JP2725207B2 - 位置測定装置 - Google Patents

位置測定装置

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JP2725207B2
JP2725207B2 JP1179437A JP17943789A JP2725207B2 JP 2725207 B2 JP2725207 B2 JP 2725207B2 JP 1179437 A JP1179437 A JP 1179437A JP 17943789 A JP17943789 A JP 17943789A JP 2725207 B2 JP2725207 B2 JP 2725207B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、物体表面の凹凸形状などを計測するのに
用いられる位置測定装置に関する。
<従来の技術> 従来この種の装置として、第4図に示す如く、レーザ
光源1より光ビーム2を照射して物体3の表面に輝点4
を生成し、この輝点4の像5を対物レンズ6により受光
素子7上に生成するようにしたものが存在する。この装
置では、受光素子7上の輝点像5の位置と光ビーム2の
投射角度とから三角測量の原理に基づき物体3上の輝点
4の位置を算出するものである。
ところがこの装置を用いて物体3表面の凹凸形状を観
測するには、光ビーム2を物体3の表面に沿って走査す
る機構が必要となり、しかも走査のための処理時間も長
くなるという欠点がある。
そこでこの単一の光ビーム2に代えて物体表面へマル
チビームを照射することにより、ビーム走査を必要とせ
ずに物体表面の凹凸形状を観測できる位置測定装置が提
案された。
第5図は、その具体例であって、投光部8と受光部9
とで観測系が構成されている。
投光部8は、レーザ光源10とマイクロレンズアレイ11
とから成り、レーザ光源10からのレーザ光をマイクロレ
ンズアレイ11へ照射することにより、並行な光ビームの
束、すなわちマルチビームを発生させている。
第5図中、12はマルチビームを構成する一本の光ビー
ムを示すもので、この光ビーム12は回折次数に応じた方
向へ進んで観測物体13に当たり、物体表面に輝点14を生
成する。この輝点14は各光ビーム毎に形成されるから、
全体として縦横等間隔の格子配列となる。
受光部9は、対物レンズ15と受光素子16とから成り、
この受光素子16上に各輝点14の像17を結像させる。この
輝点像17も縦横等間隔に並び、全体として格子配列とな
る。
同図中、XYZの各軸はこの観測系に設定された3次元
座標軸であって、Z軸上に受光部9の対物レンズ15と受
光素子16とを位置させ、またY軸上に対物レンズ15と投
光部8のマイクロレンズアレイ11とが位置させてある。
いま受光素子16と対物レンズ15との距離をl、対物レ
ンズ15とマイクロレンズアレイ11との距離をd、光ビー
ム12がZ軸方向となす角度をθ、物体13での反射光が
Z軸方向となす角度をθとした場合、受光素子16上の
輝点像17の位置(x1,y1)を測定すれば、前記の角度θ
を求めることができる。
そして前記の角度θは光ビーム12の回折次数より既
知であるから、つぎの〜式の演算を順次実行すれ
ば、物体13上の輝点14の3次元座標(x,y,z)を算出で
きる。
ところで受光素子16上には格子配列をなす多数の輝点
像17が一斉に結像するため、物体上の各輝点14の位置を
測定するためには、各輝点像17がマルチビームのいずれ
の光ビーム12と対応しているかを知る必要がある。
そこで受光素子16上に、第6図に示すような格子配列
のマルチウィンドウW′を設定し、各輝点像17が正方矩
形状の各ウィンドウ領域18に個別に含まれるようにし
て、各ウィンドウ領域18内で各輝点像17の位置を計測し
ている。このマルチウィンドウW′の縦横の配列方向は
輝点像17の配列方向と一致し、かつ各ウィンドウ領域18
の縦横の各幅aは輝点像17の縦横の各間隔bと一致(a
=b)する。
<発明が解決しようとする問題点> 上記の観測系において、受光素子16上の各輝点像17は
物体表面の凹凸に応じてマルチウィンドウW′の各ウィ
ンドウ領域18内で変位することになるが、表面凹凸の大
きい物体については、輝点像17がウィンドウ領域18外へ
はみ出る虞れがあり、これがため計測可能な物体がマル
チビームの格子定数により制限されるという問題があ
る。
第7図は、縦軸にZ軸方向の測定距離を、また横軸に
受光素子16上のY座標を、それぞれとったものである。
同図は、レンズアレイ11より照射された光ビーム12が
Z1,Z2,Z3の各距離の位置に輝点を生成するとき、対物レ
ンズ15により受光素子16上に生成される輝点像17がY1,Y
2,Y3の各座標位置に結像することを示している。従って
物体の奥行き方向の測定距離はマルチウィンドウW′の
Y方向の長さによる制限を受けることが理解される。
この発明は、上記問題に着目してなされたもので、受
光素子上で各輝点像が十分に変位できるよう工夫すると
共に、マルチウィンドウを輝点像の変位する方向へ長い
形状に設定することにより、計測可能範囲を大幅に拡大
した新規な位置計測装置を提供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> この発明にかかる位置測定装置は、観測物体に向けて
マルチビームを照射して物体表面に複数個の輝点を格子
状に生成する投光部と、受光素子上に格子配列の輝点像
を生成する受光部とで観測光学系が形成してある。そし
て前記投光部は、受光素子上における各輝点像の縦横の
配列方向に対して各輝点像の変位する方向が斜めとなる
よう傾き角度をもたせて配置すると共に、前記受光素子
上には、各輝点像を個別に囲みかつ輝点像の変位する方
向に長い形状のマルチウィンドウを設定するようにして
いる。
<作用> 観測物体の凹凸に応じて受光素子上の各輝点像は縦横
の配列方向に対して斜め方向へ変位するので、十分に大
きな変位が許容され、しかもマルチウィンドウの形状も
輝点像の変位する方向に長く設定してあるから、輝点像
がウィンドウの領域外へはみ出る虞れがなく、計測可能
範囲が大幅に拡大する。
<実施例> 第1図は、この発明の一実施例にかかる位置測定装置
の構成を示しており、第5図の従来例と同様、レーザ光
源10とマイクロレンズアレイ11とから成る投光部8と、
対物レンズ15と受光素子16とから成る受光部9とで観測
系が構成されている。
なお投光部8のレーザ光源10とマイクロレンズアレイ
11、また受光部9の対物レンズ15と受光素子16は、第5
図の従来例と同様の機能を果たすものであり、ここでは
その説明を省略する。
図示例の装置にあっては、前記マイクロレンズアレイ
11は所定の角度θだけ傾けて配置してあり、これにより
受光素子16上における各輝点像17が、第3図に示す如
く、縦横の配列方向(同図中、破線e,fで示す)に対し
て斜め方向(同図中、矢印Sで示す)へ変位するように
してある。加えてこの装置においては、受光素子16上
に、各輝点像17を個別に囲みかつ輝点像17の変位する方
向に長い形状のマルチウィンドウWを設定するようにし
てある。
第3図は、受光素子16上で輝点像17が変位する方向
(図中、矢印gで示す)が観測物体の形状によらず常に
Y軸と平行な方向であることを示すものである。
第3図(1)において、20はY軸とマイクロレンズア
レイ11より照射される光ビーム12とを含む0次回折光面
であり、また22,23は物***置を示す物体線である。こ
の0次回折光面内における光ビーム12は物体の形状(物
体線22,23の位置)に応じて矢印hのように移動し、そ
の輝点像17は受光素子16上でY軸に沿う矢印gの方向に
移動する。
また第3図(2)に示すように、0次回折光面20に対
してつぎに高次の回折光面(1次回折光面)21について
も上記と同様であり、受光素子17上の輝点像gはY軸に
沿う矢印gの方向に移動する。
第2図に戻って、前記マルチウィンドウWの長さw
1は、その方向が輝点像17の変位する方向と一致し、し
かもその大きさが輝点像17の配列間隔bに対して十分に
大きく設定してあるから、物体の奥行き方向に対する測
定範囲が拡大することになる。
なおこの実施例では、各輝点像17の変位方向が輝点像
17の格子配列に対してA方向となるようマイクロレンズ
アレイ11の傾き角度θが設定してあるが、これに限ら
ず、各輝点像17の変位方向が格子配列に対してB〜Dの
各方向となるよう傾き角度θを設定してもよい。
下表は輝点像17の変位方向をA〜Dの各方向に設定し
た場合におけるマルチウィンドウWの長さw1および幅w2
を示している。
<発明の効果> この発明は上記の如く、マルチビームにより物体表面
に生成した格子配列の輝点につきその輝点像を受光素子
上に生成するものにおいて、各輝点像の縦横の配列方向
に対して各輝点像の変位する方向が斜めとなるよう投光
部に傾きを設定すると共に、受光素子上には、各輝点像
を個別に囲みかつ輝点像の変位する方向に長い形状のマ
ルチウィンドウを設定するようにしたから、受光素子上
の各輝点像は観測物体の凹凸に応じた十分に大きな変位
が許容され、しかも輝点像がウィンドウの領域外へはみ
出ることもなく、計測可能範囲が大幅に拡大するという
顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例にかかる位置測定装置の構
成を示す説明図、第2図は輝点像の変位方向とマルチウ
ィンドウの形状との関係を示す説明図、第3図は物体の
形状と輝点像の変位方向との関係を示す説明図、第4図
および第5図は従来の位置測定装置の構成を示す説明
図、第6図は第5図の従来例で用いられるマルチウィン
ドウを示す説明図、第7図は測定距離と受光素子上の輝
点像の位置との関係を示す説明図である。 8……投光部、9……受光部 11……マイクロレンズアレイ 16……受光素子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】観測物体に向けてマルチビームを照射して
    物体表面に複数個の輝点を格子状に生成する投光部と、
    受光素子上に格子配列の輝点像を生成する受光部とで観
    測光学系が形成され、 前記投光部は、受光素子上における各輝点像の縦横の配
    列方向に対して各輝点像の変位する方向が斜めとなるよ
    う傾き角度をもたせて配置されると共に、前記受光素子
    上には、各輝点像を個別に囲みかつ輝点像の変位する方
    向に長い形状のマルチウィンドウが設定されて成る位置
    測定装置。
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