JP2728422B2 - ガス絶縁機器の異常位置標定システム - Google Patents

ガス絶縁機器の異常位置標定システム

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JP2728422B2 JP63058319A JP5831988A JP2728422B2 JP 2728422 B2 JP2728422 B2 JP 2728422B2 JP 63058319 A JP63058319 A JP 63058319A JP 5831988 A JP5831988 A JP 5831988A JP 2728422 B2 JP2728422 B2 JP 2728422B2
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    • Y04S10/52Outage or fault management, e.g. fault detection or location

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電力用ガス絶縁機器の異常位置標定システム
に係り、特に少ない検出器で広範囲の変電所内の異常部
位を標定可能にできる電力用ガス絶縁機器の異常位置標
定システムに関するものである。
〔従来の技術〕
従来のガス絶縁機器の異常検出技術としては、特開昭
53-72143及び特開昭61-108976に記載のようにガス絶縁
機器の各区画(単位毎)に検出器を配置し位置標定を行
うもの(特開昭53-72143号公報及び特開昭61-108976号
公報参照)や複数の検出器からの信号の時間変化を利用
したり(特開昭61-227609号公報参照)、58-24084のよ
うに信号の大きさの違いにより位置標定するもの(実開
昭58-24084号公報参照)がある。また、特開昭57-40323
のように不良原因と考えられる近傍に検出端子を設けて
おく方式(特開昭57-40323号公報参照)も考えられてい
る。これらの技術において、各区画毎に検出器を用いる
場合に大きな変電所では検出器の数が多くなり経済性の
点から問題になつている。
また、実際に異常が発生した場合に各検出器からどの
ような出力信号が発生するかを知ることができれば異常
診断上非常に有効となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記した従来の方式においては、位置標定を
短時間に精度良く行う場合には、多数の検出器を取り付
ける必要がある。また、複数の検出器の検出信号の時間
差及び大きさにより位置標定を行う方式もあるが、ガス
絶縁機器の構成が複雑になる場合には処理判断が難しく
なる。
本発明の目的は、少ない検出器で広範囲のガス絶縁機
器の異常部位の標定をできるようにすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、接地装置、断路器、遮断器並びにこれら
を連結する母線等から構成されるガス絶縁機器の各部に
複数個の検出器を設置するとともに、該複数の検出器と
接続された演算装置を備えたガス絶縁機器の異常標定シ
ステムであって、前記演算装置が、前記複数の検出器の
位置と検出器により検出された信号レベルから各検出器
位置と各検出器毎の信号レベルを示す検出パターンを作
成するものであって、前記記憶装置に予め記憶され、模
擬故障を発生させて得られる各検出器位置と各検出器毎
の信号レベルを示す標準パターンと比較して異常発生位
置を標定することにより達成できる。
〔作用〕
変電所で運用される様々な回路条件において、各接点
部の異常時の標準パターンを予め認識しておくことによ
り、実際に運転状態において異常が発生した場合、その
検出パターンに近いものを選ぶことにより位置標定が比
較的簡単に精度良く行える。複数検出器の出力信号のパ
ターンにより判定するため、少ない検出器でも高精度が
得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。第
1図は変電所の一例を示す単線結線図であるが、ここで
は説明を容易にするため単相の場合として説明する。
変圧器100で昇圧された電力は遮断器301〜304,断路器
201〜213,母線601〜606を経てブツシング200より送電線
に送られる。これらの各部所には遮断及び断路された部
分の電荷を放電するための接地装置101〜112が設けられ
ている。また、送電線からの雷等の異常電圧の侵入に対
し変電所内の機器を保護するため、避雷器401〜403,異
常電流を検出するための変流器501〜508等も設けられて
いる。このような変電所の異常監視のため、各母線601
〜606の端部に検出器S1〜S8が取り付けられている。
検出器S1〜S8の出力信号は一括して入力処理装置10に
取り込まれ、検出信号に異常が認められない場合には表
示装置50にその旨が表示される。一方、万一異常値を示
した場合には、検出パターン30が算出され、前もつて蓄
えられている標準パターン20と比較され、最も類似度の
大きい標準パターン20により異常発生位置及びその大き
さが表示装置50に表示される。
第2図は検出パターンの例について示したものであ
る。この検出パターンは、後述する標準パターンと同様
に作成されるものであって、複数の検出器の位置と検出
器により検出された信号レベルから各検出器位置と各検
出器毎の信号レベルを示すパターンである。aは第1図
の接地装置101の近傍のA点で異常が発生した場合、b
は接地装置104近傍のB点、Cは接地装置112近傍のC
点、dは母線602において接地装置106と断路器209の間
のD点でそれぞれ異常が発生した場合の検出パターンを
示している。8個の検出器S1〜S8からの検出パターン
はそれぞれ特有のパターンを示しており、予め求められ
ている標準パターン20と比較することにより容易に位置
標定を行うことができる。
前述した標準パターンを予め得るためのフローを第3
図に示している。機器の現地据付が完了すると、変電所
内で運用される可能性のある全ての回路構成において、
接地装置や断路器や遮断器等の開閉装置を用い模擬故障
を発生させ、それぞれのケースにおける標準パターンを
決定する。すなわち、模擬故障により得られる、複数の
検出器の位置と検出器により検出された信号レベルから
各検出器位置と各検出器毎の信号レベルを示すパターン
を作成する。このパターンは、記憶装置である標準パタ
ーン収納装置20に蓄えられる。
上述した模擬故障の発生方法について第4図に示して
いる。接地タンク1内に通電用の中心導体2を配置した
ガス絶縁機器の接地装置部a,b及び断路器部Cを示した
ものである。接地タンク1の接地線9には電流検出器8
が取付けられている。また、検出器7は音響的な信号を
検出するためのものである。このような現地据付けの完
了した機器に試験用の電源6を印加線600を介して接続
し、絶縁部4を貫通する接地線5にて接地する接地装置
3の接点を閉路状態に近づけることにより接点部に放電
60を発生させ模擬故障とするものである。この場合には
対地絶縁に対する地絡故障あるいは部分放電異常を模擬
することができ、検出器8及び7の出力を第1図に示す
入力処理装置10に送り込むことにより検出パターンを得
ることができる。bは電圧印加方法を変えた場合の例で
ある。ガス絶縁機器が変圧器に直結され、更に線路側に
気中ブツシングがなくケーブルに直結されるような場合
には、試験用電源6からの電圧印加がむずかしくなる。
このような場合には通常接地装置3が絶縁部4により接
地タンク1から電気的に絶縁されていることを利用し、
模擬故障を発生させることも可能である。Cは断路器70
の接点を閉路状態に近づけることにより放電60を発生さ
せ模擬故障とした場合である。この場合には接点の接触
不良状態などで発生する極間部分放電を模擬することに
なる。この場合においてもbに示したように接地装置を
閉路状態とし、電圧を印加することも可能である。
なお、Cは断路器の場合であるが、遮断器においても
全く同様にして模擬故障を発生することができる。
上述の方法により、第3図に示した標準パターンが決
定される。
本発明のシステムの運用状態についての動作の詳細を
第5図のフローに示してある。入力処理装置10は各検出
器からのデータを収集し、まずそれらに異常値が含まれ
ているかを判定する。正常の場合にはその旨を表示装置
50で表示する。一方、異常値が含まれる場合には、デー
タを処理し検出パターン30を求める。検出パターン算出
装置30は第3,4図の方法により予め求められている標準
パターン20と演算装置40内で比較され、最も類似度が大
きい標準パターンから異常発生位置を標定し、更にその
度合の定量も行い、その結果を表示装置50に表示する。
このような検出方式を用いることにより、比較的少な
い検出器で高精度の異常位置の標定が可能となる。
本発明に用いる検出器S1〜S8としては、例えば異常
時の接地電流を検出する接地電流検出器や、部分放電を
検出する部分放電検出器、更には超音波或いはアコース
テツクエミツシヨン等の音響検出器が用いられ、これら
の1種のみまたは適宜組合せて使用することができる。
〔発明の効果〕
接地装置、断路器、遮断器等で構成されるガス絶縁機
器内の異常発生位置の標定を、従来の1/5〜1/10の検出
器数で行うことが可能となる。このため複雑で大規模の
変電所の異常監視システムへの適用の場合には経済的な
効果も一層大きくなる。また、運用状態に近い状態で模
擬故障を発生させていることから、検出の精度の大幅に
向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるガス絶縁機器の異常位
置標定システムを示す概略図、第2図は本発明の原理を
示す特性図、第3図及び第5図は本発明のシステムを示
すフロー図、第4図は本発明の原理を示す結線図であ
る。 1……接地タンク、2……中心導体、3……接地装置、
4……絶縁部、5……接地線、6……電源、7,8,S1〜S
8……検出器、9……接地線、101〜112……接地装置、2
01〜213……断路器、301〜304……遮断器、401〜403…
…避電器、501〜508……変流器、601〜606……母線、10
0……変圧器、200……ブツシング、10……入力処理装
置、20……標準パターン収納装置、30……検出パターン
算出装置、40……演算装置、50……表示装置。
フロントページの続き (72)発明者 小沢 淳 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社 日立製作所日立研究所内 (56)参考文献 特開 昭60−120268(JP,A) 実開 昭61−135277(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接地装置、断路器、遮断器並びにこれらを
    連結する母線等から構成されるガス絶縁機器の各部に複
    数個の検出器を設置するとともに、該複数の検出器と接
    続された演算装置を備えたガス絶縁機器の異常標定シス
    テムであって、前記演算装置が、前記複数の検出器の位
    置と検出器により検出された信号レベルから各検出器位
    置と各検出器毎の信号レベルを示す検出パターンを作成
    するものであって、前記記憶装置に予め記憶され、模擬
    故障を発生させて得られる各検出器位置と各検出器毎の
    信号レベルを示す標準パターンと比較して異常発生位置
    を標定することを特徴とするガス絶縁機器の異常標定シ
    ステム。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、前記検出
    器が、接地電流検出器、部分放電検出器、音響検出器の
    うちの少なくとも1つ以上で構成されていることを特徴
    とするガス絶縁機器の異常標定システム。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項において、前記記憶
    装置に予め記憶された標準パターンが、前記ガス絶縁機
    器の各部に模擬故障を発生させて前記検出器に検出され
    た信号から作成されていることを特徴とするガス絶縁機
    器の異常標定システム。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項において、前記異常
    発生位置及び大きさを表示装置に表示することを特徴と
    するガス絶縁機器の異常標定システム。
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JP5530966B2 (ja) * 2011-03-10 2014-06-25 株式会社日立製作所 ガス絶縁機器の絶縁性能試験方法及び装置
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