JP2724922B2 - チャック組立体 - Google Patents

チャック組立体

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JP2724922B2
JP2724922B2 JP3082087A JP8208791A JP2724922B2 JP 2724922 B2 JP2724922 B2 JP 2724922B2 JP 3082087 A JP3082087 A JP 3082087A JP 8208791 A JP8208791 A JP 8208791A JP 2724922 B2 JP2724922 B2 JP 2724922B2
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械のための高速
チャック組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械はチャック組立体が据え付け可
能である回転可能部材を含む。チャック組立体は、種々
の機械加工作業が行なわれるワークピースを連結するよ
うに作用する。図1を参照すると、これらの目的のため
の典型的な従来のチャック組立体10は、滑動可能に据
え付けられたピストンを有する、軸線方向に整列された
円筒状の空間(図示せず)を備える本体12を含む。空
気圧力が、前記ピストンの一方の側または他方の側に前
記ピストンと本体12との間の相対軸線方向運動を生じ
させるために加えられる。前記従来のチャック組立体
は、さらに、マスタージョー16が滑動可能に配置され
た、三つの放射方向に整列されたチャンネル14を含
む。チャンネル14は本体12、または、前記ピストン
に接続された部材に配置することができる。各マスター
ジョーの放射方向外方または放射方向内方の表面は、典
型的には、くさび面を規定するようにチャック組立体1
0の回転軸線に対して角張らせて整列されている。前記
従来のチャック組立体10は、さらに、前記本体または
前記ピストンに固定されるアクチュエータ(図示せず)
を含む。前記アクチュエータは、各マスタージョー16
上の対応するくさび面と滑動可能に係合された傾斜くさ
び面を含む。この構成のもとで、前記ピストンおよび前
記本体間の相対軸線方向運動が前記アクチュエータおよ
びマスタージョー16間の対応軸線方向運動を生じさせ
る。しかし、マスタージョー16および前記アクチュエ
ータの協働くさび面は、この軸線方向運動を各チャンネ
ル14内のマスタージョー16の放射方向へ向けられた
滑動可能の運動に変える。把持ジョーは剛性を有するが
マスタージョー16に移動可能に据え付け可能であり、
また、マスタージョー16と共に放射方向運動を受け
る。典型的な従来のチャック組立体10では、前記アク
チュエータが一軸線方向に移動して前記ワークピースを
強固に把持するためにジョー16を内方へ進め、あるい
は、相対する軸線方向へ移動してジョー16を外方へ移
動させ、前記ワークピースを開放する。
【0003】また、前記従来のチャック組立体10は、
前記工作機械が前記チャックに把持されたワークピース
に対する適当な機械加工作業を行なうことができるよう
に回転可能でなければならない。しかし、前記チャック
の回転は、前記ワークピースを把持するために前記ピス
トンの一方の側または他方の側に選択的に加えられる空
気圧力の妨げになってはならない。これらの必要な回転
および把持機能を得るため、前記従来のチャックの本体
12は、典型的には、軸線方向に伸びる穴を有する工作
機械の回転可能部に据え付けられている。回転可能の空
気管組立体18が前記工作機械の前記軸線方向に伸びる
穴を通過しており、また、本体12との共回りのために
該本体に固定されている。空気管組立体18は、本体1
2の前記ピストンの一方の側または他方の側に圧縮空気
を選択的に導入するための複数のほぼ同心的な管を含
む。特に、前記空気管組立体の中心部は前記ピストンの
前方側に圧縮空気を発し、他方、前記中心の管の回りの
環状空間は前記ピストンの後方側に圧縮空気を導入する
ために利用される。空気管組立体18は、典型的には、
チャック組立体10が据え付けられる工作機械の幾何学
的配列に応じて約46cm(約18.0インチ)および
約122cm(約48.0インチ)の間の範囲にある。
従来の空気管組立体18は前記工作機械の前記穴の後側
から伸び、また、圧縮空気を前記ピストンの一方の側ま
たは他方の側に選択的に導入するための空気ロータリジ
ャーナル20に据え付けられている。空気ジャーナル2
0は、チャックの本体12および空気管組立体18がこ
れらが据え付けられた工作機械の作動下で回転する間、
静止状態を維持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図1に示す典型的な従
来のチャック組立体10は約4,000rpmまでの回
転速度では良好に作動する。より高い回転速度では、し
ばしば、前記ジョーに及ぼされる遠心力が前記ピストン
に及ぼされた空気圧力を上回り、前記ジョーを外方へ進
め、これにより、前記ワークピースに対する把持力を喪
失させる。多くの従来のチャック組立体は、遠心力の作
用を機械力と相殺して高回転速度での前記ジョーの内方
への把持力を保持するように意図された釣合重錘を有す
る複雑な組立体の採用を試みた。しかし、このタイプの
チャック組立体は非常に複雑でありかつ高価であり、ま
た、常に良好に作動するとは限らない。
【0005】米国特許第4,676,516号明細書
は、非常に簡単な構造のチャックを示すが、しかし、そ
れは比較的高回転速度において良好に作動する。特に、
上記米国特許第4,676,516号明細書に示された
チャックは、チャック本体およびジョーの回りに同心的
に配置されたアクチュエータリングを含む。このアクチ
ュエータリングは、前記ジョーに作用する遠心力に応答
して放射方向に固定された位置で前記ジョーを保持する
ようにする。加えて、上記米国特許第4,676,51
6号明細書に示されたチャックのある実施例は、ワーク
ピースを把持するための方向に前記ピストンまたは前記
チャック本体を進めるための非常に簡単な釣合重錘を含
む。回転速度が増大すると、前記釣合重錘が及ぼす力が
遠心力の効果を少なくとも部分的に相殺するように前記
チャックに働く。
【0006】ある機械加工作業は、現在、さらに高い回
転速度を要求する。例えば、一方の側に軸線方向に整列
された複数のくぼみを有する金属製のディスクが、ビデ
オカセットテープに磁気的に符号化された信号を読み取
るビデオカセットレコーダに用いられている。前記ディ
スクは、滑らかさおよび同心性の双方に関する非常な精
密さをもって製造されなければならない。精密さの要求
および製造効率の競争要求が、非常に高回転速度で作動
する工作機械を求める。8,000rpmの工作機械の
回転速度がしばしば要求され、また、10,000rp
m〜12,000rpmの範囲にある速度がより好まし
いと考えられている。これらの従来技術の機械加工作業
における制御要素は、これらの高回転速度でワークピー
スをまちがいなく保持する前記従来のチャック組立体の
能力である。上記米国特許第4,676,516号明細
書に示されたチャックが上に挙げた回転速度に近い回転
速度で効果的であることは証明されているが、重大な機
械加工上の不精密さが回転可能の空気管組立体に起因し
ていることが発見された。より詳細には、小さい寸法上
の不正確さが、長く薄い壁の管には避けられない。注意
深く製造された管でさえも、保管、取付または使用の間
に、その長さに沿ったどこかで非同心的配置をもちやす
い。同心管と称されているものの任意の一つにおける小
さい偏心でも、従来のチャック組立体では高速回転速度
に近付くに従ってかなりの振動をもたらす。偏心の効果
を生じさせる偏心および振動の可能性は、前記空気管組
立体の長さが増大するに従って増大する。これらの振動
は、高い回転速度での機械加工によって得られる精密さ
および効率を非常に相殺する。
【0007】低回転速度で非常に効率的なチャック組立
体が米国特許第4,349,207号明細書に示されて
いる。上記米国特許第4,349,207号明細書に示
されたチャックは空気管組立体を完全に避け、前記チャ
ックの前部作業端に近接したまた前記チャックが据え付
けられた工作機械の前方の位置からピストンの一方また
は他方の側に空気流を選択的に加える。前記チャックの
回転把持要素に非常に近接した、放射方向外方の空気供
給手段の配置は、非常に高い回転速度における作業を阻
害する偏心および不均等な力を生じさせる。前記チャッ
クが非常に有効である低回転速度ではこれらの制約は問
題を生じさせない。
【0008】また、従来、コレット型チャックがあり、
このチャックでは、全体に錐台形状の把持ヘッドが、金
属製の把持ジョーと、錐台形状の締付けヘッドの周囲に
配置されたエラストマまたは弾性部材との交互配列によ
って規定されている。把持は、前記ジョーをこれらの不
偏位置から内方へ進めることにより生じる。前記弾性部
材の提供により、前記コレットからのワークピースの移
動のための前記コレットの開放を容易にする。米国特許
第4,214,766号明細書に示されたコレットには
先に言及した高回転速度に関しての目的がなく、しか
も、これに設けられたエラストマ材料は遠心力の作用を
克服しない。さらに、上記米国特許第4,214,76
6号明細書に記載されたコレットは、図1に示すような
従来の空気管組立体を採用していない。
【0009】上記したことに鑑み、本発明は、非常に高
い回転速度において調和した把持力を維持することがで
きるチャック装置を提供することを目的とする。
【0010】本発明の他の目的は、高回転速度での過度
の振動を回避するチャック装置を提供することにある。
【0011】さらに、本発明の他の目的は、細長い空気
管組立体の偏心を実質的に免れた高速チャック装置を提
供することにある。
【0012】さらに、本発明の他の目的は、高回転速度
でのワークピースに対する均一な把持力を高めるチャッ
クを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段、発明の作用および効果】
本発明は、チャック組立体に複数の空気圧力供給を行な
うための、回転可能の工作機械に設けられた穴を経て伸
びる細長い空気管組立体を採用するタイプのチャック装
置に向けられている。主題のチャック装置のための空気
管組立体は、工作機械の後側またはその近傍に配置され
た分配ハウジングから前記工作機械の前側またはその近
傍のジャーナルへ回転不能に伸びる。前記ジャーナル
は、非回転の空気管組立体に堅固にかつ回転不能に据え
付けられており、また、後述するように、前記チャック
組立体の適当な場所に圧縮空気を選択的に導入するため
のマニホルドとして機能する。
【0014】チャック本体が、工作機械によって駆動さ
れる急速回転のために前記ジャーナルに関して回転可能
に据え付けられている。前記チャック本体と前記ジャー
ナルとの境界面は、複雑なブシュや、多くの従来のチャ
ックで用いられまた前記チャック本体と前記ジャーナル
との間の念入りに機械仕上げされた境界面に実質的に完
全に依存するシールを実質的に不要とするエアギャップ
を規定する。前記チャック装置に採用された空気機構
は、空気ジャーナルの封止機構に適合する限界内で空気
圧力を制御する。
【0015】前記チャック装置は、さらに、全体にディ
スク状のピストンであって該ピストンの一方または他方
の側への空気圧力の選択的な供給に応答して前記チャッ
ク本体の円筒状の空間内を軸線方向に移動可能のピスト
ンを含む。
【0016】前記チャック装置は、さらに、相対軸線方
向運動のために前記ピストンまたは前記チャック本体に
堅固に接続されたアクチュエータを含む。例えば、前記
ピストンは、アクチュエータが前記ピストンとともにま
た前記チャック本体に関して軸線方向へ移動するよう
に、前記アクチュエータに堅固に接続することができ
る。前記アクチュエータは、ジョー組立体と協働するた
めのくさび手段を含む。より詳細には、前記アクチュエ
ータのくさび手段は、前記チャック装置の回転軸線に角
度的に整列された傾斜くさび面を規定する。前記ジョー
組立体は、前記アクチュエータのくさび手段と係合する
ように対応して整列された面を含む。傾斜すなわちくさ
び留めの力が、前記アクチュエータにより、前記チャッ
ク本体に関する前記アクチュエータおよびピストンの軸
線方向運動に応答して、前記ジョー組立体に及ぼされ
る。他の実施例では、前記アクチュエータ手段は、前記
チャック本体とともにまた前記ピストンに関して移動す
るように前記チャック本体に堅固に据え付けられてい
る。
【0017】前記アクチュエータおよびジョー組立体
は、上記米国特許第4,676,516号明細書に開示
されたものと類似している。選択的に、前記ジョー組立
体は、前記ジョー組立体の周囲に弾性の接続部材に対し
て交互関係に配置された複数の金属製のジョー部材を含
む。交互に配置された金属製のジョーおよび弾性の接続
セグメントの組立体は、前記アクチュエータによって発
生されたくさび力に応答して外方へ弾性的に推し進めら
れ、また、前記アクチュエータによってそれらのくさび
力の開放に応答して内方へ弾性的に移動するように構成
される。この実施例で、前記ジョー組立体は、ワークピ
ースの内側から外側への把持を実行し、また、前記ワー
クピースの開放のために引き続き内方へ移動するように
作用する。この実施例は、特に、ビデオカセットレコー
ダの金属ヘッドの外面の精密な高速機械加工のために好
ましい。前記工作機械装置が前記チャックを非常に高い
回転速度に進めるとき、遠心力が前記ジョー組立体の金
属および弾性要素を放射方向外方へ進め把持力を高め
る。したがって、高回転速度がチャックのジョーの把持
力を失わせるようにする多くの従来のシステムとは対照
的に、本発明のチャックは高回転速度において高められ
た把持力を達成することができる。
【0018】前記したように、特定の従来のチャック
は、ワークピースを把持するための三つの放射方向に整
列されかつ等間隔をおかれたジョー部材を含む。しか
し、本発明のチャック装置は、4個以上のジョー、ある
実施例では、12個の弾性接続部材によって互いに間隔
をおかれた全部で12個のジョーを含むことができる。
本発明のチャック装置によって提供される実質的に多数
のジョーは、結果的に、ワークピースに対して遠心力の
より多くの配分をもたらす。したがって、部分的には前
記ワークピースを把持するように依存される前記遠心力
は、任意の一箇所における過度の遠心力が前記ワークピ
ースを変形させないように前記ワークピースに関して注
意深く分配される。
【0019】本発明のチャック組立体は、さらに、前記
ワークピースの位置決めのための前記チャックの作用端
に関して同心的に配置されたエンドストップを含む。例
えば、前記エンドストップは、前記チャックの前面にわ
たって前記ワークピースの正確な位置決めを可能とすべ
く前記アクチュエータの内部に中心的に配置することが
できる。前記エンドストップは、好ましくは、異なるワ
ークピースを単一のチャック装置に適応させるべく、移
動可能および調節可能の少なくともいずれかである。
【0020】本発明のチャック装置は、いくつかの理由
で、非常に高い回転速度において非常に良好に作動す
る。特に、前記非回転の空気管組立体は、前記チャック
装置の振動に寄与する前記空気管組立体の長さに沿った
偏心の可能性を完全に回避する。発生するいかなる偏心
も前記チャック装置の作動には全く問題にされなくな
る。本発明のチャック装置は、さらに、外方に配置され
たアクチュエータリングまたは前記ワークピースに対す
る外方へ向けての把持力を採用することにより、遠心力
の作用を軽減する。遠心力によって影響されない非回転
の空気管組立体および把持手段のこのユニークな組み合
わせは、従来のシステムでは達成できなかった、したが
ってまた、非常に高い正確さで行なわれるより能率的で
効果的な機械加工作業を可能にする高速度での正確な締
め付けを可能にする。
【0021】
【実施例】本発明に係るチャック組立体またはチャック
装置は、図2〜4に全体を符号30で示されている。チ
ャック装置30は、機械加工されるワークピース31を
選択的に把持しまたは選択的に開放するために空気で作
動される。チャック装置30に加えられる空気圧力のた
めの圧縮空気が、ほぼ円筒形状の外形を有する機械加工
された金属部材を規定する分配器32に導入される。分
配器32は、高速回転が可能であるチャックヘッドを有
する工作機械33の後端に回転不能に据え付けられてい
る。分配器32は第1および第2の空気入口34,36
を含む。これらの空気入口はエアホース(図示せず)に
選択的に係合可能である。前記エアホースは制御弁と、
エアフィルタ、調節装置、注油器、圧力計および圧縮空
気供給源を含む空気供給機構とに連なる。したがって、
分配器32は間接的に空気を供給する空気手段または空
気源である。空気入口34,36に接続可能である前記
機構は、約5.6Kg/cm(約80 psi)で空
気を導入するように作動する。分配器32は、さらに、
その前端38に伸びる段付きの軸線方向穴37を含む。
より詳細には、穴37は第1の空気入口34と連通する
ように伸びる小径部40を規定する。中径部42が小径
部40の前方に配置され、第2の空気入口36と連通し
ている。大径部44が分配器32の前端38に近接して
おり、また、大径部44は、弾性を有するOリングシー
ル48が配置されている環状溝46によって特徴付けら
れる。分配器32内に軸線方向に整列された穴37の大
径部44は、これに形成されたねじ溝によって特徴付け
られる。
【0022】チャック装置30は、さらに、分配器32
に回転不能に据え付けられた一端部(第1の端部)と、
分配器32から工作機械33の穴53を経て前方へ伸び
る他端部(第2の端部)とを有する空気管組立体52を
含む。空気管組立体52の前記第1の端部に相対する前
記第2の端部には、後記空気ジャーナル68が回転不能
に据えられている。空気管組立体52の長さは、一の工
作機械から、特定の工作機械の寸法に応じて変わる。代
表的な空気管組立体は約46cm(約18インチ)およ
び約122cm(約48インチ)の間で伸長する。空気
管組立体52は、ほぼ同心的な内管54および外管56
を有する。内管54はその中央開口58が第1の空気入
口34と直接に連通するように、分配器32の軸線方向
穴37の小径部40内に受け入れられる寸法を有する。
外管56は、分配器32の穴37の大径部44内に配置
されるように寸法設定され、分配器32のねじ溝に係合
するねじ山60の配列を含む。外管56の内径は、環状
空間62が内外両管54,56の間に存在するように設
定される。これらの放射方向寸法および内外両管54,
56の相対的軸線方向位置は、内外両管54,56の間
の環状空間62が分配器32の第2の空気入口36とは
連通するが分配器32の第1の空気入口34とは連通し
ないように設定される。また、分配器32に対する非回
転の空気管組立体52のねじ係合は計画的な分離を可能
にするが、チャック組立体30の通常の使用の間の分離
を妨げることが理解されよう。したがって、空気管組立
体52は工作機械33の穴53内で回転不能であり、ま
た、存在するいかなる偏心も工作機械33またはチャッ
ク組立体30の作動に影響を及ぼさない。
【0023】締付け具64が、分配器32から実質的に
隔てられた、また、チャック組立体30が用いられてい
る工作機械33の前部作用端に近接した位置で、空気管
組立体52の外管56に堅固に接続されている。締付け
具64は該締付け具から伸びる非円形の突起66を含
む。
【0024】前記チャック組立体は、さらに、空気ジャ
ーナル68を含み、前記空気ジャーナルは、図4に最も
明瞭に示されているように、締付け具64の突起66と
係合する、空気ジャーナル68の後端の非円形のくぼみ
70を有する。したがって、空気ジャーナル68は締付
け具64に関して非回転関係を維持し、引続いて、空気
管組立体52に回転不能に据え付けられている。
【0025】空気ジャーナル68はこれを貫通して伸び
る、段付きの軸線方向に配列された穴71であって内管
54の外径に実質的に等しい内径を規定する前方の小径
部72を有する穴71を含む。空気ジャーナル68の軸
線方向穴71の小径部72は、さらに、エラストマ製の
ような弾性を有するOリング76が配置された環状溝7
4によって特徴付けられる。内管54は空気ジャーナル
68内の穴71の小径部72内に据え付けられ、Oリン
グ76に係合しかつ空気ジャーナル68の最前端78に
実質的に完全に伸びている。空気ジャーナル68を貫通
する穴71は、さらに、外管56の外径に実質的に等し
い内径を規定する大径部80によって特徴付けられる。
また、大径部80は、弾性を有するOリング84が配置
された環状溝82によって特徴付けられる。外管56
は、前記外管がOリング84によって封止されるよう
に、空気ジャーナル68を貫通する穴71の大径部80
に配置されている。外管56の最前端は、空気管組立体
52の環状空間62と空気ジャーナル68を貫通する穴
71の大径部80の最前端との間の連通を許すように空
気ジャーナル68の穴71の大小両径部72,80間の
段の後方で終わっている。空気ジャーナル68は、さら
に、穴71の大径部80から空気ジャーナル68を貫通
して伸びる、ほぼ放射方向に整列された開口86によっ
て特徴付けられる。
【0026】チャック組立体30の前記した全ての部分
は、チャック組立体30が採用された工作機械33に関
して回転不能である。したがって、存在するであろうい
かなる偏心または非対称も、非常に高い回転速度におい
ても、工作機械33の精密運転またはワークピースを把
持するチャック組立体30の能力に影響を及ぼさない。
【0027】図2〜図4に示すチャック組立体30の例
は、さらに、全体を符号88で示されたチャックヘッド
であって工作機械33と共に回転するように工作機械3
3の回転部89に堅固に据え付けられている。チャック
ヘッド88は、空気ジャーナル68が据え付けられた中
央貫通孔92を有する全体に円筒形の軸受90を含む。
軸受90の中央貫通孔92と空気ジャーナル68の外面
とは、これらの間の密接を提供するとどもにこれらの間
の自由相対回転を許すように、精密に形成されている。
厳密な放射方向すきまは前記チャックおよび前記工作機
械の運転のために本質的な自由回転を可能とし、さら
に、空気管組立52を介して供給される空気の多量が
漏れるのを阻止する。
【0028】軸受90は、空気ジャーナル68の開口8
6と整列された軸線方向位置で軸受90の中央貫通孔す
なわち内面92上に形成された内部環状溝94を含む。
軸受90は、さらに、内部環状溝94から外方へ伸び
る、放射方向へ整列された開口96を含む。軸線方向溝
98が軸受90の外面に規定され、放射方向開口96か
ら外部環状溝100へ伸びている。開口および溝のこの
配列は、空気入口36から、空気管組立体52、およ
び、空気ジャーナル68および軸受90の双方を経て、
軸受90の外部環状溝100に至る空気の直接伝達を可
能にする。この空気の伝達は、静止の空気ジャーナル6
8に関する軸受90の全ての回転的整列のために可能と
されていることを注記する。この連続した伝達を達成す
るために空気ジャーナル68と軸受90との相対軸線方
向配置が、空気ジャーナル68の前端で溝に固定的に係
合された、軸受90の前端に隣接するロッキング部材1
02により、確実にされている。
【0029】チャックヘッド88は、さらに、後部のカ
バー104およびチャックの本体106を含み、これら
は、ボルト108により、互いに封止し合うように固定
的に保持されている。カバー104はこれを軸線方向に
貫通しかつ軸受90を取り巻く開口110を有する。さ
らに、カバー104は、軸受90の外方の環状溝100
とカバー104の前方箇所との間の連通を与える空気通
路112を有する。
【0030】チャック本体106は、同様に、カバー1
04の空気通路112に直接に連通するように、また、
カバー104および本体106の間に規定された円筒状
の作動空間116にその前方位置で連通するように配置
された空気通路114を有する。
【0031】ディスク状のビストン118が作動空間1
16内での軸線方向運動のために作動空間116内に配
置されている。より詳細には、円筒状の作動空間116
内でのピストン118の前方への軸線方向運動は、空気
入口36からの空気の吸引と、これと同時の第1の空気
入口34を通しての圧縮空気の導入により行なわれる。
第1の空気入口34に導入された空気は内管54の中央
開口58を経て移動し、ピストン118の後方で作動空
間116に至る。この空気圧力は作動空間116内でピ
ストン118を前方へ推し進める。逆に、ピストン11
8は、第1の空気入口34から空気を吸引し、かつ、同
時に、第2の空気入口36に空気を導入することにより
後方へ移動される。第2の空気入口36に導入された空
気は、環状空間62と、空気ジャーナル68、軸受9
0、カバー104および本体106における前記した開
口および通路の列とを通過する。この空気は、空気通路
114を経て、ピストン118の前方で作動空間116
に導入され、ピストン118を後方に推し進める。
【0032】ピストン118はアクチュエータ板120
に堅固に接続され、アクチュエータ板120は次いでア
クチュエータ122に堅固に固定されている。したがっ
て、アクチュエータ板120およびアクチュエータ12
2はピストン118と共にまた本体106に関して前方
または後方へ移動する。アクチュエータ122の最前端
は、連続した錐台形状の外方へ伸びるくさび124を規
定する。
【0033】チャックヘッド88は、さらに、全体に符
号126で示されたほぼ環状の締付け組立体を含む。締
付け組立体126は、図2に最も明瞭に示すように、弾
性を有する12個の接続部材130と交互に配置され
た、同数個の等間隔をおかれた金属製の把持部材128
によって規定されている。金属製の把持部材128に規
定された全体に環状の締付け組立体または把持組立体1
26の内部は、アクチュエータ122のくさび124に
一致しまたこれを覆うように係合されている。より詳細
には、各把持部材128は、アクチュエータ122の前
方のくさび124との滑動的係合のためにチャックヘッ
ド88の回転軸線に対して角度的に整列されている放射
方向内面132を有する。この配列では、アクチュエー
タ122の後方運動が、締付け組立体126の金属製の
把持部材すなわちジョー128の内面すなわち傾斜面1
32に向けてくさび124を滑動させ、ジョー128を
外方へ推し進める。逆に、アクチュエータ122の前方
運動は締付け組立体126に対するくさび力を軽減し、
弾性を有する接続部材130が、アクチュエータ122
のくさび124との連続した面対面の接触のためにジョ
ー128を内方に向けて強制することを可能にする。ジ
ョー128の放射方向外面は、ワークピース31の内面
を把持するための把持面を規定する。
【0034】チャックヘッド88は、さらに、アクチュ
エータ122の内部に軸線方向に配置されたエンドスト
ップ136を含む。エンドストップ136は、チャック
組立体30上のワークピース31の正確な位置決めを確
保するように機能する。したがって、ここに図示した特
別な外形は、ワークピース31の形状および寸法によっ
て選択された外形をもつ、このようなエンドストップ1
36のための多くの選択的な形状のうちの一つに過ぎな
い。
【0035】使用に際し、締付け組立体126は放射方
向内方へつぶされ、これにワークピース31を配置する
ことを可能にする。この内方につぶれることは、第2の
空気入口36からの圧縮空気の吸引およびこれと同時に
行なう第1の空気入口34への圧縮空気の導入によって
達成される。圧縮空気のこれらの相対流動は、カバー1
04およびチャック本体106によって規定された円筒
状の作動空間116内でのピストン118の前方への滑
動を生じさせる。チャック本体106に関するピストン
118の前方向運動は、チャック本体106に関してア
クチュエータ板120およびアクチュエータ122を前
方へ進め、締付け組立体126が、弾性を有する接続部
材130の働きのもとで、放射方向内方へつぶれること
を可能にする。特に、締付け組立体126の金属製ジョ
ー128の中間に配置された接続部材130が、ジョー
128の傾斜面132をアクチュエータ122の外部く
さび面124に沿って滑動させる。ワークピース31
は、次に、エンドストップ136によって確保される位
置で締付け組立体126を覆うように据え付けられる。
【0036】ワークピース31は、次いで、第1の空気
入口34からの圧縮空気の吸引と、これと同時の第2の
空気入口36への圧縮空気の導入とにより把持される。
この圧縮空気の相対流動は、ピストン118に、カバー
104およびチャック本体106によって規定された円
筒状の作動空間116での後方運動を生じさせる。ピス
トン118の後方への運動は、また、アクチュエータ板
120およびアクチュエータ122を後方へ引く。環状
の締付け組立体126のジョーの傾斜した内面132に
向けて錐台形状のくさび124により発生された力が、
締付け組立体126を放射方向外方へ膨張させる。特
に、アクチュエータ122の後方運動によって発生した
くさび力は、各ジョー128の中間の弾性接続部材13
0により及ぼされた弾力を上まわる。
【0037】次に、チャックヘッド88をこれが据え付
けられた工作機械33の駆動下で回転させることができ
る。チャックヘッド88の回転は、工作機械33の穴5
3を経て回転不能に伸びる空気管組立体52と独立であ
る。より詳細には、チャックヘッド88の軸受90と空
気ジャーナル68との間に相対回転が生じる。これらの
間の高速相対回転は、空気ジャーナル68と軸受90と
の間の密な放射方向公差のために、複雑なシール手段な
しに可能である。高回転速度が達成されるとき、遠心力
が、12個のジョー128をワークピース31とより堅
固に締付け係合するようにする。この遠心力は、他の点
で、チャック組立体30の簡単な作動に影響を及ぼさな
い。特に、空気管組立体52におけるいかなる偏心も、
振動を引き起さず、また、空気管組立体52および協働
する空気ジャーナル68の全体の非回転状態のために高
回転速度により悪化しない。さらに、前記アクチュエー
タのくさび作用および遠心力の双方に応答してワークピ
ース31に及ぼされる力は、多数の金属製ジョー128
と、これらの間を連続的に伸びる弾性接続部材130と
により、前記ワークピースの周りに均一に分配される。
【0038】他のチャック組立体が図5および図6に全
体を符号140で示されている。チャック組立体140
は、図3に示す分配器32と同じ分配器(図示せず)を
含む。チャック組立体140は、さらに、空気管組立体
52を含み、前記空気管組立体は図3において同一の符
号で示された空気管組立体と同一である。チャック組立
体140の空気管組立体52は回転不能であり、また、
回転不能の締付け具64を貫通して回転不能の空気ジャ
ーナル68に至る。締付け具64および空気ジャーナル
68の双方は、図3および図4において同一の符号によ
って同定された部品と同一である。先に説明した実施例
におけると同様に、空気管組立体52は、工作機械の後
側の前記分配器から前記工作機械の前方の回転可能な側
のチャック組立体140の把持部分へ複数の空気供給の
ために前記工作機械の穴を回転不能に伸びている。先の
実施例におけると同様に、空気管組立体52は間に環状
空間を有する内管54および外管56を含む。空気の第
1の供給が内管54の中央部を介して導入され、他方、
空気の第2の供給が内外両管54,56間の前記環状空
間を経て分離的に導入される。
【0039】図5および図6に示されたチャック組立体
140は、符号142により全体的に特定され、また、
前述した実施例に関して示した方法で前記工作機械の回
転部分に堅固に据え付けられたチャックヘッドを含む。
チャックヘッド142は、図6に最も明瞭に示すよう
に、空気ジャーナル68の周りに回転可能に据え付けら
れた全体に円筒状の軸受144を含む。軸受144は前
述した軸受90と同様に機能するが、これらの二つの実
施例におけるチャックヘッド88,142の異なる外形
のため、構造的にわずかに異なる。より詳細には、軸受
144はその内部の環状面上にありかつ空気ジャーナル
68の開口86と整列する軸線方向位置にある環状溝1
46を含む。放射方向に整列する開口148が環状溝1
46から外方へ伸び、軸受144を貫通し、軸受144
の外部の円筒状の表面に軸線方向に整列する溝150と
連通している。したがって、空気管組立体52の内外両
管54,56間の前記環状空間を流動する空気は、空気
ジヤーナル68と軸受144に規定された一続きの開口
および溝を通過する。先の実施例におけると同様、内管
54を案内された空気は空気ジャーナル68の軸線方向
端を経て完全に流れる。
【0040】チャックヘッド142は、さらに、軸受1
44の周囲に回転不能に据え付けられた全体に円筒状の
チャック本体152を含む。チャック本体152の前端
154は、チャックヘッド142の把持作用を行なうマ
スタージョー158との係合のために放射方向に整列さ
れたスロット156の配列により特徴付けられる。
【0041】チャック本体152には、これを貫通して
伸びる、間隔をおかれかつほぼ放射方向に整列された複
数の開口160,162が設けられている。開口160
はチャック本体152に後方に配置されかつ軸受144
の外面の軸線方向溝または通路150の前端に整列され
ている。したがって、開口160は、内外両管54,5
6間のギャップである前記環状空間からチャック本体1
52を経る空気圧力を案内する。開口162はチャック
本体152により前方に配置され、内管54からの空気
を案内する。
【0042】チャックヘッド142は、さらに、チャッ
ク本体152の周囲に据え付けられた全体に円筒状のシ
リンダ164を含む。チャック本体152へのシリンダ
164の据え付けはこれらの間の相対的軸線方向滑り運
動は許すが、相対回転は阻止する。シリンダ164はチ
ャック本体152の位置を取り巻く全体に環状の作動空
間166を規定する。カバー168がシリンダ164に
ボルト止めされ、また、チャック本体152に沿っての
滑り軸線方向運動のためにチャック本体152の周囲に
据え付けられている。
【0043】アクチュエータリング170が、カバー1
68と一緒の軸線方向運動のために、カバー168に堅
固にかつ回転不能に据え付けられている。アクチュエー
タリング170は、図5に最も明瞭に示す複数の全体に
T形のスロット172を有する。アクチュエータリング
170の各T形スロット172は、同じように形造られ
たマスタージョー158の最外部と係合している。さら
に、各T形スロット172は、チャック組立体140の
回転軸にある角度で係合する、放射方向外方に配置され
たくさび面を有する。アクチュエータリング170の軸
線方向運動によってアクチュエータリング170と各マ
スタージョー158との間に生じるくさび止め相互作用
が、チャック本体152の各スロット内を各マスタージ
ョー158に放射方向内方または放射方向外方へ移動さ
せる。
【0044】チャック本体152に関するシリンダ16
4、カバー168およびアクチュエータリング170の
軸線方向運動は、全体に環状のピストン174によって
もたらされる。より詳細には、ピストン174は、チャ
ック本体152の周囲およびシリンダ164の作動空間
166の内部に回転不能に据え付けられている。ピスト
ン174のいずれか一方の側の作動空間166の一部に
圧縮空気を選択的に導入することによって相対運動が生
じる。ピストン174の前方の作動空間166の一部へ
の空気の移動により、シリンダ164、カバー168お
よびアクチュエータリング170がピストン174およ
びチャック本体152に関して前方に進められる。アク
チュエータリング170のくさびの整列により、マスタ
ージョー158が放射方向内方へ進められる。逆に、ピ
ストン174の前方の作動空間166の一部からの空気
の吸引と、これと同時に行なうピストン174の後方の
作動空間166の一部への空気の導入により、シリンダ
164、カバー168およびアクチュエータリング17
0がピストン174およびチャック本体152に関して
後方へ移動される。したがって、アクチュエータリング
170のくさび形の外形がマスタージョー158を放射
方向外方へ移動させる。図5および図6に示されたチャ
ックヘッド142は上記米国特許第4,676,516
号明細書に記載されたチャック組立体に類似している。
この米国特許明細書に開示されているように、この構造
は高回転速度における正確な把持に適する。非回転の空
気管組立体および回転工作機械の全面に実質的に配置さ
れる非回転の空気ジャーナルを有するこの高速チャック
ヘッドの組合せは、この非常に正確な高速チャック組立
体を用いなければ生じ得る振動および不正確さの源を除
去する。
【0045】本発明が好ましい実施例に関して定義され
ているが、種々の変更が可能であることは明らかであろ
う。例えば、より複雑な空気管組立体が求められる実施
例では、チャック組立体は選択的領域への潤滑剤または
冷却剤の導入用の同心管を含む。ある実施例では、ピス
トンに関する運動のためにアクチュエータをチャック本
体に固定することができる。ある実施例はここに示した
エンドストップを必要としないが、他の実施例は種々の
他の形状のエンドストップを必要とする。さらに、異な
る数量の金属製のジョーおよび異なる形状のジョーが、
特定の機械加工作業の要求に応じて準備される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のチャック組立体の斜視図である。
【図2】本発明に係るチャック組立体の正面図である。
【図3】図2の線3−3に沿って得た断面図である。
【図4】チャック組立体の空気管組立体およびジャーナ
ルの境界面における締付け具の平面図である。
【図5】他のチャック組立体の正面図である。
【図6】図5の線6−6に沿って得た断面図である。
【符号の説明】
30,140 チャック組立体 31 ワークピース 32 分配器 33 工作機械 52 空気管組立体 68 空気ジャーナル 88,142 チャックヘッド 89 工作機械の回転部 90,144 軸受 104,168 カバー 106,152 チャック本体 112,114 空気通路 116,166 作動空間 118,174 ピストン 122 アクチュエータ 124 くさび 126 締付け組立体 128 ジョー 130 弾性接続部材 136 エンドストップ 170 アクチュエータリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−56712(JP,A) 特開 昭62−292305(JP,A) 特開 昭53−57575(JP,A) 実開 平1−156806(JP,U) 米国特許4214766(US,A)

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線の周りの高速、低振動回転のための
    回転可能部およびほぼ回転軸線に沿って前記回転可能部
    を経て伸びる穴を有する工作機械のための高速チャック
    組立体であって、 前記工作機械の穴を経て回転不能に伸び、相対する第1
    の端部および第2の端部を有しかつ第1および第2の端
    部間に複数の同心の空気通路を規定する空気管組立体
    と、 前記第1の端部側で前記空気通路に空気を選択的に導入
    するための間接的な空気手段と、 前記空気管組立体の第2の端部に回転不能に据えられた
    空気ジャーナルであって該空気ジャーナルを経て伸びか
    つ前記空気管組立体の第2の端部側で前記空気通路とそ
    れぞれ連通する複数の通路を有する空気ジャーナルと、 前記空気ジャーナル上に回転可能に据え付けることがで
    きかつ前記工作機械の回転可能部に据え付け可能である
    チャックであって前記回転軸線と同心の円筒状の作動空
    間を有する本体と、前記円筒状の作動空間内を滑動可能
    であるピストンと、空気の選択的な適用が前記円筒状の
    作動空間での前記ピストンの移動を可能にするように前
    記空気ジャーナルの各通路から前記ピストンの各側部に
    交互に連通させるための前記チャックを経て伸びる通路
    手段とを有するチャックと、 前記本体に関する前記ピストンとの滑動のために前記ピ
    ストンに固定され、全体に錐台形状のくさびを有するア
    クチュエータと、 前記アクチュエータのくさびと滑動可能に係合する締付
    け組立体であって前記アクチュエータおよびピストンの
    第1の軸線方向への移動が前記締付け組立体を第1の放
    射方向に進めるための前記締付け組立体に対するくさび
    力を生じさせるように、また、前記ピストンおよびアク
    チュエータの第2の軸線方向への移動が前記締付け組立
    体の相対する放射方向への移動を可能にするように、放
    射方向に整列されたジョーの配列を有する締付け組立体
    とを含む、高速チャック組立体。
  2. 【請求項2】 前記アクチュエータのくさびは前記ピス
    トンから離れた前記アクチュエータ上の箇所で放射方向
    外方に張り出しており、前記締付け組立体は前記ジョー
    の間を伸びる弾性の接続部材を有し、前記第1の軸線方
    向における前記アクチュエータの運動が前記締付け組立
    体を放射方向外方に推し進め、また、前記第2の軸線方
    向における前記アクチュエータの運動により前記弾性の
    接続部材の弾力に応答して前記締付け組立体の放射方向
    内方へつぶれる、請求項(1)に記載のチャック組立
    体。
  3. 【請求項3】 前記締付け組立体は、前記締付け組立体
    に及ぼされる遠心力が前記締付け組立体の周りに実質的
    に均一に配分されるように、弾性を有する接続部材によ
    ってそれぞれが互いに間隔をおかれた4個以上のジョー
    を含む、請求項(2)に記載のチャック組立体。
  4. 【請求項4】 前記締付け組立体は、弾性を有する接続
    部材によってそれぞれが互いに間隔をおかれた12個の
    ジョーを含む、請求項(3)に記載のチャック組立体。
  5. 【請求項5】 さらに、前記チャック組立体へのワーク
    ピースの正確な据え付けのために前記アクチュエータお
    よび前記締付け組立体に近接して据え付けられたエンド
    ストップを含む、請求項(1)に記載のチャック組立
    体。
  6. 【請求項6】 前記チャック本体に関する前記ピストン
    の運動のために約5.6Kg/cmの空気圧力が前記
    チャック組立体に選択的に加えられる、請求項(1)に
    記載のチャック組立体。
  7. 【請求項7】 工作機械の回転部分と共に高速、低振動
    で回転するチャック組立体であって間接的な空気源によ
    り制御されまた前記工作機械が、該工作機械を経て伸び
    かつ回転軸線と同心の穴を有するチャック組立体であっ
    て、 前記空気源から選択的に加えられる空気の第1および第
    2の供給を受けるための第1および第2の分離した通路
    手段を有し、かつ、前記工作機械の前記穴内のほぼ中央
    に回転不能に配置された空気ジャーナルと、 前記空気ジャーナル上に回転可能に据えられたほぼ円筒
    状の軸受であって軸受通路手段が前記軸受を経て伸びか
    つ前記空気ジャーナルの前記通路手段の一つと連通して
    いる軸受と、 前記軸受に固定されたカバーと、 前記カバーに据え付けられた本体であって該本体と前記
    カバーとの間にほぼ円筒状の作動空間を規定するように
    形状付けられた本体と、 前記本体の前記円筒状の作動空間内に据えられ、前記作
    動空間内を軸線方向に移動可能であるピストンと、 前記空気ジャーナルから前記ピストンの第1の側で前記
    円筒状の作動空間の一部へ空気を選択的に導入するため
    に前記カバーおよび前記本体を経て伸びる第1の空気通
    路と、 前記ピストンの第2の側で前記円筒状の作動空間の一部
    に空気を導入するための第2の空気通路と、 前記ピストンと堅固に接続可能であって外方に張り出す
    くさびを有するアクチュエータと、 前記くさびに関する滑動のために前記くさびの外方で係
    合する締付け組立体であって複数のジョーと、前記ジョ
    ーの間を伸びかつ前記ジョーを接続する複数の弾性の接
    続部材とによって規定され、これにより、第1の軸線方
    向における前記アクチュエータの運動が前記アクチュエ
    ータのくさびに対して前記締付け組立体の前記ジョーが
    放射方向外方に進むように強制し、また、第2の方向に
    おける前記アクチュエータの運動に応答して前記接続部
    材の弾性が前記ジョーをほぼ放射方向内方に進める締付
    け組立体とを含む、チャック組立体。
  8. 【請求項8】 工作機械の回転部分と共に高速、低振動
    で回転するチャック組立体であって間接的な空気源によ
    り制御されまた前記工作機械が、該工作機械を経て伸び
    かつ回転軸線と同心の穴を有するチャック組立体であっ
    て、 前記空気源から選択的に加えられる空気の第1および第
    2の供給を受けるための第1および第2の分離した通路
    手段を有し、かつ、前記工作機械の前記穴内のほぼ中央
    に回転不能に配置された空気ジャーナルと、 前記空気ジャーナル上に回転可能に据えられたほぼ円筒
    状の軸受であって軸受通路手段が前記軸受を経て伸びか
    つ前記空気ジャーナルの前記通路手段の一つと連通して
    いる軸受と、 前記軸受に固定された本体と、 前記本体に軸線方向へ移動可能に据えられたシリンダお
    よびカバーあって前記本体の周囲に作動空間を規定する
    ように形状付けられたシリンダおよびカバーと、 前記作動空間内に据えられかつ前記本体に固定されたピ
    ストンと、 前記ピストンの第1の側で前記作動空間の一部に空気を
    導入するために前記本体を経て伸びる第1の空気通路
    と、 前記空気ジャーナルから前記ピストンの第2の側で前記
    作動空間の一部へ空気を選択的に導入するために前記本
    体を経て伸びる第2の空気通路と、 前記カバーと堅固に接続可能であって外方に張り出すく
    さびを有するアクチュエータと、 前記くさびに関する滑動のために前記くさびの外方で係
    合する締付け組立体であって複数のジョーと、前記ジョ
    ーの間を伸びかつ前記ジョーを接続する複数の弾性の接
    続部材によって規定され、これにより、第1の軸線方向
    における前記アクチュエータの運動が前記アクチュエー
    タのくさびに対して前記締付け組立体の前記ジョーが放
    射方向外方に進むように強制し、また、第2の方向にお
    ける前記アクチュエータの運動に応答して前記接続部材
    の弾性が前記ジョーをほぼ放射方向内方に進める締付け
    組立体とを含む、チャック組立体。
  9. 【請求項9】 さらに、前記工作機械の前記穴を経て回
    転不能に伸びかつ前記空気ジャーナルと連通する空気管
    組立体を含み、前記空気管組立体は前記空気ジャーナル
    の第1および第2の分離通路手段のそれぞれと連通する
    第1および第2の同心の空気通路を含む、請求項(7)
    または(8)に記載のチャック組立体。
  10. 【請求項10】 約5.6Kg/cmの空気圧力が前
    記作動空間内のピストンの相対運動のために前記空気ジ
    ャーナルの第1および第2の分離通路手段に選択的に加
    えられる、請求項(7)または(8)に記載のチャック
    組立体。
  11. 【請求項11】 前記締付け組立体は、交互に環状配列
    を規定する12個のジョーとおよび12個の弾性接続部
    材を含む、請求項(7)または(8)に記載のチャック
    組立体。
  12. 【請求項12】 さらに、前記チャック組立体へのワー
    クピースの正確な据え付けのために前記アクチュエータ
    および前記締付け組立体に近接して据え付けられたエン
    ドストップを含む、請求項(7)または(8)に記載の
    チャック組立体。
  13. 【請求項13】 工作機械のためのチャック組立体であ
    って前記工作機械が少なくとも8,000rpmの速度
    での軸線の周りの回転のための回転可能部分を有する前
    方作用端と、前記工作機械の回転部分から前記工作機械
    の後端へ前記工作機械を経てほぼ回転軸線に沿って伸び
    る穴とを備え、前記チャック組立体が、 前記工作機械の後端に近接して回転不能に据え付けられ
    た、空気の第1および第2の供給を受けるための空気分
    配器と、 前記分配器に回転不能に接続され前記工作機械の前記穴
    を経て前記工作機械の後端からその前端近傍の箇所へ伸
    びる空気管組立体であって前記分配器からの空気の第1
    および第2の供給を行なうための第1および第2の通路
    を含む空気管組立体と、 前記工作機械の前端に近接して前記空気管組立体に回転
    不能に据え付けられた空気ジャーナルであって前記空気
    管組立体の第1および第2の空気通路からの空気を分離
    して導入するための手段を含む空気ジャーナルと、 前記工作機械の回転可能部分に堅固に据え付けられかつ
    前記空気ジャーナルに関して回転可能に据え付けられ、
    内部にほぼ円筒状の作動空間を規定するチャックヘッド
    であってピストンが前記作動空間内に軸線方向運動のた
    めに据えられ、また、前記空気通路から前記円筒状の作
    動空間内のピストンの両側のそれぞれに交互に空気を導
    入するための手段を備えるチャックヘッドと、 前記円筒状の作動空間内のピストンの相対軸線方向運動
    に応答した軸線方向運動のために前記チャックヘッドに
    据え付けられ、前記回転軸線に対して角度的に整列され
    たくさびを有するアクチュエータと、 前記アクチュエータの前記くさびに滑動可能に据え付け
    られた締付け組立体であって第1の軸線方向への前記ア
    クチュエータの運動が前記締付け組立体を放射方向へ膨
    張させまた第2の軸線方向への前記アクチュエータの運
    動が前記締付け組立体を放射方向に収縮させ、これによ
    り、前記回転不能の空気管組立体に実質的に振動が生じ
    ない締付け組立体とを含む、チャック組立体。
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