JP2724604B2 - 製紙用二重織物 - Google Patents

製紙用二重織物

Info

Publication number
JP2724604B2
JP2724604B2 JP63296005A JP29600588A JP2724604B2 JP 2724604 B2 JP2724604 B2 JP 2724604B2 JP 63296005 A JP63296005 A JP 63296005A JP 29600588 A JP29600588 A JP 29600588A JP 2724604 B2 JP2724604 B2 JP 2724604B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weft
warp
papermaking
warps
warp yarns
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63296005A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02145888A (ja
Inventor
卓夫 楯
岳敏 渡辺
宏之 名倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON FUIRUKON KK
Original Assignee
NIPPON FUIRUKON KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON FUIRUKON KK filed Critical NIPPON FUIRUKON KK
Priority to JP63296005A priority Critical patent/JP2724604B2/ja
Priority to CA000602614A priority patent/CA1320410C/en
Priority to EP89111286A priority patent/EP0350673B1/en
Priority to AT89111286T priority patent/ATE123087T1/de
Priority to US07/369,452 priority patent/US5022441A/en
Priority to DE68922793T priority patent/DE68922793T2/de
Publication of JPH02145888A publication Critical patent/JPH02145888A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2724604B2 publication Critical patent/JP2724604B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Woven Fabrics (AREA)
  • Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、製紙用織物に関する。
[従来の技術] 製紙用織物に対しては、従来より多くの要求がある。
大別すると、(イ)ワイヤーマークの発生防止、紙繊維
の十分な絡み合い等、紙の品質そのものに関する問題ま
たは製紙の歩留りの問題、(ロ)耐摩耗性の向上、織物
の使用寿命の延長、(ハ)良好な水性の問題、などが
ある。それぞれの問題は互いに関連する点が多いが、大
雑把にいえば、(イ)の問題は主として織物の製紙面の
構造が大きく関係する問題であり、(ロ)は織物の走行
側表面の構造に関係が深く、(ハ)は織物全体に関する
問題である。
このような問題は多重織りの織物だけでなく、一重織
りの織物においても同様に解決しなければならない問題
である。
従来(イ)の解決には多くの提案がなされてきた。し
かしながら、(ロ)の問題すなわち製紙用織物の耐摩耗
性の向上については十分な工夫がなされておらず、製紙
用織物の走行側を緯糸摩耗型として、経糸の摩耗を防ぐ
程度に止まっている。
しかしながら、近年製紙スピードの高速化、填料の使
用量の増大、中性製紙の製造の必要性の増大などの諸条
件が要求され、製紙用織物の耐摩耗性が大きな問題とな
っている。
このような耐摩耗性を向上させるために、耐摩耗性の
あるポリアミドを用いることも試みられているが、ポリ
アミドを用いた製紙用織物は伸びやすく、姿勢安定性が
悪いという欠点があった。
そこで、従来、経糸緯糸いずれにも剛性に優れたポリ
エステルを用いて、伸びにくく姿勢安定性に優れた製紙
用織物を構成していた。
このような従来の製紙用織物では、上記のような諸要
求を満たすため、製紙用織物の走行側の緯糸に太い線径
の糸を使用することが試みられており、耐摩耗性の改善
はある程度図られるものの、緯糸が太いので緯糸と経糸
とのバランスが崩れ、クリンプ性が悪化しワイヤーマー
ク発生の原因となる。
さらに、上記(ハ)の問題から理解されるように走行
面の構造が変化すれば水性も影響があり単に緯糸を太
くする程度の姑息な手段では問題は解決されない。
また、上記従来の製紙用織物における大きな問題は、
全ての経糸が緯糸を織り込んでいるため、走行面の緯糸
を織り込んだ経糸が摩滅切断すると高速回転している製
紙用織物自体が切断して跳ね飛び、製紙機械を破壊する
だけでなく、パルプを流すノズルであるスライスリップ
を傷つけるのである。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の技術の問題に鑑みて、本発明は製
紙用織物の水性やワイヤーマーク性などの紙を抄造す
る性能には悪影響を与えることなく、耐摩耗性を改善し
ようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、 「1. 緯糸を上下2層に配置し、経糸には下層の走行面
に突出する緯糸を織り込まない経糸を配置し、繰り返し
単位である完全組織において、この経糸を挾んで隣り合
う1対の経糸により、走行面に突出する下層緯糸を1か
所で組織に織り込み、緯糸の長いクリンプを形成すると
共に、下層の各緯糸の経糸を挾んで隣り合う1対の経糸
による織り込みか所を隣接する緯糸間で隣り合わないよ
うにずらして配置してなる製紙用二重織物。
2. 走行面に突出する緯糸を組織に織り込む隣り合う1
対の経糸により挾まれた、走行面に突出する緯糸を織り
込まない経糸が、該1対の経糸が夫々走行面に突出する
緯糸の下側を通るか所の上側で製紙面の緯糸の上側を通
り組織に織り込んでいる、第1項に記載された製紙用二
重織物。
3. 経糸に、下層の走行面に突出する緯糸を織り込まな
い経糸を1本置きに配置した、第1項ないし第2項のい
ずれか1項に記載された製紙用二重織物。
4. 下層の走行面の緯糸は、ポリエステル糸とポリアミ
ド糸とからなる、第1項ないし第3項のいずれか1項に
記載された製紙用二重織物。
5. 下層の走行面のポリアミド緯糸は、ポリエステル緯
糸より線径の太い糸である、第4項に記載された製紙用
二重織物。」 に関する。
本発明は上記の構造を製紙用織物の走行面に形成する
ものであるから、製紙面への影響は極めて小さく、製紙
面の抄造性にはほとんど影響を与えず、水性、ワイヤ
ーマーク性に変化はみられない。
本発明において、走行側に突出する緯糸は完全組織に
おいて、1か所組織に織り込まれるためクリンプが長
く、クリンプ性が良好であるで太い緯糸を配置でき、耐
摩耗性を一層向上させることができる。
[作 用] 本発明の特徴の1つは、走行面の緯糸を織り込まない
経糸を配置したことである。この縦糸は走行面に露出し
ないので使用中に摩耗を受けることがなく、そのため伸
たり切断することがない。したがってこの経糸により、
本発明の製紙用二重織物は優れた姿勢の安定性を示し、
織物の切断を防止する作用効果を奏する。
本発明の第2の特徴は、走行面の緯糸を織り込まない
経糸を挾んで隣り合う1対の経糸が走行面の緯糸を強い
力で曲げて1箇所で組織に織り込むことである。
即ち、1本より複数本の隣接した経糸により緯糸を1
箇所で曲げれば確かに1本の経糸より強い力で緯糸を曲
げることはできるが、このように隣接した経糸で1箇所
で緯糸を曲げると、緯糸の反発力により経糸が押されて
寄って接近しその間に平面水空間がなくなり、この部
分の水性が小さくなるため水性の不均一が生じワイ
ヤマーク発生の原因となるが、本発明は間に1本の緯糸
を織り込まない経糸を挾んだ1対の経糸により緯糸を織
り込むという特殊な構造とすることによりこの問題を解
決した。即ち、この下層緯糸の織り込位置では、挾まれ
た経糸は、下層緯糸を織り込まず、この経糸を挾んだ2
本の経糸の間から抜け出し上層の緯糸を織り込んでいる
ので、前記の2本の経糸は接近し1対となって下層緯糸
を強力に曲げて織り込むのでクリンプ性は非常によくな
る。また、下層緯糸の織り込位置では1対となる2本の
経糸は接近するので平面的には水空間が減るが両者間
に挾まれた経糸の存在のため、ここに立体水空間が形
成されるので水空間の偏在が防げるのである。
こように1対の経糸で下層緯糸を強い力で曲げて1箇
所で織り込むのでクリンプ性は一層良好になり、太い緯
糸を使用することができ、耐摩耗性は飛躍的に向上す
る。
本発明の第3の特徴は、走行面の緯糸を織り込むか所
を隣接する緯糸間で隣り合わないようにずらして配置し
たことである。この緯糸と1対の経糸が交差する織り込
みか所を隣り合わないように配置することにより、織り
込みか所の配置が偏在しないので水空間の偏在が防げ
ると共に織物の走行面を平滑にする効果も奏される。
本発明はこのように特殊な走行面を形成することによ
り、従来の製紙用織物の表面性即ち、パルプ繊維のサポ
ート性、ワイヤーマーク特性を変えることなく走行面の
耐摩耗体積を増大させ製紙用織物の耐摩耗性を大きく改
善するものである。
製紙用織物の走行面の耐摩耗性について説明する。製
紙用織物の走行面の耐摩耗性は、走行面を形成する緯糸
の摩耗体積を大きくすることにより増大する。実際に
は、後で図面に基いて説明するように、経糸緯糸が交差
し、糸が急激に曲げられるナックル部においてはそのク
リンプの形状のため耐摩耗作用を営まない緯糸部分が存
在する。つまり、同じ面積内ではナックルの数の少ない
方が耐摩耗性の点からみて優れており、また水性も向
上する。
次にクリンプ性について簡単に説明する。クリンプ性
とは、経糸が緯糸を曲げようとするとき緯糸の反発力に
打ち勝って緯糸を押し曲げることができる指標である
が、これはクリンプの長さつまり緯糸を押し上げる経糸
と経糸との距離が長くなると良好となる。そしてクリン
プ性が向上すると太い緯糸の使用が可能となる。
本発明においては、織物の走行面の緯糸のクリンプが
長くなっているのでクリンプ性は良好であり、従来使用
できなかった太い緯糸が配置できるので摩耗体積をさら
に大きくすることができる。
本発明は上記の構造を製紙用織物の走行面に形成する
ものであるから、製紙面への影響は極めて小さく、製紙
面の抄造性にはほとんど影響を与えず、水性、ワイヤ
ーマーク性に変化はみられない。
なお、摩耗体積の増大、耐摩耗性の増大については次
の実施例の項において従来例と比較しながら具体的に説
明する。
[実施例] 第1図から第6図はそれぞれ本発明の実施例であり、
経糸緯糸とが各16本(16シャフト)、14本(14シャフ
ト)、18本(18シャフト)、20本(20シャフト)、22本
(22シャフト)及び24本(24シャフト)である二重織り
製紙用織物を示す完全意匠図であり、 第10図はポリエステル製の経糸緯糸それぞれ16本の従
来使用されている二重織りの製紙用織物を示す完全意匠
図である。
第10図の従来の製紙用織物においては走行面の隣合う
緯糸のクリンプの長さは同じである。
これらの図中の番号は、経糸緯糸それぞれの番号を示
し、ダッシュのない番号は経糸であり、ダッシュのある
番号は緯糸である。なお、緯糸は上下の糸を同じ番号で
示しているが必要ある場合はその都度説明する。
第1図から第6図まで及び第10図において、○印は経
糸が走行面の緯糸を織り込んでいる位置を示し、×印は
経糸が製紙面の緯糸を織込んでいる位置を示す。各図の
緯糸において○印、×印、○印が連続しているところ
は、製紙面に突出する1本の経糸を挾んで隣合う2本の
経糸が走行面の1本の下層緯糸を織り込んでいることを
示す。
また第1図から第6図までの上記偶数番号で示される
経糸には○印がないが、これは偶数番号の経糸が下層の
緯糸を織り込んでいないことを示す。
ここで○印と左右に連続する○印との間の距離は、製
紙用織物の走行面を形成する緯糸のクリンプの長さを示
している。
また、×印と左右に連続する×印との間の距離は、製
紙用織物の製紙面を形成する緯糸のクリンプの長さを示
している。
以下、順次図面に基いて説明する。
第1図の実施例は、経糸と緯糸とがそれぞれ16本(16
シャフト)の、製紙用二重織物であり、第1図の下層緯
糸1′は経糸13,15で組織に織り込まれ、ナックルを形
成し、右または左隣りに繰り返す完全意匠図(図示せ
ず)の次のナックルとの間で13本の経糸が存在するクリ
ンプを形成しており、下層緯糸2′は経糸11,13で組織
に織り込まれ、ナックルを形成し、右または左隣りに繰
り返す完全意匠図(図示せず)の次のナックルとの間に
は上記下層緯糸1′と同様に13本の経糸が存在するクリ
ンプを形成する。
そして、下層緯糸1′を組織に織り込む経糸13,15の
間には下層緯糸を織り込まない経糸14が挟まれている
が、経糸13,15の下層緯糸1′を織り込むか所では、経
糸14は製紙面の緯糸を織り込んでおり、経糸13,15のの
間から上方の製紙面に抜け出して、経糸13,と15の接近
が可能となり、経糸13,と15は1対となって下層緯糸を
強く曲げて組織に織り込むのでクリンプ性が極めて良好
になる効果が奏される。すなわち、経糸13と15のナック
ルが接近して、1つの織り込みか所を形成する。そし
て、前述のとおり、経糸13,15の曲の経糸14は、経糸13,
15が下層緯糸1′を織り込むか所では、経糸13,15の曲
から上方の製紙面に抜け出しており、経糸13,と15は接
近し平面水空間は減少するものの、この部位には、経
糸14の存在による立体水空間が形成され、水空間の
偏在は防止される。
また、下層緯糸2′を組織に織り込む経糸11,13の間
には下層緯糸を織り込まない経糸12が挟まれているが、
経糸11,13の下層緯糸2′を織り込むか所では、経糸12
は製紙面の緯糸を織り込んでおり、経糸11,13の間から
上方の製紙面に抜け出して、経糸11,と13の接近が可能
となり、経糸11,と13は1対となって下層緯糸を強く曲
げて組織に織り込むのでクリンプ性が極めて良好になる
効果が奏される。そして、35のとおり、経糸11,13の間
の経糸12は、経糸11,13が下層緯糸2′を織り込むか所
では、経糸11,13の間から上方の製紙面に抜け出してお
り、経糸11,と13は接近し平面水空間は減少するもの
の、この部位には、経糸12の存在による立体水空間が
形成され、水空間の偏在は防止される。
下層緯糸2′を組織に織り込む経糸11,13により形成
されるナックルと、下層緯糸1′を組織に織り込む経糸
13,15により形成されるナックルとは、経糸2本分ずれ
ており、1対の経糸により形成される織り込みか所は隣
り合っていないことが理解される。また、下層緯糸2′
と下層緯糸3′との間では経糸8本分ずれており、隣り
合っていない。
第2図の実施例は、経糸と緯糸とがそれぞれ14本(14
シャフト)の製紙用二重織物であり、第2図の下層緯糸
1′は経糸7,9で組織に織り込まれ、ナックルを形成
し、右または左隣りに繰り返す完全意匠図(図示せず)
の次のナックルとの間で11本の経糸が存在するクリンプ
を形成しており、下層緯糸2′は経糸5,7で組織に織り
込まれ、ナックルを形成し、右または左隣りに繰り返す
完全意匠図(図示せず)の次のナックルとの間には上記
緯糸1′と同様に11本の経糸が存在するクリンプを形成
する。
そして、下層緯糸1′を組織に織り込む経糸7,9の間
には下層緯糸を織り込まない経糸8が挟まれているが、
経糸7,9の下層緯糸1′を織り込むか所では、経糸8は
製紙面の緯糸を織り込んでおり、経糸7,9の間から上方
の製紙面に抜け出して、経糸7,と9の接近が可能とな
り、経糸7,と9は1対となって下層緯糸を強く曲げて組
織に織り込むのでクリンプ性が極めて良好になる効果が
奏される。そして、前述のとおり、経糸7,9の間の経糸
8は、経糸7,9が下層緯糸1′を織り込むか所では、経
糸7,9の間から上方の製紙面に抜け出しており、経糸7,
と9は接近し平面水空間は減少するものの、この部位
には、経糸8の存在による立体水空間が形成され、
水空間の偏在は防止される。
また、同様に、下層緯糸2′を組織に織り込む経糸5,
7の間には下層緯糸を織り込まない経糸6が挟まれてい
るが、経糸5,7の下層緯糸2′を織り込む位置では、経
糸6は製紙面の緯糸を織り込んでおり、経糸5,7の間か
ら上方の製紙面に抜け出して、経糸5,と7の接近が可能
となり、経糸5,と7は1対となって下層緯糸を強く曲げ
て組織に織り込むのでクリンプ性が極めて良好になる効
果が奏される。そして、前述のとおり、経糸5,7の間の
経糸6は、経糸5,7が下層緯糸2′を織り込むか所で
は、経糸5,7の間から上方の製紙面に抜け出しており、
経糸5,と7は接近し平面水空間は減少するものの、こ
の部位には、経糸6の存在による立体水空間が形成さ
れ、水空間の偏在は防止される。
4 下層緯糸2′を組織に織り込む経糸5,7により形成
されるナックルと、下層緯糸1′を組織に織り込む経糸
7,9により形成されるナックルとは、経糸2本分ずれて
おり、1対の経糸により形成される織り込みか所は隣り
合っていないことが理解される。また、下層緯糸2′と
下層緯糸3′との間では経糸2本分ずれており、隣り合
っていない。
第3図の実施例は、経糸と緯糸とがそれぞれ18本、
(18シャフト)の製紙用二重織物であり、第3図の下層
緯糸1′は経糸9,11で組織に織り込まれ、ナックルを形
成し、右または左隣りに繰り返す完全意匠図(図示せ
ず)の次のナックルとの間で15本の経糸が存在するクリ
ンプを形成しており、下層緯糸2′は経糸11,13で組織
に織り込まれ、ナックルを形成し、右または左隣りに繰
り返す完全意匠図(図示せず)の次のナックルとの間に
は上記緯糸1′と同様に15本の経糸が存在するクリンプ
を形成する。
そして、下層緯糸1′を組織に織り込む経糸9,11の間
には下層緯糸を織り込まない経糸10が挟まれているが、
経糸9,11の下層緯糸1′を織り込むか所では、経糸10は
製紙面の緯糸を織り込んでおり、経糸9,11の間から上方
の製紙面に抜け出して、経糸9,と11の接近が可能とな
り、経糸9,と11は1対となって下層緯糸を強く曲げて組
織に織り込むのでクリンプ性が極めて良好になる効果が
奏される。そして、前述のとおり、経糸9,11の間の経糸
10は、経糸9,11が下層緯糸1′を織り込む位置では、経
糸9,11の間から上方の製紙面に抜け出しており、経糸9,
と11は接近し平面水空間は減少するものの、この部位
には、経糸10の存在による立体水空間が形成され、
水空間の偏在は防止される。
また、同様に、下層緯糸2′を組織に織り込む経糸1
1,13の間には下層緯糸を織り込まない経糸12が挟まれて
いるが、経糸11,13の下層緯糸2′を織り込むか所で
は、経糸12は製紙面の緯糸を織り込んでおり、経糸11,1
3の間から上方の製紙面に抜け出して、経糸11,と13の接
近が可能となり、経糸11,と13は1対となって下層緯糸
を強く曲げて組織に織り込むのでクリンプ性が極めて良
好になる効果が奏される。そして、前述のとおり、経糸
11,13の間の経糸12は、経糸11,13が下層緯糸2′を織り
込むか所では、経糸11,13の間から上方の製紙面に抜け
出しており、経糸11,と13は接近し平面水空間は減少
するものの、この部位には、経糸12の存在による立体
水空間が形成され、水空間の偏在は防止される。
下層緯糸2′を組織に織り込む経糸11,13により形成
されるナックルと、下層緯糸1′を組織に織り込む経糸
9,11により形成されるナックルとは、経糸2本分ずれて
おり、1対の経糸により形成される織り込みか所は隣り
合っていないことが理解される。また、下層緯糸2′と
下層緯糸3′との間では経糸2本分ずれており、隣り合
っていない。
第4図の実施例は、経糸と緯糸とがそれぞれ20本、
(20シャフト)の製紙用二重織物であり、第4図の下層
緯糸1′は経糸13,15で組織に織り込まれ、ナックルを
形成し、右または左隣りに繰り返す完全意匠図(図示せ
ず)の次のナックルとの間で17本の経糸が存在するクリ
ンプを形成しており、下層緯糸2′は経糸7,9で組織に
織り込まれ、ナックルを形成し、右または左隣りに繰り
返す完全意匠図(図示せず)の次のナックルとの間には
上記下層緯糸1′と同様に17本の経糸が存在するクリン
プを形成する。
そして、下層緯糸1′を組織に織り込む経糸13,15の
間には下層緯糸を織り込まない経糸14が挟まれている
が、経糸13,15の下層緯糸1′を織り込むか所では、経
糸14は製紙面の緯糸を織り込んでおり、経糸13,15のの
間から上方の製紙面に抜け出して、経糸13,と15の接近
が可能となり、経糸13,と15は1対となって下層緯糸を
強く曲げて組織に織り込むのでクリンプ性が極めて良好
になる効果が奏される。そして、前述のとおり、経糸1
3,15の間の経糸14は、経糸13,15が下層緯糸1′を織り
込むか所では、経糸13,15の間から上方の製紙面に抜け
出しており、経糸13,と15は接近し平面水空間は減少
するものの、この部位には、経糸14の存在による立体
水空間が形成され、水空間の偏在は防止される。
また、同様に、下層緯糸2′を組織に織り込む経糸7,
9の間には下層緯糸を織り込まない経糸8が挟まれてい
るが、経糸7,9の下層緯糸2′を織り込むか所では、経
糸8は製紙面の緯糸を織り込んでおり、経糸7,9の間か
ら上方の製紙面に抜け出して、経糸7,と9の接近が可能
となり、経糸7,と9は1対となって下層緯糸を強く曲げ
て組織に織り込むのでクリンプ性が極めて良好になる効
果が奏される。そして、前述のとおり、経糸7,9の間の
経糸8は、経糸7,9が下層緯糸2′を織り込むか所で
は、経糸7,9の間から上方の製紙面に抜け出しており、
経糸7,と9は接近し平面水空間は減少するものの、こ
の部位には、経糸8の存在による立体水空間が形成さ
れ、水空間の偏在は防止される。
下層緯糸2′を組織に織り込む経糸7,9により形成さ
れるナックルと、下層緯糸1′を組織に織り込む経糸1
3,15により形成されるナックルとは、経糸6本分ずれて
おり、1対の経糸により形成される織り込みか所は隣り
合っていないことが理解される。また、下層緯糸2′と
下層緯糸3′との間では経糸10本分ずれており、隣り合
っていない。
第5図の実施例は、経糸と緯糸とがそれぞれ22本、
(22シャフト)の製紙用二重織物であり、第5図の下層
緯糸1′は経糸11,13で組織に織り込まれ、ナックルを
形成し、右または左隣りに繰り返す完全意匠図(図示せ
ず)の次のナックルとの間で19本の経糸が存在するクリ
ンプを形成しており、下層緯糸2′は経糸9,11で組織に
織り込まれ、ナックルを形成し、右または左隣りに繰り
返す完全意匠図(図示せず)の次のナックルとの間には
上記下層緯糸1′と同様に19本の経糸が存在するクリン
プを形成する。
そして、下層緯糸1′を組織に織り込む経糸11,13の
間には下層緯糸を織り込まない経糸12が挟まれている
が、経糸11,13の下層緯糸1′を織り込むか所では、経
糸12は製紙面の緯糸を織り込んでおり、経糸11,13の間
から上方の製紙面に抜け出して、経糸11,と13の接近が
可能となり、経糸11,と13は1対となって下層緯糸を強
く曲げて組織に織り込むのでクリンプ性が極めて良好に
なる効果が奏される。そして、前述のとおり、経糸11,1
3の間の経糸12は、経糸11,13が下層緯糸1′を織り込む
か所では、経糸11,13の間から上方の製紙面に抜け出し
ており、経糸11,と13は接近し平面水空間は減少する
ものの、この部位には、経糸12の存在による立体水空
間が形成され、水空間の偏在は防止される。
また、同様に、下層緯糸2′を組織に織り込む経糸9,
11の間には下層緯糸を織り込まない経糸10が挟まれてい
るが、経糸9,11の下層緯糸2′を織り込むか所では、経
糸10は製紙面の緯糸を織り込んでおり、経糸9,11の間か
ら上方の製紙面に抜け出して、経糸9,と11の接近が可能
となり、経糸9,と11は1対となって下層緯糸を強く曲げ
て組織に織り込むのでクリンプ性が極めて良好になる効
果が奏される。そして、前述のとおり、経糸9,11の間の
経糸10は、経糸9,11が下層緯糸1′を織り込むか所で
は、経糸9,11の間から上方の製紙面に抜け出しており、
経糸9,と11は接近し平面水空間は減少するものの、こ
の部位には、経糸10の存在による立体水空間が形成さ
れ、水空間の偏在は防止される。
下層緯糸2′を組織に織り込む経糸9,11により形成さ
れるナックルと、下層緯糸1′を組織に織り込む経糸1
1,13により形成されるナックルとは、経糸2本分ずれて
おり、1対の経糸により形成される織り込みか所は隣り
合っていないことが理解される。また、下層緯糸2′と
下層緯糸3′との間では経糸2本分ずれており、隣り合
っていない。
第6図の実施例は、経糸と緯糸とがそれぞれ24本、
(24シャフト)の製紙用二重織物であり、第6図の下層
緯糸1′は経糸7,9で組織に織り込まれ、ナックルを形
成し、右または左隣りに繰り返す完全意匠図(図示せ
ず)の次のナックルとの間で21本の経糸が存在するクリ
ンプを形成しており、下層緯糸2′は経糸5,7で組織に
織り込まれ、ナックルを形成し、右または左隣りに繰り
返す完全意匠図(図示せず)の次のナックルとの間には
上記下層緯糸1′と同様に19本の経糸が存在するクリン
プを形成する。
そして、下層緯糸1′を組織に織り込む経糸7,9の間
には下層緯糸を織り込まない経糸8が挟まれているが、
経糸7,9の下層緯糸1′を織り込むか所では、経糸8は
製紙面の緯糸を織り込んでおり、経糸7,9の間から上方
の製紙面に抜け出して、経糸7,と9の接近が可能とな
り、経糸7,と9は1対となって下層緯糸を強く曲げて組
織に織り込むのでクリンプ性が極めて良好になる効果が
奏される。そして、前述のとおり、経糸7,9の間の経糸
8は、経糸7,9が下層緯糸1′を織り込むか所では、経
糸7,9の間から上方の製紙面に抜け出しており、経糸7,
と9は接近し平面水空間は減少するものの、この部位
には、経糸8の存在による立体水空間が形成され、
水空間の偏在は防止される。
また、同様に、下層緯糸2′を組織に織り込む経糸5,
7の間には下層緯糸を織り込まない経糸6が挟まれてい
るが、経糸5,7の下層緯糸2′を織り込むか所では、経
糸6は製紙面の緯糸を織り込んでおり、経糸5,7の間か
ら上方の製紙面に抜け出して、経糸5,と7の接近が可能
となり、経糸5,と7は1対となって下層緯糸を強く曲げ
て組織に織り込むのでクリンプ性が極めて良好になる効
果が奏される。そして、前述のとおり、経糸5,7の間の
経糸6は、経糸5,7が下層緯糸2′を織り込むか所で
は、経糸5,7の間から上方の製紙面に抜け出しており、
経糸5,と7は接近し平面水空間は減少するものの、こ
の部位には、経糸6の存在による立体水空間が形成さ
れ、水空間の偏在は防止される。
下層緯糸2′を組織に織り込む経糸5,7により形成さ
れるナックルと、下層緯糸1′を組織に織り込む経糸7,
9により形成されるナックルとは、経糸2本分ずれてお
り、1対の経糸により形成される織り込みか所は隣り合
っていないことが理解される。また、下層緯糸2′と下
層緯糸3′との間では経糸12本分ずれており、隣り合っ
ていない。
これらの実施例から本発明の製紙用二重織物において
は、下層緯糸の織り込み位置が偏在していないことが理
解される。
第10図の従来例の製紙用二重織物の下層緯糸1′は経
糸7と経糸15とでクリンプを形成しており下層緯糸2′
は経糸2と経糸10とでクリンプを形成しており、それぞ
れ両クリンプの間には7本の経糸が存在するが、同じ16
シャフトの第1図の本発明の製紙用二重織物が13本の経
糸が存在する長いクリンプを形成しているのと比較する
とはるかに短いクリンプを形成していることがわかる。
第7図及び第8図は製紙用織物のナックル部を示すも
のである。25〜27は経糸であり28′は走行面に突出して
いる下層緯糸である。
第7図は経糸25,26,27が下層緯糸28′の下を通って下
層緯糸28′を織り込んでナックルを形成しているところ
を、第8図は経糸25,27は下層緯糸28′の下を通って下
層緯糸28′を織り込んでナックルを形成しているが、経
糸26は下層緯糸28′の上を通って下層緯糸28′を織り込
まずナックルを形成していないところを示す。
第7図と第8図の斜線部分が耐摩耗性を奏していない
ことは明らかである。即ち、ナックル数が多くなると耐
摩耗機能を持たない下層緯糸部分が増加して有効摩耗体
積が減少する。
第9図はクリンプの形状を示すものである。経糸30と
31が下層緯糸29′の下を通り下層緯糸29′を織り込んで
いるが、この図から明らかなように経糸30,31は下層緯
糸29′を上方に押し上げている。また、経糸33と34とは
下層緯糸29′の反発力を受けているが下層緯糸29′を押
し下げている。また経糸32は下層緯糸29′を下方に押し
ているがその作用は経糸33,34に比べると小さい。この
経糸が緯糸の反発力に勝って緯糸を押し曲げる指標をク
リンプ性というが、クリンプ性が良ければ太い下層緯糸
を使用することができるわけである。
経糸30と経糸31との距離が長いほど、また経糸32,33,
34,…の数の多いほどクリンプ性はよくなる。
本発明においては織物の走行面に突出する下層緯糸が
組織に1回織り込まれているので、のクリンプの長さが
長く、クリンプ性がよいので下層緯糸に太い糸を配置し
て耐摩耗体積を増大し、耐摩耗性をますます向上させる
ことができるのである。
また、本発明においては走行面の下層緯糸としてはポ
リエステル糸とポリアミド糸が好適であるが、これらの
糸は単独で使用してもよく交織してもよい。またその配
置は、交互に配置してもよく崩して配置してもよい。
このように本発明においては製紙用織物の走行側の有
効耐摩耗体積を従来の織物に比較して著しく大きくする
ことができ、耐摩耗性を飛躍的に改善することができ
た。このことは次に比較試験で具体的に示す。
第1図に示す本発明の製紙用織物を代表例とし、第10
図の従来の製紙用織物の耐摩耗性の比較を示す。
まず摩耗体積を比較する下層緯糸のクリンプの体積の
計算上、クリンプは、経糸と経糸との間で円筒状とし
た。実際には後で説明するように下層緯糸の屈曲部や経
糸の上方に存在する摩耗に無関係の部分があるので従来
例では耐摩耗体積はもっと小さくなる。第1図の実施例
では長いクリンプと短いクリンプが1本置きに形成され
ているので、隣合う2本の下層緯糸についてクリンプの
体積を計算したが、比較例についても隣合う2本の下層
緯糸について計算し両者を比較した。
第1図と第10図とに示す同じ16本の経糸と緯糸で形成
される製紙用織物について、隣合う2本の下層緯糸は第
10図の従来例ではクリンプを形成する経糸と経糸との間
には各7本の経糸が配置されているので、7×4=28本
分の長さのクリンプが形成されている。したがってその
体積は、経糸の線径が0.17mm、緯糸の線径が0.22mmであ
るとすると、 28×0.17×(0.22/2)π=0.181mm3 である。
同様に第1図の本発明の実施例においては、隣合う2
本の下層緯糸に対して経糸13本分の長さのクリンプがそ
れぞれ形成されており、1本の経糸を挾んで隣合う経糸
2本が対になって下層緯糸に織り込まれているため太い
下層緯糸が使用できるので、経糸の線径が0.17mm、ポリ
エステル緯糸の線径が0.30mm、ポリアミド緯糸の線径が
0.30mmであると、クリンプの体積は、 13×0.17×(0.30/2)π +13×0.17×(0.30/2)π=0.312mm3 である。そこで摩耗体積の増加割合は、 (0.312÷0.181−1)×100=72.4(%) 即ち、単純計算しただけでも本発明の実施例においては
約72%摩耗体積が大きい。
比較試験の結果を次の第1表に示す。
試験方法:日本フイルコン製摩耗試験機(実用新案登録
第1350124号)を用いて、フィラーには重質炭酸カルシ
ウムを用いて行った。
試験結果:第1表に示すごとく、本発明品は従来品に比
べて、下緯糸が摩耗切断するまでの時間(ワイヤー寿
命)が約1.9倍であった。
[効 果] 以上説明したとおり、本発明の製紙用織物は、前述の
特殊な構成により、走行面に突出する下層緯糸に長いク
リンプを形成して耐摩耗体積を飛躍的に増大し、さら
に、下層緯糸を織り込む経糸の緯糸による寄りによる
水空間の減少をを防止し、それに加えて下層緯糸の組織
への織り込み位置を隣り合わないように分散配置して
水空間の偏在を防止し、耐摩耗性と姿勢安定性に優れた
ワイヤマークの発生しない効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図及び第6図
は、本発明の実施例であって、それぞれ経糸と緯糸とが
各16本(16シャフト)、14本(14シャフト)、18本(18
シャフト)、20本(20シャフト)、22本(22シャフト)
及び24本(24シャフト)で構成される完全組織の製紙用
二重織物の完全意匠図である 第7図と第8図は製紙用織物のナックル部を示し、第9
図はクリンプの形状を示す。 第10図は従来例の経糸と緯糸とが各16本(16シャフト)
で構成される完全組織の製紙用二重織物の完全意匠図で
ある。 1〜27,30,31……経糸 1′〜24′,28′,29′……緯糸

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】緯糸を上下2層に配置し、経糸には下層の
    走行面に突出する緯糸を織り込まない経糸を配置し、繰
    り返し単位である完全組織において、この経糸を挾んで
    隣り合う1対の経糸により、走行面に突出する下層緯糸
    を1か所で組織に織り込み、緯糸の長いクリンプを形成
    すると共に、下層の各緯糸の経糸を挾んで隣り合う1対
    の経糸による織り込みか所を隣接する緯糸間で隣り合わ
    ないようにずらして配置してなる製紙用二重織物。
  2. 【請求項2】走行面に突出する緯糸を組織に織り込む隣
    り合う1対の経糸により挾まれた、走行面に突出する緯
    糸を織り込まない経糸が、該1対の経糸が夫々走行面に
    突出する緯糸の下側を通るか所の上側で製紙面の緯糸の
    上側を通り組織に織り込んでいる、特許請求の範囲第1
    項に記載された製紙用二重織物。
  3. 【請求項3】経糸に、下層の走行面に突出する緯糸を織
    り込まない経糸を1本置きに配置した、特許請求の範囲
    第1項ないし第2項のいずれか1項に記載された製紙用
    二重織物。
  4. 【請求項4】下層の走行面の緯糸は、ポリエステル糸と
    ポリアミド糸とからなる、特許請求の範囲第1項ないし
    第3項のいずれか1項に記載された製紙用二重織物。
  5. 【請求項5】下層の走行面のポリアミド緯糸は、ポリエ
    ステル緯糸より線径の太い糸である、特許請求の範囲第
    4項に記載された製紙用二重織物。
JP63296005A 1988-06-27 1988-11-25 製紙用二重織物 Expired - Fee Related JP2724604B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63296005A JP2724604B2 (ja) 1988-11-25 1988-11-25 製紙用二重織物
CA000602614A CA1320410C (en) 1988-06-27 1989-06-13 Papermakers' double layer type fabrics
EP89111286A EP0350673B1 (en) 1988-06-27 1989-06-21 Papermakers double layer type fabrics
AT89111286T ATE123087T1 (de) 1988-06-27 1989-06-21 Zweilagenbewebe für papiermaschinen.
US07/369,452 US5022441A (en) 1988-06-27 1989-06-21 Papermaker's double layer fabric with high warp and weft volume per repeat
DE68922793T DE68922793T2 (de) 1988-06-27 1989-06-21 Zweilagenbewebe für Papiermaschinen.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63296005A JP2724604B2 (ja) 1988-11-25 1988-11-25 製紙用二重織物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02145888A JPH02145888A (ja) 1990-06-05
JP2724604B2 true JP2724604B2 (ja) 1998-03-09

Family

ID=17827899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63296005A Expired - Fee Related JP2724604B2 (ja) 1988-06-27 1988-11-25 製紙用二重織物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2724604B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4005382B2 (ja) * 2002-02-18 2007-11-07 日本フイルコン株式会社 工業用多層織物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02145888A (ja) 1990-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4314589A (en) Duplex forming fabric
JP4819477B2 (ja) 工業用二層織物
JP2573000B2 (ja) 製紙機の紙層形成部における張り布
US20030010393A1 (en) Industrial multilayer textile
JPH07501109A (ja) 製紙機に使用される織布
JP2006348403A (ja) 工業用二層織物
JP2006144145A (ja) 工業用二層織物
JP3474039B2 (ja) 製紙用二層織物
JP4573168B2 (ja) 工業用二層織物
JP4570090B2 (ja) 工業用二層織物
EP0010311A1 (en) Paper forming fabric
JP2715097B2 (ja) 緯糸摩耗型製紙用織物
JP2724604B2 (ja) 製紙用二重織物
JP2678927B2 (ja) 製紙用二重織物
JP2609141B2 (ja) 製紙用二重織物
JP3510013B2 (ja) 経糸一重緯糸三重構造の製紙用織物
JP2724605B2 (ja) 製紙用二重織物
JP2678928B2 (ja) 製紙用二重織物
JP2001248086A (ja) 製紙用2層織物
JP2678918B2 (ja) 製紙用二重織物
JP2004052188A (ja) 工業用多層織物
JPS6297994A (ja) 製紙用2重織物
JP4063987B2 (ja) 製紙面側織物に補助緯糸を配置した製紙用2層織物
JP2678917B2 (ja) 製紙用二重織物
JP3530623B2 (ja) 製紙用単層織物

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees