中、 R7は炭素原子数2ないし6のアルキレン基、シクロヘキ
    シレン基、シクロヘキシレンジメチレン基、メチレンジ
    シクロヘキシレン基または1個もしくは2個の酸素原子
    または>N−CH3基で中断された炭素原子数4ないし12
    のアルキレン基を表わす。)で表わされる基を表わし、 X6は次式: (式中、 R1は炭素原子数1ないし8のアルキル基、シクロヘキシ
    ル基、1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基、
    または2位もしくは3位がOH基、炭素原子数1ないし4
    のアルコキシ基もしくは炭素原子数2ないし4のジアル
    キルアミノ基で一置換された炭素原子数2ないし3のア
    ルキル基を表わし、 R2は炭素原子数1ないし8のアルキル基または1,2,2,6,
    6−ペンタメチル−4−ピペリジル基を表わし、並びに R3及びR4は同一もしくは異なって水素原子、炭素原子数
    1ないし8のアルキル基、シクロヘキシル基もしくはア
    リル基を表わすか、または は4−モルホリニル基を表わす。) で表わされる基のうちの1種を表わし、並びに X7基−CO(CH2)yCO−(式中、yは0ないし8を表わ
    す。)または基−CH2CO−を表わす請求項10記載の方
    法。
  15. 【請求項15】少なくとも1種の式(II)で表わされる
    基を含有する化合物が、前記式(VIII): {式中、 X10基−CO(CH2)zCO−〔式中、zは0ないし8を表わ
    す。〕、 基−CH2CO−または基 〔式中、X9は次式: (式中、 R1は炭素原子数1ないし8のアルキル基、シクロヘキシ
    ル基もしくは1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
    ル基を表わし、 R2は炭素原子数1ないし8のアルキル基もしくは1,2,2,
    6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基を表わし、並び
    に R3及びR4は同一もしくは異なって水素原子、炭素原子数
    1ないし8のアルキル基、シクロヘキシル基もしくはア
    リル基を表わすか、または は4−モルホリニル基を表わす。) で表わされる基のうちの1種を表わす。〕を表わし、 R34及びR35は同一もしくは異なって水素原子もしくはメ
    チル基を表わすか、または R34は式(IX)〔式中、R35は水素原子もしくはメチル基
    を表わし、R36は炭素原子数1ないし8のアルキル基も
    しくはシクロヘキシル基を表わし、並びにxは2ないし
    20の数を表わす。〕で表わされる基を表わす。}で表わ
    される化合物である請求項11記載の方法。
  16. 【請求項16】少なくとも1種の式(II)で表わされる
    基を含有する化合物が、前記式(III a)〔式中、R1
    炭素原子数1ないし8のアルキル基、シクロヘキシル基
    もしくは1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基
    を表わし、並びに mが1を表わすとき、X2は塩素原子または次式: (式中、 R1は前記で定義した意味を表わし、 R2は炭素原子数1ないし8のアルキル基もしくは1,2,2,
    6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基を表わし、並び
    に R3及びR4は同一もしくは異なって炭素原子数1ないし8
    のアルキル基、シクロヘキシル基もしくはアリル基を表
    わし、並びに R3は更に水素原子を表わすか、または は4−モルホリニル基を表わす。) で表わされる基のうちの1種を表わし、そして、 mが2を表わすとき、X2は次式: 及び (式中、 R6、R8及びR11は同一もしくは異なって水素原子、メチ
    ル基もしくは1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
    ル基を表わす。)で表わされる基のうちの1種を表わ
    し、そして mが3を表わすとき、X2は次式: (式中、 R14及びR17は同一もしくは異なって水素原子、メチル基
    もしくは1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル基
    を表わす。)で表わされる基を表わし、そして mが4を表わすとき、X2は次式: (式中、 R26及びR29は同一もしくは異なって水素原子もしくはメ
    チル基を表わす。)で表わされる基を表わす。〕で表わ
    される化合物である請求項12記載の方法。
  17. 【請求項17】少なくとも1種の式(II)で表わされる
    基を含有する化合物が、前記式(V a) 〔式中、 R7を表わし、 X4は次式: (式中、 R1は炭素原子数1ないし8のアルキル基、シクロヘキシ
    ル基もしくは1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
    ル基を表わし、 R3及びR4は同一もしくは異なって炭素原子数1ないし8
    のアルキル基もしくはシクロヘキシル基を表わし、並び
    に R3は更に水素原子を表わすか、または は4−モルホリニル基を表わす。) で表わされる基のうちの1種を表わし、並びに、 wは2ないし10の数を表わす。〕で表わされる化合物で
    ある請求項15記載の方法。
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