JP2724206B2 - プリント基板の自動ピン抜き装置 - Google Patents

プリント基板の自動ピン抜き装置

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JP2724206B2 JP13613189A JP13613189A JP2724206B2 JP 2724206 B2 JP2724206 B2 JP 2724206B2 JP 13613189 A JP13613189 A JP 13613189A JP 13613189 A JP13613189 A JP 13613189A JP 2724206 B2 JP2724206 B2 JP 2724206B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、基準ピンを嵌合されているプリント基板か
ら該基準ピンを自動的に抜き取り得るように改良した自
動ピン抜き装置に関するものである。
〔従来の技術〕
プリント基板に孔あけ加工する際、一般に第6図に示
す如く複数枚の基板2を上板2Aと下板2Bとの間に挟み、
ピン孔に基準ピン2を圧入して各板を一体に固定してい
る。
上記の基準ピン3は、一般に、各板の長手方向の両端
部それぞれに形成されたピン孔に圧入されている。
これらの板状部材を相互に固定するため、この従来例
ではホールディングピン10が四隅に挿通されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
第6図に示された状態で孔あけ加工を施した後、ピン
を抜き、上板,下板を取り除く作業は従来手作業で行わ
れていたが、プリント基板の孔あけ加工の全自動化を達
成するには、前記の基準ピンを抜き取る作業の自動化が
必要である。
第6図に示されている2本の基準ピン3の配置に対応
させて1対のピン抜き手段(例えばピン抜きプレス)を
設置することも考えられるが、そのような構成では、 (i) ピン抜き手段を2組設置しなければならないの
で装置全体が大形大重量となり、高価になる。
(ii) 2本の基準ピン3の間隔寸法Lが変わると段取
り替えに多大の時間と労力とを要する。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、1組の
ピン抜き手段を設ければ足りる簡単で安価な構成で、し
かも基準ピンの間隔寸法の変化に対して迅速,容易に順
応し得る自動ピン抜き装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために創作した本発明の自動ピ
ン抜き装置の基本的なアイデアは、 搬送されている基板の2本の基準ピンの内の1本をピ
ン抜き手段に正対させて位置決め停止させる手段を設
け、先ず1本の基準ピンを抜き得るように構成し、か
つ、 該1本の基準ピンを抜いたピン孔に、仮のピン(案内
ピンと名付ける)を挿入して、この案内ピンを搬送方向
に寸法Lだけ移動させる駆動手段を設けたものである。
上記の原理に基づく具体的な構成として、基準ピンを
圧入した基板を搬送するコンベアと、上記コンベアの搬
送方向と反対方向に向けて開口しているV字溝を有し、
上記コンベアによって搬送される基板に嵌合されている
基準ピンの軌跡上に設置されている位置決め部材と、上
記位置決め部材に対して基準ピンを挾みつけるクランパ
と、上記位置決め部材とクランパとで挾みつけて位置決
めされた基準ピンの上方に、基準ピンと対向するよう
に、かつ、基準ピンの軸方向に移動可能に配置されたピ
ン抜きロッドを有するピン抜きユニットと、上記コンベ
アの上方に配置され、基準ピンが抜かれた基板を前記基
板の搬送方向の所定の位置まで移動させるための駆動手
段と、上記駆動手段に支持された昇降手段と、上記昇降
手段に前記基板と上昇位置にあるピン抜きロッドの間に
挿入可能に配置され、基準ピンを抜かれた基板のピン孔
に挿入される案内ピンを設けた。
〔作用〕
上述の手段によれば、 a.搬送されている基板に圧入されている2本の基準ピン
の内、搬送方向について先行の1本の基準ピンは先ずV
字溝とクランパとに挟まれて位置決めされ、ピン抜きユ
ニットのピン抜きロッドで抜き取られる。
1本の基準ピンを抜き取った跡のピン孔に案内ピンが
挿入されて搬送方向に寸法Lだけ送られると、2本の基
準ピンの内の2本目がピン抜きユニットに正対する位置
となる。
このようにして2本目の基準ピンを抜き取ることによ
り、2本の基準ピンは1組のピン抜き手段(ピン抜きユ
ニット)により1本ずつ確実に、かつ自動的に抜き取る
ことができる。
〔実施例〕
第1図は本発明に係るプリント基板の自動ピン抜き装
置の一実施例を示す側面図、第2図は同じく正面図であ
る。
第1図に示した1a,1bは、基板を図の左方から右方に
搬送するベルトコンベアであって、それぞれモータ22a,
22bにより駆動される。24はプーリである。
上記2組のベルトコンベア1a,1bの間にガイド23a,23b
が設けられている。このガイド付近の平面図を第3図に
示す。第3図において基板(図示せず)は左方から右方
へ送られ、これに伴って基板に挿通された基準ピン3も
図の右方へ移動する。
右方へ移動する基準ピン3を迎え入れるようにV字状
の溝を有するV溝付き位置決め部材4が設置されてい
る。
基準ピン3がV溝付き位置決め部材4のV字状溝に係
合すると、フオトセンサ5によって検出され、クランパ
6が基準ピン3をV字状溝に挟みつけて位置決めする。
上記クランパ6、及びその駆動用シリンダ21は第1図
にも現われているが、その詳細を第4図に示す。
基準ピン3がV溝付き位置決め部材4のV字状溝に係
合すると、第3図に示したフオトセンサ5の検出信号出
力が自動制御装置(図示せず)に入力され、シリンダ21
が伸長せしめられる。
シリンダ21の伸長により、クランパ6を支持している
クランパアーム6aが矢印a方向に回動せしめられ、クラ
ンパ6は基準ピン3をV溝付き位置決め部材4に押しつ
けて該基準ピン3を位置決めする。
本実施例においては、上記のようにして先行側の基準
ピン3がV字状溝で位置決めされたとき、第2図に示し
たシリンダ27aが伸長し、支点ピン27bで支持されている
レバー27cを図の反時計方向(左回り)に回動させてク
ランププレート8を図の左方に動かし、もう1本の基準
ピン3を固定プレート7に押しつける。
これにより、基板2は、その2本の基準ピンの内の先
行の1本をV溝付き位置決め部材4とクランパ6とによ
って位置決めされるとともに、もう1本の基準ピン3
(後続側の基準ピン)を固定プレート7とクランププレ
ート8とによって位置決めされる。このようにして基板
2は(第6図参照)X軸方向の位置決めと、Y軸方向の
位置決めと、さらにZ軸回りの角θ方向の位置決めとが
為される。
このようにして位置決めが為されるので、第1図およ
び第2図に示したピン抜きユニット31は、そのピン抜き
ロッド9が先行の基準ピン3に正対せしめられ、シリン
ダ19を伸長させてピン抜きロッド9を押し下げると、先
行の基準ピン3が抜き出される。
本実施例においては前述の如くX,Y,θ方向の位置決め
が為されているので、第6図に示したホールディング10
に正対せしめたピン抜きユニット31A,31B(第2図)を
設けておけば、基準ピン3の抜き取りと同様にしてほぼ
同時にホールディングピン10を抜き取ることも可能であ
る。
先行の基準ピン3を抜き取ると、図示しない自動制御
装置によりピン抜きユニット31のシリンダ19が収縮せし
められ、ピン抜きロッド9は垂直ガイド20(第1図)に
案内されつつ上昇する。
上記のようにして先行の基準ピンが抜き取られた跡の
ピン孔に案内ピン12が挿入される。
第5図は上記案内ピン12付近の平面図である。該案内
ピン12は、ロータリアクチュエータ13によって往復矢印
bの如く回動せしめられるアーム29の先端付近に設けら
れていて、図の時計回り(右回り)に回動するとV字状
溝に係合した基準ピン3に正対する。従って、該基準ピ
ン3が抜き取られた後は、その跡のピン孔に正対する。
第1図に示すごとく案内ピン12はシリンダ14によって
上下に駆動される。
上記案内ピン12及びその駆動部材を含めてなる案内ユ
ニット33は水平ガイド16により、ベルトコンベア1a,1b
の搬送方向(図において左右方向)に案内されている。
そして、モータ18により、タイミングベルト17を介し
て搬送方向に往復駆動される。
以上のように構成された本実施例の自動ピン抜き装置
の作動について、次に説明する。
第6図に示したように2本の基準ピンを挿通された基
板は、図示のY軸方向に搬送され、第1図に示したベル
トコンベア1aによって図の左方から右方へ送られる。
上記の基板に圧入されている2本の基準ピン3の内の
先行側の1本が、第3図に示すようにV溝付き位置決め
部材4のV字状溝に係合したことをフオトセンサ5によ
って検出されると、第4図に示したシリンダ21が伸長せ
しめられ、クランパ6が基準ピン3をV溝付き位置決め
部材4に押しつけて位置決めする。
これとほぼ同時に、第2図に示したシリンダ27aが伸
長して、後続側の基準ピン3がクランププレート8と固
定プレート7との間に挟みつけられ、基板2はX,Y,θ方
向それぞれについて位置決めされる。
この状態、ピン抜きユニット31により先行側の基準ピ
ン3が抜き取られ、ほぼ同時にピン抜きユニット31A,31
Bによりホールデイングピン10が2本抜き取られる。
先行側の基準ピン3が抜き取られると(第1図参照)
シリンダ19が収縮してピン抜きロッド9が上昇し、基準
ピン3が抜き取られた跡のピン孔に案内ピン12が正対せ
しめられ、シリンダ14が伸長せしめられる。これにより
案内ピン12が基板のピン孔に挿入される。
案内ピン12が基板のピン孔に挿入されると、第1図の
モータ18が作動してタイミングベルト17が駆動され、案
内ピン12及びこれを支承している部材よりなる案内ユニ
ット33は水平ガイド16に案内されて図の右方に寸法Lだ
け移動する。
案内ピン12の右方移動により、該案内ピン12をピン孔
に挿入されている基板(第1図において図示省略)は、
ピンチローラ15とベルトコンベア1bとに挟まれて図の右
方に(即ち搬送方向に)寸法Lだけ送られる。
上記の送り寸法Lに合わせる手段は任意に選定し得
る。即ち、 a.図示しない制御装置によりモータ18の回転数を制御し
て、案内ピン12の移動距離を寸法Lに合わせてもよく、 b.2本目の基準ピン3がフオトセンサ5(第3図)によ
って検出されるまで送ってもよい。
上記のようにして基板が寸法Lだけ送られると2本目
の基準ピン3がほぼピン抜きロッド9に正対している。
ここで再びクランパ6(第3図,第4図参照)を作動さ
せて、2本目の基準ピン3をV溝付き位置決め部材4の
V字状溝に押しつけて位置決めし、ピン抜きロッド9に
よって該2本目の(後続側の)基準ピン3を抜き取る。
本実施例においては、上記2本目の基準ピン3の抜き
取りとほぼ同時にピン抜きユニット31A,31Bを作動させ
てホールディングピン10を2本抜き取る。
以上に述べたようにして、従来は手動操作で抜き取ら
れていた2本の基準ピン3を、1組のピン抜きユニット
31で自動的に抜き取ることができる。しかも本実施例に
おいては基準ピンの自動抜き取りとほぼ同時にホールデ
ィングピン10の抜き取りも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の自動ピン抜き装置によれ
ば、基準ピンを圧入されている基板から自動的に基準ピ
ンを抜き取ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示し、第1図は
側面図、第2図は正面図である。 第3図は上記実施例におけるV溝付き位置決め部材付近
の平面図、第4図は同じくクランパの駆動部の正面図、
第5図は同じく案内ピンの駆動部の説明図である。 第6図は基準ピンを嵌合した基板の斜視図である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−124526(JP,A) 実開 昭63−53627(JP,U) 実開 昭62−96881(JP,U) 実開 昭61−24127(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準ピンを圧入した基板を搬送するコンベ
    アと、上記コンベアの搬送方向と反対方向に向けて開口
    しているV字溝を有し、上記コンベアによって搬送され
    る基板に嵌合されている基準ピンの軌跡上に設置されて
    いる位置決め部材と、上記位置決め部材に対して基準ピ
    ンを挾みつけるクランパと、上記位置決め部材とクラン
    パとで挾みつけて位置決めされた基準ピンの上方に、基
    準ピンと対向するように、かつ、基準ピンの軸方向に移
    動可能に配置されたピン抜きロッドを有するピン抜きユ
    ニットと、上記コンベアの上方に配置され、基準ピンが
    抜かれた基板を前記基板の搬送方向の所定の位置まで移
    動させるための駆動手段と、上記駆動手段に支持された
    昇降手段と、上記昇降手段に前記基板と上昇位置にある
    ピン抜きロッドの間に挿入可能に配置され、基準ピンを
    抜かれた基板のピン孔に挿入される案内ピンを具備して
    いることを特徴とするプリント基板の自動ピン抜き装
    置。
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