JP2720700B2 - 車両制御装置 - Google Patents

車両制御装置

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JP2720700B2
JP2720700B2 JP4100717A JP10071792A JP2720700B2 JP 2720700 B2 JP2720700 B2 JP 2720700B2 JP 4100717 A JP4100717 A JP 4100717A JP 10071792 A JP10071792 A JP 10071792A JP 2720700 B2 JP2720700 B2 JP 2720700B2
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俊治 古川
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Toyota Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機における複
数のシフトレンジの選択を電気的な制御で実現する機能
と、車両を所定の駐車区画に誘導する自動駐車機能とを
備えた車両制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の機能を備えた車両制御装置はす
でに種々のものが提案されている。本出願人において
も、例えば平成3年実用新案登録願第82034号で提
出した明細書及び図面に示されている自動駐車装置を提
案している。この装置においては変速機のシフトレバー
がパーキングレンジのポジションにあり、かつシステム
スイッチがオンされたときに自動駐車システムを作動さ
せて自動駐車のための制御を開始するように構成されて
いる。これにより運転者が誤って前記システムスイッチ
を操作しても自動駐車システムの誤動作が防止される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが自動駐車シス
テムの作動中に運転者が誤ってシフトレバーをパーキン
グレンジ以外のレンジポジションに操作すると、変速機
がそのシフトレンジに切換えられてしまう。この結果、
車両が運転者の意思に反した動きをすることとなる。
【0004】本発明の技術的課題は、自動駐車中にレン
ジセレクトスイッチがパーキングレンジ以外のレンジに
切換えられても、それが運転者の誤操作である場合は自
動駐車のための制御を続行し、運転者の意思による場合
にのみ自動変速機のシフトレンジを通常のように切換え
制御して車両が運転者の意思に反して動くのを防止する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の車両制御装置は次のように構成されてい
る。すなわちレンジセレクトスイッチの切換え操作によ
るレンジ信号に応じて自動変速機のシフトレンジを切換
えるための電気信号を出力するレンジ制御部と、前記レ
ンジセレクトスイッチがパーキングレンジに切換えら
れ、かつ自動駐車開始スイッチがオンされたときに車両
を所定の駐車区画に誘導するための電気信号を出力する
自動駐車制御部とを備えた車両制御装置において、前記
レンジ制御部にはフットブレーキが操作されたことを検
出するブレーキ検出器からの検出信号が入力され、しか
もこのレンジ制御部は前記自動駐車制御部の制御による
自動駐車中に前記レンジセレクトスイッチからパーキン
グレンジ以外のレンジ信号が入力された場合、前記フッ
トブレーキが操作されているときにのみ自動変速機のシ
フトレンジをそのときのレンジ信号に応じて切換え制御
する機能を備えている。
【0006】
【作用】この構成において、自動駐車中にレンジセレク
トスイッチがパーキングレンジ以外のレンジに切換えら
れても、その時点でフットブレーキが操作されていなけ
れば自動駐車のための制御が続行され、車両の動きが不
意に変化することを回避する。一方、このような時点で
フットブレーキが操作されたということは、運転者が自
動駐車制御の続行に何らかの不都合を感じてこれを中断
しようとする意思の反映であるから、この場合は運転者
の意思にしたがって自動変速機のシフトレンジを通常の
ように切換え制御する。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例を図面にしたがって説明
する。図1に本実施例の制御系統図が示されている。こ
の図面において自動変速機のシフトレンジを切換え制御
するためのレンジ制御部(SBW・ECU)10及び自
動駐車システムを作動制御する自動駐車制御部(APS
・ECU)20は共にマイクロコンピュータが使用され
ている。
【0008】まずレンジ制御部10には、シフトレバー
の操作などによって切換えられるレンジセレクトスイッ
チ12のレンジ信号(接点信号)及びフットブレーキが
踏込み操作されたときにオンとなるブレーキ検出器とし
てのブレーキスイッチ14のオンオフ信号がそれぞれ入
力される。そしてこのレンジ制御部10からは、前記レ
ンジセレクトスイッチ12のレンジ信号に対応した制御
信号が自動変速機30におけるレンジ切換用モーター1
6の駆動回路及び前記自動駐車制御部20にそれぞれ出
力される。なおこのモーター16の駆動により自動変速
機30のレンジ切換弁(マニュアルバルブ)が切換えら
れ、これによって周知のように自動変速機30のライン
油圧の供給が切換えられて各シフトレンジを設定するた
めの摩擦係合装置の係合及び解放が制御されるのであ
る。
【0009】一方、前記自動駐車制御部20には車両の
速度を検出する車速センサ22、駐車区画である車庫な
どの位置や障害物を検出する物体検出センサ26及びス
テアリング32の操作角を検出する操舵角センサ24か
らのそれぞれの検出信号と、自動駐車開始スイッチ27
のオンオフ信号とが入力される。この自動駐車制御部2
0は、前記物体検出センサ26からの検出信号に基づき
車両と車庫などとの相対位置を演算し、この演算結果と
前記操舵角センサ24からの検出信号とに基づく制御信
号によりステアリング32の操舵アクチュエータ29を
駆動してステアリング制御を行う。またこれと並行して
前記レンジ制御部10に制御信号を送り、自動変速機3
0のシフトレンジを切換え制御するとともに、電子制御
ブレーキブースタ28を制御して車両の制動制御を行
う。
【0010】前記構成においてレンジセレクトスイッチ
12が切換え操作され、それに伴うレンジ信号に応じて
前記レンジ制御部10から出力される制御信号に基づき
自動変速機30のシフトレンジが選択される。またこの
制御信号は前記自動駐車制御部20にも送られ、このレ
ンジセレクトスイッチ12がパーキングレンジに切換え
られ、かつ前記自動駐車開始スイッチ27がオンに操作
されると、自動駐車制御部20から自動駐車のための制
御信号が前記操舵アクチュエータ29、電子制御ブレー
キブースタ28及びレンジ制御部10に出力される。
【0011】そこでこの自動駐車のための制御と自動変
速機30のシフトレンジ切換え制御とを、前記レンジ制
御部10の処理内容を表した図2のフローチャートによ
り詳細に説明する。
【0012】まずステップS1においてレンジセレクト
スイッチ12のレンジ信号がパーキング(P)レンジ信
号か否かを判断し、この判断結果がイエスの場合はさら
に次のステップS2において自動駐車開始スイッチ27
がオンか否かを判断する。この判断結果もイエスの場
合、つまりレンジセレクトスイッチ12がPレンジに切
換えられ、かつ開始スイッチ27がオンに操作されてお
れば、ステップS3において自動駐車のための制御を実
行するとともに、自動駐車制御の許可フラグFL
「1」に設定する。なおこの自動駐車制御の実行によ
り、車両と車庫などとの位置関係に基づいて車両の前
進、後進及び旋回が制御されて車両が車庫内へ自動誘導
される。
【0013】前記ステップS1での判断結果がノーの場
合、すなわちレンジセレクトスイッチ12のレンジ信号
がPレンジ以外の場合はステップS4に移行し、前記フ
ラグFL =1か否かを判断する。自動駐車制御中であれ
ばこのステップS4の判断結果はイエスであるため、こ
の場合はさらに次のステップS5に進み、ここで再びレ
ンジセレクトスイッチ12のレンジ信号がPレンジ以外
であるか否かを判断する。Pレンジ以外であればステッ
プS6に進んで、前記フラグFL を「0」に設定する。
【0014】引き続きステップS7において前記ブレー
キスイッチ14からの検出信号に基づき、フットブレー
キが踏込み操作されているか否かを判断する。この判断
結果がイエスの場合は、自動駐車制御を中断しようとす
る運転者の意思が働いたものとしてステップS8に進
み、ここで自動変速機30のシフトレンジを通常のよう
に切換え制御する。なおフットブレーキが踏込み操作さ
れていない場合は、レンジセレクトスイッチ12のPレ
ンジ以外への操作を運転者の誤操作と見なしてステップ
S10に進み、自動変速機30のシフトレンジをPレン
ジに切換え制御する。ただしフットブレーキを踏込まな
い限り、Pレンジとそれ以外のレンジとの間の切換えを
不能とするシフトロック機能を備えている場合は前記ス
テップS10でのPレンジへの切換え処理を、運転者へ
の警告処理に代える。
【0015】前記ステップS2での判断結果がノーの場
合、つまり自動駐車開始スイッチ27がオフの場合は前
記ステップS6に移行し、以下前記と同様の処理を行
う。また前記ステップS5における判断結果がノーの場
合、つまりレンジセレクトスイッチ12のレンジ信号が
Pレンジの場合はステップS9に移行し、ここで再び前
記フラグFL =1か否かを判断する。この判断結果がイ
エスの場合は自動駐車制御を実行するために前記ステッ
プS3に移行する。また判断結果がノーの場合はレンジ
セレクトスイッチ12のレンジ信号がPレンジであって
も自動駐車のための制御中ではないので、通常のレンジ
切換え制御のためのステップに移行して循環処理を続け
る。なおこれは前記ステップS3,S8,S10での処
理を終えた後も同様である。
【0016】このように本実施例では、自動駐車中にレ
ンジセレクトスイッチ12がPレンジ以外のレンジに切
換えられても、その時点でフットブレーキが踏込み操作
されていなければ自動駐車のための制御が続行される。
しかし運転者が自動駐車制御の続行を中断する意思をも
ってレンジセレクトスイッチ12をPレンジ以外のレン
ジに切換えた場合は、その時点でフットブレーキが踏込
み操作されているはずであり、この場合は運転者の意思
にしたがって自動変速機30のシフトレンジが通常のよ
うに切換え制御される。
【0017】
【発明の効果】このように本発明は、自動駐車中にレン
ジセレクトスイッチがパーキングレンジ以外のレンジに
切換えられても、それが運転者の誤操作によるものか意
思によるものかで自動駐車のための制御が続行され、あ
るいは自動変速機のシフトレンジが通常のように切換え
制御されるため、車両の動きは常に運転者の意思に応じ
た適正なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の制御系統図である。
【図2】本実施例の処理内容を表したフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 レンジ制御部 12 レンジセレクトスイッチ 14 ブレーキ検出器(ブレーキスイッチ) 20 自動駐車制御部 27 自動駐車開始スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンジセレクトスイッチの切換え操作に
    よるレンジ信号に応じて自動変速機のシフトレンジを切
    換えるための電気信号を出力するレンジ制御部と、前記
    レンジセレクトスイッチがパーキングレンジに切換えら
    れ、かつ自動駐車開始スイッチがオンされたときに車両
    を所定の駐車区画に誘導するための電気信号を出力する
    自動駐車制御部とを備えた車両制御装置において、 前記レンジ制御部にはフットブレーキが操作されたこと
    を検出するブレーキ検出器からの検出信号が入力され、
    しかもこのレンジ制御部は、前記自動駐車制御部の制御
    による自動駐車中に前記レンジセレクトスイッチからパ
    ーキングレンジ以外のレンジ信号が入力された場合、前
    記フットブレーキが操作されているときにのみ自動変速
    機のシフトレンジをそのときのレンジ信号に応じて切換
    え制御する機能を備えていることを特徴とした車両制御
    装置。
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JP6551368B2 (ja) * 2016-11-08 2019-07-31 トヨタ自動車株式会社 車両制御装置
JP6828580B2 (ja) * 2017-04-28 2021-02-10 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置
CN111795138B (zh) * 2020-06-12 2022-04-29 北京汽车股份有限公司 换挡控制方法、***及车辆
JP2022142442A (ja) 2021-03-16 2022-09-30 本田技研工業株式会社 車両制御装置

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