JP2733135B2 - 光学読取装置のレーザー発生制御方式 - Google Patents
光学読取装置のレーザー発生制御方式Info
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Description
【発明の詳細な説明】 ［目次］ 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段（第１図） 作用（第１図） 実施例 ・全体の構成（第２図） ・レーザー走査部（第３図） ・レーザー発生制御部の第１の実施例（第４図、第５
図） ・全体の動作 ・レーザー発生制御部の第２の実施例（第６図） ・全体の動作（第７図、第８図） ・レーザー発生制御部の第３の実施例（第９図） ・全体の動作（第10図、第11図） ・レーザー発生制御部の第４の実施例（第12図、第13
図） ・全体の動作 発明の効果 ［概要］ レーザーの発生時間を短くしてレーザーダイオードの
寿命を長くする光学読取装置のレーザー発生制御方式に
関し、 トリガスイッチや物品センサを用いずにレーザーの発
生時間を短縮してレーザーダイオードの長寿命化ができ
る光学読取装置のレーザー発生制御方式を提供すること
を目的とし、 レーザー発生制御部は、レーザー発生素子をオン・オ
フしてレーザーの発生を断続的に行ない、レーザーの断
続発生中にマークからの反射光を検出した場合には、レ
ーザー発生素子を連続的にオンしてレーザーの発生を連
続的に行ない、レーザーの連続発生中に所定の第１の時
間以上マークからの反射光を検出しない場合には断続発
生に切り換えるように構成する。
図） ・全体の動作 ・レーザー発生制御部の第２の実施例（第６図） ・全体の動作（第７図、第８図） ・レーザー発生制御部の第３の実施例（第９図） ・全体の動作（第10図、第11図） ・レーザー発生制御部の第４の実施例（第12図、第13
図） ・全体の動作 発明の効果 ［概要］ レーザーの発生時間を短くしてレーザーダイオードの
寿命を長くする光学読取装置のレーザー発生制御方式に
関し、 トリガスイッチや物品センサを用いずにレーザーの発
生時間を短縮してレーザーダイオードの長寿命化ができ
る光学読取装置のレーザー発生制御方式を提供すること
を目的とし、 レーザー発生制御部は、レーザー発生素子をオン・オ
フしてレーザーの発生を断続的に行ない、レーザーの断
続発生中にマークからの反射光を検出した場合には、レ
ーザー発生素子を連続的にオンしてレーザーの発生を連
続的に行ない、レーザーの連続発生中に所定の第１の時
間以上マークからの反射光を検出しない場合には断続発
生に切り換えるように構成する。
［産業上の利用分野］ 本発明は光学読取装置のレーザー発生制御方式に関わ
り、特にレーザーの発生時間を短くしてレーザーダイオ
ードの寿命を長くする光学読取装置のレーザー発生制御
方式に関する。
り、特にレーザーの発生時間を短くしてレーザーダイオ
ードの寿命を長くする光学読取装置のレーザー発生制御
方式に関する。
近年、流通業等のPOSシステムに代表されるように、
バーコードの利用が盛んになってきており、より小型で
低価格、低消費電力のバーコード読取装置の必要性が高
まっている。このため、レーザー源として、レーザーダ
イオードLDが開発され、He−Neレーザー発振器に代わっ
て使用されるようになっている。
バーコードの利用が盛んになってきており、より小型で
低価格、低消費電力のバーコード読取装置の必要性が高
まっている。このため、レーザー源として、レーザーダ
イオードLDが開発され、He−Neレーザー発振器に代わっ
て使用されるようになっている。
かかるレーザーダイオードはHe−Neレーザー発振器に
比べると小型にでき、しかも低消費電力駆動が可能であ
るというメリットがある反面、寿命に問題がある。すな
わち、レーザーダイオードの寿命はレーザー発生時間
（点灯時間）に依存して短くなり、定期的にレーザーダ
イオードを交換しなければならない。
比べると小型にでき、しかも低消費電力駆動が可能であ
るというメリットがある反面、寿命に問題がある。すな
わち、レーザーダイオードの寿命はレーザー発生時間
（点灯時間）に依存して短くなり、定期的にレーザーダ
イオードを交換しなければならない。
このため、レーザーダイオードの長寿命化が要望され
ている。
ている。
［従来の技術］ バーコード読取装置においては、バーコード読取時の
みレーザーダイオードをオンしてレーザー発生時間を短
くし、その寿命を伸ばしている。すなわち、通常レーザ
ーの発生を停止しており、物品センサと呼ばれる光セン
サで物品が読取空間に進入してきたことを検出した時、
あるいは読取をトリガするスイッチがオンした時のみ、
レーザーダイオードをオンすることによりレーザーダイ
オードのレーザー発生時間を短くして寿命を伸ばしてい
る。
みレーザーダイオードをオンしてレーザー発生時間を短
くし、その寿命を伸ばしている。すなわち、通常レーザ
ーの発生を停止しており、物品センサと呼ばれる光セン
サで物品が読取空間に進入してきたことを検出した時、
あるいは読取をトリガするスイッチがオンした時のみ、
レーザーダイオードをオンすることによりレーザーダイ
オードのレーザー発生時間を短くして寿命を伸ばしてい
る。
［発明が解決しようとする課題］ しかし、物品センサを用いる方法ではセンサ性能によ
り操作性が左右され、しかもセンサを設けるために装置
が大掛かりになり、更にコストアップの原因になる問題
がある。
り操作性が左右され、しかもセンサを設けるために装置
が大掛かりになり、更にコストアップの原因になる問題
がある。
又、トリガスイッチによりレーザーダイオードをオン
／オフする方法では、バーコードを読ませる度にスイッ
チを操作する必要があり、操作性が悪く、バーコードを
読み取らせる作業頻度が多い作業では作業者の負担が大
きい問題がある。
／オフする方法では、バーコードを読ませる度にスイッ
チを操作する必要があり、操作性が悪く、バーコードを
読み取らせる作業頻度が多い作業では作業者の負担が大
きい問題がある。
以上から本発明の目的は、トリガスイッチや物品セン
サを用いずにレーザーの発生時間を短縮してレーザーダ
イオードの長寿命化ができる光学読取装置のレーザー発
生制御方式を提供することである。
サを用いずにレーザーの発生時間を短縮してレーザーダ
イオードの長寿命化ができる光学読取装置のレーザー発
生制御方式を提供することである。
［課題を解決するための手段］ 第１図は本発明の原理説明図である。
11は物品、12は物品に貼付あるいは印刷されているバ
ーコード、13はバーコードをレーザーで走査するレーザ
ー走査部、14はレーザーの発生を制御するレーザー発生
制御部、16はバーコードからの反射光を光電変換する光
検知器、17は光検知器出力を二値化する二値化回路部、
18は二値化回路部出力に基づいてバーコードデータを復
調すると共に装置全体の制御を行なう信号処理部であ
る。レーザー発生制御部14において、14aはレーザー制
御信号発生部、14bは所定のデューティを備えたパルス
信号PNFを発生するオン・オフ信号発生部、14cはタイマ
ーである。
ーコード、13はバーコードをレーザーで走査するレーザ
ー走査部、14はレーザーの発生を制御するレーザー発生
制御部、16はバーコードからの反射光を光電変換する光
検知器、17は光検知器出力を二値化する二値化回路部、
18は二値化回路部出力に基づいてバーコードデータを復
調すると共に装置全体の制御を行なう信号処理部であ
る。レーザー発生制御部14において、14aはレーザー制
御信号発生部、14bは所定のデューティを備えたパルス
信号PNFを発生するオン・オフ信号発生部、14cはタイマ
ーである。
［作用］ レーザー発生制御部14は、レーザー走査部13内のレー
ザー発生素子を所定のデューティでオン・オフし、レー
ザーの発生を断続的に行なう。これにより、デューティ
を50％とすれば発生時間を連続発生の1/2にでき２倍の
長寿命化が可能となる。
ザー発生素子を所定のデューティでオン・オフし、レー
ザーの発生を断続的に行なう。これにより、デューティ
を50％とすれば発生時間を連続発生の1/2にでき２倍の
長寿命化が可能となる。
また、レーザー発生制御部14は、レーザー発生素子を
オン・オフしてレーザーの発生を断続的に行ない、断続
発生中にバーコード12からの反射光を検出したことが光
検知器16、二値化回路部17、信号処理部18により識別さ
れた場合には、レーザー発生素子を連続的にオンしてレ
ーザーの発生を連続的に行ない、連続発生中に所定時間
以上バーコード12からの反射光を検出しない場合には断
続発生に切り換える。このようにすれば、レーザー発生
時間を減少できると共に、連続発生することにより確実
にバーコードを読み取れ、しかも連続して物品が到来す
る場合に有利である。
オン・オフしてレーザーの発生を断続的に行ない、断続
発生中にバーコード12からの反射光を検出したことが光
検知器16、二値化回路部17、信号処理部18により識別さ
れた場合には、レーザー発生素子を連続的にオンしてレ
ーザーの発生を連続的に行ない、連続発生中に所定時間
以上バーコード12からの反射光を検出しない場合には断
続発生に切り換える。このようにすれば、レーザー発生
時間を減少できると共に、連続発生することにより確実
にバーコードを読み取れ、しかも連続して物品が到来す
る場合に有利である。
又、レーザー発生制御部14は、レーザー断続時に所定
時間経過してもマークからの反射光を検出しない場合に
は、オン・オフのデューティを漸減するようにしたか
ら、比較的物品が流れてくる状況ではトータルのオン時
間を長くでき、一方、相当ゆっくりと物品が流れてくる
ような状況ではトータルのオン時間を短くでき、物品の
流れにあったオン時間設定ができる。
時間経過してもマークからの反射光を検出しない場合に
は、オン・オフのデューティを漸減するようにしたか
ら、比較的物品が流れてくる状況ではトータルのオン時
間を長くでき、一方、相当ゆっくりと物品が流れてくる
ような状況ではトータルのオン時間を短くでき、物品の
流れにあったオン時間設定ができる。
更に、レーザー発生制御部14は、連続発生中に所定時
間以上マークからの反射光を検出しない場合には断続発
生に切り換え、断続発生中に所定時間以上マークからの
反射光を検出しない場合にはレーザーの発生を停止す
る。これにより、作業終了後の電源切断忘れがあった
時、あるいは作業を停止したとき、あるいは客がほとん
どなく装置が動作していない時、自動的にレーザーの発
生を停止し、長寿命化を図ることができる。尚、レーザ
ーの発生停止時、モータやマーク読取部の動作を停止
（電源オフ）とすることにより電力消費を軽減できる。
間以上マークからの反射光を検出しない場合には断続発
生に切り換え、断続発生中に所定時間以上マークからの
反射光を検出しない場合にはレーザーの発生を停止す
る。これにより、作業終了後の電源切断忘れがあった
時、あるいは作業を停止したとき、あるいは客がほとん
どなく装置が動作していない時、自動的にレーザーの発
生を停止し、長寿命化を図ることができる。尚、レーザ
ーの発生停止時、モータやマーク読取部の動作を停止
（電源オフ）とすることにより電力消費を軽減できる。
［実施例］ 全体の構成 第２図は本発明のバーコード読取装置の全体図であ
り、第１図と同一部分には同一符号を付している。図
中、11は物品、12は物品に貼付あるいは印刷されている
バーコード、13はバーコードをレーザーで走査するレー
ザー走査部、14はレーザーの発生を制御するレーザー発
生制御部、15はバーコードからの反射光を集光する集光
部、16は集光部に集光された光を電気信号に変換する光
検知器、17は光検知器出力を二値化する二値化回路部、
18は二値化出力を復調すると共に装置全体の制御を行な
う信号処理部、19は操作部、20は電源、21は二値化回路
部へ電圧Ｅ（＝12ボルト）を供給する電圧供給回路であ
る。
り、第１図と同一部分には同一符号を付している。図
中、11は物品、12は物品に貼付あるいは印刷されている
バーコード、13はバーコードをレーザーで走査するレー
ザー走査部、14はレーザーの発生を制御するレーザー発
生制御部、15はバーコードからの反射光を集光する集光
部、16は集光部に集光された光を電気信号に変換する光
検知器、17は光検知器出力を二値化する二値化回路部、
18は二値化出力を復調すると共に装置全体の制御を行な
う信号処理部、19は操作部、20は電源、21は二値化回路
部へ電圧Ｅ（＝12ボルト）を供給する電圧供給回路であ
る。
レーザー走査部 レーザー走査部13はレーザーを発生するレーザーダイ
オード（LD）13aと、レーザーダイオードをレーザー制
御信号RLTによりオン／オフするレーザーダイオード駆
動部13bと、回転することによりレーザーをしてバーコ
ード面を走査させる走査光学系13cと、走査光学系を回
転するモータ13dと、モータ駆動回路13eを有している。
オード（LD）13aと、レーザーダイオードをレーザー制
御信号RLTによりオン／オフするレーザーダイオード駆
動部13bと、回転することによりレーザーをしてバーコ
ード面を走査させる走査光学系13cと、走査光学系を回
転するモータ13dと、モータ駆動回路13eを有している。
第３図はバーコードの走査部説明図であり、レーザ走
査光学系13cはポリゴンミラー13c′と走査パターン形成
用の反射ミラー13c″で構成されている。レーザRBはモ
ータ13dにより回転するポリゴンミラー13c′及び反射ミ
ラー13c″により反射され、第３図（ｂ）に示すような
パターンでバーコード面を走査するようになっている。
尚、このパターンを走査パターンという。
査光学系13cはポリゴンミラー13c′と走査パターン形成
用の反射ミラー13c″で構成されている。レーザRBはモ
ータ13dにより回転するポリゴンミラー13c′及び反射ミ
ラー13c″により反射され、第３図（ｂ）に示すような
パターンでバーコード面を走査するようになっている。
尚、このパターンを走査パターンという。
レーザー発生制御部の第１の実施例 レーザー発生制御部14は、第４図に示すように、レー
ザー制御信号RLTを出力するレーザー制御信号発生部14a
と、所定のデューティサイクルでオン・オフするパルス
信号PNFを発生するオン・オフ信号発生部14bを有してい
る。オン・オフ信号発生部14bは第５図（ａ）に示すよ
うにオン時間t2、オフ時間がt1のパルス信号PNFを発生
するが、オン時間t2は走査パターンの１周期以上、即ち
ポリゴンミラー13cの１回転周期以上とし、デューティ
は例えば50％とする。又、パルス信号PNFの周期は物品
が読取空間に進入する周期より相当短くし、該周期の数
分の１程度が良い。
ザー制御信号RLTを出力するレーザー制御信号発生部14a
と、所定のデューティサイクルでオン・オフするパルス
信号PNFを発生するオン・オフ信号発生部14bを有してい
る。オン・オフ信号発生部14bは第５図（ａ）に示すよ
うにオン時間t2、オフ時間がt1のパルス信号PNFを発生
するが、オン時間t2は走査パターンの１周期以上、即ち
ポリゴンミラー13cの１回転周期以上とし、デューティ
は例えば50％とする。又、パルス信号PNFの周期は物品
が読取空間に進入する周期より相当短くし、該周期の数
分の１程度が良い。
全体の動作 操作部19上の図示しない読取起動スイッチが走査され
ると、信号処理部18はモータ駆動信号MSTを発生してモ
ータ13dを回転すると共に、電圧供給回路21を制御して
電圧Ｅを二値化回路部17の増幅器17a,二値化回路17bに
印加し、ついで、読取開始指令RSTをレーザー発生制御
部14に入力する。
ると、信号処理部18はモータ駆動信号MSTを発生してモ
ータ13dを回転すると共に、電圧供給回路21を制御して
電圧Ｅを二値化回路部17の増幅器17a,二値化回路17bに
印加し、ついで、読取開始指令RSTをレーザー発生制御
部14に入力する。
読取開始指令RSTが入力されると、レーザー制御信号
発生部14aはオン・オフ信号発生部14bから発生するオン
・オフ信号PNFをそのままレーザー制御信号RLTとしてレ
ーザーダイオード駆動部13b（第２図参照）に入力す
る。
発生部14aはオン・オフ信号発生部14bから発生するオン
・オフ信号PNFをそのままレーザー制御信号RLTとしてレ
ーザーダイオード駆動部13b（第２図参照）に入力す
る。
これにより、レーザーダイオード駆動部13bはレーザ
ーダイオード13aをオン・オフし、到来する物品のバー
コード12をレーザービームで走査する。
ーダイオード13aをオン・オフし、到来する物品のバー
コード12をレーザービームで走査する。
バーコード12からの反射光は集光部15で集光され、光
検知器16で光電変換され、しかる後二値化回路部17で二
値化されて信号処理部18に入力される。信号処理部18は
二値化出力に基づいてバーコードを復調してバーコード
データを出力する。以後、物品が到来する毎に上記読取
動作が行われる。尚、操作部19上のスイッチにより読取
終了が指示されると信号処理部19より読取終了信号RS
P、モータ停止信号MSPが出力され、レーザー発生制御部
14はレーザー制御信号RLTをローレベルにしてレーザー
の発生を停止し、またモータはその回転を停止する。
検知器16で光電変換され、しかる後二値化回路部17で二
値化されて信号処理部18に入力される。信号処理部18は
二値化出力に基づいてバーコードを復調してバーコード
データを出力する。以後、物品が到来する毎に上記読取
動作が行われる。尚、操作部19上のスイッチにより読取
終了が指示されると信号処理部19より読取終了信号RS
P、モータ停止信号MSPが出力され、レーザー発生制御部
14はレーザー制御信号RLTをローレベルにしてレーザー
の発生を停止し、またモータはその回転を停止する。
以上では、オン・オフ信号PNFのデューティを一定に
した場合であるが、所定時間以上バーコードから反射光
を検出しない場合には、順次断続発生時のオン・オフデ
ューティを漸減するように構成しても良い。この場合、
例えば第５図（ｂ）に示すように、最初デューティを10
0％（連続発生）にしておき、以後順次90％→80％→70
％→60％→50％→40％→30％→20％→10％というように
減少させ、バーコードからの反射光を検出した場合に再
び100％に戻し同様な動作を繰り返す。
した場合であるが、所定時間以上バーコードから反射光
を検出しない場合には、順次断続発生時のオン・オフデ
ューティを漸減するように構成しても良い。この場合、
例えば第５図（ｂ）に示すように、最初デューティを10
0％（連続発生）にしておき、以後順次90％→80％→70
％→60％→50％→40％→30％→20％→10％というように
減少させ、バーコードからの反射光を検出した場合に再
び100％に戻し同様な動作を繰り返す。
レーザー発生制御部の第２の実施例 第６図はレーザー発生制御部14の第２の実施例構成図
であり、レーザー制御信号RLTを出力するレーザー制御
信号発生部14aと、所定のデューティサイクルでオン・
オフするパルス信号PNFを発生するオン・オフ信号発生
部14bと、第１の所定時間（連続発生時間）T1を計時す
るタイマー14cを有している。オン・オフ信号発生部14b
は第７図に示すようにオン時間t2、オフ時間がt1のパル
ス信号PNFを発生するが、オン時間t2は走査パターンの
１周期以上、即ちポリゴンミラー13cの１回転周期以上
とするのが好ましい。尚、パルス信号PNFのオン時間t2
はオフ時間t1より相当短く設定する。
であり、レーザー制御信号RLTを出力するレーザー制御
信号発生部14aと、所定のデューティサイクルでオン・
オフするパルス信号PNFを発生するオン・オフ信号発生
部14bと、第１の所定時間（連続発生時間）T1を計時す
るタイマー14cを有している。オン・オフ信号発生部14b
は第７図に示すようにオン時間t2、オフ時間がt1のパル
ス信号PNFを発生するが、オン時間t2は走査パターンの
１周期以上、即ちポリゴンミラー13cの１回転周期以上
とするのが好ましい。尚、パルス信号PNFのオン時間t2
はオフ時間t1より相当短く設定する。
この第２の実施例において、レーザー発生制御部14
は、（１）レーザーダイオード13aをオン・オフしてレ
ーザーの発生を断続的に行ない、 （２）断続発生中にバーコード12からの反射光を検出し
た場合には、レーザーダイオードを連続的にオンしてレ
ーザーの発生を連続的に行ない、 （３）連続発生中に所定時間以上バーコードからの反射
光を検出しない場合には断続発生に切り換えるようにレ
ーザーの発生制御を行う。
は、（１）レーザーダイオード13aをオン・オフしてレ
ーザーの発生を断続的に行ない、 （２）断続発生中にバーコード12からの反射光を検出し
た場合には、レーザーダイオードを連続的にオンしてレ
ーザーの発生を連続的に行ない、 （３）連続発生中に所定時間以上バーコードからの反射
光を検出しない場合には断続発生に切り換えるようにレ
ーザーの発生制御を行う。
全体の動作 操作部19（第２図）上の図示しない読取起動スイッチ
が操作されると、信号処理部18はモータ駆動信号MSTを
発生してモータ13dを回転すると共に、電源供給回路21
を制御して電圧Ｅを二値化回路部17の増幅器17a,二値化
回路17bに印加し、ついで、読取開始指令RSTをレーザー
発生制御部14に入力する。
が操作されると、信号処理部18はモータ駆動信号MSTを
発生してモータ13dを回転すると共に、電源供給回路21
を制御して電圧Ｅを二値化回路部17の増幅器17a,二値化
回路17bに印加し、ついで、読取開始指令RSTをレーザー
発生制御部14に入力する。
読取開始指令RSTが入力されると、レーザー制御信号
発生部14aはオン・オフ発生部14bから発生するオン・オ
フ信号PNFをそのままレーザー制御信号RLTとしてレーザ
ーダイオード駆動部13bに入力する。
発生部14aはオン・オフ発生部14bから発生するオン・オ
フ信号PNFをそのままレーザー制御信号RLTとしてレーザ
ーダイオード駆動部13bに入力する。
これにより、レーザーダイオード駆動部13bはレーザ
ーダイオード13aをオン・オフし、到来する物品のバー
コード12をレーザーで走査する。
ーダイオード13aをオン・オフし、到来する物品のバー
コード12をレーザーで走査する。
バーコード12からの反射光は集光部15で集光され、光
検知器16で光電変換され、しかる後二値化回路部17で二
値化されて信号処理部18に入力される。
検知器16で光電変換され、しかる後二値化回路部17で二
値化されて信号処理部18に入力される。
信号処理部18は二値化出力に基づいてバーコードが検
出された監視する。バーコードが検出されたか否かの検
出は以下のように行われる。すなわち、UPCタイプのバ
ーコードは第８図に示すようにバーコードの両端にマー
ジンM1,M2が設けられ、該マージンに隣接してそれぞれ
黒、白、黒、白の４本のバーLB,RBが設けられ、中央部
に同様のセンターバーCBがあり、前半分及び後半分にそ
れぞれ４〜６文字のバーコードが挿入されている。そし
て、レーザーによりバーコード12のバーLB,RBを走査す
ると、第８図に示すような二値化信号が発生する。バー
コードであれば、二値化信号のパルス幅について T0＞３・T1 1.125・T1＞T2＞0.875T1 が成立するから、信号処理部18は上式が満たされるよう
な二値化信号が入力されたか監視し、入力されればバー
コード読取中信号BRIを出力する。
出された監視する。バーコードが検出されたか否かの検
出は以下のように行われる。すなわち、UPCタイプのバ
ーコードは第８図に示すようにバーコードの両端にマー
ジンM1,M2が設けられ、該マージンに隣接してそれぞれ
黒、白、黒、白の４本のバーLB,RBが設けられ、中央部
に同様のセンターバーCBがあり、前半分及び後半分にそ
れぞれ４〜６文字のバーコードが挿入されている。そし
て、レーザーによりバーコード12のバーLB,RBを走査す
ると、第８図に示すような二値化信号が発生する。バー
コードであれば、二値化信号のパルス幅について T0＞３・T1 1.125・T1＞T2＞0.875T1 が成立するから、信号処理部18は上式が満たされるよう
な二値化信号が入力されたか監視し、入力されればバー
コード読取中信号BRIを出力する。
バーコード読取中信号BRIが入力されると、レーザー
制御信号発生部14aは以後レーザーの断続発生から連続
発生に切り換える。
制御信号発生部14aは以後レーザーの断続発生から連続
発生に切り換える。
以後、バーコードの読み取りが行われ、正確なバーコ
ードの読取が完了すると、あるいは設定時間が経過する
とバーコード読取中信号BRIが落とされる。これによ
り、レーザー制御信号発生部14aはタイマー14cに計時開
始指令TST1を入力して計時を開始させる。
ードの読取が完了すると、あるいは設定時間が経過する
とバーコード読取中信号BRIが落とされる。これによ
り、レーザー制御信号発生部14aはタイマー14cに計時開
始指令TST1を入力して計時を開始させる。
以後、バーコード読取中信号BRIが入力されることな
く時間T1を計時するとタイマー14cは、タイムアップ信
号TUP1を出力する。タイムアップ信号TUP1が発生する
と、レーザー制御信号発生部14aはオン・オフ信号発生
部14bから出力されるオン・オフ信号PNFをレーザー制御
信号RLTとして出力し、連続発生から断続発生に切り換
える。そして、以後同様なレーザーの発生制御が行われ
る。尚、連続発生中に、新たにバーコード読取中信号BR
Iが入力されるとタイマー14cの計時はリセットされる。
尚、操作部19上のスイッチにより読取終了が指示される
と信号処理部19より読取終了信号RSP、モータ停止信号M
SPが出力され、レーザー発生制御部14はレーザー制御信
号RLTをローレベルにしてレーザーの発生を停止し、ま
たモータはその回転を停止する。
く時間T1を計時するとタイマー14cは、タイムアップ信
号TUP1を出力する。タイムアップ信号TUP1が発生する
と、レーザー制御信号発生部14aはオン・オフ信号発生
部14bから出力されるオン・オフ信号PNFをレーザー制御
信号RLTとして出力し、連続発生から断続発生に切り換
える。そして、以後同様なレーザーの発生制御が行われ
る。尚、連続発生中に、新たにバーコード読取中信号BR
Iが入力されるとタイマー14cの計時はリセットされる。
尚、操作部19上のスイッチにより読取終了が指示される
と信号処理部19より読取終了信号RSP、モータ停止信号M
SPが出力され、レーザー発生制御部14はレーザー制御信
号RLTをローレベルにしてレーザーの発生を停止し、ま
たモータはその回転を停止する。
レーザー発生制御部の第３の実施例 第９図はレーザー発生制御部14の第３の実施例構成図
であり、レーザー制御信号RLTを出力するレーザー制御
信号発生部14aと、所定のデューティサイクルでオン・
オフするパルス信号PNFを発生するオン・オフ信号発生
部14bと、第１の所定時間（連続発生時間）T1を計時す
るタイマー14cと、第２の時間（レーザー発生停止時
間）T2を計時するタイマー14dを有している。
であり、レーザー制御信号RLTを出力するレーザー制御
信号発生部14aと、所定のデューティサイクルでオン・
オフするパルス信号PNFを発生するオン・オフ信号発生
部14bと、第１の所定時間（連続発生時間）T1を計時す
るタイマー14cと、第２の時間（レーザー発生停止時
間）T2を計時するタイマー14dを有している。
オン・オフ信号発生部14bから出力されオン・オフ信
号PNFのオン時間t2は走査パターンの１周期以上、即ち
ポリゴンミラー13cの１回転周期以上とするのが好まし
い。
号PNFのオン時間t2は走査パターンの１周期以上、即ち
ポリゴンミラー13cの１回転周期以上とするのが好まし
い。
この第３の実施例において、レーザー発生制御部14
は、（１）レーザーダイオード13aをオン・オフしてレ
ーザーの発生を断続的に行ない、（２）断続発生中にバ
ーコード12からの反射光を検出した場合には、レーザー
ダイオードを連続的にオンしてレーザーの発生を連続的
に行ない、（３）連続発生中に第１の時間T1以上バーコ
ードからの反射光を検出しない場合には断続発生に切り
換え、（４）断続発生中に第２の時間T2以上バーコード
からの反射光を検出しない場合にはレーザーの発生を停
止する 全体の動作 操作部19（第２図）上の図示しない読取起動スイッチ
が操作されると、信号処理部18はモータ駆動信号MSTを
発生してモータを回転すると共に、電圧供給回路21を制
御して電圧Ｅを二値化回路部17の増幅器17a,二値化回路
17bに印加し、ついで、読取開始指令RSTをレーザー発生
制御部14に入力する。
は、（１）レーザーダイオード13aをオン・オフしてレ
ーザーの発生を断続的に行ない、（２）断続発生中にバ
ーコード12からの反射光を検出した場合には、レーザー
ダイオードを連続的にオンしてレーザーの発生を連続的
に行ない、（３）連続発生中に第１の時間T1以上バーコ
ードからの反射光を検出しない場合には断続発生に切り
換え、（４）断続発生中に第２の時間T2以上バーコード
からの反射光を検出しない場合にはレーザーの発生を停
止する 全体の動作 操作部19（第２図）上の図示しない読取起動スイッチ
が操作されると、信号処理部18はモータ駆動信号MSTを
発生してモータを回転すると共に、電圧供給回路21を制
御して電圧Ｅを二値化回路部17の増幅器17a,二値化回路
17bに印加し、ついで、読取開始指令RSTをレーザー発生
制御部14に入力する。
読取開始指令RSTが入力されると、レーザー制御信号
発生部14aはオン・オフ発生部14bから発生するオン・オ
フ信号PNFをそのままレーザー制御信号RLTとしてレーザ
ーダイオード駆動部13bに入力する（第10図参照）。
発生部14aはオン・オフ発生部14bから発生するオン・オ
フ信号PNFをそのままレーザー制御信号RLTとしてレーザ
ーダイオード駆動部13bに入力する（第10図参照）。
これにより、レーザーダイオード駆動部13bはレーザ
ーダイオード13aをオン・オフし、到来する物品のバー
コード12をレーザーで走査する。
ーダイオード13aをオン・オフし、到来する物品のバー
コード12をレーザーで走査する。
バーコード12からの反射光は集光部15で集光され、光
検知器16で光電変換され、しかる後二値化回路部17で二
値化されて信号処理部18に入力される。
検知器16で光電変換され、しかる後二値化回路部17で二
値化されて信号処理部18に入力される。
信号処理部18は二値化出力に基づいてバーコードが検
出された監視し、検出されればバーコード読取中信号BR
Iを出力する。
出された監視し、検出されればバーコード読取中信号BR
Iを出力する。
バーコード読取中信号BRIが入力されると、レーザー
制御信号発生部14aは以後断続発生から連続発生に切り
換える。
制御信号発生部14aは以後断続発生から連続発生に切り
換える。
以後、バーコードの読み取りが行われ、正確なバーコ
ードの読取が完了すると、あるいは設定時間が経過する
とバーコード読取中信号BRIが落とされる。これによ
り、レーザー制御信号発生部14aはタイマー14cに計時開
始指令TST1を入力して計時を開始させる。
ードの読取が完了すると、あるいは設定時間が経過する
とバーコード読取中信号BRIが落とされる。これによ
り、レーザー制御信号発生部14aはタイマー14cに計時開
始指令TST1を入力して計時を開始させる。
以後、バーコード読取中信号BRIが入力されることな
く、タイマー14cが時間T1を計時するとタイムアップ信
号TUP1を出力する。タイムアップ信号TUP1が発生する
と、レーザー制御信号発生部14aはオン・オフ信号発生
部14bから出力されるオン・オフ信号をPNFをレーザー制
御信号RLTとして出力し、連続発生から断続発生に切り
換える。また、レーザー制御信号発生部14aはタイマー1
4dに計時開始指令TST2を入力して計時を開始させる。
く、タイマー14cが時間T1を計時するとタイムアップ信
号TUP1を出力する。タイムアップ信号TUP1が発生する
と、レーザー制御信号発生部14aはオン・オフ信号発生
部14bから出力されるオン・オフ信号をPNFをレーザー制
御信号RLTとして出力し、連続発生から断続発生に切り
換える。また、レーザー制御信号発生部14aはタイマー1
4dに計時開始指令TST2を入力して計時を開始させる。
以後、バーコード読取中信号BRIが入力されることな
く、タイマー14dが時間T2を計時するとタイムアップ信
号TUP2を出力する。タイムアップ信号TUP2が発生する
と、レーザー制御信号発生部14aはレーザー制御信号RLT
をローレベルにしてレーザーの発生を停止すると共に、
電源オフ指令POFを信号処理部18に出力し、モータ等の
回転を停止し、かつ二値化回路部17等への電圧の供給を
停止する。
く、タイマー14dが時間T2を計時するとタイムアップ信
号TUP2を出力する。タイムアップ信号TUP2が発生する
と、レーザー制御信号発生部14aはレーザー制御信号RLT
をローレベルにしてレーザーの発生を停止すると共に、
電源オフ指令POFを信号処理部18に出力し、モータ等の
回転を停止し、かつ二値化回路部17等への電圧の供給を
停止する。
尚、レーザーの連続発生中に、新たにバーコード読取
中信号BRIが入力されるとタイマー14cの計時はリセット
される。又、断熱発生中に新たにバーコード読取中信号
BRIが入力されるとタイマー14dの時計はリセットされ
る。
中信号BRIが入力されるとタイマー14cの計時はリセット
される。又、断熱発生中に新たにバーコード読取中信号
BRIが入力されるとタイマー14dの時計はリセットされ
る。
電源オフ後、装置を再起動すべく操作部19上の図示し
ない読取起動スイッチが操作されて装置起動信号STが発
生すると、信号処理部18は第11図に示すようにまずモー
タ駆動信号MSTを発生してモータを回転すると共に、電
圧供給回路21を制御して電圧Ｅを二値化回路部17の増幅
器17a,二値化回路17bに印加する。ついで、信号処理部1
8はモータ13dの回転を確認して読取開始指令RSTをレー
ザー発生制御部14に入力する。これにより、レーザー制
御信号RLTが入力されて以後上記同様な動作がおこなわ
れる。
ない読取起動スイッチが操作されて装置起動信号STが発
生すると、信号処理部18は第11図に示すようにまずモー
タ駆動信号MSTを発生してモータを回転すると共に、電
圧供給回路21を制御して電圧Ｅを二値化回路部17の増幅
器17a,二値化回路17bに印加する。ついで、信号処理部1
8はモータ13dの回転を確認して読取開始指令RSTをレー
ザー発生制御部14に入力する。これにより、レーザー制
御信号RLTが入力されて以後上記同様な動作がおこなわ
れる。
尚、モータの回転をレーザーの発生より先に行うの
は、安全基準を考慮したものであり、レーザービームが
一点に集中して危険な状態が生じるのを防止するためで
ある。
は、安全基準を考慮したものであり、レーザービームが
一点に集中して危険な状態が生じるのを防止するためで
ある。
レーザー発生制御部の第４の実施例 第12図はレーザー発生制御部14の第４の実施例構成
図、第13図は動作説明用の信号波形図である。レーザー
発生制御部14は、レーザー制御信号RLTを出力するレー
ザー制御信号発生部14aと、第１の所定時間（連続発生
時間）T1を計時するタイマー14cと、第２の時間（レー
ザー発生停止時間）T2を計時するタイマー14dを有して
いる。第３の実施例では、連続発生状態、断続発生状
態、発生停止状態、モータその他の動作停止状態の４つ
の状態があるが、この実施例では、断続発生状態をなく
している。すなわち、レーザー発生制御部14は、（１）
連続発生時、第１の時間以上バーコードからの反射光を
検出しない場合にはレーザーの発生を停止し、（２）レ
ーザー停止後第２の時間T2以上バーコードからの反射光
を検出しない場合にはレーザー走査部を駆動するモータ
やマーク読取部の動作を停止するようにしている。
図、第13図は動作説明用の信号波形図である。レーザー
発生制御部14は、レーザー制御信号RLTを出力するレー
ザー制御信号発生部14aと、第１の所定時間（連続発生
時間）T1を計時するタイマー14cと、第２の時間（レー
ザー発生停止時間）T2を計時するタイマー14dを有して
いる。第３の実施例では、連続発生状態、断続発生状
態、発生停止状態、モータその他の動作停止状態の４つ
の状態があるが、この実施例では、断続発生状態をなく
している。すなわち、レーザー発生制御部14は、（１）
連続発生時、第１の時間以上バーコードからの反射光を
検出しない場合にはレーザーの発生を停止し、（２）レ
ーザー停止後第２の時間T2以上バーコードからの反射光
を検出しない場合にはレーザー走査部を駆動するモータ
やマーク読取部の動作を停止するようにしている。
全体の動作 操作部19上の図示しない読取起動スイッチが操作され
ると、信号処理部18はモータ駆動信号MSTを発生してモ
ータを回転すると共に、電圧供給回路21を制御して電圧
Ｅを二値化回路部17の増幅器17a,二値化回路17bに印加
する。そして、モータ回転確認後、読取開始指令RSTを
レーザー発生制御部14に入力する。
ると、信号処理部18はモータ駆動信号MSTを発生してモ
ータを回転すると共に、電圧供給回路21を制御して電圧
Ｅを二値化回路部17の増幅器17a,二値化回路17bに印加
する。そして、モータ回転確認後、読取開始指令RSTを
レーザー発生制御部14に入力する。
読取開始指令RSTが入力されると、レーザー制御信号
発生部14aはハイレベルのレーザー制御信号RLTをレーザ
ーダイオード駆動部13bに入力する。これにより、レー
ザーダイオード駆動部13bはレーザーダイオード13aをオ
ン・オフし、到来する物品のバーコード12をレーザーで
走査する。
発生部14aはハイレベルのレーザー制御信号RLTをレーザ
ーダイオード駆動部13bに入力する。これにより、レー
ザーダイオード駆動部13bはレーザーダイオード13aをオ
ン・オフし、到来する物品のバーコード12をレーザーで
走査する。
バーコード12からの反射光は集光部15で集光され、光
検知器16で光電変換され、しかる後二値化回路部17で二
値化されて信号処理部18に入力される。
検知器16で光電変換され、しかる後二値化回路部17で二
値化されて信号処理部18に入力される。
信号処理部18は二値化出力に基づいてバーコードが検
出された監視し、検出されればバーコード読取中信号BR
Iを出力する。
出された監視し、検出されればバーコード読取中信号BR
Iを出力する。
バーコードの読み取りが行われ、正確なバーコードの
読取が完了すると、あるいは設定時間が経過するとバー
コード読取中信号BRIが落とされる。これにより、レー
ザー制御信号発生部14aはタイマー14cに計時開始指令TS
T1を入力して計時を開始させる。
読取が完了すると、あるいは設定時間が経過するとバー
コード読取中信号BRIが落とされる。これにより、レー
ザー制御信号発生部14aはタイマー14cに計時開始指令TS
T1を入力して計時を開始させる。
以後、バーコード読取中信号BRIが入力されることな
く、タイマー14cが時間T1を計時するとタイムアップ信
号TUP1を出力する。タイムアップ信号TUP1が発生する
と、レーザー制御信号発生部14aはレーザー制御信号RLT
をローレベルにしてレーザーの発生を停止する。又、レ
ーザー制御信号発生部14aはタイマー14dに計時開始指令
TST2を入力して計時を開始させる。
く、タイマー14cが時間T1を計時するとタイムアップ信
号TUP1を出力する。タイムアップ信号TUP1が発生する
と、レーザー制御信号発生部14aはレーザー制御信号RLT
をローレベルにしてレーザーの発生を停止する。又、レ
ーザー制御信号発生部14aはタイマー14dに計時開始指令
TST2を入力して計時を開始させる。
以後、図示しないスイッチ、センサ等からバーコード
読取起動が発生することなく、タイマー14dが時間T2を
計時するとタイムアップ信号TUP2を出力する。
読取起動が発生することなく、タイマー14dが時間T2を
計時するとタイムアップ信号TUP2を出力する。
タイムアップ信号TUP2が発生すると、レーザー制御信
号発生部14aは、電源オフ指令POFを信号処理部18に出力
し、モータ等の回転を停止し、かつ二値化回路部17等へ
の電圧の供給を停止する。
号発生部14aは、電源オフ指令POFを信号処理部18に出力
し、モータ等の回転を停止し、かつ二値化回路部17等へ
の電圧の供給を停止する。
尚、連続発生中に、新たにバーコード読取中信号BRI
が入力されるとタイマー14cの計時はリセットされる。
又、発生停止中に図示しないスイッチ、センサ等からバ
ーコード読取起動が発生するとタイマー14dの計時はリ
セットされると共に、ハイレベルのレーザー制御信号RL
Tが出力され、レーザーは連続発生を開始する。
が入力されるとタイマー14cの計時はリセットされる。
又、発生停止中に図示しないスイッチ、センサ等からバ
ーコード読取起動が発生するとタイマー14dの計時はリ
セットされると共に、ハイレベルのレーザー制御信号RL
Tが出力され、レーザーは連続発生を開始する。
尚、以上では、レーザー発生素子としてレーザーダイ
オードを用いた場合について説明したが、本発明はこれ
に限るものではなく、レーザーを発生できる素子であれ
ばどのような素子でもかまわない。
オードを用いた場合について説明したが、本発明はこれ
に限るものではなく、レーザーを発生できる素子であれ
ばどのような素子でもかまわない。
又、以上では、本発明をバーコード読取装置に適用し
た場合について説明したが、本発明はかかる場合に限ら
ず、レーザーを用いてバーコードの如きマークを読み取
る装置に適用できるものである。
た場合について説明したが、本発明はかかる場合に限ら
ず、レーザーを用いてバーコードの如きマークを読み取
る装置に適用できるものである。
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は請
求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が可
能であり、本発明はこれらを排除するものではない。
求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が可
能であり、本発明はこれらを排除するものではない。
［発明の効果］ 以上本発明によれば、レーザー発生素子を所定のデュ
ーティでオン・オフし、レーザー光の発生を断続的に行
なうようにしたから、デューティを50％とすればレーザ
ー発生時間を連続発生の1/2にでき２倍の長寿命化が可
能となる。又、所定時間経過してもマークからの反射光
を検出しない場合には、オン・オフのデューティを漸減
するようにしたから、比較的物品が流れてくるような場
合にはトータルのオン時間を長くでき、又相当ゆっくり
と物品が流れてくるような場合にはトータルのオン時間
を短くでき、物品の流れにあったオン時間設定ができ
る。
ーティでオン・オフし、レーザー光の発生を断続的に行
なうようにしたから、デューティを50％とすればレーザ
ー発生時間を連続発生の1/2にでき２倍の長寿命化が可
能となる。又、所定時間経過してもマークからの反射光
を検出しない場合には、オン・オフのデューティを漸減
するようにしたから、比較的物品が流れてくるような場
合にはトータルのオン時間を長くでき、又相当ゆっくり
と物品が流れてくるような場合にはトータルのオン時間
を短くでき、物品の流れにあったオン時間設定ができ
る。
更に、本発明によれば、レーザー発生素子をオン・オ
フしてレーザーの発生を断続的に行ない、断続発生中に
マークから反射光を検出した時、レーザー発生素子を連
続的にオンしてレーザーの発生を連続的に行ない、連続
発生中に所定時間以上マークからの反射光を検出しない
場合には断続発生に切り換えるようにしたから、レーザ
ー発生時間を減少できると共に、連続発生することによ
り確実にバーコードを読み取れる。
フしてレーザーの発生を断続的に行ない、断続発生中に
マークから反射光を検出した時、レーザー発生素子を連
続的にオンしてレーザーの発生を連続的に行ない、連続
発生中に所定時間以上マークからの反射光を検出しない
場合には断続発生に切り換えるようにしたから、レーザ
ー発生時間を減少できると共に、連続発生することによ
り確実にバーコードを読み取れる。
又、本発明によれば、連続発生中に所定時間以上マー
クからの反射光を検出しない場合には断続発生に切り換
え、断続発生中に所定時間以上マークからの反射光を検
出しない場合にはレーザーの発生を停止するようにした
から、作業終了後の電源切断忘れがあった時、あるいは
客がほとんどなく装置が動作していない時、あるいは作
業を停止した時、自動的にレーザーの発生を停止し、長
寿命化を図ることができる。
クからの反射光を検出しない場合には断続発生に切り換
え、断続発生中に所定時間以上マークからの反射光を検
出しない場合にはレーザーの発生を停止するようにした
から、作業終了後の電源切断忘れがあった時、あるいは
客がほとんどなく装置が動作していない時、あるいは作
業を停止した時、自動的にレーザーの発生を停止し、長
寿命化を図ることができる。
更に、本発明によれば、レーザー発生停止後、モータ
やマーク読取部の動作を停止（電源オフ）とすることに
より電力消費を軽減でき、また起電時モータ回転後にレ
ーザーの発生を行うようにしたからレーザービームが一
点に集中することはなく安全である。
やマーク読取部の動作を停止（電源オフ）とすることに
より電力消費を軽減でき、また起電時モータ回転後にレ
ーザーの発生を行うようにしたからレーザービームが一
点に集中することはなく安全である。
第１図は本発明の原理図、 第２図は本発明のバーコード読取装置の全体図、 第３図はバーコードの走査説明図、 第４図は本発明のレーザー発生制御部の第１の実施例構
成図、 第５図は第１実施例の動作説明用信号波形図、 第６図は本発明のレーザー発生制御部の第２の実施例構
成図、 第７図は第２実施例の動作説明用信号波形図、 第８図はバーコード検出条件説明図、 第９図は本発明のレーザー発生制御部の第３の実施例構
成図、 第10図及び第11図は第３実施例の動作説明用信号波形
図、 第12図は本発明のレーザー発生制御部の第４の実施例構
成図、 第13図は第４実施例の動作説明用信号波形図である。 11……物品、 12……バーコード、 13……レーザー走査部、 14……レーザー発生制御部、 14a……レーザー制御信号発生部、 14b……オン・オフ信号発生部、 14c……タイマー、 18……信号処理部
成図、 第５図は第１実施例の動作説明用信号波形図、 第６図は本発明のレーザー発生制御部の第２の実施例構
成図、 第７図は第２実施例の動作説明用信号波形図、 第８図はバーコード検出条件説明図、 第９図は本発明のレーザー発生制御部の第３の実施例構
成図、 第10図及び第11図は第３実施例の動作説明用信号波形
図、 第12図は本発明のレーザー発生制御部の第４の実施例構
成図、 第13図は第４実施例の動作説明用信号波形図である。 11……物品、 12……バーコード、 13……レーザー走査部、 14……レーザー発生制御部、 14a……レーザー制御信号発生部、 14b……オン・オフ信号発生部、 14c……タイマー、 18……信号処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 伸一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−25287（ＪＰ，Ａ) 特開 昭56−92681（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−116359（ＪＰ，Ｕ)
Claims (5)
- 【請求項１】レーザーを発生する素子（13a）と、レー
ザーの発生を制御するレーザー発生制御部（14）と、バ
ーコード（12）等のマークをレーザーで走査するレーザ
ー走査部（13）と、マークからの反射光を光電変換して
読み取る信号処理部（18）を備えた光学読取装置のレー
ザー発生制御方式において、 レーザー発生制御部は、レーザー発生素子を所定のデュ
ーティでオン・オフしてレーザーの発生を断続的に行な
い、 レーザーの断続発生中にマークからの反射光を検出した
場合には、レーザー発生素子を連続的にオンしてレーザ
ーの発生を連続的に行ない、 レーザーの連続発生中に所定の第１の時間以上マークか
らの反射光を検出しない場合には断続発生に切り換え、 レーザーの断続発生時、所定の第２の時間以上マークか
らの反射光を検出しない場合には、順次断続発生のオン
・オフのデューティを漸減することを特徴とする光学読
取装置のレーザー発生制御方式。 - 【請求項２】レーザーを発生する素子と、レーザーの発
生を制御するレーザー発生制御部と、バーコード等のマ
ークをレーザーで走査するレーザー走査部と、マークか
らの反射光を光電変換して読み取る信号処理部を備えた
光学読取装置のレーザー発生制御方式において、 レーザー発生制御部は、レーザー発生素子をオン・オフ
してレーザーの発生を断続的に行ない、 レーザーの断続発生中にマークからの反射光を検出した
場合には、レーザー発生素子を連続的にオンしてレーザ
ーの発生を連続的に行ない、 レーザーの連続発生中に所定の第１の時間以上マークか
らの反射光を検出しない場合には断続発生に切り換え、 レーザーの断続発生中に所定の第２の時間以上マークか
らの反射光を検出しない場合にはレーザーの発生を停止
することを特徴とする光学読取装置のレーザー発生制御
方式。 - 【請求項３】レーザーの発生停止後、更に所定時間以上
マークからの反射光を検出しない場合には、レーザー走
査部を駆動するモータやマーク読取部の動作を停止する
ことを特徴とする請求項２記載の光学読取装置のレーザ
ー発生制御方式。 - 【請求項４】所定の走査パターンにしたがってマークを
レーザーで走査する場合、前記レーザー断続発生時の発
生時間を走査パターンの１周期以上とすることを特徴と
する請求項２記載の光学読取装置のレーザー発生制御方
式。 - 【請求項５】モータ停止後、装置を再起動する場合、モ
ータの回転を確認してからレーザーを発生することを特
徴とする請求項３記載の光学読取装置のレーザー発生制
御方式。
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