JP2723665B2 - 紙葉類検査装置 - Google Patents

紙葉類検査装置

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【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第3図、第4図、第5図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作用 実施例(第2図) 発明の効果 〔概要〕 光量加算方式に係り、 光反射センサについても紙葉類の存在部を明確に判定
してその光量加算を可能にしたことを目的とし、 光透過センサと、光反射センサを有し、紙葉類に対す
る透過光のデータと、反射光のデータを検出してこれら
のデータを加算する紙葉類検査装置において、光源から
の光の透過光を検出する光透過センサからのデータをス
ライスレベルにより紙葉類の存在部分及び非存在部分を
判定するとともに、この判定結果を2次元メモリに記憶
し、前記光源からの光の反射光を検出する光反射センサ
からのデータを加算するときにも前記紙葉類の存在部分
におけるこの光透過センサからのデータを用いるように
構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、紙幣等の紙葉類の検査装置に用いられる光
センサ読み取り装置に係り、特に、光センサ読み取り装
置における光量の加算を行う紙葉類検査装置に関する。
紙幣等の紙葉類を検査する方法の1つとして、紙葉類
に対して光を照射し、その反射光及び透過光を解析する
方法がある。これは、アレイ状に並べた発光部からの光
を紙葉に照射し、発光部と同じ側に設けたアレイ状の受
光部によって紙葉による反射光を測定し、また、発光部
に対して紙葉の裏面に設けたアレイ状の受光部によっ
て、紙葉を通過する透過光を測定するものである。これ
によれば、紙葉の全体を微小領域に分け、各微小領域の
反射、透過を調査できることになり、紙葉の模様や濃淡
を測定することができる。この測定結果を解析すること
によって、紙幣等の紙葉類の真贋を判定する。
即ち、測定結果を増幅しAD変換した後、階調信号等に
変換しその値に対し詳細な画像処理を行い、真券に対す
る結果と比較して紙幣等の紙葉類の真贋を判定してい
る。この画像処理の一つとして紙葉部分のみの反射光或
いは透過光の光量の加算値を求める処理がある。
本発明は、このような画像処理を行う光センサ読み取
り装置における光量の加算を行う紙葉類検査装置に関す
る。
〔従来の技術〕
第3図は、この発明が適用される光センサ読み取り装
置の概略を示している。検査されるべき紙幣等の紙葉類
30の上側には発光部31、受光部32が設けられており、ま
た、紙葉類30の下側には発光部33、受光部34が設けられ
ている。そして、上側の発光部31から紙葉類30に対し
て光を照射し、その透過光を下側の受光部34で受けて透
過光を測定し、反射光を上側の受光部32で受けて反射
光を測定する。また、必要に応じて、下側の発光部33
から紙葉類30に対して光を照射し、その反射光を下側の
受光部34で受光して裏面側の反射光を測定する。
紙幣等の紙葉類30部分のみの反射光或いは透過光の光
量の加算値を求めるためには、紙幣部分のみのデータを
求める必要がある。従来、この紙幣部分のみのデータを
加算する手法として、センサ個々にそれぞれ大量に採取
したデータに基づく経験値によるスライスレベルを用い
ていた。
第4図は、透過光を受光した場合の受光特性を示す図
である。図において、横軸は発光部からの発光量であ
り、縦軸は受光部によって検出された受光量である。41
は紙葉類なしの場合、即ち発光部からの光が直接受光部
で検出された場合の特性を示しており、受光部のセンサ
のバラツキによってB〜Cの幅がある。
42は紙葉類ありの場合、即ち紙葉類を透過してきた光
の特性を示しており、やはり受光部のセンサの特性のバ
ラツキによってD〜Eの幅がある。この場合にスライス
レベルを線分43に選び、発光量A1〜A2に選択することに
よって、紙葉類30の有り、無しを確実に判定することが
できる。
これを詳細に述べると、第4図において、発光量0の
ときの受光量は0にならず一定のオフセット44がある。
しだいに発光量を上げていくと発光量A点から受光量が
直線的に増加していき、紙葉類がないときには受光量は
すぐに飽和する。前述のとおり、B〜Cの範囲でセンサ
の固体差による直線性の違いがでる。一方紙葉類が存在
するときには同一発光量に対して受光量が少ないので、
直線の傾きが小さくなる。図中、A1〜A2の発光量がこの
光透過センサの有効域でこの範囲で発光させて使用す
る。そして、43に示すスライスレベルにスライスレベル
をセットし点線の有効範囲が発光させて使用することに
よって、紙葉類の有無を明確に区別する。
第5図は、反射光を受光した場合の受光特性を示す図
である。横軸、縦軸は第4図と同様であり、51は紙葉類
ありの場合、即ち、紙葉類によって反射された光を受光
部のセンサが検出した場合の特性を示しており、センサ
のバラツキによってB〜Cの幅がある。52は紙葉類無し
の場合、即ち紙葉類以外の部分で反射された光を受光部
で検出した場合の特性を示している。この場合にも、適
当なスライスレベル53を選び、発光量A1〜A2のように適
切に選ぶことによって、紙葉類の有る、無しを判定でき
る。この場合にも、透過センサ同様オフセット54があ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
第4図に示すとおり、透過光の場合は、紙葉類の有る
無しによって検出される光のレベルに大きな差があり、
従って、紙葉類の有る無しを容易に判断できるが、反射
光の場合は、光の拡散の影響が大きいため、第5図から
も判る通り紙葉類の存在部とそうでない部分との反射光
量の差が小さく、スライスレベルの設定が困難になり、
また正確な判断のために許される発光量の幅が狭くな
る。そのため、紙葉類の存在部の判定を誤ることが多々
あるという課題を有していた。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであ
り、反射光量を加算する場合にも正確に紙葉類の存在部
分を判定できる紙葉類検出装置を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明の紙葉類検査装置の原理ブロック図
である。
第1図では、信号処理系のみを示しており、紙葉類を
セットし、光を照射する発光部等は示されていない。第
1図において、6は透過光を検出する光透過センサ部、
7は反射光を検出する光反射センサ部、8は光透過セン
サ部からの検出データを基にどこが紙葉の存在部分であ
り、どこが非存在部分かを判定する紙葉存在判定部、10
は紙葉存在判定部8からの判定結果を記憶しておく紙葉
存在記憶部、9は光反射センサ部7からのデータのうち
から紙葉が存在する部分のみのデータを抽出する有効デ
ータ抽出部、2は紙葉部分の反射光或いは透過光である
データを増幅する増幅部、3は増幅部2からの光に関す
るデータを加算演算する光量加算部、4は光量加算部3
からのアナログデータをデジタルデータに変換するA/D
変換部、5はA/D変換部からの変換結果等を記憶してお
く記憶部、1は記憶部に記憶されたデータを解析する中
央処理装置である。
〔作用〕
紙葉存在判定部8は、第4図を用いて説明したとお
り、多数のデータを基に決められたスライスレベルを用
いて、光透過センサ6から得られたデータのうちどのデ
ータが紙葉部分からのデータかを判定する。そして、紙
葉部分からのデータを次の増幅部2に送ると共に、紙葉
部分を示す判定結果を紙葉存在記憶部10に記憶してお
く。
一方、光反射センサ部7では、光透過センサ部6での
データ収集に引き続いて、発光部を発光させ、その反射
光を受光してデータを収集する。このデータは有効デー
タ抽出部9に送られるが、有効データ抽出部9では、紙
葉存在記憶部10に記憶されたデータを参照しつつ、光反
射センサ部7からのデータのうち、紙葉の存在する部分
のデータである有効データを抽出する。
これによって、光反射センサ部からのデータも正確に
紙葉の存在する部分のデータのみとすることができる。
〔実施例〕
第2図は、本発明の実施例である。この実施例におい
て、第1図に示した原理ブロック図と同一の部分には同
一の番号を付与しているので、これらの部分についての
詳細な説明は省略する。
この実施例においては、紙葉存在記憶部10をセンサ位
置検出部11、データ書込部12、メモリ13によって構成し
ている。センサ位置検出部11は、セットした紙葉に対し
て現在データを採取している部分を検出するものであ
り、紙葉存在判定部8は、その判定結果に応じて紙葉存
在部分に対応して「1」を出力し、紙葉非存在部分に対
応して「0」を出力する。又、メモリ13は2次元の広が
りをもつものであり、紙葉の平面各部に応じた面積をも
つデータ書込部12はこれらの出力を参照して、紙葉の有
無に応じてメモリ13に、「1」、「0」を書き込む。こ
れによって、メモリ13にはメモリ拡大図に示すとおり、
紙葉の形に応じた「1」のパターンができることにな
る。
さらに、この実施例では、有効データ抽出部9をセン
サ位置検出部91、データ読取部92、紙葉部データ抽出部
93によって構成している。光反射センサ7による反射光
の読み取りには、光反射センサ部7による読み取り位置
をセンサ位置検出部91で検出しながら、しかも、このと
きの読み取り位置に対応した位置のメモリ13のデータを
読み取りながら行う。そして、メモリ13の「1」が書き
込まれた位置に対応するデータのみを有効データとして
抽出することになる。
以後のデータ処理は第1図の場合と同一である。
〔発明の効果〕
光透過センサ部6では、紙葉部分の存在の有無によっ
て受光量が大きく異なる。そのため、紙葉部分の有無の
判定が容易かつ正確になる。この発明では、光源からの
光の透過光を検出するこの光透過センサでの判定結果を
用いて、前記光源からの光の反射光を検出する光反射セ
ンサのデータのうち有効なデータ(紙葉部分に対応する
データ)を抽出することになるので、光透過センサと光
反射センサが物理的に極めて近い状態で配置することが
でき、光透過センサで得た2次元メモリ上の紙葉部分の
存在データを使用することにより、スキューの演算を行
うことなく、紙葉部分の有無判定の誤りを極めて簡単に
完全に除去することができ、光量加算値を容易に正確に
求めることが可能となる。
しかも2次元メモリに紙葉類の存在データつまり面積
値を持つので、加算値が少なかった場合に、紙葉に部分
的破損が存在するため加算値が小さくなったのか、それ
とも紙葉に例えば異物を貼付けたことによる厚みの増加
により透過光量が少なくなって加算値が小さくなったの
かの識別を行うことが可能となり、紙葉類を更に正確に
検査することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による紙葉類検査装置の原理ブロック
図、 第2図は本発明による紙葉類検査装置の実施例を示す
図、 第3図は透過光と反射光の検出の原理を示す図、 第4図は透過光受光部の特性を示す図、 第5図は反射光受光部の特性を示す図である。 1……中央処理装置、2……増幅部 3……光量加算部、4……A/D変換部 5……記憶部、6……光透過センサ部 7……光反射センサ部、8……紙葉存在判定部 9……有効データ抽出部、10……紙葉存在記憶部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光透過センサと、光反射センサを有し、紙
    葉類に対する透過光のデータと、反射光のデータを検出
    してこれらのデータを加算する紙葉類検査装置におい
    て、 光源からの光の透過光を検出する光透過センサからのデ
    ータをスライスレベルにより紙葉類の存在部分及び非存
    在部分を判定するとともに、この判定結果を2次元メモ
    リに記憶し、前記光源からの光の反射光を検出する光反
    射センサからのデータを加算するときにも前記紙葉類の
    存在部分におけるこの光透過センサからのデータを用い
    ることを特徴とする紙葉類検査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62162187A (ja) * 1987-01-23 1987-07-18 株式会社東芝 紙葉類の鑑別装置

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