JP2721055B2 - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP2721055B2
JP2721055B2 JP3216393A JP21639391A JP2721055B2 JP 2721055 B2 JP2721055 B2 JP 2721055B2 JP 3216393 A JP3216393 A JP 3216393A JP 21639391 A JP21639391 A JP 21639391A JP 2721055 B2 JP2721055 B2 JP 2721055B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、上下ハーフからなるカ
ートリッジ内にディスクを回転自在に収納し、上下ハー
の少くとも一方に設けた開口を断面ほぼコ字状シャ
ッターにて開閉するように構成し、ディスクプレーヤ内
への挿入によりシャッターを開蓋させて上記開口を開放
させ、上記開口にヘッド等を挿入してディスクの記録及
び/又は再生を行うディスクカートリッジに関するもの
である。 【0002】 【従来の技術】従来からこの種ディスクカートリッジで
は、断面がほぼコ字状をなすシャッターをステンレス板
等の金属板にて形成し、その金属板の内側に切り起こし
たガイド片を上下ハーフに設けたガイド溝に係合させ、
そのガイド片とガイド溝とによる案内作用によってシャ
ッターを上下ハーフの一端部に沿って摺動させるように
したものが多かった。 【0003】 【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、この
ような従来構造では、シャッターの往復動の度にガイド
片によって上下ハーフのガイド溝が削りとられてしま
い、シャッターの摺動が円滑に行われなくなると言った
寿命の短いものであった。またガイド片がガイド溝から
外れて、シャッターがカートリッジから不測に脱落して
しまわないように脱落防止構造を具備させておく必要が
あって、カートリッジに対するシャッターの組立て及び
分解を簡単に行えない欠陥があった。 【0004】本発明は、シャッターを極めて円滑に摺動
させることが出来る上に寿命も長く、しかもカートリッ
ジに対するシャッターの組立て及び分解を極めて簡単に
行える上に、外観体裁が良好なディスクカートリッジの
提供を主要な目的とする。 【0005】本発明は、上下ハーフからなるカートリッ
ジ内にディスクを回転自在に収納し、上記上下ハーフの
少くとも一方ヘッド挿入用の開口を設け、一対の薄板
シャッター板とこれら一対の薄板状シャッター板を
いに連結する薄板状側面板とからなる断面がほゞコ字状
のシャッターにて上記ヘッド挿入用開口を開閉するよう
に構成したディスクカートリッジにおいて、上記カート
リッジの一端部に沿ってこのカートリッジにガイド部を
設け、このガイド部に沿って摺動する摺動部材を設ける
と共に、上記薄板状側面板にビス挿通孔を設けて、上記
一対の薄板状シャッター板間に上記カートリッジを挾み
込むように、このカートリッジの上記一端部から上記シ
ャッターを上記カートリッジに嵌合させると共に、上記
薄板状側面板の上記ビス挿通孔にこの嵌合方向に挿通さ
せたビスを上記摺動部材その側面から螺着させて上記
シャッターを上記摺動部材に固着させるように構成し、
上記摺動部材の上記嵌合方向における厚みを、この固着
状態において上記ビスの先端が上記摺動部材から突出し
ないような大きな肉厚に構成したディスクカートリッジ
に係るものである。 【0006】 【作用】本発明は、断面がほぼコ字状シャッターの
板状側面板をビスの軸心方向における肉厚の大きい摺動
部材の側面に上下ハーフの上下面と平行な方向からビス
止めするので、カートリッジの上下方向である厚みの方
向に対して直角な方向の深さを利用して、シャッター取
付け用ビスをこのビスの軸心方向における肉厚の大きい
摺動部材に捩じ込むことができて、そのビスの長さがカ
ートリッジの厚みに影響を与えることがない。また、シ
ャッターはビスの軸心方向における肉厚の大きい摺動部
材によってガイド部に沿って極めて円滑に摺動できる。
なおこの種のカートリッジで良好な密封性を考える場
合、上下ハーフについては接着などの方法を採用すれば
容易に解決するが、シャッター部分における密封性の改
善には、シャッターの高頻度の交換を考えて置く必要が
ある。そしてシャッターをビス止めするようにした本発
明の上記構成は、上記シャッターの高頻度交換を極めて
容易にかつ確実に行うことができる。 【0007】 【実施例】以下、本発明のディスクカートリッジの実施
例を図面に基づき説明する。なおこの実施例ではドロー
ディスク(DRAW・DISC)と称される光学式や光
磁気式等によって書込み(記録)及び読取り(再生)の
両方が可能なディスクを用いたものである。 【0008】先ず、図1、図2及び図3に示す如く、デ
ィスクカートリッジ1は合成樹脂等にて成形された上下
ハーフ2、3からなるカートリッジ4内にディスク5を
回転自在に水平に収納させたものであり、上下ハーフ
2、3は上下から嵌合されてビス止め等にて固着されて
いる。なおこのディスクカートリッジ1はディスク5の
上下両面に記録面を形成したいわゆるA、B両面使用の
ディスクカートリッジに構成されている。 【0009】次に、上下ハーフ2、3にはディスク5の
中心孔6に対応する上下一対の円形の中央開口7a、7
bと、その両中央開口7a、7bに接続された上下一対
の長方形の前部開口8a、8b(図12参照)とが設け
られている。なお両前部開口8a、8bはヘッド挿入用
の開口でありカートリッジ4の前端部4a側で左右方向
の中央位置に設けられている。またディスク5は例えば
下ハーフ3の内面に一体に設けられた多数のリブ9によ
って外周位置を規制されている。またカートリッジ4の
左右両端部4bにはこれをディスクプレーヤ(図示せ
ず)に装着する際に使用される断面がほぼコ形の左右一
対のガイド溝10a、10bが設けられ、また前端部4
aの左右両端部にはディスクプレーヤ内の左右一対の位
置決めピン(図示せず)に挿入して位置決めする為の左
右一対の位置決めピン挿入孔11a、11bが設けられ
ている。またカートリッジ4の後端部4cの左右両端部
にはこれをディスクプレーヤに自動装着及び自動排出
(オート・ローディング・エジェクト)する際に使用さ
れる左右一対の切欠部12a、12bが設けられてい
る。 【0010】次に、図1、図2、図11及び図12によ
って上下一対の前部開口8a、8bを開閉するシャッタ
ーの取付け構造を説明する。 【0011】先ず、シャッター14は例えばステンレス
板の如き金属板や硬質の合成樹脂にて成形されたもので
あって、断面がほぼコ字状をなしていて、上下一対のシ
ャッター板15a、15bとこれらを側面で一体に接続
する側面板16とによって構成されている。そしてカー
トリッジ4の前端部4aで上下ハーフ2、3の中間部1
7内にはガイド部であるガイド軸18が水平に架設さ
れ、このガイド軸18に合成樹脂等にて成形された摺動
部材19が摺動自在に取付けられている。なお摺動部材
19の側面19aは上下ハーフ2、3外に露出されてい
る。またカートリッジ4の前端部4a側で上下ハーフ
2、3の上下両外面2a、3aには上下一対の凹所20
a、20bが設けられている。 【0012】次に、シャッター14の取付けに際して
は、図11に示す矢印a方向からシャッター14をカー
トリッジ4の前端部4aの外側に挿入して、図12に示
す如く薄板状の上下両シャッター板15a、15bを上
下両凹所20a、20b内に上下から被せる。そしてこ
の後、シャッター14の薄板状の側面板16に設けられ
た左右一対のビス挿通孔21に左右一対のビス22を挿
入してその両ビス22によって側面板16を摺動部材1
9の側面19aにビス止めする。なおこの場合、両ビス
22に関してはセルフタッピング方式でも良いし、摺動
部材19の合成樹脂成形時に一対の金属ナットをインサ
ート成形しておくことも可能である。 したがって、図1
2に示すビス止め構造によれば、ビス22の軸心方向
(図12の左右方向)における摺動部材19の側面19
aの部分における厚みがビス22の軸部の長さよりも大
きいから、ビス22の軸部が薄板状の側面板16と摺動
部材19の肉厚の大きい側面19aの部分との内部に完
全に埋設され、このために、ビス22の先端が摺動部材
19から突出することがない。また、摺動部材19の側
面19aの部分における厚みが大きいので、この摺動部
材19はこの側面19aの部分においてガイド軸18に
沿って長期間にわたってきわめて安定した状態で円滑か
つ確実に摺動することができる。 【0013】そして以上の如く、摺動部材19に取付け
られたシャッター14はガイド軸18によって案内され
て、図1に示す閉蓋位置(両シャッター板15a、15
bが両前部開口8a、8bを上下から閉塞する位置)と
図2に示す開蓋位置(両シャッター板15a、15bが
両前部開口8a、8bの一側方に移動された位置)との
間で左右方向である矢印b、c方向に摺動して開閉され
る。 【0014】なお、以上の如く構成されたシャッターの
取付け構造によれば、上下ハーフ2、3を組立てた後に
シャッター14を図11で矢印a方向である前方側から
挿入してビス止めすれば良く、またシャッター14を図
11で矢印d方向である後方側に抜取れば上下ハーフ
2、3を上下に分解することが出来るので、カートリッ
ジ4及びシャッター14の組立て及び分解が非常に容易
である。なおこのことは、シャッター14の高頻度交換
が必要な場合に特に重要である。すなわちシャッター1
4の取付けにビス22が使用されるため、摺動部材19
側に損傷を与えるおそれがほとんどない。またシャッタ
ー14がカートリッジ4から不測に外れるような不都合
もほとんど生じることがない。また本発明では、カート
リッジ4の水平方向の深さを利用して両ビス22を横方
向(水平方向)から捩じ込む構造にしたため、両ビス2
2の長さがカートリッジ4の厚みに影響を与えず、カー
トリッジ4の薄形化をし易い。またシャッター14はガ
イド軸18によって案内される摺動部材19に取付けら
れているので、シャッター14は矢印b及びc方向に極
めて円滑に摺動出来る。しかもガイド軸18は上下ハー
フ2、3の中間部17内に収容されて上下ハーフ2、3
で上下から隠蔽されるので、外観体裁が非常に良い。 【0015】次に、図1〜図7によってカートリッジ4
内でのディスク5の支持装置を説明する。 【0016】先ず、図1及び図2に示す如く、例えば下
ハーフ3内の四隅にディスク5の外周5aの4箇所を支
持する4個の支持部材24a〜24dが取付けられてい
る。これらの支持部材24a〜24dは合成樹脂等にて
成形されたものであって、左右各一対24aと24b、
24cと24dは互いに対称形状をなしている。そして
これらの支持部材24a〜24dは図4〜図6に示す如
く断面がほゞコ形をなす支持部25に扇形ギヤ26を一
体に設けたものであり、扇形ギヤ26の中心に設けられ
た軸挿通孔27によって例えば下ハーフ3内の四隅に一
体に設けられた4個の支点軸28に挿入されている。そ
してこれらの支持部材24a〜24dは図6及び図7に
示す如く各々ディスク5の外周5aにたいして実線で示
す支持位置と1点鎖線で示す非支持位置との間ほゞ90
°の回転角θで矢印e及びf方向に回動自在に構成され
ている。なお図5及び図7に示す如く各支持部25の上
下一対の支持片25a、25bで図7で矢印e方向側の
端部には上下一対のテーパー面29が設けられており、
また図7に示す如くディスク5の外周5aにも上下一対
のテーパー面30が設けられている。そして図5〜図7
に示す如く各支持部25は上下ハーフ2、3の内面2
b、3bに設けられた上下一対の扇形の凹部(座ぐり)
31、32内に収容されて矢印e及びf方向に回動され
るように構成されている。 【0017】次に、以上の如く構成されたディスク5の
支持装置によれば、ディスクカートリッジ1の保管時等
の非使用時においては、図1に示す如く4個の支持部材
24a〜24dが全て矢印e方向に回動されて支持位置
へ移動され、これらの各支持部25が図6及び図7に実
線で示す如くディスク5の外周5aの上下に挿入され
て、上下一対の支持片25a、25b間でディスク5の
外周5aの4箇所が上下から挟持されて支持される。こ
の結果、ディスク5は図3(A)に示す如く上下ハーフ
2、3の内面2b、3bに対して上下に隙間33、34
を有する状態で上下ハーフ2、3の上下中間位置に浮か
された状態に支持される。 【0018】従って、ディスクカートリッジ1の非使用
時においては、上下ハーフ2、3の上下中間に浮かされ
たディスク5が上下ハーフ2、3内で上下方向及び水平
方向の何れにも移動(バタつくこと)することが出来な
いので、その移動によってディスク5の上下両記録面が
上下ハーフ2、3の内面2b、3b等に衝突して傷つい
たり、不快な衝突音を発生したりすることが全くない。 【0019】なお、ディスクカートリッ1がディスクプ
レーヤに装着されると、図2に示す如く4個の支持部材
24a〜24dが全て矢印f方向に回動されて非支持位
置へ移動され、これらの各支持部25が図6及び図7に
1点鎖線で示す如くディスク5の外周5aから外され
て、ディスク5の支持が解除される。そして図3(B)
に示す如くディスクカートリッ1はカートリッジ装着部
材39によってディスクプレーヤ内の所定のカートリッ
ジ装着位置へ装着されて、上下ハーフ2、3の中央開口
7a、7b内に上下から挿入されたターンテーブル40
とクランパー41とによってディスク5の中心孔6の周
辺部分が上下から挟持される。そしてこのディスクカー
トリッジ1の使用状態でも、ディスク5は図3(B)に
示す如く上下ハーフ2、3の内面2b、3bに対して上
下に隙間33、34を有する状態で上下ハーフ2、3の
上下中間に浮かされた状態でターンテーブル40によっ
て回動駆動される。 【0020】ところで、このディスク5の支持装置によ
れば、4個の支持部材24a〜24dを各々支点軸28
を中心に矢印e及びf方向に回転させる回転方式に構成
したので、これらの支持部材24a〜24dをディスク
5の外周に対して円弧運動により斜めに挿入することが
出来るから、ディスク5の外周5aに対する支持部材2
4a〜24dの挿入を極めてスムーズに行える。また4
個の支持部材24a〜24dを単に、後述するリンク4
7a、47b等にて連結させておくだけで、これらの支
持部材24a〜24dを極めて簡単に連動して極めてス
ムーズに回動させることが出来て、機構が非常に簡単に
なる。 【0021】また特に、図6に実線で示す如く支持部材
24a〜24dが支持位置へ回動された時に、これらの
支持部25がディスク5の外周5aの接線P1 に対して
ほゞ直角な基準線P2 上に位置されるように構成した
が、このように構成すれば、支持部材24a〜24dの
回転角θにバラツキが生じても、ディスク5の外周5a
に対する支持部25の挿入量l1 が大きく変化すること
がない。従って、支持部材24a〜24dの回転角θの
バラツキによって支持部25がディスク5の外周5aに
必要以上に挿入されて、ディスク5の記録面を傷つける
ようなことが全くない。 【0022】また、図6及び図7に示す如く支持部材2
4a〜24dの支持部25を上下ハーフ2、3の内面2
b、3bに設けた上下一対の凹部31、32内で移動さ
せる上に、支持部25の上下一対の支持片25a、25
bにテーパー面29を設け、更にディスク5の外周5a
にもテーパー面30を設けたことにより、支持部25が
ディスク5の外周5aに矢印e方向から挿入される際
に、これらのテーパー面29、30によってディスク5
の外周5aが上下一対の支持片25a、25b間に極め
てスムーズに誘導されるので、ディスク5の外周5aを
傷つけたり、ディスク5の支持が不能になったりするこ
となく、支持部材24a〜24dによってディスク5を
極めてスムーズかつ確実に支持して浮かすことが出来
る。 【0023】次に、図1〜図4及び図8〜図10によっ
てシャッター14及び4個の支持部材24a〜24dの
駆動機構を説明する。 【0024】先ず、図1、図2及び図4に示す如く、カ
ートリッジ4の左右一対のガイド溝10a、10bの前
端部側に合成樹脂等にて成形された左右一対の摺動部材
43a、43bが前後方向である矢印g、h方向に摺動
自在に取付けられている。なおこれら両摺動部材43
a、43bは左右対称状をなしていて両ガイド溝10
a、10bの溝底部に沿って設けられた左右一対の摺動
溝44a、44b内に沿って両ガイド溝10a、10b
の前端側のほゞ1/2の長さの範囲内で矢印g、h方向
に摺動される。そしてこれら両摺動部材43a、43b
の内側には平行な一対のラック45a、45bが一体に
設けられている。また前記シャッター14が取付けられ
ている摺動部材19の内側にもラック46が一体に設け
られている。また前記4個の支持部材24a〜24dの
うち左右各一対24aと24b、24cと24dが合成
樹脂等にて成形された左右一対のリンク47a、47b
によって互いに連結されている。なおこの場合両リンク
47a、47bも左右対称をなしていてこれらの前後両
端は支持部材24aと24b、24cと24dの各扇形
ギヤ26に一対のピン48a、48bを介して枢支連結
されている。 【0025】そして、一方の摺動部材43aのラック4
5aとシャッター14が取付けられている摺動部材19
のラック46とが図1、図2及び図8に示す如く4個の
ギヤ49a〜49dからなるギヤトレイン50によって
連結されている。また一方の摺動部材43aのラック4
5aと一側方でかつ前部側の支持部材24aの扇形ギヤ
26とがギヤ49a、49eを介して連動されている。
なおこの場合ギヤ49a、49b及び49eは一体形ギ
ヤに構成されていて、この一体形ギヤ49a、49b及
び49eと他の2つのギヤ49c、49dとは例えば下
ハーフ3の内面3b上に一体に設けられた3つの支軸5
1a、51b、51c、に回転自在に取付けられてい
る。 【0026】また、他方の摺動部材43bのラック45
bと他側方でかつ前部側の支持部材24cの扇形ギヤ2
6とが図1、図2及び図4に示す如く2個のギヤ53
a、53bからなるギヤトレイン54によって連動され
ている。なお両ギヤ53a、53bとこれらの中間に配
置されたギヤ53cとが一体形ギヤに構成されていて、
そのギヤ53cには別のギヤ55が噛合されている。そ
してこの一体形ギヤ53a、53b及び53cと他のギ
ヤ55とは例えば下ハーフ3の内面3b上に一体に設け
られた2つの支軸56a、56bに回動自在に取付けら
れている。なお一体形ギヤ49a、49bおおび49e
と53a、53b及び53cとは互いに同一部品であ
る。 【0027】そして、ギヤトレイン50の中間に配置さ
れているギヤ49とギヤトリエン54に噛合わされてい
るギヤ55とは合成樹脂等にて成形された同一部品であ
り、これらのギヤ49c、55には一対の捩りばね57
a、57bが取付けられている。 【0028】即ち、図9及び図10に示す如く、ギヤ4
9c、55には支軸51b、56bの外周に挿入された
ボス58と上面の外周に設けられた円環状をなすリブ5
9とが一体に設けられていて、ボス58とリブ59との
間には円環状をなす凹部60が形成されている。一方両
捩りばね57a、57bは例えば捩りコイルばねや渦巻
きばね等にて形成されていて、これらの捩りばね57
a、57bのコイル状をなす捩り作用部61がボス58
の外周で凹部60内に巻装されている。そしてこれらの
捩りばね57a、57bの一端62aはギヤ49c、5
5に設けられたばね係止部63に係止され、他端62b
は例えば下ハーフ3の内面3bに一体に設けられたピン
等のばね係止部64に係止されている。 【0029】そして、両捩りばね57a、57bの捩り
作用部61による捩り反発力により、両ギヤ49c、5
5が図1で矢印i方向に回動付勢されている。そして両
ギヤ49c、55の回動力はギヤトレイン50、54を
介して摺動部材43a、43b及び19のラック45
a、45b及び46と、両支持部材24a、24cの扇
形ギヤ26とに伝達されて、左右一対の摺動部材43
a、43bが図1で矢印h方向に摺動付勢され、摺動部
材19を介してシャッター14が図1で矢印b方向に摺
動付勢され、前部側の左右一対の支持部材24a、24
cが図1で矢印e方向に回動付勢される。なお後部側の
左右一対の支持部材24b、24dは一対のリンク47
a、47bによって前部側の左右一対の支持部材24
a、24cに連動されているから、これら後部側の左右
一対の両支持部材24b、24dも図1で矢印e方向に
回動付勢される。 【0030】なお、図9に示す如く、両ギヤ49c、5
5の角ボス58の上端部材58aは上ハーフ2の内面2
bに設けられた円形の凹部(座ぐり)65内に挿入され
ている。 【0031】次に、以上の如く構成された駆動機構によ
れば、ディスクカートリッジ1の保管時等の非使用時に
おいては、図1に示す如く両摺動部材43a、43bが
矢印h方向へ摺動されてカートリッジ4の前端部4a側
へ復動されている。そしてこれに連動してシャッター1
4が矢印b方向へ摺動されて閉蓋位置へ復動されて、図
12に示す如く両シャッター板15a、15bによって
両前部開口8a、8bが閉塞されている。またこれと同
様に4個の支持部材24a〜24dが図1で矢印e方向
に回動されて、図3(A)に示す如くディスク5が上下
ハーフ2、3の上下中間位置に浮かされた状態に支持さ
れている。 【0032】次に、ディスクカートリッジ1はディスク
プレーヤに装着されて使用されるが、この際図2に示す
如く、ディスクカートリッジ1をディスクプレーヤ内に
矢印j方向に水平に挿入すると、ディスクプレーヤ内に
設けられている左右一対の解除用突起67a、67bが
カートリッジ4の左右一対のガイド溝10a、10b及
び摺動溝44a、44b内に相対的に挿入される。する
とこれら両解除用突起67a、67bが左右一対の摺動
部材43a、43bを両捩りばね57a、57bのばね
力に抗して矢印g方向に押し、両ラック45a、45b
が両ギヤトレイン50、54を駆動する。 【0033】即ち、一方のラック45aはギヤトレイン
50のギヤ49aを矢印k方向に回転する。すると、ギ
ヤ49bによりギヤ49c、49dが夫々矢印m、n方
向に回転されて、ギヤ49cによりラック46が駆動さ
れて、摺動部材19を介してシャッター14が矢印c方
向に摺動されて開蓋位置に往動され、カートリッジ4の
両前部開口8a、8bが開放される。またこれと同時
に、ギヤ49eにより扇形ギヤ26を介して前部側の一
方の支持部材24aが矢印f方向に回動され、一方のリ
ンク47aが矢印o方向に摺動されて後部側の他方の支
持部材24bも矢印f方向に回動される。また他方のラ
ック47bはギヤトレイン54のギヤ53aを矢印q方
向に回転し、ギヤ53bにより扇形ギヤ26を介して前
部側の他方の支持部材24cが矢印f方向に回動され、
他方のリンク47b矢印r方向に移動されて後部側の他
方の支持部材24dも矢印f方向に回動される。このよ
うにして4個の支持部材24a〜24dが同時に矢印f
方向に回動されて、ディスク5の支持が解除される。な
おこの際、ギヤ53cによってギヤ55は矢印s方向に
回転される。そして両ギヤ49c、55の矢印m、s方
向に回転によって、図9及び図10に1点鎖線で示す如
く両捩りばね57a、57bの捩り作用部61がボス5
8の外周部で捩り上げられて小径状態に変化し、これら
両捩りばね57a、57bにシャッター14、両摺動部
材43a、43b、4個の支持部材24a〜24dの全
ての復動力がチャージされる。 【0034】そして、図2で矢印j方向へのディスクカ
ートリッジ1の挿入完了後に、このディスクカートリッ
ジ1は図3(B)の如くカートリッジ装着部材39によ
って所定のカートリッジ装着位置へ装着されて、4個の
支持部材24a〜24dによる支持が解除されたディス
ク4がターンテーブル40上に装着されると共に、記録
及び/又は再生用のヘッド(図示せず)が例えば下ハー
フ3側の前部開口8b内に挿入されてディスク5の下部
記録面に近接される。そしてこの後、ターンテーブル4
0によってディスク5が上下ハーフ2、3内で回転駆動
されると共に、上記ヘッドがディスク5の下部記録面を
半径方向に走査して、その下部記録面の所望の記録又は
再生が行われることになる。 【0035】なお、ディスクカートリッジ1がそのA、
B面(上下ハーフ2、3)を上下逆向きにしてディスク
プレーヤ内に挿入された時には、一方の解除用突起67
aが他方の摺動部材43bを、他方の解除用突起67b
が一方の摺動部材43aを矢印h方向に押すだけであ
り、前述したシャッター14の開蓋動作及び4個の支持
部材24a〜24dの解除動作は全く同様に行われる。
そしてディスクカートリッジ1のA、B面の反転によ
り、この時にはディスク5の上部記録面の記録又は再生
が行われる。 【0036】そして、ディスク5の記録又は再生後に、
図2に示す如く、ディスクカートリッジ1がディスクプ
レーヤ外へ矢印t方向に排出されると、両解除用突起6
7a、67bが両ガイド溝10a、10b及び両摺動溝
44a、44b外へ矢印h方向に相対的に抜き取られ
る。すると、両捩りばね57a、57bにチャージされ
ているばね力により、両摺動部材43a、43bが矢印
h方向に復動され、これに連動してシャッター14が矢
印b方向に摺動されて閉蓋位置へ復動されて、両前部開
口8a、8bが再び閉際されると同時に、4個の支持部
材24a〜24dが同時に矢印e方向に回動されて、デ
ィスク5が再び上下ハーフ2、3の上下中間位置に浮か
された状態に支持される。 【0037】ところで、この駆動機構によれば、ギヤト
レイン50とリンク47aとを用いたことにより、一方
の摺動部材43aの矢印g方向への摺動によりシャッタ
ー14の矢印c方向への開蓋動作と、一対の支持部材2
4a、24bの矢印f方向への解除動作とからなる互い
に移動方向及び移動量が異なる2種の動作を同時に、し
かも極めて円滑に行うことが出来る。またギヤトレイン
54とリンク47bとを用いたことにより、他方の摺動
部材43bの矢印g方向への摺動により一対の支持部材
24c、24dの矢印f方向への解除動作が極めて円滑
に行われる。また一対の捩りばね57a、57bは、シ
ャッター14、一対の摺動部材43a、43b及び4個
の支持部材24a〜24dの全ての部品の復動用ばねを
構成している。従って、この駆動機構は構造が非常に簡
単でしかも動作が非常にスムーズである。また特に、一
方の摺動部材43aとシャッター14とをギヤトレイン
50によって連動したことにより、摺動部材43aの移
動量をシャッター14の移動量に関係なく(シャッター
14の移動量によって摺動部材43aの移動量が拘束さ
れないこと。)選ぶことが可能であり、設計及び製造が
非常に容易である。またシャッター14及び一対の支持
部材24a、24bを駆動する摺動部材43aと、一対
の支持部材24a、24bのみを駆動する摺動部材43
bとを左右対称状に配置したことにより、シャッター1
4を一方向である矢印c方向にのみ片開きする構造であ
りなが、ディスクプレーヤ側に左右一対の解除用突起6
7a、67bを設けておくだけ、ディスクカートリッジ
1をディスクプレーヤ内に挿入する際、そのA、B面を
反転しても、シャッター14をディスクカートリッジ1
に対して常に同一方向(矢印c方向)に開蓋駆動するこ
とが出来る。つまり、シャッター14を一方向に片開き
する構造は、ディスクカートリッジ1のA、B面を反転
するとシャッター14の開蓋方向が左右逆方向となるこ
とから、シャッター14を左右何れの方向へも開蓋駆動
出来るようにディスクプレーヤ内に左右一対のシャッタ
ー開蓋駆動機構を設けなければならないから、この駆動
機構によればその必要がなく、機構が非常に簡単にな
る。 【0038】また、この駆動機構によれば、図9に示す
如く捩りばね57aのコイル状をなす捩り作用部61を
ギヤ49cと上ハーフ2との間で上下から挟んだ状態
で、ギヤ49cのボス58の外周の係止しているので、
シャッター14が閉蓋位置と開蓋位置との間で往復動さ
れても、その捩り作用部61はカートリッジ1内で大き
く移動することが全くない。またその捩り作用部61が
バラけてカートリッジ1内の他の部品に不測に引っかか
るようなことも全くない。なおこの際、ギヤ49c上の
外周に設けたリブ59は、その捩り作用部61がカート
リッジ1内の他の部品に不測に引っかかることを更に困
難なものにしている。つまり捩り作用部61をギヤ49
cの直径を有効に利用してそのギヤ49c上に巻装して
いる捩りばね57aの取付け構造は非常にコンパクトで
あり、その捩りばね57aの取付けスペースを非常に小
さく出来る。更にまた、ギヤ49cのボス58の上端部
58aを上ハーフ2の内面2bに設けた凹部65内に挿
入しているので、ギヤ49cが図2で矢印m、s方向に
回転されて捩りばね57aの捩り作用部61が図9及び
図10に一点鎖線で示す如く捩り上げられて小径状態に
変化される際に、その捩り作用部61がボス58の上端
部58aと上ハーフ2の内面2bとの間の隙間内に入り
込んでロックされてしまい、捩りばね57a、57bの
ばね作用(特に戻し動作)が不能になるようなことが全
くない。従って捩りばね57aの動作を常に確実に行え
るので、シャッター14の開閉動作を常に極めて確実か
つスムーズに行える。 【0039】また、この駆動機構によれば、特に、一方
の捩りばね57aをギヤトレイン50の中間ギヤを構成
している比較的大きな直径のギヤ49c上に取付けてい
る。即ち、図1に示す如くギヤトレイン50中のギヤの
うち、シャッター14側に配置されたギヤ49dはシャ
ッター14のラック46を駆動するピニオンであり、そ
のギヤ49dは両前部開口8a、8bに近接される関係
でスペース的に余裕がないばかりか、ラック46の移動
量を考慮すると必然的にそのギヤ49dの直径は小さく
なる。また同様に摺動部材43a側に配置されたギヤ4
9aも摺動部材43aのラック45aを駆動するピニオ
ンであり、ラック45aの移動量を考慮すると必然的に
そのギヤ49aの直径も小さくせざるを得ない。これに
対して中間に配置されているギヤ49cは上記の如き制
約がなくそのギヤ49cの直径を比較的大きくすること
が出来る。そしてそのギヤ49cの直径が大きくなれ
ば、そのギヤ49c上に取付ける捩りばね57aの捩り
作用部61の直径を大きくすることが出来るので、シャ
ッター14及び一対の支持部材24a、24bの動きに
対する捩りばね57aの捩り作用部61の直径の変化量
を小さくすることが出来て、シャッター14及び一対の
支持部材24a、24bの復動動作を常に極めてスムー
ズに行うことが出来る。なおこの際、リンク47aに引
張ばね等をかけてシャッター14及び一対の支持部材2
4a、24bを復動付勢させることも考えられるが、そ
のように構成した場合は、リンク47aに撓みが生じ易
く、リンク47aを安価な合成樹脂成形品で構成するこ
とが出来なくなり好ましくない。 【0040】また、この駆動機構によれば、4個の支持
部材24a〜24dのうち、左右各一対24aと24
b、24cと24dとを各々リンク47a、47bで連
結した2連式構造に構成し、こんお2連の支持部材24
a、24bと24c、24dとを左右一対の摺動部材4
3aか43bで駆動するように構成している。この際、
4個の支持部材24a〜24dを全てリンクで連結した
4連式構造に構成して、1つの摺動部材43a、43b
で駆動することも考えられるが、そのように構成した場
合は、加工誤差等による4個の支持部材24a〜24d
の工程差の集積率が大きくなって、これらの支持部材2
4a〜24dに大きなガタツキや動作不良状態が生じ易
くなる。しかしながら上記2連式構造の採用により、加
工誤差等による4個の支持部材24a〜24dの工程差
の集積率が小さくなるので、これらの支持部材24a〜
24dのガタツキは小さくかつこれらは極めて正確に動
作する。 【0041】以上、本発明の実施例に付き述べたが、本
発明は実施例に限定されることなく、本発明の技術的思
想に基づいて各種有効な変更が可能である。 【0042】また本発明は、ドローディスクを収納した
ディスクカートリッジに限られることなく、各種の記録
及び/又は再生用のディスクを収納したディスクカート
リッジに適用可能である。 【0043】 【発明の効果】本発明は上述の通り構成されているの
で、次のような効果を奏する。 【0044】(1) 断面がほぼコ字状をなすシャッタ
ーの薄板状側面板をビスの軸心方向における肉厚の大き
摺動部材の側面に上下ハーフの上下面と平行な方向か
らビス止めすることにより、カートリッジの上下方向で
ある厚みの方向に対して直角な方向の深さを利用して、
シャッター取付け用のビスをこのビスの軸心方向におけ
る肉厚の大きい摺動部材に捩じ込むことができるように
し、そのビスの長さがカートリジの厚みに影響を与える
ことがないように構成したので、カートリッジを容易に
薄型化することができる。 【0045】(2) 断面がほぼコ字状をなすシャッタ
ーは、シャッター全体が単一部品であるから、そのシャ
ッターの1つの面である薄板状側面板ビスの軸心方向
における肉厚の大きい摺動部材の1つの面である側面
ビス止めするだけで、シャッター全体をビスの軸心方向
における肉厚の大きい摺動部材にビス止めすることがで
きるので、必要なビスの本数及びビス止め工程数を最小
にできて、シャッター全体の組立て及び分解を極めて簡
単に行えると共に、ビスの本数を最小にできることによ
る低コスト化を図ることができる。 【0046】(3) カートリッジの上下ハーフを分解
する際、断面がほぼコ字状をなすシャッターの1つの面
である薄板状側面板のビスを外して、シャッター全体を
カートリッジから上下ハーフの上下面と平行な方向に一
度に引き抜くだけで、カートリッジの上下ハーフを簡単
かつ迅速に分解できるので、ディスクカートリッジ全体
の分解、修理及び再組立てを極めて簡単に行える。な
お、この点は、シャッターの高頻度交換が必要な場合に
特に有利に作用する。すなわち、シャッターの取付けに
ビスを使用するために、ビスの軸心方向における肉厚の
大きい摺動部材側に損傷を与えるおそれがほとんどな
い。また、シャッターがカートリッジから不測に外れる
ような不都合もほとんど起こらない。 【0047】(4) 断面がほぼコ字状をなすシャッタ
ーの薄板状側面板をビスの軸心方向における肉厚の大き
摺動部材の側面にビス止めしているので、シャッター
の上下面にはビスによる突起が全くできない。従って、
ディスクカートリッジをディスクプレーヤに装着する際
に引っかかる部分がなくて、ディスクプレーヤにスムー
ズに装着することができる。 【0048】(5) シャッターはビスの軸心方向にお
ける肉厚の大きい摺動部材によってガイド部に沿って極
めて円滑に摺動できるので、シャッターを軽く開蓋でき
ると共に、寿命が長く、信頼性も高い。(6) ビスの軸心方向における摺動部材の厚みを、ビ
スを摺動部材にその側面から螺着させてシャッターを摺
動部材に固着させた状態においてビスの先端が摺動部材
から突出しないような大きな肉厚に構成したので、シャ
ッターのうちでも比較的面積の小さな1つの面である側
面板を摺動部材の1つの面である側面にビス止めするだ
けであるにもかゝわらず、少ない本数のビスでもってシ
ャッターを摺動部材に強固に固着することができ、ま
た、ガイド部に沿った摺動部材の摺動を長期間にわたっ
て安定した状態で円滑かつ確実に行うことができ、さら
には、ビスの先端によりディスクを損傷させる恐れがな
い。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明によるディスクカートリッジの非使用時
をカートリッジの上ハーフを取り除いた状態で示した平
面図である。 【図2】本発明によるディスクカートリッジの使用時を
カートリッジの上ハーフを取り除いた状態で示した平面
図である。 【図3】(A) 図1のA−A線矢視による断面図であ
る。 (B) 図2のB−B線矢視による断面図である。 【図4】図1のC−C線矢視による拡大断面図である。 【図5】下ハーフ上への支持部材の取付け構造を示す要
部の分解斜視図である。 【図6】図5に示す要部の平面図である。 【図7】図6のD−D線矢視による断面図である。 【図8】図1のE−E線矢視による拡大断面図である。 【図9】図8の要部の拡大断面図である。 【図10】図9のF−F矢視による拡大図である。 【図11】カートリッジへのシャッターの取付け構造を
示す分解斜視図である。 【図12】図1のG−G線矢視による拡大断面図であ
る。 【符号の説明】 1 ディスクカートリッジ 2 上ハーフ 3 下ハーフ 4 カートリッジ 4a 前端部 5 ディスク 8a 前部開口 8b 前部開口 14 シャッター 15a シャッター板 15b シャッター板 16 側面板 17 中間部 18 ガイド軸(ガイド部) 19 摺動部材 19a 側面 21 ビス挿通孔 22 ビス
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−94277(JP,A) 特開 昭61−16081(JP,A) 特開 昭59−75467(JP,A) 特開 昭59−72687(JP,A) 特開 昭58−212665(JP,A) 特開 昭60−43279(JP,A) 実開 昭58−122276(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.上下ハーフからなるカートリッジ内にディスクを回
    転自在に収納し、 上記上下ハーフの少くとも一方ヘッド挿入用の開口を
    設け、 一対の薄板状シャッター板とこれら一対の薄板状シャッ
    ター板を互いに連結する薄板状側面板とからなる断面が
    ほゞコ字状のシャッターにて上記ヘッド挿入用開口を開
    閉するように構成したディスクカートリッジにおいて、 上記カートリッジの一端部に沿ってこのカートリッジ
    ガイド部を設け、 このガイド部に沿って摺動する摺動部材を設けると共
    に、上記薄板状側面板 にビス挿通孔を設けて、上記 一対の薄板状シャッター板間に上記カートリッジを
    挾み込むように、このカートリッジの上記一端部から上
    記シャッターを上記カートリッジに嵌合させると共に、 上記薄板状側面板の上記ビス挿通孔にこの嵌合方向に挿
    通させたビスを上記摺動部材その側面から螺着させて
    上記シャッターを上記摺動部材に固着させるように構成
    し、 上記摺動部材の上記嵌合方向における厚みを、この固着
    状態において上記ビスの先端が上記摺動部材から突出し
    ないような大きな肉厚に構成 したディスクカートリッ
    ジ。
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