JP2731215B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2731215B2
JP2731215B2 JP4125389A JP4125389A JP2731215B2 JP 2731215 B2 JP2731215 B2 JP 2731215B2 JP 4125389 A JP4125389 A JP 4125389A JP 4125389 A JP4125389 A JP 4125389A JP 2731215 B2 JP2731215 B2 JP 2731215B2
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 分離型光学系を用いた光ディスク装置に関し、光学ヘ
ッドを支持するキャリッジの進退方向の寸法を長くして
光学ヘッドを安定良く支持することを目的とし、 スピンドルモータによって駆動されるスピンドルの片
側に配置した光学系の固定部と、該固定部とスピンドル
を結ぶ方向に配置された磁気回路と、該磁気回路によっ
て進退駆動されるムービングコイルを相互に連絡すると
ともに光学ヘッドを搭載したキャリッジとよりなる分離
型光学系を用いた光ディスク装置において、 前記磁気回路を固定部側からスピンドルの反対側方に
延長する一方、キャリッジを該キャリッジとスピンドル
がぶつからないように逃げ溝を有するコの字状、又はロ
の字状とした構成とした。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光ディスク装置に関し、特に光ディスク装
置のキャリッジの形状に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は従来の光ディスク装置の平面図であり、第6
図は第5図のC−C断面図である。この第5図、第6図
においては、光ディスクを支持するスピンドル(1)に
対して所定の位置に固定される固定部(2)と、ボイス
コイルモータ(以下、VCMという)(3′)によって進
退駆動される光学ヘッド(4)とに分離した分離型光学
系が用いられ、これによって光学ヘッド(4)の重量が
小さくなってボイスコイルモータ(3′)によるアクセ
スの効率がよくなる。
前記光学系の固定部(2)は、スピンドル(1)に対
して所定の位置に配置され、光学ヘッド(4)に向かっ
てレーザ光を出射または入射するようになっている。磁
気回路(5)はスピンドル(1)と固定部(2)との間
に2本配置され、この磁気回路(5)によってキャリッ
ジ(8)が進退駆動される。即ち、第6図に示すように
永久磁石とヨークからなるの上記2つの磁気回路(5)
にはそれぞれムービングコイル(6)が摺動可能に挿通
され、該2つのムービングコイル(6)の中央に光学ヘ
ッド(4)を配置して連結することによってキャリッジ
(8)が構成されている。このキャリッジ(8)の前側
(第5図下側)の中央部及び後側の左右両側部の3箇所
にそれぞれ上下対をなすベアリング(9)が回転自在に
枢着されている。一方、第5図に示すように上記磁気回
路(5)の前後両側にはレール(7)が配置され、上記
のように上下対をなすベアリング(9)を該レール
(7)の斜め上方と斜め下方との2方向から転接させる
ことにより、両レール(7)に対するキャリッジ(8)
の前後方向及び上下方向の位置が一定に保持される。
この構成によって、上記ムービングコイル(6)に正
逆の電流を流すことによってキャリッジ(8)を進退駆
動できる。また、キャリッジ(8)とともに進退駆動さ
れる光学ヘッド(4)は光軸(L)に沿った位置に配置
されているので、該光学ヘッド(4)の全進退ストロー
クにわたって固定部(2)と光学ヘッド(4)との間
で、障害物なしにレーザ光線の授受ができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、これらの従来例においては、光学ヘッド
(4)と固定部(2)とがスピンドル(1)の同じ側に
配置されているので、光学ヘッド(4)及びムービング
コイル(6)が進退できる範囲が固定部(2)の大きさ
によって制限される。従って、光学ヘッド(4)を所要
のストロークにわたってアクセスさせるためには、キャ
リッジ(8)、光学ヘッド(4)及びムービングコイル
(6)の進退方向への寸法を小さくしなければならない
ので、上記レール(7)に転接されるベアリング(9)
の左右の間隔が小さくなって、光学ヘッド(4)の支持
が不安定になる。
また、上記のように双胴型のVCM(3′)を使用する
場合には1対のムービングコイル(6)の駆動力に差が
生じるとキャリッジ(8)の方向性が損なわれ、このこ
とは、ベアリング(9)の間隔が小さいことによって更
に顕著になる。
更に、ムービングコイル(6)の電流加速度はBl/M
(B:磁束密度、l:コイルのボビン長、M:重量)とコイル
に流れる電流の積によって与えられるが、コイルのボビ
ン長lが小さいと重量の割に加速度が小さくなるため、
効率が悪くなる。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、
分離型光学系を用いた光ディスク装置において、光光学
ヘッドを支持するキャリッジ及びムービングコイルの進
退方向の寸法を大きくして光学ヘッドを安定良く支持さ
せるとともに光学ヘッドのブレを抑え、更に効率のよい
ボイスコイルモータを提供することを目的とするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、第1図に示すように、スピンドルモータに
よって駆動されるスピンドル(1)の片側に配置した光
学系の固定部(2)と、該固定部(2)とスピンドルを
結ぶ方向に配置された磁気回路(5)と、該磁気回路
(5)によって進退駆動されるムービングコイル(6)
を相互に連絡するとともに光学ヘッド(4)を搭載した
キャリッジ(10)とよりなる分離型光学系を用いた光デ
ィスク装置において、上記目的を達成するために以下の
手段を採用している。
即ち、前記磁気回路(5)を固定部(2)側からスピ
ンドル(1)の反対側方に延長する一方、キャリッジ
(10)を該キャリッジ(10)とスピンドル(1)がぶつ
からないように逃げ溝を有するコの字状、又はロの字状
としたものである。
〔作用〕
本発明においては、磁気回路(5)が固定部(2)側
からスピンドル(1)の横側方に延長され、且つ、キャ
リッジ(10)をスピンドル(1)に関して固定部(2)
と反対側にまで延長しているのでキャリッジ(10)の進
退方向の寸法、及びムービングコイル(6)の進退方向
への寸法が大きくでき、従って、レール(7)に対する
ベアリング(9)の支持間隔が大きくなり、キャリッジ
(10)を安定駆動できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る光ディスク装置の要
部の平面図、第2図は第1図A−A断面図、第3図は第
1図B−B断面図である。
この光ディスク装置は、光ディスクを支持してスピン
ドルモータ(図示しない)によって駆動されるスピンド
ル(1)と、スピンドル(1)の周囲に展開する平板状
のシャーシ(12)と、分離型光学系とを備えている。こ
の分離系光学系は、前記スピンドル(1)の第1図上、
右側でシャーシ(12)の上面に固定される固定部(2)
と、双胴型VCM(3)によってスピンドル(1)に向か
って図上、左右方向に進退駆動される光学ヘッド(4)
とに分離されている。前記固定部(2)の出射及び入射
の光軸(L)は、スピンドル(1)の中心に向けられ、
前記光学ヘッド(4)はその光軸(L)上を進退するよ
うに構成される。
即ち、前記VCM(3)は、前記光軸(L)の前後に対
称で且つ、光学ヘッド(4)の進退方向に平行に配置さ
れた1対の磁気回路(5)と、外部から制御された電流
を供給されて各磁気回路(5)に沿って進退する1対の
ムービングコイル(6)とを備えている。前記両磁気回
路(5)の間にはスピンドル(1)径よりも大きい間隔
が置かれ、各磁気回路(5)はそれぞれ固定部(2)側
からスピンドル(1)の前後を通ってスピンドル(1)
に関して固定部(2)の反対側まで延長されている。
前記各磁気回路(5)は所定の距離を置いて上下に並
べられ、かつ、光学ヘッド(4)の進退中心線(L)と
平行に配置された1対の継鉄(5a)及び(5b)と、下側
の継鉄(5b)の上面に固定された磁石(5c)とを有して
いる。そして、前記ムービングコイル(6)は、上側の
継鉄(5a)に摺動自在に外嵌され、連結枠(14)を介し
てキャリッジ(10)に固定される。
キャリッジ(10)は左右側枠(10a),(10b)と前後
枠(10c)とによって図面上左右に長い矩形に形成さ
れ、その中央に上下方向に貫通するとともにキャリッジ
(10)の進退距離よりも長い逃げ溝(15)を設け、キャ
リッジ(10)の進退移動によるスピンドル(1)との衝
突を防いでいる。つまり、キャリッジは平面視ロの字形
状をなしている。このキャリッジ(10)の固定部(2)
側の端部、すなわち、右側枠(10a)には、従来と同
様、中央に光学ヘッド(4)が配置され、前記光軸
(L)に沿って進退する。
ムービングコイル(6)は上記キャリッジ(10)の前
後枠(10c)との間を連結枠(14)で連結される。
このキャリッジ(10)は、第1図及び第2図に示すよ
うに、両磁気回路(5)の内側にこれらと平行に配置さ
れた1対のレール(7)によってその前後方向及び上下
方向の位置が一定になるように案内される。
すなわち、第2図に示すように、各レール(7)は、
連結枠(14)のムービングコイル(6)とキャリッジ
(10)との間に形成された貫通孔(16)に挿通される一
方、シャーシ(12)に固定される。そして、第1図に示
すように、キャリッジ(10)の前側の左右両側部及び後
側の中央部の3箇所でそれぞれ上下対をなし、キャリッ
ジ(10)に回転自在に枢支された各ベアリング(9)を
受け止めるようになっている。
第3図は第1図のB−B線縦断面図である。同図に示
す如くに、前記各箇所で上下対をなして設けられた各ベ
アリング(9)はそれぞれレール(7)の斜め下方と斜
め上方とに転接させてあり、これにより、前記キャリッ
ジ(10)の進退中の前後方向及び上下方向の位置が一定
に保持される。
尚、第1図に示すように、キャリッジ(10)の左側枠
(10b)には速度検出用のコイル(11)が固定される。
そして、前記シャーシ(12)にはこのコイル(11)内に
摺動自在に装着される磁気回路(13)が固定される。
この光ディスク装置においては、VCM(3)の磁気回
路(5)を固定部(2)からスピンドル(1)の前後を
通り越して、スピンドル(1)に関して固定部(2)と
反対側にまで延長し、且つ、キャリッジ(10)をスピン
ドル(1)とぶつからないようにしているのでムービン
グコイル(6)の進退方向の寸法を大きくできる。従っ
て、キャリッジ(10)の進退移動の加速を大きくして効
率のよいボイスコイルモータとすることができる。ま
た、キャリッジ(10)の左右の長さが大きいので、レー
ル(7)に対するベアリング(9)の支持点の幅を大き
くすることができ、2つのムービングコイル(6)に駆
動力の差が生じても光学ヘッド(4)の方向性は損なわ
れない。
上記の実施例では、光学ヘッド(4)が1個だけ設け
られているが、例えば第4図に示すように、第1の実施
例とほぼ同じ大きさのキャリッジ(10)を用いて記録用
と再生用との2個の光学ヘッド(4)を設け、このいず
れか一方を消去用光学ヘッドに兼用する2光学ヘッド3
ビーム方式の光ディスク装置にも本発明は適用できる。
更に、キャリッジ(10)がロの字状の場合についての
み説明したが、左側枠(10b)のないコの字状のキャリ
ッジを用いてもよいことは勿論である。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、キャリッジの進退方
向の長さが長くなるので、該キャリッジのレールへの支
持点の幅を大きくすることができ、光学ヘッドのブレを
少なくすることができる。また、ムービングコイルの進
退方向の長さを長くすることができるので、加速度の大
きい効率のよいボイスコイルモータとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る光ディスク装置の要部
の平面図、第2図は第1図のA−A線縦断面図、第3図
は第1図のB−B線縦断面図、第4図は本発明の他の実
施例に係る光ディスク装置の要部の平面図、第5図は従
来の光ディスク装置の要部の平面図、第6図は第5図の
C−C線縦断面図である。 図中、 1……スピンドル、2……固定部、3……VCM、4……
光学ヘッド、5……磁気回路、6……ムービングコイ
ル、10……キャリッジ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピンドルモータによって駆動されるスピ
    ンドル(1)の片側に配置した光学系の固定部(2)
    と、該固定部(2)とスピンドルを結ぶ方向に配置され
    た磁気回路(5)と、該磁気回路(5)によって進退駆
    動されるムービングコイル(6)を相互に連結するとと
    もに光学ヘッド(4)を搭載したキャリッジ(10)とよ
    りなる分離型光学系を用いた光ディスク装置において、 前記磁気回路(5)を固定部(2)側からスピンドル
    (1)の反対側方に延長する一方、キャリッジ(10)を
    該キャリッジ(10)とスピンドル(1)がぶつからない
    ように逃げ溝を有するコの字状、又はロの字状としたこ
    とを特徴とする光ディスク装置。
JP4125389A 1989-02-20 1989-02-20 光ディスク装置 Expired - Lifetime JP2731215B2 (ja)

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KR100607945B1 (ko) * 1999-11-25 2006-08-03 삼성전자주식회사 광기록/재생장치 및 이 장치의 광디스크 접촉 방지방법

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