JP2731328B2 - Idメダル - Google Patents

Idメダル

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JP2731328B2
JP2731328B2 JP4292876A JP29287692A JP2731328B2 JP 2731328 B2 JP2731328 B2 JP 2731328B2 JP 4292876 A JP4292876 A JP 4292876A JP 29287692 A JP29287692 A JP 29287692A JP 2731328 B2 JP2731328 B2 JP 2731328B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばパチンコ・スロ
ットマシーンやアレンジゲーム等の遊戯機器におけるゲ
ーム用、駐車場等の所定の時間帯におけるゲート開閉用
や交通券用、或いは社内や園内等の特定区域のみで流通
可能な疑似硬貨用として使用できるIDメダルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、斯かる用途に用いられるものとし
て特殊メダルが存在する。例えば、パチンコ店では、直
径が25mmで厚みが1.6mmの金属製円板の遊戯用
メダルが使用されており、このメダルを支払い金額に相
当する数だけ借り出し、当該メダルを投入することで遊
戯機器の作動が可能となり、遊戯後に残ったメダル数に
応じた景品と交換できるようになっている。このメダル
は、何れのパチンコ店の遊戯機器で使用するものにおい
ても前述のような形状サイズに一定に決められている。
従って、メダルには、各店固有のマーク等を膨出状に一
体形成して他店のものと識別できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、前述のよう
に何れのパチンコ店で使用されるメダルもその形状サイ
ズが一定に決められているため、他店のメダルを投入し
ても遊戯機器が正常に作動するとともに、残ったメダル
を景品と交換するためのメダルのカウント機器も計数す
べきメダル中に混入している他店のメダルをもカウント
してしまう。また、遊戯中やカウント中において店員が
メダルの識別マークにより他店のメダルを目視で見つけ
出すのは殆ど不可能である。更に、開店前や閉店後に他
店のメダルを選び出すことも、目視で判別する以外に手
段がないことと、メダルの数が多いこととにより到底無
理である。そのため、他店に支払われたメダルの貸出料
金をも負担することになるので、他店のメダルが大量に
または頻繁に持ち込まれた場合には、損害が増大して経
営が困難になる事態を招来する。
【0004】そこで本発明は、不正使用メダルを視覚的
に判別できる以外に、遊戯機器等に投入した場合に簡単
な自動検出手段により正規のものであるか否かを正確に
識別できるIDコードを備えたIDメダルを提供するこ
とを技術的課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために、本発明のIDメダルは、偏平な円板形状を有
するメダル本体と、そのメダル本体の少なくとも一方の
表面側に、外周円に対しそれぞれ同心円状をなし、か
つ、径が各々異なる複数個の環状凸部とを備え、これら
環状凸部の数および環状凸部相互の間隔に基づいて固有
のIDコードが形成されるIDメダルであって、上記環
状凸部が形成されていない当該メダル本体の中心部分
に、視覚的に判別できる固有の識別マークが設けられて
いることによって特徴付けられている。
【0006】また、上記環状凸部のうち、最大径を有す
る環状凸部の当該メダル本体表面からの高さを、他の環
状凸部のその高さよりも大きく形成するとともに、上記
最大径を有する環状凸部を除く当該環状凸部により上記
IDコードを形成してもよい。
【0007】更に、上記環状凸部のそれぞれの幅を、隣
接する環状凸部との間に形成される環状溝部の幅よりも
小さく形成することが好ましい。更にまた、上記環状凸
部のそれぞれの側周面部分を、一定の傾斜角度を有する
光反射面とすることもできる。
【0008】そして、上記環状凸部の幅を複数種類に相
違させて固有のIDコードを形成することもできる。
【0009】
【作用】メダル本体の中心部分に設けられた識別マーク
により、不正に使用されたメダルの判別が、視覚によっ
て行える。一方、メダルを使用する機器のメダルの通路
におけるメダルの中心の通過軌跡線上の任意の位置に、
投光した光のメダルによる反射光量から環状凸部を検出
する光学的検出手段を配置しておけば、メダルが転動ま
たは摺動等の如何なる状態で通路内を移動しても、環状
凸部の数および環状凸部相互の間隔が正確に検出され、
の検出信号により判読されたメダル固有のIDコード
から不正使用されたメダルを自動的に選別することが
できる。
【0010】また、環状凸部のうち、最大径を有する環
状凸部のメダル本体の表面からの高さを、他の環状凸部
のその高さよりも大きく形成し、最大径を有する環状凸
部を除く環状凸部によりIDコードを形成するようにす
れば、各環状凸部に対し最初と最後にそれぞれ検出する
最大径を有する環状凸部による信号レベルの大きな信号
を、読み取り開始コードおよび読み取り終了コードとし
て利用できるので、IDコードの読み取り精度が向上す
る。その他に、メダルが使用機器に投入されてガイド通
路内を移動する時に、メダルの各環状凸部の形成面にお
けるガイド通路のガイド壁に摺動する部分は、最大径を
有する環状凸部の端面のみとなり、IDコードを形成す
るための環状凸部の損傷や磨耗を長期にわたり防止する
ことができる。
【0011】更に、環状凸部のそれぞれの幅を、隣接す
る環状凸部との間に形成される環状溝部の幅よりも小さ
く形成すれば、環状凸部の端面に先端が尖鋭な物体で切
削して環状凸部を形成する等によるIDコードの偽造を
防止することができる。また環状溝部の幅が広いことに
より、メダルをプレス加工により製作する時のプレス金
型における環状溝部を形成するための突出部の幅を広く
でき、突出部の変形等が軽減してプレス金型の長寿命化
を図ることができる。
【0012】更にまた、環状凸部のそれぞれの側周面部
分を、一定の傾斜角度を有する光反射面とすれば、遊戯
機器用のメダルのように、厚みを比較的薄く規定されて
環状凸部のメダル本体表面からの高さを大きくできない
ものにおいて、光学検出手段を、斜めから投光してメダ
ルの厚み方向で受光するように構成でき、環状凸部の反
射面積が比較的広い光反射面からの反射光を受光して確
実に環状凸部を検出できる。
【0013】そして、環状凸部の幅を複数種類に相違さ
せて固有のIDコードを形成すれば、IDコードの種類
を増やすことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面を
参照しながら詳細に説明する。図1(a),(b)は本
発明の第1の実施例の平面図および(a)のA−A線断
面図をそれぞれ示す。金属または合成樹脂等により偏平
な円板形状となったメダル本体(1)の両面に、外周円
に対しそれぞれ同心円であって且つ径が各々異なる4個
の環状凸部(2)〜(5)が面対称にそれぞれ形成され
ている。この実施例では、各環状凸部(2)〜(5)を
それぞれ同一間隔で配設した場合を例示してあるが、こ
の環状凸部(2)〜(5)の数および相互の間隔を変え
て配置することにより固有のIDコードが形成される。
そして、メダル本体(1)の中心部分に、視覚的に判別
できる既存のものと同様の固有の識別マーク(6)が設
けられている。このメダルは、メダル本体(1)に各環
状凸部(2)〜(5)による固有のIDコードが一体形
成されているので、識別マーク(6)は、膨出状に一体
形成する以外に、例えばシールを貼着する手段等により
設けてもよい。また、各環状凸部(2)〜(5)の幅
(d)を、隣接する各2個の環状凸部(2)〜(5)の
各間にそれぞれ形設される環状溝部(7)の幅(D)よ
りも小さく形成されている。
【0015】このメダルは、遊戯機器等の適応機器の投
入口に挿入すると、例えば後述の図4に示すように断面
コ字状の一対のガイドレール(13)を図1(a)にも
2点鎖線で示すようにメダルの直径と略同一の間隔で平
行に対面させて構成したガイド通路内を通過するのであ
るが、投光した光のメダルによる反射光量から環状凸部
(2)〜(5)を検出する光学的検出手段(図示せず)
を、図1(a)に1点鎖線で示すようにガイド通路にお
けるメダルの中心の通過軌跡線上の任意の位置に向けて
配置しておけば、メダルが転動または摺動等の如何なる
状態でガイド通路内を移動しても、各環状凸部(2)〜
(5)がそれぞれ同心円に配設されているので、各環状
凸部(2)〜(5)の数および各環状凸部(2)〜
(5)の各々の間隔つまり環状溝部(7)の幅を正確に
検出することができ、この検出信号からメダル固有のI
Dコードを判別することができる。また、このメダル
は、視覚的に判別できる識別マーク(6)をも備えてい
るので、良識的な使用者により使用前に目視で判別され
て選別される利点もある。尚、この実施例では、各環状
凸部(2)〜(5)がメダル本体(1)の両面に面対称
に形成されているので、光学的検出手段をガイド通路の
一方側に配設するのみでメダルを投入する時の方向性が
無くなる。
【0016】また、前記メダルは、識別マーク(5)を
メダル本体(1)の中心部分に設けて各環状凸部(2)
〜(5)を外周寄り部分に形成したので、各環状凸部
(2)〜(5)の半径をより大きくできることから曲率
(曲率半径の逆数)が小さくなり、光反射面積が大きく
なって光学的検出手段の受光量が増えるとともに、光反
射角が小さくなるので光学的検出手段の読み取りポイン
トがメダルの直径線上から僅かにずれても殆ど影響を受
けない利点がある。尚、識別マーク(5)は、視覚的に
判別できればよいので、前述の中心部分に限らず、外周
部分や環状凸部(2)〜(5)自体の一部に印刷手段等
により施してもよい。
【0017】図2は本発明の第2の実施例における中心
を通る線で切断した断面図を示し、前記第1の実施例と
相違する点は、メダル本体(8)の一面にのみ環状凸部
(9)〜(12)を形成するとともに、これら環状凸部
(9)〜(12)のうち最大径つまり最外周に位置する
環状凸部(9)のメダル本体(8)の表面からの高さを
の環状凸部(10)〜(12)よりも大きく形成し、
これらの環状凸部(10)〜(12)によりIDコード
を形成するようにした構成のみである。
【0018】このメダルの環状凸部(9)〜(12)の
光学検出手段による検出信号を示した図3において、各
環状凸部(9)〜(12)に対し最初と最後にそれぞれ
検出する環状凸部(9)の検出信号(S1)、(S3)
は、メダル本体(8)の表面からの高さが大きいことに
伴い光反射面も大きくなって信号レベルが高くなるた
め、他の信号と識別できるので、この検出信号(S
1)、(S3)を、それぞれ読み取り開始コードおよび
読み取り終了コードとして利用する。従って、他の各環
状凸部(10)〜(12)の検出信号(S2)によるI
Dコードの読み取り精度が格段に向上する。
【0019】また、図4に示すように、メダルが断面コ
字状の一対のガイドレール(13)を対面して構成され
たガイド通路内を移動する時に、メダルの各環状凸部
(9)〜(12)の形成面におけるガイド通路のガイド
レール(13)の内壁面に摺動する部分は、特定の環状
凸部(9)の端面のみであり、IDコードを形成するた
めの各環状凸部(10)〜(12)の損傷や磨耗を長期
にわたり防止することができる。また、メダル本体
(8)の一面のみに環状凸部(9)〜(12)を形成す
る簡素化した形状であるが、同図に示すように、ガイド
通路の両側に光学的検出手段(14)を対設すれば、メ
ダルを投入する際の方向性が無くなる。
【0020】図5は本発明の第3の実施例における中心
を通る線で切断した断面図を示し、同図において前記第
2の実施例と同等のものには同一の符号を付してあり、
相違する点は、IDコードを形成するための各環状凸部
(15)〜(17)を、各々の幅(d1)〜(d3)が
それぞれ互いに相違する形状とした構成のみである。
【0021】従って、IDコードを形成するための各環
状凸部(15)〜(17)の数と、各環状凸部(15)
〜(17)相互の間隔である環状溝部(7)の幅と、各
環状凸部(15)〜(17)の各々の幅(d1)〜(d
3)との3種類の要素により固有のIDコードを形成で
きるので、IDコードの種類を大幅に増やすことができ
る。
【0022】また、前述の第1乃至第3の何れの実施例
においても、図1(b)、図2および図5にそれぞれ明
示したように、各環状凸部(2)〜(5)、(9)〜
(12)、(15)〜(17)の幅(d),(d1)〜
(d3)を、環状溝部(7)の幅(D)よりも小さく形
成していることにより、以下のような効果を奏する。も
し仮に、図6(a)に示すように環状凸部(T)の幅が
環状溝部(M)の幅よりも大きな形状に形成すると、こ
のメダルをプレス加工により製作するためのプレス金型
(K)は、環状溝部(M)を形成するための突出部
(R)の幅が小さい形状となり、加工時に突出部(R)
に屈曲や折曲の変形が生じてプレス金型(K)の寿命が
短くなる問題が生じる。これに対し前記第1乃至第3の
各実施例のような形状にすると、環状溝部(7)の幅が
比較的大きいことによりプレス金型が幅の大きい突出部
を有する形状となって前記問題は生じない。また、環状
凸部(T)の幅が大きいと、図6(b)に示すように、
先端が尖鋭な刃物等の部材(H)で環状凸部(T)の端
面を幅の小さい二つの環状突部に分離するよう切削さ
れ、IDコードを偽造される恐れがある。これに対し本
発明では、各環状凸部(2)〜(5)、(9)〜(1
2)、(15)〜(17)の幅(d),(d1)〜(d
3)が小さいため、切削によりIDコードを偽造するこ
とは不可能である。
【0023】図7(a)〜(c)は何れも本発明の第4
の実施例における種々の変形例を示す。何れも各環状凸
部(18)〜(20)の各々の側面部分に、一定の傾斜
角度を有する光反射面(18a)〜(20a)が形成さ
れている。この各光反射面(18a)〜(20a)は、
所定角度から投光された光をメダルの両面に対し直交方
向つまり厚み方向に反射する角度に形成されている。
【0024】遊戯機器用メダルのように厚みを比較的薄
く規定されたものにおいては、環状凸部のメダル本体
からの高さを大きくでき、環状凸部と環状溝部との
凹凸の差が小さくなるために、この環状凸部の形成面
に、当該形成面に対し直交方向から投光すると、環状凸
部から反射光だけでなく環状溝部からの反射光も受光
れ、しかもその両反射光の光量の差も小さいために環状
凸部の検出が困難となる。そこで、前述のように、各環
状凸部(18)〜(20)の各々の側面部分に光反射面
(18a)〜(20a)を設け、この光反射面(18
a)〜(20a)に対しメダル両面に対し直交方向に光
反射する斜め角度で投光することにより、光反射面(1
8a)〜(20a)からの反射光のみを受光でき、且つ
光反射面積を大きく設定できるので、環状凸部(18)
〜(20)の検出精度が各段に向上して正確に検出でき
る。
【0025】以上説明したように、本発明のIDメダル
によれば、偏平な円板形状を有するメダル本体と、その
メダル本体の少なくとも一方の表面側に、外周円に対し
それぞれ同心円状をなし、かつ、径が各々異なる複数個
の環状凸部とを備え、これら環状凸部の数および環状凸
部相互の間隔に基づいて固有のIDコードが形成される
IDメダルにおいて、環状凸部が形成されていないメダ
ル本体の中心部分に、視覚的に判別できる固有の識別マ
ークを設けた構成としたので、メダルを使用する機器の
メダルのガイド通路におけるメダルの中心の通過軌跡線
上の任意の位置に光学的検出手段を配置しておけば、メ
ダルが転動または摺動等の如何なる状態で通路内を移動
しても、各環状凸部がそれぞれ同心円に配設されている
ので、簡単な検出手段により各環状凸部の数および各環
状凸部の各々の間隔を正確に検出してメダル固有のID
コードを確実に判別することができ、不正使用メダルを
自動的に選別できる。しかも、識別マークにより、良識
的な使用者が使用前に不正メダルを選別することがで
き、誤って使用するおそれを解消できる。つまり、本発
明のIDメダルにより、機械的にも人為的にもその識別
を可能とした点で、これらの有益性の重畳効果を、従来
技術にはない本願の特徴的な達成効果としてあげること
ができる。
【0026】また、環状凸部のうち、最大径を有する環
状凸部のメダル本体表面からの高さを、他の環状凸部よ
りも大きく形成し、この最大径を有する環状凸部を除く
環状凸部によりIDコードを形成するようにすれば
大径を有する環状凸部による信号レベルの大きな信号を
読み取り開始コードおよび読み取り終了コードとして利
用でき、IDコードの読み取り精度が向上する。しか
も、最大径を有する環状凸部により内方のIDコードを
形成するための各環状凸部を損傷や磨耗を防止するよう
保護できる利点がある。
【0027】更に、環状凸部のそれぞれの幅を、隣接す
る環状凸部との間に形成される環状溝部の幅よりも小さ
く形成すれば、環状凸部の切削する等によるIDコード
の偽造を防止できるとともに、プレス金型を、これの突
出部の幅が大きい形状として長寿命化を図ることができ
る。
【0028】更にまた、環状凸部のそれぞれの側周面部
分を、一定の傾斜角度を有する光反射面に形成すれば、
遊戯機器用メダルのように厚みが薄く規定されて環状凸
部のメダル本体表面からの高さを大きくできないものに
おいて、光学的検出手段を環状凸部の光反射面からの反
射光のみを受光するよう構成できるとともに、光反射面
積を比較的広く設定できるので、環状凸部の検出精度を
格段に高めることができる。
【0029】そして、環状凸部の幅を複数種類に相違さ
せて形成すれば、IDコードの種類を大幅に増やすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)はそれぞれ本発明の一実施例の
平面図および(a)のA−A線断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例の中心を通る線で切断し
た断面図である。
【図3】同上のメダルにおける各環状凸部の光学検出手
段による検出信号の波形図である。
【図4】同上、光学検出手段での検出状態における縦断
面図である。
【図5】本発明の第3の実施例の中心を通る線で切断し
た断面図である。
【図6】(a),(b)は何れも第1乃至第3の各実施
例における特徴を説明するための図である。
【図7】(a)〜(c)は何れも本発明の第4の実施例
における変形例の要部断面図である。
【符号の説明】
1,8 メダル本体 2〜5,10〜12,15〜17,18〜20 環状凸
部 6 識別マーク 7 環状溝部 9 特定の環状凸部 18a〜20a 光反射面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−101388(JP,A) 実開 昭50−7496(JP,U) 実開 平4−28373(JP,U) 特公 平4−6036(JP,B2) 実公 昭50−2878(JP,Y1) 国際公開91/14998(WO,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏平な円板形状を有するメダル本体と、
    そのメダル本体の少なくとも一方の表面側に、外周円に
    対しそれぞれ同心円状をなし、かつ、径が各々異なる複
    数個の環状凸部とを備え、これら環状凸部の数および環
    状凸部相互の間隔に基づいて固有のIDコードが形成さ
    れるIDメダルであって、上記環状凸部が形成されてい
    ない当該メダル本体の中心部分に、視覚的に判別できる
    固有の識別マークが設けられていることを特徴とするI
    Dメダル。
  2. 【請求項2】 上記環状凸部のうち、最大径を有する環
    状凸部の当該メダル本体表面からの高さが、他の環状凸
    部のその高さよりも大きく形成されているとともに、上
    記最大径を有する環状凸部を除く当該環状凸部により上
    記IDコードが形成されていることを特徴とする請求項
    1に記載のIDメダル。
  3. 【請求項3】 上記環状凸部のそれぞれの幅が、隣接す
    る環状凸部との間に形成される環状溝部の幅よりも小さ
    く形成されていることを特徴とする請求項1または2に
    記載のIDメダル。
  4. 【請求項4】 上記環状凸部のそれぞれの側周面部分
    が、一定の傾斜角度を有する光反射面をなすことを特徴
    とする請求項1、2または3に記載のIDメダル。
  5. 【請求項5】 上記環状凸部の幅が複数種類に相違させ
    て形成されていることを特徴とする請求項1、2、3ま
    たは4に記載のIDメダル。
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